JPH01256783A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH01256783A
JPH01256783A JP8341188A JP8341188A JPH01256783A JP H01256783 A JPH01256783 A JP H01256783A JP 8341188 A JP8341188 A JP 8341188A JP 8341188 A JP8341188 A JP 8341188A JP H01256783 A JPH01256783 A JP H01256783A
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JP
Japan
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shutter
container
permeable membrane
holes
compartment
Prior art date
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Pending
Application number
JP8341188A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Nakada
誠一 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8341188A priority Critical patent/JPH01256783A/ja
Publication of JPH01256783A publication Critical patent/JPH01256783A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は貯蔵室内に野菜等の青果物を収納するための容
器を設けた冷蔵庫の改良構成に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来此種冷蔵庫では例えば実開昭59−36494号公
報の如く野菜等を収容するための容器を準備し、これに
野菜等を収納し冷蔵室内に設けて保存するようにしてい
る。即ち、野菜等の呼吸作用が低温状態で抑制されるこ
とによりその内部のビタミン類の酸化分解が防止され、
又、容器を密閉して間接冷却することにより、乾燥冷気
の侵入による野菜の乾燥劣化が防止され、それによって
野菜等を長期間新鮮に保存できるからである。しかし乍
ら容器の密閉性をあげ、野菜からの蒸気発散により内部
の湿度が高くなりすぎると、特に温度の低い前記公報の
容器上の仕切板下面に結露が生じ、却って野菜等の腐敗
を早めてしまう欠点がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 これを解決するために例えば特開昭63−3162号公
報では容器の開口を閉室する蓋体に一定の透湿性を有す
る透湿膜を取付け、これに対応した蓋体部分に複数の透
孔を形成している。この様な膜は一定の水分透過性を示
し、容器内の湿度を85%〜90%の野菜等の保存に適
した値に維持するものであるが、野菜の量に応じて透湿
度を調節できるようにするために蓋体の透孔を開閉する
格別な切替板を取付けているため、部品点数が増加し組
立作業性が悪化する問題があった。
(二〉課題を解決するための手段 本発明は斯かる問題点を解決するために冷蔵室内に設け
た上面開放の容器と、容器の開口を閉室する閉室部材と
、閉室部材に形成した透孔と、透孔に対応して設けた移
動自在のシャッターと、シャッターの透孔に取付けた透
湿膜とを有して冷蔵庫を構成したものである。
(ホ)作用 本発明によればシャッターと透湿膜とが一部材とされて
いるため部品点数が削減でき、組立て作業性が向上する
と共に、コスト高となるのを最小限に抑制できる。
(へ)実施例 次に図面を参照して本考案の実施例を説明する。第1図
は実施例としての冷蔵庫(1)の縦断面図を示す。前方
に開口する断熱箱体(2)の庫内は仕切壁(3〉によっ
て上下に区画きれ、上方に冷凍室(4)、下方に冷蔵室
(5)が形成されている。仕切壁(3)内には冷凍サイ
クルの冷却器(6〉が配設され、これによって冷却され
た冷気は後方の送風機(7)によって吸引加速され、ダ
クト(8) 、 (9)を通り、吐出口(10) 、 
(11)より図中矢印の如く前記冷凍室(4)と冷蔵室
(5)にそれぞれ供給される。
(12)は冷蔵室(5)の開口を上下に仕切る仕切前部
材であり、(13)はこの仕切前部材(12)後方に水
平支持した閉室部材としての合成樹脂製の仕切板であり
、(15) 、 (16)及び(17)はそれぞれ冷凍
室<4)前方開口、仕切前部材(12)上方の冷蔵室り
5)開口及び下方の開口を開閉自在に閉室する扉で、扉
(15) 、 (16)は−側を回動自在に枢支されて
断熱箱体(2〉に取付けられている。扉(17)裏面に
は枠状のレール(19)が後方に延在して取付けられて
おり、このレール(19)に野菜等の青果物を収納する
ための合成樹脂製の上面開放の容器(20)がその上方
開口縁を支持されて着脱自在に載置されている。このレ
ール(19)は図示しないローラーによって断熱箱体(
2)内に引き出し自在に支持されており、これによって
扉(17)を引き出した時は容器(20)も同時に引き
出きれ、扉(17)を閉じた時は容器(20)は仕切梶
(13)直下に位置して断熱箱体(2)内にその内壁と
間隔を存して収納されることになる。この状態で容器(
20)上方開口周縁には仕切板(13)下面から下方に
延在する取付片(21)先端に取付けたシール片(22
)が当接してシールし、容器(20)内部に冷気が直接
流入しない野菜室(23)が構成きれる。取付片(21
)より外側の仕切板(13)の後部及び前部には冷気流
入口(24)及び冷気流出口(25)が穿設きれており
、冷蔵室(5〉内に吐出された冷気が図中矢印の如くこ
の冷気流入口(24)から容器(20)周囲に回り込み
、冷気流出口(25)から冷蔵室(5)内に帰還する。
これによって野菜室(23〉は容器(20)壁面より間
接冷却されることになる。(27)は冷蔵庫(1)下部
の機械室(28)に設けた冷凍サイクルの圧縮機で、冷
凍室(4)の温度でこの圧縮機(27)と送風機(7)
を制御することにより冷凍室(4)内を例えば−20℃
の凍結温度とし、冷蔵室(5)の温度を感知するダンパ
ーサーモスタット(29〉にて吐出口(11)を開閉し
て冷蔵室(5)内を+5°C等の冷蔵温度とする。これ
によって野菜室(23)内も+5℃より若干高いが低温
に冷却されることになる。
第2図は仕切板(13〉の縦断面図を示し、第3図は同
下面図を示す、仕切板(13)は取付片(21)より内
方が全体として下方に凹んだ形状を成し、中央の水平部
分の周辺部に傾斜部(26)が形成され、後と前の傾斜
部(26) 、 (26)に複数の矩形状の透孔(32
) 、 (33)が所定間隔でそれぞれ並設せられてい
る。透孔(32) 、 (33)に対応する傾斜部(2
6) 、 (26)の裏側には長尺のシャッター(35
) 、 (36)が爪(37)によって着脱自在で且つ
左右に移動自在に保持されて取付けられており、前方の
シャッター(36〉には更に傾斜部り26)を貫通して
仕切板(13〉上面に露出した摘み(38)が形成され
ている。各シャッター(35) 、 (36)は、中央
部を仕切板(13〉裏面の軸(39)に着脱自在で回動
自在に取付けられた連結アーム(40)の端部にビン(
41) 、 (42>にて十分なる子猫を有してそれぞ
れ係合しているので、摘み(38)にてシャッター(3
6)を第3図中矢印の如く左右に移動させることにより
、シャッター(35)もそれに連動して反対方向に移動
する。
次に第4図にシャッター(36)の正面図を示す。
尚、摘み(38)以外はシャッター(35)も同様であ
る。シャッター(36〉には矩形状の透孔(44)及び
(45)が交互に複数穿設きれ、透孔(44) 、 (
44)相互の間隔及び透孔(45) 、 (45)相互
の間隔は仕切板(13)の透孔(33) 、 (33)
相互の間隔と路間等とされており、更に透孔(44)に
は例えば厚さ150μ程のポリビニルアルコールから成
る透湿膜(46)が取付けられている。シャッター(3
6)は成形型の所定位置に透湿膜(46)を嵌め込み、
この型内に合成樹脂を注入硬化させて成形されることに
より、透湿膜(46)をシャッター(36)と一体に形
成されている。
次に第5図、第6図を用いて動作を説明する。
最初に、摘み(38)を操作してシャッター(36)及
び(35)を移動させ、第5図の如く仕切板(13)の
透孔(33)にシャッター(36)の透湿膜(46)を
対応させる。(この時シャッター(35)の透湿膜(4
6)も透孔(32)に対応する。)これによって野菜室
(23)内は透湿膜(46)を介してのみ上方の冷蔵室
(5)内と連通する形となる。
ここで透湿膜(46)は繊維状のポリビニルアルコール
を積層することによって保水性を高められ、更に不均一
な微孔が形成されている。又、ポリビニルアルコール自
体は親水性があるので、野菜室(23)内に収納した青
果物から発散される水蒸気により、野菜室(23)内の
湿度が90%以上になると透湿膜(46)は野菜室(2
3)内の水分を吸収し、保持する。更にこの水分は透湿
膜(46)の冷蔵室(5)側へ移動し、乾燥して水蒸気
分圧の低い冷蔵室(5)内へ放出される。又、野菜室(
23)内の湿度が低下した時は、保持している水分を野
菜室(23)へ戻す働きもする。これによって野菜室(
23)内の湿度は此種青果物の貯蔵に最適な90%程の
高湿度に維持されることになり、乾燥し過ぎによる野菜
等の品質劣化が防止される。又、温度の低い冷蔵室(5
)との接点であり、最も結露し易い仕切板(13)に取
付けたシャッター(35) 、 (36)に透湿膜(4
6)を設けたので、この部分の結露が有効に防止され、
野菜を新群な状態で長期保存できるようになる。
又、シャッター(35) 、 (36>は仕切板(13
)の傾斜部(26)に位置しているため、仕切板(13
)上に載置される物品によって透湿膜(46)部分が閉
室されることがなく、安定した野菜室(23)の湿度制
御が達成されると共に、仕切板(13)上に落下した液
状の汚れが透湿膜(46)方向へ侵入し難く、従って目
詰りも発し難い。更に万一透湿膜(46)に直接汚れが
付着したとしてもシャッター(35) 、 (36)を
仕切板(13)から取外して洗浄できる。
次に容器(20)内を野菜ではなくビール瓶等の貯蔵に
用いた場合は摘み(38)を操作してシャッター(35
) 、 (36)を移動し、第6図の如く透孔(45)
を仕切板(13)の透孔(33)に対応せしめる。(こ
の時シャッター(35)の透孔(45)も透孔(32)
に対応する。)これによって容器(20)内には直接冷
気が導入され、上方の冷蔵室(5)と同様の温度まで冷
却される。即ち、冷蔵室(5)が拡大される形となる。
以上の構成で透湿膜(46)はシャッター(35) 、
 (36)に取付けられているから、部品点数が削減さ
れ、組立て作業性が向上する。又、シャッター(35)
 、 (36)の他に格別な透湿膜(46)の保持構造
が不要となるのでコストも低減される。又、シャッター
(35) 、 (36)と共に透湿膜(46)も移動し
て仕切板(13)の裏面に位置させることができること
により、容器(20)内を野菜室(23)と冷蔵室(5
)とに切換え使用することが可能となる。
次に第7図はシャッター(36)の他の実施例を示す。
尚、摘み(38)以外はシャッター(35)も同様であ
る。この場合シャッター(36)の透孔(44)のみが
仕切板(13)の透孔(33)と同間隔、同形状で穿設
され、前述の同様の成形によって少なくとも透孔(44
〉に透湿膜(46)が対応する様一体に形成されている
。動作を説明すると、野菜室(23)内に多量の野菜を
収納し、野菜室(23)内の湿度が高くなり過ぎる場合
は第8図の如くシャッター(36)の透孔(44)を仕
切板(13〉の透孔(33)に対応させる。(この時シ
ャッター(35)の透孔(44〉も仕切板(13)の透
孔(32)に対応する。)。これによって野菜室(23
)内は上方の冷蔵室(5)と透湿膜(46)のみを介し
て連通し、前述同様の作用によって野菜室(23)内は
90%程に保たれる。
次に野菜室(23)に収納した野菜の量が少なく、室(
23)内の湿度が高くなり過ぎる危険性のない場合は摘
み(38)を操作して第9図の如くシャッター(36)
の壁部分で透孔(33)を閉室する(シャッター(35
)も同様に透孔(32)を閉室する)ことにより野菜室
(23)内は密閉される。これによって野菜室(23)
内を適度な高湿度に保て、総じて野菜の量に関係なく野
菜室(23)の湿度を一定に保ち、品質の劣化を最小限
に抑えられる。
(ト)発明の効果 本発明は以上の如く構成しているため、シャッターを移
動操作することによって容器内を透湿膜を介して冷蔵室
と連通ずる、野菜の貯蔵に最適な湿度を維持する状態と
することができる。又、透湿膜がシャッターと共に移動
することにより、シャッターの操作により容器内に直接
冷気を導入して容器内を冷蔵室とすることも可能となる
。更に透湿膜の開口面積をシャッターの操作によって変
更することも可能となり、野菜の量に関係なく容器内を
一定の湿度に保つことが可能となる。更に又、シャッタ
ーに透湿膜が取付けられているので部品点数の削減が図
れ、組立て作業性が向上すると共に、コストの低減が図
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷蔵庫の縦断面図、第2図は仕切板の縦断面図
、第3図は仕切板の下面図、第4図はシャッターの正面
図、第5図及び第6図はシャッターの動作を説明する図
、第7図はシャッターの他の実施例を示す図、第8図及
び第9図は第7図のシャッターの動作を説明する図であ
る。 (5)・・・冷蔵室、 (13)・・・仕切板、 (2
0)・・・容器、 (23)・・・野菜室、 (32)
 、 (33)・・・透孔、 (35) 、 (36)
・・・シャッター、 (44) 、 (45)・・・透
孔、(46)・・・透湿膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、冷蔵室内に設けた上面開放の容器と、該容器の開口
    を閉塞する閉塞部材と、該閉塞部材に形成した透孔と、
    該透孔に対応して設けた移動自在のシャッターと、該シ
    ャッターの透孔に取付けた透湿膜とから成る冷蔵庫。
JP8341188A 1988-04-05 1988-04-05 冷蔵庫 Pending JPH01256783A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8341188A JPH01256783A (ja) 1988-04-05 1988-04-05 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

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JP8341188A JPH01256783A (ja) 1988-04-05 1988-04-05 冷蔵庫

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ID=13801692

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JP8341188A Pending JPH01256783A (ja) 1988-04-05 1988-04-05 冷蔵庫

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JP (1) JPH01256783A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013029230A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
JP2017015373A (ja) * 2015-07-07 2017-01-19 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP2017508125A (ja) * 2014-11-28 2017-03-23 チンダオ ハイアール ジョイント ストック カンパニー リミテッドQingdao Haier Joint Stock Co.,Ltd 多機能室及び冷蔵庫

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