JPH06213550A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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JPH06213550A
JPH06213550A JP5005801A JP580193A JPH06213550A JP H06213550 A JPH06213550 A JP H06213550A JP 5005801 A JP5005801 A JP 5005801A JP 580193 A JP580193 A JP 580193A JP H06213550 A JPH06213550 A JP H06213550A
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JP
Japan
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refrigerator
freezer
compartment
cold air
refrigerating
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JP5005801A
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English (en)
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Yutaka Yageta
豊 八下田
Ryoichi Hisatomi
良一 久富
Fumio Oba
文雄 大場
Susumu Yamazaki
山崎  進
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH06213550A publication Critical patent/JPH06213550A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/065Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return
    • F25D2317/0655Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air return through the top
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/066Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply
    • F25D2317/0662Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply from the corner

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷凍室,冷蔵室の背面を何もない平面状に
し、内部をスツキリしたものにして収納容積を増大化し
するとともに、室内の温度むらを無くした冷凍冷蔵庫を
提供する。 【構成】 冷蔵室3背面のほぼ全面に背面パネル12を
形成し、この背面パネル12の中央全高にわたって縦長
のくぼみ部を形成し、そのくぼみ部内に照明手段16を
設けるとともに、前記背面パネル12の両側に冷気吹出
口13となる間隙を形成した。また、冷気吹出口13と
なる間隙の背部に、高さ方向に溝状のくぼみ部14を設
け、冷気をくぼみ部14を経て前記冷気吹出口13から
吹き出すように構成した。冷蔵室3の冷気吸込口37
を、冷蔵室前部中央に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍室,冷蔵室および
野菜室を備えた冷凍冷蔵庫に係り、特に、冷蔵室等への
冷気吹出構造を改良した冷凍冷蔵庫に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵室に加え、肉類等を冷凍して
保存可能とした冷凍室、野菜,果物等を新鮮なままで保
存可能とした野菜室を備えた大型の冷凍冷蔵庫が、一般
家庭も含め、広く普及しており、さらに使い易く便利な
ものとするために、改良が加えられている。かかる冷凍
冷蔵庫において、冷凍室では、その空間を有効に利用で
きるようにするために、1〜複数段の棚板が設けられて
いたり、自動製氷装置、照明装置等が設けられ、冷蔵室
でも、棚板や照明装置は勿論のこと、チルド室などが設
けられて、非常に使い勝手が良く、便利なものとなって
いる。そして、取扱性,清掃性を良くするために、棚板
を透明のプラスチック製とし、棚板の各段毎に背面の中
央部に設けた冷気吐出口から冷気を吹き出して冷却する
ようにしている。
【0003】次に、特開平3−122479号公報に記
載されている従来の冷凍冷蔵庫の内部構造を図7ないし
図9を参照して説明する。図7は、従来の冷凍冷蔵庫の
内部構造を示す斜視図、図8は、図7のE−E矢視断面
図、図9は、図8のF−F矢視拡大断面図である。図に
おいて、1は冷凍冷蔵庫本体、2は冷凍室、3は冷蔵
室、4は野菜室、5は中仕切壁、7は棚板、7a,7b
は棚板のフランジ部、34は内箱、34cは棚リブ、3
5は氷温ケース、36はその蓋、37は冷気戻り口、4
2a,42bは冷気通路部、43は断熱材、44はダク
トカバー、45は断熱材、47は室内灯、48はランプ
カバー、51は冷気吐出口である。
【0004】図7ないし図9において、内箱34は合成
樹脂材により真空成形等にて成形されており、外箱46
と内箱34とで形成される内部中空部に発泡性の断熱材
47が充填されて冷凍冷蔵庫本体1の母体となる断熱箱
体が形成されている。冷蔵室3には引出し式の氷温ケー
ス35が設けられ、この氷温ケース35を引き出すと、
その蓋36が自動的に開閉する。
【0005】室内側に凸状の形をしたプラスチック製の
冷気ダクトカバー44は、その内部にスチロフォーム製
の断熱材43で囲まれた冷気通路部42a,42bが形
成されており、冷気を棚板7の各段の左右に設けられた
冷気吐出口51から吹き出し、室内を冷したのち、中仕
切壁5(図7)の下部中央全面にある冷気戻り口37か
ら冷却器室に戻して冷気循環経路を構成している。ま
た、ダクトカバー44の中央部には室内を明るく照らす
室内灯47が設置され、その前面をランプカバー48で
覆っている。
【0006】透明なプラスチック製の棚板7は、強度を
増すために、その辺部全体あるいは各部にリブ,段差,
コの字状の補強等を備えており、左右側面の上下にフラ
ンジ部7a,7bを有し、内箱34と一体に、かつ両側
面に対向して複数段成形された棚リブ34cに挿入さ
れ、室内に設置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】冷凍室2および冷蔵室
3では、冷気吹出口51を背面の中央部に設けている。
このために、物を背面にくっつけて置くと、冷気の吹き
出しが充分に行なわれなくなる。したがって、物をあま
り奥に置くことができず、その分実質的な収納容積が減
少する。特に冷蔵室では、有効内容積を減らさないため
に、冷気ダクトを室内側に突出させて設けているが、そ
の部分では、棚板の奥行きが小さくなって収納性が悪く
なる。(本体幅の狭い冷凍冷蔵庫の場合には、特に使い
にくくなる。)また、冷気吹出口51がこのように目に
見える位置に設けられているため、内部の構造が複雑に
見えてスッキリした感じが失われる。さらに、冷蔵室の
冷却器への冷気戻り口37が中仕切壁5の下部中央前面
にあり、冷気吐出口51もほぼ中央にあるため、棚板7
の両側面側は中心部より温度が高目になる傾向があっ
た。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、冷凍室,冷蔵室の背面を何も
ない平面状にし、内部をスツキリしたものにして収納容
積を増大化するとともに、室内の温度むらを無くした冷
凍冷蔵庫を提供することを目的とする。また、本発明の
他の目的は、冷気制御器,冷気吹出口間の冷気通路にお
ける冷気洩れを無くした冷凍冷蔵庫を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の冷凍冷蔵庫に係る第一の発明の構成は、少
なくとも、断熱箱体を形成してなる冷凍室,冷蔵室と、
野菜室とを有し、冷却器と前記各室とを結ぶ冷気循環経
路を形成してなる冷凍冷蔵庫において、冷蔵室背面のほ
ぼ全面に背面板を形成し、この背面板の中央全高にわた
って縦長のくぼみ部を形成し、そのくぼみ部内に照明手
段を設けるとともに、前記背面板の両側に冷気吹出口と
なる間隙を形成したものである。
【0010】また、上記他の目的を達成するために、本
発明の冷凍冷蔵庫に係る第二の発明の構成は、少なくと
も、断熱箱体を形成してなる冷凍室,冷蔵室と、野菜室
とを有し、冷却器と前記各室とを結ぶ冷気循環経路を形
成してなる冷凍冷蔵庫において、冷蔵室背面のほぼ全面
を覆うダクト板を設け、照明手段を収納するくぼみと、
冷気制御手段を覆う部分と、断熱箱体を構成する内箱と
の間で帯状の吹き出し口を形成する端縁とを、前記ダク
ト板で一体に形成したものである。
【0011】なお付記すると、上記目的を達成するため
に、本発明に係る冷凍冷蔵庫は、室内の冷気吹出口を背
面の両側辺部に位置づけるとともに、室内の背面の冷気
ダクトカバー等を略平坦にし、棚板を略四角形としたも
のである。
【0012】
【作用】上記技術的手段による働きは下記のとおりであ
る。冷気吹出口が背面の両隅の方に位置づけられている
ので、冷気の吹き出しを邪魔することなく物を背面まで
置くことができ、室内の有効面積が増え、しかも、背面
を略平坦にできるので、室内がスッキリして清掃がしや
すい。また、冷気は室内を対角線方向に流れるので、室
内の温度ムラがさらに少なくなる。換言すると、室内に
収納された食品は、背面両側から吹き出され、冷蔵室前
部上面に設けた冷気吸込口から吸い込まれる冷気によっ
て冷やされる構成となるので、食品は冷気に包み込まれ
るような形で冷却されるものである。さらに、棚板を略
四角形とするので、棚板に複雑な形状の加工をせずに広
く使うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1ないし図6を
参照して説明する。 〔実施例 1〕図1は、本発明の一実施例に係る冷凍冷
蔵庫の内部を示す斜視図、図2は、冷蔵室をドア側から
見た図で、(a)は正面図、(b)は水平面で切った断
面図である。図1において、1は冷凍冷蔵庫本体、2は
冷凍室、3は冷蔵室、4は野菜室、5,6は中仕切壁、
7は棚板、8はピン穴、9はピン、10は、冷凍室2上
部のくぼみ部である。
【0014】図1に示すように、冷凍冷蔵庫1の内部空
間は中仕切壁5,6によって仕切られ、冷凍室2、冷蔵
室3および野菜室4が形成されている。冷凍室2および
冷蔵室3では棚板7が設けられ、室内の容積を有効に利
用できるようにしている。また、野菜室4には、図示し
ないが、引出しケースが入り込み、これに野菜や果物等
が収納される。
【0015】冷凍室2および冷蔵室3において、その両
側面には多数のピン穴8が設けられている。一方の側面
のピン穴8と他方の側面のピン穴8とは互いに対向して
いる。これらピン穴8にはピン9が着脱可能であり、こ
れら両側面の対向する複数のピン穴8にピン9を装着す
ることにより、これら装着されたピン9が棚板7の支持
部材となる。ピン9の装着位置を適宜設定することによ
り、冷凍室2および冷蔵室3で複数の棚板7を設けるこ
とができ、これら棚板7の間隔を任意に決めることがで
きる。棚板7は機械的強度が高いガラス板であり、全体
が平面であって透明なものである。
【0016】また、冷凍室2の上面には、ドア(図示せ
ず)に近い位置(図面上手前側)にくぼみ部10が設け
られており、このくぼみ部10内に蛍光灯等の照明手段
が設けられている。さらに、冷蔵室3では、冷気吹出口
が背面の両側辺部に設けられている。これを図2により
説明する。
【0017】図2において、冷蔵室3の背面には背面板
に係る背面パネル12が設けられている。この背面パネ
ル12は高さが冷蔵室3の高さにほぼ等しく、幅が冷蔵
室3の幅よりも若干狭い。このため、背面パネル12と
冷蔵室3の両側面11との間にわずかに隙間が生じてい
る。これらの隙間が冷気吹出口13となる。また、背面
の両隅、すなわち冷気吹出口(隙間)13の背部には、
図2(b)で明らかなように、高さ方向に溝状のくぼみ
部14が設けられている。中仕切壁5からくぼみ部14
に冷気が送り込まれ、くぼみ部14を経て冷気吹出口1
3から冷蔵室3内に冷気が吹き出される。背面パネル1
2の表面は全体が平面をなしている。
【0018】また、照明手段16は、背面パネル12内
に、ベースとなる背面パネル12と略同一平面となるよ
う縦長に設けられ、冷蔵室3内に設けられる棚板7の各
段を照らすことができるよう設計されている。さらに、
冷蔵室3と野菜室4とを仕切る中仕切壁6のドア側部分
には、野菜室4から冷蔵室3に冷気を戻すための孔6a
が複数設けられ、この孔6aの近くには突状のリブ6b
が設けられていて、食品が孔6aを塞ぐように載置され
るのを防止している。
【0019】このように構成された冷蔵室3において
は、側面に棚板7を支持するためのピン9が突出するだ
けであって、側面、背面とも平坦状となり、内部がスッ
キリしたものとなる。その上、背面中央部には冷気吹出
口が設けられず、背面が平坦となっており、しかも、棚
板7としては略四角形となるので、両側面まで、また、
背面まで品物を置くことができ、冷蔵室3の隅々まで有
効に使用することができる。
【0020】本実施例によれば、冷蔵室3内に設置され
た食品を、背面両側部から吹き出される冷気で包み込む
ように冷却するので、冷蔵室3内を均一な温度とするこ
とができることは勿論、食品による冷気流の流れ阻害等
に対し冷却効果を失わない。
【0021】〔実施例 2〕上記図1に示す冷凍冷蔵庫
において、冷蔵室2の背面パネル12の代わりに、図3
に示すようなダクト板15を用いることもできる。図3
は、冷蔵室背部の他の実施例を示す斜視図である。図3
に示すダクト板15は、中空の薄い板状をなし、大きさ
は先の背面パネル12と同様である。ダクト板15の上
面には中仕切壁5から冷気が送り込まれる開口15aが
設けられ、両側面(一方の側面のみを図示している)に
冷気を排出する帯状の開口15bが設けれられている。
かかるダクト板15を冷蔵室3の背面に取り付けること
により、この背面の両側辺部から冷気が吹き出されるこ
とになる。ダクト板15の表面は全体が平面である。
【0022】また、このダクト板15は開口15aに対
向して冷気制御器(図示せず)を覆う庫内側膨出部15
cを有している他、照明手段収納部15dを有してい
る。この照明手段収納部15dは、冷蔵室背面のほぼ全
面を覆うダクト板中央全高にわたって形成されている。
15eは、照明手段収納部15d表面に取付けられた半
透明のランプカバーで、このランプカバー15eは先の
ダクト板15と同一平面上に位置している。かかるダク
ト板15を使用する場合には、図2(b)に示したくぼ
み部14は不要となる。
【0023】このように構成される冷蔵室においては、
先の実施例と同様、側面,背面とも平坦状となり、内部
がスッキリしたものとなる。その上、背面中央部には冷
気吹出口が設けられず、背面が平坦となっており、しか
も、棚板としては、略四角形となるので、両側面まで、
また、背面まで品物を置くことができ、冷蔵室の隅々ま
で有効に使用することができる。このため、照明手段
は、ダクト板15内に、ベースとなるダクト板15と略
同一平面となるよう縦長に設けられ、冷蔵室内に設けら
れる棚板の各段を照らすことができるよう設計されてい
る。
【0024】本実施例によれば、先の図1,2に示した
実施例と同様の効果が得られるほか、冷気制御器,冷気
吹出口を一体のダクト板15で形成していることより、
冷気制御器,冷気吹出口両者間の冷気通路における冷気
洩れがなくなり冷却効果が高まるという本実施例特有の
効果がある。
【0025】〔実施例 3〕次に、本発明のさらに他の
実施例を図4ないし図6を参照して説明する。図4は、
本発明の他の実施例に係る冷凍冷蔵庫の内部を示す斜視
図、図5は、図4のA−A矢視断面図、図6は、図4の
B−B矢視断面図である。図4において、図1と同一符
号のものは、先の実施例と同等部であるから、その説明
を省略する。図4〜図6において、38は冷気制御手段
に係る温度制御用ダンパ、38aはそのフラッパー、3
9は断熱材、40は冷気の取入口、41,42は冷気通
路である。
【0026】図4〜図6に示すように、内箱34は合成
樹脂材により真空成形法等で成形されており、図6から
明らかなように、外箱46とこれらを組み合わせ、その
中空部に発泡性の断熱材45が充填されて冷凍冷蔵庫1
の母体となる断熱箱体が形成されている。冷蔵室3内の
最上部には引出し式の氷温ケース35が設けられ、その
蓋36は氷温ケース35を引き出すことによって自動的
に開閉する。この氷温ケース35の裏側には、図5で明
らかなように、温度制御用ダンパー38が設けられ、こ
れによってフラッパー38aが制御されて冷気取入口4
0が開閉する。
【0027】温度制御用ダンパー38は、それを囲うよ
うに形成されたスチロフォーム製の断熱材39を介して
上記断熱箱体に取り付けられており、また、この断熱材
39には、冷却器室からの冷気を取り入れる冷気取入口
40が設けられ、この冷気取入口40が氷温ケース35
への冷気吐出口(図示せず)と背面の両側辺に分岐して
形成された冷蔵室3や野菜室4への冷気通路42に連結
している。温度制御用ダンパー38は冷蔵室3内の温度
を感知し、フラッパー38aを開閉して冷気取入れ口4
0からの冷気の取入れ量を調節し、冷蔵室3内の温度を
設定温度に保つようにしている。
【0028】冷気通路42は上記断熱箱体の内箱34の
くぼみ部とスチロフォーム製の断熱材43との間に高さ
方向に沿って形成され、この断熱材43の室内側表面が
室内側を平坦にしたプラスチック製の背面板に係るダク
ト板44で覆われている。冷気通路42は断熱箱体内の
奥部左右両側の隅に設けられ、下部の野菜室4まで達し
て冷気を野菜室4に循環させるとともに、内箱6との隙
間部(X寸法部)をなす冷気吹出口13から冷蔵室3内
に冷気を吹き出させて、冷蔵室3を冷却している。冷蔵
室3内を循環した冷気は中仕切壁5の下部中央に設けら
れている冷気戻り口37から冷却器室(図示せず)に戻
される。野菜室4も同様である。
【0029】このことにより、冷蔵室3内に収納された
食品は両側壁から吹き出される冷気により、包み込まれ
るよう冷却されるものである。すなわち、両側に設けた
冷気吹出口13から吹き出された冷気は、中仕切壁5前
部の下部中央に設けられた冷気戻り口37に向かって流
れる冷気流を形成するものである。冷気の吹出し量は冷
気吹出口13の寸法Xを変化させることによって対応可
能であり、ダクト板44の室内側表面は平坦になってい
るので、冷蔵室3の内部背面がスッキリしたものとな
る。また、冷気が背面の両側辺から吹き出され、中仕切
壁5の下部中央に設けられた冷気戻り口37に戻る対角
線方向の冷気の流れとなるので、冷蔵室3や野菜室4の
室内での温度分布がさらに均一となる。
【0030】図6から明らかなように、室内灯47は透
明もしくは半透明のランプカバー48で覆われ、室内背
面の中央に設けられている。ランプカバー48の室内側
表面はダクト板44の室内側表面と同一面をなしてい
る。また、冷気通路42が両側辺に位置づけられている
ことにより、従来よりもランプ部のスペースを広く取れ
るので、ランプカバー48も大きくできて、その分、室
内がより明るく見える。
【0031】また、背面のダクトカバー44およびラン
プカバー48の表面が同一の平坦な面になっているた
め、これに対向する透明なガラスの棚板7の背面側を直
線状にできる。したがって、棚板7は略四角な形状とし
て、複雑な形状に加工する必要がなく、安価に製作する
ことができる。さらに、冷蔵室背面部に取付けられる背
面板を平板状となしたことにより、棚板7を四角形とす
ることができるので、収納効率の良い棚板とすることが
できる。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、冷凍室,冷蔵室の背面を何もない平面状にし、内
部をスツキリしたものにして収納容積を増大化しすると
ともに、室内の温度むらを無くした冷凍冷蔵庫を提供す
ることができる。また、本発明によれば、冷気制御器,
冷気吹出口間の冷気通路における冷気洩れを無くした冷
凍冷蔵庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る冷凍冷蔵庫の内部を示
す斜視図である。
【図2】図1の冷蔵室をドア側から見た図である。
【図3】冷蔵室背部の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る冷凍冷蔵庫の内部を
示す斜視図である。
【図5】図4のA−A矢視断面図である。
【図6】図4のB−B矢視断面図である。
【図7】従来の冷凍冷蔵庫の内部構造を示す斜視図であ
る。
【図8】図7のE−E矢視断面図である。
【図9】図8のF−F矢視拡大断面図である。
【符号の説明】
1 冷凍冷蔵庫本体 2 冷凍室 3 冷蔵室 4 野菜室 10,14 くぼみ部 12 背面パネル 13 冷気吹出口 15,44 ダクト板 15a 開口 15b 帯状の開口 15c 庫内側膨出部 16 照明手段 37 冷気戻り口 38 温度制御ダンパー 38a フラッパー 40 取入れ口 41,42 冷気通路 47 室内灯 48 ランプカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大場 文雄 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所リビング機器事業部冷 熱本部内 (72)発明者 山崎 進 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所リビング機器事業部冷 熱本部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、断熱箱体を形成してなる冷
    凍室,冷蔵室と、野菜室とを有し、冷却器と前記各室と
    を結ぶ冷気循環経路を形成してなる冷凍冷蔵庫におい
    て、 冷蔵室背面のほぼ全面に背面板を形成し、この背面板の
    中央全高にわたって縦長のくぼみ部を形成し、そのくぼ
    み部内に照明手段を設けるとともに、 前記背面板の両側に冷気吹出口となる間隙を形成したこ
    とを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷気吹出口となる間隙の背部に、高さ方
    向に溝状の凹みを設け、冷気を該くぼみ部を経て前記間
    隙から吹き出すように構成したことを特徴とする請求項
    1記載の冷凍冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 背面板の背部の冷気通路に温度制御手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 少なくとも、断熱箱体を形成してなる冷
    凍室,冷蔵室と、野菜室とを有し、冷却器と前記各室と
    を結ぶ冷気循環経路を形成してなる冷凍冷蔵庫におい
    て、 冷蔵室背面のほぼ全面を覆うダクト板を設け、照明手段
    を収納するくぼみと、冷気制御手段を覆う部分と、断熱
    箱体を構成する内箱との間で帯状の吹き出し口を形成す
    る端縁とを、前記ダクト板で一体に形成したことを特徴
    とする冷凍冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 冷蔵室の冷気吸込口を、冷蔵室前部中央
    に設けたことを特徴とする請求項1または4記載のいず
    れかの冷凍冷蔵庫。
JP5005801A 1993-01-18 1993-01-18 冷凍冷蔵庫 Pending JPH06213550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5005801A JPH06213550A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 冷凍冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5005801A JPH06213550A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 冷凍冷蔵庫

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