JPH06341753A - オープンショーケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品陳列室内を複数の温度帯に冷却して使用
することができるオープンショーケースにおいて、外気
侵入による悪影響を抑制し、その温度制御性能を向上さ
せる。 【構成】 断熱壁２内を商品陳列室５と冷気ダクト６と
に仕切る。冷気ダクト６を内外層ダクト８、９で構成す
る。商品陳列室５内を複数の区画５Ｂに仕切る。商品陳
列室５の各区画に対応して内層ダクト８内を複数の区画
８Ｂに仕切る。内層ダクト８内に冷却器２２を配置す
る。内外層ダクト８、９に空気を循環する内外層送風機
３２を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、商品陳列室内において
食品等を冷却しながら陳列販売するためのオープンショ
ーケースに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来よりこの種オープンショーケース
は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店
内に設置され、各種食品の陳列販売に供されている。ま
た、その生産効率を向上させる目的から、近年オープン
ショーケースは大型化して来ている。

【０００３】ところで、各種食品の適正保存温度はそれ
ぞれ異なっており、例えば青果等に対しては＋１０℃〜
＋１５℃、また、鮮魚や精肉においては０℃〜＋５℃が
適正とされている。そして、前記オープンショーケース
は各食品の種類に合わせて適正保存温度の温度帯別に設
計されるのが通常であった。しかしながら、例えば青果
等の同一温度帯の商品が少ない場合には、前述の如く大
型化したオープンショーケースの陳列室内を満たすこと
ができなくなり、冷却運転効率とスペース効率が悪化す
る問題があった。

【０００４】そこで、従来では例えば特開昭５６−６１
５６６号公報（Ｆ２５Ｄ１７／０８）の如く、一台のオ
ープンショーケースの商品陳列室内を複数に区画し、冷
気循環ダクト内も前記各区画に対応して複数に区画する
と共に、この冷気循環ダクト内には各区画に渡る冷却器
を配置し、各区画に対応して冷却器のフィンピッチ、或
いは配管レイアウトを変更することにより、区画された
商品陳列室内をそれぞれ別個の温度帯に制御できるよう
にしていた。

【０００５】また、特公平３−７８５５３号公報（Ｆ２
５Ｄ１１／０２）では、同様に商品陳列室内を複数に区
画し、冷気流循環風路内も前記各区画に対応して複数に
区画すると共に、冷気循環風路内の各区画には独立した
冷却器を配置し、商品陳列室の各区画毎に温度設定装置
を設けて各冷却器への冷媒流路を電磁弁で制御すること
により、区画された商品陳列室内をそれぞれ別個の温度
帯に制御できるようにしていた。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ここで、前記いずれの
公報においても冷気循環ダクト、或いは冷気流循環風路
は一層であり、従ってオープンショーケースの開口に形
成されるエアーカーテンも一重となる。しかしながら、
陳列室内を前記鮮魚や精肉の陳列のために０℃〜＋５℃
に冷却しなければならない場合には、一重のエアーカー
テンでは外気侵入が著しく、設定温度への制御が極めて
困難となる問題があった。

【０００７】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、商品陳列室内を複数の温
度帯に冷却して使用することができるオープンショーケ
ースにおいて、外気侵入による悪影響を抑制し、その温
度制御性能を向上させることを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明のオープ
ンショーケースは、断熱壁内を商品陳列室と冷気ダクト
とに仕切り、商品陳列室内を複数の区画に仕切ったもの
であって、冷気ダクトを構成する内層ダクト及び外層ダ
クトと、商品陳列室の各区画に対応して内層ダクト内を
複数の区画に仕切るダクト仕切部材と、内層ダクト内に
配設された冷却器と、ダクト仕切部材により仕切られた
内層ダクト内の各区画に空気を循環するために冷気ダク
ト内にそれぞれ設けられた内層送風機と、外層ダクト内
に空気を循環するために冷気ダクト内に設けられた外層
送風機とを具備しているものである。

【０００９】また、請求項２の発明のオープンショーケ
ースは上記において、内層ダクト及び外層ダクトにそれ
ぞれ連通して設けられた内層吐出口及び外層吐出口と、
内外層両ダクトに連通して設けられた吸込口と、内外層
送風機から吐出された空気を内外層ダクトに分流する吐
出側仕切部材と、ダクト仕切部材に対応して吸込口から
各送風機に至る冷気ダクト内を仕切る吸込側仕切部材と
を設け、この吸込側仕切部材は、商品陳列室内の比較的
温度の高い区画を経た吸込空気が外層送風機に吸い込ま
れるよう冷気ダクト内を仕切るものである。

【００１０】

【作用】即ち、請求項１の発明のオープンショーケース
によれば、商品陳列室内に複数仕切られた各区画には、
それらに対応して仕切られた内層ダクト内の各区画の蒸
発器と熱交換した空気が、それぞれ内層送風機により吐
出供給されるので、商品陳列室の各区画をそれぞれに適
した温度帯に冷却することが可能となる。また、冷気ダ
クトを内層ダクトと外層ダクトにより構成し、オープン
ショーケースの開口には二重のエアーカーテンが形成さ
れるので、外気侵入が有効に阻止され、従って、商品陳
列室の区画を比較的低い温度に冷却する場合にも円滑に
温度制御を行えるようになる。特に、内層ダクトによる
エアーカーテンを外側で保護する役目を果たすエアーカ
ーテンを形成する外層ダクト内は、内層ダクトの如く仕
切らないので、構造が簡素化されるものである。

【００１１】ここで、内外層吐出口からそれぞれ吐出さ
れた空気は、エアーカーテンの終端の吸込口付近では混
じり合ってしまうので、吸込口を内外層ダクトにそれぞ
れに対応して仕切る必要は実質上少ない。そこで、請求
項２の発明のオープンショーケースによれば上記に加え
て、吸込口を内外層ダクトの双方に連通して形成してい
るので、吸込口付近の冷気ダクト下部の構造を簡素化で
き、通常吸込口下方に設けられる排水路等の掃除も簡単
なものとすることができる。

【００１２】特に、吸込側仕切部材がダクト仕切部材に
対応して吸込口から各送風機に至る冷気ダクト内を仕切
るので、内層ダクト内の各区画を流通する空気が混じり
合うこともなく、商品陳列室内の各区画の独立した温度
制御が確保できる。また、吸込側仕切部材は商品陳列室
内の比較的温度の高い区画を経た吸込空気が外層送風機
に吸い込まれるよう冷気ダクト内を仕切るので、商品陳
列室内の比較的温度の低い区画に循環される空気が、外
層ダクトに奪われることを抑制でき、商品陳列室内の温
度制御性能を一層向上させることができる。

【００１３】

【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図１は本発明のオープンショーケース１の縦断側面
図、図２は本発明のオープンショーケース１の斜視図、
図３はオープンショーケース１下部の平断面図、図４は
オープンショーケース１下部の斜視図、図５は冷気ダク
ト６の斜視図、図６は冷気ダクト６を周辺部品の分解斜
視図である。

【００１４】オープンショーケース１は、断面略コ字状
の断熱壁２の左右に側板３、３を取り付けて構成されて
おり、断熱壁２の背壁２Ａの前方には間隔を存して背面
ダクト板４が設けられ、断熱壁２内を前後に仕切って前
側に、前方に開口した商品陳列室５を、その後側に冷気
ダクト６を上下方向に渡って形成している。この冷気ダ
クト６内は、背壁２Ａに取り付けられた内外層ダクト仕
切板７により前後に仕切られており、前側を内層ダクト
８、後側を外層ダクト９としている。

【００１５】各外層ダクト９及び内層ダクト８の上部前
端は、断熱壁２の開口上縁に前後に並設された外層吐出
口１２、内層吐出口１１にて開口している。商品陳列室
５内は例えば透明アクリル樹脂製の庫内仕切板１３によ
って略中央から左右に仕切られ、区画５Ａと５Ｂが形成
されており、各区画５Ａ、５Ｂ内には複数段の棚１４が
架設され、底面にはデックパン１６が着脱自在に架設さ
れている。ここで、実施例では右側の区画５Ｂを鮮魚や
精肉用（設定温度０℃から＋５℃）に、また、左側の区
画５Ａを青果用（設定温度＋１０℃〜＋１５℃）に使用
するものとする。

【００１６】一方、内層ダクト８内はダクト仕切部材１
８によって各区画５Ａ及び５Ｂにそれぞれ対応して左右
に仕切られ、内層ダクト８内に左右の区画８Ａと８Ｂが
形成されている。そして、商品陳列室５の背方に位置す
る内層ダクト８の各区画８Ａ、８Ｂ内には、それぞれ冷
却器２１、２２が設置される。尚、前述の如く区画５Ｂ
の設定温度は区画５Ａより低くされるため、冷却器２２
としては冷却器２１よりも冷却能力の大きいものが設置
される。また、各冷却器２１、２２の前面には背面ダク
ト板４との間にそれぞれ前カバー２３、２４が設けら
れ、また、各冷却器２１、２２の上端左右には冷却器２
１、２２以外の区画８Ａ、８Ｂ内を遮断する横カバー２
６・・が取り付けられている。

【００１７】ここで、各冷却器２１、２２よりも下方に
位置する断熱壁２の底壁２Ｂ上面には、それらからの除
霜水等を受ける排水路としてのドレンパン部２７が構成
されている。そして、係るドレンパン部２７とデックパ
ン１６との間の冷気ダクト６内にはファンケース２８が
取り付けられ、このファンケース２８は後縁のフランジ
を中心として開閉自在とされている。ファンケース２８
の下及び後面は開放しており、上面は前方にやや低く傾
斜して、そこには円形の開口が左右に三個並設され、各
開口に対応してファンケース２８の上面には内層送風機
３１、３２と外層送風機３３が取り付けられている。内
層送風機３１、３２はそれぞれ区画８Ａと８Ｂとに対応
して左右に設けられており、外層送風機３３は両内層送
風機３１、３２の間に配置されている。

【００１８】このファンケース２８内には内部を左右の
内層送風機３１、３２と外層送風機３３が存在する部分
に仕切る下ファンケース３４（吐出側仕切部材）が取り
付けられ、また、ファンケース２８の後方には内外層仕
切３６（吐出側仕切部材）が左右に渡って取り付けられ
る。内外層仕切３６はファンケース２８より離間し、そ
の上端は内外層ダクト仕切板７に接続されている。ま
た、内外層仕切３６の中央には下ファンケース３４に対
応して切欠が形成され、下ファンケース３４の後端はこ
の切欠周囲に当接される。これによって、内層送風機３
１から後下方に吐出された空気は内層ダクト８の区画８
Ａに、内層送風機３２から吐出された空気は内層ダクト
８の区画８Ｂに、また、外層送風機３３から吐出された
空気は外層ダクト９にそれぞれ分流循環されるようにな
る。

【００１９】一方、デックパン１６前側には断熱壁２の
開口下縁に位置して吸込口３７が形成されており、ファ
ンケース２８上方の冷気ダクト６、即ち内外層ダクト
８、９の双方と連通している。更に、ファンケース２８
の上面には吸込側仕切部材３８が取り付けられる。この
吸込側仕切部材３８は、吸込口３７からファンケース２
８に至るデックパン１６下方の冷気ダクト６内を左右に
仕切ると共に、外層送風機３３の内層送風機３２側を上
方から閉塞する。これによって、吸込側仕切部材３８に
よって仕切られたデックパン１６下方の冷気ダクト６の
左側空間には内層送風機３１と外層送風機３３が連通
し、右側の空間には内層送風機３２のみが連通すること
になる。

【００２０】断熱壁２の底壁２Ｂ下方には前記冷却器２
１、２２と周知の冷凍サイクルを構成する圧縮機４１、
凝縮器４２及び凝縮器用送風機４３等が設置される。そ
して、圧縮機４１及び内外層送風機３１、３２、３３が
運転されると、各冷却器２１、２２と熱交換して冷却さ
れた空気（冷気）は図中白抜き矢印の如く内層ダクト８
の各区画８Ａ、８Ｂ内を上昇し、内層吐出口１１より商
品陳列室５の各区画５Ａ、５Ｂの開口に向かってそれぞ
れ吐出される。また、外層ダクト９内の空気は図中細線
矢印の如くそこを上昇して外層吐出口１２より商品陳列
室５の開口に向かって吐出されるので、これによって、
断熱壁２の前面開口には二重のエアーカーテンが形成さ
れる。

【００２１】従って、本発明では内層吐出口１１から吐
出された冷気のエアーカーテンは、外層吐出口１２から
吐出されたエアーカーテンにより保護されるので、断熱
壁２の開口からの外気侵入が有効に阻止される。また、
このとき冷却に直接関与しない外層ダクト９内は、内層
ダクト８の如く仕切っていないので、オープンショーケ
ース１の構造を簡素化することができる。

【００２２】商品陳列室５の各区画５Ａ、５Ｂに吐出さ
れた冷気は内部を循環して冷却した後、外層吐出口１２
から吐出された空気と混じり合って吸込口３７から吸い
込まれる。ここで、圧縮機４１は商品陳列室５内の温度
の低い方の区画５Ｂ内の温度に基づいて、区画５Ｂ内が
前記０℃〜＋５℃の低温となるよう運転制御されるが、
前述の如く各冷却器２１、２２には冷却能力（大きさ）
に差が付けられているので、係る温度制御により区画５
Ａ内は前記＋１０℃〜＋１５℃の範囲に冷却されるよう
になる。

【００２３】一方、吸込口３７から吸い込まれた空気
は、吸込側仕切部材３８によって左右に分流され、右側
に流入した空気は内層送風機３２に吸引されて内層ダク
ト８の区画８Ｂに吐出される。また、左側から流入した
空気は内層送風機３１及び外層送風機３３に吸引され、
内層送風機３１から吐出された空気は内層ダクト８の区
画８Ａに吐出されると共に、外層送風機３３から吐出さ
れた空気は外層ダクト９に吐出される。

【００２４】従って、本発明では温度の異なる区画５
Ａ、５Ｂを経た空気が吸込口３７下方で混じり合うこと
を防止できると共に、温度の高い区画５Ａを経た空気が
外層送風機３３に吸い込まれ、それによって、温度の低
い区画５Ｂを経た空気が外層送風機３３に奪われること
が防止されるので、総じて区画５Ｂ内の低温度を円滑に
確保し、その温度制御性能を一層向上させることができ
るようになる。

【００２５】更に、従来の如く吸込口３７を内層と外層
とに仕切っていないので、吸込口３７付近の構造を簡素
化できる。そして、デックパン１６を開けばドレンパン
部２７の略全域が上方に現れるので、そこの清掃も簡単
に行えるようになるものである。尚、実施例では商品陳
列室５内を二室に仕切り、内層ダクト８内も二区画に仕
切ったが、それに限らず、更に複数の区画に仕切って更
に多くの種類の食品を一台のオープンショーケース内に
陳列できるようにしても良い。更に、上記実施例で示し
た各種温度は、それに限定されるものではなく、使用目
的に応じて種々変更可能である。

【００２６】

【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、商品
陳列室内に複数仕切られた各区画には、それらに対応し
て仕切られた内層ダクト内の各区画の蒸発器と熱交換し
た空気が、それぞれ内層送風機により吐出供給されるの
で、商品陳列室の各区画をそれぞれに適した温度帯に円
滑に冷却することが可能となる。特に、冷気ダクトを内
層ダクトと外層ダクトにより構成しており、オープンシ
ョーケースの開口には二重のエアーカーテンが形成され
るので、外気侵入が有効に阻止され、従って、商品陳列
室の区画を比較的低い温度に冷却する場合にも円滑に温
度制御を行えるようになる。また、外層ダクト内は、内
層ダクトの如く仕切らないので、構造も簡素化されるも
のである。

【００２７】また、請求項２の発明によれば上記に加え
て、吸込口を内外層ダクトの双方に連通して形成してい
るので、吸込口付近の冷気ダクト下部の構造を簡素化で
き、通常そこに設けられる排水路の掃除を簡単に行える
ようになる。特に、吸込側仕切部材がダクト仕切部材に
対応して吸込口から各送風機に至る冷気ダクト内を仕切
るので、内層ダクト内の各区画の空気が混じり合うこと
もなく、商品陳列室内の各区画の独立した温度が確保さ
れると共に、吸込側仕切部材により商品陳列室内の比較
的温度の高い区画を経た吸込空気が外層送風機に吸い込
まれるようになるので、商品陳列室内の比較的温度の低
い区画に循環される空気が、外層ダクトに奪われること
を抑制でき、総じて商品陳列室内の温度制御性能を一層
向上させることができるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のオープンショーケースの縦断側面図で
ある。

【図２】本発明のオープンショーケースの斜視図であ
る。

【図３】本発明のオープンショーケース下部の平断面図
である。

【図４】本発明のオープンショーケース下部の斜視図で
ある。

【図５】本発明のオープンショーケースの冷気ダクトの
斜視図である。

【図６】本発明のオープンショーケースの冷気ダクト周
辺部品の分解斜視図である。

【符号の説明】

１ オープンショーケース ２ 断熱壁 ５ 陳列室 ５Ａ 区画 ５Ｂ 区画 ６ 冷気ダクト ８ 内層ダクト ８Ａ 区画 ８Ｂ 区画 ９ 外層ダクト １１ 内層吐出口 １２ 外層吐出口 ２１ 冷却器 ２２ 冷却器 ３１ 内層送風機 ３２ 内層送風機 ３３ 外層送風機 ３４ 下ファンケース ３６ 内外層仕切 ３７ 吸込口 ３８ 吸込側仕切部材

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 断熱壁内を商品陳列室と冷気ダクトとに
   仕切り、前記商品陳列室内を複数の区画に仕切ったオー
   プンショーケースにおいて、前記冷気ダクトを構成する
   内層ダクト及び外層ダクトと、前記商品陳列室の各区画
   に対応して前記内層ダクト内を複数の区画に仕切るダク
   ト仕切部材と、前記内層ダクト内に配設された冷却器
   と、前記ダクト仕切部材により仕切られた内層ダクト内
   の各区画に空気を循環するために前記冷気ダクト内にそ
   れぞれ設けられた内層送風機と、前記外層ダクト内に空
   気を循環するために前記冷気ダクト内に設けられた外層
   送風機とを具備して成るオープンショーケース。
2. 【請求項２】 内層ダクト及び外層ダクトにそれぞれ連
   通して設けられた内層吐出口及び外層吐出口と、内外層
   両ダクトに連通して設けられた吸込口と、内外層送風機
   から吐出された空気を内外層ダクトに分流する吐出側仕
   切部材と、ダクト仕切部材に対応して前記吸込口から各
   送風機に至る冷気ダクト内を仕切る吸込側仕切部材とを
   設け、該吸込側仕切部材は、商品陳列室内の比較的温度
   の高い区画を経た吸込空気が前記外層送風機に吸い込ま
   れるよう前記冷気ダクト内を仕切ることを特徴とする請
   求項１のオープンショーケース。