JPH11337248A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH11337248A
JPH11337248A JP14255598A JP14255598A JPH11337248A JP H11337248 A JPH11337248 A JP H11337248A JP 14255598 A JP14255598 A JP 14255598A JP 14255598 A JP14255598 A JP 14255598A JP H11337248 A JPH11337248 A JP H11337248A
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JP
Japan
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cooler
cool air
refrigerator
return port
freezer compartment
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Application number
JP14255598A
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English (en)
Inventor
Mitsutaka Shizutani
光隆 静谷
Masayuki Shibayama
昌幸 柴山
Kenji Usui
健司 臼井
Kazufumi Sasamura
和文 笹村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 改良された戻り冷気導入構造により、冷却器
の熱交換性能と耐着霜性能を向上し、省電力化に適した
ボトムフリーザ型の冷蔵庫を得る。 【解決手段】 冷却器収容室7の前面下部に形成される
冷凍室冷気戻り口12を、冷却器3とほぼ同等の幅で、
冷却器収容室7の底面より上方に位置すると共に、冷気
13がほぼ水平ないし斜め上向きに箱体の奥行き方向へ
流入する形状とし、かつ、冷却器収容室7の一方の側面
下部に形成される他の貯蔵室冷気戻り口14を、冷気1
5が冷却器収容室7の底面に沿ってほぼ水平ないし斜め
下向きに箱体の幅方向へ流入する形状とし、結果とし
て、冷却器3に流入する戻り冷気の風速などの分布の偏
りを少なくできるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫に関し、特
に、冷却器の熱交換性能と耐着霜性能とを向上させる冷
蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、扉の開閉頻度が多い冷蔵室や野菜
室等を冷蔵庫の上部ないし中段に配置し、他方、扉の開
閉頻度が少ない冷凍室を最下部に配置する、所謂、ボト
ムフリーザ型と呼ばれる冷蔵庫が広く使われるようにな
っている。その理由として、かかるボトムフリーザ型の
冷蔵庫では、扉の開閉頻度が多い冷蔵室や野菜室等が中
段以上の位置となるので、ユーザである主婦などが立っ
た姿勢のままで内部の食品を見渡して収納・取り出しが
できること、また、扉の開閉頻度が少ない冷凍室は最下
部に配置されることから食品の収納・取り出しの姿勢は
やや苦しいものの、その内部は容器付きの引き出し式区
画となっているので、凍結した食品の収納・取り出しは
し易いことから、使い勝手の面で優れているためであ
る。また、かかるボトムフリーザ型の冷蔵庫では、冷凍
サイクル構成要素が冷蔵庫箱体の下部に集約できること
で、その設計・製作やリサイクル性の面でも利点があ
る。
【0003】かかるボトムフリーザ型の冷蔵庫では、一
般に、その最下部に配置された冷凍室は、引き出し式の
1枚ないし2枚の扉を持ち、その上段(すなわち、中
段)にも引き出し式の野菜室やチルド室等、そして、そ
の最上部には、1枚の大きな回動式扉をもつ冷蔵室が配
置される。そして、かかる庫内を循環する冷気は、例え
ば、特開平07−324853号公報にもあるように、
冷凍室の後方、あるいは、この冷凍室とその上方の貯蔵
室の後方に区画された冷却器収容室から、冷凍室のみを
流れるもの、及び、冷凍室以外の貯蔵室を順に流れるも
のとに別れて送り出され、そして、この冷気は、庫内を
循環した後、上記冷却器収容室に戻って合流し、その内
部に配置された冷却器で冷却され、再び、庫内に送り出
される。
【0004】前述のように、ボトムフリーザ型の冷蔵庫
では、この冷却器収容室は、通常、冷凍室等の後方に区
画されるので、その内部に収容される冷却器は偏平(冷
蔵庫の箱体の幅方向に大きく奥行き方向に薄い)な形状
なものが使用され、収容室内に縦置き(冷気の流れる方
向は下から上)されて使われている。また、各貯蔵室を
循環して冷却器収容室に戻る冷気は、冷凍室からのもの
は冷却器収容室の前面下部から箱体の奥行き方向に流入
する形をとる。一方、冷凍室以外の貯蔵室から戻る冷気
は、冷凍室からの戻り冷気のように冷却器収容室の前面
下部まで風路を引き回すのはスペースや通風損失等の点
で不利なことから、上記冷却器収容室の一方の側面下部
から箱体の幅方向に流入する形がとられている。
【0005】このように、ボトムフリーザ型の冷蔵庫で
は、冷凍室からの戻り冷気(全風量の大半(約85%)
を占め低温・低湿度)と他の貯蔵室の戻り冷気(全風量
の約15%と少ないがやや高温・高湿度)は、前記冷却
器収容室内部の冷却器の直前で異なる方向から合流して
流入する。一方、冷却器の内部を流れる状態での冷気
は、冷却器には熱交換面積を増大させるために多数のフ
ィンが同一方向に密に配列されていることから、冷却器
の幅方向についてはその拡散が制限される傾向がある。
【0006】従って、冷却器の直前において、これら両
方の戻り冷気がスムーズに合流・混合できず、この冷却
器に流入する冷気に風速や温度・湿度の分布の偏りが大
きくなってしまう場合には、冷却器において本来の熱交
換性能が得られなかったり、あるいは、不均一な着霜に
よって性能低下が早く現れる等の問題を生じ、結果とし
て、冷蔵庫の消費電力量が増大して省電力化が十分に達
成できない可能性がある。
【0007】なお、冷却器収容室への戻り冷気の導入風
路構造に関しては、従来、次のような2種類のものが提
案されている。
【0008】第1の従来のボトムフリーザ型の冷蔵庫で
は、その冷却器収容室への戻り冷気の導入風路構造とし
て、例えば、添付の図5の冷却器収容室周辺の部分断面
図、及び、図6の冷却器周辺の透視斜視図に示すように
なっている。
【0009】一般に、ボトムフリーザ型の冷蔵庫では、
全体構成の点から、冷却器収容室7は冷凍室1の中央か
ら上の位置に配置されており、一方、この冷却器収容室
7の前面下部に設けられる冷凍室冷気戻り口12の高さ
と、冷凍室1の上部(冷凍室が1室で単段吐出の場合)
や中央部(1〜2室で2段吐出の場合はその下段のも
の)に設けられる冷凍室冷気吐出口10の高さとが近く
なる傾向がある(これら図5及び図6には、2室のもの
を示す)。この第1の従来の冷蔵庫では、冷凍室冷気戻
り口12と最下段の冷凍室冷気吐出口10とが同一高さ
に並べられ、冷蔵庫の箱体や冷却器3の幅方向に対し、
戻り口12を中央に、吐出口10、10をその左右両側
に配置し(特に、図6を参照)、冷却器収容室7の前面
下部に設けている。
【0010】なお、このような冷凍室冷気戻り口12と
最下段の冷凍室冷気吐出口10の配置構成をとるによ
り、冷却器収容室7の前面を構成する前仕切り部材4と
後仕切り部材5の構造があまり複雑にならず、製作性が
良くなるという利点がある。また、一方では、冷凍室冷
気戻り口12と最下段の冷凍室冷気吐出口10の開口
は、同一高さで幅方向に並べられるので幅が制約され、
冷気流通路の断面積を十分に確保するためには、これら
開口部の高さを大きくする必要がある。また、冷蔵室以
外の他の貯蔵室からの冷気戻り口14は、冷却器収容室
7の一方(図6では右側)の側面を通り、その下部に開
口されている。
【0011】以上のような冷凍室からの冷気戻り口12
と、他の貯蔵室からの冷気戻り口14の配置・形状によ
れば、まず、冷凍室からの戻り冷気13は、その風量が
多くかつ冷凍室冷気戻り口12からの風速が大きい(1
〜3m/s)ため、冷却器3に対しては、その幅方向中
央へ、上記戻り口12の幅より若干広がっただけの状態
で流入する。しかし、冷却器3の内部では、既に述べた
ように、冷気はその幅方向にはあまり広がらないので、
主に冷却器3の幅方向の中央部分にしか流れないことと
なる。
【0012】一方、他の貯蔵室からの戻り冷気15は、
矢印で示すように、冷却器収容室7の一方(右側)の側
面からその底面に沿ってほぼ水平ないし斜め下向きに流
入するが、冷却器3の幅方向中央に達する前に、風量の
多い冷凍室戻り冷気13に阻まれて上向きに曲げられる
(なお、前述のように、冷凍室冷気戻り口12の高さが
大きいので、その戻り冷気13は、冷却器3の下面と収
容室7の底面との間で上下方向には拡散している)。そ
して、他の冷蔵室からの戻り冷気15は、冷却器3の内
部では、主に、幅方向の中央より他の貯蔵室冷気戻り口
14に近い部分を、上記冷凍室からの戻り冷気13と混
合しつつ、幅方向にはあまり広がらずに流れる。
【0013】結局、この第1の従来技術になる冷蔵庫の
戻り冷気の導入風路構造では、図6に斜線でハッチング
して示した冷却器3の有効熱交換部17では冷気8が高
風速に保たれるが、その両側には冷気8が低風速のまま
の部分(冷却器3のハッチングされていない部分)も多
く残り、冷却器3内での冷気8の風速等の分布に偏り
(温度・湿度の分布も同様)が大きく現れてくる。
【0014】また、第2の従来のボトムフリーザ型の冷
蔵庫では、その冷却器収容室への戻り冷気の導入風路構
造が、添付の図7の冷却器収容室周辺の部分断面図、及
び、図8の冷却器周辺の透視斜視図に示すようになって
いる。
【0015】この第2の従来技術の冷蔵庫では、上下方
向の限られた位置に配置しなければならない冷凍室から
の冷気戻り口12と、最下段の冷凍室への冷気吐出口1
0とが上下に並べられ(前者が下、後者が上)、かつ、
それぞれの開口面積を確保するため、これら両者の開口
の幅を前記冷却器3と同程度にまで広げた偏平な形状に
している(但し、その高さは小さい)。また、冷凍室冷
気戻り口12はその下流端が箱体奥行き方向に斜め下向
きになるように形成されている。
【0016】このこのような冷凍室冷気戻り口12の構
造により、冷凍室からの冷気13は、その戻り口12か
ら流入した後、後ろ仕切り部材5の下端部などにより、
冷却器収容室7内をその底面に沿って箱体の奥行き方向
へ斜め下向きに流れ、その後、冷却器収容室7の背面に
衝突して上方に向かい、冷却器3へその下端部後方から
流入するようになる。
【0017】さらに、冷却器3は段方向(箱体の奥行き
方向)の寸法が大きい構造になっており、それと共に、
他の貯蔵室からの冷気戻り口14は、冷却器収容室7の
底面よりやや上方で、かつ、冷却器3の直下の段方向
(箱体の奥行き方向)の前方の位置に開口されている。
このような構成により、他の貯蔵室からの戻り冷気15
は、冷却器3の前方(箱体の手前)側に導かれる。この
ような構造にした場合、冷凍室からの冷気戻り口12と
最下段の冷凍室からの冷気吐出口10との扁平化等では
所定の効果を達成することが出来るものの、冷却器収容
室7の前面を構成する前仕切り部材4と後仕切り部材5
の構造が複雑になり、また、冷却器3の段方向への寸法
の拡大に伴って、冷却器3の段方向における冷媒配管の
管列数を増加させる必要が生じるなど、それぞれの要素
につき、その製作性の低下が問題となる。
【0018】第2の従来技術になる導入風路構造では、
冷凍室からの冷気戻り口12と他の貯蔵室からの冷気戻
り口14、及び冷却器3等が以上のような配置・形状に
なっていることから、まず、冷凍室からの戻り冷気13
は、冷気戻り口12における幅方向において、始めから
冷却器3と同程度の幅に広がって流入するので、その風
速分布は偏りが少ないものとなる。しかしながら、冷却
器3の段方向(箱体の奥行き方向)において、冷凍室か
らの戻り冷気13は、冷却器収容室7の底面に沿って流
れ込んだ後、収容室の下奥部の角で急激に上向きに曲げ
られるため、冷却器3に流入する風速分布は奥行き方向
の後ろ側にかなり偏ったものとなる。
【0019】また、冷却器3のフィン配列は、段方向
(箱体の奥行き方向)への冷気8の拡散に対してはその
幅方向への拡散に対する程には妨げないが、冷却器3の
段方向の寸法が拡大されていることや、冷却器3の下方
の(箱体の奥行き方向の)前側に置かれた除霜用ヒータ
16の上部カバーが偏流を助長すること等から、冷凍室
からの戻り冷気13の奥側への偏りは、冷却器3の下端
から流入してもすぐには解消されず、図8に斜線のハッ
チングで示すように、特に、冷却器3の下部において
は、その風速分布の偏りが残る傾向がある。
【0020】一方、他の貯蔵室からの戻り冷気15は、
冷却器収容室7内において、冷却器3の直下の段方向
(奥行き方向)の前側を、箱体の幅方向に流入するの
で、冷却器3に入る前に上記の冷凍室からの戻り冷気1
3と合流・混合することは少ない。従って、図8に斜線
のハッチングで示すように、冷却器3の段方向の前側の
下部には、他の貯蔵室からの戻り冷気15が主に流入す
る。しかしながら、その風量は冷凍室からの戻り冷気1
3に比べて少ないことから、冷却器3の段方向前側部分
における冷気の風速分布は、その幅方向の中央部分まで
は高いが、それより先の部分(図8の左側のハッチング
が施されていない部分)では低くなる傾向にある。
【0021】結局、この第2の従来技術になる冷蔵庫の
戻り冷気の導入風路構造でも、図8にハッチングして示
した有効熱交換部17では冷気8が高風速に保たれるも
のの、冷気8が低い風速のまま残る部分も多く(特に、
冷却器3の段方向における前方側の部分)、冷却器3内
における冷気8の風速、及び温度や湿度の分布に偏りが
大きく現れる。従って、冷却器において本来の熱交換性
能が得られず、あるいは、不均一な着霜によって性能低
下が早く現れる等の問題を生じ、結果として、冷蔵庫の
消費電力量が増大して省電力化が十分に達成できないと
いう問題点があった。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来技
術になるボトムフリーザ型の冷蔵庫では、冷蔵庫からの
戻り冷気を冷却する冷却器を収容する冷却器収容室内
に、その前面下部から流入する冷凍室からの戻り冷気の
導入風路と、その一方の側面下部から流入する他の貯蔵
室からの戻り冷気の導入風路の配置や構造は必ずしも適
正なものとはいえず、特に、冷却器の内部を流れる冷気
の風速分布等に大きな偏りが現れてしまい、この冷却器
へ流入する冷気の風速等の分布における大きな偏りが、
次のように冷却器の熱交換性能の低下等の問題につなが
るという問題点があった。
【0023】例えば、冷却器に流入する全風量や温度差
等の諸条件は同一のまま、風速分布に偏りがない場合
と、他方は偏りがある場合とを比較し、これにより、熱
交換性能への影響を考えてみる。一般に、冷却器におけ
る熱交換量は、熱通過率と、空気・冷媒の温度差と、冷
却器の表面積との積により概略が与えられる。ここで
は、風速以外の条件は同じと仮定しているので、この熱
交換量は、熱通過率に比例することとなる。なお、冷蔵
庫の冷却器の熱通過率は、例えば、論文「ナショナル・
テクニカル・レポート」、第30巻、第5号(1984
年)第736頁から第744頁(National Technical R
eport 30、5(1984)pp736−744)の実
験データ等から、風速の約0.6乗に比例すると考えて
よい。
【0024】そこで、冷却器への風速分布における偏り
が最も極端な例として、冷却器の1/Nの幅の部分の風
速が偏りのない場合のN倍で、残りの(1−(1/
N))の幅の部分の風速がゼロとなる場合を考えてみ
る。この場合、全体の風量は、冷却器の入口の高さも簡
単のために幅方向に一定とすると、N×(1/N)+0
×(1−1/N)=1と偏りのない場合と同一である。
熱交換量は、偏りのない場合に比べて、(Nの0.6
乗)×(1/N)+(0の0.6乗)×(1−1/N)
=(Nの−0.4乗)となる。例えば、Nを1.5、
2、3と増やして偏りを多くすると、熱交換量は偏りの
ない場合の85%、76%、64%となって減少してゆ
くことになる。
【0025】以上は、簡略化した条件による評価ではあ
るが、このことは、風速の他に、温度等も複雑に分布し
ている一般的な場合であっても同様であり、すなわち、
それらの物理量が一様ではなく、そこに偏りがあるのな
らば、熱交換量の減少、即ち熱交換性能の低下が起きて
くることとなる。
【0026】また、例えば、冷気の風速等の分布におけ
る偏りが冷却器の耐着霜性能に及ぼす影響については、
次のように考えられる。冷気の風速等の分布の偏りがあ
る場合には、冷却器への着霜が不均一になり、局所的に
過大な着霜部分を生ずる。そのような部分では、通常使
用時には通風抵抗が増加するためそれより下流の部分へ
は(着霜が少なくても)冷気が流れ難くなってしまい、
有効な熱交換ができなくなる。このように、過大着霜す
るとその後方とで着霜が不均一になれば、既に述べたよ
うに、全体に均一に着霜して熱交換する場合よりも熱交
換量が低下する。また、着霜が多く、除霜時に霜を解か
しきれずに残氷が生ずる程である場合、以後の通常使用
時での熱交換性能は最初から低下するようになる。この
ように、冷気の風速等の分布において偏りがあると、着
霜時の熱交換性能の低下、即ち、冷却器の耐着霜性能の
低下も引き起こすことになる。
【0027】そこで、本発明の目的は、上記従来技術に
おける問題点に鑑み、すなわち、ボトムフリーザ型の冷
蔵庫において、その戻り冷気の冷却器収容室への導入構
造を最適にして冷却器における冷気の風速等の分布を均
一にし、その結果として冷却器の熱交換性能と耐着霜性
能を向上させ、更にその省電力化を可能にするボトムフ
リーザ型の冷蔵庫を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、まず、冷蔵庫箱体内部の最下部
に冷凍室を形成し;前記冷凍室の上部に、前記冷凍室と
使用温度の異なる一つ以上の他の貯蔵室を形成し;前記
冷蔵庫箱体内部の前記冷凍室の後方、あるいは、前記冷
凍室とその上部の前記他の貯蔵室の下方の一部との後方
に冷却器収容室を区画し;前記区画された冷却器収容室
の内部に、前記冷凍室及び前記他の貯蔵室からの戻り冷
気を冷却する冷却器を配置し;前記冷却器収容室の前面
下部に、前記冷凍室からの冷気の戻り口を形成し;前記
冷却器収容室の前面下部には、前記冷凍室への冷気の吐
出口を、前記冷気の戻り口とほぼ同様の位置に形成し;
そして、前記冷却器収容室の前面下部には、前前記他の
貯蔵室からの冷気の戻り口を、前記冷却器収容室の一方
の側面の下部に形成してなる冷蔵庫において、前記冷凍
室からの冷気の戻り口を前記冷却器とほぼ同等の幅とす
ると共に、前記冷却器収容室の底面よりも上方に位置さ
せて、冷気を前記冷却器の下端部へ水平ないし斜め上向
き方向に流入させる形状となっており、かつ、前記他の
貯蔵室からの冷気の戻り口を、冷気が前記冷却器収容室
の底面に沿ってほぼ水平ないし斜め下向きに箱体の幅方
向に流入させる形状とした冷蔵庫が提供されている。
【0029】また、本発明によれば、前記に記載した冷
蔵庫において、前記冷凍室からの冷気の戻り口の底面
を、前記冷却器収容室に対してほぼ水平ないし斜め上向
きに形成している。
【0030】さらに、本発明によれば、前記に記載した
冷蔵庫において、前記他の貯蔵室冷気戻り口の上面を前
記冷却器収容室の底面とほぼ水平ないし斜め下向きに形
成している。
【0031】また、本発明によれば、前記に記載した冷
蔵庫において、前記冷凍室からの冷気の戻り口の底面
を、前記冷却器収容室に対してほぼ水平ないし斜め上向
きの板状の部材を、前記冷却器収容室内に突出して形成
した。
【0032】さらに、本発明によれば、前記に記載した
冷蔵庫において、前記他の貯蔵室冷気戻り口の上面を、
前記冷却器収容室の底面とほぼ水平ないし斜め下向きの
板状の部材を、前記冷却器収容室内に突出して形成し
た。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体的な実施の
形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
【0034】図1〜図4には、本発明の実施の形態にな
る冷蔵庫が示されており、特に、図1は本発明の冷蔵庫
における特徴部となる冷却器収容室周辺を含む箱体の側
方断面図を、図2は上記図1における冷却器収容室周辺
の部分断面図を、図3は上記図2における冷却器周辺の
冷気の流れを示す透視斜視図を、そして、図4は上記図
2における冷却器の下部周辺の冷気の流れを示す透視斜
視図である。
【0035】本発明は、冷凍室を最下部に配置したボト
ムフリーザ型冷蔵庫に関しており、図1及び図2に示す
本発明の実施の形態になる冷蔵庫において、冷凍室1は
箱体の最下段に位置しており、引き出し式の区画となっ
ている。その冷凍室1の上方には、例えば、冷蔵室や野
菜室など、冷凍室の温度より高い使用温度の他の貯蔵室
2が配置されている。
【0036】上記冷凍室1の位置、または、上記冷凍室
1とその上の他の貯蔵室2にまたがる位置の後方には、
多数のフィンを備えた偏平形状の冷却器3が縦置きに
(冷気8は冷却器3内を下から上に流れる)配置されて
いる。なお、この冷却器3としては、例えば上記に第2
の従来技術になる導入風路構造として示した冷却器3と
は異なり、その段方向(箱体の奥行き方向)の寸法が大
きい構造とはなってらず、上記に第1の従来技術におい
て示したと同様の、従来から使用されている構造(奥行
き寸法)の冷却器である。その前面には、前仕切り部材
4と後仕切り部材5とが設けられ、これにより、これら
と冷蔵庫箱体のその他の面、すなわち、箱体断熱壁6と
によって囲むようにして、いわゆる、冷却器収容室7が
区画されている。また、冷却器3と冷却器収容室7の間
には、冷却器3を定期的に除霜するための手段としての
除霜ヒータ16が設けられている。
【0037】かかる構成によれば、冷蔵庫内を循環する
冷気8は、まず、冷却器3と熱交換して低温に(冷却)
された後、冷凍室1とその他の貯蔵室2へ流れるものと
に分けられて庫内ファン9で送り出される。冷凍室1へ
送られる冷気8は、冷却器収容室7の前面の前仕切り部
材4と後仕切り部材5との間に形成された風路内に導か
れ、その後、前仕切り部材4に開口した冷凍室冷気吐出
口10(冷凍室の扉や容器が複数の場合に上下2個所に
設置されたり、前仕切り部材でなく冷凍室上方の庫内仕
切り壁11の下面に設置されることもある)から吐出さ
れる。
【0038】区画内(冷凍室の上部又は下部)を冷却し
た後(暖められた)の冷気は、冷却器収容室7の前面下
部に設けられた冷凍室冷気戻り口12から、冷凍室戻り
冷気13として冷却器収容室7内に戻る。他方、他の貯
蔵室2を冷却した後の冷気8は、冷却器収容室7の一方
の側面下部に設けられた他の貯蔵室冷気戻り口14か
ら、他の貯蔵室戻り冷気15として冷却器収容室7内に
戻る。
【0039】本発明になる冷蔵庫では、冷却器収容室7
の前面下部の冷凍室冷気戻り口12を、冷却器3とほぼ
同等の幅で、かつ、水平方向に伸びて形成した扁平なも
のとして、冷却器収容室7の底面より上方に位置させる
(戻り口12の下面を収容室底面よりも段差により高く
すること)と共に、冷凍室戻り冷気13がほぼ水平ない
し斜め上向きに、箱体の奥行き方向へ流入する形状とし
ている。
【0040】また、図2に明らかなように、冷却器収容
室7の一方の側面の下部に開口される他の貯蔵室からの
冷気戻り口14を、他の貯蔵室戻り冷気15が冷却器収
容室7の底面に沿ってほぼ水平ないし斜め下向きに箱体
の幅方向へ流入する形状にしている。すなわち、図2及
び図3に明らかなように、この他の貯蔵室戻り冷気15
は、戻り口14の直前で曲げられて流入するので、この
戻り口14の下面と収容室7の底面との間の段差を小さ
くすれば、収容室底面に沿って流れる傾向になる。
【0041】さらに、冷凍室1内の吐出口10の中で最
下段の冷凍室冷気吐出口10については、冷凍室冷気戻
り口12と近い位置に納める必要があるので、これを上
記冷凍室冷気戻り口12のやや上方の位置に、やはり、
幅広で扁平なものとしている。ただし、この冷凍室冷気
吐出口10については、開口面積が必要な大きさにでき
るなら、従来のように幅方向に分割したものでもよい。
【0042】上記冷却器収容室7への上記冷凍室冷気戻
り口12及び上記他の貯蔵室冷気戻り口14、さらに
は、上記冷却器収容室7内の冷却器3などの配置関係や
形状を、以上のようにすることにより、まず、冷凍室戻
り冷気13については、その幅方向において始めから冷
却器3と同程度の幅に広がって流入するので、その風速
分布における偏りは少ない。また、箱体の奥行き方向へ
の拡散についてもも、上記第2の従来技術で説明したよ
うな冷却器3の段方向の寸法のの拡大は必要なく、上記
冷凍室冷気戻り口12が水平ないし斜め上向きであるこ
とから、上記冷却器収容室7内において、その底面より
上方の位置から冷却器3の下端からその内部へ流入し易
くなる。さらに、冷却器3の下方に配置された除霜ヒー
タ16も、この冷凍室戻り冷気13を偏らせる位置関係
にならないことから、これにより、冷却器3内での冷風
の均一化があまり妨げられることはない。
【0043】一方、他の貯蔵室戻り冷気15について
は、上記冷却器収容室7の底面に沿って流入するので、
この収容室の底面より上に流れる冷凍室戻り冷気13と
直ぐに合流・混合することなく、むしろ、収容室7の底
面に沿って流れながら、徐々に、上記冷凍室戻り冷気1
3へと合流してゆき、すなわち、箱体の幅方向に十分拡
散しながら上記冷凍室戻り冷気13と共に冷却器3に入
ってゆく。
【0044】従って、冷気を冷却する冷却器3の各部分
には、上記冷凍室戻り冷気13及び上記他の貯蔵室戻り
冷気15が良好に混合・拡散した状態で流入することが
できるので、冷却器3の内部での冷気8の風速、温度、
湿度の分布における偏りは小さくなり、図3の冷却器3
に斜線でハッチングして示すように、冷却器3における
有効熱交換部17も、上記に既に示した従来例の場合に
比較し、大きくなる。
【0045】なお、このような配置構成の冷却器収容室
7への戻り冷気の導入風路を採用することによれば、従
来技術と同様に、上記冷凍室冷気戻り口12と上記最下
段の冷凍室冷気吐出口10の扁平化等においては、上記
冷却器収容室7の前面を構成する両方の仕切り部材4、
5の下部の構造が複雑になるものの、既に上記に述べた
第2の従来技術の冷蔵庫のような冷却器3の間口方向寸
法の拡大は不要であり、すなわち、上記第2の従来技術
における程には、その関連する要素の製作性の低下を招
くという問題はない。
【0046】以上のように、本発明の冷蔵庫によれば、
冷却器3に流入する冷気の風速(さらには、温度や湿
度)等の分布における偏りを小さくできるので、既に発
明が解決しようとする課題のところで説明した評価結果
を適用することにより、冷却器3の熱交換性能や耐着霜
性能を、上記の従来技術における場合よりも向上するこ
とが出来ることになる。
【0047】また、冷却器3の性能向上が大きいもので
あれば、それを冷凍サイクルの構成要素としてもつ冷蔵
庫の消費電力量も、かかる構造変更に見合う程度まで低
減できることが期待される。発明者らは、本発明の実施
の形態になる冷蔵庫の省電力化への効果を確認するた
め、実際に、上記本発明の実施の形態になる戻り冷気の
導入構造と、上記で説明した2種の従来技術に相当する
戻り冷気の導入構造とを、同じ冷蔵庫(400Lのボト
ムフリーザ型冷蔵庫)に順に組み込み、それぞれについ
て、その消費電力量試験(JIS規格のB法)を行い、
省電力効果を確認してみた。その結果を示したのが以下
の表である。
【表1】
【0048】この表1からも明らかなように、本発明の
実施の形態になる戻り冷気の導入構造とすることによ
り、従来技術に相当する戻り冷気の導入構造を採用した
場合に比較して、約3%以上の冷蔵庫の省電力化が実現
できることになることが分かる。
【0049】従って、本発明になる冷蔵庫によれば、冷
却器収容室への戻り冷気の風速等における分布の偏りを
少なくし、冷却器の熱交換性能と耐着霜性能とを向上さ
せることが可能になる、結果として、ボトムフリーザ型
の冷蔵庫の省電力化を図ることが出来る。
【0050】なお、本発明になる冷蔵庫の戻り冷気の導
入構造において、冷凍室冷気戻り口の底面を冷却器収容
室側にほぼ水平ないし斜め上向きの板状として突出させ
たり、他の貯蔵室冷気戻り口の上面を冷却器収容室の底
面とほぼ水平ないし斜め下向きの板状として突出させた
りすれば、既に述べたような本発明で意図するような冷
凍室戻り冷気と他の貯蔵室戻り冷気とのスムーズな合流
・混合が制御しやすくなる。また、これらの構造は、単
独あるいは組み合わせて適用してもよい。
【0051】また、以上の本発明の冷蔵庫において、前
記冷凍室冷気戻り口の底面を前記冷却器収容室側にほぼ
水平ないし斜め上向きの板状として突出させたたり、前
記他の貯蔵室冷気戻り口の上面を前記冷却器収容室の底
面とほぼ水平ないし斜め下向きの板状として突出させた
り、これらのものを組み合わせて適用してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明になる冷蔵庫によれば、冷蔵庫内における冷
気を冷却する冷却器を内部に収納した冷却器収容室への
戻り冷気導入構造を、その冷気の風速等の分布において
偏りが少ないものとすることにより、冷却器の熱交換性
能と耐着霜性能とを向上させることにより、かかる冷気
導入構造を採用するボトムフリーザ型の冷蔵庫の省電力
化を図ることを可能にするという、優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる冷蔵庫における特徴部となる冷却
器収容室周辺の構造を示す、冷蔵庫箱体の側方断面図で
ある。
【図2】上記図1に示した冷蔵庫の冷却器収容室周辺の
詳細な構造を説明する部分断面図である。
【図3】上記図2に示した冷蔵庫の冷却器周辺における
冷気の流れを示すための透視斜視図である。
【図4】上記図2に示した冷蔵庫の冷却器の下部周辺に
おける冷気の流れを示すための透視斜視図である。
【図5】第1の従来技術になる冷蔵庫の冷却器収容室周
辺の部分断面図である。
【図6】上記図5に示した従来技術になる冷蔵庫の冷却
器周辺の透視斜視図である。
【図7】第2の従来技術になる冷蔵庫の冷却器収容室周
辺の部分断面図である。
【図8】上記図7に示した従来技術になる冷蔵庫の冷却
器周辺の透視斜視図である。
【符号の説明】
1…冷凍室、2…他の貯蔵室、3…冷却器、4…前仕切
り部材、5…後ろ仕切り部材、7…冷却器収容室、8…
冷気、10…冷凍室冷気吐出口、12…冷凍室冷気戻り
口、13…冷凍室戻り冷気、14…他の貯蔵室冷気戻り
口、15…他の貯蔵室戻り冷気、16…除霜ヒータ、1
7…有効熱交換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹村 和文 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫箱体内部の最下部に冷凍室を形成
    し;前記冷凍室の上部に、前記冷凍室と使用温度の異な
    る一つ以上の他の貯蔵室を形成し;前記冷蔵庫箱体内部
    の前記冷凍室の後方、あるいは、前記冷凍室とその上部
    の前記他の貯蔵室の下方の一部との後方に冷却器収容室
    を区画し;前記区画された冷却器収容室の内部に、前記
    冷凍室及び前記他の貯蔵室からの戻り冷気を冷却する冷
    却器を配置し;前記冷却器収容室の前面下部に、前記冷
    凍室からの冷気の戻り口を形成し;前記冷却器収容室の
    前面下部には、前記冷凍室への冷気の吐出口を、前記冷
    気の戻り口とほぼ同様の位置に形成し;そして、前記冷
    却器収容室の前面下部には、前前記他の貯蔵室からの冷
    気の戻り口を、前記冷却器収容室の一方の側面の下部に
    形成してなる冷蔵庫において、 前記冷凍室からの冷気の戻り口を前記冷却器とほぼ同等
    の幅とすると共に、前記冷却器収容室の底面よりも上方
    に位置させて、冷気を前記冷却器の下端部へ水平ないし
    斜め上向き方向に流入させる形状となっており、かつ、
    前記他の貯蔵室からの冷気の戻り口を、冷気が前記冷却
    器収容室の底面に沿ってほぼ水平ないし斜め下向きに箱
    体の幅方向に流入させる形状としたことを特徴とする冷
    蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載した冷蔵庫におい
    て、前記冷凍室からの冷気の戻り口の底面を、前記冷却
    器収容室に対してほぼ水平ないし斜め上向きに形成した
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載した冷蔵庫に
    おいて、前記他の貯蔵室冷気戻り口の上面を前記冷却器
    収容室の底面とほぼ水平ないし斜め下向きに形成したこ
    とを特徴とする冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載した冷蔵庫におい
    て、前記冷凍室からの冷気の戻り口の底面を、前記冷却
    器収容室に対してほぼ水平ないし斜め上向きの板状の部
    材を、前記冷却器収容室内に突出して形成したことを特
    徴とする冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記請求項1又は4に記載した冷蔵庫に
    おいて、前記他の貯蔵室冷気戻り口の上面を、前記冷却
    器収容室の底面とほぼ水平ないし斜め下向きの板状の部
    材を、前記冷却器収容室内に突出して形成したことを特
    徴とする冷蔵庫。
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