JPH09133459A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JPH09133459A JPH09133459A JP7289587A JP28958795A JPH09133459A JP H09133459 A JPH09133459 A JP H09133459A JP 7289587 A JP7289587 A JP 7289587A JP 28958795 A JP28958795 A JP 28958795A JP H09133459 A JPH09133459 A JP H09133459A
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- JP
- Japan
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- vegetable
- container
- compartment
- refrigerator
- lid
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D25/00—Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
- F25D25/02—Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by shelves
- F25D25/024—Slidable shelves
- F25D25/025—Drawers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/061—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation through special compartments
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】野菜容器内に補助容器を備える冷蔵庫で、野菜
容器内の高湿度を保ちながら、補助容器の背面や、補助
容器の上部蓋体裏面、補助容器の底面の結露を抑制す
る。 【解決手段】上部に冷蔵室２、下部に冷凍室３を持ち、
冷蔵室２、冷凍室３の間に野菜室４を設け、冷蔵室２と
野菜室４を仕切る仕切り板１１に冷蔵室２から野菜室４
への冷気の通路口を形成し、出しいれ自在な野菜容器１
２と、野菜容器１２内の後側上部に置かれた補助容器１
３と、野菜容器１２の上面開口部に、上面に風向板１４
ａを一体に成形し、野菜容器１２を略密閉する蓋体１４
からなる。
容器内の高湿度を保ちながら、補助容器の背面や、補助
容器の上部蓋体裏面、補助容器の底面の結露を抑制す
る。 【解決手段】上部に冷蔵室２、下部に冷凍室３を持ち、
冷蔵室２、冷凍室３の間に野菜室４を設け、冷蔵室２と
野菜室４を仕切る仕切り板１１に冷蔵室２から野菜室４
への冷気の通路口を形成し、出しいれ自在な野菜容器１
２と、野菜容器１２内の後側上部に置かれた補助容器１
３と、野菜容器１２の上面開口部に、上面に風向板１４
ａを一体に成形し、野菜容器１２を略密閉する蓋体１４
からなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は野菜容器内を高湿度
に保ち、野菜の鮮度を保つのに好適な冷蔵庫に関する。
に保ち、野菜の鮮度を保つのに好適な冷蔵庫に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来例を図３，図４に従い説明する。図
３で、１は冷蔵庫本体で、外箱１ａ、内箱１ｂ、及びこ
れら両箱１ａ，１ｂの間に充填された断熱材１ｃによっ
て構成されていて、上方に冷凍室３、下方に冷蔵室２を
区画形成している。５は冷却器で、冷却された冷気を送
風機６で、冷蔵室へ強制的に通風させる。冷蔵室２の背
面には、冷気を通風させる冷気ダクト８を具備する。４
は冷蔵室の下部に設けた野菜室で、仕切板１１によって
冷蔵室と仕切られている。４ａは、野菜室に対抗して設
けられた扉である。１２はこの扉４ａに着脱自在に保持
される上面を開口した野菜容器であり、扉を引きだすこ
とによって同時に庫外へ引きだされ野菜の出しいれを行
なわせる。１４は野菜容器１２に扉４ａを閉じた状態で
略密閉される蓋体である。１３は野菜容器１２内に設け
られた補助容器で、野菜容器１２内に貯蔵する野菜類の
出しいれ性から、野菜容器１２の奥側上部に設定させ、
通常その補助容器１３内には、小さな野菜が収納され
る。そして冷気ダクト８の下方から、野菜室４の背面に
冷気を吐出し、野菜室４の外周に冷気を対流させ、この
外周対流通路に連通した冷気戻り口を、仕切り板１１の
前面に形成している。
３で、１は冷蔵庫本体で、外箱１ａ、内箱１ｂ、及びこ
れら両箱１ａ，１ｂの間に充填された断熱材１ｃによっ
て構成されていて、上方に冷凍室３、下方に冷蔵室２を
区画形成している。５は冷却器で、冷却された冷気を送
風機６で、冷蔵室へ強制的に通風させる。冷蔵室２の背
面には、冷気を通風させる冷気ダクト８を具備する。４
は冷蔵室の下部に設けた野菜室で、仕切板１１によって
冷蔵室と仕切られている。４ａは、野菜室に対抗して設
けられた扉である。１２はこの扉４ａに着脱自在に保持
される上面を開口した野菜容器であり、扉を引きだすこ
とによって同時に庫外へ引きだされ野菜の出しいれを行
なわせる。１４は野菜容器１２に扉４ａを閉じた状態で
略密閉される蓋体である。１３は野菜容器１２内に設け
られた補助容器で、野菜容器１２内に貯蔵する野菜類の
出しいれ性から、野菜容器１２の奥側上部に設定させ、
通常その補助容器１３内には、小さな野菜が収納され
る。そして冷気ダクト８の下方から、野菜室４の背面に
冷気を吐出し、野菜室４の外周に冷気を対流させ、この
外周対流通路に連通した冷気戻り口を、仕切り板１１の
前面に形成している。
【０００３】この構成で、冷却器５で冷却された冷気は
送風機６によって冷蔵室２の入口にまで強制通風され、
ダンパサーモ７によって、適量に制御された後、冷気ダ
クト８内に吐出される。吐出された冷気は、一部冷蔵室
内２に吐出しながら下方に吐出し、野菜室４の外周対流
通路に自然流入し、野菜容器１２を外周より冷却しなが
ら冷気戻り口を介して、冷蔵室２内へ戻される。このよ
うにして、野菜容器１２内に収納された野菜を野菜容器
１２の外周より間接的に冷却し、通常、野菜容器１２は
野菜を長期保存させるため、内部に直接冷気が流入して
乾燥を促進させぬよう極力密閉性を上げるように工夫が
なされてきた。
送風機６によって冷蔵室２の入口にまで強制通風され、
ダンパサーモ７によって、適量に制御された後、冷気ダ
クト８内に吐出される。吐出された冷気は、一部冷蔵室
内２に吐出しながら下方に吐出し、野菜室４の外周対流
通路に自然流入し、野菜容器１２を外周より冷却しなが
ら冷気戻り口を介して、冷蔵室２内へ戻される。このよ
うにして、野菜容器１２内に収納された野菜を野菜容器
１２の外周より間接的に冷却し、通常、野菜容器１２は
野菜を長期保存させるため、内部に直接冷気が流入して
乾燥を促進させぬよう極力密閉性を上げるように工夫が
なされてきた。
【０００４】一方、野菜容器１２の密閉性を上げると、
野菜、特に葉菜類から蒸散する水分が野菜容器１２の内
面、特に外周対流通路の入口側に位置し低温冷気の作用
を受ける背面や蓋体１４の裏面に結露して、野菜が付着
した水滴に接触したり、流下して野菜容器１２の底面に
溜った水に浸水したりして、損傷してしまうという問題
点があった。そのため、蓋体４上に、野菜から蒸散され
た水分を凝縮させ、容器の外側に蒸発させるような、微
細な孔１７などが設けられている。
野菜、特に葉菜類から蒸散する水分が野菜容器１２の内
面、特に外周対流通路の入口側に位置し低温冷気の作用
を受ける背面や蓋体１４の裏面に結露して、野菜が付着
した水滴に接触したり、流下して野菜容器１２の底面に
溜った水に浸水したりして、損傷してしまうという問題
点があった。そのため、蓋体４上に、野菜から蒸散され
た水分を凝縮させ、容器の外側に蒸発させるような、微
細な孔１７などが設けられている。
【０００５】尚、この種の従来例には、特開平２−１３
６６７７号公報がある。
６６７７号公報がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成によると、
野菜室の外周対流通路は、野菜容器の背面側から、容器
の底面を通過し、前側より上方へ通過する。このため、
容器内で低温となる部分は、容器の背面や、蓋体後部で
あり、その熱伝導によって、容器内の補助容器が低温と
なることがあった。野菜類から蒸散した水分は、温度の
低い点で凝縮するため、容器後部上方に設けられた、補
助容器の背面や、補助容器の上部蓋体裏面に結露する。
また、補助容器の下側に収納された野菜からの蒸散水分
は、野菜容器の蓋体に設けられた、結露水を容器外へ放
出するための微細な孔まで到達せず、補助容器の底面に
結露し、野菜が付着した水滴に接触したり、流下した水
分が野菜容器の底面に溜って、浸漬したりして野菜を損
傷するという欠点を有していた。
野菜室の外周対流通路は、野菜容器の背面側から、容器
の底面を通過し、前側より上方へ通過する。このため、
容器内で低温となる部分は、容器の背面や、蓋体後部で
あり、その熱伝導によって、容器内の補助容器が低温と
なることがあった。野菜類から蒸散した水分は、温度の
低い点で凝縮するため、容器後部上方に設けられた、補
助容器の背面や、補助容器の上部蓋体裏面に結露する。
また、補助容器の下側に収納された野菜からの蒸散水分
は、野菜容器の蓋体に設けられた、結露水を容器外へ放
出するための微細な孔まで到達せず、補助容器の底面に
結露し、野菜が付着した水滴に接触したり、流下した水
分が野菜容器の底面に溜って、浸漬したりして野菜を損
傷するという欠点を有していた。
【０００７】本発明の目的は野菜容器の特に、補助容器
の底面の結露を防止し、野菜の損傷を防止することにあ
る。
の底面の結露を防止し、野菜の損傷を防止することにあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、上部に冷蔵室、下部に冷凍室を持ち、上
部の冷蔵室と、下部の冷凍室の間に野菜室を設け、冷蔵
室と野菜室を仕切る仕切り板に冷蔵室から野菜室への冷
気通路口を形成し、出しいれ自在な野菜容器と、野菜容
器内の後側上部に置かれた補助容器と、野菜容器の上面
開口部を覆う蓋体と、該蓋体上に風向板を一体に成形す
る。
め、本発明は、上部に冷蔵室、下部に冷凍室を持ち、上
部の冷蔵室と、下部の冷凍室の間に野菜室を設け、冷蔵
室と野菜室を仕切る仕切り板に冷蔵室から野菜室への冷
気通路口を形成し、出しいれ自在な野菜容器と、野菜容
器内の後側上部に置かれた補助容器と、野菜容器の上面
開口部を覆う蓋体と、該蓋体上に風向板を一体に成形す
る。
【０００９】本発明は、上記した構成によって、冷蔵室
と、野菜室を仕切る仕切り板に設けた冷気通路口より野
菜容器の上面開口部に設けた蓋体の上面に、冷蔵室を通
過してきた冷気を落下させ、蓋体上面の風向板により、
野菜容器の前面側に冷気を対流させ、下面から後部へ対
流通過させることによって、野菜容器内の後側上部に置
かれた補助容器の上面を局部的に冷すことなく、また、
野菜容器内に収納された葉菜類から蒸散された水分を、
補助容器の底面に凝縮することなく、容器内で飽和した
水分を、補助容器を下側に持たない容器前部の上面に凝
縮できる。
と、野菜室を仕切る仕切り板に設けた冷気通路口より野
菜容器の上面開口部に設けた蓋体の上面に、冷蔵室を通
過してきた冷気を落下させ、蓋体上面の風向板により、
野菜容器の前面側に冷気を対流させ、下面から後部へ対
流通過させることによって、野菜容器内の後側上部に置
かれた補助容器の上面を局部的に冷すことなく、また、
野菜容器内に収納された葉菜類から蒸散された水分を、
補助容器の底面に凝縮することなく、容器内で飽和した
水分を、補助容器を下側に持たない容器前部の上面に凝
縮できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図を参
照して説明する。図１は本発明の冷蔵庫の縦断面図であ
る。図２は本発明の冷蔵庫の要部の斜視図である。１は
冷蔵庫本体で、外箱１ａと内箱１ｂとその間に断熱材１
ｃが充填されている。冷蔵庫１の上部に冷蔵室２、下部
に冷凍室３を配し、冷蔵室２、冷凍室３の間に、野菜室
４を設け、それぞれ全面開口部に扉２ａ，３ａ，４ａを
備える。５は、冷凍室背面に設けられた冷却器で、上方
に送風機６、その上方にダンパサーモ７を備える。冷蔵
室２は、背面に冷気ダクト８を配し、ダンパサーモ７か
ら分配された冷気は、冷気ダクト８内を通過し、冷気ダ
クト８に設けられた冷気吐出口８ａから、吐出する。９
は冷蔵室内の棚である。１０は冷蔵室の下部に設けられ
た、冷蔵温度よりやや低い温度で食品を貯蔵する氷温
室、１１は、冷蔵室と野菜室を仕切る仕切り板である。
１２は野菜室４内に設けられた出し入れ自在な野菜容器
で、上部後方に補助容器１３を備える。１４は野菜容器
１２の上面開口部を覆う蓋体で、内箱１ｂより延出した
レール部に支持され、野菜容器１２を略密閉するととも
に、上面に一体に成形された風向板１４ａを具備する。
１５は野菜室４と冷凍室３を仕切る仕切りで、熱漏洩量
を少なくするため、断熱材が内部に充填されている。１
６は冷蔵室２と野菜室３の後部に設けられた、冷気戻り
口である。
照して説明する。図１は本発明の冷蔵庫の縦断面図であ
る。図２は本発明の冷蔵庫の要部の斜視図である。１は
冷蔵庫本体で、外箱１ａと内箱１ｂとその間に断熱材１
ｃが充填されている。冷蔵庫１の上部に冷蔵室２、下部
に冷凍室３を配し、冷蔵室２、冷凍室３の間に、野菜室
４を設け、それぞれ全面開口部に扉２ａ，３ａ，４ａを
備える。５は、冷凍室背面に設けられた冷却器で、上方
に送風機６、その上方にダンパサーモ７を備える。冷蔵
室２は、背面に冷気ダクト８を配し、ダンパサーモ７か
ら分配された冷気は、冷気ダクト８内を通過し、冷気ダ
クト８に設けられた冷気吐出口８ａから、吐出する。９
は冷蔵室内の棚である。１０は冷蔵室の下部に設けられ
た、冷蔵温度よりやや低い温度で食品を貯蔵する氷温
室、１１は、冷蔵室と野菜室を仕切る仕切り板である。
１２は野菜室４内に設けられた出し入れ自在な野菜容器
で、上部後方に補助容器１３を備える。１４は野菜容器
１２の上面開口部を覆う蓋体で、内箱１ｂより延出した
レール部に支持され、野菜容器１２を略密閉するととも
に、上面に一体に成形された風向板１４ａを具備する。
１５は野菜室４と冷凍室３を仕切る仕切りで、熱漏洩量
を少なくするため、断熱材が内部に充填されている。１
６は冷蔵室２と野菜室３の後部に設けられた、冷気戻り
口である。
【００１１】次に、冷気の流れを説明する。冷却器５に
よって、冷却された冷気の一部は、送風機６によって、
ダンパサーモ７に送風され、それぞれ分配される。ダン
パサーモ７によって分配された冷気は、冷気ダクト８の
内側を通過し、冷蔵室２内に吐出される。吐出された冷
気は、２の冷蔵室後部から、９の棚上を前部に移動し、
前面から下方に対流する。対流した冷気は２の冷蔵室内
の下部に設けられた氷温室１０の容器下面と、冷蔵室と
野菜室を仕切る仕切り板１１との間を通過し、一部は、
氷温室１０の下部後方に設けられた冷気戻り口１６ａに
戻る。冷気の一部は、仕切り板に設けられた冷気通路口
１１ａから、野菜室に対流し、野菜室の上面開口部を略
密閉した、１４の蓋体上に落下する。冷気通路口１１ａ
は、氷温室１０と扉２ａの間に設けると、棚９より、落
下してきた汚れや食汁などが、容易に蓋体１４上に落下
してしまうので、使い勝手の面から、氷温室１０の下面
に設ける。この位置は、仕切り板１１を挟んで、補助容
器１３の上方になる。蓋体１４上に、落下してきた冷気
は、風向板１４ａによって、後方の冷気戻り口１６に向
かうことなく、前面側に対流し、野菜容器１２と扉４ａ
の間から野菜容器１２と仕切り１５の間を通過しなが
ら、野菜容器１２を間接冷却し、冷気戻り口１６に対流
していく。従って、野菜容器１２で、その上部開口面を
略密閉する蓋体の前方を低温にすることができ、補助容
器１３の背面を特に冷却することがないので、同時にそ
の熱伝導により、補助容器１３の下面を冷却することな
く、補助容器１３の下部に貯蔵された野菜から蒸散した
水分を補助容器１３の底面に凝縮することがない。野菜
容器１２内の過飽和水蒸気は、野菜容器１２と蓋体１４
に囲まれた空間内で、もっとも冷却されている、蓋体１
４の前方に凝縮するので、この位置に、過飽和水蒸気を
逃すための、微細な孔１７や、多孔質焼結樹脂などを具
備することにより、水分の滴下を防止することが可能と
なる。また、本実施例では、前方に冷気を対流させる風
向板１４ａについて述べたが、この風向板を、冷気を分
配するように配置することにより、野菜容器１２の前面
上部のみに冷気を落すことなく、適切な間接冷却を制御
することが可能となる。
よって、冷却された冷気の一部は、送風機６によって、
ダンパサーモ７に送風され、それぞれ分配される。ダン
パサーモ７によって分配された冷気は、冷気ダクト８の
内側を通過し、冷蔵室２内に吐出される。吐出された冷
気は、２の冷蔵室後部から、９の棚上を前部に移動し、
前面から下方に対流する。対流した冷気は２の冷蔵室内
の下部に設けられた氷温室１０の容器下面と、冷蔵室と
野菜室を仕切る仕切り板１１との間を通過し、一部は、
氷温室１０の下部後方に設けられた冷気戻り口１６ａに
戻る。冷気の一部は、仕切り板に設けられた冷気通路口
１１ａから、野菜室に対流し、野菜室の上面開口部を略
密閉した、１４の蓋体上に落下する。冷気通路口１１ａ
は、氷温室１０と扉２ａの間に設けると、棚９より、落
下してきた汚れや食汁などが、容易に蓋体１４上に落下
してしまうので、使い勝手の面から、氷温室１０の下面
に設ける。この位置は、仕切り板１１を挟んで、補助容
器１３の上方になる。蓋体１４上に、落下してきた冷気
は、風向板１４ａによって、後方の冷気戻り口１６に向
かうことなく、前面側に対流し、野菜容器１２と扉４ａ
の間から野菜容器１２と仕切り１５の間を通過しなが
ら、野菜容器１２を間接冷却し、冷気戻り口１６に対流
していく。従って、野菜容器１２で、その上部開口面を
略密閉する蓋体の前方を低温にすることができ、補助容
器１３の背面を特に冷却することがないので、同時にそ
の熱伝導により、補助容器１３の下面を冷却することな
く、補助容器１３の下部に貯蔵された野菜から蒸散した
水分を補助容器１３の底面に凝縮することがない。野菜
容器１２内の過飽和水蒸気は、野菜容器１２と蓋体１４
に囲まれた空間内で、もっとも冷却されている、蓋体１
４の前方に凝縮するので、この位置に、過飽和水蒸気を
逃すための、微細な孔１７や、多孔質焼結樹脂などを具
備することにより、水分の滴下を防止することが可能と
なる。また、本実施例では、前方に冷気を対流させる風
向板１４ａについて述べたが、この風向板を、冷気を分
配するように配置することにより、野菜容器１２の前面
上部のみに冷気を落すことなく、適切な間接冷却を制御
することが可能となる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は野菜容器内の補助容器の背面
や、補助容器の上部蓋体裏面、補助容器の底面の結露を
抑制し、特に補助容器の底面に付着した水滴に貯蔵した
野菜が接触したり、流下した水分が野菜容器の底面に溜
って野菜を損傷せず、高湿度で野菜を保存できるので、
従来より野菜類の貯蔵期間を延長することができる。
や、補助容器の上部蓋体裏面、補助容器の底面の結露を
抑制し、特に補助容器の底面に付着した水滴に貯蔵した
野菜が接触したり、流下した水分が野菜容器の底面に溜
って野菜を損傷せず、高湿度で野菜を保存できるので、
従来より野菜類の貯蔵期間を延長することができる。
【図１】本発明の冷蔵庫の縦断面図。
【図２】本発明の冷蔵庫の要部の斜視図。
【図３】従来の冷蔵庫の縦断面図。
【図４】従来の冷蔵庫の要部の斜視図。
１…冷蔵庫、１ａ…外箱、１ｂ…内箱、１ｃ…断熱材、
２…冷蔵室、２ａ…扉、３…冷凍室、３ａ…扉、４…野
菜室、４ａ…扉、５…冷却器、６…送風機、７…ダンパ
サーモ、８…冷気ダクト、８ａ…冷気吐出口、９…棚、
１０…氷温室、１１…仕切り板、１１ａ…冷気通路口、
１２…野菜容器、１３…補助容器、１４…蓋体、１４ａ
…風向板、１５…仕切り。
２…冷蔵室、２ａ…扉、３…冷凍室、３ａ…扉、４…野
菜室、４ａ…扉、５…冷却器、６…送風機、７…ダンパ
サーモ、８…冷気ダクト、８ａ…冷気吐出口、９…棚、
１０…氷温室、１１…仕切り板、１１ａ…冷気通路口、
１２…野菜容器、１３…補助容器、１４…蓋体、１４ａ
…風向板、１５…仕切り。
Claims (1)
- 【請求項１】上部の冷蔵室と、下部の冷凍室と、前記冷
蔵室、前記冷凍室の間に野菜室とを設け、前記冷蔵室と
前記野菜室とを仕切る仕切り板に形成した前記冷蔵室か
ら前記野菜室への冷気の通路口と、出しいれ自在な野菜
容器と、前記野菜容器内の後側上部に置かれた補助容器
と、前記野菜容器の上面開口部を覆う蓋体とによって構
成され、前記蓋体の上に風向板を一体に成形したことを
特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289587A JPH09133459A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289587A JPH09133459A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09133459A true JPH09133459A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17745168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7289587A Pending JPH09133459A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09133459A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10185407A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-07-14 | Matsushita Refrig Co Ltd | 冷蔵庫 |
| WO2006106050A1 (en) * | 2005-04-07 | 2006-10-12 | Whirlpool Corporation | Refrigerated drawer structure |
| CN104204694A (zh) * | 2012-03-28 | 2014-12-10 | Bsh博世和西门子家用电器有限公司 | 包括快速冷却装置的冷却设备 |
| JP2017036873A (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
| CN108278823A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-07-13 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱 |
| CN108885053A (zh) * | 2016-04-11 | 2018-11-23 | 松下知识产权经营株式会社 | 冷藏库 |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP7289587A patent/JPH09133459A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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