JPH0211418Y2 - - Google Patents

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JPH0211418Y2
JPH0211418Y2 JP11708885U JP11708885U JPH0211418Y2 JP H0211418 Y2 JPH0211418 Y2 JP H0211418Y2 JP 11708885 U JP11708885 U JP 11708885U JP 11708885 U JP11708885 U JP 11708885U JP H0211418 Y2 JPH0211418 Y2 JP H0211418Y2
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JP
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tension
control lever
torque
winding
motor
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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の目的 a 産業上の利用分野 本願の考案は、コイル巻線などにおいて、使用
される電線のテンシヨンを一定値に保持するため
の制御装置に関し、とくに整列巻線などの高精度
を巻線に有効な装置に関するものである。
b 従来の技術 従来、コイル巻線などにおける使用電線のテン
シヨン装置は、通常機械的なものであり、例えば
バンドブレーキによる摩擦力を利用したもの、或
いは、フエルト等で電線をはさみ、その圧力抵抗
でテンシヨンを加減するもの、さらに又、線源か
ら繰出される電線を、回転制御機能をもつ線条誘
導リングを経て、一端がバネ手段等によつて道弾
持され、支点に枢支されたレバーの他端側に設け
た線条案内プーリーに数段に沍つて線条を懸架し
て一定のテンシヨンを付与し、そのテンシヨンを
機械的に調節するが、しかし、テンシヨンの変動
を自動的に、かつ速応的に一定に保持せしめるこ
とは非常に困難であることが実状といえる。
加えて、部品等の摩耗或いは異物の附着その他
線条の不均一等により、種々不都合を生じ、その
都度人為的な修正、補正作業を余義なくされ、そ
のために、生産性が阻害され、さらに製品の精度
に悪影響を及ぼすなどの欠点を免れなかつた。
c 考案が解決しようとする問題点 本願の考案は、従来技術における上記のような
欠点を克服除去し、テンシヨンが設定値から変動
した場合に、瞬時に設定値に復帰せしめて、巻線
機に送り込まれる電線に、常に所望の設定値のテ
ンシヨンを付与して巻線できる制御装置を供する
ことである。
(ロ) 考案の構成 a 問題点を解決するための手段 作 用 本願の考案の特徴は、テンシヨンの変動を電気
信号に変換し、その信号でモータのトルクを制御
して、電線を係装したプーリーに制動を加えて、
テンシヨンと、バネ機構との平衡を設定値になる
ように、制御レバーを動作させることである。
実施例 次に、本考案の好ましい実施例を示す添付図面
につき、詳しく説明する。
本考案のテンシヨンコントローラーは、第1〜
2図に示すように、線源1から引出された電線2
は、トルク制御回路でドライブされるようにした
直流モータ3の出力軸4に取付けたプーリー5に
装架された後、該プーリー5に平行して設けた適
宜の取付台に、長さ方向の適宜の点を支点6とし
て枢支した円周歯部7を具える制御レバー8の、
一端側はパネル機構9を介して弾持され、他端側
に回転自在に取付けたプーリー10に装架し、さ
らに巻線機に近接した位置に設けたプーリー11
を経て巻線機へ誘導される際、上記制御レバー8
によりテンシヨンが制御されると共に、上記制御
レバー8の円周歯部7と噛合させて、(或いは適
宜の接触部材で接触させ)エンコーダ12を取付
け、巻線機の方向に走行する電線の巻テンシヨン
の変動に伴つて、制御レバー8の位置的変位(角
度)を生じた際は、エンコーダ12は制御レバー
8の位置的変位(角度)を検出し、その検出量
を、直流モータ3のトルクの制御回路に帰環せし
めて、直流モータ3のトルクを制御して、制御レ
バー8と協同して、制御レバー8の位置を一定の
位置に保持せしめることによつて、巻テンシヨン
を設定のテンシヨンに保持せしめる。
なお、上記の構成において、エンコーダに代え
て圧電素子を結合して実施することができる。
(ただし、図示省略する。) 考案の効果 本願の考案は、上記の構成によるので、電線の
巻テンシヨンの変動があつた場合、速応的に制御
レバーが、平衡作動し位置的変位(角度)し、そ
の変位量が拡大されて、エンコーダによつて検出
され、エンコーダがその検出量を前記の直流モー
タのトルク制御回路に帰環させ、モータのトルク
を制御し、電線の巻テンシヨンを設定値に速かに
保持せしめることができる。
したがつて、従来技術における如く、巻テンシ
ヨンに変動を生じた際、これを設定値に復元する
ための人為的修正作業を減少し、常に設定値の巻
テンシヨンを付与された電線によつて、巻線作業
を継続することができるので、コイルの巻線精度
の向上及び増産を期することができる。
さらに、機構が簡単であるので安価に提供でき
る等種々の工業的効果を有する考案である。
【図面の簡単な説明】
実施例を示す添付図面において、第1図は本考
案の装置の正面説明図、第2図はブロツクダイア
グラムである。 符号の説明、1;線源、2;電線、3;直流モ
ータ、4;出力軸、5;プーリー、6;支点、
7;円周歯部、8;制御レバー、9;バネ機構、
10;プーリー、11;プーリー、12;エンコ
ーダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トルク制御回路でドライブされる直流モータの
    出力軸に取付けたプーリーと、長さ方向の適宜の
    点を支点にし、その一端がバネ機構と係合し、他
    端が電線のテンシヨンによつて保持される制御レ
    バーと、この制御レバーの位置的変位を検出する
    検出機能と、その検出量を上記トルクの制御回路
    に帰還せしめて、上記直流モータのトルクを制御
    して、制御レバーの位置を常時所定の位置に保持
    させることによつて、巻テンシヨンを常に一定値
    に制御できるようにしたことを特徴とするテンシ
    ヨンコントローラー。
JP11708885U 1985-07-30 1985-07-30 Expired JPH0211418Y2 (ja)

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JP11708885U JPH0211418Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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JPS6226362U JPS6226362U (ja) 1987-02-18
JPH0211418Y2 true JPH0211418Y2 (ja) 1990-03-22

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ID=31002280

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JP11708885U Expired JPH0211418Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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JP (1) JPH0211418Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001247260A (ja) * 2000-01-24 2001-09-11 Alliant Techsyst Inc 張力制御装置及び張力制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001247260A (ja) * 2000-01-24 2001-09-11 Alliant Techsyst Inc 張力制御装置及び張力制御方法

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Publication number Publication date
JPS6226362U (ja) 1987-02-18

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