JPH03186574A - 線条体の張力制御装置 - Google Patents

線条体の張力制御装置

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Publication number
JPH03186574A
JPH03186574A JP32464789A JP32464789A JPH03186574A JP H03186574 A JPH03186574 A JP H03186574A JP 32464789 A JP32464789 A JP 32464789A JP 32464789 A JP32464789 A JP 32464789A JP H03186574 A JPH03186574 A JP H03186574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swing
pulley
torque
tensile force
tension
Prior art date
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Pending
Application number
JP32464789A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobushige Itaya
信重 板谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Publication date
Application filed by YKK Corp, Yoshida Kogyo KK filed Critical YKK Corp
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Publication of JPH03186574A publication Critical patent/JPH03186574A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は線条体の張力制御装置、特に線条体の送り出
し時、巻取り時および走行中の各時点における張力の制
御に共通して利用できる線条体の張力制御装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
線条体の張力制御装置は各種のものが非常に多く研究開
発されているが、■線条体の送り出しや巻取りの張力を
その巻付けられている(あるいはこれから巻付けようと
する)ボビンの回転抵抗を制御することによって行うも
の、また■走行途中の張力を制御する装置としていわゆ
るダンサプーリー装置が広く知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら従来の線条体の張力制御装置においては、
線条体の送り出しや巻取り時の張力制御装置では走行途
中の張力制御はほとんど不可能か適用に不向きとなり、
逆に走行途中の張力制御装置では送り出しや巻取時のそ
れか不可能であるなどの欠点があり、これらすべての場
合に共通に利用でき、しかも正確な制御効果を上げるこ
とのできる張力制御装置はこれまでになかった。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので
あって、張力を測定すべき線条体を巻付ける線条体巻付
シリンダと、ひとつのスイング軸のまわりに回動自在に
設けられ、両端にそれぞれスイングプーリーが回転自在
に支持されるスイングアートと、駆動装置によって回転
駆動され前記スイングプーリーと同一の回転面内におい
て回転する駆動プーリーと、前記線条体巻付シリンダに
同軸的に固着され、前記駆動プーリーと同一の回転面内
において回転するよう設けられる制御プーリーと、前記
スイング軸に調整可能なトルクを付与する調整ばねと、
前記駆動プーリー、制御プーリー及びスイングプーリー
にU字状に掛け回される駆動ベルトとを有する線条体の
張力測定調整装置である。
〔作用〕
線条体巻付シリンダは走行途中のキャプスタン、あるい
は送り出しや巻取り時に用いるボビンに対応し、この線
条体巻付シリンダにおける張力を制御することによって
、上述の各場合の張力制御を果たすことになるのである
〔実施例〕
第1図はこの発明装置の原理を端的に表現した簡略装置
を示すものであって、この第1図について説明する。
符号2は張力を制御すべき線条体1を巻きつける線条体
巻付シリンダを示すものであって、これと同軸的に制御
プーリー5が取りつけられる。線条体巻付シリンダ2は
線条体の走行途中の張力を制御しようとする装置の場合
はいわゆるキャプスタン、また送り出しや巻取り時のそ
れを制御しようとする場合はここにそれぞれ送出ボビン
または巻取ボビンを置きかえればよい。
回転自在に設けられるスイング軸9にはこのスイング軸
9のまわりに回動できるようスイングアーム7が固着さ
れ、スイングアーム7上のスイング軸9から等距離の両
端位置にスイングプーリー6A、6Bがそれぞれ回転自
在に設けられる。
適宜の駆動装置3には駆動プーリー4が直結されている
が、この駆動プーリー4と、上述の制御プーリー5およ
び2個のスイングプーリー6A。
6Bの各回転面はすべて同一の平面上に位置するように
設けられるのである。さらに位置的な関係を詳述すれば
、駆動プーリー4.制御プーリー5の各回転軸線とスイ
ング軸9の軸線はすべて、前記のプーリー回転面に直交
するひとつの平面に含まれるのである。
スイング軸9の他端部には指針10が取りつけられ、ま
た適宜のアームを介して調整ばね12が設けられるが、
これはスイング軸9を回転しようとするトルクを付与す
るためのものである。符号12Aは調整ばね12の長さ
を調節する調整ナツトを示し、また指針10の回転角度
量が直読できるような目盛板11が取りつけられている
つぎに第1図の装置の作動を説明する。
駆動装置3を矢印の方向に回転駆動して駆動ベルト8を
矢印の方向に走行させると、線条体巻付シリンダ2に2
.3回巻つけられてセットされる線条体1は矢印の方向
に走行する。いまこの線条体1の張力をT、線条体巻付
シリンダ2の半径をrとすれば制御プーリー5には大き
さTrのトルクが発生しており、このトルクTrは制御
プーリー5の半径r1と駆動ベルト8に生起する張力T
、との積によって表される駆動側のトルクTlr+と釣
合っているわけである。
一方このベルト駆動系においてスイングアーム7の回動
中心(スイング軸9の取付点)の両側のスイングプーリ
ー6A(6B)にかかる駆動ベルト8の張力T、は、ち
ょうどスイングプーリー6A(6B)の直径分だけずれ
ていて、第1図図示の場合は正面から見て反時計回りの
トルクがまさり、したがってスイングアーム7を大きさ
が(駆動ベルト8の張力T、)x(スイングプーリーの
直径)のトルクで反時計回りに回動させようとし、これ
に同等な特言1回りのトルクを調整ばね12によってス
イング軸9に与えることによってスイングアーム7を水
平に保つことができるのである。
いま線条体1の走行中の張力TがたとえばΔTだけj(
Q加したとすれば、制御プーリー5にかかる駆動ベルト
8の張力T1も△T1だけ増加する(注二線条体巻付シ
リンダ2と制御プーリー5の外径が等しければΔT−Δ
T、である)。したがってスイングアーム7は反時計回
りに振れ、この振れの量は指針10の目盛板11上の動
きによって明白に知ることができる。
したがってあらかじめ調整ばね12によって与えるトル
クの大きさ及びばね定数を知れば、指針10の目盛板上
の位置によって現在走行中の線条体1の張力Tの大きさ
を測定することができる。
また調整ナラ)12Aを締めて調整ばね12のばね力を
高めることにより線条体■の張力′Fを所望の値に調整
することができる。
なお既に述べたようにこの装置では線条体巻付シリンダ
2としてキャプスタン、ボビンなどを選択することによ
って線条体の走行途中、送出時あるいは巻取時の張力の
いずれでも測定および調整できるのである。さらになお
、この発明装置では線条体巻付シリンダ2と制御プーリ
ー5との組と、駆動装置3と駆動プーリー4との組とを
そっくり交換しても作動、効果は同一である。
第2図は第1図に示した原理的な装置を実際的な装置に
まとめた一例を示すものであって、第1図と対応する装
置は同一の符号を用いている。
第2図の装置が第1図のそれと異なるところは、スイン
グアーム7を1本の単純なアームとせずに、これに対し
て回動する別の回動アーム13A、13Bを設け、スイ
ングブー!J−6A、6Bはそれぞれこの回動アーム1
3A、13Bの先端に設けた点である。なお14は回動
アーA13A、13Bを支持するためビン軸15にかけ
られた戻しばねである。この回動アーム13A、13B
は張力の変動に伴うスイングアーム7の振りによって駆
動ベルト8がゆるむことを防ぐための調整機構である。
なお第2図では第1図の調整ばね12は省略し、駆動装
置としてはクラッチ制御イ4駆動装置3を使用する。
〔発明の効果〕
この発明によれば線条体を巻きつける線条体巻伺シリン
ダのところにキャプスタン、あるいは線条体の送出ボビ
ンあるいは巻取ボビンを配置することによって線条体の
上記の各段階における張力の測定あるいは調整を容易に
行うことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置を示す斜視図、第2図は
別の実施例装置を示す正面図である。 1・・・線条体、 2・・・線条体巻付シリンダ、 3・・・駆動装置、 4・・・駆動プーリー 5・・・制御プーリー 6A、6B・・・スイングプーリー 7・・・スイングアーム、 8・・・駆動ベルト、 9・・・スイング軸、 12・・・調整ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、張力を測定すべき線条体(1)を巻付ける線条体巻
    付シリンダ(2)と、 ひとつのスイング軸(9)のまわりに回動自在に設けら
    れ、両端にそれぞれスイングプーリー(6A、6B)が
    回転自在に支持されるスイングアーム(7)と、 駆動装置(3)によって回転駆動され前記スイングプー
    リーと同一の回転面内において回転する駆動プーリー(
    4)と、 前記線条体巻付シリンダ(2)に同軸的に固着され、前
    記駆動プーリー(4)と同一の回転面内において回転す
    るよう設けられる制御プーリー(5)と、 前記スイング軸(9)に調整可能なトルクを付与する調
    整ばね(12)と、 前記駆動プーリー(4)、制御プーリー(5)及びスイ
    ングプーリー(6A、6B)にU字状に掛け回される駆
    動ベルト(8)と を有する線条体の張力測定調整装置。
JP32464789A 1989-12-14 1989-12-14 線条体の張力制御装置 Pending JPH03186574A (ja)

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JP (1) JPH03186574A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102992106A (zh) * 2012-10-30 2013-03-27 南通恒新金属工艺科技有限公司 钢丝绳张力器
CN111099437A (zh) * 2019-12-16 2020-05-05 中国电子科技集团公司第三十九研究所 一种小空间大行程双导轮紧丝器

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