JPH0537839U - 自動テープ巻装置 - Google Patents
自動テープ巻装置Info
- Publication number
- JPH0537839U JPH0537839U JP8649291U JP8649291U JPH0537839U JP H0537839 U JPH0537839 U JP H0537839U JP 8649291 U JP8649291 U JP 8649291U JP 8649291 U JP8649291 U JP 8649291U JP H0537839 U JPH0537839 U JP H0537839U
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- tape
- shaft
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- winding device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】テープ張力の設定が容易になし得る自動テープ
巻装置を提供する。 【構成】フレーム1と、このフレームに同心且つ可回動
に支持されテープパッド26を支持するC字状の回転円
板8と、テープパッド26から引き出されたテープ26
aをテープ巻回部に導くガイドローラ41およびダンサ
ローラ部42と、このダと、テープパッド26を支持す
るテープパッド支持軸25にブレーキ力を加えるパウダ
ーブレーキ36とを有するものにおいて、ダンサローラ
部出口のローラ42aを支持レバー42bの軸とポテン
ショメータ43の軸とを連結し、ポテンショメータ13
を直列に投入した電源によりパウダーブレーキ36に給
電することを特徴とする。
巻装置を提供する。 【構成】フレーム1と、このフレームに同心且つ可回動
に支持されテープパッド26を支持するC字状の回転円
板8と、テープパッド26から引き出されたテープ26
aをテープ巻回部に導くガイドローラ41およびダンサ
ローラ部42と、このダと、テープパッド26を支持す
るテープパッド支持軸25にブレーキ力を加えるパウダ
ーブレーキ36とを有するものにおいて、ダンサローラ
部出口のローラ42aを支持レバー42bの軸とポテン
ショメータ43の軸とを連結し、ポテンショメータ13
を直列に投入した電源によりパウダーブレーキ36に給
電することを特徴とする。
Description
【0001】
本考案はCVケーブル接続部に置けるテーピングを行う自動テープ巻装置に関 する。
【0002】
自動テープ巻装置は従来から使用されているが、テープパッドをその端面が回 転板に平行になるように支持させているため、大径のテープパッドではテープを 巻回する接続部と干渉するおそれがあり、最大で長さ20mのものしか使用でき なかった。そのため、テープの長さには限界がありケーブルサイズによっては絶 縁補強体の形成中にテープの継ぎ足しをする必要がある。上記のような継ぎ足し を行うと絶縁補強体の品質を低下させるおそれがあった。
【0003】 本出願人は上記のような問題を解決するため、テープパッドをその端面を回転 板板面に垂直にして支持させ、大径のテープパッドを使用し得るようにした自動 テープ巻装置を開発し、これにつき特願平1−60417号において開示した。 上記開示の自動テープ巻装置は、図3〜図6に示す。なお、図3は前記開示の 自動テープ巻装置の全体構成を示す正面図、図4は平面図、図5は側面図、図6 は前記装置のフレームの拡大正面図である。これ等の図において、一部を切欠し た円環状すなわちC字状の部分1aとこれに連接するほぼ四辺形の部分1bとを 具えたフレーム1は、平行に配置した2条の案内軌条2に案内されている。而し て、正逆転クラッチ3aを介してモータ3に駆動されるボールねじ4によって案 内軌条2に沿って往復動するトラバーサ5に、前記フレーム1はその面を前記ト ラバーサ5の往復動方向に垂直にして固定されている。
【0004】 フレーム1の一面には、その同心円上に配置してフレーム両端およびそれ等の 中間に位置させて、2段構成で絶縁物製の4箇の段付ガイドローラ6が設けられ ている。図4に示した回転円板8は切欠部を有するC字状をなし、運転時には前 記切欠をスペーサ7によって閉塞され完全な円環状となるものである。而して、 その一面には同心一体に前記段付ガイドローラ6の大径部間の溝に係合する突条 9、前記段付ガイドローラ6のそれぞれの大径部に係合する溝9bを具え、前記 と同様にスペーサの装着により切欠部を閉塞されるC字状の支持板9が設けられ ている。
【0005】 なお、この支持板9は前記突条9bを形成するための大径の絶縁体からなる中 間板と、これを両側から挟圧し前記支持板9より小径で、前記溝9bを形成する 1枚の外側板、それ等の外側に設けられ中間板と同径の表面板10とからなり、 溝9b、9bの底面には、これ等の図では省略されているスリップリングがそれ ぞれ設けられ、これ等のスリップリングからは回転円板8の両端面に互いに独立 した端子が抽出されている。
【0006】 また、支持板9の一面にはこれと同心一体で、回転円板8、支持板9と同位置 に切欠を有し、それ等と同様にスペーサによって前記切欠を閉塞され、周面にタ イミングベルトの歯に噛合する歯を具えたタイミングプーリ11が設けられてい る。
【0007】 一方、前記フレーム1にはフレームの一同心円のフレーム両端に位置して、タ イミングプーリ12、13が設けられ、さらにそれ等のタイミングプーリの間に は前記同心円上に前記各ガイドプーリ6の中間に位置して、2箇のタイミングプ ーリ14が設けられている。また、前記同心円から径方向に突出しタイミングプ ーリ13に隣接した位置、ガイドプーリ6とタイミングプーリ14の一方との中 間位置、前記ガイドプーリと対向する位置、前記ガイドプーリ14の他方を挟む 位置にそれぞれタイミングプーリ15、16、17、18、19が設けてある。 前記タイミングプーリ15〜19の中で、タイミングプーリ13から3番目に 位置するタイミングプーリ16は他よりも大径とされ、モータ20の出力軸21 に連結されている。なお、タイミングベルト22はエンドレス且つ両面型として あり、前記各タイミングプーリに掛け渡されタイミングプーリ13、14、14 、12お呼び支持板9と同心一体のタイミングプーリ11に挟圧された円周状走 路と、タイミングプーリ15、16、17、18、19によって引っ張られた屈 曲直線走路とを形成する。
【0008】 また、前記回転円板8の一直径両端に配置して、軸を前記回転円板8の回転軸 に垂直にしてテープパッドホルダ23がそれぞれ設けられている。これ等のテー プパッドホルダ23は回転円板8の板面に垂直に立設した支柱板24と、この支 柱板24に軸を垂直にして可回動に支持されたテープパッド支持軸25とを有す る。このテープパッド支持軸25にはテープパッド26がその巻心を係合させ、 ばね機構を有する巻心係合部によって支持固定されている。
【0009】 また、前記テープパッド支持軸25にはブレーキ用タイミングプーリ35が固 着されている。このブレーキ用タイミングプーリ35は、図5に示したようにパ ウダーブレーキ36のブレーキ軸タイミングプーリ37とタイミングベルト38 によって連結されている。
【0010】 なお、前記パウダーブレーキ36は磁性のハウジング39と、その内部に収容 された同じく磁性の前記ブレーキ軸と、前記ハウジング内に前記ブレーキ軸を包 囲して充填された磁性粉と、通電により前記ハウジング、磁性粉、ブレーキ軸を 磁化するコイルとを有するものとし、前記コイルへの通電電流の調整により任意 適当のブレーキ力が得られるものとしてある。
【0011】 上記構成の従来の従来の自動テープ巻装置において、テープパッド26から引 き出されたテープ26aはガイドローラ41、ダンサローラ部42等を経由して テープ巻回部に導かれ、その端末を絶縁補強体周面に固定される。なお、前記テ ープ26aはガイドローラ41とダンサローラ部42斗の間で90°捩じられて いる。
【0012】 また、前記支柱板24にはテープパッド径検出用のポテンショメータ43が設 けられ、このポテンショメータの回転軸にはばね44によって、先端を常時テー プパッド26周面に圧接する径検出レバー45の基端が固定されている。而して 、前記ポテンショメータ43はテープパッド26の径が減少し、テープパッド径 検出レバー45が図4の左方に移動するにつれ、抵抗値が増大するものとしてあ り、パウダブレーキ36のコイルには前記ポテンショメータ43が直列に投入さ れた電源から給電されている。従って、テープパッド26の径が減少するにつれ 前記コイルに印加される電流は減少し、パウダーブレーキ36のブレーキ力は減 少される。
【0013】
上記構成の従来の自動テープ巻装置において、自動的にテープ巻のなされる 状態は前記特許出願の明細書中に開示したところであり、その詳細な説明は省略 する。而して、上記構成の従来の自動テープ巻装置において、巻回されるテープ に作用させる張力の制御は次のようにしてなされる。すなわち、常時テープパッ ド26周面に圧接されるテープパッド径検出レバー45の角度(テープパッド2 6の径に対応)をポテンショメータ43による検知し、この検知信号をコントロ ールユニットにフィードバックしてコントロールユニットからパウダーブレーキ 36に信号を送り、これによりパウダーブレーキ36のブレーキ力を調整し前記 張力を制御するようにしている。
【0014】 上記従来の張力の制御方法は、制御因子が多いためコントロールユニット内で の設定が非常に難しく、作業現場でのテープ張力の設定は極めて困難であり、設 定張力の変更が必要な場合にこれに対応することはほとんど不可能であった。
【0015】 本考案は上記の事情に基づきなされたもので、テープ張力の設定が容易になし 得る自動テープ巻装置を提供する。
【0016】
本考案の自動テープ巻装置は、トラバーサによって往復動されるC字状のフレ ームと、このフレームに同心且つ可回動に支持され軸を前記回動軸に垂直にして テープパッドを支持するC字状の回転円板と、前記テープパッドから引き出され たテープをテープ巻回部に導くガイドローラおよびダンサローラ部と、このダン サローラ部の出口におけるダンサローラを支持する支持レバーと、前記テープパ ッドを支持するテープパッド支持軸にブレーキ力を加えるパウダーブレーキとを 有するものにおいて、前記支持レバーの軸とポテンショメータの軸とを連結し、 前記ポテンショメータを直列に投入した電源により前記パウダーブレーキに給電 することを特徴とする。
【0017】
上記構成自動テープ巻装置においては、前記支持レバーの動きはテープに作用 している張力に直接に関連するものである。従って、前記説明した従来の自動テ ープ巻装置おけるよりもコントロールユニットによるテープ張力の設定が非常に 簡単になる。
【0018】
図3〜図6と同一部分には同一符号を付した図1は本考案の一実施例の正面図 、図2はその側面図である。これ等の図において、ダンサローラ部42のローラ 42aを支持するレバー42bの軸42cに、ポテンショメータ43の軸を連結 してある。なお、前記支持レバー42cにはばね42dによりばね力が印加され ている。ポテンショメータ43、パウダブレーキ36、電源等の接続関係は前記 詳説した従来の自動テープ巻装置と同様である。
【0019】 上記構成の本考案自動テープ巻装置においては、ポテンショメータ43は支持 レバー42cの回動につれて回動され、その抵抗値を増減させる。而して、前記 支持レバー42cの動きはテープ26aに作用している張力に直接に関連するも のであるから、テープパッド径検出レバー45によりテーパパッド径を検出し、 前記レバー45の動きをポテンショメータ43によって電気量に変換し、これを コントロールユニットによって処理してブレーキ力、従ってテープ張力の調整を する従来のものよりも、コントロールユニットによるテープ張力の設定が非常に 簡単になる。
【0020】
上記から明らかなように本考案の自動テープ巻装置においては、テープ張力の 設定が極めて簡単になし得るため、作業現場でのテープ張力の設定は極めて容易 であり、設定張力の変更が必要な場合にも容易にこれに対応することができる。
【図1】本考案の一実施例の正面図。
【図2】その側面図。
【図3】特願平1−60417号開示の自動テープ巻装
置の全体構成を示す正面図。
置の全体構成を示す正面図。
【図4】その平面図。
【図5】その側面図。
【図6】前記装置のフレームの拡大正面図。
1…フレーム 8…回転円板 25…テープパッド支持軸 26…テープパッド 26a…テープ 36…パウダーブレーキ 41…ガイドローラ 42…ダンサローラ部 42a…出口側のローラ 42b…支持レバー 43…ポテンショメータ
Claims (1)
- 【請求項1】 トラバーサによって往復動されるC字状
のフレームと、このフレームに同心且つ可回動に支持さ
れ軸を前記回動軸に垂直にしてテープパッドを支持する
C字状の回転円板と、前記テープパッドから引き出され
たテープをテープ巻回部に導くガイドローラおよびダン
サローラ部と、このダンサローラ部の出口におけるダン
サローラを支持する支持レバーと、前記テープパッドを
支持するテープパッド支持軸にブレーキ力を加えるパウ
ダーブレーキとを有するものにおいて、前記支持レバー
の軸とポテンショメータの軸とを連結し、前記ポテンシ
ョメータを直列に投入した電源により前記パウダーブレ
ーキに給電することを特徴とする自動テープ巻装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8649291U JPH0537839U (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 自動テープ巻装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8649291U JPH0537839U (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 自動テープ巻装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537839U true JPH0537839U (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=13888486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8649291U Pending JPH0537839U (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 自動テープ巻装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537839U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512275A (ja) * | 1974-06-26 | 1976-01-09 | Original Hanau Quarzlampen | Shijutsuyoshomeito |
JPS5171158A (ja) * | 1974-12-17 | 1976-06-19 | Shimadzu Corp | Purosesushingodensokairo |
JPH0318562A (ja) * | 1989-03-13 | 1991-01-28 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 自動テープ巻回装置 |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP8649291U patent/JPH0537839U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512275A (ja) * | 1974-06-26 | 1976-01-09 | Original Hanau Quarzlampen | Shijutsuyoshomeito |
JPS5171158A (ja) * | 1974-12-17 | 1976-06-19 | Shimadzu Corp | Purosesushingodensokairo |
JPH0318562A (ja) * | 1989-03-13 | 1991-01-28 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 自動テープ巻回装置 |
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