JPS6216735Y2 - - Google Patents

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JPS6216735Y2
JPS6216735Y2 JP13293482U JP13293482U JPS6216735Y2 JP S6216735 Y2 JPS6216735 Y2 JP S6216735Y2 JP 13293482 U JP13293482 U JP 13293482U JP 13293482 U JP13293482 U JP 13293482U JP S6216735 Y2 JPS6216735 Y2 JP S6216735Y2
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JP
Japan
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winding
linear motor
stator
frame
primary
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JP13293482U
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JPS5937826U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はリニアモータ式電線巻取装置に関する
ものである。
〔従来技術とその問題点〕
クレーン、台車等の移動体への給電、制御用の
給電ケーブル、制御用電線等(以下電線と称す)
は、移動体の移動範囲に応じた長尺を要するが、
移動体の移動に際し電線が絡まらないようクレー
ン上、台車上、クレーンのクラブ上等に電線巻取
装置が設置される。従来この電線巻取装置は第4
図A,Bに示す如くかご形又は巻線形のトルクモ
ータMからチエンC、歯車等の減速機Gを介して
巻取ドラム3を駆動し、所望の電線巻取りを行う
ようになしている。しかしこの方法ではトルクモ
ータは巻取巻戻時のトルク差があり、トルク調整
が困難なため抵抗器、電圧調整装置、トルクリミ
ツタ等を設ける必要があり、このため構成が複雑
となり、保守点検に手数を要し、更に寸法上減速
装置を小型化するためチエンを使用することが多
いが、この方法では保守に難点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこれに鑑みてなされたもので、巻取装
置を小型化し、部品点数を少くして保守点検を容
易にすると共に電線の巻取、巻戻時のトルクを平
準化して発生トルクの調整をも容易になすように
したもので、回動自在にしてフレームに設けた巻
取ドラムのフランジの一側面に二次側可動子を設
け、この二次側可動子と対向するようにして一次
側固定子をフレームに固定し、前記二次側可動子
と一次側固定子とでもつてリニアモータを形成さ
せるとともにこのリニアモータの一次側固定子と
二次側可動子との空隙を可調整的にし、且つ二次
側可動子の外周部両側を必要時挾持するようにし
たる制動装置を設けたことを要旨とする。
実施例以下図示の実施例に基づいて説明する。
図に於て1は電線巻取装置のフレームで、該フ
レーム1には軸受2を介して巻取ドラム3を回動
自在に支持したドラム軸4を軸支すると共に、上
記巻取ドラム3のフランジの一側面即ち前記フレ
ーム1と対向する側面にリニアモータの二次側可
動子5を固定する。この二次側可動子5は円盤状
又はドーナツ形をしドラム側面に突設される。な
おこの二次側可動子5は、アルミニウム板、鉄板
等で形成された公知のものである。またフレーム
1にはこの二次側可動子5と対向するように所定
空隙を介してリニアモータを形成せしめる一次側
固定子6を一台又は二台固定する。この一次側固
定子6は、周知の如く固定子鉄心とこれに巻回さ
れた巻線部とよりなるもので、この巻線部の励磁
によつて二次側可動子6は推力を得、これにより
巻取ドラム3に回転力を与え、且つ制動力をも与
えるようになされている。
而して該リニアモータの推力調整は該リニアモ
ータの一次側固定子6と二次側可動子5との空隙
を可調整的にして行うもので、これには二次側可
動子5を巻取ドラム3に対して出没自在にしても
あるいは一次側固定子6をフレーム1に対して突
出自在にしてもよい。実施例に於ては、一次側固
定子6又は二次側可動子5の固定部に所要厚をも
つたライナーの挿入によつて、空隙の調整を行う
ようになしている。これにより推力調整のほか電
線の張力を調整することができる。
また巻取ドラム3の制動は、フレーム1に設け
た制動装置8にて行うもので、これは二次側可動
子5の外周部を両側より挾み、リニアモータが通
電されていないとき巻取ドラム3の回転をとめる
ようになしたデイスクブレーキより成る。
巻取ドラム3は巻き取るケーブルその他の電線
の径の長さに応じた大きさを有し、この巻取ドラ
ム3と反対側のフレームにはスリツプリング7を
設け、フレーム等の固定側よりリニアモータの推
力にて回転する巻取ドラム3に巻回される電線に
電力信号等を供給するためのもので、図示省略し
たがドラム軸4は中空となつており、この中空軸
4内に電線等を挿通して電気的にスリツプリング
7と巻取ドラム3に巻回される電線とを連結し、
スリツプリング7の固定端に供給された電力信号
等は、巻取ドラム3の電線によつて端末機に供給
されるものである。
〔考案の効果〕
なお一般に、単に長尺物を巻取り、巻戻すため
の装置用としても、スリツプリング7を設けない
ほかは、前記構成に準じ本発明装置を利用するこ
とができるものである。
而して本考案による時はリニアモータを形成す
る一次側固定子により巻取ドラムに固定した二次
側可動子、即ち巻取ドラムを直接駆動するように
なしているため減速機を省略でき、このために減
速部の給油、調整及び摩耗部品の交換等の手数を
省け、保守が容易となり、且つ部品数が少く構成
簡易な小型化とすることができると共に、リニア
モータの特性上巻取と制動時との推力の差が小さ
く、巻取巻戻に際し電線に一定の張力をかけるこ
とができる。またリニアモータにより直接巻取ド
ラムを駆動するためモータ、ギヤ等の慣性力がな
く起動停止がスムーズであり、しかもリニアモー
タ一次側固定子と二次側可動子との隙間を調整す
ることにより容易に推力及び電線張力を調整でき
る等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は平
面図、第4図は公知例図である。 1……フレーム、2……軸受、3……巻取ドラ
ム、4……ドラム軸、5……二次側可動子、6…
…一次側固定子、7……スリツプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動自在にしてフレームに設けた巻取ドラムの
    一側面に二次側可動子を設け、この二次側可動子
    と対向するようにして一次側固定子を前記フレー
    ムに固定し、前記二次側可動子と一次側固定子と
    でもつてリニアモータを形成せしめるとともに、
    前記一次側固定子と二次側可動子間を可調整的に
    し、且つ二次側可動子の外周部両側を必要時挾持
    するようにしたる制動装置を設けたことを特徴と
    するリニアモータ式電線巻取装置。
JP13293482U 1982-08-31 1982-08-31 リニアモ−タ式電線巻取装置 Granted JPS5937826U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13293482U JPS5937826U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 リニアモ−タ式電線巻取装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13293482U JPS5937826U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 リニアモ−タ式電線巻取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5937826U JPS5937826U (ja) 1984-03-09
JPS6216735Y2 true JPS6216735Y2 (ja) 1987-04-27

Family

ID=30300038

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JP13293482U Granted JPS5937826U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 リニアモ−タ式電線巻取装置

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JPS5937826U (ja) 1984-03-09

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