JPH0210003B2 - - Google Patents

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JPH0210003B2
JPH0210003B2 JP60072322A JP7232285A JPH0210003B2 JP H0210003 B2 JPH0210003 B2 JP H0210003B2 JP 60072322 A JP60072322 A JP 60072322A JP 7232285 A JP7232285 A JP 7232285A JP H0210003 B2 JPH0210003 B2 JP H0210003B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
filling
chuck
bag material
chuck tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60072322A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61232114A (ja
Inventor
Masato Doi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority to JP60072322A priority Critical patent/JPS61232114A/ja
Publication of JPS61232114A publication Critical patent/JPS61232114A/ja
Publication of JPH0210003B2 publication Critical patent/JPH0210003B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チヤツク袋の充填製袋方法に係り、
特にチヤツク袋の製袋工程と、そのチヤツク袋に
内容物を充填する工程とを同時に行う方法に関
し、食品その他の産業分野において食品等の自動
包装作業に利用できるものである。
〔背景技術とその問題点〕
食品等の内容物を密封して包装し、これを一旦
開封した後でも再び開閉ができる掛脱自在のチヤ
ツク部材を備えたいわゆるチヤツク袋が知られて
いる。
このチヤツク袋を製袋する方法として、従来
は、予めチヤツク袋を別に製袋しておき、しかる
後にこの製袋されたチヤツク袋の1枚1枚を充填
機に掛けて食品等の内容物を充填して密封する方
法が知られている。
しかし、このような従来の方法では製袋工程と
充填工程とを別個に行つているために、製袋と充
填とを同時に行ういわゆるピロー包装に比較して
充填能力が低く大量生産品には不向きである。
これを改良した方法として、チヤク袋の製袋と
内容物の充填とを同時に行うチヤク袋の充填製袋
方法が提案されている。(例えば特開昭56−42640
号公報参照)。
この方法は、長尺帯状のフイルムからなる袋素
材の幅方向における両端部に互いに掛脱自在に形
成された一対のチヤツクテープの一方をそれぞれ
接着しておき、次に、この袋素材を前記チヤツク
テープが掛合する方向に折曲げて該チヤツクテー
プを掛合させるとともにこのチヤツクテープの掛
合部よりも外側の部位を接着し、次に、前記袋素
材を横断する方向に該袋素材の内面を接着して一
方が開口する袋状を形成し、しかる後に前記開口
部から食品等の内容物を充填して前記開口部を接
着するとともに、前記2つの接着部位を切断して
充填製袋を行うものである。
この方法は、製袋と充填とを同時に行うことが
でき、大量生産が可能となるが、製袋充填時の際
に雄雌のチヤツクテープを別々に接着する工程、
袋素材を折る工程及び前記雄雌チヤツクテープを
掛合させる工程が必要であり、充填製袋の工程が
複雑である。
そのため、充填製袋時間の短縮化が困難である
とともに製袋充填の際に雄型チヤツクテープが雌
型チヤツクテープにうまく掛合されなかつたり接
着が外れる等して不良品の発生する虞れがある。
更に、この方法を実施するための装置の構成が
複雑となり、該装置が大型大重量となるので、製
造コストや設置スペース等の経済的観点からも好
ましくないという欠点を有している。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、チヤツク袋の充填製袋を迅速
且つ円滑に行うことができるチヤツク袋の充填製
袋方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本発明は2枚の袋素材を用意し、これらの端部
を接着する工程とこれらの端部に予め掛合してあ
るチヤツクテープを接着する工程とを行い、しか
る後に袋素材の長手方向に所定の間隔をおいて該
袋素材の幅方向に沿つて該袋素材を横断する方向
に接着して一方が開口する袋状を形成し、この開
口部から充填物を充填してこの開口部を接着密封
することにより充填製袋を行うものであり、袋素
材を折曲げたり、雌雄のチヤツクテープを別々に
接着したり更にはこれら雌雄のチヤツクテープを
掛合する等の工程がないから充填製袋工程が単純
であるとともに雄雌のチヤツクテープの掛合がう
まくいかなかつたり外れたりする虞れがなく、円
滑な充填製袋が可能であり、且つ、充填製袋時間
の短縮等を可能にするものである。
具体的には、2枚の長尺帯状のフイルムからな
る袋素材の幅方向におけるそれぞれの一方の端部
を互いにつき合わせてこれらの間に予め雄チヤツ
クテープと雌チヤツクテープとが掛合されている
チヤツクテープを挟むとともに前記チヤツクテー
プの掛合面に対して背面を構成する2つの面を前
記袋素材の相対向する面にそれぞれ接着する工程
と、 前記つき合わされた袋素材の端部に同志を互い
に接着する工程とを行い、 次に、前記袋素材の長手方向に所定の間隔をお
いて該袋素材の幅方向に沿つて該袋素材を横断す
る方向に接着して一方が開口する袋状を形成し、 しかる後に、前記開口部から充填物を充填して
該開口部を接着密封することにより充填製袋を行
う構成を有している。
〔実施例〕
第2図乃至第12図は本発明に係るチヤツク袋
の充填製袋方法の実施例を説明するための図であ
る。
第2図は、長尺帯状のフイルムからなる袋素材
2を示すもので、該袋素材2は、ポリエチレン、
ビニロン、ポリプロピレンその他のプラスチツク
製フイルム等からなるものである。
また、第3図及び第4図は、チヤツクテープ3
を示すもので、第3図は、互いに掛脱自在なよう
に構成された雄チヤツクテープ4及び雌チヤツク
テープ6を示すものであり、雄チヤツクテープ4
の突条8が雌チヤツクテープ6の溝10に同図の
矢印pで示されるように嵌合されることにより掛
合されるように構成されている。
第4図は前記雄チヤツクテープ4と雌チヤツク
テープ6とが掛合された状態を示している。
このようにして掛合された状態のチヤツクテー
プ3は、第5図に示されるようにロール状に巻回
されて用意されている。
次に第6図乃至第8図に示されるように前記2
枚の袋素材2の幅方向におけるそれぞれの一方の
端部が互いにつき合わされ、これらの間に前記チ
ヤツクテープ3が挟まれ、次に、前記チヤツクテ
ープ3の掛合面に対して背面を構成する2つの面
が前記袋素材2のつき合わされたそれぞれの面に
溶着等の手段によつて接着されるとともに前記つ
き合わされた袋素材2の端部同志が互いに接着さ
れて第1の接着部12が形成される。
なお、第7図は第6図A−A船断面図であり、
第8図は第6図の側面図である。
また、前記2つの工程は同時に行つても良く、
また、前後逆に行つても良い。
次に、第9図に示されるように、前記袋素材2
の長手方向に所定の間隔をおいて該袋素材2の幅
方向に沿つて該袋素材2を横断する方向に接着が
なされて一方が開口する袋状が形成される。
第9図における14及び16はこのようにして
接着された第2及び第3の接着部を示している。
また第10図は第9図におけるA−A線断面図
である。
次に、前記開口部から第10図に示されるよう
に食品等の充填物18が充填され、しかる後に該
開口部が接着密封される。
第11図はこのようにして密封された状態を示
す図であり、同図において20は第4の接着部を
示している。
最後に、第11図におけるB−B線及びC−C
線に沿つて切断が行われ、充填製袋が完了する。
第12図はこのようにして充填製袋が完了した
包装物22の側面図を示すものである。
第1図は上述の実施例の方法を実行するための
装置の概略構成を示す図である。
同図において2枚の同じ材質及び幅を有する袋
素材2の幅方向におけるそれぞれの一方の端部が
ローラ24によつて互いにつき合わされるととも
にこれら袋素材2の間に予め雄チヤツクテープと
雌チヤツクテープとが掛合されているチヤツクテ
ープ3が挟まれ、次に、回転溶着装置26によつ
て前記チヤツクテープ3の掛合面に対して背面を
構成する2つの面が前記袋素材2の相対向する面
にそれぞれ溶着されると同時に前記つき合わされ
た袋素材2の端部同志も互いに溶着される。
次に、第1の溶着装置28によつて前記袋素材
2の長手方向に所定の間隔をおいて該袋素材2の
幅方向に沿つて該袋素材2を横断する方向に溶着
がなされ、一方が開口する袋状が形成される。
次いで充填装置30によつて前記開口部から食
品等の充填物18が充填され、しかる後に第2の
溶着装置32によつて前記開口部が接着密封され
る。
次いで切断装置34によつて前記長手方向の接
着部14及び16の略中央部から切断が行われて
包装物22が得られる。
上述の実施例にあつては以下の利点を有する。
即ち、袋素材2を2枚用意してこれらの端部に
チヤツクテープ3を挟むとともに接着を行つてい
るから従来のように1枚の袋素材を折曲げる工程
が不要である。
また、チヤツクテープ3は雄チヤツクテープと
雌チヤツクテープとを予め掛合してあるから充填
製袋時にこれらを掛合する工程が不要である。
これにより、雄・雌のチヤツクテープがうまく
掛合されなかつたり掛合が外れる等の不都合がな
い。
更に、チヤツクテープ3が予め掛合されてある
ために雄チヤクテープと雌チヤツクテープとを
別々に袋素材に接着することなく前記掛合面に対
する背面を構成する2つの面を同時に前記袋素材
に接着することができる。
このため、従来の充填製袋方法に比較して工程
が極めて単純となり、充填製袋時間の短縮化が可
能であるとともに、充填製袋装置の構成を単純な
ものとすることができ、装置を小型軽量に形成で
きるから製造コストや設置スペース等の経済的観
点からもそのメリツトは大きい。
なお上述の実施例においては、チヤツクテープ
を接着する接着工程と袋素材の端部を接着する接
着工程とを同時に行つているが、これは別々に行
つてもよい。
また2枚の袋素材として材質、幅等が同一のも
のを用いているが、これも必要に応じて異なつた
材質及び異なつた幅のものを用いてもよい。
更に、前記実施例にあつては各接着工程をヒー
トシール等の溶着装置によつて行う例を示した
が、これは、例えば接着剤を用いて接着しても良
いことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明は、2枚の袋素材
を用いてそれらの端部をつき合わせるとともに、
それらの間に予め掛合してあるチヤツクテープを
挟んで接着することにより充填製袋を行つている
から、1枚の素材を折曲げたり雄雌のチヤツクテ
ープを掛合したりする等の工程が不要であり、工
程が単純であるから充填製袋時間の短縮化が可能
であるとともに、その装置の構成を簡単なものと
することができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る充填製袋方法を
実施するための装置の概略構成を示す図、第2図
ないし第12図は本発明の実施例に係る充填製袋
方法を説明するための図である。 2……袋素材、3……チヤツクテープ、4……
雄チヤツクテープ、6……雌チヤツクテープ、8
……突条、10……溝、12,14,16,20
……第1、第2、第3、第4の接着部、18……
充填物、22……包装物、、24……ローラ、2
6……回転溶着装置、28,32……第1、第2
の溶着装置、30……充填装置、34……切断装
置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2枚の長尺帯状のフイルムからなる袋素材の
    幅方向におけるそれぞれの一方の端部を互いにつ
    き合わせてこれらの間に予め雄チヤツクテープと
    雌チヤツクテープとが掛合されているチヤツクテ
    ープを挟むとともに前記チヤツクテープの掛合面
    に対して背面を構成する2つの面を前記袋素材の
    相対向する面にそれぞれ接着する工程と、 前記つき合わされた袋素材の端部同志を互いに
    接着する工程とを行い、 次に、前記袋素材の長手方向に所定の間隔をお
    いて該袋素材の幅方向に沿つて該袋素材を横断す
    る方向に接着して一方が開口する袋状を形成し、 しかる後に、前記開口部から充填物を充填して
    該開口部を接着密封することにより充填製袋を行
    うことを特徴とするチヤツク袋の充填製袋方法。
JP60072322A 1985-04-05 1985-04-05 チヤツク袋の充填製袋方法 Granted JPS61232114A (ja)

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JPS61232114A JPS61232114A (ja) 1986-10-16
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JPH01229619A (ja) * 1988-03-11 1989-09-13 Dainippon Printing Co Ltd チャック付袋のチャック融着方法
JP2003026197A (ja) * 2001-07-18 2003-01-29 Senpuku Sogyo:Kk 水及び温水に溶けるチャックテープ

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