JPH0144017Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0144017Y2 JPH0144017Y2 JP1983078663U JP7866383U JPH0144017Y2 JP H0144017 Y2 JPH0144017 Y2 JP H0144017Y2 JP 1983078663 U JP1983078663 U JP 1983078663U JP 7866383 U JP7866383 U JP 7866383U JP H0144017 Y2 JPH0144017 Y2 JP H0144017Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- stem
- culm
- ultrasonic
- ground level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009333 weeding Methods 0.000 description 5
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、走行機体に駆動機構を介して昇降自
在に刈取部を設けると共に、前記刈取部の横外側
方を覆つてカバーを取付け、かつ、前記刈取部
に、その対地レベルを検出する超音波センサを付
設すると共に、そのセンサによる検出対地レベル
が設定範囲内に維持されるように、前記駆動機構
を自動的に作動する昇降制御機構を備えさせてあ
る茎稈刈取機に関する。
在に刈取部を設けると共に、前記刈取部の横外側
方を覆つてカバーを取付け、かつ、前記刈取部
に、その対地レベルを検出する超音波センサを付
設すると共に、そのセンサによる検出対地レベル
が設定範囲内に維持されるように、前記駆動機構
を自動的に作動する昇降制御機構を備えさせてあ
る茎稈刈取機に関する。
従来の茎稈刈取機では、例えば、実開昭56−
104329号公報に開示されたもののように、刈取部
の対地レベル検出用の超音波センサを、地面を臨
む状態で下側開口した部材内に設置して、例えば
倒れかかつた茎稈等が超音波投射空間内に入り込
むことを、前記部材によつて阻止することで、茎
稈等が超音波投射空間内に入り込むことによる超
音波センサでの誤検出を防ぐように図つていた。
104329号公報に開示されたもののように、刈取部
の対地レベル検出用の超音波センサを、地面を臨
む状態で下側開口した部材内に設置して、例えば
倒れかかつた茎稈等が超音波投射空間内に入り込
むことを、前記部材によつて阻止することで、茎
稈等が超音波投射空間内に入り込むことによる超
音波センサでの誤検出を防ぐように図つていた。
従つて、従来は、超音波センサでの誤検出を防
ぐため専用の部材を設けていたので、その部材を
設置する分コストがかかるという欠点があつた。
ぐため専用の部材を設けていたので、その部材を
設置する分コストがかかるという欠点があつた。
本考案は、上記実情を鑑みてなされたものであ
つて、対地レベルを検出するための超音波投射空
間への茎稈等の入り込みを、本来構造を有効に利
用した簡単な改造により、専用の部材を設けたこ
となく防ぐことのできる茎稈刈取部の提供を目的
とする。
つて、対地レベルを検出するための超音波投射空
間への茎稈等の入り込みを、本来構造を有効に利
用した簡単な改造により、専用の部材を設けたこ
となく防ぐことのできる茎稈刈取部の提供を目的
とする。
本考案は、上記目的の達成のために、冒記した
茎稈刈取機において、前記刈取部の横外側端に配
置した分草具の取付フレームに、前記センサを取
付けた板状支持部材を取付けると共に、その板状
支持部材の下部を、前記カバーと平行あるいはほ
ぼ平行な状態で下方に一体延設し、その延出部分
と前記カバーとの間に超音波投射空間を形成して
あることを特徴とする。
茎稈刈取機において、前記刈取部の横外側端に配
置した分草具の取付フレームに、前記センサを取
付けた板状支持部材を取付けると共に、その板状
支持部材の下部を、前記カバーと平行あるいはほ
ぼ平行な状態で下方に一体延設し、その延出部分
と前記カバーとの間に超音波投射空間を形成して
あることを特徴とする。
すなわち、茎稈刈取機において刈取部の外側方
を覆うために本来的に設けてあるカバーと、対地
レベルを検出する超音波センサを刈取部に設ける
ための板状支持部材の下方に一体延設した延設部
分との間に超音波投射空間を形成してあるから、
倒れ込んだ茎稈等が超音波投射空間内に侵入する
ことを、前記カバー及び板状支持部材で阻止でき
る。
を覆うために本来的に設けてあるカバーと、対地
レベルを検出する超音波センサを刈取部に設ける
ための板状支持部材の下方に一体延設した延設部
分との間に超音波投射空間を形成してあるから、
倒れ込んだ茎稈等が超音波投射空間内に侵入する
ことを、前記カバー及び板状支持部材で阻止でき
る。
よつて、本考案のものは、従来のように、超音
波センサを設置して、かつ超音波投射空間を形成
するための専用の部材を設けて、その超音波投射
空間への茎稈等の侵入も阻止していたものと比べ
ると、本来的に備えられた前記カバー及び板状支
持部材が従来の専用の部材と同様の作用をするも
のであるから、その専用の部材は不要であり、そ
の分、部品点数及びコストを低減できるという効
果を奏するに至つた。
波センサを設置して、かつ超音波投射空間を形成
するための専用の部材を設けて、その超音波投射
空間への茎稈等の侵入も阻止していたものと比べ
ると、本来的に備えられた前記カバー及び板状支
持部材が従来の専用の部材と同様の作用をするも
のであるから、その専用の部材は不要であり、そ
の分、部品点数及びコストを低減できるという効
果を奏するに至つた。
以下、本考案の実施例を例示図に基いて詳述す
る。
る。
分草具１…及び引起し装置２…を機体左右方向
に並設すると共に刈取装置３を設け、かつ、刈取
茎稈を機体後方に搬送してフイードチエーン４に
受渡す搬送装置５を設けて刈取部６を構成し、そ
の刈取部６を、機体左右向き軸芯Ｐ周りで上下揺
動自在に操縦部７と脱殻装置８を備えた走行車体
に枢支連結すると共に、前記刈取部６と走行車体
とにわたり、駆動機構の一例としての油圧シリン
ダ９を連動連結し、茎稈刈取機の一例としてのコ
ンバインを構成してある。
に並設すると共に刈取装置３を設け、かつ、刈取
茎稈を機体後方に搬送してフイードチエーン４に
受渡す搬送装置５を設けて刈取部６を構成し、そ
の刈取部６を、機体左右向き軸芯Ｐ周りで上下揺
動自在に操縦部７と脱殻装置８を備えた走行車体
に枢支連結すると共に、前記刈取部６と走行車体
とにわたり、駆動機構の一例としての油圧シリン
ダ９を連動連結し、茎稈刈取機の一例としてのコ
ンバインを構成してある。
前記分草具１…のうちの、操縦部７とは反対側
端部に位置する分草具１の取付フレーム１０に刈
取部６の対地レベル検出用の超音波センサ１１を
付設し、そのセンサ１１からの信号と設定器１２
からの信号とを比較器１３に入力し、その比較結
果に基き、前記シリンダ９に対する電磁弁１４の
駆動回路１５に指令信号を入力させるように構成
し、センサ１１の検出対地レベルが設定範囲内に
維持されるようにシリンダ９を自動的に伸縮作動
させ、刈取部６の対地レベル、即ち、刈高さを一
定あるいはほぼ一定に維持するように昇降制御機
構１６を構成してある。
端部に位置する分草具１の取付フレーム１０に刈
取部６の対地レベル検出用の超音波センサ１１を
付設し、そのセンサ１１からの信号と設定器１２
からの信号とを比較器１３に入力し、その比較結
果に基き、前記シリンダ９に対する電磁弁１４の
駆動回路１５に指令信号を入力させるように構成
し、センサ１１の検出対地レベルが設定範囲内に
維持されるようにシリンダ９を自動的に伸縮作動
させ、刈取部６の対地レベル、即ち、刈高さを一
定あるいはほぼ一定に維持するように昇降制御機
構１６を構成してある。
刈取部６の操縦部７と反対側横外側方に覆つて
カバー１７を取付けてあり、そして、分草具１の
取付フレーム１０の前端側近くに、機体前後向き
軸芯周りで回動及び固定自在に、刈取対象茎稈と
刈取非対象茎稈とを分草する分草杆１８を取付け
てある。
カバー１７を取付けてあり、そして、分草具１の
取付フレーム１０の前端側近くに、機体前後向き
軸芯周りで回動及び固定自在に、刈取対象茎稈と
刈取非対象茎稈とを分草する分草杆１８を取付け
てある。
前記センサ１１を取付けた板状支持部材１９を
取付フレーム１０に取付けると共に、板状支持部
材１９の下部を取付フレーム１０より下方に、カ
バー１７と平行あるいはほぼ平行な状態で延設
し、その延出部分１９ａとカバー１７との間に超
音波投射空間Ｓを形成してある。
取付フレーム１０に取付けると共に、板状支持部
材１９の下部を取付フレーム１０より下方に、カ
バー１７と平行あるいはほぼ平行な状態で延設
し、その延出部分１９ａとカバー１７との間に超
音波投射空間Ｓを形成してある。
本考案は、コンバインに限らず、例えば、脱殻
装置８に代えて結束装置を付設する等、各種の茎
稈刈取機に適用できる。
装置８に代えて結束装置を付設する等、各種の茎
稈刈取機に適用できる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
図面は本考案に係る茎稈刈取機の実施例を示
し、第１図はコンバインの要部の側面図、第２図
は要部の一部切欠斜視図、第３図は要部の一部切
欠正面図である。 １……分草具、６……刈取部、９……駆動機
構、１０……分草具取付フレーム、１１……セン
サ、１６……昇降制御機構、１７……カバー、１
９……板状支持部材、１９ａ……延出部分、Ｓ…
…超音波投射空間。
し、第１図はコンバインの要部の側面図、第２図
は要部の一部切欠斜視図、第３図は要部の一部切
欠正面図である。 １……分草具、６……刈取部、９……駆動機
構、１０……分草具取付フレーム、１１……セン
サ、１６……昇降制御機構、１７……カバー、１
９……板状支持部材、１９ａ……延出部分、Ｓ…
…超音波投射空間。
Claims (1)
- 走行機体に駆動機構９を介して昇降自在に刈取
部６を設けると共に、前記刈取部６の横外側方を
覆つてカバー１７を取付け、かつ、前記刈取部６
に、その対地レベルを検出する超音波センサ１１
を付設すると共に、そのセンサ１１による検出対
地レベルが設定範囲内に維持されるように、前記
駆動機構９を自動的に作動する昇降制御機構１６
を備えさせてある茎稈刈取機であつて、前記刈取
部６の横外側端に配置した分草具１の取付フレー
ム１０に、前記センサ１１を取付けた板状支持部
材１９を取付けると共に、その板状支持部材１９
の下部を、前記カバー１７と平行あるいはほぼ平
行な状態で下方に一体延設し、その延出部分１９
ａと前記カバー１７との間に超音波投射空間Ｓを
形成してある茎稈刈取機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7866383U JPS59182125U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 茎稈刈取機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7866383U JPS59182125U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 茎稈刈取機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59182125U JPS59182125U (ja) | 1984-12-05 |
| JPH0144017Y2 true JPH0144017Y2 (ja) | 1989-12-20 |
Family
ID=30208665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7866383U Granted JPS59182125U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 茎稈刈取機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59182125U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0226262Y2 (ja) * | 1985-02-28 | 1990-07-18 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56104329U (ja) * | 1980-01-10 | 1981-08-14 | ||
| JPS6028175Y2 (ja) * | 1980-11-25 | 1985-08-26 | 三菱農機株式会社 | 刈取機の刈高さ制御装置 |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP7866383U patent/JPS59182125U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59182125U (ja) | 1984-12-05 |
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