JPS6216808Y2 - - Google Patents

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JPS6216808Y2
JPS6216808Y2 JP1978023052U JP2305278U JPS6216808Y2 JP S6216808 Y2 JPS6216808 Y2 JP S6216808Y2 JP 1978023052 U JP1978023052 U JP 1978023052U JP 2305278 U JP2305278 U JP 2305278U JP S6216808 Y2 JPS6216808 Y2 JP S6216808Y2
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culms
culm
sensor
machine
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、茎稈列に追従させて機体を走行でき
るように、刈取茎稈列に対する機体向き変化をセ
ンサーで検出して、そのセンサーによる検出に基
づいて機体を刈取茎稈列に追従走行させるべく自
動操向するように構成した刈取機に関する。
この種の装置では、茎稈列への追従操向を良好
に行わせるために、分草された後の茎稈に対し
て、極力早い時期にセンサーを作用させ、しか
も、雑草や、検出対象となる茎稈列の茎稈株元部
以外の茎稈部分がセンサーに作用するのを確実に
回避できるようにすることが臨まれている。すな
わち、茎稈に対するセンサーの検出作用が遅れる
と、機体の方向制御が遅れて、刈残しや、未刈茎
稈の踏み倒しを生じる虞れがあり、また、雑草
や、検出対象となる茎稈列の株元以外の茎稈部分
がセンサーに作用することによる誤検出によつて
も、やはり、刈残しの発生や未刈茎稈の踏み倒し
を生じる虞れがあるからである。
そこで、従来では、例えば実開昭50−153121号
公報に示されているように、引起し装置よりも前
方側で、平面視三角形状の固定式分草体の背部
に、複数本の茎稈列検出用センサーを配設し、極
力早い時期に茎稈列を検出できるように工夫して
いたものであるが、このような構成のものでは、
雑草が少なく、かつ、茎稈の倒伏度合が少ないと
きには有効であつても、雑草が多量に繁茂してい
たり、茎稈が大きく倒伏しているときには、検出
対象となる茎稈列の株元に対する外乱が多くて、
精度の良い検出を行い難いものであつた。また、
このような固定式分草体では、茎稈の倒伏度合が
大きいとき、その倒伏茎稈をすき起こすこと自体
も困難で、結局、このような固定式分草体を備え
たり刈取機において、自動制御状態で刈取可能な
茎稈は、倒伏度合のあまりにひどくない程度のも
のに限られていた。
茎稈の倒伏度合のみに着目してみれば、例え
ば、実開昭51−161326号公報に示されているよう
に、機体前方側へ向けて設けた係止爪を、強制的
に下方から上方へ向かうように駆動して茎稈をす
き起こす駆動型分草装置を備えて、前述の固定式
分草体を用いたものに比べて遥かにひどい倒伏状
態の茎稈を割合楽にすき起こせるように構成した
技術も知られているが、従来のこのような刈取機
は、大きく倒伏した茎稈をすき起こしながら刈取
ることのみを考慮して開発された特別なものであ
り、この種の刈取機において方向制御用センサー
を設けるには次の問題点があつた。
つまり、一般にひどい倒伏状態となつている茎
稈は腰の弱いものであり、その腰の弱い茎稈列の
株元を確実に検出するには、センサーの感知作動
を敏感にしておく必要があるが、このように敏感
な作動を行わせるようにセンサーの感度を上げる
と、雑草や、倒伏状態にある茎稈穂部を誤検出し
て、正確な茎稈列の検出を行うことができず、結
局、このような強制駆動型分草装置を備える刈取
機は、自動的な方向制御までは考えず、ひどい倒
伏状態にある茎稈を、人為的な操縦を行いながら
刈取るための特殊な刈取機としてしか認識されて
いなかつたものである。
本考案は、大きく倒伏した茎稈を確実にすき起
こすために有効な、前述の駆動型分草装置を用い
ながら、自動的な方向制御も確実、かつ、良好に
行えるようにした刈取機を得ることにその目的が
ある。
上記目的を達成するための本考案の特徴とする
構成は、刈取茎稈列に対する機体向き変化をセン
サーで検出して、そのセンサーによる検出づいて
機体を刈取茎稈列に追従走行させるべく自動操向
するようにした刈取機において、横向き突出姿勢
の茎稈係止爪で圃場の植立茎稈を引起す引起し装
置と、前向き突出姿勢の茎稈係止爪を前記引起し
装置よりも前方で作用させて刈取茎稈と非刈取茎
稈とを分草する駆動型分草装置とを備えるととも
に、前記引起し装置と駆動型分草装置とにわたつ
て植立茎稈の株元案内体を設け、さらに、前記セ
ンサーを、前記引起し装置よりも機体前方側に位
置させて、かつ、前記分草装置の作用始端部の後
方側で前記株元案内体の下方に配置した点にあ
り、かかる構成から次の作用ならびに効果を奏す
る。
すなわち、駆動型分草装置を用いるものである
から、固定式分草体を用いた場合に比べて遥かに
ひどい倒伏状態にある茎稈をも、うまくすき起こ
し、そして、その状態から、茎稈の穂先側に対し
ては茎稈穂先側への梳き作用を与えながら、株元
部に対しては、株元案内体の作用により、茎稈の
株元を横方向へ押出すように案内し、この状態
で、株元案内体下方のセンサーにより茎稈列の株
元位置を検出する。
従つて、センサーで検出される茎稈は、駆動型
分草装置の梳き作用による引き伸ばし力と、株元
案内体の横方向への押出しによるたるみ取り作用
との相乗により、たとえ、腰の弱い茎稈であつて
も、極力弛み変形を抑制した状態で早い時期に茎
稈列の株元を検出することができる。
その結果、センサーの感度は、極端に腰の弱い
茎稈の株元をも検出できる程度に鋭敏なものとし
なければならない必要はなく、極端に腰の弱い茎
稈や雑草には反応し難いように或る程度鈍くして
も、前述のように、茎稈に対する梳き作用と、株
元案内体の押し作用との相乗による比較的強い張
り力を与えて、見掛け上腰の強い茎稈として検出
することができ、これによつて、雑草や倒伏茎稈
穂先などの外乱による影響の少ない精度の良い茎
稈列検出が早い時期に行え、確実、かつ、良好な
自動方向制御が行えるに至つたものである。
以下に、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。
横向き突出姿勢の茎稈係止爪で圃場の植立茎稈
を引起す引起し装置1、引起こされた茎稈を刈取
る刈取装置2、及び、刈取茎稈を機体後方上方に
向けて搬送しながらほぼ水平姿勢に姿勢変更して
フイードチエーン3に受渡す搬送装置4を、刈取
フレーム5に順次連設してあり、もつて、圃場の
植立茎稈を刈取処理し、脱殻装置6に供給してい
くべく、コンバインにおける刈取部7を構成して
ある。
左右の引起し装置1,1夫々の機体外側方に位
置させて、かつ、その前端を引起し装置1の前端
より前方に位置させて、駆動型分草装置8,8を
設けてあり、前向き突出姿勢の茎稈係止爪9…の
回動に伴つて倒伏茎稈を引起すと共に刈取対象茎
稈と非刈取り対象茎稈を分草していくように構成
してある。
図中10,10は、夫々、分草装置8と引起し
装置1とにわたつて、両装置1,8のケース外面
にほぼ連なる状態で設けた株元案内体であり、こ
の株元案内体10,10の外面に沿わせて引起し
茎稈の移動を円滑に行わせるべく構成したもので
ある。
前記分草装置8,8夫々の分草作用始端部の後
方近くで前記株元案内体10,10の下方に位置
させて、縦軸芯周りで揺動自在に揺動センサー
S,Sを設け、このセンサーS,Sと左右操向ク
ラツチを連動連結してあり、センサーS,Sによ
る茎稈検出に基づいて機体向き変化を検出し、そ
れに伴つて自動的に操向クラツチを入切り操作
し、刈取茎稈列に追従させて走行していくように
構成してある。
図中10,10は、夫々、分草装置8と引起し
装置1とにわたつて、両装置1,8のケース外面
にほぼ連なる状態に設けたカバーであり、このカ
バー10,10の外面に沿わせ、引起し茎稈の移
動を円滑に行わせるべく構成したものである。
図中11,11は、分草装置8により分草され
た未刈茎稈を機体進行に伴つて押圧し、機体から
遠ざけていくための分草杆である。
尚、本考案は、コンバインに限らず、バインダ
ー等各種刈取機に適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る刈取機の実施例を示し、第
1図はコンバインの刈取部を示す側面図、第2図
は前面図である。 1……引起し装置、8……駆動型分草装置、9
……茎杆係止爪、10……株元案内体、S……セ
ンサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刈取茎稈列に対する機体向き変化をセンサーS
    で検出して、そのセンサーSによる検出に基づい
    て機体を刈取茎稈列に追従走行させるべく自動操
    向するようにした刈取機において、横向き突出姿
    勢の茎稈係止爪で圃場の植立茎稈を引起す引起し
    装置1と、前向き突出姿勢の茎稈係止爪9…を前
    記引起し装置1よりも前方で作用させて刈取茎稈
    と非刈取茎稈とを分草する駆動型分草装置8とを
    備えるとともに、前記引起し装置1と駆動型分草
    装置8とにわたつて植立茎稈の株元案内体10を
    設け、さらに、前記センサーSを、前記引起し装
    置1よりも機体前方側に位置させて、かつ、前記
    分草装置8の作用始端部の後方側で前記株元案内
    体10の下方に配置したことを特徴とする刈取
    機。
JP1978023052U 1978-02-22 1978-02-22 Expired JPS6216808Y2 (ja)

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JP1978023052U JPS6216808Y2 (ja) 1978-02-22 1978-02-22

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JPS54125336U JPS54125336U (ja) 1979-09-01
JPS6216808Y2 true JPS6216808Y2 (ja) 1987-04-28

Family

ID=28858936

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6345126Y2 (ja) * 1980-07-30 1988-11-24
JPS6345131Y2 (ja) * 1980-07-31 1988-11-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5245556Y2 (ja) * 1974-06-06 1977-10-17
JPS51161326U (ja) * 1975-06-14 1976-12-22

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JPS54125336U (ja) 1979-09-01

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