JPH0218997Y2 - - Google Patents

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JPH0218997Y2
JPH0218997Y2 JP1983168198U JP16819883U JPH0218997Y2 JP H0218997 Y2 JPH0218997 Y2 JP H0218997Y2 JP 1983168198 U JP1983168198 U JP 1983168198U JP 16819883 U JP16819883 U JP 16819883U JP H0218997 Y2 JPH0218997 Y2 JP H0218997Y2
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JP
Japan
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cover
sensor
ground
reaping
height
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JP1983168198U
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JPS6074518U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、走行機体に対して昇降自在な刈取部
に超音波式の対地高さ検出センサを取付け、刈取
部を設定対地高さに維持するよう前記センサの検
出結果に基づいて刈取部昇降駆動機構を自動制御
するよう構成し、前記対地高さ検出センサを平面
視形状が先細り状で、かつ、左右一対の横側壁及
び上壁を備えたカバーで覆つてある自動刈高制御
装置付コンバインに関する。
上記したように、自動刈高制御装置付コンバイ
ンでは、対地高さ検出センサ下方への穀稈や雑草
などのもぐり込みに起因した誤検出を防止するた
めに、前記センサを平行視形状が先細り状で、か
つ、左右一対の横側壁及び上壁を備えたカバーに
よつて覆つていた。
そして、前記カバーによる分草作用をより効果
的にするため並びに、前記センサの検出精度を向
上するために前記カバーで覆われたセンサは地面
にできるだけ接近させて取付けられていた。
しかしながら、上記したような対地高さ検出セ
ンサを覆う前記カバーの左右一対の横側壁の下縁
が地面に対して水平になるような形状に形成され
ていたため、前記カバー内に侵入した泥土がカバ
ー内壁に堆積しやすいものであつた。つまり、圃
場に部分的な凸部があり、そこに前記カバーが接
当したような場合や湿田等において穀稈のハカマ
に付着した泥土が前記カバー内に跳ね上つたよう
な場合には泥土がカバー内壁に付着しやすいもの
であり、このようにして付着した泥土は、機体走
行に伴う振動により、カバー後方箇所に集中して
堆積しやすいものであつた。
そして、このようにして堆積した泥土は前記セ
ンサからの超音波の通路を妨げる原因となり、誤
検出あるいは検出不能を起す原因になつていた。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであ
つて、その目的は、前記超音波センサを覆う前記
カバー内に侵入した泥土の堆積を抑制し、前記セ
ンサによる誤検出を防止する点にある。
本考案の自動刈高制御装置付コンバインの特徴
構成は、前記カバーの前記横側壁の下縁が後上り
に傾斜されている点にあり、その作用及び効果は
次の通りである。
すなわち、前記カバーの横側壁の下縁を後上り
に傾斜させてあるから、圃場の凸部に接当した場
合や湿田等において泥土が跳ね上つた場合に泥土
がカバー内壁に付着しかかつても機体進行に伴つ
て後方に抜け出しやすく、長時間に亘つても堆積
することはない。
従つて、長時間に亘つてもカバー内壁に泥土が
堆積することを抑制でき、センサの誤検出を防止
して、一層良好な刈高制御を行なわせることがで
きるようになつた。
次に、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図に示すように、脱穀装置1を搭載してあ
る走行機体2の前部に引起し装置3、刈取装置
4、刈取穀稈を前記脱穀装置1に搬送供給する搬
送装置5を備え、又、前記引起し装置3の前方下
部に植立穀稈群を分け広げるデバイダ6を刈取フ
レーム7の前端部7aに差込み装着し、又、デバ
イダ6の後方に位置する引起し装置3の後方で刈
取フレーム7の上方には、平面視形状先細りのカ
バー9で覆われた対地高さ検出センサ8を設け
て、コンバインの刈取部10を構成してある。
そして前記刈取部10は、刈取部昇降駆動機構
としての油圧シリンダ11を介して上下揺動自在
に走行機体2に取付けてある。
第2図、第3図に示すように、前記センサ8は
間歇的に超音波を発する発信器8aと、地表面か
らの反射波を受信する受信器8bとによつて構成
され、発信から受信までの時間から対地高さが検
出演算されるようになつている。そしてその検出
された結果に基いて、油圧バルブ(図外)を操作
して前記シリンダ11を駆動し、刈取部10の対
地高さを設定高さに維持するよう、自動刈高制御
装置は構成されている。
第2図及び第4図に示すように刈取フレーム7
に固設した縦向きフレーム12に、センサ8を構
成する発信器8a及び受信器8bを備えた、巾広
の板状部材13をボルト14,14で固定してあ
る。又、前記カバー9は平面視先細り状の上壁9
bと左右一対の横側壁9a,9aからなり、下方
及び後方が開放された形状に構成され、かつ、上
壁9bが前下り、又、横側壁9a,9aが下縁が
後上がりに構成されている。
そして取付フレーム前端部7aに設けた引起し
装置3支持用の起立部分に左右一対のカバー取付
部材15,15が溶接固定され、これら間にカバ
ー9先端が挿入され、ボルト16…で固定されて
いる。
以上のように、対地高さ検出センサ8は引起し
装置3の後方に設置されており、デバイダ6の分
草作用や引起し装置3の引起し作用を受けたの
ち、センサ8の下方に入り込もうとする穀稈や雑
草は引続き、先細り前下がり形状カバー9で円滑
に分草され、センサ直下への入り込みが阻止され
る。
又、左右横側壁の下縁が後上りにしてあるた
め、湿田等においてカバー9内に泥土が侵入しに
くく、又、付着しかかつても機体進行に伴つて後
方に抜け出しやすくなつている。
又、発信器8aと受信器8bの間に立設される
縦向きフレーム12は発信器8aからの信号が受
信器8bに短絡伝達されるのを阻止する隔壁とし
ての機能を有するとともに、縦向きフレーム12
とカバー横側壁9a,9aとで、超音波の指向性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る自動刈高制御装置付コンバ
インの実施例を示し、第1図はコンバイン前部の
側面図、第2図は要部の拡大側面図、第3図は第
2図における−断面図、第4図は要部の分解
斜視図である。 2……走行機体、3……引起し装置、6……デ
バイダ、8……センサ、9……カバー、9a……
横側壁、10……刈取部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行機体2に対して昇降自在な刈取部10に超
    音波式の対地高さ検出センサ8を取付け、刈取部
    10を設定対地高さに維持するよう前記センサ8
    の検出結果に基づいて刈取部昇降駆動機構11を
    自動制御するよう構成し、前記対地高さ検出セン
    サ8を平面視形状が先細り状で、かつ、左右一対
    の横側壁9a,9a及び上壁9bを備えたカバー
    9で覆つてある自動刈高制御装置付コンバインで
    あつて、前記カバー9の前記横側壁9aの下縁が
    後上りに傾斜されている自動刈高制御装置付コン
    バイン。
JP16819883U 1983-10-28 1983-10-28 自動刈高制御装置付コンバイン Granted JPS6074518U (ja)

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JP16819883U JPS6074518U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 自動刈高制御装置付コンバイン

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JP16819883U JPS6074518U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 自動刈高制御装置付コンバイン

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Publication Number Publication Date
JPS6074518U JPS6074518U (ja) 1985-05-25
JPH0218997Y2 true JPH0218997Y2 (ja) 1990-05-25

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JP16819883U Granted JPS6074518U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 自動刈高制御装置付コンバイン

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5878508A (ja) * 1981-11-05 1983-05-12 株式会社クボタ 刈取収穫機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5938104Y2 (ja) * 1979-10-11 1984-10-23 株式会社クボタ 刈取収穫機
JPS56104329U (ja) * 1980-01-10 1981-08-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5878508A (ja) * 1981-11-05 1983-05-12 株式会社クボタ 刈取収穫機

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Publication number Publication date
JPS6074518U (ja) 1985-05-25

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