JP2593767Y2 - 刈取収穫機の茎稈引起し部 - Google Patents
刈取収穫機の茎稈引起し部Info
- Publication number
- JP2593767Y2 JP2593767Y2 JP1993035680U JP3568093U JP2593767Y2 JP 2593767 Y2 JP2593767 Y2 JP 2593767Y2 JP 1993035680 U JP1993035680 U JP 1993035680U JP 3568093 U JP3568093 U JP 3568093U JP 2593767 Y2 JP2593767 Y2 JP 2593767Y2
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- JP
- Japan
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- raising
- stem
- case
- output shaft
- forced
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- Expired - Lifetime
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- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、引起し爪を有するチェ
ーンを横回しする茎稈引起し装置、及び、分草爪を有す
るチェーンを縦回しする強制分草装置を設け、茎稈引起
し装置と強制分草装置に対する伝動装置を内蔵する鋳造
製の引起し駆動ケースによって、茎稈引起し装置を形成
する板金製の引起しケースの上端側、及び、強制分草装
置の上端側に連結されるとともに強制分草装置に対する
出力軸を内蔵する鋳造製の出力軸ケースを支持させた刈
取収穫機の茎稈引起し部、詳しくは、強制分草装置の支
持構造の改良に関する。
ーンを横回しする茎稈引起し装置、及び、分草爪を有す
るチェーンを縦回しする強制分草装置を設け、茎稈引起
し装置と強制分草装置に対する伝動装置を内蔵する鋳造
製の引起し駆動ケースによって、茎稈引起し装置を形成
する板金製の引起しケースの上端側、及び、強制分草装
置の上端側に連結されるとともに強制分草装置に対する
出力軸を内蔵する鋳造製の出力軸ケースを支持させた刈
取収穫機の茎稈引起し部、詳しくは、強制分草装置の支
持構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、鋳造製の引起
し駆動ケース21に板金製の引起しケース22の上端側
を取付け、スペーサー23を板金製の引起しケース22
に取付け、引起しケース22の開閉操作自在な前カバー
22a及び出力軸ケース24を固定するボルト25をス
ペーサ23に連結していた〔例えば実開平3−8302
3号公報参照〕。
し駆動ケース21に板金製の引起しケース22の上端側
を取付け、スペーサー23を板金製の引起しケース22
に取付け、引起しケース22の開閉操作自在な前カバー
22a及び出力軸ケース24を固定するボルト25をス
ペーサ23に連結していた〔例えば実開平3−8302
3号公報参照〕。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、板金製の引起
しケースに取付けたスペーサーによって大重量の強制分
草装置を支持する構造であるため、引起しケースのスペ
ーサー取付け部分の変形や破損を生じる危険性があり、
強度面から改良の余地があった。本考案の目的は、強制
分草装置の支持構造を強度面で信頼性の高いものに改良
する点にある。
しケースに取付けたスペーサーによって大重量の強制分
草装置を支持する構造であるため、引起しケースのスペ
ーサー取付け部分の変形や破損を生じる危険性があり、
強度面から改良の余地があった。本考案の目的は、強制
分草装置の支持構造を強度面で信頼性の高いものに改良
する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の特徴構成は、引
起し爪を有するチェーンを横回しする茎稈引起し装置、
及び、分草爪を有するチェーンを縦回しする強制分草装
置を設け、茎稈引起し装置と強制分草装置に対する伝動
装置を内蔵する鋳造製の引起し駆動ケースによって、茎
稈引起し装置を形成する板金製の引起しケースの上端
側、及び、強制分草装置の上端側に連結されるとともに
強制分草装置に対する出力軸を内蔵する鋳造製の出力軸
ケースを支持させた刈取収穫機において、鋳造製の引起
し駆動ケースで強制分草装置を支持させるに、引起しケ
ースの開閉操作自在な前カバー及び出力軸ケースを固定
するためのボルトを連結したスペーサーを、鋳造製の引
起し駆動ケースに連結したことにある。
起し爪を有するチェーンを横回しする茎稈引起し装置、
及び、分草爪を有するチェーンを縦回しする強制分草装
置を設け、茎稈引起し装置と強制分草装置に対する伝動
装置を内蔵する鋳造製の引起し駆動ケースによって、茎
稈引起し装置を形成する板金製の引起しケースの上端
側、及び、強制分草装置の上端側に連結されるとともに
強制分草装置に対する出力軸を内蔵する鋳造製の出力軸
ケースを支持させた刈取収穫機において、鋳造製の引起
し駆動ケースで強制分草装置を支持させるに、引起しケ
ースの開閉操作自在な前カバー及び出力軸ケースを固定
するためのボルトを連結したスペーサーを、鋳造製の引
起し駆動ケースに連結したことにある。
【0005】
【作用】つまり、強度の大きいスペーサーを大強度の鋳
造製引起し駆動ケースに連結し、強制分草装置の上端側
に連結された大強度の鋳造製出力軸ケースをスペーサー
に連結することによって、前述の従来技術に比して、強
制分草装置の支持構造を強度面で信頼性の高いものにで
きる。
造製引起し駆動ケースに連結し、強制分草装置の上端側
に連結された大強度の鋳造製出力軸ケースをスペーサー
に連結することによって、前述の従来技術に比して、強
制分草装置の支持構造を強度面で信頼性の高いものにで
きる。
【0006】
【考案の効果】その結果、強制分草装置の支持構造を強
度面で信頼性の高いものにできる、耐久性において一段
と優れた刈取収穫機の茎稈引起し部を提供できるように
なった。
度面で信頼性の高いものにできる、耐久性において一段
と優れた刈取収穫機の茎稈引起し部を提供できるように
なった。
【0007】
【実施例】図1に示すように、クローラ式走行装置1を
備えた走行車体の前部に、刈取部2を油圧シリンダ3に
より昇降操作自在に設け、刈取部2に固定分草具4、強
制分草装置5、茎稈引起し装置6、刈刃7、刈取穀稈を
後方に送る搬送装置9を設け、走行車体に搭載した脱穀
装置8に、刈取部2からの穀稈を横倒れ姿勢で搬送する
フィードチェーン10を設けて、自脱型コンバインを構
成してある。
備えた走行車体の前部に、刈取部2を油圧シリンダ3に
より昇降操作自在に設け、刈取部2に固定分草具4、強
制分草装置5、茎稈引起し装置6、刈刃7、刈取穀稈を
後方に送る搬送装置9を設け、走行車体に搭載した脱穀
装置8に、刈取部2からの穀稈を横倒れ姿勢で搬送する
フィードチェーン10を設けて、自脱型コンバインを構
成してある。
【0008】図2ないし図4に示すように、分草爪6a
を有するチェーン6bを横回しする茎稈引起し装置6、
及び、引起し爪5aを有するチェーン5bを縦回しする
強制分草装置5の下端側を、固定分草具4を取付けたフ
レーム11で支持させ、茎稈引起し装置6と強制分草装
置5に対する伝動装置を内蔵する鋳造製の引起し駆動ケ
ース12によって、茎稈引起し装置6を形成する板金製
の引起しケース6cの上端側、及び、強制分草装置5の
上端側に連結されるとともに強制分草装置5に対する出
力軸13を内蔵する鋳造製の出力軸ケース14を支持さ
せてある。
を有するチェーン6bを横回しする茎稈引起し装置6、
及び、引起し爪5aを有するチェーン5bを縦回しする
強制分草装置5の下端側を、固定分草具4を取付けたフ
レーム11で支持させ、茎稈引起し装置6と強制分草装
置5に対する伝動装置を内蔵する鋳造製の引起し駆動ケ
ース12によって、茎稈引起し装置6を形成する板金製
の引起しケース6cの上端側、及び、強制分草装置5の
上端側に連結されるとともに強制分草装置5に対する出
力軸13を内蔵する鋳造製の出力軸ケース14を支持さ
せてある。
【0009】鋳造製の引起し駆動ケース12にスペーサ
ー15をボルト連結し、引起しケース6cの開閉操作自
在な前カバー6d及び出力軸ケース14を固定するため
のボルト16をスペーサー15に連結し、強度の大きい
スペーサー15を大強度の鋳造製引起し駆動ケース12
に連結するとともに、大強度の鋳造製出力軸ケース14
をスペーサー15に連結することによって、強制分草装
置5の支持構造を強度面で信頼性の高いものに構成して
ある。
ー15をボルト連結し、引起しケース6cの開閉操作自
在な前カバー6d及び出力軸ケース14を固定するため
のボルト16をスペーサー15に連結し、強度の大きい
スペーサー15を大強度の鋳造製引起し駆動ケース12
に連結するとともに、大強度の鋳造製出力軸ケース14
をスペーサー15に連結することによって、強制分草装
置5の支持構造を強度面で信頼性の高いものに構成して
ある。
【0010】〔別実施例〕 本考案は各種のコンバインやバインダーなどの刈取収穫
機に適用できる。スペーサーを引起し駆動ケースに連結
する具体構造は適当に変更できる。
機に適用できる。スペーサーを引起し駆動ケースに連結
する具体構造は適当に変更できる。
【0011】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】コンバインの前部の側面図
【図2】強制分草装置の駆動部の縦断側面図
【図3】強制分草装置の駆動部の横断平面図
【図4】従来例の要部説明図
5 強制分草装置 5a 分草爪 5b チェーン 6 茎稈引起し装置 6a 引起し爪 6b チェーン 6c 引起しケース 6d 前カバー 12 引起し駆動ケース 13 出力軸 14 出力軸ケース 15 スペーサー 16 ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 引起し爪(6a)を有するチェーン(6
b)を横回しする茎稈引起し装置(6)、及び、分草爪
(5a)を有するチェーン(5b)を縦回しする強制分
草装置(5)を設け、前記茎稈引起し装置(6)と前記
強制分草装置(5)に対する伝動装置を内蔵する鋳造製
の引起し駆動ケース(12)によって、前記茎稈引起し
装置(6)を形成する板金製の引起しケース(6c)の
上端側、及び、前記強制分草装置(5)の上端側に連結
されるとともに前記強制分草装置(5)に対する出力軸
(13)を内蔵する鋳造製の出力軸ケース(14)を支
持させた刈取収穫機において、前記鋳造製の引起し駆動
ケース(12)で前記強制分草装置(5)を支持させる
に、前記引起しケース(6c)の開閉操作自在な前カバ
ー(6d)及び前記出力軸ケース(14)を固定するた
めのボルト(16)を連結したスペーサー(15)を、
前記鋳造製の引起し駆動ケース(12)に連結してある
刈取収穫機の茎稈引起し部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035680U JP2593767Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 刈取収穫機の茎稈引起し部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035680U JP2593767Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 刈取収穫機の茎稈引起し部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077340U JPH077340U (ja) | 1995-02-03 |
JP2593767Y2 true JP2593767Y2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=12448605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993035680U Expired - Lifetime JP2593767Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 刈取収穫機の茎稈引起し部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593767Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5255589B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2013-08-07 | 株式会社クボタ | コンバインの支軸支持構造 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP1993035680U patent/JP2593767Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH077340U (ja) | 1995-02-03 |
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