JP5255589B2 - コンバインの支軸支持構造 - Google Patents
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Description
そして、駆動スプロケット54Bと出力スプロケット33とを回転支軸53Bに固定して、その回転支軸53Bを回転自在に支持する一対の軸受け36,37のうちの一方の軸受け36をケース30に支持するために、ケース30に形成した貫通孔90に軸受け36のアウタレース36aを嵌合してあると共に、止め輪91で抜け止めしてある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、軸受けのケースに対するがたつきが生じ難いコンバインの支軸支持構造を提供することを目的とする。
前記軸受けが鋳物製のホルダに保持され、前記ホルダを固定する固定部が前記ケースに設けられ、前記固定部は、前記ケースを形成している板材をケース外側に向けて切り起こして設けた互いに対向する一対の切り起こし部と、それらの切り起こし跡に形成された開口部とを有し、前記ホルダは、前記開口部に嵌め込まれた状態で、当該ホルダと前記一対の切り起こし部とに亘って挿通されたボルトで固定されている点にある。
このため、ホルダと開口部との嵌め合い、及びホルダと一対の切り起こし部とのボルト固定により、ホルダがケースにしっかりと固定されて、ホルダがケースに対してがたつき難い。
したがって、本構成のコンバインの支軸支持構造であれば、ホルダに保持された軸受けのケースに対するがたつきが生じ難い。
ホルダをケースに固定するにあたり、既存の部材であるケースの一部(一対の切り起こし部)を利用することによって、特別な固定部材をあまり必要とせずに構造簡単にホルダをケースに固定することができる。
また、一対の切り起こし部を設けるにあたって、ケースを形成している板材をケース外側に向けて切り起こして設けてあるので、ホルダをケースに対してその外側から固定し易い。
図1〜図4は本発明の実施の形態に係る稲、麦などの収穫作業を行なうコンバインを示す。
コンバインは、左右一対のクローラ走行装置1L,1Rが装備された走行機体と、走行機体の機体フレーム2の前端部に連結された刈取前処理部10と、機体フレーム2の後部側に走行機体横方向に並べて設けた脱穀装置3及び穀粒袋詰め部4と、機体フレーム2の後端側に配設した排ワラ処理装置7とを備えている。
図1〜図4に示すように、刈取前処理部10の前処理部フレーム11は、メインフレーム兼用の伝動ケース11aを備えている。
この伝動ケース11aを昇降シリンダ6で揺動させることにより、刈取前処理部10が下降作業位置と上昇非作業位置とに昇降する。
左右の引起装置8,9は、板金製の引起ケース52A,52Bの上部に入力軸53A,53Bを備えている。各引起ケース52A,52Bの内部には、入力軸53A,53Bと一体回転する駆動スプロケット54A,54B、駆動スプロケット54A,54Bの横側方に隣接するテンションスプロケット55A,55B、引起ケース52A,52Bの下部に配備した第1ガイドローラ56A,56Bと第2ガイドローラ57A,57B、および、それらに亘って回し掛けた無端チェーン58A,58B、などを備えている。
本実施形態では、第2ガイドレール62A,62Bを、磨耗しやすい下部ガイドレール63と、比較的磨耗しにくい上部ガイドレール64とに分割して、引起ケース52A,52Bに各別にボルト固定されているので、磨耗しやすい下部ガイドレール63を必要に応じて適宜交換し易い。
円筒軸26には右伝動軸25の回転駆動力が減速機構35を介して伝達され、円筒軸26の駆動回転により、左右一対の掻き込み輪体16a,16b及び左右一対の掻き寄せ無端ベルト17a,17bが駆動される。
第1軸受け36は、補助伝動ケース30の固定部40にボルト固定された鋳物製の第1ホルダ38に保持され、第2軸受け37は、引起ケース52Bにボルト固定された鋳物製の第2ホルダ39に保持されている。
切り起こし部70の夫々にはボルト孔74が形成され、一方の切り起こし部70の外面側には、ボルト孔74を同芯状に囲むようにナット75が溶接固定されている。
ボス76の左右両側には、左右の切り起こし部70に接当支持させる上下向きの接当支持面76Aが形成されている。
伝動ケース11aには横断面形状がコの字状のブラケット78を溶接固定してあり、昇降シリンダ6のピストンをブラケット78に挿通した連結ピン79で連結して、昇降シリンダ6と伝動ケース11aとを相対揺動自在に連結してある。
一対のアーム部材82の夫々は、ブラケット78に連結ピン79で上下揺動自在に支持してあり、下降阻止具80をブラケット78に固定する固定ボルト83のボルト挿通孔84を形成してある。
(1)上記実施形態では、補助伝動ケース30に無端回動チェーン34の入力軸53Bを第1ホルダ38及び切り起こし部70で支持させる構造を例に示したが、ケースとしての引起ケース52A,52Bに同様の構造で支持させる構成を採用してもよい。
(2)上記実施形態では、補助伝動ケース30に左右方向で対向する一対の切り起こし部70を形成した例を示したが、補助伝動ケース30に上下方向で対向する一対の切り起こし部70を形成してもよく、斜め対角位置で対向する一対の切り起こし部70を形成してもよい。
(3)上記実施形態では、無端回動チェーン34の入力軸53Bを補助伝動ケース30及び切り起こし部70で支持させる構造を例に示したが、回転輪体としての駆動スプロケット54A,54B、第1ガイドローラ56A,56B、第2ガイドローラ57A,57B、入力スプロケット32等を同様の構造で、補助伝動ケース30又は引起ケース52A,52Bに支持させる構成を採用してもよい。
33 回転輪体
34 無端回動チェーン
36 軸受け
38 ホルダ
40 固定部
53B 支軸
70 切り起こし部
71 開口部
72 フランジ
77 ボルト
Claims (2)
- 回転輪体と当該回転輪体に巻き掛けられた無端回動チェーンとを内装してある板金製のケースに、前記回転輪体の支軸を回転自在に支持する軸受けが固定されたコンバインの支軸支持構造であって、
前記軸受けが鋳物製のホルダに保持され、
前記ホルダを固定する固定部が前記ケースに設けられ、
前記固定部は、前記ケースを形成している板材をケース外側に向けて切り起こして設けた互いに対向する一対の切り起こし部と、それらの切り起こし跡に形成された開口部とを有し、
前記ホルダは、前記開口部に嵌め込まれた状態で、当該ホルダと前記一対の切り起こし部とに亘って挿通されたボルトで固定されているコンバインの支軸支持構造。 - 前記ホルダには、前記開口部の縁部に係止されるフランジが設けられている請求項1記載のコンバインの支軸支持構造。
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