JP5984631B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、コンバインに関する。より詳細には、左株元搬送装置と、右株元搬送装置と、扱深さ搬送装置と、を備えるコンバインに関する。
上記のようなコンバインとして、例えば、特許文献1に記載のコンバインが既に知られている。この特許文献1に記載のコンバインは、左株元搬送装置(文献では、左2条用の株元搬送機構)と、中2条用の株元搬送機構と、右株元搬送装置(文献では、右2条用の株元搬送機構)と、扱深さ搬送装置(文献では、株元挟持搬送機構)と、を備えている。
左株元搬送装置は、刈取部(文献では、刈取り部)の左側に位置して左側二条分の刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送するものである。中2条用の株元搬送機構は、刈取り部の中央側に位置して中央側二条分の刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送するものである。右株元搬送装置は、刈取り部の右側に位置して右側二条分の刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送するものである。扱深さ搬送装置は、左株元搬送装置、中2条用の株元搬送機構、及び右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈を受け継いで機体後方に挟持搬送すると共に脱穀装置における扱深さを調節可能なものである。このようなコンバインでは、左株元搬送装置で搬送された左側二条分の刈取穀稈と、中2条用の株元搬送機構で搬送された中央側二条分の刈取穀稈と、右株元搬送装置で搬送された右側二条分の刈取穀稈とが合流して、扱深さ搬送装置に受け継がれて機体後方に挟持搬送される。
特開2012−187114号公報
このように、扱深さ搬送装置には、刈取穀稈が集中することから、搬送力や左株元搬送装置及び右株元搬送装置との刈取穀稈の受け継ぎが重要である。
特に、収穫量の多い多収量米(例えば、ハイブリッド米やバイオエタノール米等)は、稈長が長くて株元が太い特徴を有している。このため、上記従来のコンバインで多収量米を収穫しようとすると、扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ部分に、稈長が長くて株元が太い穀稈が集中する結果、通常の穀稈と同量の穀稈であっても搬送ボリュームが大きくなる。したがって、扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ部分において、刈取穀稈の株元に対する搬送力が不足することになり易い。そうすると、刈取穀稈を扱深さ搬送装置の穀稈入口部に十分に押し込むことができない結果、刈取穀稈が扱深さ搬送装置の穀稈入口部で挟持されずに、扱深さ搬送装置の穀稈入口部から抜け出ることになり易い。
そこで、扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ性能を向上させることが求められていた。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ性能を向上させることができるコンバインを提供することを目的とする。
本発明の特徴は、刈取部の左側に位置して刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送する左株元搬送装置と、
刈取部の右側に位置して刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送する右株元搬送装置と、
刈取穀稈搬送用の扱深さ搬送チェーンを有し、前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈を受け継いで機体後方に挟持搬送すると共に脱穀装置における扱深さを調節可能な扱深さ搬送装置と、
刈取穀稈搬送用の補助株元搬送チェーンを有し、前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置から前記扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ部分において、前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈の株元を前記扱深さ搬送装置に向けて搬送する補助株元搬送装置と、を備え
前記補助株元搬送装置は、前記補助株元搬送チェーンの回動面と直交する方向視において、前記扱深さ搬送装置と互いの搬送経路が対向する状態に配置され、かつ、搬送方向下手側を支点に前記扱深さ搬送装置に対して近接離間する方向に回動可能であることにある。
本特徴構成によれば、左株元搬送装置及び右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈の株元が、補助株元搬送装置で扱深さ搬送装置に向けて搬送される結果、扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ部分における刈取穀稈の株元に対する搬送力が強化されることになる。したがって、扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ性能を向上させることができる。
また、本発明の特徴は、刈取部の左側に位置して刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送する左株元搬送装置と、
刈取部の右側に位置して刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送する右株元搬送装置と、
前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈を受け継いで機体後方に挟持搬送すると共に脱穀装置における扱深さを調節可能な扱深さ搬送装置と、
前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置から前記扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ部分において、前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈の株元を前記扱深さ搬送装置に向けて搬送する補助株元搬送装置と、
植立穀稈を引き起こす引起装置と、
前記引起装置に動力を伝達する伝達軸を内装すると共に前記引起装置の上部に連結される伝達ケースと、
前記左株元搬送装置を支持する左株元支持部材と、
前記補助株元搬送装置を支持する補助株元支持部材と、を備え、
前記左株元支持部材及び前記補助株元支持部材は、前記伝達ケースに支持されていることにある。
本特徴構成によれば、左株元搬送装置及び右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈の株元が、補助株元搬送装置で扱深さ搬送装置に向けて搬送される結果、扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ部分における刈取穀稈の株元に対する搬送力が強化されることになる。したがって、扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ性能を向上させることができる。また、左株元支持部材及び補助株元支持部材の支持構造として、伝達ケースを有効利用することができる。
また、本発明の特徴は、刈取部の左側に位置して刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送する左株元搬送装置と、
刈取部の右側に位置して刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送する右株元搬送装置と、
前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈を受け継いで機体後方に挟持搬送すると共に脱穀装置における扱深さを調節可能な扱深さ搬送装置と、
前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置から前記扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ部分において、前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈の株元を前記扱深さ搬送装置に向けて搬送する補助株元搬送装置と、を備え、
前記補助株元搬送装置は、前記左株元搬送装置、前記右株元搬送装置及び前記扱深さ搬送装置の下方に配置され、
前記補助株元搬送装置は、前記左株元搬送装置の搬送経路に直交する方向視において少なくともその一部が前記左株元搬送装置と重複するように配置され、
前記左株元搬送装置は、刈取穀稈搬送用の左株元搬送チェーンが巻き付けられる左株元スプロケットを備え、
前記補助株元搬送装置は、刈取穀稈搬送用の補助株元搬送チェーンが巻き付けられる補助株元スプロケットを備え、
前記左株元スプロケットの回転軸心と前記補助株元スプロケットの回転軸心とは、同一軸心上に配置され、
前記左株元スプロケットと前記補助株元搬送装置とは、ユニットとして構成され、
前記左株元搬送装置を支持する左株元支持部材を備え、
前記ユニットは、前記左株元支持部材に支持され、
植立穀稈を引き起こす引起装置と、
前記引起装置に動力を伝達する伝達軸を内装すると共に前記引起装置の上部に連結される伝達ケースと、
前記補助株元搬送装置を支持する補助株元支持部材と、を備え、
前記左株元支持部材及び前記補助株元支持部材は、前記伝達ケースに支持されていることにある。
本特徴構成によれば、左株元搬送装置及び右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈の株元が、補助株元搬送装置で扱深さ搬送装置に向けて搬送される結果、扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ部分における刈取穀稈の株元に対する搬送力が強化されることになる。したがって、扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ性能を向上させることができる。また、補助株元搬送装置が刈取穀稈の株元に作用し易くなるため、刈取穀稈の株元に対する搬送力が確実に強化されることになる。また、補助株元搬送装置が刈取穀稈の株元に対して左株元搬送装置側(刈取部の左外側)から作用する。この結果、扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ部分において、刈取部の左外側に逸れようとする刈取穀稈の株元が、補助株元搬送装置で刈取部の中央側に案内されるため、刈取穀稈を扱深さ搬送装置の穀稈入口部に押し込み易くなる。また、左株元スプロケットの回転軸の動力を介して、補助株元スプロケットの回転軸に動力を伝達することができるため、補助株元搬送装置への動力伝達経路を簡単に構成することができる。また、左株元搬送装置にユニットを組み付けるだけで、左株元搬送装置と補助株元搬送装置とを容易に組み付けることができる。また、ユニットの支持構造として、左株元支持部材を有効利用することができる。また、左株元支持部材及び補助株元支持部材の支持構造として、伝達ケースを有効利用することができる。
さらに、本発明において、前記補助株元搬送装置は、前記左株元搬送装置、前記右株元搬送装置及び前記扱深さ搬送装置の下方に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、補助株元搬送装置が刈取穀稈の株元に作用し易くなるため、刈取穀稈の株元に対する搬送力が確実に強化されることになる。
さらに、本発明において、前記補助株元搬送装置は、刈取穀稈搬送用の補助株元搬送チェーンの回動面と直交する方向視において少なくともその一部が前記左株元搬送装置と重複するように配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、補助株元搬送装置が刈取穀稈の株元に対して左株元搬送装置側(刈取部の左外側)から作用する。この結果、扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ部分において、刈取部の左外側に逸れようとする刈取穀稈の株元が、補助株元搬送装置で刈取部の中央側に案内されるため、刈取穀稈を扱深さ搬送装置の穀稈入口部に押し込み易くなる。
さらに、本発明において、前記左株元搬送装置は、刈取穀稈搬送用の左株元搬送チェーンが巻き付けられる左株元スプロケットを備え、前記補助株元搬送装置は、前記補助株元搬送チェーンが巻き付けられる補助株元スプロケットを備え、前記左株元スプロケットの回転軸心と前記補助株元スプロケットの回転軸心とは、同一軸心上に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、左株元スプロケットの回転軸の動力を介して、補助株元スプロケットの回転軸に動力を伝達することができるため、補助株元搬送装置への動力伝達経路を簡単に構成することができる。
さらに、本発明において、前記左株元スプロケットと前記補助株元搬送装置とは、ユニットとして構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、左株元搬送装置にユニットを組み付けるだけで、左株元搬送装置と補助株元搬送装置とを容易に組み付けることができる。
さらに、本発明において、前記左株元搬送装置を支持する左株元支持部材を備え、前記ユニットは、前記左株元支持部材に支持されていると好適である。
本特徴構成によれば、ユニットの支持構造として、左株元支持部材を有効利用することができる。
さらに、本発明において、前記左株元支持部材を前記伝達ケース側に連結する連結部材を備え、前記左株元支持部材と前記補助株元支持部材とが、前記連結部材に共締め固定されていると好適である。
本特徴構成によれば、左株元支持部材と補助株元支持部材とをまとめて、連結部材に簡単に固定することができる。
さらに、本発明において、前記扱深さ搬送装置の上面を覆う扱深さカバーを備え、前記扱深さカバーは、前記扱深さ搬送装置で搬送される刈取穀稈の傾斜に沿って傾斜する第一カバー部を備えると好適である。
本特徴構成によれば、扱深さ搬送装置で搬送される刈取穀稈から脱粒した穀粒が、扱深さカバー上に落下したとしても、第一カバー部に落下した穀粒が刈取穀稈で掃かれるため、扱深さカバー上に穀粒が堆積するのを防止することができる。
さらに、本発明において、前記扱深さカバーは、前記第一カバー部における刈取穀稈の搬送方向下手側の端縁と前記扱深さ搬送装置の上面とに亘る第二カバー部を備えると好適である。
本特徴構成によれば、扱深さ搬送装置で搬送される刈取穀稈から脱粒した穀粒が、第一カバー部における刈取穀稈の搬送方向下手側の端縁と扱深さ搬送装置の上面との間から、扱深さ搬送装置上に侵入するのを防止することができるため、扱深さ搬送装置上に穀粒が堆積するのを防止することができる。
コンバインを示す側面図である。 刈取部を示す側面図である。 刈取部を概略的に示す平面図である。 扱深さ搬送装置及び供給搬送装置から脱穀装置への刈取穀稈の搬送経路を示す斜視図である。 左株元搬送装置及び補助株元搬送装置を示す斜視図である。 補助株元搬送装置を示す分解斜視図である。 補助株元搬送装置を示す断面図である。 (a)扱深さカバーを示す斜視図である。(b)扱深さカバーを示す断面図である。 (a)供給カバーを示す側面一部断面図である。(b)供給カバーを示す分解斜視図である。 (a)ベルト機構を示す側面図である。(b)テンションアーム基端部の支持構造を示す背面断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面に基づき説明する。
先ず、コンバインの全体構成について、図1により説明する。
図1に示すように、コンバインには、クローラ式の走行機体1が備えられている。走行機体1の前方には、刈取部2が備えられている。走行機体1の前部には、運転部3が備えられている。運転部3の下方には、エンジン(図示省略)が備えられている。運転部3の後方には、穀粒タンク4及び脱穀装置5が機体左右方向に並設されている。脱穀装置5には、脱穀処理物を選別する選別部7が備えられている。選別部7には、揺動選別用のシーブケース71が備えられている。選別部7の左側部には、シーブケース71の揺動軸71aに動力を伝達するベルト機構72が備えられている。
次に、刈取部2について、図2及び図3により説明する。
図2及び図3には、例として六条刈り仕様の刈取部2を示している。刈取部2には、伝達軸(図示省略)を内装する筒状の刈取フレーム6が、前下がりの傾斜姿勢で備えられている。刈取フレーム6の後端部は、横向き(機体左右方向)の軸心X周りに揺動可能に支持されている。刈取フレーム6は、油圧シリンダ6a(図1参照)で揺動される。つまり、刈取フレーム6が油圧シリンダ6aで揺動されることにより、刈取部2が下降した刈取作業位置と、刈取部2が上昇した非刈取作業位置と、に切り換えられる。刈取フレーム6の前端部には、伝達軸(図示省略)を内装する横向き(機体左右方向)筒状の横伝達ケース8が連結されている。横伝達ケース8の端部には、伝達軸(図示省略)を内装する「伝達ケース」としての縦伝達ケース9が立設されている。
刈取フレーム6には、引起装置10と、切断装置11と、搬送ベルト12と、回転パッカ13と、左搬送装置14と、中搬送装置15と、右搬送装置16と、補助株元搬送装置17と、扱深さ搬送装置18と、供給搬送装置19と、が備えられている。本実施形態では、六条刈り仕様の刈取部2であるため、引起装置10、搬送ベルト12及び回転パッカ13が、それぞれ六つずつ備えられている。
引起装置10は、圃場の植立穀稈を引き起こすものである。引起装置10の上部には、縦伝達ケース9の上端部が連結されている。引起装置10には、縦伝達ケース9内の伝達軸を介して動力が伝達される。なお、縦伝達ケース9内の伝達軸には、前記エンジンからの動力が、刈取フレーム6内の伝達軸から横伝達ケース8内の伝達軸を介して伝達される。
切断装置11は、引き起こされた植立穀稈を切断するバリカン型のものである。搬送ベルト12は、引き起こされた植立穀稈を掻き込むものである。回転パッカ13は、刈取穀稈の株元を掻き込むものである。
左搬送装置14は、刈取部2の左側に位置して左側二条分の刈取穀稈を機体後方に搬送するものである。左搬送装置14は、左穂先搬送装置20と、左株元搬送装置21と、を備えている。左穂先搬送装置20は、左側二条分の刈取穀稈の穂先を機体後方に係止搬送するものである。左株元搬送装置21は、左側二条分の刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送するものである。
左株元搬送装置21には、刈取穀稈搬送用の左株元搬送チェーン22が備えられている。左株元搬送チェーン22は、左株元駆動スプロケット23、「左株元スプロケット」としての左株元第一従動スプロケット24、左株元第二従動スプロケット25、左株元第一ローラ26、及び左株元第二ローラ27に巻き付けられている。
中搬送装置15は、刈取部2の左右中央側に位置して中央側二条分の刈取穀稈を機体後方に搬送するものである。中搬送装置15は、中穂先搬送装置28と、中株元搬送装置29と、を備えている。中穂先搬送装置28は、中央側二条分の刈取穀稈の穂先を機体後方に係止搬送するものである。中株元搬送装置29は、中央側二条分の刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送するものである。
右搬送装置16は、刈取部2の右側に位置して右側二条分の刈取穀稈を機体後方に搬送するものである。右搬送装置16は、右穂先搬送装置30と、右株元搬送装置31と、を備えている。右穂先搬送装置30は、右側二条分の刈取穀稈の穂先を機体後方に係止搬送するものである。右株元搬送装置31は、右側二条分の刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送するものである。
扱深さ搬送装置18は、左株元搬送装置21、中株元搬送装置29及び右株元搬送装置31で搬送された刈取穀稈を受け継いで機体後方に挟持搬送するものである。扱深さ搬送装置18は、脱穀装置5における扱深さを調節可能に構成されている。扱深さ搬送装置18の上面は、詳しくは後述する扱深さカバー57で覆われている。扱深さ搬送装置18は、刈取穀稈搬送用の扱深さ搬送チェーン18Aを有している。
補助株元搬送装置17は、左株元搬送装置21、中株元搬送装置29及び右株元搬送装置31で搬送された刈取穀稈の株元を扱深さ搬送装置18に向けて搬送するものである。
図2に示すように、補助株元搬送装置17は、左株元搬送装置21、右株元搬送装置31及び扱深さ搬送装置18の下方に配置されている。具体的には、側面視において、補助株元搬送装置17の後端部と扱深さ搬送装置18の前端部とが、上下に重複している。
図3に示すように、補助株元搬送装置17は、左株元搬送装置21、中株元搬送装置29及び右株元搬送装置31から扱深さ搬送装置18への刈取穀稈の受け継ぎ部分に配置されている。つまり、補助株元搬送装置17は、左株元搬送装置21で搬送された左側二条分の刈取穀稈と、中株元搬送装置29で搬送された中央側二条分の刈取穀稈と、右株元搬送装置31で搬送された右側二条分の刈取穀稈と、が合流する部分に配置されている。具体的には、左株元搬送装置21の搬送経路に直交する方向視において、補助株元搬送装置17は、少なくともその一部が左株元搬送装置21と重複するように配置されている。
供給搬送装置19は、扱深さ搬送装置18で搬送された刈取穀稈を受け継いで機体後方に挟持搬送するものである。供給搬送装置19の上面は、詳しくは後述する供給カバー60(図4及び図9参照)で覆われている。
次に、刈取部2から脱穀装置5への刈取穀稈の搬送経路について、図3及び図4により説明する。
図3に示すように、刈取部2においては、引起装置10で引き起こされた六条分の植立穀稈が、切断装置11(図1及び図2参照)で刈り取られる。そして、この六条分の刈取穀稈が、搬送ベルト12及び回転パッカ13で掻き込まれた後、左搬送装置14、中搬送装置15及び右搬送装置16で、機体後方に搬送される。
具体的には、左側二条分の刈取穀稈については、左側二つの搬送ベルト12及び回転パッカ13で掻き込まれた後、刈取穀稈の穂先が左穂先搬送装置20で機体後方に係止搬送され、刈取穀稈の株元が左株元搬送装置21で機体後方に挟持搬送される。また、中央側二条分の刈取穀稈については、中央側二つの搬送ベルト12及び回転パッカ13で掻き込まれた後、刈取穀稈の穂先が中穂先搬送装置28で機体後方に係止搬送され、刈取穀稈の株元が中株元搬送装置29で機体後方に挟持搬送される。また、右側二条分の刈取穀稈については、右側二つの搬送ベルト12及び回転パッカ13で掻き込まれた後、刈取穀稈の穂先が右穂先搬送装置30で機体後方に係止搬送され、刈取穀稈の株元が右株元搬送装置31で機体後方に挟持搬送される。
その後、左株元搬送装置21、中株元搬送装置29及び右株元搬送装置31で搬送された刈取穀稈(つまり、左株元搬送装置21で搬送された左側二条分の刈取穀稈と、中株元搬送装置29で搬送された中央側二条分の刈取穀稈と、右株元搬送装置31で搬送された右側二条分の刈取穀稈とが合流した六条分の刈取穀稈)は、扱深さ搬送装置18に受け継がれて機体後方に挟持搬送される。
その際、左株元搬送装置21、中株元搬送装置29及び右株元搬送装置31から扱深さ搬送装置18への刈取穀稈の受け継ぎ部分においては、左株元搬送装置21、中株元搬送装置29及び右株元搬送装置31で搬送された刈取穀稈の株元が、補助株元搬送装置17で扱深さ搬送装置18に向けて搬送される。
その後、扱深さ搬送装置18で搬送された刈取穀稈は、供給搬送装置19に受け継がれて機体後方に挟持搬送される(図4参照)。そして、供給搬送装置19で搬送された刈取穀稈は、脱穀装置5に供給される。具体的には、供給搬送装置19で搬送された刈取穀稈は、脱穀装置5のサポートチェーン32を介してフィードチェーン33に受け継がれる。なお、刈取穀稈の穂先は、右穂先搬送装置30で係止搬送された後、脱穀装置5の扱室(図示省略)に供給される。
このような構成により、左株元搬送装置21、中株元搬送装置29及び右株元搬送装置31で搬送された刈取穀稈の株元が、補助株元搬送装置17で扱深さ搬送装置18に向けて搬送される結果、扱深さ搬送装置18への刈取穀稈の受け継ぎ部分における刈取穀稈の株元に対する搬送力が強化されることになる。したがって、扱深さ搬送装置18への刈取穀稈の受け継ぎ性能を向上させることができる。
次に、補助株元搬送装置17について、図5から図7により説明する。
図5から図7に示すように、補助株元搬送装置17は、「補助株元スプロケット」としての補助株元駆動スプロケット34と、補助株元従動スプロケット35と、を備えている。補助株元駆動スプロケット34及び補助株元従動スプロケット35には、刈取穀稈搬送用の補助株元搬送チェーン36が巻き付けられている。
補助株元駆動スプロケット34は、軸心Y周りに回転自在な第一回転軸37の下端部に設けられている。第一回転軸37の上端部には、左株元第一従動スプロケット24が設けられている。つまり、左株元第一従動スプロケット24と補助株元搬送装置17とは、ユニットとして構成されている。左株元第一従動スプロケット24の回転軸心と補助株元駆動スプロケット34の回転軸心とは、同一軸心Y上に配置されている。第一回転軸37の両端部側は、第一ベアリング38・38に回転自在に支持されている。第一ベアリング38・38は、円筒状の第一ホルダ39・39に保持されている。第一回転軸37における両第一ホルダ39・39間の部分には、カラー40が外嵌されている。
両第一ホルダ39・39のうち左株元搬送装置21側の第一ホルダ39は、取付プレート41に取り付けられている。取付プレート41には、左株元搬送チェーン22を押させるための押さえ金具46が固定されている。取付プレート41には、左株元第一ローラ26及び左株元第二ローラ27が回転自在に支持されている。つまり、前記ユニットに、取付プレート41、左株元第一ローラ26及び左株元第二ローラ27のうちのいずれか又は全てを含めることができる。
取付プレート41は、「左株元支持部材」としての左株元支持パイプ42で支持されている。左株元支持パイプ42には、固定部42aが設けられている。固定部42aは、「連結部材」としての連結フレーム43にボルト44で固定されている。
連結フレーム43は、左株元支持パイプ42を縦伝達ケース9側に連結するものである。具体的には、連結フレーム43は、左穂先支持パイプ45(基部45a)に左株元支持パイプ42を連結するものである。連結フレーム43は、左穂先支持パイプ45の基部45aにボルト56で固定されている。
左穂先支持パイプ45は、左穂先搬送装置20を支持するものである。左穂先支持パイプ45は、縦伝達ケース9に支持されている。連結フレーム43のうち縦伝達ケース9側の端部には、ボルト56が挿通される長孔43aが形成されている。これにより、左穂先支持パイプ45に対する連結フレーム43の相対位置を調整することができる。
補助株元従動スプロケット35は、第二回転軸47に設けられている。第二回転軸47は、第二ベアリング48に回転自在に支持されている。第二ベアリング48は、円筒状の第二ホルダ49に保持されている。
図7に示すように、第二ホルダ49、及び両第一ホルダ39・39のうち補助株元搬送装置17側の第一ホルダ39は、取付プレート50に取り付けられている。取付プレート50は、第一回転軸37と第二回転軸47との軸間方向に長手方向を有する板状部材である。取付プレート50には、丸孔50a及び長孔50bが形成されている。
丸孔50aには、第一ホルダ39が取り付けられている。丸孔50aは、第一ホルダ39の形状(外径形状)と嵌合する形状の丸孔である。つまり、第一ホルダ39は、取付プレート50に対して相対移動不能である。
長孔50bには、第二ホルダ49が取り付けられている。長孔50bは、取付プレート50の長手方向に長い長孔である。つまり、第二ホルダ49は、取付プレート50に対して相対移動可能である。第二ホルダ49の外周には、連結プレート51が連結されている。連結プレート51は、一対のボルト52・52で取付プレート50に固定されている。連結プレート51には、一対のボルト52・52が挿通される一対の長孔51a・51aが形成されている。長孔51aは、取付プレート50の長手方向に長い長孔である。
このような構成により、一対のボルト52・52を緩めた状態で、連結プレート51を一対の長孔51a・51aに沿って移動させると、第二ホルダ49が長孔50bに沿って移動する。この結果、第一回転軸37と第二回転軸47との軸間距離が変更されるため、補助株元搬送チェーン36の張り具合を調整することができる。
また、取付プレート50には、「補助株元支持部材」としての補助株元支持ブラケット53が、一対のボルト52・52で固定されている。つまり、前記ユニットに、補助株元支持ブラケット53を含めることができる。この場合、前記ユニットは、左株元支持パイプ42に支持されている。具体的には、左株元支持パイプ42(固定部42a)と補助株元支持ブラケット53(第一固定部54)とが、連結フレーム43にボルト44で共締め固定されている。連結フレーム43のうち左株元支持パイプ42側の端部には、ボルト44が挿通される長孔43bが形成されている。これにより、左株元支持パイプ42及び補助株元支持ブラケット53に対する連結フレーム43の相対位置を調整することができる。
補助株元支持ブラケット53は、第一固定部54と、第二固定部55と、を備えている。第一固定部54は、左株元搬送装置21側に固定されている。第二固定部55は、補助株元搬送装置17側に固定されている。第一固定部54と第二固定部55とは、互いに対して垂直に固定されている。第二固定部55には、一対のボルト52・52が挿通される円弧状の長孔55aが形成されている。長孔55aは、軸心Yを中心とする円弧状の長孔である。
このような構成により、一対のボルト52・52を緩めた状態で、取付プレート50を長孔55aに沿って軸心Yを中心に回動させると、補助株元搬送装置17のうち刈取穀稈の搬送方向上手側(補助株元従動スプロケット35側)の端部の位置が変更される。この結果、扱深さ搬送装置18のうち刈取穀稈の搬送方向上手側の端部に対する補助株元搬送装置17のうち刈取穀稈の搬送方向上手側(補助株元従動スプロケット35側)の端部の相対位置(図3参照)を調整することができる。
次に、扱深さカバー57について、図8により説明する。
図8に示すように、扱深さカバー57は、第一カバー部58と、第二カバー部59と、を備えている。
第一カバー部58は、扱深さ搬送装置18で搬送される刈取穀稈(図4参照)の傾斜に沿って傾斜している。具体的には、扱深さ搬送装置18における刈取穀稈の搬送方向視において、第一カバー部58は、その上端部が機体内側倒れに傾斜している。第一カバー部58は、略台形状に形成された板状部分である。具体的には、第一カバー部58における刈取穀稈の搬送方向下手側の端縁は、台形における一対の斜辺のうち長い方の斜辺を構成している。逆に言うと、第一カバー部58における刈取穀稈の搬送方向上手側の端縁は、台形における一対の斜辺のうち短い方の斜辺を構成している。第一カバー部58における刈取穀稈の搬送方向上手側の端縁には、第一カバー部58に対して機体内側に折れ曲がれる折曲部58aが形成されている。
第二カバー部59は、第一カバー部58における刈取穀稈の搬送方向下手側の端縁と扱深さ搬送装置18の上面とに亘っている。第二カバー部59は、側面視において搬送方向下手側下がりに傾斜している。第二カバー部59は、略三角形状、具体的には、略二等辺三角形状に形成された板状部分である。第二カバー部59における二等辺のうちの一辺と、第一カバー部58における長い方の斜辺とが連なっている。
次に、供給カバー60について、図9により説明する。
図9に示すように、供給カバー60は、前カバー部61と後カバー部62とに前後方向に二分割されて構成されている。前カバー部61と後カバー部62とは、蝶番63を介して折曲自在に連結されている。
前カバー部61は、取付ステー64を介して、供給搬送装置19の供給フレーム65に取り付けられている。前カバー部61の後端部と取付ステー64の前端部とは、一対のボルト66・66で固定されている。取付ステー64の後端部と供給フレーム65とは、一対のボルト67・67で固定されている。
後カバー部62の後端部は、入口プレート68の前端部に一対のボルト69・69で固定されている。なお、入口プレート68は、供給搬送装置19で搬送された刈取穀稈を脱穀装置5の穀稈供給口(図示省略)に案内するものである。
具体的には、入口プレート68の前端部には、一対のボルト69・69が挿通される一対の長孔68a・68aが形成されている。一対の長孔68a・68aは、前後方向に長い長孔である。後カバー部62の後端部は、入口プレート68の前端部に、押さ板70を介して一対のボルト69・69で固定されている。
このような構成により、刈取部2の昇降で前カバー部61が上下に動いたとしても、前カバー部61と後カバー部62とが蝶番63を介して折曲自在に連結されているため、後カバー部62が上下に動くことがない。また、供給カバー60が後方向に押されたとしても、供給カバー60が一対の長孔68a・68aに沿って前後方向に移動するため、供給カバー60を介して入口プレート68が後方向に押されることもない。したがって、仮に、後カバー部62が上下に動いたり、入口プレート68が後方向に押されたりすると、入口プレート68が折れ曲がって(下方に凹んで樋状に変形して)、この入口プレート68の折曲部分に穀粒等が堆積し易いが、このようなことがない。
次に、ベルト機構72について、図10により説明する。
図10に示すように、ベルト機構72は、駆動プーリ80と、従動プーリ81と、伝達ベルト82と、テンションプーリ83と、を備えている。
駆動プーリ80は、一対のベアリング79・79を介して、中継軸77に回転自在に支持されている。中継軸77は、ステー75とプレート74との間に架設されている。プレート74は、選別部7の側板73に溶接固定されている。ステー75は、プレート74に一対のボルト76・76で固定されている。ステー75には、中継軸77の横外側端部がナット78で固定されている。なお、駆動プーリ80には、所定の動力伝達経路(図示省略)を経て前記エンジンからの動力が伝達される。
従動プーリ81は、シーブケース71の揺動軸71aに設けられている。伝達ベルト82は、駆動プーリ80及び従動プーリ81に巻き付けられている。テンションプーリ83は、伝達ベルト82にテンションを付与するものである。つまり、駆動プーリ80の動力は、伝達ベルト82及び従動プーリ81を介して、揺動軸71aに伝達されるが、テンションプーリ83が伝達ベルト82にテンションを付与するか否かによって、動力伝達が入り状態又は切り状態に切り換わる。
テンションプーリ83は、テンションアーム84の先端部に支持されている。テンションアーム84の基端部は、中継軸77に回転自在に支持されている。具体的には、テンションアーム84の基端部は、一対のカラー(段付きカラー)85・85及びブッシュ86を介して、中継軸77に回転自在に支持されている。本実施形態では、中継軸77とブッシュ86との間に、一対のカラー85・85が介設されている。ブッシュ86は、一方のカラー85の段部分と他方のカラー85の段部分とで軸方向に挟み込まれている。
このような構成によれば、テンションアーム84の基端部と中継軸77とが直接的に接触しない。したがって、テンションアーム84と中継軸77との間での錆の発生に起因するテンションアーム84の回転不良(テンションアーム84の基端部の固着)を防止することができる。また、段付きカラーである一対のカラー85・85で、ブッシュ86を軸方向の両側から挟み込むことにより、ブッシュ86が軸方向にずれたりすることがない。なお、一対のカラー85・85は、錆の発生を効果的に防止する観点からステンレス製であると好適である。
以下、本発明に係る別実施形態について説明する。
(1)上記実施形態において、刈取部2は、左搬送装置14及び右搬送装置16に加えて中搬送装置15を備えるものであるが、刈取部2は、中搬送装置15を備えないものでもよい。すなわち、上記実施形態において、刈取部2は、六条刈り仕様であるが、刈取部2の刈取条数は、六条に限定するものではない。
(2)上記実施形態において、刈取部2は、扱深さ搬送装置18と供給搬送装置19とを、別々に備えるものであるが、扱深さ搬送装置18の機能と供給搬送装置19の機能とを併せ持つ一の搬送装置を備えるものでもよい。
(3)上記実施形態において、脱穀装置5は、サポートチェーン32及びフィードチェーン33を備えるものであるが、脱穀装置5は、サポートチェーン32を備えないものでもよい。
(4)上記実施形態において、中継軸77とブッシュ86との間に、一対のカラー85・85が介設されているが、中間軸77と一対のカラー85・85との間に、ブッシュ86が介設されていてもよい。
本発明は、左株元搬送装置と、右株元搬送装置と、扱深さ搬送装置と、を備えるコンバインに利用可能である。
2 刈取部
5 脱穀装置
9 縦伝達ケース(伝達ケース)
10 引起装置
17 補助株元搬送装置
18 扱深さ搬送装置
18A 扱深さ搬送チェーン
21 左株元搬送装置
22 左株元搬送チェーン
24 左株元第一従動スプロケット(左株元スプロケット)
31 右株元搬送装置
34 補助株元駆動スプロケット(補助株元スプロケット)
36 補助株元搬送チェーン
42 左株元支持パイプ(左株元支持部材)
43 連結フレーム(連結部材)
53 補助株元支持ブラケット(補助株元支持部材)
57 扱深さカバー
58 第一カバー部
59 第二カバー部
Y 軸心

Claims (11)

  1. 刈取部の左側に位置して刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送する左株元搬送装置と、
    刈取部の右側に位置して刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送する右株元搬送装置と、
    刈取穀稈搬送用の扱深さ搬送チェーンを有し、前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈を受け継いで機体後方に挟持搬送すると共に脱穀装置における扱深さを調節可能な扱深さ搬送装置と、
    刈取穀稈搬送用の補助株元搬送チェーンを有し、前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置から前記扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ部分において、前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈の株元を前記扱深さ搬送装置に向けて搬送する補助株元搬送装置と、を備え
    前記補助株元搬送装置は、前記補助株元搬送チェーンの回動面と直交する方向視において、前記扱深さ搬送装置と互いの搬送経路が対向する状態に配置され、かつ、搬送方向下手側を支点に前記扱深さ搬送装置に対して近接離間する方向に回動可能であるコンバイン。
  2. 刈取部の左側に位置して刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送する左株元搬送装置と、
    刈取部の右側に位置して刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送する右株元搬送装置と、
    前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈を受け継いで機体後方に挟持搬送すると共に脱穀装置における扱深さを調節可能な扱深さ搬送装置と、
    前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置から前記扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ部分において、前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈の株元を前記扱深さ搬送装置に向けて搬送する補助株元搬送装置と、
    植立穀稈を引き起こす引起装置と、
    前記引起装置に動力を伝達する伝達軸を内装すると共に前記引起装置の上部に連結される伝達ケースと、
    前記左株元搬送装置を支持する左株元支持部材と、
    前記補助株元搬送装置を支持する補助株元支持部材と、を備え、
    前記左株元支持部材及び前記補助株元支持部材は、前記伝達ケースに支持されているコンバイン。
  3. 刈取部の左側に位置して刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送する左株元搬送装置と、
    刈取部の右側に位置して刈取穀稈の株元を機体後方に挟持搬送する右株元搬送装置と、
    前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈を受け継いで機体後方に挟持搬送すると共に脱穀装置における扱深さを調節可能な扱深さ搬送装置と、
    前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置から前記扱深さ搬送装置への刈取穀稈の受け継ぎ部分において、前記左株元搬送装置及び前記右株元搬送装置で搬送された刈取穀稈の株元を前記扱深さ搬送装置に向けて搬送する補助株元搬送装置と、を備え、
    前記補助株元搬送装置は、前記左株元搬送装置、前記右株元搬送装置及び前記扱深さ搬送装置の下方に配置され、
    前記補助株元搬送装置は、前記左株元搬送装置の搬送経路に直交する方向視において少なくともその一部が前記左株元搬送装置と重複するように配置され、
    前記左株元搬送装置は、刈取穀稈搬送用の左株元搬送チェーンが巻き付けられる左株元スプロケットを備え、
    前記補助株元搬送装置は、刈取穀稈搬送用の補助株元搬送チェーンが巻き付けられる補助株元スプロケットを備え、
    前記左株元スプロケットの回転軸心と前記補助株元スプロケットの回転軸心とは、同一軸心上に配置され、
    前記左株元スプロケットと前記補助株元搬送装置とは、ユニットとして構成され、
    前記左株元搬送装置を支持する左株元支持部材を備え、
    前記ユニットは、前記左株元支持部材に支持され、
    植立穀稈を引き起こす引起装置と、
    前記引起装置に動力を伝達する伝達軸を内装すると共に前記引起装置の上部に連結される伝達ケースと、
    前記補助株元搬送装置を支持する補助株元支持部材と、を備え、
    前記左株元支持部材及び前記補助株元支持部材は、前記伝達ケースに支持されているコンバイン。
  4. 前記補助株元搬送装置は、前記左株元搬送装置、前記右株元搬送装置及び前記扱深さ搬送装置の下方に配置されている請求項1又は2に記載のコンバイン。
  5. 前記補助株元搬送装置は、刈取穀稈搬送用の補助株元搬送チェーンの回動面と直交する方向視において少なくともその一部が前記左株元搬送装置と重複するように配置されている請求項に記載のコンバイン。
  6. 前記左株元搬送装置は、刈取穀稈搬送用の左株元搬送チェーンが巻き付けられる左株元スプロケットを備え、
    前記補助株元搬送装置は、前記補助株元搬送チェーンが巻き付けられる補助株元スプロケットを備え、
    前記左株元スプロケットの回転軸心と前記補助株元スプロケットの回転軸心とは、同一軸心上に配置されている請求項に記載のコンバイン。
  7. 前記左株元スプロケットと前記補助株元搬送装置とは、ユニットとして構成されている請求項に記載のコンバイン。
  8. 前記左株元搬送装置を支持する左株元支持部材を備え、
    前記ユニットは、前記左株元支持部材に支持されている請求項に記載のコンバイン。
  9. 前記左株元支持部材を前記伝達ケース側に連結する連結部材を備え、
    前記左株元支持部材と前記補助株元支持部材とが、前記連結部材に共締め固定されている請求項2又は3に記載のコンバイン。
  10. 前記扱深さ搬送装置の上面を覆う扱深さカバーを備え、
    前記扱深さカバーは、前記扱深さ搬送装置で搬送される刈取穀稈の傾斜に沿って傾斜する第一カバー部を備える請求項1から請求項までのいずれか一項に記載のコンバイン。
  11. 前記扱深さカバーは、前記第一カバー部における刈取穀稈の搬送方向下手側の端縁と前記扱深さ搬送装置の上面とに亘る第二カバー部を備える請求項10に記載のコンバイン。
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