JP5984619B2 - コンバインの油圧シリンダ連結構造 - Google Patents
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Description
すなわち、刈取部が、刈取部のフレーム体としての前後向き筒状フレームにより走行機体に対して揺動自在に支持され、フレーム体と走行機体とに駆動昇降用の油圧シリンダの両側端部が連動連結される。そして、油圧シリンダとフレーム体との連結箇所では、フレーム体に固定された断面U字状のブラケットと、油圧シリンダの先端の取付部とにわたって横向きに貫通する連結用部材(連結ピン)が設けられ、その連結用部材を貫通するように装着させた状態で、ブラケットに取付けられる保持部材により連結用部材を抜け止めするように構成されていた(例えば、特許文献1参照。)。
走行機体と刈取部のフレーム体とに両端部が枢支連結された油圧シリンダと、
前記フレーム体に設けられ、前記油圧シリンダのシリンダロッドが枢支連結される連結用ブラケットと、
前記連結用ブラケットに形成された係合凹部と、
前記シリンダロッドに機体横幅方向向きの状態で貫通支持されるとともに、前記係合凹部に係合して前記刈取部を支持する連結用部材と、
前記連結用部材に一体的に設けられるとともに、前記連結用部材が前記係合凹部に係合している状態で前記連結用ブラケットに連結固定される連結部、が備えられ、
前記連結部と前記連結用ブラケットとは、横側面が夫々機体前後方向に沿う状態で設けられ、且つ、機体側面視で、前記連結用部材の周方向において、複数個所で連結解除自在に連結されている点にある。
また、本構成によれば、機体前後方向に沿う横側面を有する連結用ブラケットにて、機体横幅方向向きの連結用部材を安定的に支持することができ、又、機体前後方向に沿う連結部と連結用ブラケットとを簡単な連結構造で連結固定することができる。
また、本構成によれば、連結用部材を挟んで連結用部材の径方向の両側に位置する複数箇所において、連結部と連結用ブラケットとを安定的に且つ強固に連結固定することができる。
前記下降防止部材が、遊端側箇所を前記油圧シリンダのシリンダ本体に係合して前記刈取部の下降を防止する作用位置と、前記遊端側箇所の前記シリンダ本体との係合を解除して前記刈取部の下降を許容する非作用位置とにわたり回動可能に前記連結用部材に支持されていると好適である。
前記シリンダロッドにおける前記連結用部材が貫通する箇所が、前記一対の縦壁部の間に位置する状態で設けられ、
前記連結用部材が前記一対の縦壁部夫々の前記係合凹部に係合すると好適である。
図1〜図3に示すように、左右一対のクローラ走行装置1によって走行する走行機体2の前端に昇降用の油圧シリンダ3の作動により昇降自在に刈取部4を備えると共に、走行機体2の前部に運転者が搭乗する運転部5を備え、走行機体2に対して刈取部4から刈取穀稈が供給される脱穀装置6と、この脱穀装置6で脱穀及び選別された穀粒を貯留する穀粒タンク7とを備えて自脱型のコンバインが構成されている。
図1及び図3に示すように、燃料タンク15には、燃料を供給するときに、タンク内部に貯留されている空気を外部に排出させるためのエアー抜きパイプ16が上方に向けて延出される状態で備えられている。又、図1及び図4に示すように、エアー抜きパイプ16は、開放される外端部が下向きになる状態で逆U字状に湾曲させて、3箇所を保持具17により脱穀装置6の右側外面6Aに位置固定して支持されている。
次に、穀粒排出装置25について説明する。
穀粒タンク7に貯留された穀粒を機外に排出する穀粒排出装置25が備えられている。
図2及び図3に示すように、穀粒排出装置25は、穀粒タンク7内の底部に備えられて穀粒を機体後方に搬送して後部の穀粒取出口からタンク外に搬出する底部搬送スクリュ26、底部搬送スクリュ26が搬出した穀粒を揚送して上部の排出口27から排出する揚送コンベヤ28、及び、排出口27から排出された穀粒を機体の右外方に流下案内する排出シュート29等を備えている。
次に、排出クラッチ30の操作構造について説明する。
図7に示すように、排出クラッチ30は、その伝動ベルト34をテンション輪体35を支持するテンションアーム36の揺動操作によって緊張状態と弛緩状態とに切り換えることにより、エンジン8からの動力を穀粒排出装置25に伝達する伝動状態と、その伝動を遮断する遮断状態とに切り換わるように構成している。そして、テンションアーム36は、運転部5において運転座席18の左後方箇所に配備した(図2参照)排出クラッチレバー37に連動連係されている。
次に、エンジン8の排気を外部に排出するための排気構造について説明する。
図10に示すように、エンジン8の排気を機体外部に排出させる排気装置51が、脱穀装置6と穀粒タンク7との間を通って、エンジン8から機体後上方に向けて機体後部まで延びる状態で設けられている。
次に、油圧シリンダ3の連結構造について説明する。
刈取部4は、フレーム体の一例としての前後向き筒状フレーム63(以下、筒状フレームと略称する)により、走行機体2に対して横軸芯周りで昇降揺動自在に支持されている。筒状フレーム63は、機体前後方向に沿い且つ機体前部側ほど下方に位置するように傾斜状態で備えられる。
以下、別実施形態を列記する。
3 油圧シリンダ
3A シリンダロッド
3B シリンダ本体
4 刈取部
5 運転部
63 フレーム体
64 連結用ブラケット
64A 縦壁部
65 係合凹部
67 連結用部材
68 連結部
70 下降防止部材
Claims (7)
- 走行機体と刈取部のフレーム体とに両端部が枢支連結された油圧シリンダと、
前記フレーム体に設けられ、前記油圧シリンダのシリンダロッドが枢支連結される連結用ブラケットと、
前記連結用ブラケットに形成された係合凹部と、
前記シリンダロッドに機体横幅方向向きの状態で貫通支持されるとともに、前記係合凹部に係合して前記刈取部を支持する連結用部材と、
前記連結用部材に一体的に設けられるとともに、前記連結用部材が前記係合凹部に係合している状態で前記連結用ブラケットに連結固定される連結部と、が備えられ、
前記連結部と前記連結用ブラケットとは、横側面が夫々機体前後方向に沿う状態で設けられ、且つ、機体側面視で、前記連結用部材の周方向において、複数個所で連結解除自在に連結されているコンバインの油圧シリンダ連結構造。 - 前記連結部が、前記連結用ブラケットの横側面の形状に沿った形状に形成されている請求項1記載のコンバインの油圧シリンダ連結構造。
- 前記連結部は、前記連結用ブラケットに、走行機体の運転部に対して機体横幅方向反対側から連結固定される請求項1又は2に記載のコンバインの油圧シリンダ連結構造。
- 前記油圧シリンダが伸長して前記刈取部が上昇位置にある上昇操作状態において前記刈取部の下降を防止する下降防止部材が備えられ、
前記下降防止部材が、遊端側箇所を前記油圧シリンダのシリンダ本体に係合して前記刈取部の下降を防止する作用位置と、前記遊端側箇所の前記シリンダ本体との係合を解除して前記刈取部の下降を許容する非作用位置とにわたり回動可能に前記連結用部材に支持されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバインの油圧シリンダ連結構造。 - 前記下降防止部材は、前記遊端側箇所が前記フレーム体に取り外し可能に連結されることにより、前記非作用位置において位置保持される請求項4記載のコンバインの油圧シリンダ連結構造。
- 前記下降防止部材は、複数箇所にて前記連結部及び前記連結用ブラケットと共締め連結されることにより、前記非作用位置において位置保持される請求項4記載のコンバインの油圧シリンダ連結構造。
- 前記連結用ブラケットが、横方向に間隔をあけて左右一対の縦壁部を備え、且つ、前記各縦壁部の夫々に前記係合凹部が形成され、
前記シリンダロッドにおける前記連結用部材が貫通する箇所が、前記一対の縦壁部の間に位置する状態で設けられ、
前記連結用部材が前記一対の縦壁部夫々の前記係合凹部に係合する請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンバインの油圧シリンダ連結構造。
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