JPH0713479Y2 - 刈取収穫機の運転キャビン構造 - Google Patents

刈取収穫機の運転キャビン構造

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JPH0713479Y2
JPH0713479Y2 JP1988138731U JP13873188U JPH0713479Y2 JP H0713479 Y2 JPH0713479 Y2 JP H0713479Y2 JP 1988138731 U JP1988138731 U JP 1988138731U JP 13873188 U JP13873188 U JP 13873188U JP H0713479 Y2 JPH0713479 Y2 JP H0713479Y2
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JP
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transparent plate
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cabin
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operating cabin
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健一 小川
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、茎稈引起し装置、及び、刈取り穀稈を機体後
方に搬送する縦搬送装置を有した刈取前処理部を上下揺
動操作自在に設けると共に、前記縦搬送装置の機体横側
に運転キャビンを設けた刈取収穫機の運転キャビン構造
に関する。
〔従来の技術〕
上記刈取収穫機において、従来、運転キャビンの前面透
明板を取付けるに、例えば実開昭59−62740号公報に開
示されているように、下端縁が運転パネルの前端縁の近
くに位置し、上端縁が下端縁より前方に位置する前傾し
た姿勢で取付けた構造のものが知られていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来構造のものにあっては、運転キ
ャビンにおける縦搬送装置がわに臨む横側面には、縦搬
送装置や茎稈引起し装置を目視しやすくする透明板構造
が設けられていなかったので、横側方の縦搬送装置や茎
稈引起し装置の様子を確認するのが難しく、茎稈の引起
し不良や搬送不良が生じていることを運転キャビン内の
オペレータが知ることが遅れる虞れがあって、その不具
合に迅速に対応できないという問題があった。
本考案の目的は、刈取前処理部の全巾にわたる引起し装
置前方の見通しがよくなるように、しかも、運転キャビ
ンの大型化を抑制しながら、かつ、開閉窓を設ける場合
の有利化を図ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかる刈取収穫機の運転キャビン構造は、茎稈
引起し装置、及び、刈取り穀稈を機体後方に搬送する縦
搬送装置を有した刈取前処理部(A)を上下揺動操作自
在に設けると共に、前記縦搬送装置の機体横側に運転キ
ャビンを設けた刈取収穫機の運転キャビン構造であっ
て、前記運転キャビンの前面透明板の下端縁が運転パネ
ルの前端縁の近くに位置し、前記下端縁より機体前方側
で、前記刈取前処理部が下降作業位置に在る状態での前
記茎稈引起し装置の上端の直上方箇所に前記前面透明板
の上端が位置する前倒れ傾斜姿勢で前記前面透明板を取
付け、前記前面透明板に連続する側面透明板を前記運転
キャビンの前記縦搬送装置側の横側壁の前端部に備えさ
せると共に、前記側面透明板の前端縁を前記前面透明板
の横側端縁に沿わせて形成してあることを特徴構成とす
る。
かかる特徴構成による作用及び効果は次の通りである。
〔作用〕
運転キャビン内のオペレータにおいて、運転パネルより
前方に大巾に頭を突出させ、そして、運転パネルより前
方に位置する箇所に目を位置させて、茎稈引起し装置の
前方を上方から容易に見通すことを、前面透明体の前記
前倒れ傾斜姿勢によって可能にできる。そして、刈取前
処理部のうちの運転キャビン横側方箇所における茎稈引
起し装置、すなわち、縦搬送装置の前方に位置する茎稈
引起し装置や縦搬送装置に対しても、前面透明板に連続
する側面透明板を運転キャビンの横側壁の前端部に備え
させているので、前面透明板と側面透明板との間の仕切
り等の妨げもなく側面透明板を通して見通すことが可能
となる。
そして、前記見通しの可能化を前面透明板の前倒れ傾斜
と横側壁の側面透明板によってすれば、運転パネルより
前方に突出した位置で前面透明板を鉛直姿勢にして取付
ける場合に比し、運転パネルより前方に突出するキャビ
ン部分が小になる。
縦搬送装置側横側壁の側面透明板より後方に位置する箇
所に開閉窓を設ける場合には、この開閉窓の前端縁を極
力前方側に位置させて開放面積が極力大になるようにす
ることが、側面透明板の後端縁の配置によって可能にな
る。
〔考案の効果〕
前面透明板の前記前倒れ傾斜と該前面透明板に連続する
側面透明板とのために、刈取前処理部の全巾にわたって
の引起し装置前方及び縦搬送装置への見通しを容易に
し、刈残し等のトラブルがない作業を楽にできるように
なった。
しかも、運転キャビンを極力小型に形成できて軽量化を
図ることができると共に、開閉窓を付設する場合に開放
面積を極力大にして通気性のよいようにできる等、重量
面や居住面で有利化できるに至った。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第1図及び第2図に示すように、植立穀稈に作用する分
草具(1)、引起し装置(2)及び刈取装置(3)、刈
取り穀稈を機体後方に搬送する縦搬送装置(4)を有し
た刈取前処理部分(A)を軸芯(P)の周りで上下に揺
動するように、かつ、油圧シリンダ(5)によって揺動
操作するようにクローラ式走行機体の前部分に備えさ
せ、そして、縦搬送装置(4)からの刈取り穀稈に作用
する脱穀装置(6)、縦搬送装置(4)の機体横側に配
置した運転キャビン(C)等を前記クローラ式走行機体
に備えさせて、5条刈り型コンバインを構成してある。
運転キャビン(C)を構成するに、第3図に示すよう
に、前壁の大部分を形成する前面透明板としての前面ガ
ラス板(7)、縦搬送装置側横側壁(8)の前端部に配
置すると共に前記前面ガラス板(7)の横側端縁(7c)
に連続された側面透明板としての三角ガラス板(9)、
縦搬送装置側横側壁(8)の三角ガラス板(9)より後
方に位置する箇所に前後にスライド開閉自在な2枚のガ
ラス板によって形成した開閉窓(10)、キャビン内高さ
の変更が可能なように後端側の軸芯周りで上下に揺動調
節できるように構成した上面壁(11)等を備えてある。
第1図に示すように、前面ガラス板(7)の下端縁(7
a)を、刈取前処理部(A)が最上昇位置に在る状態で
の引起し装置(2)の上端(2a)の近くで、前側運転パ
ネル(12)の前端縁の近くに位置する箇所に配置し、前
面ガラス板(7)の上端縁(7b)を、下端縁(7a)より
機体前方側で、刈取前処理部(A)が下降作業位置に在
る状態での前記上端(2a)の直上方に位置する箇所に配
置してある。すなわち、前面ガラス板(7)を前倒れ傾
斜姿勢にして取付けてある。そして、三角ガラス板
(9)の前端縁(9a)の上下長さを前面ガラス板(7)
の上下長さに等しく形成し、三角ガラス板(9)の後端
縁(9b)を鉛直縁に形成し、三角ガラス板(9)の上端
縁(9c)と後端縁(9b)が形成する角部(9d)を、刈取
前処理部(A)が下降作業位置に在る状態での引起し装
置(2)の前面(2b)の延長面(S)上に配置し、三角
ガラス板(9)の前記角部(9a)と前面ガラス板(7)
の上端縁(7b)の間隔を100mm以上に形成してある。も
って、作業時において、引起し装置(2)の前方及び分
草具(1)の見通しが刈取前処理部(A)の全巾にわた
って容易にできるように配慮してある。
すなわち、前面ガラス板(7)の前記前倒れ傾斜と三角
ガラス板(9)の前記形状とのために、頭を運転パネル
(12)から前方に大巾に突き出し、運転キャビン(C)
の直前箇所及びその近くに位置する引起し装置(2)の
前方や分草具(1)をその上から前面ガラス板(7)を
通して見通すことが可能になり、かつ、刈取前処理部
(A)の運転キャビン(C)とは反対の横端側に位置す
る引起し装置(2)の前方や分草具(1)を三角ガラス
板(9)を通して見通すことが可能になる箇所に邪魔に
なる仕切りのない状態で目を位置させ得るように構成し
てある。
〔別実施例〕 穀稈を刈取り対象物とするコンバイン以外の各種収穫機
にも、また、刈取り対象物を穀稈以外の各種茎稈とする
収穫機にも本考案は適用できる。
前面ガラス板(7)や三角ガラス板(9)では、ガラス
板に替えて樹脂板等を採用して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る刈取収穫機の運転キャビン構造の実
施例を示し、第1図はコンバイン前部の側面図、第2図
は刈取前処理部の正面図、第3図は運転キャビンの斜視
図である。 (2)……茎稈引起し装置、(2a)……上端、(2b)…
…前面、(4)……縦搬送装置、(7)……前面透明
板、(7a)……下端縁、(7b)……上端縁、(7c)……
横側端縁、(9)……三角透明板、(9a)……前端縁、
(9d)……角部、(12)……運転パネル、(A)……刈
取り前処理部、(C)……運転キャビン、(S)……延
長面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】茎稈引起し装置(2)、及び、刈取り穀稈
    を機体後方に搬送する縦搬送装置(4)を有した刈取前
    処理部(A)を上下揺動操作自在に設けると共に、前記
    縦搬送装置(4)の機体横側に運転キャビン(C)を設
    けた刈取収穫機の運転キャビン構造であって、前記運転
    キャビン(C)の前面透明板(7)の下端縁(7a)が運
    転パネル(12)の前端縁の近くに位置し、前記下端縁
    (7a)より機体前方側で、前記刈取前処理部(A)が下
    降作業位置に在る状態での前記茎稈引起し装置(2)の
    上端(2a)の直上方箇所に前記前面透明板(7)の上端
    (7b)が位置する前倒れ傾斜姿勢で前記前面透明板
    (7)を取付け、前記前面透明板(7)に連続する側面
    透明板(9)を前記運転キャビン(C)の前記縦搬送装
    置側の横側壁(8)の前端部に備えさせると共に、前記
    側面透明板(9)の前端縁(9a)を前記前面透明板
    (7)の横側端縁(7c)に沿わせて形成してある刈取収
    穫機の運転キャビン構造。
JP1988138731U 1988-10-25 1988-10-25 刈取収穫機の運転キャビン構造 Expired - Lifetime JPH0713479Y2 (ja)

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