JPH0142801Y2 - - Google Patents

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JPH0142801Y2
JPH0142801Y2 JP19291081U JP19291081U JPH0142801Y2 JP H0142801 Y2 JPH0142801 Y2 JP H0142801Y2 JP 19291081 U JP19291081 U JP 19291081U JP 19291081 U JP19291081 U JP 19291081U JP H0142801 Y2 JPH0142801 Y2 JP H0142801Y2
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JP
Japan
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circuit
fast
bias
oscillation circuit
oscillation
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JP19291081U
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JPS58101312U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、録音機能の他に早送り、早戻し機能
を有するテープレコーダに関するものである。
斯かるテープレコーダでは一般に、(1)録音動作
中に早送り又は早戻しボタン操作を行うと、録音
動作状態が解除され、その代りに早送り又は早戻
し動作状態になり、(2)逆に早送り又は早戻し動作
中に録音ボタン操作を行うと、早送り又は早戻し
動作状態が解除され、その代りに録音動作状態に
なるようになつている。
ところが、従来のテープレコーダでは、上記(1)
の場合、テープレコーダのテープ走行系が録音動
作時の定常状態から早送り又は早戻し動作時の高
速状態になるタイミングと、録音回路の録音バイ
アス発振回路が発振を停止するタイミングとが微
妙に異なり、録音ヘツドがテープから完全に離れ
ておらず、しかもバイアス発振回路の駆動回路が
まだ録音状態になつているにも拘らず、テープだ
けが高速走行状態になつてしまうようになつてい
た。これは、上記駆動回路の切換えが早送り又は
早戻し動作に連動して行われ、僅かであるがタイ
ミングが遅れるためである。
このため、このタイミングの遅れの間、バイア
ス信号が高速走行しているテープに録音されてし
まうようになる。バイアス信号は一般に例えば
80KHzと高い周波数を有し、それ自体は可聴信号
でないが、例えば20倍速の早送り又は早戻し時に
録音されると、定常再生時には1/20の4KHzの
可聴帯域信号として再生され、耳につくようにな
る。
一方、上記(2)の場合、早送り又は早戻し動作の
解除がバイアス発振回路の駆動回路の切換え動作
に連動して行われ、僅かであるがタイミングが遅
れる。このため、(1)の場合と同様に高速テープ走
行状態でバイアス信号が録音され、同じような問
題を生ずるようになる。
なお、(1)及び(2)の場合とも、上記タイミングの
遅れは例えば100ミリ秒と極めて短時間であるが、
定常状態でこれを再生すると、高速の倍率だけ時
間が伸び、例えば20倍速で100ミリ秒×20=2秒
となり、その再生音は非常に気になるようにな
る。
本考案は上述した点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、従来のように早送り又
は早戻し操作と録音操作とに関連して生じる、高
速走行しているテープへのバイアス信号の録音を
防止できるようにしたテープレコーダを提供する
ことにある。
以下、本考案を図示実施例について説明する。
図は本考案によるテープレコーダの一実施例を
示す回路図で、図中1は録音ヘツド、2は消去ヘ
ツド、3はバイアス発振回路、4は録再切換えス
イツチSからなる駆動回路であり、これらは従来
のテープレコーダの録音回路のものと同じであ
る。バイアス発振回路3はエミツタ接地された発
振トランジスタQ1と、トランスTの一次コイル
L1からなる発振コイルなどからなり、トランス
Tの二次コイルL2から録音ヘツド1と消去ヘツ
ド2とにバイアス信号が分配されている。
上記駆動回路4は、スイツチSが録音側に切換
えられたとき+B電源を発振回路3に接続してそ
れを動作させ、録音時以外には+B電源を切離し
て発振回路3の動作を停止させるように働く。こ
のスイツチSによつて発振回路3に接続される+
B電源はコイルL1を介してトランジスタQ1のベ
ースとコレクタにバイアス電圧を与えて、トラン
ジスタQ1を動作させる。
5は早送り又は早戻し操作により瞬時にオンす
る常開のスイツチ、6はスイツチ5のオンにより
動作して発振回路3を停止させるバイアス発振停
止回路である。
上記バイアス発振停止回路6は、コレクタが発
振トランジスタQ1のベースに、エミツタがアー
スにそれぞれ接続されたトランジスタQ2と、抵
抗R1及びコンデンサCとからなる時定数回路と、
トランジスタQ2のベースをスイツチ5を介して
+B電源に接続する抵抗R2とからなる。トラン
ジスタQ2はそのベースが所定電圧となつている
ときオンして発振回路3のトランジスタQ1のベ
ースをアースに短絡し、その動作を停止するよう
に働く。
ところで、上記トランジスタQ2はスイツチ5
のオンにより瞬時にオンするが、スイツチ5がオ
ンしているときこれをオフしてもトランジスタ
Q2のベースはC,R1による時定数により定まる
時間バイアスされ続ける。従つて、このとき、発
振回路3に+B電源が接続されると、トランジス
タQ2は上記時定数により定まる時間オンし続け
てトランジスタQ1のベースをアースに短絡する。
上述のような構成により、テープレコーダが録
音動作状態にあるとき、回路の駆動回路4のスイ
ツチSは図示のように発振回路3に+B電源を接
続しているため、発振回路3は動作してバイアス
信号をトランスTを介して録音ヘツド1及び消去
ヘツド2に供給する。
このような状態で早送り又は早戻し操作を行う
と、スイツチ5は直ちにオンするが、駆動回路4
のスイツチSは直ちには切換わらず、テープ走行
系が早送り又は早戻し動作状態になつた後に切換
つて発振回路3から+B電源を切離す。
しかし、このとき上記スイツチ5のオンにより
トランジスタQ2がオン状態にバイアスされるた
め、このトランジスタQ2を通じてトランジスタ
Q1のベースがアースに短絡されて発振回路3の
発振動作が停止する。従つて、テープが高速走行
状態になつているときにそれにバイアス信号が録
音されることがなくなる。
また、テープレコーダが早送り又は早戻し状態
にあるとき録音操作を行うと、スイツチ5が直ち
にオフし、また駆動回路4のスイツチSも図示の
状態に切換わる。従つて、テープ走行系が録音状
態になる前に、発振回路3にはスイツチSを介し
+B電源が接続され、発振回路3は動作しうる状
態になる。
ところが、このときトランジスタQ2のベース
は、コンデンサCと抵抗R1とによつて定まる時
定数により、スイツチ5がオフした後も導通状態
にバイアスされ続けるため、トランジスタQ1
ベースがアースに短絡され、発振回路3は動作す
ることがない。また上記時定数は、スイツチSが
オンしてからテープ走行系が完全に録音状態にな
るまでトランジスタQ2のオン状態が続き、発振
回路3の動作をそのときまで遅らせるように選定
されている。従つて、テープレコーダを早送り又
は早戻し状態から録音状態に切換える際にも、高
速走行しているテープへのバイアス信号の録音が
防止されるようになる。
本考案は上述したように、録音動作中における早
送り又は早戻し操作に応じ、駆動回路によるバイ
アス発振回路の動作停止に先立ちこの発振回路の
動作を停止し、かつ早送り又は早戻し動作中にお
ける録音操作に応じ、駆動回路によるバイアス発
振回路の動作開始を一定時間遅らせるようにした
ものである。
従つて、録音動作状態と早送り又は早戻し動作
状態との間の切換え動作の際、バイアス発振回路
を動作停止状態に保持することができるようにな
り、テープの高速走行時にバイアス信号が誤つて
録音されることがなくなるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案によるテープレコーダの一実施例を
示す回路図である。 1……録音ヘツド、3……バイアス発振回路、
4……駆動回路、5……スイツチ、6……バイア
ス発振停止回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 録音ヘツドに加えるバイアス信号を発生するバ
    イアス発振回路と、この発振回路の発停を制御す
    る駆動回路とを有するテープレコーダにおいて、
    録音動作中における早送り又は早戻し操作に応じ
    た前記駆動回路による前記発振回路の動作停止に
    先立ち前記発振回路を動作停止状態にするバイア
    ス発振停止回路と、早送り又は早戻し動作中にお
    ける録音操作時、前記バイアス発振停止回路によ
    る前記発振回路の動作停止状態を一定時間保持
    し、前記駆動回路による前記発振回路の動作開始
    を一定時間遅らせる時定数回路とを備えることを
    特徴とするテープレコーダ。
JP19291081U 1981-12-26 1981-12-26 テ−プレコ−ダ Granted JPS58101312U (ja)

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JP19291081U JPS58101312U (ja) 1981-12-26 1981-12-26 テ−プレコ−ダ

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JP19291081U JPS58101312U (ja) 1981-12-26 1981-12-26 テ−プレコ−ダ

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Publication Number Publication Date
JPS58101312U JPS58101312U (ja) 1983-07-09
JPH0142801Y2 true JPH0142801Y2 (ja) 1989-12-13

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ID=30106292

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