JPS606895Y2 - テープレコーダのミユーテイング回路 - Google Patents

テープレコーダのミユーテイング回路

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JPS606895Y2
JPS606895Y2 JP18352878U JP18352878U JPS606895Y2 JP S606895 Y2 JPS606895 Y2 JP S606895Y2 JP 18352878 U JP18352878 U JP 18352878U JP 18352878 U JP18352878 U JP 18352878U JP S606895 Y2 JPS606895 Y2 JP S606895Y2
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JP
Japan
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muting
transistor
circuit
recording
state
Prior art date
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Expired
Application number
JP18352878U
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JPS5593819U (ja
Inventor
哲利 小林
Original Assignee
東京三洋電機株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープレコーダーに関し、特に雑音の発生を抑
えるミューティング回路に関する。
テープデツキと呼ばれる高級なテープレコーダーは大出
力を有する増幅器に接続されて使用される。
斯かるテープレコーダーは普及型のテープレコーダーと
異なり、停止状態においても増幅回路及びキャプスタン
を駆動する電動機には電源供給が行なわれており動作状
態にある。
従って斯かる増幅回路から出力される雑音は大出力の増
幅器によって増幅されることになるので雑音の発生を極
力抑える必要がある。
また最近では録音時に不必要な信号を録音しないで磁気
テープに無録音部分を形成する機能を備えたテープレコ
ーダーが普及しつつある。
。斯かる無録音部分を形成する手段として斯かるテープ
レコーダーはミューティング回路と呼ばれる信号のレベ
ルを減衰させる回路を備えている。
本考案は斯かる機能を備えたテープレコーダーのミュー
ティング回路として最適な回路を提供しようとするもの
であり、以下図示した実施例を参照にして詳細に説明す
る。
図において、1は再生時に磁気テープより再生された信
号が録音時にマイクロフォン等から得られる信号が印加
される入力端子、2は前置増幅回路、3は再生用増幅回
路、4は大出力を有する増幅器の入力端子に接続される
出力端子である。
5は信号伝送路6と接地間にコレクタ・エミッタ間が接
続されている再生ミューティング用トランジスター、7
は抵抗8及びツェナーダイオード9を介して前記ミュー
ティング用トランジスター5のベースにそのコレクタが
接続されていると共にエミッタが接地された制御トラン
ジスターであり、前記再生ミューティング用トランジス
ター5のオン・オフ動作を制御する作用を有している。
該制御トランジスター7のベースはコンデンサー10及
び抵抗11より戒る第1時定数回路12そしてコンデン
サー13及び抵抗14より威る第2時定数回路15を介
して前記増幅回路2,3へ電源を供給する電源供給路1
6の出力端子17に接続されている。
18及び19は夫々前記コンデンサー10.13に充電
された電荷を放電させる抵抗、20は停止状態では閉成
されており再生及び録音操作によって開放されるミュー
ティングスイッチであり、前記制御トランジスター7の
ベースと接地間に接続されている。
また前記制御トランジスター7のコレクタと電源供給回
路16の出力端子17とは抵抗21を介して接続されて
いる。
22は入力端子が前記前置増幅回路2の出力端子に接続
されている録音用増幅回路、23はコイル24及びコン
デンサー25等より成るバイアストラップ回路、26は
録音用ヘッド、27は該録音用ヘッド26にバイアス信
号を供給するバイアス発振回路である。
28は録音用増幅回路22と録音用ヘッド26の間の信
号伝送路29と接地間にコレクタ・エミッタ間が接続さ
れた第1録音ミユーテイング用トランジスター、30は
録音用増幅回路22の入力側の信号伝送路31と接地間
にコレクタ・エミッタ間が接続された第2録音ミユーテ
イング用トランジスターであり、そのベースは夫々ツェ
ナーダイオード32.33及び抵抗34,35を介して
無録音部分を形成する場合に閉成されるスイッチ36の
端子36aに接続されている。
該スイッチ36の一方の端子36bは抵抗37を介して
前記電源供給回路16の出力端子17に接続されている
また前記第1録音ミユーテイング用トランジスター28
及び第2録音ミユーテイング用トランジスター30のオ
ン・オフ動作を前記制御トランジスター7にて制御する
べく該トランジスター28.30のベース回路はダイオ
ード38を介して前記制御トランジスター7のコレクタ
に接続されている。
39は主スィッチであり、前記電源供給回路16へ通電
を行なうと共にキャプスタンを駆動する電動機への電源
供給を行なう作用を有するものである。
尚図示していないが録音再生切換スイッチの切換により
再生状態では録音用増幅回路22及びバイアス発振回路
27は不動作状態にある。
以上の如く本考案は構成されており、次に動作について
説明する。
主スィッチ39が閉成された停止状態では電源供給回路
16より増幅回路2゜3への電源供給が行なわれており
該増幅回路2゜3は定常状態にあると共に第2時定数回
路15を構成するコンデンサー13は抵抗14を通して
充電されている。
またミューティングスイッチ20は閉成されているため
制御トランジスター7はオフ状態にあり、従って再生ミ
ューティング用トランジスター5、第1録音ミユーテイ
ング用トランジスター28及び第2録音ミユーテイング
用トランジスター30はオン状態にあってミューティン
グ動作を行なっている。
斯かる状態において、再生操作を行なうとテープレコー
ダーの駆動機構が再生状態になると共にミューティング
スイッチ20が開放される。
その結果第1時定数回路12によって設定される所定時
間後制御トランジスター7がオン状態に反転しミューテ
ィング用トランジスター5.28.30をオフ状態に反
転せしめる。
従って入力端子1に印加された再生信号は前置増幅回路
2及び再生増幅回路3にて増幅された後出力端子4に出
力される。
以上の如く再生動作は行なわれるが次に録音動作につい
て説明する。
録音操作を行なうと前述した再生操作と同様にミューテ
ィングスイッチ20が開放されて所定時間後にミューテ
ィング用トランジスター5.28.30はオフ状態に反
転する。
それ故入力端子1に印加された録音信号は前置増幅回路
2及び録音用増幅回路22にて増幅された後バイアス発
振回路27からのバイアス信号と共に録音用ヘッド26
に印加されて磁気テープに録音される。
またこのとき前置増幅回路2からの出力信号は再生増幅
回路3にて増幅されたモニター信号として出力端子4に
出力される。
この録音動作状態においてスイッチ36を閉成すると該
スイッチ36を通して第1録音ミユーテイング用トラン
ジスター28及び第2録音ミユーテイング用トランジス
ター30のベースにバイアス電流カ流れ該トランジスタ
ー28.30はオン状態に反転する。
その結果録音用増幅回路22の出力側及び入力側の信号
伝送路29.31が接地されることになり録音信号は録
音用ヘッド26に印加されず磁気テープには無録音部分
が形成される。
以上の如く通常の再生及び録音動作は行なわれるが次に
再生操作又は録音操作によって再生動作状態又は録音動
作状態が構成された後に主スィッチ39の閉成もしくは
タイマー装置によって電源供給が行なわれた場合につい
て説明する。
まず再生動作状態について説明する。
電源が供給されない再生状態ではミューティングスイッ
チ20は開放された状態にあり、第1時定数回路12及
び第2時定数回路15を構成するコンデンサー10.1
3は非充電状態にある。
斯かる状態において電源が供給されると電源供給回路1
6から増幅回路2,3に電源が供給されると共に制御ト
ランジスター7がオフ状態にあるため再生ミューティン
グ用トランジスター5がオン状態となりミューティング
動作を行なう。
そして第2時定数回路15及び第1時定数回路12によ
って所定時間遅延せしめられて制御トランジスター7は
オン状態に反転する。
その結果再生ミューティング用トランジスター5がオン
状態よりオフ状態に反転しミューティング動作が解除さ
れる。
このミューティング解除動作は電源供給が行なわれてか
ら所定時間後に行なわれるため、その間に増幅回路2゜
3は定常状態となり、雑音が出力端子4に出力されるこ
とはない。
次に録音動作状態について説明する。
電源が供給されない録音状態では再生状態と同様にミュ
ーティングスイッチ20は開放された状態にあり、第1
時定数回路12及び第2時定数回路15を構成するコン
デンサー10.13は非充電状態にある。
斯かる状態においてタイマー装置等によって電源が供給
されると電源供給回路16から増幅回路2. 3.22
及びバイアス発振回路27に電源が供給されると共に制
御トランジスター7がオフ、状態にあるため再生ミュー
ティング用トランジスター5、第1録音ミユーテイング
用トランジスター28及び第2録音ミユーテイング用ト
ランジスター30がオン状態となりミューティング動作
を行なう。
そして第2時定数回路15及び第1時定数回路12によ
って所定時間遅延せしめられて制御トランジスター7は
オン状態に反転する。
その結果再生ミューティング用トランジスター5、第1
録音ミユーテイング用トランジスター28及び第2録音
ミユーテイング用トランジスター30が夫々オン状態よ
りオフ状態に反転しミューティング動作が解除される。
このミューティング解除動作は電源供給が行なわれて所
定時間後に行なわれるため、その間に増幅回路2. 3
. 22は定常状態となる。
それ故増幅回路2. 3. 22より発生する雑音が出
力端子4に印加されることがないだけでなく、録音ヘッ
ド26に印加されて磁気テープに録音されることもない
以上に説明したように本考案のミューティング回路は磁
気テープに無録音部分を形成するトランジスターを利用
してタイマー装置等による電源供給時に発生する雑音が
磁気テープに録音されることを防止するようにしたので
回路構成が簡潔になり、その実用性は極めて高いもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図示した回路は本考案のミューティング回路の一実施例
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 録音用増幅回路と録音ヘッド間の信号伝送路と接地間に
    コレクタ・エミッタ間が接続されている録音ミューティ
    ング用トランジスターをオン状態にせしめることによっ
    て磁気テープに無録音部分を形成する機能を有するテー
    プレコーダーにおいて、増幅回路等への電源供給を行な
    う電源供給回路と、モニター又は再生信号伝送路と接地
    間にコレクタ・エミッタ間が接続されていると共にミュ
    ーティング動作時前記電源供給回路よりベースにバイア
    又電流が供給される再生ミューティング用トランジスタ
    ーと、該再生ミューティング用トランジスターのオン・
    オフ動作を制御するべく該トランジスターのベース回路
    と接地面にコレクタ・エミッタ間が接続されている制御
    トランジスターと、該制御トランジスターのベース回路
    に接続されていると共に再生操作釦の操作に伴なうミュ
    ーティングスイッチの開放により該制御トランジスター
    を所定時間後反転せしめて前記再生ミューティング用ト
    ランジスターをオフ状態にする時定数回路とより戊り、
    前記再生ミューティング用トランジスターがオン状態に
    あるとき該再生ミューティング用トランジスターのベー
    ス回路より前記録音ミューティング用トランジスターの
    ベースにバイアス電流を供給し、以って該録音ミューテ
    ィング用トランジスターをオン状態にするようにしたこ
    とを特徴とするテープレコーダーのミューティング回路
JP18352878U 1978-12-19 1978-12-19 テープレコーダのミユーテイング回路 Expired JPS606895Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5593819U JPS5593819U (ja) 1980-06-28
JPS606895Y2 true JPS606895Y2 (ja) 1985-03-07

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ID=29195211

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