JPH0127901B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127901B2 JPH0127901B2 JP54104904A JP10490479A JPH0127901B2 JP H0127901 B2 JPH0127901 B2 JP H0127901B2 JP 54104904 A JP54104904 A JP 54104904A JP 10490479 A JP10490479 A JP 10490479A JP H0127901 B2 JPH0127901 B2 JP H0127901B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- expansion chamber
- skid
- fluid
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 44
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 6
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims 1
- 230000007420 reactivation Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/72—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration responsive to a difference between a speed condition, e.g. deceleration, and a fixed reference
- B60T8/74—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration responsive to a difference between a speed condition, e.g. deceleration, and a fixed reference sensing a rate of change of velocity
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/42—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having expanding chambers for controlling pressure, i.e. closed systems
- B60T8/4208—Debooster systems
- B60T8/4225—Debooster systems having a fluid actuated expansion unit
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車両用スキツド防止液圧ブレーキ系
統に関し、特に、作動流体供給源から車輪ブレー
キへ供給される作動流体をスキツド感知装置から
のスキツド信号に従つてモジユレータ組立体によ
り調節する型式の車輛用スキツド防止液圧ブレー
キ系統に関するものである。
統に関し、特に、作動流体供給源から車輪ブレー
キへ供給される作動流体をスキツド感知装置から
のスキツド信号に従つてモジユレータ組立体によ
り調節する型式の車輛用スキツド防止液圧ブレー
キ系統に関するものである。
従来の上述の型式のスキツド防止液圧ブレーキ
系統にはスキツド感知装置がソレノイド作動弁を
付勢し、該ソレノイド作動弁が流体圧力源からの
制御圧の作用を制御してモジユレータ弁組立体を
作動させるものがある。このような液圧ブレーキ
系統は、ブレーキを掛けるために別の作動流体供
給源を備えるのが普通であり、その圧力が所定値
以下に低下した時、ブレーキ再作動のためにアキ
ユムレータを用いるものもある。これらの従来の
スキツド防止液圧ブレーキ系統は、比較的構造が
複雑で高価となり、商用車または高級車に対して
のみ実用性を有する。
系統にはスキツド感知装置がソレノイド作動弁を
付勢し、該ソレノイド作動弁が流体圧力源からの
制御圧の作用を制御してモジユレータ弁組立体を
作動させるものがある。このような液圧ブレーキ
系統は、ブレーキを掛けるために別の作動流体供
給源を備えるのが普通であり、その圧力が所定値
以下に低下した時、ブレーキ再作動のためにアキ
ユムレータを用いるものもある。これらの従来の
スキツド防止液圧ブレーキ系統は、比較的構造が
複雑で高価となり、商用車または高級車に対して
のみ実用性を有する。
米国特許第4046427号明細書に記載されたブレ
ーキ系統では、スキツド解消後に最初のブレーキ
圧を回復するため車輪ブレーキに作動流体をポン
プにより圧送する。このポンプは常時圧送を継続
し、無用にエネルギを消費する。
ーキ系統では、スキツド解消後に最初のブレーキ
圧を回復するため車輪ブレーキに作動流体をポン
プにより圧送する。このポンプは常時圧送を継続
し、無用にエネルギを消費する。
本発明の目的は、スキツド解消時にブレーキ再
作動が必要な時のみにポンプが作動するようにな
されたスキツド防止液圧ブレーキ系統を提供する
にある。
作動が必要な時のみにポンプが作動するようにな
されたスキツド防止液圧ブレーキ系統を提供する
にある。
本発明は、作動流体供給源から車輪ブレーキへ
供給される作動流体をスキツド感知装置からのス
キツド信号に従つてモジユレータ組立体により調
節する車両用スキツド防止液圧ブレーキ系統にお
いて、上記モジユレータ組立体はモジユレータピ
ストンにより画成された膨張室を有し、液圧ポン
プのポンプピストンにより画成された作業室が上
記膨張室と接続され、上記ポンプピストンの往復
摺動により流体を流体タンクから上記作業室へ吸
込み、該作業室から上記膨張室へ圧送するように
なされ、上記膨張室と上記流体タンクとの間にダ
ンプ弁を備え、該ダンプ弁は平常の閉位置と、上
記スキツド感知装置からスキツド信号を受けてい
る時の開位置との間を動き得るようになされ、上
記ダンプ弁が閉位置にある時は上記膨張室が上記
液圧ポンプにより加圧されて上記モジユレータピ
ストンは、上記作動流体を上記作動流体供給源か
ら車輪ブレーキに供給させるための第1の位置に
保持され、上記ダンプ弁が開位置へ動くと上記膨
張室の圧力が低下して上記モジユレータピストン
が第2位置へ動くことにより、上記作動流体供給
源と上記車輪ブレーキとの間の連通を遮断すると
ともに車輪ブレーキに加えられた流体の圧力を低
下させるようになされ、上記ポンプピストンの上
記往復摺動のいずれか一方向の摺動を生じるため
上記ポンプピストンに係合して該ポンプピストン
を駆動する駆動部材を備え、上記ダンプ弁が閉じ
た後上記液圧ポンプを不作動にするために、上記
ポンプピストンが上記駆動部材に係合するのを阻
止する阻止手段を備え、該阻止手段は上記作業室
と膨張室とに充満された流体からなることを特徴
とするものである。
供給される作動流体をスキツド感知装置からのス
キツド信号に従つてモジユレータ組立体により調
節する車両用スキツド防止液圧ブレーキ系統にお
いて、上記モジユレータ組立体はモジユレータピ
ストンにより画成された膨張室を有し、液圧ポン
プのポンプピストンにより画成された作業室が上
記膨張室と接続され、上記ポンプピストンの往復
摺動により流体を流体タンクから上記作業室へ吸
込み、該作業室から上記膨張室へ圧送するように
なされ、上記膨張室と上記流体タンクとの間にダ
ンプ弁を備え、該ダンプ弁は平常の閉位置と、上
記スキツド感知装置からスキツド信号を受けてい
る時の開位置との間を動き得るようになされ、上
記ダンプ弁が閉位置にある時は上記膨張室が上記
液圧ポンプにより加圧されて上記モジユレータピ
ストンは、上記作動流体を上記作動流体供給源か
ら車輪ブレーキに供給させるための第1の位置に
保持され、上記ダンプ弁が開位置へ動くと上記膨
張室の圧力が低下して上記モジユレータピストン
が第2位置へ動くことにより、上記作動流体供給
源と上記車輪ブレーキとの間の連通を遮断すると
ともに車輪ブレーキに加えられた流体の圧力を低
下させるようになされ、上記ポンプピストンの上
記往復摺動のいずれか一方向の摺動を生じるため
上記ポンプピストンに係合して該ポンプピストン
を駆動する駆動部材を備え、上記ダンプ弁が閉じ
た後上記液圧ポンプを不作動にするために、上記
ポンプピストンが上記駆動部材に係合するのを阻
止する阻止手段を備え、該阻止手段は上記作業室
と膨張室とに充満された流体からなることを特徴
とするものである。
本発明のブレーキ系統は、スキツド解消後のブ
レーキの再作動が必要な時以外はポンプが作動し
ないから、無用のエネルギ消費がない。
レーキの再作動が必要な時以外はポンプが作動し
ないから、無用のエネルギ消費がない。
以下図面を参照しつつ本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第1図および第2図に示す組立体は、ハウジン
グ1にモジユレータ組立体2、液圧ポンプ3およ
び圧力ダンプ弁4が設けられている。軸5は両端
がハウジング1から突出し、一端が車輪に連結さ
れ、他端がフライホイール組立体7の形態のスキ
ツド感知装置6を担持している。フライホイール
組立体7はハウジング1の隣接端が担持する円筒
形のガード8の中に封入することができる。
グ1にモジユレータ組立体2、液圧ポンプ3およ
び圧力ダンプ弁4が設けられている。軸5は両端
がハウジング1から突出し、一端が車輪に連結さ
れ、他端がフライホイール組立体7の形態のスキ
ツド感知装置6を担持している。フライホイール
組立体7はハウジング1の隣接端が担持する円筒
形のガード8の中に封入することができる。
モジユレータ組立体2は、シリンダ孔9の中で
摺動するピストン10が常時、弱いばね11によ
り作動位置に偏倚されているものである。ピスト
ン10は此の位置では、ばね負荷された球13を
弁座14から引離し、液圧マスターシリンダ16
に接続される入口ポート15を出口ポート17と
連通させる。シリンダー孔9の中には、ピストン
10と一対の逆止弁19,20との間に膨張室1
8が画成されている。両逆止弁19,20は膨張
室18の流体が逆止弁20の上方でハウジング1
内に設けられたタンク21に逆流するのを阻止す
る方向にそれぞれ偏倚されている。
摺動するピストン10が常時、弱いばね11によ
り作動位置に偏倚されているものである。ピスト
ン10は此の位置では、ばね負荷された球13を
弁座14から引離し、液圧マスターシリンダ16
に接続される入口ポート15を出口ポート17と
連通させる。シリンダー孔9の中には、ピストン
10と一対の逆止弁19,20との間に膨張室1
8が画成されている。両逆止弁19,20は膨張
室18の流体が逆止弁20の上方でハウジング1
内に設けられたタンク21に逆流するのを阻止す
る方向にそれぞれ偏倚されている。
ポンプ3は、シリンダ孔9に平行なハウジング
1中のシリンダ23の中を摺動するピストン22
を有している。ピストン22は、シリンダ孔23
の一端のシール25を貫通して摺動するロツド2
4により担持されている。ロツド24を囲むばね
26がピストン22をシリンダ孔23の、シール
25の反対側の端の方へ押しロツド24の自由端
が軸25の偏心カム27を係合しないようにして
いる。ピストン22の大径の端面は第2の入口ポ
ート28を通じてマスターシリンダ16の圧力を
受け、傾斜した機械加工の孔29がピストン22
とシール25との間の作業室30を両逆止弁1
9,20の間の空間31に絞りオリフイス32を
介して接続している。
1中のシリンダ23の中を摺動するピストン22
を有している。ピストン22は、シリンダ孔23
の一端のシール25を貫通して摺動するロツド2
4により担持されている。ロツド24を囲むばね
26がピストン22をシリンダ孔23の、シール
25の反対側の端の方へ押しロツド24の自由端
が軸25の偏心カム27を係合しないようにして
いる。ピストン22の大径の端面は第2の入口ポ
ート28を通じてマスターシリンダ16の圧力を
受け、傾斜した機械加工の孔29がピストン22
とシール25との間の作業室30を両逆止弁1
9,20の間の空間31に絞りオリフイス32を
介して接続している。
ダンプ弁4はハウジング1のフライホイール組
立体7の側の端から円筒形の本体33が膨張室1
8へ直角方向に延びているものである。第1のコ
ツプ形の弁部材34は小径の端部35が膨張室1
8へ突出し、該弁部材は、ばね37によつて上記
本体33の長さの中間に位置する弁座36から引
き離されている。膨張室18は、弁部材34と弁
座36との間のばね37を収容した室38に弁部
材34の絞りオリフイス39を介して接続されて
いる。この位置では、弁部材34は本体33の半
径方向のタンク21に通じるポート44を閉じ膨
張室18とタンク21との間の連通を遮断してい
る。又、シリンダ孔41中を摺動しハウジング1
から突出しているロツドから成る第2の弁部材4
0が弁座36の通路42を閉じ通路42と半径方
向ポート43とを通じてタンクと連通するのを遮
断している。
立体7の側の端から円筒形の本体33が膨張室1
8へ直角方向に延びているものである。第1のコ
ツプ形の弁部材34は小径の端部35が膨張室1
8へ突出し、該弁部材は、ばね37によつて上記
本体33の長さの中間に位置する弁座36から引
き離されている。膨張室18は、弁部材34と弁
座36との間のばね37を収容した室38に弁部
材34の絞りオリフイス39を介して接続されて
いる。この位置では、弁部材34は本体33の半
径方向のタンク21に通じるポート44を閉じ膨
張室18とタンク21との間の連通を遮断してい
る。又、シリンダ孔41中を摺動しハウジング1
から突出しているロツドから成る第2の弁部材4
0が弁座36の通路42を閉じ通路42と半径方
向ポート43とを通じてタンクと連通するのを遮
断している。
フライホイール組立体7は軸5の一端の軸受5
1により自由回転可能に支持されたフライホイー
ル50を有している。フライホイール50は、ス
プライン53により軸方向に相対的に摺動し得る
ように軸5にキー止めされたカラー52を介して
軸5により駆動される。圧板54がカラー52を
囲み、一方向クラツチ55を介してカラー52に
より駆動され、球56が圧板54とフライホイー
ル50との互に対面する面の相補的な凹みの中に
配置されている。この互に対面する面はばね57
により互に接近する方向へ押されている。ばね5
7はカラー52と軸5の肩58との間に作用しス
キツド感知装置の限界設定値を決めている。摩擦
クラツチ59が圧板54の端面60とカラー52
の半径方向のフランジ61との間の係合により形
成されている。
1により自由回転可能に支持されたフライホイー
ル50を有している。フライホイール50は、ス
プライン53により軸方向に相対的に摺動し得る
ように軸5にキー止めされたカラー52を介して
軸5により駆動される。圧板54がカラー52を
囲み、一方向クラツチ55を介してカラー52に
より駆動され、球56が圧板54とフライホイー
ル50との互に対面する面の相補的な凹みの中に
配置されている。この互に対面する面はばね57
により互に接近する方向へ押されている。ばね5
7はカラー52と軸5の肩58との間に作用しス
キツド感知装置の限界設定値を決めている。摩擦
クラツチ59が圧板54の端面60とカラー52
の半径方向のフランジ61との間の係合により形
成されている。
ハウジング1のフライホイール側の端に設けた
支柱63のまわりに枢動可能にレバー62が取り
つけられている。レバー62の一端は封止ブーツ
を介してダンプ弁4の第2弁部材40の自由端に
作用している。レバー62の他端はばね65によ
りハウジング1から引き離されている。支柱63
とばね65との間の或る位置でレバー62が軸5
の両側の2個のドーム形接点66を介してカラー
52に作用する。
支柱63のまわりに枢動可能にレバー62が取り
つけられている。レバー62の一端は封止ブーツ
を介してダンプ弁4の第2弁部材40の自由端に
作用している。レバー62の他端はばね65によ
りハウジング1から引き離されている。支柱63
とばね65との間の或る位置でレバー62が軸5
の両側の2個のドーム形接点66を介してカラー
52に作用する。
ブレーキを掛けていない状態で車輪が回転して
いる時、ばね26はロツド24をカム27と係合
しないように保持し、従つて、ポンプ3は作動し
ない。フライホイール50は、一方向クラツチ5
5,球56および該球が配置された凹みを介して
軸5により駆動され、軸5と同じ速度で回転す
る。ばね65はレバー62を、ダンプ弁4を孔9
に突出する小径部35で閉じた状態に保持する方
向に枢動させる。小径部35はピストン10のス
トツパとして作用し、ピストン10が偶発的に動
いて球13を弁座14に係合させることを防止す
る。
いる時、ばね26はロツド24をカム27と係合
しないように保持し、従つて、ポンプ3は作動し
ない。フライホイール50は、一方向クラツチ5
5,球56および該球が配置された凹みを介して
軸5により駆動され、軸5と同じ速度で回転す
る。ばね65はレバー62を、ダンプ弁4を孔9
に突出する小径部35で閉じた状態に保持する方
向に枢動させる。小径部35はピストン10のス
トツパとして作用し、ピストン10が偶発的に動
いて球13を弁座14に係合させることを防止す
る。
通常の制動時には、マスターシリンダ16から
流体が入口15に供給され、球13が弁座14か
ら離れているから出口ポート17を通じてブレー
キ67へ供給される。又、マスターシリンダ16
の圧力は、第2入口ポート28を通じてピストン
22の全断面積に加えられる。断面積の相違によ
り、マスターシリンダ16から供合される圧力は
作業室30の中に高圧を生じ、この高圧が、絞り
32および逆止弁19を介して膨張室18へ供給
される。そのため、膨張ピストン10は球13が
弁座14から離れている第1の位置に保持され
る。ダンプ弁4は閉じているから、ピストン22
はカム27の方へ動くことはできない。
流体が入口15に供給され、球13が弁座14か
ら離れているから出口ポート17を通じてブレー
キ67へ供給される。又、マスターシリンダ16
の圧力は、第2入口ポート28を通じてピストン
22の全断面積に加えられる。断面積の相違によ
り、マスターシリンダ16から供合される圧力は
作業室30の中に高圧を生じ、この高圧が、絞り
32および逆止弁19を介して膨張室18へ供給
される。そのため、膨張ピストン10は球13が
弁座14から離れている第1の位置に保持され
る。ダンプ弁4は閉じているから、ピストン22
はカム27の方へ動くことはできない。
フライホイール組立体7は減速により生じたト
ルクが減速度が所定の限界値例えば1gを越えた
時にのみ、後述の態様で減速度感知装置を作動さ
せるように設計されている。
ルクが減速度が所定の限界値例えば1gを越えた
時にのみ、後述の態様で減速度感知装置を作動さ
せるように設計されている。
マスターシリンダ16からブレーキ67へ供給
された圧力がスキツドを生じさせる程車輪を減速
すると、制動された車輪は殆ど確実に上記限界値
より大きな減速度で減速する。慣性で回転を続け
ているフライホイール50は、一方向クラツチ5
5のため自由に回転し、圧板54よりある角度だ
け進む。そのため、球56が上記凹みから乗り出
し、圧板54とカラー52とをフライホイール5
0から軸方向にスプライン53に沿つて引き離
し、レバー62をばね65の力に抗して枢動させ
る。
された圧力がスキツドを生じさせる程車輪を減速
すると、制動された車輪は殆ど確実に上記限界値
より大きな減速度で減速する。慣性で回転を続け
ているフライホイール50は、一方向クラツチ5
5のため自由に回転し、圧板54よりある角度だ
け進む。そのため、球56が上記凹みから乗り出
し、圧板54とカラー52とをフライホイール5
0から軸方向にスプライン53に沿つて引き離
し、レバー62をばね65の力に抗して枢動させ
る。
従つて、ダンプ弁4を閉じるように該弁に加え
られた力が軽減され、弁部材40は弁座36から
離れ本体33の孔をポート43を通じてタンクへ
連通させることができる。弁部材34はバランス
を失い、孔19から引込み、室18はポート44
を介してタンクへ連通させる。ポンプ3の作業室
30も同様に逆止弁19を通じて膨張室を介して
タンクへ連通する。
られた力が軽減され、弁部材40は弁座36から
離れ本体33の孔をポート43を通じてタンクへ
連通させることができる。弁部材34はバランス
を失い、孔19から引込み、室18はポート44
を介してタンクへ連通させる。ポンプ3の作業室
30も同様に逆止弁19を通じて膨張室を介して
タンクへ連通する。
膨張室18の圧力が低下すると、ピストン10
がバランスを失い弁座14から離れて球13を弁
座14に係合させる。そのため、マスターシリン
ダ16からブレーキ67への圧力の供給は遮断さ
れる。ピストン10が同方向に更に動くと、ブレ
ーキ容積が拡大する。従つて、ブレーキ67に加
えられる圧力が低下する。
がバランスを失い弁座14から離れて球13を弁
座14に係合させる。そのため、マスターシリン
ダ16からブレーキ67への圧力の供給は遮断さ
れる。ピストン10が同方向に更に動くと、ブレ
ーキ容積が拡大する。従つて、ブレーキ67に加
えられる圧力が低下する。
作業室30の圧力が低下すると、ロツド24は
マスターシリンダ16からの圧力により押されて
カム27と係合する。そのため、ピストン22が
孔23中を往復させられ、ピストン22がシール
25から離れる方向へ押されるとタンク21から
流体が作業室へ吸込まれ、ピストンが反対方向へ
動くと、流体が作業室30から逆止弁19を介し
て膨張室18へ圧送される。ダンプ弁4が開いて
いる間は室18はタンク21への連通を続ける。
マスターシリンダ16からの圧力により押されて
カム27と係合する。そのため、ピストン22が
孔23中を往復させられ、ピストン22がシール
25から離れる方向へ押されるとタンク21から
流体が作業室へ吸込まれ、ピストンが反対方向へ
動くと、流体が作業室30から逆止弁19を介し
て膨張室18へ圧送される。ダンプ弁4が開いて
いる間は室18はタンク21への連通を続ける。
車輪の速度が充分回復し、軸5に対する相対的
なフライホイール50の減速度が限界値より低く
なると、レバー62が枢動し弁部材40を弁座3
6に再び係合させる。そのため、ばね37の作用
により弁部材34が最初の掛止め位置に復帰す
る。ダンプ弁4が閉じると膨張室18がタンク2
1から遮断され、ポンプ3の作用により膨張室1
8の圧力が上昇する。この圧力は最初、ピストン
10を作動位置の方へ復帰させブレーキラインの
圧力を上昇させ、次いで、スキツドが生じなけれ
ば、球13を弁座14から離す。絞り32は、ブ
レーキの再作用を徐々に行わせるために設けられ
ている。この状態では、膨張室18、傾斜したド
リル孔29、および作業室30の流体が実質上非
圧縮性であるから、ポンプ3から流体を吐出すこ
とができない。したがつて、ピストン20は次回
の吸込行程の終りの上死点で停止した状態に保持
される。
なフライホイール50の減速度が限界値より低く
なると、レバー62が枢動し弁部材40を弁座3
6に再び係合させる。そのため、ばね37の作用
により弁部材34が最初の掛止め位置に復帰す
る。ダンプ弁4が閉じると膨張室18がタンク2
1から遮断され、ポンプ3の作用により膨張室1
8の圧力が上昇する。この圧力は最初、ピストン
10を作動位置の方へ復帰させブレーキラインの
圧力を上昇させ、次いで、スキツドが生じなけれ
ば、球13を弁座14から離す。絞り32は、ブ
レーキの再作用を徐々に行わせるために設けられ
ている。この状態では、膨張室18、傾斜したド
リル孔29、および作業室30の流体が実質上非
圧縮性であるから、ポンプ3から流体を吐出すこ
とができない。したがつて、ピストン20は次回
の吸込行程の終りの上死点で停止した状態に保持
される。
オーバーランしたフライホイール50が球56
を作動させるだけの充分な角度移動すると、クラ
ツチ59を滑らせることによりオーバーランを続
け、フライホイール50を限界値例えば約1.2g
より僅かに高い値で減速させるように設計されて
いる。限界値に等しい値が理想的であるが、クラ
ツチ59の特性のバラツキに対する公差が必要で
ある。従つて、フライホイール50は車輛の最も
大きい使用上の減速度より大きい減速度で減速す
る。
を作動させるだけの充分な角度移動すると、クラ
ツチ59を滑らせることによりオーバーランを続
け、フライホイール50を限界値例えば約1.2g
より僅かに高い値で減速させるように設計されて
いる。限界値に等しい値が理想的であるが、クラ
ツチ59の特性のバラツキに対する公差が必要で
ある。従つて、フライホイール50は車輛の最も
大きい使用上の減速度より大きい減速度で減速す
る。
第3図の速度(S)対時間(T)のグラフで
は、車輛は鎖線で示し、フライホイール50は破
線で示し、車輪は実線で示し、各再制動点をXで
示す。上側の図は高摩擦係数の路面に対するもの
を示し、下側の図は低い摩擦係数の路面に対する
ものを示す。グラフは、ブレーキの再作動信号が
生じてからブレーキの再作動が完全に有効になる
までの間に時間遅れが必要であることを示してい
る。この時間遅れは車輪の再加速度が高い摩擦路
面では短かくなければならないが車輪の再加速度
が低い低摩擦路面では長くてもよい。
は、車輛は鎖線で示し、フライホイール50は破
線で示し、車輪は実線で示し、各再制動点をXで
示す。上側の図は高摩擦係数の路面に対するもの
を示し、下側の図は低い摩擦係数の路面に対する
ものを示す。グラフは、ブレーキの再作動信号が
生じてからブレーキの再作動が完全に有効になる
までの間に時間遅れが必要であることを示してい
る。この時間遅れは車輪の再加速度が高い摩擦路
面では短かくなければならないが車輪の再加速度
が低い低摩擦路面では長くてもよい。
高摩擦路面でスキツドを修正するのに必要なブ
レーキライン圧力の低下量(従つて膨張室18か
ら放出される流体の量)は、低摩擦路面に必要な
ものよりずつと小さいから絞り32の寸法は膨張
室18の再充填に必要な時間を適当に選ぶことが
できる。
レーキライン圧力の低下量(従つて膨張室18か
ら放出される流体の量)は、低摩擦路面に必要な
ものよりずつと小さいから絞り32の寸法は膨張
室18の再充填に必要な時間を適当に選ぶことが
できる。
上述の実施例では、系のレスポンス時間を支配
するポンプ3の最大出力を、絞り32により、車
輪速度とは無関係とした。それによつて、ブレー
キ流体が過度に圧送されるのを避けることができ
る。
するポンプ3の最大出力を、絞り32により、車
輪速度とは無関係とした。それによつて、ブレー
キ流体が過度に圧送されるのを避けることができ
る。
逆止弁20が洩れると、ピストン10が球13
を弁座14に係合させるから、車輛を例えば山の
上で停車させることができなくなる。これは、上
述のように弁部材34の小径迄長部35でピスト
ン10を最下位置に掛止めすることにより防止で
きる。
を弁座14に係合させるから、車輛を例えば山の
上で停車させることができなくなる。これは、上
述のように弁部材34の小径迄長部35でピスト
ン10を最下位置に掛止めすることにより防止で
きる。
フライホイール50が球・斜面機構を完全に作
動させるだけのエネルギーを有しない速度および
それ以下の速度では上述の系統は作動しない。
動させるだけのエネルギーを有しない速度および
それ以下の速度では上述の系統は作動しない。
ばね65の有効強さをブレーキラインの平均圧
力の応答させる変形実施例もある。これは、特定
の路面に対し最適のブレーキ圧力を反映させるこ
とができる。その場合ばね65は、ばね57と組
合わせて用い、フライホイール50の限界値とオ
ーバーラン減速度とを車輛の減速度に合わせる。
力の応答させる変形実施例もある。これは、特定
の路面に対し最適のブレーキ圧力を反映させるこ
とができる。その場合ばね65は、ばね57と組
合わせて用い、フライホイール50の限界値とオ
ーバーラン減速度とを車輛の減速度に合わせる。
第4図および第5図の実施例では、逆止弁1
9,20は、孔9と23との間に通路29に直角
に設けた孔70の中に収容する。ばね57は用い
ず、その機能はばね65が引受ける。即ち、ばね
65はレバー62を接点66を介してカラー52
に連続的に当接させる。
9,20は、孔9と23との間に通路29に直角
に設けた孔70の中に収容する。ばね57は用い
ず、その機能はばね65が引受ける。即ち、ばね
65はレバー62を接点66を介してカラー52
に連続的に当接させる。
ダンプ弁4は頭付ステムの形態の単一の弁部材
71がハウジング内の孔72中を摺動し、戻り通
路73をタンク21に接続するものである。ステ
ム71の自由な内端は小径のスピゴツト74を有
し、ピストン10に作用するスラスト部材75と
係合することによつて、ピストン10を掛止めす
るものである。
71がハウジング内の孔72中を摺動し、戻り通
路73をタンク21に接続するものである。ステ
ム71の自由な内端は小径のスピゴツト74を有
し、ピストン10に作用するスラスト部材75と
係合することによつて、ピストン10を掛止めす
るものである。
第4図および第5図の実施例の構成と作用と
は、他の点では第1図および第2図のものと同じ
であり、対応部分は同一の参照数字を有する。
は、他の点では第1図および第2図のものと同じ
であり、対応部分は同一の参照数字を有する。
第6図に示す実施例では、スキツド感知装置6
は在来の構造の電子的な車輪速度感知器から成
り、該感知器は軸5の端部により駆動され、ダン
プ弁4はソレノイド79により操作される。同様
な電子的車輪速度感知器を第1図、第2図のフラ
イホイール組立体7の代りに用いソレノイドで作
動させることもできる。そのような変形実施例で
は操作力は比較的小さくてよい。
は在来の構造の電子的な車輪速度感知器から成
り、該感知器は軸5の端部により駆動され、ダン
プ弁4はソレノイド79により操作される。同様
な電子的車輪速度感知器を第1図、第2図のフラ
イホイール組立体7の代りに用いソレノイドで作
動させることもできる。そのような変形実施例で
は操作力は比較的小さくてよい。
車輪の回転速度に対応する信号が該信号を解析
する制御モジユール80に送られ、スキツドが検
出されると、制御モジユールは電流を生じてソレ
ノイドを付勢しダンプ弁4を開く。スキツドが修
正されると、ダンプ弁4が閉じ、上述のように再
制動が行われる。
する制御モジユール80に送られ、スキツドが検
出されると、制御モジユールは電流を生じてソレ
ノイドを付勢しダンプ弁4を開く。スキツドが修
正されると、ダンプ弁4が閉じ、上述のように再
制動が行われる。
第6図の実施例の構造と作用とは他の点では、
第4図および第5図のものと同じであるから、対
応部分には同じ参照番号が付されている。
第4図および第5図のものと同じであるから、対
応部分には同じ参照番号が付されている。
上述の構造は、既存のオートバイおよび自動車
のブレーキ系統に、最小限の改修で容易に適用す
ることができる。
のブレーキ系統に、最小限の改修で容易に適用す
ることができる。
第7図および第8図の構造では、信号ピストン
85がハウジング1のシリンダ孔86中を摺動
し、球弁87の作動を制御し該球弁はマスターシ
リンダ16とブレーキ67との間の連通を制御す
る。ピストン85はばね88により球弁87を開
放位置に保持する方向へ常時偏倚されている。ピ
ストン85は拡大頭部90を有するピストンロツ
ド89を担持し、該頭部90は、ポンプのピスト
ン91の孔に圧入されたスリーブ92により平常
はピストン91を偏心カム27から引離している
ようになされている。ばね93はピストン91を
カム27の方へ偏倚している。
85がハウジング1のシリンダ孔86中を摺動
し、球弁87の作動を制御し該球弁はマスターシ
リンダ16とブレーキ67との間の連通を制御す
る。ピストン85はばね88により球弁87を開
放位置に保持する方向へ常時偏倚されている。ピ
ストン85は拡大頭部90を有するピストンロツ
ド89を担持し、該頭部90は、ポンプのピスト
ン91の孔に圧入されたスリーブ92により平常
はピストン91を偏心カム27から引離している
ようになされている。ばね93はピストン91を
カム27の方へ偏倚している。
逆止弁19,20はハウジング1の互に接続し
た平行な孔に設けられている。
た平行な孔に設けられている。
ブレーキを掛けると、ブレーキ67に加えられ
た圧力は信号ピストン85の上面に作用するが、
膨張室94のピストン85とロツド89との間の
流体は圧力ダンプ弁4と逆止弁19との間に閉じ
込められるから信号ピストン85は動き得ない。
た圧力は信号ピストン85の上面に作用するが、
膨張室94のピストン85とロツド89との間の
流体は圧力ダンプ弁4と逆止弁19との間に閉じ
込められるから信号ピストン85は動き得ない。
スキツドが起るとダンプ弁4がフライホイール
組立体7により開かれ、膨張室94から流体がタ
ンクへ逃げることができ、従つて、信号ピストン
85がブレーキに加えられた圧力の作用を受けて
引込む。ピストン85はカム27の方へ動き、膨
張室94の下端の孔86の肩で画成されたステツ
パー95に当接して停止する。この運動の間球弁
87は閉じてマスターシリンダ16をブレーキ6
7から遮断することができる。ピストン85が同
方向に動き続けて弁87が閉じる位置を越える
と、ピストン85の上側の、ブレーキ67に通じ
る室96の有効容積が拡大するからブレーキ67
へのラインの圧力が減じる。
組立体7により開かれ、膨張室94から流体がタ
ンクへ逃げることができ、従つて、信号ピストン
85がブレーキに加えられた圧力の作用を受けて
引込む。ピストン85はカム27の方へ動き、膨
張室94の下端の孔86の肩で画成されたステツ
パー95に当接して停止する。この運動の間球弁
87は閉じてマスターシリンダ16をブレーキ6
7から遮断することができる。ピストン85が同
方向に動き続けて弁87が閉じる位置を越える
と、ピストン85の上側の、ブレーキ67に通じ
る室96の有効容積が拡大するからブレーキ67
へのラインの圧力が減じる。
信号ピストン85が偏心カム27の方へ動く
と、ポンプのピストン91は偏心カム27に係合
することができ、流体を弁20を通じて作業室3
0へ、吸込み、流体は弁19から出てタンク21
へ圧力ダンピ弁4を通じて戻される。
と、ポンプのピストン91は偏心カム27に係合
することができ、流体を弁20を通じて作業室3
0へ、吸込み、流体は弁19から出てタンク21
へ圧力ダンピ弁4を通じて戻される。
スキツドが修正されると、圧力ダンプ弁4が閉
じ、作業室30から出る流体が膨張室94を加圧
する。そのため、信号ピストン85が原位置の方
へ押戻され、室96の有効容積が減じるとともに
球弁87を再び開くことによりブレーキラインが
再加圧される。
じ、作業室30から出る流体が膨張室94を加圧
する。そのため、信号ピストン85が原位置の方
へ押戻され、室96の有効容積が減じるとともに
球弁87を再び開くことによりブレーキラインが
再加圧される。
第7図および第8図について上述した構造にお
いては、信号ピストン85が前述の実施例のモジ
ユレータ組立体2のピストン10の機能を引受
け、又マスターシリンダ16をポンプ3の圧力振
動から絶縁するのに役だつている。
いては、信号ピストン85が前述の実施例のモジ
ユレータ組立体2のピストン10の機能を引受
け、又マスターシリンダ16をポンプ3の圧力振
動から絶縁するのに役だつている。
第7図および第8図の構造はその他の点では第
1図および第2図のものと同じである。対応する
部分には同一の参照番号が付されている。
1図および第2図のものと同じである。対応する
部分には同一の参照番号が付されている。
第9図に示すブレーキ系統では、速度感知器1
00はブレーキ101で制動される前輪の各々の
回転速度を感知する。そして単一の速度感知装置
102が後輪ブレーキ104により制動される車
輪駆動車軸即ち後輪車軸103の回転速度を感知
する。
00はブレーキ101で制動される前輪の各々の
回転速度を感知する。そして単一の速度感知装置
102が後輪ブレーキ104により制動される車
輪駆動車軸即ち後輪車軸103の回転速度を感知
する。
速度感知器100,102から出た信号は電子
的な制御モジユールCMへ送られ、該制御モジユ
ールは信号を解析して速度感知器100又は10
2からの信号が、スキツドが起りそうなことを示
している時は3つのソレノイド作動のダンプ弁1
05,106,107を作動させる出力電力を出
す。
的な制御モジユールCMへ送られ、該制御モジユ
ールは信号を解析して速度感知器100又は10
2からの信号が、スキツドが起りそうなことを示
している時は3つのソレノイド作動のダンプ弁1
05,106,107を作動させる出力電力を出
す。
ダンプ弁105〜107はモジユレータ組立体
の中に組込まれその一部をなしている。ハウジン
グ109から軸110が突出し、該軸は後車軸1
03により駆動されて回転する。ハウジング10
9の対向するシリンダ孔113,114中を1対
の対向するポンプピストン111,112が摺動
する。各々のピストン111,112は軸110
の偏心カム115がピストン111,112のロ
ツド116,117と係合することにより一方向
に駆動されシリンダ孔113,114中を往復す
る。ロツド116,117はシリンダ孔113,
114の小径部分を貫通して摺動する。各シリン
ダ孔113,114とピストン111,112と
の間に作業室118,119が画成されている。
の中に組込まれその一部をなしている。ハウジン
グ109から軸110が突出し、該軸は後車軸1
03により駆動されて回転する。ハウジング10
9の対向するシリンダ孔113,114中を1対
の対向するポンプピストン111,112が摺動
する。各々のピストン111,112は軸110
の偏心カム115がピストン111,112のロ
ツド116,117と係合することにより一方向
に駆動されシリンダ孔113,114中を往復す
る。ロツド116,117はシリンダ孔113,
114の小径部分を貫通して摺動する。各シリン
ダ孔113,114とピストン111,112と
の間に作業室118,119が画成されている。
ブースター作動のタンデムマスターシリンダ組
立体120の別々の2つの圧力室から得られる液
圧がブレーキ101,104の作動を制御する。
即ち、片方の圧力室の圧力は球状逆止弁121を
通じて各前輪ブレーキ101に供給され、その圧
力はピストン111のカム115の反対側の端面
にも作用する。同様に他方の圧力室の圧力は球状
逆止弁122を通じて後輪ブレーキ104へ送ら
れ、又ピストン112のカム115の反対側の端
面にも作用する。
立体120の別々の2つの圧力室から得られる液
圧がブレーキ101,104の作動を制御する。
即ち、片方の圧力室の圧力は球状逆止弁121を
通じて各前輪ブレーキ101に供給され、その圧
力はピストン111のカム115の反対側の端面
にも作用する。同様に他方の圧力室の圧力は球状
逆止弁122を通じて後輪ブレーキ104へ送ら
れ、又ピストン112のカム115の反対側の端
面にも作用する。
各逆止弁121,122の作動はモジユレータ
ピストン123により制御される。このモジユレ
ータピストン123はばね124により、それぞ
れの弁121,122を開いた位置に保持する方
向に常時押されている、各ピストン123が摺動
する孔の、ピストン123の弁121,122の
反対側に、膨張室125が画成されている。
ピストン123により制御される。このモジユレ
ータピストン123はばね124により、それぞ
れの弁121,122を開いた位置に保持する方
向に常時押されている、各ピストン123が摺動
する孔の、ピストン123の弁121,122の
反対側に、膨張室125が画成されている。
作業室118は各逆止弁126を通じて対応す
る各膨張室125に接続され、逆止弁127は流
体をタンクから作業室118へ流れさせる。
る各膨張室125に接続され、逆止弁127は流
体をタンクから作業室118へ流れさせる。
作業室119は逆止弁128を通じて対応する
膨張室125に接続され、逆止弁129は流体を
タンクから作業室119へ流れさせる。
膨張室125に接続され、逆止弁129は流体を
タンクから作業室119へ流れさせる。
ソレノイド作動のダンプ弁105,106,1
07はそれぞれの対応する膨張室125とタンク
との間に連通を制御する。
07はそれぞれの対応する膨張室125とタンク
との間に連通を制御する。
車輛が動いている時、軸110は回転するが、
両ポンプピストン111,112は偏心カム11
5から離れる方向へばねで偏倚されているから、
両ピストンは偏心カムと係合せず、流体は循環し
ない。モジユレータピストン123はばね124
によりストツパーに押しつけられ、弁121,1
22は全開位置に保持される。
両ポンプピストン111,112は偏心カム11
5から離れる方向へばねで偏倚されているから、
両ピストンは偏心カムと係合せず、流体は循環し
ない。モジユレータピストン123はばね124
によりストツパーに押しつけられ、弁121,1
22は全開位置に保持される。
ブレーキを掛けると、マスターシリンダ組立体
からブレーキに加えられる流体により、ピストン
111,112は偏心カム115の方へ押され
る。しかし、室118,119に流体が閉じ込め
られているから、ピストン111,112はカム
115から離れた位置でハウジング109のスト
ツパーに押しつけられた状態を維持する。
からブレーキに加えられる流体により、ピストン
111,112は偏心カム115の方へ押され
る。しかし、室118,119に流体が閉じ込め
られているから、ピストン111,112はカム
115から離れた位置でハウジング109のスト
ツパーに押しつけられた状態を維持する。
例えば上側(第9図)のブレーキにより制動さ
れた片方の前輪がスキツドすると、上側のダンプ
弁105が作動しモジユレータピストンの膨張室
125をタンクへ接続する。そのため、ピストン
123はブレーキ圧力により弁121から離さ
れ、弁121が閉じる。ピストン123が更に同
一方向に動いて、ブレーキの容積が増しブレーキ
へ加えられた圧力が低下する。同時にポンプピス
トン111はマスターシリンダ組立体120から
の圧力により偏倚カム115に従動させられる。
そこでピストン111は往復運動しタンクから流
体を吸込み、室125へ圧送する。
れた片方の前輪がスキツドすると、上側のダンプ
弁105が作動しモジユレータピストンの膨張室
125をタンクへ接続する。そのため、ピストン
123はブレーキ圧力により弁121から離さ
れ、弁121が閉じる。ピストン123が更に同
一方向に動いて、ブレーキの容積が増しブレーキ
へ加えられた圧力が低下する。同時にポンプピス
トン111はマスターシリンダ組立体120から
の圧力により偏倚カム115に従動させられる。
そこでピストン111は往復運動しタンクから流
体を吸込み、室125へ圧送する。
しかし、ブレーキ圧が下がるとスキツド信号が
中止され、ダンプ弁105は閉じる。そこでピス
トン123は球弁121の方へ押され、再びブレ
ーキ101を掛ける。
中止され、ダンプ弁105は閉じる。そこでピス
トン123は球弁121の方へ押され、再びブレ
ーキ101を掛ける。
ピストン111が作動すると、マスターシリン
ダ120はポンプの運動により軽い圧力振動を受
ける。それにより運転者は加えられている圧力が
路面状態に対し高すぎるという警告を受ける。
ダ120はポンプの運動により軽い圧力振動を受
ける。それにより運転者は加えられている圧力が
路面状態に対し高すぎるという警告を受ける。
上記の片側の前輪のスキツドが修正されている
間、他方の前輪に組合わされたモジユレータピス
トン123は、対応する逆止弁126が閉じたま
まであるから、運動しない。同様に、後輪用ポン
プピストン112も動かない。従つて、各ブレー
キ圧力は他のブレーキ圧力に影響を与えずに変え
ることができる。
間、他方の前輪に組合わされたモジユレータピス
トン123は、対応する逆止弁126が閉じたま
まであるから、運動しない。同様に、後輪用ポン
プピストン112も動かない。従つて、各ブレー
キ圧力は他のブレーキ圧力に影響を与えずに変え
ることができる。
変形実施例として、2つの後輪ブレーキを前輪
ブレーキのように、別々に制御することもできる
が、その場合、余分にソレノイド作動ダンプ弁、
スキツド感知器、およびモジユレータピストン1
23を1個づつ必要とすることは云うまでもな
い。
ブレーキのように、別々に制御することもできる
が、その場合、余分にソレノイド作動ダンプ弁、
スキツド感知器、およびモジユレータピストン1
23を1個づつ必要とすることは云うまでもな
い。
第1図は、液圧アンチスキツドブレーキ系統の
ためのモジユレータとスキツド感知装置との組立
体の断面図。第2図は第1図の平面に直角な平面
で切つた第1図の組立体の断面図。第3図は速度
(S)対時間(T)のグラフ。第4図は第1図と
同様な第1図の変形実施例の断面図。第5図は第
4図の平面に直角な平面で切つた第4図の組立体
の断面図。第6図は第5図と同様な変形実施例を
示す断面図。第7図は、更に別のモジユレータと
スキツド感知装置との組立体の第1図と同様な断
面図。第8図は、第7図の平面に直角な平面で切
つた第7図の組立体の断面図。第9図は、別の変
形実施例であるモジユレータとスキツド感知装置
との組立体を示す断面図。 2:モジユレータ組立体、4,105,10
6,107:ダンプ弁、18,94,125:膨
張室、6,100,102:スキツド感知装置、
27,115:駆動部材、22,91,116,
117:ポンプピストン、10,85,123:
モジユレータピストン、30,118,119:
作業室。
ためのモジユレータとスキツド感知装置との組立
体の断面図。第2図は第1図の平面に直角な平面
で切つた第1図の組立体の断面図。第3図は速度
(S)対時間(T)のグラフ。第4図は第1図と
同様な第1図の変形実施例の断面図。第5図は第
4図の平面に直角な平面で切つた第4図の組立体
の断面図。第6図は第5図と同様な変形実施例を
示す断面図。第7図は、更に別のモジユレータと
スキツド感知装置との組立体の第1図と同様な断
面図。第8図は、第7図の平面に直角な平面で切
つた第7図の組立体の断面図。第9図は、別の変
形実施例であるモジユレータとスキツド感知装置
との組立体を示す断面図。 2:モジユレータ組立体、4,105,10
6,107:ダンプ弁、18,94,125:膨
張室、6,100,102:スキツド感知装置、
27,115:駆動部材、22,91,116,
117:ポンプピストン、10,85,123:
モジユレータピストン、30,118,119:
作業室。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 作動流体供給源から車輪ブレーキへ供給され
る作動流体をスキツド感知装置からのスキツド信
号に従つてモジユレータ組立体により調節する車
両用スキツド防止液圧ブレーキ系統において、上
記モジユレータ組立体はモジユレータピストン1
0;85;123により画成された膨張室18;
94;125を有し、液圧ポンプのポンプピスト
ン22;91;116,117により画成された
作業室30;118,119が上記膨張室と接続
され、上記ポンプピストンの往復摺動により流体
を流体タンク21から上記作業室へ吸込み、該作
業室から上記膨張室へ圧送するようになされ、上
記膨張室と上記流体タンクとの間にダンプ弁4;
105,106,107を備え、該ダンプ弁は平
常の閉位置と、上記スキツド感知装置6;10
0,102からスキツド信号を受けている時の開
位置との間を動き得るようになされ、上記ダンプ
弁が閉位置にある時は上記膨張室が上記液圧ポン
プにより加圧されて上記モジユレータピストン
は、上記作動流体を上記作動流体供給源16;1
20から車輪ブレーキ67;101,104に供
給させるための第1の位置に保持され、上記ダン
プ弁が開位置へ動くと上記膨張室の圧力が低下し
て上記モジユレータピストンが第2位置へ動くこ
とにより、上記作動流体供給源と上記車輪ブレー
キとの間の連通を遮断するとともに車輪ブレーキ
に加えられた流体の圧力を低下させるようになさ
れ、上記ポンプピストンの上記往復摺動のいずれ
か一方向の摺動を生じるため上記ポンプピストン
に係合して該ポンプピストンを駆動する駆動部材
27;115を備え、上記ダンプ弁が閉じた後上
記液圧ポンプを不作動にするために、上記ポンプ
ピストンが上記駆動部材に係合するのを阻止する
阻止手段を備え、該阻止手段は上記作業室と膨張
室とに充満された流体からなることを特徴とする
液圧ブレーキ系統。 2 特許請求の範囲第1項の液圧ブレーキ系統に
おいて、上記駆動部材27;115が車輪により
駆動されるカムであることを特徴とする液圧ブレ
ーキ系統。 3 特許請求の範囲第2項の液圧ブレーキ系統に
おいて、上記スキツド感知装置6;100,10
2も上記車輪により駆動される液圧ブレーキ系
統。
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