JP2532847B2 - 油圧ポンプ - Google Patents
油圧ポンプInfo
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- pump
- chamber
- pump piston
- eccentric body
- piston
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/04—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement
- F04B1/0404—Details or component parts
- F04B1/0435—Arrangements for disconnecting the pistons from the actuated cam
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
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- B60T8/404—Control of the pump unit
- B60T8/4045—Control of the pump unit involving ON/OFF switching
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、油圧ポンプであって、室を有するケーシン
グと、前記室内において運動せしめられる少なくとも１
つの偏心体を有する、前記室内に通されている軸と、前
記室内に開口するポンプシリンダと、該ポンプシリンダ
内において前記室内の偏心体の運動によって行程運動せ
しめられる、該偏心体に向けられたポンプピストンと、
前記ポンプシリンダに所属した該ポンプシリンダの入口
側−逆止弁及び該ポンプシリンダの出口側−逆止弁と、
前記ポンプシリンダ内の前記ポンプピストンの背側に配
置されていて該ポンプピストンを前記偏心体に押し付け
る戻しばねと、圧力制限装置と、を有し、前記出口側−
逆止弁の後方に所定の圧力限界値が形成されると、前記
圧力制限装置によって前記ポンプピストンが前記偏心体
から離され、それによって該偏心体が前記ポンプピスト
ンをそれ以上は駆動しなくなる形式のものに関する。
グと、前記室内において運動せしめられる少なくとも１
つの偏心体を有する、前記室内に通されている軸と、前
記室内に開口するポンプシリンダと、該ポンプシリンダ
内において前記室内の偏心体の運動によって行程運動せ
しめられる、該偏心体に向けられたポンプピストンと、
前記ポンプシリンダに所属した該ポンプシリンダの入口
側−逆止弁及び該ポンプシリンダの出口側−逆止弁と、
前記ポンプシリンダ内の前記ポンプピストンの背側に配
置されていて該ポンプピストンを前記偏心体に押し付け
る戻しばねと、圧力制限装置と、を有し、前記出口側−
逆止弁の後方に所定の圧力限界値が形成されると、前記
圧力制限装置によって前記ポンプピストンが前記偏心体
から離され、それによって該偏心体が前記ポンプピスト
ンをそれ以上は駆動しなくなる形式のものに関する。
従来の技術 ドイツ連邦共和国特許出願公開第2838918号明細書に
よって公知の、車両ブレーキ装置用油圧ポンプにおいて
は、そのポンプピストンが回転する偏心体に戻しばねに
よって押し付けられる。ポンプピストンを受容するポン
プシリンダは出口弁を有し、この出口弁には特に該油圧
ポンプの吐出圧を制限するための装置が接続されてい
る。この装置は複雑な制御弁機構と、該制御弁機構に接
続されている、遮断ピストンを有する遮断シリンダとか
ら成る。この遮断ピストンに対する圧力の負荷がピスト
ンロッドと端部部材とを介して作用し、それによって該
ポンプピストンが戻しばねの力に抗して動かされ、ポン
プピストンがそれ以上偏心体によって駆動されないよう
になる。この制御弁機構と遮断シリンダ及び遮断ピスト
ンとは高価でありかつ故障し易い。
よって公知の、車両ブレーキ装置用油圧ポンプにおいて
は、そのポンプピストンが回転する偏心体に戻しばねに
よって押し付けられる。ポンプピストンを受容するポン
プシリンダは出口弁を有し、この出口弁には特に該油圧
ポンプの吐出圧を制限するための装置が接続されてい
る。この装置は複雑な制御弁機構と、該制御弁機構に接
続されている、遮断ピストンを有する遮断シリンダとか
ら成る。この遮断ピストンに対する圧力の負荷がピスト
ンロッドと端部部材とを介して作用し、それによって該
ポンプピストンが戻しばねの力に抗して動かされ、ポン
プピストンがそれ以上偏心体によって駆動されないよう
になる。この制御弁機構と遮断シリンダ及び遮断ピスト
ンとは高価でありかつ故障し易い。
またアメリカ合衆国特許第2650543号明細書によって
公知の、少なくとも２つの予備フイードポンプと２つの
主フイードポンプとから成る多シリンダ型の装置もやは
り制御弁機構を有している。この制御弁機構は主フィー
ドポンプの出口弁に接続されていて、予備フイードポン
プの遮断動作を制御する。予備フイードポンプはそれぞ
れ１つの段付きシリンダと段付きピストンとを有し、該
段付きピストンは一方で予備フイードピストンとして、
他方で遮断ピストンとして働く。しかしこれらの段付き
シリンダ及び段付きピストンは極めて高価である。
公知の、少なくとも２つの予備フイードポンプと２つの
主フイードポンプとから成る多シリンダ型の装置もやは
り制御弁機構を有している。この制御弁機構は主フィー
ドポンプの出口弁に接続されていて、予備フイードポン
プの遮断動作を制御する。予備フイードポンプはそれぞ
れ１つの段付きシリンダと段付きピストンとを有し、該
段付きピストンは一方で予備フイードピストンとして、
他方で遮断ピストンとして働く。しかしこれらの段付き
シリンダ及び段付きピストンは極めて高価である。
発明の課題 本発明の課題は上述の従来の技術の欠点を排除するこ
とにある。
とにある。
課題を解決するための手段 上記の課題は本発明によれば、はじめに述べた形式の
油圧ポンプにおいて、全てのポンプピストン及びそのポ
ンプシリンダがそれぞれ一定のポンプピストン外径及び
一定のポンプシリンダ孔径を有する、段を有しない円筒
形であり、前記室が圧力に対して気密に形成されかつ前
記軸が該室（６）に気密に通されており、かつ前記室
に、前記ポンプピストンの背側にある前記戻しばねが配
置されているポンプシリンダ部分に接続する、前記出口
側−逆止弁を有する通路が開口しており、かつ前記出口
側−逆止弁の後方における圧力限界値形成時に、前記室
の前記ポンプピストンに作用する圧力によって前記戻し
ばねの、前記ポンプピストンを前記偏心体に押し戻す弾
性的な伸張運動が抑止され、前記ポンプピストンが前記
偏心体から離された状態に保持されることによって解決
されている。
油圧ポンプにおいて、全てのポンプピストン及びそのポ
ンプシリンダがそれぞれ一定のポンプピストン外径及び
一定のポンプシリンダ孔径を有する、段を有しない円筒
形であり、前記室が圧力に対して気密に形成されかつ前
記軸が該室（６）に気密に通されており、かつ前記室
に、前記ポンプピストンの背側にある前記戻しばねが配
置されているポンプシリンダ部分に接続する、前記出口
側−逆止弁を有する通路が開口しており、かつ前記出口
側−逆止弁の後方における圧力限界値形成時に、前記室
の前記ポンプピストンに作用する圧力によって前記戻し
ばねの、前記ポンプピストンを前記偏心体に押し戻す弾
性的な伸張運動が抑止され、前記ポンプピストンが前記
偏心体から離された状態に保持されることによって解決
されている。
特許請求の範囲第２項記載の実施態様によれば、公知
の油圧ポンプに比べて、カム形状の適切な選択によっ
て、カムから離されたポンプピストンが再度カムと接触
するさいにおけるポンプピストンに対するカムの衝突速
度を低くし、これによって騒音及び摩耗を小さくするこ
とができる。
の油圧ポンプに比べて、カム形状の適切な選択によっ
て、カムから離されたポンプピストンが再度カムと接触
するさいにおけるポンプピストンに対するカムの衝突速
度を低くし、これによって騒音及び摩耗を小さくするこ
とができる。
発明の利点 本発明の構成によれば、ポンプ吐出側圧力が所定の圧
力限界値に達すると全てのポンプピストンが該ポンプピ
ストンを駆動する偏心体から自動的に分離される、自動
停止機能若しくは圧力制限機能を有するはじめに述べた
形式の油圧ポンプを、複雑な従ってまた製作しにくい特
に高価な構造部分を必要とすることなく、数少ない部品
から著しく簡単化されたかつ安価な構造に製作すること
ができる。
力限界値に達すると全てのポンプピストンが該ポンプピ
ストンを駆動する偏心体から自動的に分離される、自動
停止機能若しくは圧力制限機能を有するはじめに述べた
形式の油圧ポンプを、複雑な従ってまた製作しにくい特
に高価な構造部分を必要とすることなく、数少ない部品
から著しく簡単化されたかつ安価な構造に製作すること
ができる。
実施例 油圧ポンプ２は、例えば車両ブレーキ装置４用の油圧
供給装置３の１構成要素である。この油圧ポンプ２は、
カム室６を形成する１つのケーシング５と、孔径一定の
２つのポンプシリンダ７と、該ポンプシリンダ７内で摺
動する、外径一定の２つのポンプピストン８と、それぞ
れ１つのポンプピストン８に所属する２つの戻しばね９
と、それぞれ１つのポンプシリンダ７に所属する２つの
入口側−逆止弁10及び２つの出口側−逆止弁11と、カム
13を有する１つのカム軸12と、図示されていない駆動モ
ータとを有し、該モータはカム軸12を介してカム13を前
記カム室６内で回転させる。
供給装置３の１構成要素である。この油圧ポンプ２は、
カム室６を形成する１つのケーシング５と、孔径一定の
２つのポンプシリンダ７と、該ポンプシリンダ７内で摺
動する、外径一定の２つのポンプピストン８と、それぞ
れ１つのポンプピストン８に所属する２つの戻しばね９
と、それぞれ１つのポンプシリンダ７に所属する２つの
入口側−逆止弁10及び２つの出口側−逆止弁11と、カム
13を有する１つのカム軸12と、図示されていない駆動モ
ータとを有し、該モータはカム軸12を介してカム13を前
記カム室６内で回転させる。
両方のポンプシリンダ７は同軸的に配置されかつカム
軸12の軸線に向けられている。この各ポンプシリンダ７
のシリンダ孔の、カム室６側とは反対側の各端部はカバ
ー14で閉鎖されている。戻しばね９はポンプシリンダ７
のシリンダ孔の、カム室６側とは反対側にある、カバー
14で閉鎖されている部分に配置され、一端でカバー14に
支持され、他端でポンプピストン８の、カム室６側とは
反対側の端面に支持され、ポンプシリンダ７内のポンプ
ピストン８をカム13に押し付けている。それぞれ１つの
入口側−逆止弁10が各ポンプシリンダ７に接続されてお
り、該入口側−逆止弁10は他方では１つの圧力媒体貯蔵
容器15に接続されている。同様に各ポンプシリンダ７に
１つの出口側−逆止弁11が接続されており、該出口側−
逆止弁11はケーシング５内に形成されている各通路16を
介してカム室６に接続されている。更に付加的にこのケ
ーシング５に形成された出口接続部17を介して接続導管
18によって蓄圧室19及び車両ブレーキ装置４へ又は他の
圧力媒体受容器へ圧力媒体の供給が行なわれる。カム軸
12とケーシング５との間には、該カム軸12に沿って圧力
媒体が流出するのを防ぐ図示されていないシールが配置
されている。
軸12の軸線に向けられている。この各ポンプシリンダ７
のシリンダ孔の、カム室６側とは反対側の各端部はカバ
ー14で閉鎖されている。戻しばね９はポンプシリンダ７
のシリンダ孔の、カム室６側とは反対側にある、カバー
14で閉鎖されている部分に配置され、一端でカバー14に
支持され、他端でポンプピストン８の、カム室６側とは
反対側の端面に支持され、ポンプシリンダ７内のポンプ
ピストン８をカム13に押し付けている。それぞれ１つの
入口側−逆止弁10が各ポンプシリンダ７に接続されてお
り、該入口側−逆止弁10は他方では１つの圧力媒体貯蔵
容器15に接続されている。同様に各ポンプシリンダ７に
１つの出口側−逆止弁11が接続されており、該出口側−
逆止弁11はケーシング５内に形成されている各通路16を
介してカム室６に接続されている。更に付加的にこのケ
ーシング５に形成された出口接続部17を介して接続導管
18によって蓄圧室19及び車両ブレーキ装置４へ又は他の
圧力媒体受容器へ圧力媒体の供給が行なわれる。カム軸
12とケーシング５との間には、該カム軸12に沿って圧力
媒体が流出するのを防ぐ図示されていないシールが配置
されている。
次に本発明による装置の作動形式を説明する。
カム軸12が駆動されるとカム13がカム室６内において
回転される。この場合図面の上半部に示されているよう
に、カム13が上方のポンプピストン８を上死点まで摺動
せしめる。カム13が更に回転すると戻しばね９によって
ポンプピストン８はカム軸12の中心軸線に向かう方向で
押し戻される。これによりポンプピストン８は、圧力媒
体を圧力媒体貯蔵容器15から入口側−逆止弁10を経てポ
ンプシリンダ７の戻しばね９が配置されている室内へ吸
込みながら、カム室６内に深く押込まれる。この場合出
口側−逆止弁11は閉じられている。カム13が更に回転す
るとカム13は再びポンプピストン８を持上げ、これによ
り、ポンプシリンダ７の戻しばね９が配置されている室
内に吸い込まれた圧力媒体を該室から出口側−逆止弁11
及び通路16を経てカム室６内へ送出する。次の吸込み行
程中には戻しばね９によってポンプピストン８が再びカ
ム室６内に押込まれ、このポンプピストン８によって圧
力媒体が出口接続部17及び接続導管18と経て空の又は部
分的に充填された蓄圧器19内へ又は車両ブレーキ装置４
又は他の圧力媒体受容器へ供給される。カム軸12の下側
に示されたポンプピストン８は同様な形式で圧力媒体を
圧力媒体貯蔵容器15から蓄圧器19内へ供給する。この結
果、車両ブレーキ装置４又は他の圧力媒体受容器が作動
されない間は、当該蓄圧器19内の圧力が上昇する。これ
によってカム室６内の圧力も更に引続き上昇する。カム
室６内での圧力上昇によって該カム室内へのポンプピス
トン８の侵入深さは次第に減少する。本発明によれば戻
しばね９のばね力は、蓄圧器19内に所定の圧力限界値が
達成されると、該圧力に抗してポンプピストン８をカム
13に押し戻すことができなくなるように設計されてい
る。従って所定の圧力限界値が達成されると、カム室６
内に形成された、ポンプピストン８のカム室６側の端面
に作用する圧力によって、ポンプピストン８はカム13か
ら離れた位置に保持され、もはやカム13の運動によるポ
ンプピストン８の行程運動が行われなくなり、これによ
り油圧ポンプ２の運転が停止若しくは遮断される。この
停止若しくは遮断のために特別な補助手段は必要としな
い。また駆動モータを停止する必要はない。従ってカム
軸12を、例えば自動車の駆動モータに又はその車輪駆動
軸又はカルダン軸に不動に連結することが可能である。
回転される。この場合図面の上半部に示されているよう
に、カム13が上方のポンプピストン８を上死点まで摺動
せしめる。カム13が更に回転すると戻しばね９によって
ポンプピストン８はカム軸12の中心軸線に向かう方向で
押し戻される。これによりポンプピストン８は、圧力媒
体を圧力媒体貯蔵容器15から入口側−逆止弁10を経てポ
ンプシリンダ７の戻しばね９が配置されている室内へ吸
込みながら、カム室６内に深く押込まれる。この場合出
口側−逆止弁11は閉じられている。カム13が更に回転す
るとカム13は再びポンプピストン８を持上げ、これによ
り、ポンプシリンダ７の戻しばね９が配置されている室
内に吸い込まれた圧力媒体を該室から出口側−逆止弁11
及び通路16を経てカム室６内へ送出する。次の吸込み行
程中には戻しばね９によってポンプピストン８が再びカ
ム室６内に押込まれ、このポンプピストン８によって圧
力媒体が出口接続部17及び接続導管18と経て空の又は部
分的に充填された蓄圧器19内へ又は車両ブレーキ装置４
又は他の圧力媒体受容器へ供給される。カム軸12の下側
に示されたポンプピストン８は同様な形式で圧力媒体を
圧力媒体貯蔵容器15から蓄圧器19内へ供給する。この結
果、車両ブレーキ装置４又は他の圧力媒体受容器が作動
されない間は、当該蓄圧器19内の圧力が上昇する。これ
によってカム室６内の圧力も更に引続き上昇する。カム
室６内での圧力上昇によって該カム室内へのポンプピス
トン８の侵入深さは次第に減少する。本発明によれば戻
しばね９のばね力は、蓄圧器19内に所定の圧力限界値が
達成されると、該圧力に抗してポンプピストン８をカム
13に押し戻すことができなくなるように設計されてい
る。従って所定の圧力限界値が達成されると、カム室６
内に形成された、ポンプピストン８のカム室６側の端面
に作用する圧力によって、ポンプピストン８はカム13か
ら離れた位置に保持され、もはやカム13の運動によるポ
ンプピストン８の行程運動が行われなくなり、これによ
り油圧ポンプ２の運転が停止若しくは遮断される。この
停止若しくは遮断のために特別な補助手段は必要としな
い。また駆動モータを停止する必要はない。従ってカム
軸12を、例えば自動車の駆動モータに又はその車輪駆動
軸又はカルダン軸に不動に連結することが可能である。
例えば出口接続部17にまず一方向弁20を接続し該一方
向弁20に接続導管18を接続し、この接続導管18を通して
蓄圧器19及び車両ブレーキ装置４に圧力媒体を供給する
ことが可能である。一方向弁20の配置により、カム軸12
が駆動されていないときに、蓄圧器19内の圧力媒体が油
圧ポンプ２を通って圧力媒体貯蔵容器15内に排出するこ
と防ぐことができる。
向弁20に接続導管18を接続し、この接続導管18を通して
蓄圧器19及び車両ブレーキ装置４に圧力媒体を供給する
ことが可能である。一方向弁20の配置により、カム軸12
が駆動されていないときに、蓄圧器19内の圧力媒体が油
圧ポンプ２を通って圧力媒体貯蔵容器15内に排出するこ
と防ぐことができる。
カム13の形状を適宜選択することにより、油圧ポンプ
２の運転の自動停止若しくは遮断中においてカム13から
離されたポンプピストン８が再度カム13に接触するさい
におけるポンプピストン８に対するカム13の衝突速度を
小さくし、これにより衝突により発生する騒音及び摩耗
を相応して減少させることができる。
２の運転の自動停止若しくは遮断中においてカム13から
離されたポンプピストン８が再度カム13に接触するさい
におけるポンプピストン８に対するカム13の衝突速度を
小さくし、これにより衝突により発生する騒音及び摩耗
を相応して減少させることができる。
図面は本発明の一実施例を示す部分断面図である。 ２……油圧ポンプ、３……圧力供給装置、４……車両ブ
レーキ装置、５……ケーシング、６……カム室、７……
ポンプシリンダ、８……ポンプピストン、９……戻しば
ね、10……入口側−逆止弁、11……出口側−逆止弁、12
……カム軸、13……カム、14……カバー、15……圧力媒
体貯蔵容器、16……通路、17……出口接続部、18……接
続導管、19……蓄圧器、20……一方向弁
レーキ装置、５……ケーシング、６……カム室、７……
ポンプシリンダ、８……ポンプピストン、９……戻しば
ね、10……入口側−逆止弁、11……出口側−逆止弁、12
……カム軸、13……カム、14……カバー、15……圧力媒
体貯蔵容器、16……通路、17……出口接続部、18……接
続導管、19……蓄圧器、20……一方向弁
Claims (2)
- 【請求項１】油圧ポンプ（２）であって、室（６）を有
するケーシング（５）と、前記室（６）内において運動
せしめられる少なくとも１つの偏心体（13）を有する、
前記室（６）内に通されている軸（12）と、前記室
（６）内に開口するポンプシリンダ（７）と、該ポンプ
シリンダ（７）内において前記室（６）内の偏心体（1
3）の運動によって行程運動せしめられる、該偏心体（1
3）に向けられたポンプピストン（８）と、前記ポンプ
シリンダ（７）に所属した該ポンプシリンダ（７）の入
口側−逆止弁（10）及び該ポンプシリンダ（７）の出口
側−逆止弁（11）と、前記ポンプシリンダ（７）内の前
記ポンプピストン（８）の背側に配置されていて該ポン
プピストン（８）を前記偏心体（13）に押し付ける戻し
ばね（９）と、圧力制限装置と、を有し、前記出口側−
逆止弁（11）の後方に所定の圧力限界値が形成される
と、前記圧力制限装置によって前記ポンプピストン
（８）が前記偏心体（13）から離され、それによって該
偏心体（13）が前記ポンプピストン（８）をそれ以上は
駆動しなくなる形式のものにおいて、全てのポンプピス
トン（８）及びそのポンプシリンダ（７）がそれぞれ一
定のポンプピストン外径及び一定のポンプシリンダ孔径
を有する、段を有しない円筒形であり、前記室（６）が
圧力に対して気密に形成されかつ前記軸（12）が該室
（６）に気密に通されており、かつ前記室（６）に、前
記ポンプピストン（８）の背側にある前記戻しばね
（９）が配置されているポンプシリンダ部分に接続す
る、前記出口側−逆止弁（11）を有する通路（16）が開
口しており、かつ前記出口側−逆止弁（11）の後方にお
ける圧力限界値形成時に、前記室（６）の前記ポンプピ
ストン（８）に作用する圧力によって前記戻しばね
（９）の、前記ポンプピストン（８）を前記偏心体（1
3）に押し戻す弾性的な伸張運動が抑止され、前記ポン
プピストン（８）が前記偏心体（13）から離された状態
に保持されることを特徴とする、油圧ポンプ。 - 【請求項２】前記偏心体がカム（13）として形成されて
いる、特許請求の範囲第１項記載の油圧ポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3529278.4 | 1985-08-16 | ||
| DE19853529278 DE3529278A1 (de) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | Hydraulikpumpe |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6245980A JPS6245980A (ja) | 1987-02-27 |
| JP2532847B2 true JP2532847B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=6278583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61190705A Expired - Lifetime JP2532847B2 (ja) | 1985-08-16 | 1986-08-15 | 油圧ポンプ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2532847B2 (ja) |
| DE (1) | DE3529278A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4307165C2 (de) * | 1993-03-06 | 1996-12-19 | Rexroth Mannesmann Gmbh | Hydraulische Kolbenmaschine mit Gegendruck |
| DE102006017301B4 (de) * | 2006-04-12 | 2008-03-06 | Siemens Ag | Pumpe |
| DE102007063360B4 (de) | 2007-12-28 | 2009-12-17 | Gkn Driveline International Gmbh | Hydraulikanordnung für eine kraftbetätigte Stelleinheit |
| US9850894B2 (en) * | 2015-01-28 | 2017-12-26 | Tonand Inc. | Self priming hydraulic pump and circuit |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US3002462A (en) * | 1957-08-13 | 1961-10-03 | Racine Hydraulics & Machinery | Fluid translating apparatus |
| DE1881384U (de) * | 1959-12-11 | 1963-10-24 | Focke Wulf Ges Mit Beschraenkt | Hydraulisch aus- und einfahrbarer teleskopmast. |
| JPS4315879Y1 (ja) * | 1966-04-30 | 1968-07-02 | ||
| DE2155788A1 (de) * | 1971-11-10 | 1973-05-17 | Bosch Gmbh Robert | Kolbenpumpe fuer hydraulische anlagen |
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-
1986
- 1986-08-15 JP JP61190705A patent/JP2532847B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| JPS6245980A (ja) | 1987-02-27 |
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Legal Events
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