JPH01276602A - 感温抵抗器およびその製造方法 - Google Patents
感温抵抗器およびその製造方法Info
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- JPH01276602A JPH01276602A JP63105179A JP10517988A JPH01276602A JP H01276602 A JPH01276602 A JP H01276602A JP 63105179 A JP63105179 A JP 63105179A JP 10517988 A JP10517988 A JP 10517988A JP H01276602 A JPH01276602 A JP H01276602A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、ICの回路補償及び制御回路、または制御回
路等に用いられるサーミスタ特性を直線化した小型感温
抵抗4並にその製造方法に関する。
路等に用いられるサーミスタ特性を直線化した小型感温
抵抗4並にその製造方法に関する。
(従来の技術)
感湿抵抗器(サーミスタ)は温度により抵抗値が減少す
るが、これを抵抗−温度特性としてプロットすると、第
14図の実線a、bに示すように彎曲する。このため広
い温度範囲で使用するには、点線Cに示すように直線化
の補正が必要になる。
るが、これを抵抗−温度特性としてプロットすると、第
14図の実線a、bに示すように彎曲する。このため広
い温度範囲で使用するには、点線Cに示すように直線化
の補正が必要になる。
このためには第15図に示すようにサーミスタSに抵抗
Rp、Rsを接続して合成抵抗式補正を行うか或いは、
第16図に示すように抵抗Rp。
Rp、Rsを接続して合成抵抗式補正を行うか或いは、
第16図に示すように抵抗Rp。
Rs 、RXを接続して比率式補正を行う方式が採られ
ていた。
ていた。
(発明が解決しようとする課題)
上述のように従来の補正方式によると、サーミスタと抵
抗器を夫々別々に取付けなければならず、部品点数、工
程が増えるという問題がある。
抗器を夫々別々に取付けなければならず、部品点数、工
程が増えるという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑み、抵抗−温度特性補正用に
別の抵抗器を取付ける必要がなく、部品点数、工程数を
少くし得る小型感温抵抗器を提供するものである。
別の抵抗器を取付ける必要がなく、部品点数、工程数を
少くし得る小型感温抵抗器を提供するものである。
さらに本発明は、表面にサーミスタ特性を有する表面抵
抗皮膜を、裏面に表面の抵抗皮膜の抵抗−温度特性補正
用の表面抵抗皮膜を形成し両者を並列に接続する電極を
形成した小型感温抵抗器を、容易に大量に製造し得る小
型感温抵抗器の製造方法を提供するものである。
抗皮膜を、裏面に表面の抵抗皮膜の抵抗−温度特性補正
用の表面抵抗皮膜を形成し両者を並列に接続する電極を
形成した小型感温抵抗器を、容易に大量に製造し得る小
型感温抵抗器の製造方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段)
本発明の小型感温抵抗器は、チップ基体と、このチップ
基体の表面に形成されたサーミスタ特性を有する表面抵
抗皮膜と、前記チップ基体の裏面に形成された前記表面
抵抗皮膜の抵抗−温度特性補正用の裏面抵抗皮膜と、前
記チップ基体の両端面に形成され前記表面抵抗皮膜と裏
面抵抗皮膜とを並列に接続した端面電極とよりなるもの
である。
基体の表面に形成されたサーミスタ特性を有する表面抵
抗皮膜と、前記チップ基体の裏面に形成された前記表面
抵抗皮膜の抵抗−温度特性補正用の裏面抵抗皮膜と、前
記チップ基体の両端面に形成され前記表面抵抗皮膜と裏
面抵抗皮膜とを並列に接続した端面電極とよりなるもの
である。
さらに本発明の小型感温抵抗器の製造方法は、絶縁基板
の分割される各単位片毎に表面および裏面に第1および
第2の表面電極と、第1および第2の裏面電極を夫々印
刷焼成により相対して離間形成し、次に各単位片毎に表
面から第1の表面電極上にかけて金属酸化物を含む塗料
を印刷、焼成してサーミスタ特性を有する表面抵抗皮膜
を形成し、また、第1および第2の裏面電極間に前記表
面抵抗皮膜の抵抗−温度特性補正用の裏面抵抗皮膜を印
刷焼成により形成し、次に第2の表面電極上から表面抵
抗皮膜上にかけて第3の表面電極を形成し、次に第1の
表面電極上に抵抗皮膜を介して形成された第3の表面電
極の長さを切溝によって切断することにより抵抗値を調
整し、また、裏面抵抗皮膜に切込溝を入れることによっ
て表面抵抗皮膜の抵抗−温度特性を補正し、次に表面抵
抗皮膜および裏面抵抗皮膜を耐熱合成樹脂製保護膜の印
刷、硬化によって被覆し、次に絶縁基板を各単位片の長
さ方向が中方向となるように分割した短冊様分割体を形
成し、次に短冊様分割体の巾方向の両側面に前記第1の
表面電極と第1の裏面電極、ならびに第2の表面電極と
第2の裏面電極とを夫々接続する端面電極を連続形成し
、次に短冊様分割体を各単位片毎に分割するものである
。
の分割される各単位片毎に表面および裏面に第1および
第2の表面電極と、第1および第2の裏面電極を夫々印
刷焼成により相対して離間形成し、次に各単位片毎に表
面から第1の表面電極上にかけて金属酸化物を含む塗料
を印刷、焼成してサーミスタ特性を有する表面抵抗皮膜
を形成し、また、第1および第2の裏面電極間に前記表
面抵抗皮膜の抵抗−温度特性補正用の裏面抵抗皮膜を印
刷焼成により形成し、次に第2の表面電極上から表面抵
抗皮膜上にかけて第3の表面電極を形成し、次に第1の
表面電極上に抵抗皮膜を介して形成された第3の表面電
極の長さを切溝によって切断することにより抵抗値を調
整し、また、裏面抵抗皮膜に切込溝を入れることによっ
て表面抵抗皮膜の抵抗−温度特性を補正し、次に表面抵
抗皮膜および裏面抵抗皮膜を耐熱合成樹脂製保護膜の印
刷、硬化によって被覆し、次に絶縁基板を各単位片の長
さ方向が中方向となるように分割した短冊様分割体を形
成し、次に短冊様分割体の巾方向の両側面に前記第1の
表面電極と第1の裏面電極、ならびに第2の表面電極と
第2の裏面電極とを夫々接続する端面電極を連続形成し
、次に短冊様分割体を各単位片毎に分割するものである
。
(作用)
本発明の小型感温抵抗器は、プリント基板に搭載して端
面電極を回路にハンダ付けすることによりICの回路補
償及び制御回路または制御回路に用いられるが、サーミ
スタ特性を有する表面抵抗皮膜と並列に抵抗−温度特性
補正用の裏面抵抗皮膜が接続されているためこの裏面抵
抗皮膜によって表面抵抗皮膜の抵抗−温度特性が直線状
に補正され広い温度範囲で使用することかできる。
面電極を回路にハンダ付けすることによりICの回路補
償及び制御回路または制御回路に用いられるが、サーミ
スタ特性を有する表面抵抗皮膜と並列に抵抗−温度特性
補正用の裏面抵抗皮膜が接続されているためこの裏面抵
抗皮膜によって表面抵抗皮膜の抵抗−温度特性が直線状
に補正され広い温度範囲で使用することかできる。
また本発明の小型感温抵抗器の製造方法は、絶縁基板を
多数の単位片に分割する以前に表裏面へ第1および第2
、第3の表面電極、第1および第2の裏面電極の印刷、
焼成を行ない、さらに表面抵抗皮膜および裏面抵抗皮膜
の印hす、焼成を施し最終的に単位片に分割するため、
大量のチップ状小型感温抵抗器の生産に適している。
多数の単位片に分割する以前に表裏面へ第1および第2
、第3の表面電極、第1および第2の裏面電極の印刷、
焼成を行ない、さらに表面抵抗皮膜および裏面抵抗皮膜
の印hす、焼成を施し最終的に単位片に分割するため、
大量のチップ状小型感温抵抗器の生産に適している。
また、第3の表面電極を切断して表面抵抗皮膜の抵抗値
を調整し、さらにこの表面抵抗皮膜と端面電極によって
並列に接続される裏面抵抗皮膜に切込溝を入れて表面抵
抗皮膜の抵抗−温度特性の補正を施すため、抵抗−温度
特性補正用に別の抵抗器を接続する必要がない。
を調整し、さらにこの表面抵抗皮膜と端面電極によって
並列に接続される裏面抵抗皮膜に切込溝を入れて表面抵
抗皮膜の抵抗−温度特性の補正を施すため、抵抗−温度
特性補正用に別の抵抗器を接続する必要がない。
(実施例)
本発明の小型感湿抵抗器の一実施例を第1図によって説
明する。
明する。
1はアルミナ焼結体よりなる電気絶縁性チップ基体であ
り、このチップ基体1の表面および裏面の長さ方向の両
端に例えばA(1−Pd−ガラスのメタルグレーズより
なる第1および第2の表面電極2゜3および第1および
第2の裏面電極4,5が夫々離間して相対して形成され
、第1の表面電極2は第2の表面電極3に向って長さ方
向に延長されて延長部6が形成されている。さらに第1
、第2の表面電極2,3間のチップ基体1の上面にはサ
ーミスタ特性を有する金l11m化物(例えばC02Q
3+N1O−1−Hnz03)を含む塗料よりなる抵抗
皮膜7が形成され、この抵抗皮膜7は、チップ基体1の
上面から第1の表面電極2の延長部6上に重積形成され
ている。さらに、この抵抗皮膜7上には例えばAg−P
d−ガラスのメタルグレーズよりなる第3の表面電極8
が形成され、この第3の表面電極8の一端は前記第2の
表面電極3の上面に接続されている。そして、第1の表
面電極2上に抵抗皮膜7を介して重ね合わされた第3の
表面電極8を適宜の長さで切断するように切溝9を入れ
ることにより抵抗値が調整されている。
り、このチップ基体1の表面および裏面の長さ方向の両
端に例えばA(1−Pd−ガラスのメタルグレーズより
なる第1および第2の表面電極2゜3および第1および
第2の裏面電極4,5が夫々離間して相対して形成され
、第1の表面電極2は第2の表面電極3に向って長さ方
向に延長されて延長部6が形成されている。さらに第1
、第2の表面電極2,3間のチップ基体1の上面にはサ
ーミスタ特性を有する金l11m化物(例えばC02Q
3+N1O−1−Hnz03)を含む塗料よりなる抵抗
皮膜7が形成され、この抵抗皮膜7は、チップ基体1の
上面から第1の表面電極2の延長部6上に重積形成され
ている。さらに、この抵抗皮膜7上には例えばAg−P
d−ガラスのメタルグレーズよりなる第3の表面電極8
が形成され、この第3の表面電極8の一端は前記第2の
表面電極3の上面に接続されている。そして、第1の表
面電極2上に抵抗皮膜7を介して重ね合わされた第3の
表面電極8を適宜の長さで切断するように切溝9を入れ
ることにより抵抗値が調整されている。
また前記チップ基体1の裏面にはRIJO2を主成分と
した裏面抵抗皮膜10が前記第1および第2の裏面電極
4,5と接続して形成され、この裏面抵抗皮膜10には
前記表面抵抗皮n* 7の温度特性を直線状に補正する
ように、抵抗値を調整する切込溝11が形成されている
。
した裏面抵抗皮膜10が前記第1および第2の裏面電極
4,5と接続して形成され、この裏面抵抗皮膜10には
前記表面抵抗皮n* 7の温度特性を直線状に補正する
ように、抵抗値を調整する切込溝11が形成されている
。
さらに、前記表面抵抗皮膜7と第3の表面電極8並に裏
面抵抗皮膜10を夫々被覆して、耐熱性エポキシ樹脂よ
りなる保護膜12.13が形成されこの保護膜12.1
3の両端は、前記第1および第2の表面電極2.3並に
第1および第2の裏面電極4゜5の端部を残して表面を
覆っている。
面抵抗皮膜10を夫々被覆して、耐熱性エポキシ樹脂よ
りなる保護膜12.13が形成されこの保護膜12.1
3の両端は、前記第1および第2の表面電極2.3並に
第1および第2の裏面電極4゜5の端部を残して表面を
覆っている。
またチップ基体1の長さ方向の両端面には夫々端面電極
14.15が形成されて第1および第2の表面電極2,
3と接続されるとともに第1および第2の裏面電極4,
5とも接続されて前記表面抵抗皮膜7と裏面抵抗皮膜1
0を並列に接続している。
14.15が形成されて第1および第2の表面電極2,
3と接続されるとともに第1および第2の裏面電極4,
5とも接続されて前記表面抵抗皮膜7と裏面抵抗皮膜1
0を並列に接続している。
さらに端面電極14.15の外側にはハンダ電極16゜
17が形成されている。
17が形成されている。
この実施例の抵抗器の使用に際してはプリント基板に搭
載しハンダリフロー、ハンダフロー等の手段でハンダ電
極16.17を接続することによりサーミスタ作用をさ
せる。この際表面抵抗皮膜7の抵抗−温度特性は表面抵
抗皮膜10によって彎曲が補正され略直線状のものとな
る。
載しハンダリフロー、ハンダフロー等の手段でハンダ電
極16.17を接続することによりサーミスタ作用をさ
せる。この際表面抵抗皮膜7の抵抗−温度特性は表面抵
抗皮膜10によって彎曲が補正され略直線状のものとな
る。
次に本発明の小型感湿抵抗器の製造方法を第2図ないし
第13図によって説明する。
第13図によって説明する。
1aはアルミナ焼結体よりなる絶縁基板で、各チップ基
体1毎に分割されるように表面に分割溝18が縦横に形
成されている。
体1毎に分割されるように表面に分割溝18が縦横に形
成されている。
(1) 先ず基板1aの表面に分割溝18で縦横に区
分された各単位片1b毎に第1および第2の表面電極2
.3を^!If−Pd−ガラスメタルグレーズにより印
刷し、第1の表面電極2は第2の表面電ff13に向っ
て延長させ延長部6を形成し、さらに、基板1aの裏面
の各チップ基体1毎に分割溝18によって区画された単
位片1b毎に長さ方向の両端にAg−Pd−ガラスのメ
タルグレーズよりなる一対の第1および第2の裏面電極
4,5を印刷し、表裏を同時に850℃で焼成し表裏面
に表面電極2,3、裏面電極4.5を形成する(第2図
、第3図)。
分された各単位片1b毎に第1および第2の表面電極2
.3を^!If−Pd−ガラスメタルグレーズにより印
刷し、第1の表面電極2は第2の表面電ff13に向っ
て延長させ延長部6を形成し、さらに、基板1aの裏面
の各チップ基体1毎に分割溝18によって区画された単
位片1b毎に長さ方向の両端にAg−Pd−ガラスのメ
タルグレーズよりなる一対の第1および第2の裏面電極
4,5を印刷し、表裏を同時に850℃で焼成し表裏面
に表面電極2,3、裏面電極4.5を形成する(第2図
、第3図)。
(2)次に各単位片1b毎に表面から第1の表面電極2
の延長部6の上面にかけてサーミスタ特性を有する粒径
数席程度の金a酸化物粉体(CO203+NiO+Hr
+zOa )とガラスフリットと有礪貿ビヒクルよりな
る塗料を印刷し850℃で焼成することによりサーミス
タ特性を有する表面抵抗皮膜7を形成する(第4図)。
の延長部6の上面にかけてサーミスタ特性を有する粒径
数席程度の金a酸化物粉体(CO203+NiO+Hr
+zOa )とガラスフリットと有礪貿ビヒクルよりな
る塗料を印刷し850℃で焼成することによりサーミス
タ特性を有する表面抵抗皮膜7を形成する(第4図)。
(3)次に各単位片1b毎に裏面に第1および第2の裏
面電極4.5と接続させてRL+02を主成分とするメ
タルグレーズを印刷して焼成し裏面抵抗皮膜10を形成
する(第5図)。
面電極4.5と接続させてRL+02を主成分とするメ
タルグレーズを印刷して焼成し裏面抵抗皮膜10を形成
する(第5図)。
(4)次に、各単位片1b毎に第2の表面電極3上から
、第1の表面電極2上の表面抵抗皮膜7上にへg−Pd
−ガラスのメタルグレーズよりなる第3の表面電wA8
を印刷して850℃で焼成する(第6図)尚、第3の表
面電極8としてAfJを用いてもよい。
、第1の表面電極2上の表面抵抗皮膜7上にへg−Pd
−ガラスのメタルグレーズよりなる第3の表面電wA8
を印刷して850℃で焼成する(第6図)尚、第3の表
面電極8としてAfJを用いてもよい。
(5)次に第3の表面電極8をレーザー光により表面抵
抗皮II 7上で切断しその切溝9位置によって抵抗値
を調整する(第7図)。切断の方法はレーザー光による
他、サンドブラスト法や表面電極8を予めくし形に形成
しておき、くし形の連続部を適当位置で切断してもよい
。
抗皮II 7上で切断しその切溝9位置によって抵抗値
を調整する(第7図)。切断の方法はレーザー光による
他、サンドブラスト法や表面電極8を予めくし形に形成
しておき、くし形の連続部を適当位置で切断してもよい
。
さらに裏面抵抗皮膜10は表面と同様の方法によって巾
方向の途中まで切込溝11を形成することにより抵抗値
を調整し表面抵抗皮膜7の抵抗−温度特性を直線状に補
正する(第8図)。
方向の途中まで切込溝11を形成することにより抵抗値
を調整し表面抵抗皮膜7の抵抗−温度特性を直線状に補
正する(第8図)。
また、切断に先立って第3の表面電極8と表面抵抗皮膜
7並に裏面抵抗皮膜10は予めカバーガラスで被覆する
場合もある。
7並に裏面抵抗皮膜10は予めカバーガラスで被覆する
場合もある。
(6) 次に第1および第2の表面電極2.3に跨っ
て第3の表面電極8とこの表面電極8から露出した表面
抵抗皮膜7を被覆するように耐熱性エポキシ樹脂よりな
る保護膜12を印刷形成し、130℃で樹脂を硬化させ
る〈第9図)。
て第3の表面電極8とこの表面電極8から露出した表面
抵抗皮膜7を被覆するように耐熱性エポキシ樹脂よりな
る保護膜12を印刷形成し、130℃で樹脂を硬化させ
る〈第9図)。
また同様にして裏面抵抗皮l!!10も耐熱性エポキシ
樹脂よりなる保WI膜13で被覆する(第10図)(7
) 次に各単位片1bの良さ方向を巾方向として分割
溝18から基板1aを分割して短冊様分割体1Cを得る
(第11図)。
樹脂よりなる保WI膜13で被覆する(第10図)(7
) 次に各単位片1bの良さ方向を巾方向として分割
溝18から基板1aを分割して短冊様分割体1Cを得る
(第11図)。
(8)次に分割体1Cの巾方向の両側に連続した端面電
極14.15を形成し、表面電極2と裏面電極11、表
面電極3と表面電極5とを夫々接続する。端面電極14
.15の形成は、N ニーCoの眞空蒸肴、へg−pd
−ガラスメタルグレーズの塗布、焼成、AQを分散させ
たエポキシ樹脂塗料の塗布、硬化などの方法によって形
成される(第12図)。
極14.15を形成し、表面電極2と裏面電極11、表
面電極3と表面電極5とを夫々接続する。端面電極14
.15の形成は、N ニーCoの眞空蒸肴、へg−pd
−ガラスメタルグレーズの塗布、焼成、AQを分散させ
たエポキシ樹脂塗料の塗布、硬化などの方法によって形
成される(第12図)。
(9) 次に短冊様分割体1Cを分割溝18から分割
してサーミスタ特性を有し抵抗−温度特性が直線状に補
正されたチップ基体1を得る(第13図)。
してサーミスタ特性を有し抵抗−温度特性が直線状に補
正されたチップ基体1を得る(第13図)。
このチップ基体1の両端の端面電極14.15にさらに
ハンダ電極16.17を積層する。
ハンダ電極16.17を積層する。
以上のようにして第1図に示す小型感温抵抗器が得られ
る。
る。
本発明によれば、チップ基体の表面にサーミスタ特性を
有する表面抵抗皮膜を形成し裏面にこ5の表面抵抗皮膜
の抵抗−温度特性を補正する裏面抵抗皮膜を形成し並列
に接続したから、1個のチップ基体のみでサーミスタ機
能とそのサーミスタの抵抗−温度特性を補正をする抵抗
器の作用をさせることができ、補正用の抵抗器を別々に
取付ける必要がなく部材数を少くしかつ取付けの手間を
省くことができる。
有する表面抵抗皮膜を形成し裏面にこ5の表面抵抗皮膜
の抵抗−温度特性を補正する裏面抵抗皮膜を形成し並列
に接続したから、1個のチップ基体のみでサーミスタ機
能とそのサーミスタの抵抗−温度特性を補正をする抵抗
器の作用をさせることができ、補正用の抵抗器を別々に
取付ける必要がなく部材数を少くしかつ取付けの手間を
省くことができる。
また製造に際しては、チップ状に分割前の絶縁基板の表
裏面に電極の印刷及び焼成、抵抗皮膜の印刷及び焼成を
施した後チップ状に分割するから大酒のチップ状製品の
製造を簡易化することができる。さらに、サーミスタ特
性を有する表面抵抗皮膜の抵抗−温度特性の補正は、こ
れと端面電極によって並列に裏面抵抗皮膜を接続し、こ
の裏面抵抗皮膜に切込溝を形成することによって抵抗値
の調整を簡単に行うことができる。
裏面に電極の印刷及び焼成、抵抗皮膜の印刷及び焼成を
施した後チップ状に分割するから大酒のチップ状製品の
製造を簡易化することができる。さらに、サーミスタ特
性を有する表面抵抗皮膜の抵抗−温度特性の補正は、こ
れと端面電極によって並列に裏面抵抗皮膜を接続し、こ
の裏面抵抗皮膜に切込溝を形成することによって抵抗値
の調整を簡単に行うことができる。
第1図は本発明の一実施例を示す小型感温抵抗器の縦断
側面図、第2図ないし第13図は同上製造][程説明図
、第14図は感温抵抗器の抵抗−温度特性図、第15図
、第16図は夫々従来の感温抵抗器の抵抗−温度特性補
正用の回路図である。 1・・チップ基体、1a・・基板、1b・・単位片、1
C・・短冊様分割体、2.3.8・・表面電極、4,5
・・裏面電極、6・・延長部、7・・表面抵抗皮膜、9
・・切溝、10・・裏面抵抗皮膜、11・・切込溝、1
2.13・・保護膜、14.15・・端面電極、18・
・分割溝。
側面図、第2図ないし第13図は同上製造][程説明図
、第14図は感温抵抗器の抵抗−温度特性図、第15図
、第16図は夫々従来の感温抵抗器の抵抗−温度特性補
正用の回路図である。 1・・チップ基体、1a・・基板、1b・・単位片、1
C・・短冊様分割体、2.3.8・・表面電極、4,5
・・裏面電極、6・・延長部、7・・表面抵抗皮膜、9
・・切溝、10・・裏面抵抗皮膜、11・・切込溝、1
2.13・・保護膜、14.15・・端面電極、18・
・分割溝。
Claims (2)
- (1)チップ基体と、このチップ基体の表面に形成され
たサーミスタ特性を有する表面抵抗皮膜と、前記チップ
基体の裏面に形成された前記表面抵抗皮膜の抵抗−温度
特性補正用の裏面抵抗皮膜と、前記チップ基体の両端面
に形成され前記表面抵抗皮膜と裏面抵抗皮膜とを並列に
接続した端面電極とよりなることを特徴とする小型感温
抵抗器。 - (2)絶縁基板の分割される各単位片毎に表面および裏
面に第1および第2の表面電極と、第1および第2の裏
面電極を夫々印刷焼成により相対して離間形成し、 次に各単位片毎に表面から第1の表面電極上にかけて金
属酸化物を含む塗料を印刷、焼成してサーミスタ特性を
有する表面抵抗皮膜を形成し、また、第1および第2の
裏面電極間に前記表面抵抗皮膜の抵抗−温度特性補正用
の裏面抵抗皮膜を印刷焼成により形成し、 次に第2の表面電極上から表面抵抗皮膜上にかけて第3
の表面電極を形成し、 次に第1の表面電極上に抵抗皮膜を介して形成された第
3の表面電極の長さを切溝によって切断することにより
抵抗値を調整し、また、裏面抵抗皮膜に切込溝を入れる
ことによって表面抵抗皮膜の抵抗−温度特性を補正し、 次に表面抵抗皮膜および裏面抵抗皮膜を耐熱合成樹脂製
保護膜の印刷、硬化によって被覆し、次に絶縁基板を各
単位片の長さ方向が巾方向となるように分割して短冊様
分割体を形成し、次に短冊様分割体の巾方向の両側面に
前記第1の表面電極と第1の裏面電極、ならびに第2の
表面電極と第2の裏面電極とを夫々接続する端面電極を
連続状に形成し、 次に短冊様分割体を各単位片毎に分割することを特徴と
する小型感温抵抗器の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63105179A JP2741762B2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 感温抵抗器およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP63105179A JP2741762B2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 感温抵抗器およびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH01276602A true JPH01276602A (ja) | 1989-11-07 |
JP2741762B2 JP2741762B2 (ja) | 1998-04-22 |
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JP63105179A Expired - Fee Related JP2741762B2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 感温抵抗器およびその製造方法 |
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JP (1) | JP2741762B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04273402A (ja) * | 1991-02-28 | 1992-09-29 | Taiyo Yuden Co Ltd | 樹脂封止形サーミスタ |
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US7154373B2 (en) | 2002-03-25 | 2006-12-26 | Minowa Koa Inc. | Surface mounting chip network component |
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-
1988
- 1988-04-27 JP JP63105179A patent/JP2741762B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2741762B2 (ja) | 1998-04-22 |
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