JP2847102B2 - チップ型サーミスタおよびその製造方法 - Google Patents

チップ型サーミスタおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チップ型サーミスタおよびその製造方法に
関する。本発明はプリント回線基板に実装され、その抵
抗値を精密に調整されたチップ型サーミスタおよびその
製造方法に関する。
〔概要〕
本発明は、抵抗値調整用電極が形成されたチップ型サ
ーミスタ 焼結したサーミスタ素体に印刷方法によって抵抗値調
整用電極を形成した後チップ形状に切り出すことによ
り、 その抵抗値を精密に調整できるようにするものであ
る。
〔従来の技術〕
従来のチップ型サーミスタは、直方体の形状であり、
第7図の断面図に示すように焼結したサーミスタ素体1
の表面に保護用のガラス層5を被覆し、この直方体の両
端に端子電極4を形成するものである。
そしてこの従来のチップ型サーミスタの抵抗値を調整
するための構造として、その端子電極をサーミスタ素体
1の端面以外の表面にも広く張り出す構造のサーミスタ
が提案されている(実開昭63−61102号公報)。
この技術は第8図に示すような構造であり、端子電極
4をサーミスタ素体1の上下面を挟持するように延長し
てサーミスタの抵抗値を低くするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このように端子電極4の長さでもってサーミ
スタの抵抗値を精密に調整することは難しい問題があっ
た。すなわち、チップ型サーミスタは端子電極を直方体
の端面以外の上下面あるいは上下面およびサイド面にも
広く張り出す必要があるため、その端子電極の形成方法
は電極ペースト中へ直方体サーミスタ素体を浸漬する方
法あるいはそれに類似する方法に頼っている。
しかしながら、この方法では、直方体の上下面および
サイド面に張り出させる端子電極の長さを精度よく制御
することは困難である。また、これに起因して製造した
サーミスタの抵抗値の分布は大きいため歩留りよくサー
ミスタを製造することは困難であった。
本発明は上述の欠点を解決するもので、抵抗値調整用
電極を印刷法で形成することにより、精密に抵抗値調整
が可能なチップ型サーミスタおよびその製造方法を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、焼結したサーミスタ素体をチップ状に切出
してこのチップ型サーミスタ素体の両端面に端子電極を
形成するチップ型サーミスタの製造方法において、 ウェハ状サーミスタ素体の両面に銀ペーストまたは銀
パラジウムペーストを帯状に印刷して抵抗値調整用電極
を形成し、この抵抗値調整用電極の幅方向の中心線にそ
って上記サーミスタ素体を切断することにより、チップ
形状の両端面にこの抵抗値調整用電極がくるように上記
サーミスタ素体を切断し、切り出されたチップ状サーミ
スタ素体の両端面にこの抵抗値調整用電極と電気的に接
続して端子電極を形成することを特徴とする。
また、ウェハ状サーミスタ素体の一片面に印刷される
抵抗値調整用電極は他面の抵抗値調整用電極の中間に位
置するように印刷し、この抵抗値調整用電極がチップの
片端面に交互に現れるようにサーミスタ素体のそれぞれ
の面の抵抗値調整用電極の幅方向の中心を切断すること
ができる。
また、ウェハ状サーミスタ素体の両面に抵抗値調整用
電極を形成した後、サーミスタ素体表面保護用絶縁コー
トを施すことができる。
さらにウェハ状サーミスタ素体を短冊状に切り出した
後その切り出した側面にサーミスタ素体表面保護用の絶
縁コートを施すことができる。
〔作用〕
スクリーン印刷法あるいはロール転写印刷法等によっ
てサーミスタ素体の端面以外の表面に形成した抵抗値調
整用電極は、電極ペースト中にサーミスタ素体を浸漬す
ることにより、あるいはそれに類する方法により形成し
た電極に比較して、その寸法精度は非常に高い。したが
って、高精度の抵抗値調整用電極を形成できるため、こ
の抵抗値調整用電極間の間隔も高寸法精度で形成するこ
とができる。また、サーミスタ焼結体に電極を形成する
ため、焼成収縮による寸法精度のばらつきは回避され
る。
抵抗値調整用電極を有するチップ型サーミスタの抵抗
値は、両端子電極あるいはそれに接続した抵抗値調整用
電極の間隔により主に決定される。このため、本発明の
ように高寸法精度で抵抗値調整用電極の間隔を形成する
ことができれば高精度で抵抗値の調整が可能であり、ま
た抵抗値の分布の小さいサーミスタ素体を得ることがで
き、高歩留りの製品の製造が可能である。
さらに、印刷法により、直方体サーミスタ素体の端面
を除く4表面あるいは2表面に抵抗値調整用電極を形成
した後、サーミスタ素体の端面を除く4面に耐熱性のガ
ラス層による保護コートを施して端子電極を形成すれば
サーミスタ素体の表面の保護となり、抵抗値分布が広く
なる原因が除去されるため、高歩留りの製造が可能であ
る。
〔実施例〕
以下具体的に図面を参照して本発明実施例を説明す
る。
本発明の第1実施例の製造工程を説明する図を第5図
に示し、この工程により製造される抵抗値調整用電極を
形成したチップ型サーミスタの外観斜視図を第1図に、
その断面図を第2図に示す。また、第2実施例として、
保護用のガラス層をサーミスタ素体の表面に被覆したチ
ップ型サーミスタの断面図を第3図に示す。さらに第3
実施例の製造工程を説明する図を第6図に示し、この第
3実施例の製造工程で製造されるチップ型サーミスタの
断面図を第4図に示す。
以下具体的に作製した実施例のサーミスタの特性を測
定した例を挙げて説明する。
(実施例1) 第5図に示す工程によりサーミスタ素体の4面に抵抗
値調整用電極を形成したチップ型サーミスタを作製し
た。
縦a×横b×厚みcが50mm×50mm×0.65mmのウェハ状
の焼結されたサーミスタ素体1を用いて、このウェハの
両側表面に、長さd=45.0mm、幅e=0.6mm、幅方向間
隔f=1.4mmのスリット状のパターンで銀ペーストを印
刷した。このとき、サーミスタ素体1の両面の電極がサ
ーミスタ焼結体を挟んで等しい位置になるように印刷し
た。
これを焼付炉で820℃で焼き付け、厚さg=10±5μ
mの電極2を形成した。
次に、このウェハを電極2の幅eの方向に垂直になる
ように切断面を選び厚さ0.10mmのダイヤモンドブレード
を用いて、幅h=1.20mmの短冊状に切り出した。
この短冊の切断面両側に上述と同様のパターンを用い
銀ペーストを印刷した。このとき、先に形成した電極2
と位置がずれないように印刷した。そしてこれを焼付炉
にて820℃で焼き付け、厚さi=10±5μmの電極3を
形成した。
さらに、前述の切出しによって得られた切断面と垂直
な方向で、このサーミスタ素体1を電極2、3の中心が
ダイヤモンドブレードの中心と一致するように、長さm
=1.90mmのチップ状に切断した。
この切断面(端子電極を形成する端面)を含む両端に
銀パラジウムペーストをチップ浸漬法により塗布した。
このとき、切断面を除く面へのペーストのまわり込みは
0.05mm〜0.10mmとなるようにして、電極2および3より
端子電極4がはみ出さないように塗布する。
これを焼付炉にて800℃で焼き付け、端子電極4を形
成した。この段階におけるサーミスタ素子の寸法は長さ
n=約2.0mm、幅l=約1.3mm、厚さm=約0.7mmであ
り、その外観を模式的に示すと第1図に示すようなもの
となり、その断面は第2図に示すようなものとなる(こ
れを試料番号1とする。)。
同様の方法により、電極2、3を形成する際に用いる
パターンの幅eを1.0mm(番号2)、1.4mm(番号3)、
1.8mm(番号4)に変化させて全部で4種類のサーミス
タを作製した。なお、このとき、幅方向間隔fはe+f
=2.0mmになるように作製した。
(比較例1,2) 実施例1と同じ焼結体のサーミスタ素体1を用いて電
極2、3を形成しないサーミスタ素子を比較例として作
製した。
縦a×横b×厚さcが50mm×50mm×0.065mmのウェハ
状サーミスタ焼結体1を幅h=1.20mm、長さn=1.90m
m、厚さm=0.65mmのチップ状に切断した。そのチップ
の幅方向と厚さ方向を含む両端に銀パラジウムペースト
を浸漬法により塗布した。このとき端面を除く面へのペ
ーストのまわり込みが約0.4mm(比較例1)、約0.6mm
(比較例2)になるように作製した。
これを焼付炉にて800℃で焼き付け、サーミスタ素子
を作製した。
このように作製した試料番号1〜4および比較例1、
2のサーミスタの25℃における抵抗値R25、25℃と50℃
との間におけるB定数B25-50を測定した。この結果を第
1表に示す。
この測定結果は、サンプル数100個の平均値である。
第1表より、番号1、2、3、4のサーミスタは、B
定数B25-50が同程度であるかにもかかわらず抵抗値R25
はさまざまな値を示している。このように、抵抗値調整
用電極2、3を形成し、その形状を選択することによ
り、一つの組成のサーミスタ焼結体を用いて同一外形寸
法のさまざまな抵抗値をもったサーミスタを得ることが
可能となった。
特に、従来一般に得ることが困難であった低抵抗値、
高B定数と持つサーミスタを容易に得ることが可能とな
った。また、比較例1、2のサーミスタのR25の標準偏
差/平均値の値は、8.39%、15.97%であるが、これに
比較して番号1〜4のサーミスタの同項目の値はいずれ
も小さい。この値が小さいことはその分布が小さいこと
を意味するので、本実施例により製造されたサーミスタ
はその抵抗値の分布が比較例1、2により製造されたサ
ーミスタより小さいことを意味する。
これらの抵抗値の分布を形成する主な原因は端面以外
に形成された電極の形状のばらつきからくると考えられ
るため、本発明による効果が大きい。すなわち、比較例
1、2のように浸漬法により抵抗値調整用電極と端子電
極を一体で形成する方法では、抵抗値調整用電極の形状
ばらつきを抑えることが非常に困難であるのに対して、
実施例1のように抵抗値調整用電極を先に形成する方法
によれば、その形成はスクリーン印刷法などの印刷法に
よりその形状をきわめて精密に形成できるため、その抵
抗値調整用電極の形状のばらつきを小さく抑えることが
可能である。
これにより、高精度の抵抗値をもつサーミスタを高歩
留りで製造することが可能である。
(実施例2) 実施例1と同様の方法で、ウェハ状のサーミスタ素体
1に帯状の電極2を形成した。次にこのサーミスタ素体
の両面の全面にSiO2,B2O3,BaOを主成分とするガラスペ
ーストを印刷し、焼付炉にて850℃で焼き付け、厚さr
=30±10μmのガラス層5を形成した。
次にこれを電極2の横e方向に垂直になるように切断
面を選び、厚さ0.10mmのダイヤモンドブレードを用い、
幅s=1.20mmの短冊状に切り出した。
この切断面に前述と同様のガラス形成方法により、厚
さt=30±10μmのガラス層を形成し、4面をガラス層
で被覆した短冊状サーミスタ素体を作製した。
さらに、前述の切断により得られた切断面と垂直な方
向でこのサーミスタ素体を電極2の中心がダイヤモンド
ブレードの中心と一致するように長さu=1.90mmのチッ
プ状に切断した。
この切断面を含む両端面に銀ペーストを浸漬法により
塗布した。このとき、切断面を除く面へのペーストのま
わり込みについては、特に留意しなかった。これを焼付
炉にて800℃で焼き付けて端子電極4を形成した(試料
番号5)。
この実施例2により製造したサーミスタの25℃におけ
る抵抗値R25および25℃と50℃との間におけるB定数B
25-50を測定した。
この結果を第2表に示す。この測定結果はサンプル数
100個の平均値である。
第2表より、実施例2で作製したサーミスタの抵抗値
の標準偏差/平均値の値は、実施例1により製造したサ
ーミスタの同項目の値と同程度である。すなわち、抵抗
値調整用電極を直方体の端面を除く4面すべてに形成し
なくとも端面以外の面にガラス層を形成することによ
り、抵抗値の分布が小さく、高精度の抵抗値をもつサー
ミスタを高歩留りで製造することが可能である。
(実施例3) 縦a×横b×厚みcが50mm×50mm×0.65mmのウェハ状
サーミスタ素体1を用い、このウェハの片面表面に第6
図の工程に示すように長さd=45.0mm、幅e=0.6mm、
幅方向間隔f=3.4mmのスリット状のパターンで銀ペー
ストを印刷した。さらにもう一方の表面に同じパターン
で幅方向に他面とは2.0mmずらして銀ペーストを印刷し
た。
これを焼付炉にて820℃で焼き付け、厚さg=10μm
±5μmの電極2を形成した。
次にこの電極2を形成したサーミスタ素体1の両面の
全面にSiO2,B2O3,BaOを主成分とするガラスペーストを
印刷し、焼付炉にて850℃で焼き付け、厚さr=30±10
μmのガラス層5を形成した。
次にこれを電極2の幅e方向に垂直になるように切断
面を選び、厚さ0.10mmのダイヤモンドブレードを用い、
幅i=1.20mmの短冊状に切り出した。
この短冊状のサーミスタ素体の切断面に前述と同様の
ガラス形成方法により厚さj=30±10mmのガラス層を形
成し、4面をガラス層で被覆した短冊状のサーミスタ素
体を作製した。
さらに前述の切出しによって得られた切断面と垂直な
方向で、電極2の中心がダイヤモンドブレードの中心と
一致するようにサーミスタ素体を長さk=1.90mmのチッ
プ状に切断した。
この切断面をふくむ両端面に銀ペーストを塗布し、焼
付炉にて800℃で焼き付け、端子電極4を形成した。こ
の段階におけるサーミスタ素子の寸法は長さl=約2.0m
m、幅m=約1.3mm、厚さn=約0.75mmであった。
次に電気メッキ法により、このサーミスタ素子の端子
電極4の表面に厚さ2〜3μmのニッケル層と厚さ4〜
5μmの半田層を積層した(以上試料番号6)。
同様の方法により、電極2を形成する際に用いるパタ
ーンのスリットの幅dを1.0mm(番号7)、1.4mm(番号
8)、1.8mm(番号9)、2.2mm(番号10)、2.6mm(番
号11)、3.0mm(番号12)、3.4mm(番号13)に変化させ
て全部で9種類のサーミスタを作製した。このとき、幅
e方向間隔fはe+f=4.0mmとなるように作製した。
(比較例3) 電極2を形成しないサーミスタ素子を比較例3として
作製した。
このように作製した番号6〜13および比較例3のサー
ミスタの25℃における抵抗値R25および25℃と50℃との
間におけるB定数B25-50を測定した。
この結果を表3に示す。この測定結果はサンプル数10
0個の平均値である。
このように、抵抗値調整用電極2を形成し、その形状
を選択することにより、一つの組成のサーミスタ素体を
用いて、同一外形寸法のほぼ同程度のB定数を有する様
々な抵抗値をもったサーミスタを得ることができた。
特に、従来一般に得ることができる困難であった低抵
抗値、高B定数を持つサーミスタを容易にしかも精度よ
く得ることができる。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明では、高精度の抵抗値調
整ができ、しかも高い歩留りの抵抗値調整用電極を持つ
チップ型サーミスタを容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例で製造したチップ型サーミス
タの外観斜視図。 第2図は第1実施例のチップ型サーミスタの模式断面
図。 第3図は第2実施例のチップ型サーミスタの模式断面
図。 第4図は第3実施例のチップ型サーミスタの模式断面
図。 第5図は第1実施例の製造工程を説明する図。 第6図は第3実施例の製造工程を説明する図。 第7図はチップ型サーミスタの模式断面図。 第8図は端子電極で抵抗値調整を行うチップ型サーミス
タの模式断面図。 1…サーミスタ素体、2、3…電極、4…端子電極、5
…ガラス層。
フロントページの続き (72)発明者 古川 雅啓 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬2270番地 三菱鉱業セメント株式会社セラミックス 研究所内 (56)参考文献 特開 平1−109702(JP,A) 実開 昭63−67201(JP,U) 実開 昭63−67202(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01C 7/02 - 7/22

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼結したサーミスタ素体をチップ状に切出
    してこのチップ型サーミスタ素体の両端面に端子電極を
    形成する チップ型サーミスタの製造方法において、 ウェハ状サーミスタ素体の片面または両面に銀ペースト
    または銀パラジウムペーストを帯状に印刷して抵抗値調
    整用電極を形成し、 この抵抗値調整用電極の幅方向の中心線にそって上記サ
    ーミスタ素体を切断することにより、チップ形状の両端
    面にこの抵抗値調整用電極がくるように上記サーミスタ
    素体を切断し、 切り出されたチップ状サーミスタ素体の両端面にこの抵
    抗値調整用電極と電気的に接続して端子電極を形成する ことを特徴とするチップ型サーミスタの製造方法。
  2. 【請求項2】ウェハ状サーミスタ素体の一片面に印刷さ
    れる抵抗値調整用電極は他面の抵抗値調整用電極の中間
    に位置するように印刷し、 この抵抗値調整用電極がチップの片端面に交互に現れる
    ようにサーミスタ素体のそれぞれの面に抵抗値調整用電
    極の幅方向の中心を切断する 請求項1記載のチップ型サーミスタの製造方法。
  3. 【請求項3】ウェハ状サーミスタ素体の両面に抵抗値調
    整用電極を形成した後、サーミスタ素体表面保護用の絶
    縁コートを施す 請求項1または2記載のチップ型サーミスタの製造方
    法。
  4. 【請求項4】ウェハ状サーミスタ素体を短冊状に切り出
    した後その切り出した側面にサーミスタ素体表面保護用
    の絶縁コートを施す 請求項1ないし3のいずれかに記載のチップ型サーミス
    タの製造方法。
  5. 【請求項5】焼結したサーミスタ素体がチップ状に切出
    されこのチップ型サーミスタ素体の両端面に端子電極が
    形成されたチップ型サーミスタにおいて、 前記チップ型サーミスタ素体の片面、両面または4側面
    に抵抗値調整用電極が形成され、 チップ状サーミスタ素体の両端面にこの抵抗値調整用電
    極と電気的に接続する端子電極が形成された ことを特徴とするチップ型サーミスタ。
  6. 【請求項6】チップ状サーミスタ素体の上下面に形成さ
    れた抵抗値調整用電極がそれぞれ相対する端面の異なる
    一方の端子電極とのみ接続された請求項5記載のチップ
    型サーミスタ。
  7. 【請求項7】チップ状サーミスタ素体表面に形成された
    調整用電極形成面に絶縁コートが施された請求項5また
    は6記載のチップ型サーミスタ。
  8. 【請求項8】端子電極を除くチップ型サーミスタ表面の
    4側面に絶縁コートが施された請求項5または6記載の
    チップ型サーミスタ。
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