JPH0127630Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127630Y2 JPH0127630Y2 JP12528083U JP12528083U JPH0127630Y2 JP H0127630 Y2 JPH0127630 Y2 JP H0127630Y2 JP 12528083 U JP12528083 U JP 12528083U JP 12528083 U JP12528083 U JP 12528083U JP H0127630 Y2 JPH0127630 Y2 JP H0127630Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding blade
- crank arm
- link
- integral bearing
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 208000019300 CLIPPERS Diseases 0.000 description 7
- 208000021930 chronic lymphocytic inflammation with pontine perivascular enhancement responsive to steroids Diseases 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンバインやバインダー等の各種農
機に装備するバリカン型刈取装置に関する。
機に装備するバリカン型刈取装置に関する。
従来、上記バリカン型刈取装置において、摺動
刃とそれを駆動するクランクアームとの連動構造
を構成するに、第5図に示すように、クランクア
ーム15の一端に形成した切欠き15aに、摺動
刃13側のピン13aを係合させて、両者13,
15を連動すると共に、切欠き15aとピン13
aとの間の融通により、刈取負荷に起因した摺動
刃13の姿勢変化や、両者13,15の組付誤差
等を許容して、摺動刃13の作動を円滑化するよ
うにしていた。しかしながら、前記融通を備える
がための両者13,15の間のガタ付きに起因し
て、摺動刃13の往復駆動時における騒音が極め
て激しい欠点があつた。
刃とそれを駆動するクランクアームとの連動構造
を構成するに、第5図に示すように、クランクア
ーム15の一端に形成した切欠き15aに、摺動
刃13側のピン13aを係合させて、両者13,
15を連動すると共に、切欠き15aとピン13
aとの間の融通により、刈取負荷に起因した摺動
刃13の姿勢変化や、両者13,15の組付誤差
等を許容して、摺動刃13の作動を円滑化するよ
うにしていた。しかしながら、前記融通を備える
がための両者13,15の間のガタ付きに起因し
て、摺動刃13の往復駆動時における騒音が極め
て激しい欠点があつた。
本考案の目的は、摺動刃とクランクアームとの
連動構造に対する合理的な改良により、摺動刃の
姿勢変化や組付誤差等に対する融通を良好に維持
しながら、駆動時の騒音を効果的に抑制する点に
ある。
連動構造に対する合理的な改良により、摺動刃の
姿勢変化や組付誤差等に対する融通を良好に維持
しながら、駆動時の騒音を効果的に抑制する点に
ある。
本考案による農用バリカン型刈取装置の特徴構
成は、摺動刃と、それを駆動するクランクアーム
との間に、それらを連動する押引用リンクを介装
し、そのリンクを前記摺動刃及びクランクアーム
の一方に対して一体軸受によりかつ他方に対して
球継手により連結し、前記一体軸受に前記リンク
の摺動を許容する融通部を形成してあることにあ
り、その作用・効果は次の通りである。
成は、摺動刃と、それを駆動するクランクアーム
との間に、それらを連動する押引用リンクを介装
し、そのリンクを前記摺動刃及びクランクアーム
の一方に対して一体軸受によりかつ他方に対して
球継手により連結し、前記一体軸受に前記リンク
の摺動を許容する融通部を形成してあることにあ
り、その作用・効果は次の通りである。
つまり、摺動刃とクランクアームとの相対的な
姿勢変化を球継手により許容し、かつ、両者の組
付誤差等による離間距離誤差を一体軸受に備えた
融通部により許容して、両者の連動に良好な融通
を与えることができながらも、一体軸受及び球継
手が共に嵌合連結構造であることから、従来構成
の如き、ピンと切欠きとの係合連結構造に比し
て、両者の連動構造におけるガタ付きを大巾に軽
減することができて、そのガタ付きに起因した駆
動時の騒音を極めて効果的に抑制することがで
き、全体として、摺動刃の作動が円滑で、しか
も、騒音の極めて少ない実用効果の大きい農用バ
リカン型刈取装置を提供し得るに至つた。
姿勢変化を球継手により許容し、かつ、両者の組
付誤差等による離間距離誤差を一体軸受に備えた
融通部により許容して、両者の連動に良好な融通
を与えることができながらも、一体軸受及び球継
手が共に嵌合連結構造であることから、従来構成
の如き、ピンと切欠きとの係合連結構造に比し
て、両者の連動構造におけるガタ付きを大巾に軽
減することができて、そのガタ付きに起因した駆
動時の騒音を極めて効果的に抑制することがで
き、全体として、摺動刃の作動が円滑で、しか
も、騒音の極めて少ない実用効果の大きい農用バ
リカン型刈取装置を提供し得るに至つた。
次に実施例を示す。
第1図は、コンバインを示し、左右一対の走行
装置1を備えた機体に、脱穀装置2が塔載される
と共に、植立穀稈を掻き込む回転リール3、掻き
込み穀稈を刈取るバリカン型刈取装置4、刈取穀
稈を機体中央に寄せ集めるオーガ5、及び寄せ集
めた穀稈を脱穀装置2に供給するコンベア6等諸
装置を備えた刈取部7が、機体の前端に上下揺動
姿勢変更操作自在に装備されている。
装置1を備えた機体に、脱穀装置2が塔載される
と共に、植立穀稈を掻き込む回転リール3、掻き
込み穀稈を刈取るバリカン型刈取装置4、刈取穀
稈を機体中央に寄せ集めるオーガ5、及び寄せ集
めた穀稈を脱穀装置2に供給するコンベア6等諸
装置を備えた刈取部7が、機体の前端に上下揺動
姿勢変更操作自在に装備されている。
前記バリカン型刈取装置4を構成するに、第2
図ないし第4図に示すように、刈取部7の全巾に
亘つて刈取部フレームに横架固定した横フレーム
8に、一対の固定刃9を一体形成した台部材10
の多数個を、それらの上面に形成した案内溝11
が左右方向に連続するように、かつ、固定刃9が
左右方向に並ぶように並設し、案内溝11に左右
摺動自在に案内係合させたナイフバー12の上面
に、多数個の摺動刃13を並設し、かつ、それら
摺動刃13の個々を固定刃9に形成したスリツト
9aに夫々摺動自在に係合させてある。そして、
横フレーム8に取付けた左右複数個のナイフクリ
ツプ14により、摺動刃13の浮き上がりを防止
すべく摺動刃13の上面を押え込み支持すると共
に、横フレーム8の左右一端側において摺動刃1
3の面方向と略直交する縦軸芯P1周りで揺動自
在に刈取部フレーム支持した駆動用クランクアー
ム15と前記ナイフバー12とを、押引用リンク
16を介して連動連結し、もつて、駆動押引きロ
ツド17によるクランクアーム15の反復揺動駆
動に伴ない摺動刃13と固定刃9とを相対的に横
往復摺動させて、植立穀稈を切断するように構成
してある。
図ないし第4図に示すように、刈取部7の全巾に
亘つて刈取部フレームに横架固定した横フレーム
8に、一対の固定刃9を一体形成した台部材10
の多数個を、それらの上面に形成した案内溝11
が左右方向に連続するように、かつ、固定刃9が
左右方向に並ぶように並設し、案内溝11に左右
摺動自在に案内係合させたナイフバー12の上面
に、多数個の摺動刃13を並設し、かつ、それら
摺動刃13の個々を固定刃9に形成したスリツト
9aに夫々摺動自在に係合させてある。そして、
横フレーム8に取付けた左右複数個のナイフクリ
ツプ14により、摺動刃13の浮き上がりを防止
すべく摺動刃13の上面を押え込み支持すると共
に、横フレーム8の左右一端側において摺動刃1
3の面方向と略直交する縦軸芯P1周りで揺動自
在に刈取部フレーム支持した駆動用クランクアー
ム15と前記ナイフバー12とを、押引用リンク
16を介して連動連結し、もつて、駆動押引きロ
ツド17によるクランクアーム15の反復揺動駆
動に伴ない摺動刃13と固定刃9とを相対的に横
往復摺動させて、植立穀稈を切断するように構成
してある。
前記クランクアーム15の作用端部に球継手1
8を、その中心軸芯P2がクランクアーム15の
揺動軸芯P1と略平行となるように取付け、その
球継手18を介して前記リンク16の一端をクラ
ンクアーム15に連結すると共に、摺動刃13を
挾み込む状態でナイフバー12の左右一端側の上
面に連結固定されたナイフヘツド19の上面に、
縦向き支軸20Aを、その軸芯P3が摺動刃13
の面方向に略直交するように取付け、その支軸2
0Aとそれに回転自在に嵌合させたボス20Bと
から成る一体軸受20を介して、リンク16の他
端をナイフバー12に連結し、更に、摺動刃13
とリンク16との支軸軸芯P3方向のみにおける
一定範囲での相対移動を許容するように、対ボス
位置規制用の支軸20a下端の大径部21、及
び、支軸20a上端の抜止具22と、ボス20B
との夫々の間にスキマ融通部23を備えさせてあ
る。
8を、その中心軸芯P2がクランクアーム15の
揺動軸芯P1と略平行となるように取付け、その
球継手18を介して前記リンク16の一端をクラ
ンクアーム15に連結すると共に、摺動刃13を
挾み込む状態でナイフバー12の左右一端側の上
面に連結固定されたナイフヘツド19の上面に、
縦向き支軸20Aを、その軸芯P3が摺動刃13
の面方向に略直交するように取付け、その支軸2
0Aとそれに回転自在に嵌合させたボス20Bと
から成る一体軸受20を介して、リンク16の他
端をナイフバー12に連結し、更に、摺動刃13
とリンク16との支軸軸芯P3方向のみにおける
一定範囲での相対移動を許容するように、対ボス
位置規制用の支軸20a下端の大径部21、及
び、支軸20a上端の抜止具22と、ボス20B
との夫々の間にスキマ融通部23を備えさせてあ
る。
つまり、刈取負荷に起因した摺動刃13とクラ
ンクアーム15との相対的な姿勢変化を球継手1
8により、かつ、組付誤差に起因した両者13,
15の離間距離誤差を一体軸受20の融通部23
により許容し、両者13,15の連動に良好な融
通をガタ付き無く備えさせて、摺動刃13の駆動
を円滑に、かつ、ガタ付きに起因した騒音発生無
く行なえるように構成してある。
ンクアーム15との相対的な姿勢変化を球継手1
8により、かつ、組付誤差に起因した両者13,
15の離間距離誤差を一体軸受20の融通部23
により許容し、両者13,15の連動に良好な融
通をガタ付き無く備えさせて、摺動刃13の駆動
を円滑に、かつ、ガタ付きに起因した騒音発生無
く行なえるように構成してある。
尚、押引用リンク16の摺動を許容する融通部
23を備えた一体軸受20を、リンク16とクラ
ンクアーム15との連結に用い、かつ、球継手1
8をリンク16と摺動刃16側との連結に用いて
も良い。
23を備えた一体軸受20を、リンク16とクラ
ンクアーム15との連結に用い、かつ、球継手1
8をリンク16と摺動刃16側との連結に用いて
も良い。
又、前記一体軸受20において融通部23を備
えさせるための具体的構造は、種々の改良が可能
である。
えさせるための具体的構造は、種々の改良が可能
である。
図面は本考案に係る農用バリカン型刈取装置の
実施例及び、従来例を示し、第1図はコンバイン
の全体側面図、第2図は刈取装置の一部省略拡大
平面図、第3図は同拡大横断面図、第4図は連動
構造を示す拡大縦断面図、第5図は従来構造を示
す拡大平面図である。 13……摺動刃、15……クランクアーム、1
6……押引用リンク、18……球継手、20……
一体軸受、23……融通部。
実施例及び、従来例を示し、第1図はコンバイン
の全体側面図、第2図は刈取装置の一部省略拡大
平面図、第3図は同拡大横断面図、第4図は連動
構造を示す拡大縦断面図、第5図は従来構造を示
す拡大平面図である。 13……摺動刃、15……クランクアーム、1
6……押引用リンク、18……球継手、20……
一体軸受、23……融通部。
Claims (1)
- 摺動刃13と、それを駆動するクランクアーム
15との間に、それらを連動する押引用リンク1
6を介装し、そのリンク16を前記摺動刃13及
びクランクアーム15の一方に対して一体軸受2
0によりかつ他方に対して球継手18により連結
し、前記一体軸受20に、前記リンク16の摺動
を許容する融通部23を形成してある農用バリカ
ン型刈取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12528083U JPS6033831U (ja) | 1983-08-11 | 1983-08-11 | 農用バリカン型刈取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12528083U JPS6033831U (ja) | 1983-08-11 | 1983-08-11 | 農用バリカン型刈取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6033831U JPS6033831U (ja) | 1985-03-08 |
JPH0127630Y2 true JPH0127630Y2 (ja) | 1989-08-21 |
Family
ID=30285296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12528083U Granted JPS6033831U (ja) | 1983-08-11 | 1983-08-11 | 農用バリカン型刈取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033831U (ja) |
-
1983
- 1983-08-11 JP JP12528083U patent/JPS6033831U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6033831U (ja) | 1985-03-08 |
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