JPH0531862Y2 - - Google Patents

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JPH0531862Y2
JPH0531862Y2 JP15502487U JP15502487U JPH0531862Y2 JP H0531862 Y2 JPH0531862 Y2 JP H0531862Y2 JP 15502487 U JP15502487 U JP 15502487U JP 15502487 U JP15502487 U JP 15502487U JP H0531862 Y2 JPH0531862 Y2 JP H0531862Y2
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reaping
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weeding
rod
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は引起し装置及び刈取装置を左右一対の
分草具支持杆を介して走行機体に対して横摺動可
能に取付け、未刈側を左手にして回り刈りを行う
場合には引起し装置及び刈取装置を左側に張出さ
せ、未刈り穀稈と左クローラ走行装置との間隔を
大きくして、クローラ走行装置が押出す泥土によ
つて未刈穀稈を押し倒すといつたことを抑制し、
かつ、左右両側に未刈穀稈を位置させた中割作業
を行う場合には、引起し装置及び刈取装置を左右
中間位置に設定して、右クローラ走行装置の前方
に分草具を位置させ、右クローラ走行装置で右側
未刈穀稈を踏み付けることがないようにできる特
徴を有するコンバインの刈取処理装置に関する。
〔従来の技術〕
このような引起し装置及び刈取装置を走行機体
に対して横摺動させるためのアクチユエータとし
て、例えば第3図に示すような、駆動モータ30
と螺軸28とを使用する駆動モータ型のもので
は、螺軸28が機体横向き方向に設置されるの
で、この螺軸28と駆動モータ30とをダイレク
トに接続しようとすればどうしても駆動モータ3
0を螺軸28の軸端位置に配置する他なかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
勿論、ギヤ機構等を介して螺軸と駆動モータと
を伝動連結すれば駆動モータを螺軸の中程に対応
して螺軸と並設することもできるが、刈幅の中央
部に近くなるので、パツカーや前搬送装置等既設
品が輻輳して配置され、そのなかで駆動モータの
設置スペースを見出すことはなかなか困難なこと
で、駆動モータの設置場所としては刈幅の端部に
なつていた。
ただし、この駆動モータを刈幅の端部に設置す
ると未刈穀稈や刈幅外の雑草等が絡み付易く好ま
しいことではなかつた。
本考案の目的は前記駆動モータの合理的設置位
置を選定して、雑草が絡み付くといつた問題を解
消できるものを提供する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による特徴構成は、 分草支持杆より更に横外側方に分草杆を張出
させる点と、 前記分草具支持杆と分草杆との間に、駆動ア
クチユエータを構成する駆動モータを位置させ
てある点と、 にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
特徴構成より、駆動モータ側に倒れかかる未
刈穀稈や雑草等を分草杆によつてその倒れかかり
を防止するとともに、特徴構成によつて駆動モ
ータへの未刈穀稈の絡み付きを防止できる。しか
も、駆動モータは分草具支持杆より横外側方がわ
であるから、その設置位置としてパツカーや前搬
送装置等が輻輳する処を回避して十分スペースの
ある処に選定できる。
〔考案の効果〕
従つて、駆動モータへの穀稈及び雑草等の絡み
付きがなくなり、駆動モータの放熱特性を悪化さ
せると言つた事態を抑制できるとともに、分草杆
を設けることによつて駆動モータへの未刈穀稈へ
の倒れかかりを防止するだけでなく走行機体との
接触を回避した状態で穀稈を円滑に誘導すること
ができる。又、駆動モータを比較的スペースのあ
る位置に配置してあるので、配置位置選定作業も
楽であり、設計負担を軽減できる。
〔実施例〕
第2図に示すように、コンバインは、分草具1
によつて分草された植立穀稈を引起す引起し装置
2、引起し後の穀稈を刈取る刈取装置3、刈取穀
稈を刈幅の中央に集束するパツカー4、集束穀稈
を後部脱穀装置5に向けて搬送する縦搬送装置6
等からなる刈取前処理装置と、縦搬送装置6の横
側方に配設された運転席7とを備えて構成されて
いる。
前記した分草具1、引起し装置2、刈取装置
3、パツカー4等を総称して刈取前処理機構17
と称し、この刈取前処理機構17の走行機体9に
対する横摺動構造について説明する。第3図及び
第4図に示すように、走行機体9前端には縦向き
フレーム10が立設され、この縦向きフレーム1
0の上端に横向き伝動ケース11がその横軸心周
りで回動自在に枢支されている。この横向き伝動
ケース11の外周面に機体前後向き姿勢のメイン
フレーム12を固着するとともに、横向き伝動ケ
ース11の後方横支軸としての伝動軸13とメイ
ンフレーム12の伝動軸14とをベベルギヤ機構
15で連結して、横向き伝動ケース11伝動軸1
3の端部入力プーリ8でエンジン(図外)からの
動力を受けて、メインフレーム内伝動軸14に伝
動すべく構成してある。前記メインフレーム12
の先端には支持ケース16が設けられ、この支持
ケース16に対して刈取前処理機構17が取付け
られている。
この先端支持ケース16での刈取前処理機構1
7の取付構造を説明する。第1図及び第2図に示
すように、先端支持ケース16のメインフレーム
12取付部位には機体横幅方向に沿つた姿勢の摺
動軸18が自身の軸心X方向に摺動可能にベアリ
ング支持されるとともに、六角形状に形成された
中間部に受動ベベルギヤ19及びメインフレーム
伝動軸14先端に駆動ベベルギヤ20が固着さ
れ、摺動軸18への伝動構造が形成されている。
この受動ベベルギヤ19は摺動軸18の六角中間
部に外嵌されて一体回転可能に構成されるととも
に、ベアリング21を介して先端支持ケース16
に回転だけ可能に枢支され、摺動軸18の横摺動
を許容する構成をとつている。この摺動軸18の
先端支持ケース16より左右に突出した左右端部
には、夫々、引起し装置2,2への動力を供給す
るベベルギヤ伝動機構22,22が設けられてい
る。
前記摺動軸18の前方側にはパイプ式の第1摺
動フレーム23がブツシユ24,24を介して先
端支持ケース16に横摺動可能に枢支されるとと
もに、先端支持ケース16より突出した左右端
に、左右分草具支持杆25,25が連結固定され
ている。
又、この第1摺動フレーム23より更に前方側
には第2摺動フレーム26が左右分草具支持杆2
5,25に亘つて架設されるとともに、支持ケー
ス16の前端より更に前方へ向けて延出された略
断面コの字形のホルダー27に前方開口側から差
し込み遊嵌支持され、ホルダー27に対して相対
横摺動可能に構成されている。又、このホルダー
27に係合支持された第2摺動フレーム26のそ
の支持部から前方に向けて中央分草具支持杆32
が延設されている。
次に、刈取前処理機構17の横摺動用駆動アク
チユエータについて説明する。第3図に示すよう
に、前記先端支持ケース16内に左右横向きに螺
軸28を挿入するとともに、先端支持ケース16
右側面部に前記螺軸28に作用するコマ部材29
を設けてある。前記右分草具支持杆25の基端部
に前記螺軸28とカツプリング31を介して伝動
連結されその螺軸28を回転駆動する駆動装置と
しての駆動モータ30を取付けてある。この駆動
モータ30によつて螺軸28を回動駆動して前記
先端支持ケース16ひいては刈取前処理機構17
を左右に横摺動可能である。
前記右分草具支持杆25より更に横外側方に右
分草杆33が張設され、前記右分草具支持杆25
の横外側面に取付けられた駆動モータ30はこの
右分草杆33と右分草具支持杆25との間に位置
することになり、未刈穀稈の絡み付きを抑制する
位置に配置されている。
〔別実施例〕
引起し装置2及び刈取装置3を横摺動させる駆
動アクチユエータとしては駆動モータ30を使用
するものであればその型式は問わない。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
第3図に示すように、前記メインフレーム12
よりブラケツト34を介して潤滑油給油ポンプ3
5が取付けられ、このポンプ35の押引ロツドが
横摺動する刈取前処理機構17側の引起し伝動ケ
ースより延出された駆動カム板36によつて操作
されるように前記ポンプ35と駆動カムバン36
が配置されている。したがつて、刈取前処理機構
17が摺動する度にポンプ35が作動されるよう
になつている。このポンプ35による注油対象は
刈取装置3とそれ以外の箇処にも及んでいる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンバインの刈取前処理装
置の実施例を示し、第1図は駆動モータの取付状
態を示す平面図、第2図は全体平面図、第3図は
刈取前処理機構の横摺動構造を示す横断平面図、
第4図は第3図における縦断側面図である。 2……引起し装置、3……刈取装置、5……脱
穀装置、9……走行機体、25……分草具支持
杆、33……分草杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引起し装置2、刈取装置3を、左右一対の分草
    具支持杆25,25を介して、脱穀装置5を搭載
    した走行機体9に、駆動アクチユエータによつて
    横摺動可能に取付けるとともに、分草具支持杆2
    5より更に横外側方に分草杆33を張出させ、前
    記分草具支持杆25と前記分草杆33との間に、
    駆動アクチユエータを構成する駆動モータ30を
    位置させてあるコンバインの刈取前処理装置。
JP15502487U 1987-10-09 1987-10-09 Expired - Lifetime JPH0531862Y2 (ja)

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JP15502487U JPH0531862Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09

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JP15502487U JPH0531862Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09

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Publication Number Publication Date
JPH0159015U JPH0159015U (ja) 1989-04-13
JPH0531862Y2 true JPH0531862Y2 (ja) 1993-08-17

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