JPH0729Y2 - 刈取機等の穀稈掻込装置 - Google Patents

刈取機等の穀稈掻込装置

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JPH0729Y2
JPH0729Y2 JP1988021283U JP2128388U JPH0729Y2 JP H0729 Y2 JPH0729 Y2 JP H0729Y2 JP 1988021283 U JP1988021283 U JP 1988021283U JP 2128388 U JP2128388 U JP 2128388U JP H0729 Y2 JPH0729 Y2 JP H0729Y2
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scraping
chain
sprocket
grain culm
grain
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清 飯泉
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Iseki and Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、刈取機等の穀稈掻込装置に関し、コンバイ
ンの刈取装置にも利用できる。
従来の技術、および考案が解決しようとする問題点 コンバインの穀稈刈取装置に設けられる穀稈引起装置
は、刈取装置の刈取伝動ケース部から穀稈引起支柱を立
設して、内部に引起チエンを張設する引起ケースの上端
部を支持し、この引起支柱内の伝動軸を経て該引起チエ
ンを伝動する構成形態が多く、このため刈刃装置の上側
には前後に亘って穀稈を掻込む掻込チエン等の掻込装置
を設ける構成では、この引起支柱を利用してこれら掻込
装置を装着すると、この掻込装置の伝動及び穀稈の掻込
抵抗等によって、この引起支柱に大きい作用力が働き、
引起支柱が不安定になり易い。
問題点を解決するための手段 この考案は、下部の刈取伝動ケース(19)と上部の引起
ケース(24)との間に立設されて伝動軸を内装する穀稈
引起支柱(22)に、前端部には穀稈を係合して掻込むス
ターホイル(28)とスプロケット(34)とを軸装(36)
すると共に、後端部にはこのスプロケット(34)との間
に掻込チエン(1)を張設するスプロケット(37)を軸
装した掻込フレーム(33)の前後中間部を取付けてなる
刈取機等の穀稈掻込装置の構成とする。
考案の作用、および効果 刈取伝動ケース(19)内の伝動装置から引起支柱(22)
内の伝動軸を経て引起ケース(24)内の引起チエンが伝
動されて穀稈の引起作用が行われる。又、掻込チエン
(1)の伝動と共にスターホイル(28)が回転される。
これらの伝動によって、穀稈引起装置で引起される穀稈
が、スターホイル(28)によって掻込まれて掻込チエン
(1)で掻込移送されながら、株元部を刈刃装置で刈取
る。
このような掻込移送作用を行うスターホイル(28)や掻
込チエン(1)等を設ける掻込フレーム(33)は、この
掻込チエン(1)の掻込移送行程長の前後中間部を、穀
稈引起支柱(22)部に取付けているため、前端のスター
ホイル(28)やスプロケット(34)等に働く作用力と、
後端のスプロケット(37)に働く作用力とが相殺され
て、この引起支柱(22)のこの支柱(22)回りの回転力
を小さくすることができ、引起支柱(22)を安定維持さ
せることができる。
実施例 なお、図例において、コンバインは、クローラ(7)を
有する車台(8)上に脱穀装置(9)、操縦体(10)、
穀粒収容タンク(11)等を配設し、この脱穀装置(9)
の前側に刈取装置(12)を装着する。刈取装置(12)
は、車台(8)に対して油圧シリンダ等によって上下回
動可能に設けた刈取支枠(13)に、バリカン形態の刈刃
装置(14)、刈取前の稈身を起立させる穀稈引起装置
(15)、スターホイル(4)及び掻込チエン(1)等か
らなる掻込装置(16)、この掻込装置(16)で掻込まれ
る穀稈を、後方上部の脱穀装置(9)の穀稈送込装置
(17)へ移送する穀稈移送装置(18)等を設けている。
前側に刈刃装置(14)を装着した刈取伝動ケース(19)
には、前方に向けて分草枠(20)を設けて、前端に分草
板(21)を設ける。又、伝動ケース(19)上方へ穀稈引
起支柱(22)を配設し、この各引起支柱(22)の上端か
ら前方下部の分草枠(20)へ向けて穀稈引起ラグ(23)
を突出させて上方へ引起回転する引起チエンを張設した
引起ケース(24)を設けている。又、伝動ケース(19)
には掻込支柱(25)を設け、上端に軸装した駆動スプロ
ケット(26)を伝動する構成としている。
穀稈掻込装置(16)は、左右両側部に掻込チエン(1)
(27)、スターホイル(28)(29)、及び掻込ラグ(3
0)を有した掻込ベルト(31)(32)等を配設し、これ
らの間の中央部にスターホイル(4)を設ける。これら
一側の掻込チエン(1)は、前記引起支柱(22)に前後
方向へ突出する掻込フレーム(33)を取付け、この掻込
フレーム(33)の前端部にスターホイル(28)、スプロ
ケット(34)、及びVプーリ(35)を軸装(36)し、掻
込フレーム(33)の後端部にスプロケット(37)を設
け、これら前後のスプロケット(34)(37)、及び上記
掻込支柱(25)上のスプロケット(26)等に亘って掻込
チエン(1)を巻回させて、このスプロケット(26)の
駆動によって回転伝動する構成である。又、Vプーリ
(35)と前方のVプーリ(38)との間には掻込ラグ(3
0)を配設した掻込ベルト(31)を張設して、この掻込
ラグ(30)で掻込案内する穀稈を後部のスターホイル
(28)及び掻込チエン(1)で受継いで掻込む構成とす
る。
又、他方の掻込チエン(27)は、前記掻込支柱(25)に
対してブラケット(39)によって取付けたチエンガイド
(40)の後端にスプロケット(41)を回転自在に設け、
この掻込支柱(25)の外方に位置する引起支柱(22)に
対して取付けた掻込フレーム(61)の前端部にスターホ
イル(29)、スプロケット(42)、及びVプーリ(35)
等を軸装(36)し、又、該ブラケット(39)には、掻込
支柱(25)内のスプロケット軸(43)の延長軸心近くに
テンションアーム(44)を枢支(45)していて、この先
端のテンションロール(46)を掻込チエン(27)に張圧
するようにばね(47)で弾発回動する。これら各スプロ
ケット(41)、(42)、テンションロール(46)、及び
前記掻込支柱(25)上の駆動スプロケット(26)の間
に、掻込チエン(27)を巻回し張圧させて、この駆動ス
プロケット(26)の駆動によって伝動回転する構成とし
ている。又、この側のスターホイル(29)の前方にも前
記掻込ベルト(31)と同様に掻込ベルト(32)を張設し
ている。又、掻込チエン(27)の終端部は、反対側の掻
込チエン(1)の終端部に接近させて、掻込穀稈を合流
集送する構成である。
左右両側部の引起支柱(22)の上部には、内側の穀稈案
内部へ向けて掻込伝動ケース(48)を設け、この伝動ケ
ース(48)の先端部に該引起支柱(22)内の伝動軸から
伝動されるスターホイル(49)を設け、穀稈引起装置
(15)で引起される穀稈の穂先側部をこのスターホイル
(49)で係合して後側へ掻込案内する。
左右の掻込チエン(1)(27)及びスターホイル(28)
(29)間には、中央部の引起支柱(22)の上端部に取付
ける刈取伝動ケース(50)の先端にスターホイル(4)
を軸装(51)し、弾性を有する案内杆(2)の基端を、
該引起支柱(22)に設けたブラケット(52)に取付け、
この案内杆(2)の基部(3)は、スターホイル(4)
の下側回転面に沿ってほゞ歯底部(5)の回転径に沿う
ように前側を円弧状に迂回湾曲し、先端部を一側の掻込
チエン(1)の掻込回転面に沿うように接近させて、こ
れらスターホイル(4)(28)間に掻込まれる穀稈を挟
持するようにして掻込案内する。
(53)は掻込チエン(27)に沿って設ける案内杆で、前
端部を中央部の分草枠(20)に取付けている。(54)は
中央部の分草枠(20)から左右後側方へ突出させる案内
杆で、この外側面に沿うように弾性を有する弾性案内杆
(55)を設けている。(56)は前記ブラケット(52)に
取付けた弾性案内杆で、後端部を左右両側部の掻込チエ
ン(1)(27)の回転面に沿わせて接近させている。
(57)は掻込チエン(1)の回転内周部を案内するチエ
ンガイドで、前後の中間部を掻込フレーム(33)部に取
付けている。(58)は左右の各スターホイル(49)の回
転圏内に沿わせる弾性案内杆で、これらスターホイル
(49)に対する穀稈の穂先部の巻付を防止するものであ
る。
穀稈移送装置(18)は、該掻込チエン(1)(27)の終
端部に掻込集送される刈取穀稈の株元部を挟持して受継
移送する株元移送装置(59)と、スターホイル(49)等
で掻込案内される穀稈の穂先部をラグ係合して移送する
穂先移送装置(60)等から構成される。
刈取部各部の伝動は、車体(8)上のエンジン側から刈
取支枠(13)及び刈取伝動ケース(19)内の伝動装置を
経て、刈刃装置(14)が伝動される。更に引起支柱(2
2)内の伝動軸を経て引起ケース(24)内の引起チエン
が伝動される。又、掻込支柱(25)内のスプロケット軸
(43)を経て駆動スプロケット(26)を伝動回転して掻
込チエン(1)(27)を伝動し、スターホイル(28)
(29)、及び掻込ベルト(31)(32)を伝動する。又、
掻込伝動ケース(50)内の伝動装置を経てスターホイル
(4)を回転する。穀稈移送装置(18)は刈取支枠(1
3)の上端部の伝動装置から伝動される。
各分草枠(20)先端の分草板(21)間に案内される穀稈
は、穀稈引起装置(15)の引起ラグ(23)によって引起
作用を受ける。この引起作用を受けた穀稈は、後側の案
内杆(54)や弾性案内杆(55)等に案内されて、掻込ベ
ルト(31)、(32)、スターホイル(28)(29)(4)
等の回転圏内に案内される。この掻込ベルト(31)(3
2)のラグ(30)によって掻込まれる穀稈は、スターホ
イル(28)(29)によって係合されて掻込まれ、後端の
掻込チエン(1)(27)に係合移送される。又、スター
ホイル(4)によって係合されて掻込まれる穀稈は、案
内杆(2)に案内されて対向する掻込チエン(1)側へ
寄せられて、この前側のスターホイル(28)側から掻込
まれる穀稈と合流されて、この案内杆(2)と掻込チエ
ン(1)との間に挟持案内されながら移送される。
このような穀稈の穂先部側は、上部のスターホイル(4
9)の回転によって弾性杆(58)に案内させながら後側
へ掻込案内される。
株元部を刈刃装置(14)によって刈取られた穀稈は、掻
込チエン(1)(27)によって集送合流されて、後続の
穀稈移送装置(18)に受継されて、脱穀装置(9)へ移
送供給される。
上記一側の掻込チエン(1)の伝動は、駆動スプロケッ
ト(26)の伝動によって行われるが、掻込フレーム(3
3)は引起支柱(22)に対する取付位置の前方にスター
ホイル(28)、スプロケット(34)、及び掻込ベルト
(31)等を設け、後方にスプロケット(37)を設けてい
るために、掻込フレーム(33)の前後に働く作用力が相
殺されて、引起支柱(22)回りに働く回動力の偏位を小
さくする。
又、他側の掻込チエン(27)は、駆動スプロケット(2
6)の駆動によって回転されるが、テンションロール(4
6)は、この駆動スプロケット(26)の軸(43)心上近
に設けられた枢支部(45)回りにばね(47)の張圧によ
って押圧回動されているために、掻込チエン(27)が緩
むにつれて駆動スプロケット(26)回りへの巻掛角が大
きくなり、張圧と同時に駆動をチエンガイド(40)との
一体的構成によって、振動、揺動を少くして安定させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は一部の
平面図、第2図、第3図はその一部の側面図、第4図は
一部の平面図、第5図、第6図は一部の後断面図、第7
図は側面図、第8図は平面図である。 図中、符号(1)は掻込チエン、(19)は刈取伝動ケー
ス、(22)は穀稈引起支柱、(24)は引起ケース、(2
8)はスターホイル、(33)は掻込フレーム、(34)は
スプロケット、(36)は軸装部、(37)はスプロケット
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部の刈取伝動ケース(19)と上部の引起
    ケース(24)との間に立設されて伝動軸を内装する穀稈
    引起支柱(22)に、前端部には穀稈を係合して掻込むス
    ターホイル(28)とスプロケット(34)とを軸装(36)
    すると共に、後端部にはこのスプロケット(34)との間
    に掻込チエン(1)を張設するスプロケット(37)を軸
    装した掻込フレーム(33)の前後中間部を取付けてなる
    刈取機等の穀稈掻込装置。
JP1988021283U 1988-02-19 1988-02-19 刈取機等の穀稈掻込装置 Expired - Lifetime JPH0729Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988021283U JPH0729Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 刈取機等の穀稈掻込装置

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JP1988021283U JPH0729Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 刈取機等の穀稈掻込装置

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Publication Number Publication Date
JPH01125025U JPH01125025U (ja) 1989-08-25
JPH0729Y2 true JPH0729Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31238386

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011004628A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Iseki & Co Ltd コンバイン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011004628A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Iseki & Co Ltd コンバイン

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JPH01125025U (ja) 1989-08-25

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