JP3550768B2 - コンバイン等の刈取穀稈掻込装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、刈取装置で刈取案内、乃至搬送する部分に用いられる刈取穀稈掻込装置に関し、コンバインやバインダー等に利用される。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】
穀稈掻込用スターホイルの軸回りに固定カラーを設けることによって、穀稈の巻付防止を図る技術(実開平5−23827号)があるが、固定カラーとスターホイルとの間にわらの一部に巻き込まれ易い。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この発明は、支持アーム1に回転自在に軸支する回転軸2の両端部に、穀稈を掻込む掻込回転体3,4を設け、この支持アーム1の回転軸2方向両側部に固定カバー5,6を設け、この固定カバー5,6と各掻込回転体3,4との間に回転自在のカラー7,8を介装してなるコンバイン等の刈取穀稈掻込装置の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】
支持アーム1の先端部で回転軸2の回りに回転される掻込回転体3,4によって、刈取案内される穀稈を掻き込み案内、乃至搬送する。このとき穀稈の一部が掻込回転体3,4の回転につれて回転軸2の回りに巻き込まれようとしても、カラー7,8はこの回転軸2の回りに回転自在のために、わらの巻付抵抗が小さく、巻付きの防止効果を高めることができる。
【0005】
【実施例】
コンバインの刈取装置を例示すると、多条刈形態として、穀稈引起装置12で引起される穀稈を、穀稈掻込装置9で後側へ掻込案内しながら、刈刃装置11で株元部を刈取り、集送装置10で集送して、後方の穀稈搬送装置13へ受継搬送する。14はこの刈取装置を装着する刈取フレームで、上部の支軸15を中心に昇降シリンダ16の伸縮によって昇降でき、刈取フレーム14内の伝動軸を刈取装置各部の伝動を行う構成としている。17はクローラ18を有する車台、19は前記穀稈搬送装置13からの穀稈を受けて脱穀室20へ搬送しながら脱穀する脱穀フィードチェン、21は操縦装置、22は操縦席である。
【0006】
この発明の要部である刈取穀稈掻込装置は、前記刈取装置の、穀稈掻込装置9及び集送装置10に亘って設けられる。刈取フレーム1前端の横方向に亘る横フレーム24から上方に前記穀稈引起装置12への伝動軸を内装した引起支持フレーム25を配置し、各引起支持フレーム25には前後方向に亘る支持アーム1が取付けられ、各支持アーム1の前端部に上下方向の回転軸2がボス26によって軸受けされる。
【0007】
この支持アーム1のボス26の外側には、上下に一対の皿形円板状の固定カバー5,6が取付けられる。回転軸2上下端部の掻込回転体3,4のうち、上側の掻込回転体3は、掻込ラグ27を外周に配設したラグベルト28を巻き掛けるもので、この回転軸2上のプーリ29と、穀稈引起装置12後側のプーリ30との間に亘って掛け渡され、回転軸2の回転によって駆動し、穀稈引起装置12によって引起される穀稈を掻込ラグ27で係合して、後側へ掻込むものである。31はこのラグベルト28の上側を覆うベルトカバーである。
【0008】
又、下側の掻込回転体4は、スターホイル34からなり、回転軸2の下端部に取付けられて、穀稈の株元部を掻込集送して後側へ送る。
このような回転軸2の上端プーリ29と上側固定カバー5との間に、円筒状のカラー7を回転自在にして設ける。又、下側のスターホイル34と固定カバー6との間には、円筒状のカラー8を回動自在に設ける。これらカラー8は、固定カバー5,6との対向端部が、これら固定カバー5,6の皿形縁部32,33内に嵌合された状態にあって、プーリ29やスターホイル34が上下に移動して開かない限り、回動中心が偏位することはない。
【0009】
前記集送装置10は、左右外側の回転軸2下部と後方のスプロケット軸44との間に亘って、スプロケット35,36間に掛け渡される集送チェン37と、この内側に対向する挾扼杆38とから構成され、掻込まれて刈取られた穀稈の株元部を挾持して後方へ搬送しながら集送しうる構成である。各集送チェン37の途中部はガイドローラ39、及び駆動スプロケット40等で張圧されている。この駆動スプロケット40は、前記引起フレーム25上の伝動軸41からチェン42を介して伝動される。これら集送チェン37前端部を巻掛けるスプロケット35は、前記左右外側部の回転軸2下部のスターホイル34の上側に一体に設けられる。
従って、これらスターホイル34や、前記ラグベルト28等は、集送チェン37側から駆動される。又、このスプロケット35の設けられる個所でのカラー8は、上側の固定カバー6とスプロケット35との間で回動自在に設けられる。
【0010】
中央部の掻込回転体3,4には、集送チェン37は設けられていないで、外側の集送チェン37に対向する挾扼杆38が支持アーム1の後部に取付けられる。この中央部の掻込回転体3,4は、スターホイル34が一側のスターホイル34と噛合して回転され、これによって回転軸2及びラグベルト28等が伝動回転される。
【0011】
なお、46は刈取フレーム14の前端に取付けられる分草杆、43は分草板である。45は案内杆で、分草杆42から反対側の掻込回転体3側に向けて突出し、穀稈を案内する。
刈取フレーム14内の伝動機構を経て、穀稈引起装置12、穀稈掻込装置9、集送装置10、刈刃装置11等を伝動し、又、穀稈搬送装置13等を伝動する。このうち穀稈掻込装置9及び集送装置10においては、引起支持フレーム25の伝動軸41からチェン42、駆動スプロケット等を経て、集送チェン37が伝動回転される。このため、回転軸2が回転されて、スターホイル34、及びプーリ29の回転により、ラグベルト28等も駆動される。
【0012】
又、中央部のラグベルト28は、一側の隣接スターホイル34と相互噛合のスターホイル34を介して、穀稈の掻き込みと共に連動される。
左右の穀稈引起装置12間に案内されて起立される穀稈は、掻込ベルト27の掻込作用を受けて、後部のスターホイル34間に掻込まれ集送される。株元部が刈刃装置11で切断されると、後側の集送チェン37と挾扼杆38との間に挾持されて後方へ移送されながら一個所に集送合流されて、後方の穀稈搬送装置13へ受継搬送される。この穀稈搬送装置13の終端部からフィードチェン19へ受継させた穀稈は脱穀室20へ供給されて脱穀処理される。
【0013】
前記のようにラグベルト28からスターホイル34、及び集送チェン37に亘って掻込、乃至集送される穀稈のうち、一部乃至わら屑等が、プーリ29やスターホイル35等と共に回転軸2回りに巻きつけられようとすると、回転自在のカラー7,8があって、これらプーリ29やスターホイル35等共に回転されるわら屑がこれらカラー7,8の外周面に巻きつけられようとしても、カラー7,8も周方向へ回転するために巻きつきが防止される。又、わら屑が固定カバー5,6等と一体となって回転するプーリ29やスターホイル35等に強制的に付き回りされようとしても、カラー7,8は回転自在であるから回転されず、わら屑の巻きつきが防止される。
【0014】
図5,図6において、上例と異なる点は、前記穀稈掻込装置9の回転軸2上のスプロケット35と、これに掛け渡される集送装置10の集送チェン37との間において、この集送チェン37の内側を摺動案内するチェンレール47の構成に関し、このチェンレール47の先端部をスプロケット35のチェン張面に亘って喰い込ませて、チェンレール47の切れ目をなくすることにより、集送チェン37の案内、穀稈の挾持等を円滑に、正確に行い、わら屑の詰りをなくする。
【0015】
チェンレール47は丸パイプ材から構成されて、先端部48はこの丸パイプ材を扁平に形成して薄くし、スプロケット35の噛部間のスプロケット溝49に介入させ、集送チェン37の回転軌跡から内側へ後退させている。この先端部48の集送チェン37に同程度の厚さのプレート49を溶接して、この集送チェン37の回転内周部を案内する。50はこのプレート49の集送チェン37摺動面に亘って溶接される摺動板で、前端部51はカール状にしてプレート49内へ喰い込ませ、後端部はチェンレール47の丸パイプ部に溶接させている。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の側面図、及びその一部の斜視図。
【図2】刈取装置一部の側面図。
【図3】その平面図。
【図4】コンバインの側面図。
【図5】一部別実施例を示す集送チェン部の平面図。
【図6】その側面図。
【符号の説明】
1…支持アーム、2…回転軸、3…掻込回転体、4…掻込回転体、5…固定カバー、6…固定カバー、7…カラー、8…カラー、9…穀稈掻込装置、10…集送装置、28…ラグベルト、29…プーリ、34…スターホイル、35…スプロケット、37…集送チェン。

Claims (1)

  1. 支持アーム1に回転自在に軸支する回転軸2の両端部に、穀稈を掻込む掻込回転体3,4を設け、この支持アーム1の回転軸2方向両側部に固定カバー5,6を設け、この固定カバー5,6と各掻込回転体3,4との間に回転自在のカラー7,8を介装してなるコンバイン等の刈取穀稈掻込装置。
JP32592794A 1994-12-27 1994-12-27 コンバイン等の刈取穀稈掻込装置 Expired - Lifetime JP3550768B2 (ja)

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JPH08172857A JPH08172857A (ja) 1996-07-09
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