JP3147401B2 - コンバインの刈取装置 - Google Patents

コンバインの刈取装置

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JP3147401B2
JP3147401B2 JP09042591A JP9042591A JP3147401B2 JP 3147401 B2 JP3147401 B2 JP 3147401B2 JP 09042591 A JP09042591 A JP 09042591A JP 9042591 A JP9042591 A JP 9042591A JP 3147401 B2 JP3147401 B2 JP 3147401B2
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JP
Japan
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rod
star wheel
chain
clamping
scraping
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理一 越智
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバインの刈取装
置に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従来
のコンバインの刈取装置においては、スターホイルを支
持する軸と弾性案内杆の間に巻付防止杆を設けるにあた
り、前記スターホイルの後方に設けた掻込チェンに穀稈
を挾持させる挾扼杆を支持する挾扼杆ホルダに設けて
成したものはなかった。
【0003】従来の装置にあっては、穀稈が多量な場
合、穀稈がスターホイルの非作用側に連れ回ってしま
い、詰まってしまうという欠点があった。また、穀稈は
スターホイルの後方に設けた掻込チェンに穀稈を挾持さ
せる挾扼杆を支持する挾扼杆ホルダに引っ掛かるという
不具合が発生していた。本発明はこのような不具合を解
決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課
題を解決するために、以下のような技術的手段を講じ
る。即ち、車台9の前方に刈取装置20を有するコンバ
インにおいて、該刈取装置20には少なくとも2条分の
穀稈を掻き込むスターホイル26と、該スターホイル2
6を回転支持する軸27と、スターホイル26に穀稈を
案内する弾性案内杆40と、スターホイル26により掻
き込まれた穀稈を後方へと搬送する掻込チェン32と、
該掻込チェン32に穀稈を挾持させる挾扼杆33と、該
挾扼杆33を取り付ける挾扼杆ホルダ36とを設け、
記軸27と弾性案内杆40との間に巻付防止杆38を設
るにあたり、該巻付防止杆38は、前記挾扼杆ホルダ
36に取り付けてスターホイル26側に延設して設けた
ことを特徴とするコンバインの刈取装置の構成とする。
【0005】
【作用、及び発明の効果】コンバインが前進走行して刈
取作業を開始すると、植立穀稈は刈取装置20の分草枠
23にて分草され、刈刃にて刈り取られていく。刈り取
られた穀稈は、弾性案内杆40にて案内されて、搬送方
向下手側のスターホイル26方向へと送られ、該スター
ホイル26にて挟持されて後方へと搬送されていく。こ
のとき、穀稈は弾性案内杆40とスターホイル26の軸
27との間に設けられている巻付防止杆38に当接す
る。従って、この当接により穀稈がスターホイル26の
非作用側へと連れ回ることがなくなり、穀稈が詰まるこ
とを防止できる。
【0006】また、前記スターホイル26にて掻き込ま
れた穀稈は、掻込みチェン32にて後方へと搬送されて
いく。該掻込チェン32にて搬送される穀稈が多量にな
ると、挾扼杆33は、該挾扼杆33を支持している挾扼
杆ホルダ36方向へと移動していくが、これと共に搬送
される穀稈も挾扼杆ホルダ36方向へと移動していく。
この時、穀稈は挾扼杆ホルダ36に当接する前に巻付防
止杆38に当接するので、穀稈が挾扼杆ホルダ36に引
っ掛かるのを防止することができる。これにより、穀稈
はスムーズに搬送されていき、脱粒も防止できる。
【0007】
【実施例】コンバインの脱穀装置19、刈取装置20、
操縦席21、及びエンジン等を搭載する車台9の左右両
側部には、下方に前後方向に沿うクローラフレーム4を
設け、このクローラフレーム4の外側に沿って中間転輪
5、及び端部転輪3を配設し、車台9に支持した走行伝
動ケース10下端部のアクスルハウジングの左右両端部
に軸装した駆動スプロケット1を、中間転輪5よりも若
干上位に設定し、これら駆動軸1、各中間転輪5、及び
端部の端部転輪3に亘ってゴム製のクローラ2を掛け渡
す。
【0008】このクローラ2の中央部には、芯金11か
ら突出する左右の案内片12を突設し、駆動スプロケッ
ト1、中間転輪5のうち中転輪、及び端部転輪3を、該
左右の案内片12間に位置させると共に、端部転輪6を
含む外転輪形態の各中間転輪5を案内片12の外側部に
位置させて転接させる。駆動スプロケット1は、各前後
の芯金11間の間隔部の咬合孔に咬合させることによっ
て駆動走行する。
【0009】調節転輪3は、クローラフレーム4に一体
の調節ボス13に対して前後摺動自在の摺動枠14後端
に軸装15され、調節具16によってその摺動位置を調
節固定する。端部転輪6は、該調節ボス13の外側に固
定の転輪アーム17に軸8によって固定自在に支持し、
左右の端部転輪6の対向面には軸8部を突出させないよ
うにして、前記調節転輪3が前後に移動できるに十分な
間隔部7の幅に形成している。
【0010】なお、駆動スプロケット1は、一般にクロ
ーラ2よりも摩減し易いものであるから、この駆動スプ
ロケット1のみ取換えることがあるが、このときは、ク
ローラ2全体を前部へ寄せて、テコ棒18を用いてこの
クローラ2の前端部を押上げると、駆動スプロケット1
からクローラ2の案内片12や咬合部等が外れるから、
この駆動スプロケット1を、クローラ2を掛け渡したま
ゝの状態でスプロケット軸19から取外すことができ
る。
【0011】なお、22は収穫穀粒を収容タンクから取
出す排穀オーガである。前記刈取装置20は、分草枠2
3の後側に穀稈引起装置24もうけて、稈身を一定の姿
勢に起立すると共に、この穀稈引起装置24の後側に
は、各引起された穀稈の掻込を行う掻込ベルト25を配
設し、掻込ベルト25の後端には穀稈の株元部を集送す
るスターホイル26を軸装27し、刈刃装置で刈取られ
る穀稈を、後側の集送チェン28と挟扼杆29との間に
挟持して後方へ集送し、後端の送出口30から後方の脱
穀装置19のフィードチェン31ヘ移送供給されて脱穀
される。
【0012】左右に相対向する一対の掻込ベルト25、
及びスターホイル26の後側に位置する掻込チェン3
2、及び挟扼杆33は、刈取られる穀稈を挟持して該集
送チェン28と挟扼杆29とによる集送部へ移送するも
ので、このうち送出口30に近い側の集送チェン28と
挟扼杆29とは、これら掻込チェン32及び挟扼杆33
を兼ねる構成となっている。又、各集送チェン28や掻
込チェン32等の上方部に沿ってラグチェンからなる穂
部集送チェン34、穂部掻込チェン35等を設けてい
る。
【0013】前記各挟扼杆33の前端部は、スターホイ
ル26と上側の掻込ベルト25との間にのぞませ、各挟
扼杆33を取付ける挟扼杆ホルダ36が、スターホイル
26等の軸37には、巻付防止杆38を取付ける。この
巻付防止杆38は挟扼杆36よりも内方に位置して、前
端部を該スターホイル26上側の軸27外周部において
形成された溝部39内に嵌合させている。40,41は
弾性案内杆である。
【0014】掻込ベルト25によって掻込まれる穀稈
は、株元部を刈刃装置によって刈取られると共に、左右
のスターホイル26間に挟持されて、掻込チェンと挟扼
杆33との間に受継挟持され、穂部は穂部掻込チェン3
5のラグで係合されて、後方の集送チェン28と挟扼杆
29と等による集送部へ受継される。
【0015】このような刈取穀稈の掻込乃至集送におい
て、わら屑の一部がスターホイル26と掻込ベルト25
との間の軸27部回りに巻付くのを、巻付防止杆38で
防止する。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示す。
【図1】走行装置の側面図。
【図2】その一部の平面図。
【図3】刈取装置の平面図。
【図4】その一部の正断面図。
【図5】その一部の正面図。
【図6】その一部の斜視図。
【図7】コンバインの斜視図。
【符号の説明】
9…車台、20…刈取装置、26…スターホイル、27
…軸、32…掻込チェン、33…挾扼杆、36…挾扼杆
ホルダ、38…巻付防止杆、40…弾性案内杆。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車台9の前方に刈取装置20を有するコ
    ンバインにおいて、該刈取装置20には少なくとも2条
    分の穀稈を掻き込むスターホイル26と、該スターホイ
    ル26を回転支持する軸27と、スターホイル26に穀
    稈を案内する弾性案内杆40と、スターホイル26によ
    り掻き込まれた穀稈を後方へと搬送する掻込チェン32
    と、該掻込チェン32に穀稈を挾持させる挾扼杆33
    と、該挾扼杆33を取り付ける挾扼杆ホルダ36とを設
    け、前記軸27と弾性案内杆40との間に巻付防止杆3
    8を設けるにあたり、該巻付防止杆38は、前記挾扼杆
    ホルダ36に取り付けてスターホイル26側に延設して
    設けたことを特徴とするコンバインの刈取装置。
JP09042591A 1991-04-22 1991-04-22 コンバインの刈取装置 Expired - Lifetime JP3147401B2 (ja)

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