JP7260497B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
前記穀稈搬送部に、循環経路に沿って回動する無端回動体を有する搬送装置が備えられ、
前記無端回動体の循環経路に、機体左右方向内側に位置する状態で穀稈に作用する送り経路と、機体左右方向外側に位置して外側に露出する戻り経路とが備えられ、前記搬送装置の前記戻り経路の外側方に位置して前記戻り経路に沿って延びるカバー部材が備えられ、前記搬送装置に、前記無端回動体として穂先用の無端回動体を有しかつ刈取穀稈の穂先を係止搬送する穂先搬送装置と、前記無端回動体として株元用の無端回動体を有しかつ刈取穀稈の株元を挟持搬送する株元搬送装置と、が備えられ、前記カバー部材として、前記穂先搬送装置の前記戻り経路の外側方に位置して前記穂先搬送装置のみを覆う状態で前記戻り経路に沿って延びる穂先側カバーと、前記株元搬送装置の前記戻り経路の外側方に位置して前記株元搬送装置のみを覆う状態で前記戻り経路に沿って延びる株元側カバーと、が備えられている点にある。
図1,2に示すように、本発明に係るコンバインは、走行機体1と、6条の植立穀稈を刈り取り可能な刈取部2とを備えている。刈取部2は、横軸芯P1まわりで揺動昇降可能に走行機体1に連結されている。
図1,3,4に示すように、刈取支持フレーム12の前端部には、伝動ケースを兼ねた筒状の横向き支持フレーム15が連結されている。横向き支持フレーム15の左右両側部には、上方に延びる状態で左右の引起しフレーム16が連結され、かつ、前方に向けて延びる状態で左右の分草フレーム17が連結されている。左側の引起しフレーム16は伝動ケースを兼ねており、上下途中部から分岐伝動ケース18が延設されている。この分岐伝動ケース18は、後述する左側の合流搬送装置23に対する動力伝達を行う構成となっている。
図5~図8に示すように、左合流搬送装置23における左株元搬送機構36(株元搬送装置の一例)は、循環経路に沿って回動駆動される株元用の無端回動体としての無端回動チェーン42と、無端回動チェーン42を巻回案内する複数の案内輪体43と、それらの複数の案内輪体43を支持する支持部材44が備えられている。
図11に示すように、左合流搬送装置23における左穂先搬送機構37(穂先搬送装置の一例)は、循環経路に沿って回動駆動され、且つ、適宜間隔をあけて複数の係止爪67が起伏揺動可能に支持された穂先用の無端回動体としての無端回動チェーン68と、無端回動チェーン68を巻回案内する複数の案内輪体69と、複数の案内輪体69や無端回動チェーン68を支持する支持フレーム70とが備えられている。左穂先搬送機構37の上方には、搬送される刈取穀稈の穂先側を受け止めて摺動案内する穂先案内板71が備えられている(図3参照)。
そして、このコンバインでは、左合流搬送装置23における無端回動チェーン42、68の戻り経路L2の外側方に位置して、戻り経路に沿って延びるカバー部材80が備えられている。
図11,12,13に示すように、穂先側カバー81は、支持フレーム70における上側支持板76の上側に位置する上側板部83と、支持フレーム70における下側支持板77の下側に位置する下側板部84と、無端回動チェーン68の側方に位置する縦向きの覆い作用部85と、が一連に連なる状態で、断面形状が略U字状に形成されている。
図6,7,8に示すように、株元側カバー82は、左株元搬送機構36の下側において、ベース部材51の前端部から下手側ユニット55の後端部に亘って延びる水平面部82aと、無端回動チェーン68の外側方に沿って延びる縦面部82bとを備えて、断面が略L字形の板体にて構成されている。
(1)上記実施形態では、穂先側カバー81が、上側板部83と下側板部84と覆い作用部85とが一連に連なる状態で、断面形状が略U字状に形成されるものを示したが、この構成に代えて以下に記載するような構成としてもよい。
穂先側カバー81として、略L字状に形成される場合、無端回動チェーン68の上側に位置する上側板部と、無端回動チェーン68の側方に位置する縦向きの覆い作用部と、が一連に連なる状態で断面形状が略L字状に形成されるものでもよい。
6 脱穀装置
19 引起し装置
20 切断装置
23 搬送装置
36 左株元搬送機構(株元搬送装置)
37 左穂先搬送機構(穂先搬送装置)
42 無端回動チェーン(株元用の無端回動体)
43 案内輪体
44 支持部材
50 挟持レール
55 下手側ユニット
56 連結支軸
68 無端回動チェーン(穂先用の無端回動体)
76 上側支持体
77 下側支持体
80 カバー部材
83 上側板部
84 下側板部
85 覆い作用部
90 下側板部
91 覆い作用部
93 油溜り部
H 穀稈搬送部
L1 送り経路
L2 戻り経路
Claims (8)
- 機体前部に設けられた刈取部と、
前記刈取部によって刈り取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、が備えられ、
前記刈取部に、植立穀稈を引き起こす引起し装置と、引き起こされた植立穀稈の株元を切断する切断装置と、刈取穀稈を前記脱穀装置に向けて搬送する穀稈搬送部と、が備えられ、
前記穀稈搬送部に、循環経路に沿って回動する無端回動体を有する搬送装置が備えられ、
前記無端回動体の循環経路に、機体左右方向内側に位置する状態で穀稈に作用する送り経路と、機体左右方向外側に位置して外側に露出する戻り経路とが備えられ、
前記搬送装置の前記戻り経路の外側方に位置して前記戻り経路に沿って延びるカバー部材が備えられ、
前記搬送装置に、前記無端回動体として穂先用の無端回動体を有しかつ刈取穀稈の穂先を係止搬送する穂先搬送装置と、前記無端回動体として株元用の無端回動体を有しかつ刈取穀稈の株元を挟持搬送する株元搬送装置と、が備えられ、
前記カバー部材として、前記穂先搬送装置の前記戻り経路の外側方に位置して前記穂先搬送装置のみを覆う状態で前記戻り経路に沿って延びる穂先側カバーと、前記株元搬送装置の前記戻り経路の外側方に位置して前記株元搬送装置のみを覆う状態で前記戻り経路に沿って延びる株元側カバーと、が備えられているコンバイン。 - 前記カバー部材は、前記戻り経路における前記無端回動体と隣り合う状態で備えられている請求項1に記載のコンバイン。
- 前記カバー部材は、前記無端回動体と側面視で重複している請求項1または2に記載のコンバイン。
- 前記カバー部材は、着脱可能に支持されている請求項1から3のいずれか一項に記載のコンバイン。
- 前記搬送装置に、前記無端回動体の上側に位置する上側支持板と、前記無端回動体の下側に位置する下側支持板とが備えられ、
前記カバー部材が、前記上側支持板の上側に位置する上側板部と、前記下側支持板の下側に位置する下側板部と、前記無端回動体の側方に位置する縦向きの覆い作用部と、が一連に連なる状態で、断面形状が略U字状に形成されている請求項1から4のいずれか一項に記載のコンバイン。 - 前記カバー部材が、前記無端回動体の上側に位置する上側支持板及び前記無端回動体の下側に位置する下側支持板のうちのいずれかと、前記無端回動体の側方に位置する縦向きの覆い作用部と、が一連に連なる状態で、断面形状が略L字状に形成されている請求項1から4のいずれか一項に記載のコンバイン。
- 前記搬送装置に、前記無端回動体を巻回案内する複数の案内輪体と、前記複数の案内輪体を支持する支持部材と、が備えられ、
前記搬送装置が、前記無端回動体の搬送作用経路に対向配置される挟持レールに近接する挟持作用位置と、前記挟持レールから離れる非作用位置とに、姿勢切り換え可能に支持され、
前記複数の案内輪体のうちの搬送下手側に位置する案内輪体を支持する下手側ユニットが、前記案内輪体にて前記無端回動体を緊張させる作用姿勢と、前記無端回動体を弛緩させる非作用姿勢とにわたって、連結支軸の軸芯周りで揺動可能に、前記支持部材に支持され、
前記カバー部材が、前記支持部材の搬送上手側箇所及び前記連結支軸に支持されている請求項1から6のいずれか一項に記載のコンバイン。 - 前記カバー部材が、前記無端回動体が通過する箇所に溝型の油溜り部を備えている請求項1から7のいずれか一項に記載のコンバイン。
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