JP7058242B2 - 多条刈りコンバイン - Google Patents
多条刈りコンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP7058242B2 JP7058242B2 JP2019055534A JP2019055534A JP7058242B2 JP 7058242 B2 JP7058242 B2 JP 7058242B2 JP 2019055534 A JP2019055534 A JP 2019055534A JP 2019055534 A JP2019055534 A JP 2019055534A JP 7058242 B2 JP7058242 B2 JP 7058242B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raising
- grain culm
- culms
- electric motor
- pulling device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
左右一側方の引起領域に突出して上昇移動する複数の引起タインにて穀稈を引き起こす複数の引起装置と、前記引起装置を駆動する複数の電動モータと、前記引起装置にて引き起こされた複数条分の穀稈を刈り取る刈取装置と、刈り取られた複数条分の穀稈を後方で左右中央側の合流部に搬送する複数の穀稈搬送装置とを備え、
前記電動モータは、前記引起装置の背部における前記引起領域から離れた左右一方側の位置に配置されている点にある。
そして、2条刈りコンバインに備えられる左右一対の引起装置や、多条刈りコンバインの左右両端部に配置される各引起装置においては、それらにおける機体の左右中央側に引起領域が備えられ、かつ、それらにおける機体の左右外側に電動モータが備えられることから、それらの引起装置にて引き起こされた穀稈は、穀稈搬送装置に引き継がれて左右中央側の合流部に向けて搬送されるのに伴って、引起装置の電動モータから離れることになる。これにより、穀稈搬送装置にて搬送される穀稈が、2条刈りコンバインに備えられた各引起装置の電動モータや、多条刈りコンバインの左右両端部に配置された各引起装置の電動モータに接触する可能性が低くなる。これにより、その接触に起因した穀稈の搬送姿勢の乱れが生じ難くなり、搬送姿勢の乱れに起因した各穀稈搬送装置での穀稈詰まりや脱穀装置での脱穀不良などが生じ難くなる。
その結果、多条刈りコンバインにおいて、各引起装置が電動モータで駆動される引起装置の電動化を図りながら、各引起装置にて引き起こされた穀稈が電動モータに接触して穀稈の搬送姿勢が乱れることに起因した不都合の発生を抑制することができる。
複数の前記引起装置には、前記引起領域を挟まずに左右に隣接して配置される第1引起装置対が含まれており、
前記第1引起装置対には、単一の前記電動モータからの動力が、その動力を左右に分配する動力分配機構を介して伝えられている点にある。
又、第1引起装置対を単一の電動モータで駆動することにより、動力分配機構を、引起領域を跨ぐことなく左右の引起装置に掛け渡すことができ、これにより、引起領域において引起装置にて引き起こされる穀稈が動力分配機構に接触することに起因した引き起こし不良の発生を回避することができる。
つまり、電動モータの装備数量を削減しながらも、各引起装置による穀稈の引き起こしを良好に行うことができ、これにより、引き起こし不良に起因した穀稈の刈り取り不良や搬送不良などの不都合の発生を回避することができる。
複数の前記穀稈搬送装置には、前記第1引起装置対のうちの一方の引起装置からの穀稈を前記合流部に搬送する一方側の穀稈搬送装置と、他方の引起装置からの穀稈を前記合流部に搬送する他方側の穀稈搬送装置とが含まれており、
前記一方側の穀稈搬送装置と前記他方側の穀稈搬送装置とは、それらの前記合流部への穀稈搬送経路の横方向への傾斜角が異なる角度に設定されており、
前記第1引起装置対においては、前記穀稈搬送経路の傾斜角が緩い穀稈搬送装置に穀稈を引き渡す引起装置に前記電動モータが備えられている点にある。
一方、穀稈搬送経路の傾斜角がきつい穀稈搬送装置は穀稈を横方向に搬送する成分が大きくなるが、この穀稈搬送装置に穀稈を引き渡す引起装置には電動モータがなく、この穀稈搬送装置から離れる側の引起装置に電動モータが備えられていることから、この穀稈搬送装置にて搬送される穀稈が電動モータに接触する可能性は低くなる。
つまり、電動モータの装備数量を削減しながら、電動モータの配置に工夫を凝らすことで、第1引起装置対から対応する穀稈搬送装置に受け継がれて当該穀稈搬送装置にて搬送される穀稈が、第1引起装置対に備えられた電動モータに接触する可能性が低くなる。これにより、その接触に起因した穀稈の搬送姿勢の乱れが生じ難くなり、搬送姿勢の乱れに起因した各穀稈搬送装置での穀稈詰まりや脱穀装置での脱穀不良などが生じ難くなる。
本構成は、複数の引起装置に第1引起装置対が含まれる4条刈りコンバイン、5条刈りコンバイン、6条刈りコンバイン、7条刈りコンバイン、などの多条刈りコンバインに好適である。
その結果、これらの多条刈りコンバインにおいて、各引起装置が電動モータで駆動される引起装置の電動化を図りながら、各引起装置にて引き起こされた穀稈が電動モータに接触して穀稈の搬送姿勢が乱れることに起因した不都合の発生を抑制することができる。
前記刈取装置の刈幅中心に対して左側に配置される前記第1引起装置対においては右側の引起装置に前記電動モータが備えられ、前記刈取装置の刈幅中心に対して右側に配置される前記第1引起装置対においては左側の引起装置に前記電動モータが備えられている点にある。
本構成は、この点が考慮されたものであり、刈取装置の刈幅中心に対して左側に配置される第1引起装置対においては、右側の引起装置、つまり、刈取装置の刈幅方向で合流部に近い側となる左右中央側の引起装置に単一の電動モータが備えられている。又、刈取装置の刈幅中心に対して右側に配置される第1引起装置対においては、左側の引起装置、つまり、刈取装置の刈幅方向で合流部に近い側となる左右中央側の引起装置に単一の電動モータが備えられている。
このように、電動モータの装備数量を削減しながら、電動モータの配置に工夫を凝らすことで、第1引起装置対から対応する穀稈搬送装置に引き継がれて当該穀稈搬送装置にて搬送される穀稈が、第1引起装置対に備えられた電動モータに接触する可能性が低くなる。これにより、その接触に起因した穀稈の搬送姿勢の乱れが生じ難くなり、搬送姿勢の乱れに起因した各穀稈搬送装置での穀稈詰まりや脱穀装置での脱穀不良などが生じ難くなる。
本構成は、第1引起装置対が刈取装置の刈幅中心に対して左右いずれか一方又は双方に配置される5条刈りコンバイン、6条刈りコンバイン、7条刈りコンバイン、などの多条刈りコンバインに好適である。
その結果、これらの多条刈りコンバインにおいて、各引起装置が電動モータで駆動される引起装置の電動化を図りながら、各引起装置にて引き起こされた穀稈が電動モータに接触して穀稈の搬送姿勢が乱れることに起因した不都合の発生を抑制することができる。
複数の前記引起装置には、互いの前記引起領域を挟んで左右に隣接して配置される第2引起装置対と、前記第2引起装置対の一方の引起装置と前記引起領域を挟んで左右に隣接して配置される単一の引起装置とからなる引起装置セットが含まれており、
複数の前記穀稈搬送装置には、前記合流部への穀稈搬送経路の横方向への傾斜角が異なる角度に設定された穀稈搬送装置が含まれており、
前記引起装置セットにおいては、前記第2引起装置対にて引き起こされた穀稈が前記穀稈搬送経路の傾斜角がきつい穀稈搬送装置に引き継がれ、前記単一の引起装置にて引き起こされた穀稈が前記穀稈搬送経路の傾斜角が緩い穀稈搬送装置に引き継がれる点にある。
一方、引起装置セットにおける単一の引起装置においては、その引起領域から離れた位置に電動モータが備えられることから、その引起領域にて引き起こされた穀稈は電動モータに接触し難くなるが、その反面、その引起領域の近くに、隣接する引起装置セットの引起装置に備えられた電動モータが存在することになる。
本構成は、この点が考慮されたものであり、第2引起装置対にて引き起こされた穀稈が穀稈搬送経路の傾斜角がきつい穀稈搬送装置に引き継がれることで、この穀稈搬送装置にて搬送される穀稈が、第2引起装置対の各電動モータに接触する可能性を低くしている。
又、引起装置セットにおける単一の引起装置にて引き起こされた穀稈が穀稈搬送経路の傾斜角が緩い穀稈搬送装置に引き継がれることで、この穀稈搬送装置にて搬送される穀稈が、単一の引起装置とこれに隣接する第2引起装置対の一方の引起装置とに備えられた各電動モータに接触する可能性を低くしている。
これにより、各穀稈搬送装置にて搬送される穀稈が、引起装置セットの各電動モータに接触することに起因した穀稈の搬送姿勢の乱れが生じ難くなり、搬送姿勢の乱れに起因した各穀稈搬送装置での穀稈詰まりや脱穀装置での脱穀不良などが生じ難くなる。
本構成は、複数の引起装置に引起装置セットが含まれる3条刈りコンバイン、5条刈りコンバイン、7条刈りコンバイン、などの多条刈りコンバインに好適である。
その結果、これらの多条刈りコンバインにおいて、各引起装置が電動モータで駆動される引起装置の電動化を図りながら、各引起装置にて引き起こされた穀稈が電動モータに接触して穀稈の搬送姿勢が乱れることに起因した不都合の発生を抑制することができる。
前記引起装置は、その上部に配置された駆動軸に前記電動モータからの動力が減速機構を介して伝えられ、
前記電動モータは、前記引起装置の背部における前記駆動軸よりも下方の位置に配置されている点にある。
又、引起装置は後傾斜姿勢で備えられることから、引起装置における電動モータの配置を低くするほど、電動モータにおいて、引起装置の引き起こし終端から後方に張り出す部分が少なくなる。これにより、引起装置から離れて不安定になった穀稈の穂先側が電動モータに接触する可能性が低くなり、その接触に起因した穀稈の搬送姿勢の乱れが更に生じ難くなる。
そして、引起装置における電動モータの配置が低くなることで、運転部から各引起装置による穀稈の引き起こし具合などを視認する場合に、その視認性が電動モータによって低下する不都合の発生を抑制することができる。
前記引起装置は、その下部を支点にして前後方向に姿勢変更可能に備えられている点にある。
又、機体から離れる方向に倒伏する穀稈を刈り取る追い刈りを行う場合には、後傾斜姿勢で備えられている各引起装置を後方側に姿勢変更して引起装置の傾斜角を大きくすることで、機体から離れる方向に倒伏する穀稈を各引起装置にて好適に引き起こすことができ、追い刈りによる穀稈の刈り取りが行い易くなる。
そして、各引起装置を機体前方側に倒伏させるようにすれば、各引起装置の後方に配置された各穀稈搬送装置などの前方を開放することができ、各穀稈搬送装置などに詰まった穀稈を取り除くなどのメンテナンスが行い易くなる。
なお、本発明は、6条刈りコンバイン以外の4条刈りコンバインや7条刈りコンバインなどの多条刈りコンバインに適用することができる。
なお、本実施形態においては、便宜上、6つの引起装置22を、左側から順に、第1引起装置22、第2引起装置22、第3引起装置22、第4引起装置22、第5引起装置22、第6引起装置22と称することがある。又、6組の掻込搬送装置24を、左側から順に、第1掻込搬送装置24、第2掻込搬送装置24、第3掻込搬送装置24、第4掻込搬送装置24、第5掻込搬送装置24、第6掻込搬送装置24と称することがある。
なお、本実施形態においては、便宜上、7本の分草杆20Baを、左側から順に、第1分草杆20Ba、第2分草杆20Ba、第3分草杆20Ba、第4分草杆20Ba、第5分草杆20Ba、第6分草杆20Ba、第7分草杆20Baと称することがある。
第2引起装置22と第3引起装置22、及び、第4引起装置22と第5引起装置22とが、引起領域Aを挟まずに左右に隣接して配置される2組の第1引起装置対P1として含まれている。第1引起装置対P1には、単一の電動モータ70からの動力が、その動力を左右に分配する動力分配機構76を介して伝えられている。2組の第1引起装置対P1のうち、第2引起装置22と第3引起装置22とからなる第1引起装置対P1は、刈取装置23の刈幅中心に対して左側に配置されている。そして、この左側の第1引起装置対P1においては、右側の第3引起装置22の背部に電動モータ70が備えられている。一方、第4引起装置22と第5引起装置22とからなる第1引起装置対P1は、刈取装置23の刈幅中心に対して右側に配置されている。そして、この右側の第1引起装置対P1においては、左側の第4引起装置22の背部に電動モータ70が備えられている。
又、第1引起装置対P1を単一の電動モータ70で駆動することにより、動力分配機構76を、引起領域Aを跨ぐことなく左右の引起装置22に掛け渡すことができ、これにより、引起領域Aにおいて引起装置22にて引き起こされる穀稈が動力分配機構76に接触することに起因した引き起こし不良の発生を回避することができる。
つまり、電動モータ70の装備数量を削減しながらも、各引起装置22による穀稈の引き起こしを良好に行うことができ、これにより、引き起こし不良に起因した穀稈の刈り取り不良や搬送不良などの不都合の発生を回避することができる。
そして、刈取搬送部2の左右両端部に配置される第1引起装置22及び第6引起装置22においては、それらにおける機体の左右中央側の左右一側方に引起領域Aが備えられることから、それらの引起装置22にて引き起こされた穀稈は、第1穀稈搬送装置25A又は第3穀稈搬送装置25Cに引き継がれて合流部Jに向けて搬送されるのに伴って、第1引起装置22及び第6引起装置22の電動モータ70から離れることになる。これにより、第1穀稈搬送装置25A及び第3穀稈搬送装置25Cにて搬送される穀稈が、左右両端部の第1引起装置22及び第6引起装置22に備えられた電動モータ70に接触する可能性が低くなる。
更に、刈取装置23の刈幅中心に対して、左側の第1引起装置対P1においては右側の第3引起装置22の背部に電動モータ70が備えられ、かつ、右側の第1引起装置対P1においては左側の第4引起装置22の背部に電動モータ70が備えられていることにより、各第1引起装置対P1においては、横方向への傾斜角が緩い穀稈搬送装置25Bに穀稈を引き渡す第3引起装置22又は第4引起装置22の背部に電動モータ70が備えられることになる。これにより、各第1引起装置対P1から対応する穀稈搬送装置25A~25Cに受け継がれて搬送される穀稈が、各第1引起装置対P1に備えられた電動モータ70に接触する可能性が低くなる。
これにより、各引起装置22から離れて不安定になった穀稈の穂先側が電動モータ70に接触する可能性が更に低くなり、その接触に起因した穀稈の搬送姿勢の乱れが生じ難くなる。
又、各引起装置22における電動モータ70の配置が低くなることで、運転部12から各引起装置22による穀稈の引き起こし具合などを視認する場合に、その視認性が電動モータ70によって低下する不都合の発生を抑制することができる。
これにより、第1引起装置22にて引き起こされた直後の穀稈の穂先側が、第1引起装置22から離れて不安定になったとしても、第1駆動ユニット71の減速機構75に接触する可能性が低くなる。又、第1引起装置22にて引き起こされた穀稈は、第1穀稈搬送装置25Aに引き継がれて合流部Jに向けて搬送されるのに伴って、第1駆動ユニット71の減速機構75から離れることになる。これにより、第1穀稈搬送装置25Aにて搬送される穀稈が、第1引起装置22に備えられた第1駆動ユニット71の減速機構75に接触する可能性が低くなる。
これにより、第2引起装置22及び第3引起装置22にて引き起こされた直後の穀稈の穂先側が、第2引起装置22又は第3引起装置22から離れて不安定になったとしても、第2駆動ユニット72の減速機構75に接触する可能性が低くなる。又、横方向への傾斜角が緩い第2穀稈搬送装置25Bに穀稈を引き渡す第3引起装置22の背部に第2駆動ユニット72の減速機構75が備えられることから、第2引起装置22又は第3引起装置22から対応する第1穀稈搬送装置25A又は第2穀稈搬送装置25Bに受け継がれて搬送される穀稈が、第3引起装置22の背部に備えられた第2駆動ユニット72の減速機構75に接触する可能性が低くなる。
これにより、第4引起装置22及び第5引起装置22にて引き起こされた直後の穀稈の穂先側が、第4引起装置22又は第5引起装置22から離れて不安定になったとしても、第3駆動ユニット73の減速機構75に接触する可能性が低くなる。又、横方向への傾斜角が緩い第2穀稈搬送装置25Bに穀稈を引き渡す第4引起装置22の背部に第3駆動ユニット73の減速機構75が備えられることから、第4引起装置22又は第5引起装置22から対応する第2穀稈搬送装置25B又は第3穀稈搬送装置25Cに受け継がれて搬送される穀稈が、第4引起装置22の背部に備えられた第3駆動ユニット73の減速機構75に接触する可能性が低くなる。
これにより、第6引起装置22にて引き起こされた直後の穀稈の穂先側が、第6引起装置22から離れて不安定になったとしても、第4駆動ユニット71の減速機構75に接触する可能性が低くなる。又、第6引起装置22にて引き起こされた穀稈は、第3穀稈搬送装置25Cに引き継がれて合流部Jに向けて搬送されるのに伴って、第4駆動ユニット74の減速機構75から離れることになる。これにより、第3穀稈搬送装置25Cにて搬送される穀稈が、第6引起装置22に備えられた第4駆動ユニット74の減速機構75に接触する可能性が低くなる。
又、機体から離れる方向に倒伏する穀稈を刈り取る追い刈りを行う場合には、図2に示すように、後傾斜姿勢で備えられている各引起装置22を機体後方側に姿勢変更して各引起装置22の傾斜角を大きくすることで、機体から離れる方向に倒伏する穀稈を各引起装置22にて好適に引き起こすことができる。その結果、追い刈りによる穀稈の刈り取りが行い易くなる。
そして、各引起装置22を機体前方側に倒伏させるようにすれば、各引起装置22の後方に配置された各掻込搬送装置24や各穀稈搬送装置25A~25Cなどの前方を開放することができ、各掻込搬送装置24や各穀稈搬送装置25A~25Cなどに詰まった穀稈を取り除くなどのメンテナンスが行い易くなる。
この姿勢変更機構90の構成について詳述すると、この姿勢変更機構90においては、各駆動ユニット71~74に固定された第1ブラケット91と、刈取フレーム20に固定された第2ブラケット92とが、屈伸可能なリンク機構93を介して連結されている。第1ブラケット91には、連結アーム94が上下揺動可能に取り付けられており、この連結アーム94の遊端側に2つの連結孔94A,94Bが形成されている。第2ブラケット92には、連結アーム94の各連結孔94A,94Bを利用したノブ付きボルト95による連結アーム94の連結を可能にする雌ネジ部92Aが備えられている。
この構成により、上記の姿勢変更機構90を備えた場合には、工具を用いることなく、各引起装置22の後傾斜角を2段階で調整することができる。
本発明の別実施形態について説明する。
なお、以下に説明する各別実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の別実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
例えば、多条刈りコンバインは、稲などの禾穀類のみを収穫対象とするもの、そばなどの擬禾穀類のみを収穫対象とするもの、大豆などの菽穀類のみを収穫対象とするもの、などであってもよい。
例えば、多条刈りコンバインは、左右のクローラ14に代えて、左右の前輪と左右の後輪とを備えるホイール仕様に構成されていてもよい。
例えば、多条刈りコンバインは、左右のクローラ14に代えて、左右の前輪と左右のクローラとを備えるセミクローラ仕様に構成されていてもよい。
例えば、多条刈りコンバインは、エンジン11の代わりに電動モータを備える電動仕様に構成されていてもよい。
例えば、多条刈りコンバインは、エンジン11と電動モータとを備えるハイブリッド仕様に構成されていてもよい。
例えば、多条刈りコンバインは、電動式のリフトシリンダなどによって刈取搬送部2を昇降駆動する構成であってもよい。
例えば、多条刈りコンバインは、自動走行システムを備えて自動走行可能に構成されていてもよい。
又、第1引起装置対P1を単一の電動モータ70で駆動することにより、動力分配機構76を、引起領域Aを跨ぐことなく左右の引起装置22に掛け渡すことができ、これにより、引起領域Aにおいて引起装置22にて引き起こされる穀稈が動力分配機構76に接触することに起因した引き起こし不良の発生を回避することができる。
つまり、電動モータ70の装備数量を削減しながらも、各引起装置22による穀稈の引き起こしを良好に行うことができ、これにより、引き起こし不良に起因した穀稈の刈り取り不良や搬送不良などの不都合の発生を回避することができる。
そして、刈取搬送部2の左右両端部に配置される第1引起装置22及び第5引起装置22においては、それらの引起装置22にて引き起こされた穀稈は、第1穀稈搬送装置25A又は第3穀稈搬送装置25Cに引き継がれて合流部Jに向けて搬送されるのに伴って、第1引起装置22及び第5引起装置22の電動モータ70から離れることになる。これにより、第1穀稈搬送装置25A及び第3穀稈搬送装置25Cにて搬送される穀稈が、左右両端部の第1引起装置22及び第5引起装置22に備えられた電動モータ70に接触する可能性が低くなる。
更に、第1引起装置対P1においては、穀稈搬送経路R2の横方向への傾斜角が緩い第2穀稈搬送装置25Bに穀稈を引き渡す第3引起装置22の背部に電動モータ70が備えられることから、第1引起装置対P1から対応する穀稈搬送装置25A,25Bに受け継がれて搬送される穀稈が、第1引起装置対P1に備えられた電動モータ70に接触する可能性が低くなる。
その上、引起装置セットSにおいては、第2引起装置対P2にて引き起こされた穀稈が穀稈搬送経路R3の傾斜角がきつい第3穀稈搬送装置25Cに引き継がれることで、第3穀稈搬送装置25Cにて搬送される穀稈が、第2引起装置対P2の各電動モータ70に接触する可能性を低くしている。又、第3引起装置22にて引き起こされた穀稈が穀稈搬送経路R2の傾斜角が緩い第2穀稈搬送装置25Bに引き継がれることで、第2穀稈搬送装置25Bにて搬送される穀稈が、第3引起装置22とこれに隣接する第4引起装置22とに備えられた各電動モータ70に接触する可能性を低くしている。
又、第1引起装置対P1を単一の電動モータ70で駆動することにより、動力分配機構76を、引起領域Aを跨ぐことなく左右の引起装置22に掛け渡すことができ、これにより、引起領域Aにおいて引起装置22にて引き起こされる穀稈が動力分配機構76に接触することに起因した引き起こし不良の発生を回避することができる。
つまり、電動モータ70の装備数量を削減しながらも、各引起装置22による穀稈の引き起こしを良好に行うことができ、これにより、引き起こし不良に起因した穀稈の刈り取り不良や搬送不良などの不都合の発生を回避することができる。
そして、刈取搬送部2の左右両端部に配置される第1引起装置22及び第4引起装置22においては、それらの引起装置22にて引き起こされた穀稈は、第1穀稈搬送装置25A又は第2穀稈搬送装置25Bに引き継がれて合流部Jに向けて搬送されるのに伴って、第1引起装置22及び第4引起装置22の電動モータ70から離れることになる。これにより、第1穀稈搬送装置25A及び第2穀稈搬送装置25Bにて搬送される穀稈が、左右両端部の第1引起装置22及び第4引起装置22に備えられた電動モータ70に接触する可能性が低くなる。
更に、第1引起装置対P1においては、穀稈搬送経路R1の横方向への傾斜角が緩い第1穀稈搬送装置25Aに穀稈を引き渡す第2引起装置22の背部に電動モータ70が備えられることから、第1引起装置対P1から対応する穀稈搬送装置25A,25Bに受け継がれて搬送される穀稈が、第1引起装置対P1に備えられた電動モータ70に接触する可能性が低くなる。
又、各引起装置22にて引き起こされた直後の穀稈の穂先側が、引起装置22から離れて不安定になったとしても、引起領域Aから離れて配置された電動モータ70に接触する可能性が低くなる。
そして、刈取搬送部2の左右両端部に配置される第1引起装置22及び第3引起装置22においては、それらの引起装置22にて引き起こされた穀稈は、第1穀稈搬送装置25A又は第2穀稈搬送装置25Bに引き継がれて合流部Jに向けて搬送されるのに伴って、第1引起装置22及び第3引起装置22の電動モータ70から離れることになる。これにより、第1穀稈搬送装置25A及び第2穀稈搬送装置25Cにて搬送される穀稈が、左右両端部の第1引起装置22及び第3引起装置22に備えられた電動モータ70に接触する可能性が低くなる。
更に、引起装置セットSにおいては、第2引起装置対P2にて引き起こされた穀稈が穀稈搬送経路R2の傾斜角がきつい第2穀稈搬送装置25Bに引き継がれることで、第2穀稈搬送装置25Bにて搬送される穀稈が、第2引起装置対P2の各電動モータ70に接触する可能性を低くしている。又、第3引起装置22にて引き起こされた穀稈が穀稈搬送経路R1の傾斜角が緩い第1穀稈搬送装置25Aに引き継がれることで、第1穀稈搬送装置25Aにて搬送される穀稈が、第1引起装置22とこれに隣接する第2引起装置22とに備えられた各電動モータ70に接触する可能性を低くしている。
又、各第1引起装置対P1を単一の電動モータ70で駆動することにより、動力分配機構76を、引起領域Aを跨ぐことなく左右の引起装置22に掛け渡すことができ、これにより、引起領域Aにおいて引起装置22にて引き起こされる穀稈が動力分配機構76に接触することに起因した引き起こし不良の発生を回避することができる。
つまり、電動モータ70の装備数量を削減しながらも、各引起装置22による穀稈の引き起こしを良好に行うことができ、これにより、引き起こし不良に起因した穀稈の刈り取り不良や搬送不良などの不都合の発生を回避することができる。
そして、刈取搬送部2の左右両端部に配置される第1引起装置22及び第7引起装置22においては、それらの引起装置22にて引き起こされた穀稈は、第1穀稈搬送装置25A又は第3穀稈搬送装置25Cに引き継がれて合流部Jに向けて搬送されるのに伴って、第1引起装置22及び第7引起装置22の電動モータ70から離れることになる。これにより、第1穀稈搬送装置25A及び第3穀稈搬送装置25Cにて搬送される穀稈が、左右両端部の第1引起装置22及び第7引起装置22に備えられた電動モータ70に接触する可能性が低くなる。
更に、各第1引起装置対P1においては、穀稈搬送経路R2a,R2bの横方向への傾斜角が緩い左側の第2穀稈搬送装置25B1又は右側の第2穀稈搬送装置25B2に穀稈を引き渡す第3引起装置22又は第5引起装置22の背部に電動モータ70が備えられることから、各第1引起装置対P1から対応する穀稈搬送装置25A,25B1,25B2に受け継がれて搬送される穀稈が、第1引起装置対P1に備えられた電動モータ70に接触する可能性が低くなる。
その上、引起装置セットSにおいては、第2引起装置対P2にて引き起こされた穀稈が穀稈搬送経路R3の傾斜角がきつい第3穀稈搬送装置25Cに引き継がれることで、第3穀稈搬送装置25Cにて搬送される穀稈が、第2引起装置対P2の各電動モータ70に接触する可能性を低くしている。又、第5引起装置22にて引き起こされた穀稈が穀稈搬送経路R2bの傾斜角が緩い右側の第2穀稈搬送装置25B2に引き継がれることで、右側の第2穀稈搬送装置25B2にて搬送される穀稈が、第6引起装置22とこれに隣接する第5引起装置22とに備えられた各電動モータ70に接触する可能性を低くしている。
22D 引起タイン
22G 駆動軸
23 刈取装置
25A 第1穀稈搬送装置
25B 第2穀稈搬送装置
25C 第3穀稈搬送装置
70 電動モータ
75 減速機構
76 動力分配機構
A 引起領域
J 合流部
P1 第1引起装置対
P2 第2引起装置対
R1 穀稈搬送経路
R2 穀稈搬送経路
R3 穀稈搬送経路
S 引起装置セット
Claims (6)
- 左右一側方の引起領域に突出して上昇移動する複数の引起タインにて穀稈を引き起こす複数の引起装置と、前記引起装置を駆動する複数の電動モータと、前記引起装置にて引き起こされた複数条分の穀稈を刈り取る刈取装置と、刈り取られた複数条分の穀稈を後方で左右中央側の合流部に搬送する複数の穀稈搬送装置とを備え、
前記電動モータは、前記引起装置の背部における前記引起領域から離れた左右一方側の位置に配置されており、
複数の前記引起装置には、前記引起領域を挟まずに左右に隣接して配置される第1引起装置対が含まれており、
前記第1引起装置対には、単一の前記電動モータからの動力が、その動力を左右に分配する動力分配機構を介して伝えられ、
複数の前記穀稈搬送装置には、前記第1引起装置対のうちの一方の引起装置からの穀稈を前記合流部に搬送する一方側の穀稈搬送装置と、他方の引起装置からの穀稈を前記合流部に搬送する他方側の穀稈搬送装置とが含まれており、
前記一方側の穀稈搬送装置と前記他方側の穀稈搬送装置とは、それらの前記合流部への穀稈搬送経路の横方向への傾斜角が異なる角度に設定されており、
前記第1引起装置対においては、前記穀稈搬送経路の傾斜角が緩い穀稈搬送装置に穀稈を引き渡す引起装置に前記電動モータが備えられている、
多条刈りコンバイン。 - 左右一側方の引起領域に突出して上昇移動する複数の引起タインにて穀稈を引き起こす複数の引起装置と、前記引起装置を駆動する複数の電動モータと、前記引起装置にて引き起こされた複数条分の穀稈を刈り取る刈取装置と、刈り取られた複数条分の穀稈を後方で左右中央側の合流部に搬送する複数の穀稈搬送装置とを備え、
前記電動モータは、前記引起装置の背部における前記引起領域から離れた左右一方側の位置に配置されており、
複数の前記引起装置には、前記引起領域を挟まずに左右に隣接して配置される第1引起装置対が含まれており、
前記第1引起装置対には、単一の前記電動モータからの動力が、その動力を左右に分配する動力分配機構を介して伝えられ、
前記刈取装置の刈幅中心に対して左側に配置される前記第1引起装置対においては右側の引起装置に前記電動モータが備えられ、前記刈取装置の刈幅中心に対して右側に配置される前記第1引起装置対においては左側の引起装置に前記電動モータが備えられている、
多条刈りコンバイン。 - 左右一側方の引起領域に突出して上昇移動する複数の引起タインにて穀稈を引き起こす複数の引起装置と、前記引起装置を駆動する複数の電動モータと、前記引起装置にて引き起こされた複数条分の穀稈を刈り取る刈取装置と、刈り取られた複数条分の穀稈を後方で左右中央側の合流部に搬送する複数の穀稈搬送装置とを備え、
前記電動モータは、前記引起装置の背部における前記引起領域から離れた左右一方側の位置に配置されており、
複数の前記引起装置には、互いの前記引起領域を挟んで左右に隣接して配置される第2引起装置対と、前記第2引起装置対の一方の引起装置と前記引起領域を挟んで左右に隣接して配置される単一の引起装置とからなる引起装置セットが含まれており、
複数の前記穀稈搬送装置には、前記合流部への穀稈搬送経路の横方向への傾斜角が異なる角度に設定された穀稈搬送装置が含まれており、
前記引起装置セットにおいては、前記第2引起装置対にて引き起こされた穀稈が前記穀稈搬送経路の傾斜角がきつい穀稈搬送装置に引き継がれ、前記単一の引起装置にて引き起こされた穀稈が前記穀稈搬送経路の傾斜角が緩い穀稈搬送装置に引き継がれる、
多条刈りコンバイン。 - 複数の前記引起装置には、前記引起領域を挟まずに左右に隣接して配置される第1引起装置対が含まれており、
前記第1引起装置対には、単一の前記電動モータからの動力が、その動力を左右に分配する動力分配機構を介して伝えられている請求項3に記載の多条刈りコンバイン。 - 前記引起装置は、その上部に配置された駆動軸に前記電動モータからの動力が減速機構を介して伝えられ、
前記電動モータは、前記引起装置の背部における前記駆動軸よりも下方の位置に配置されている請求項1~4のいずれか一項に記載の多条刈りコンバイン。 - 前記引起装置は、その下部を支点にして前後方向に姿勢変更可能に備えられている請求項1~5のいずれか一項に記載の多条刈りコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019055534A JP7058242B2 (ja) | 2019-03-22 | 2019-03-22 | 多条刈りコンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019055534A JP7058242B2 (ja) | 2019-03-22 | 2019-03-22 | 多条刈りコンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020150920A JP2020150920A (ja) | 2020-09-24 |
JP7058242B2 true JP7058242B2 (ja) | 2022-04-21 |
Family
ID=72556405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019055534A Active JP7058242B2 (ja) | 2019-03-22 | 2019-03-22 | 多条刈りコンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7058242B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004275033A (ja) | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Seirei Ind Co Ltd | コンバインの引起し装置 |
JP2008220322A (ja) | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
JP2010252695A (ja) | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
JP2012050353A (ja) | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Iseki & Co Ltd | 刈取装置 |
JP2018183079A (ja) | 2017-04-25 | 2018-11-22 | 井関農機株式会社 | 防除作業車 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935060Y2 (ja) * | 1978-02-03 | 1984-09-28 | 株式会社クボタ | 刈取機 |
JPH0617439U (ja) * | 1992-08-14 | 1994-03-08 | ヤンマー農機株式会社 | コンバインにおける縦回し式強制分草装置 |
-
2019
- 2019-03-22 JP JP2019055534A patent/JP7058242B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004275033A (ja) | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Seirei Ind Co Ltd | コンバインの引起し装置 |
JP2008220322A (ja) | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
JP2010252695A (ja) | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
JP2012050353A (ja) | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Iseki & Co Ltd | 刈取装置 |
JP2018183079A (ja) | 2017-04-25 | 2018-11-22 | 井関農機株式会社 | 防除作業車 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020150920A (ja) | 2020-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5018443B2 (ja) | 多条刈りコンバイン | |
JP2009142173A5 (ja) | ||
JP4950706B2 (ja) | コンバイン | |
JP2008220325A (ja) | コンバイン | |
JP7058242B2 (ja) | 多条刈りコンバイン | |
JP2009106252A (ja) | コンバイン | |
EP3011823B1 (en) | Combine with a weight transfer and residue spreading apparatus | |
WO2007148715A1 (ja) | コンバイン | |
JP2006304652A (ja) | コンバイン | |
JP2009044991A (ja) | コンバイン | |
JP7260497B2 (ja) | コンバイン | |
JP2014166148A (ja) | コンバイン | |
JP3763808B2 (ja) | コンバインの刈取り部構造 | |
JP5340617B2 (ja) | コンバイン | |
WO2019082308A1 (ja) | コンバイン | |
JP2008220322A (ja) | コンバイン | |
JP5767677B2 (ja) | コンバイン | |
JP5767676B2 (ja) | コンバイン | |
JP6483638B2 (ja) | コンバイン | |
JP2007043996A (ja) | コンバインの刈取装置 | |
JPH0530842A (ja) | 多条刈コンバインの穀稈搬送装置 | |
JP2004024138A (ja) | コンバインの穀稈移送装置 | |
JP4445100B2 (ja) | コンバイン | |
JP5940870B2 (ja) | コンバイン | |
JPH046513Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20200814 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210112 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220118 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220304 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220411 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7058242 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |