JP4218419B2 - コンバインの刈取搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンバインの刈取搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンバインの刈取搬送装置において、刈取フレームの前側部に伝動軸の内装されている左右方向に沿った左右伝動ケースを設け、この左右伝動ケースの左右両端部から立ち上げた左・右引越し伝動ケースの上端部に左・右穀稈引越装置を取り付け、左右方向に沿った左右伝動ケースの中央部から立ち上げた左右の搬送伝動ケースに左・右根元搬送装置及び左・右掻込ホイールを設けたものは公知である。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−266652号公報(第2〜3頁、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術は、伝動軸の内装されている左右方向に沿った左右伝動ケースの左右両端部から左・右引越し伝動ケースを立ち上げて左・右穀稈引越装置を駆動し、左右伝動ケースの中央部から立ち上げた左右の搬送伝動ケースにより左・右根元搬送装置及び左・右掻込ホイールを駆動する構成で、刈取搬送部の伝動構成が複雑化しコストアップになる不具合が発生していた。そこで、この発明は、このような不具合を解消しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記課題を解決するために、次のような技術的手段を講じるものである。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
請求項の発明は、走行機体の前側部に刈取フレーム12を昇降自在に設け、該刈取フレーム12の前側部に伝動軸の内装されている左右方向に沿った前伝動ケース12cを設け、該前伝動ケース12cの左右両端部から左・右引越し伝動ケース16,16を立ち上げ、該左・右引越し伝動ケース16,16の下部から左・右搬送伝動ケース24,24を中央寄りに向けて延出し、該左・右搬送伝動ケース24,24の中央寄り端部下方には、チエン型搬送無端帯からなる左・右根元搬送装置27,27を設けると共に、その下方に左・右掻込ホイール39,39を設け、該左・右搬送伝動ケース24,24の中央寄り端部上方にはラグ付無端帯からなる左・右掻込搬送装置34,34を設け、前記前伝動ケース12c、左・右引越し伝動ケース16,16及び左・右搬送伝動ケース24,24に内装した伝動装置を経由して前記左・右根元搬送装置27,27、左・右掻込搬送装置34,34及び左・右掻込ホイール39,39を駆動するように構成したコンバインの刈取搬送装置において、前記左・右根元搬送装置27,27は、左・右伝動軸26,26に取り付けられている駆動スプロケット27a、チェンレール27b、チェンレール27bに軸架されている遊動スプロケット27c、テンションアーム27dに軸架されているテンションスプロケット27e、バネ27f、チェン型搬送無端帯27gにより構成し、前記左・右根元搬送装置27,27のうち、左根元搬送装置27は、前側の駆動スプロケット27 a 、後側の遊動スプロケット27c及びテンションスプロケット27eにチェン型搬送無端帯27gを巻き掛けて構成し、テンションスプロケット27eをテンションアーム27dに軸支して調節ボルト28及びバネ27fにより弾圧支持する構成とし、且つ、前記左根元搬送装置27は、左側のチェンレール27bの前端部を左側から中央寄りに斜め後側に向けて延出し、その後側端部に遊動スプロケット27cを軸架し、搬送部を中途部から屈曲するように構成し、更に、テンションアーム27dをL型に屈折して構成し、遊動スプロケット27cを軸支する軸を介してテンションアーム27dの中途部の屈折部を軸支する構成としたことを特徴とする。
【0010】
前記構成によると、走行機体の前側部に昇降自在に設けられている刈取フレーム12の前側部には伝動軸の内装されている左右方向に沿った前伝動ケース12cが設けられていて、この前伝動ケース12cの左右両端部から立ち上げた左・右引越し伝動ケース16,16には左・右穀稈引越装置20,20が設けられていて、前伝動ケース12c及び左・右引越し伝動ケース16,16内の伝動装置を経て左・右穀稈引越装置20,20に動力が伝達される。また、左・右引越し伝動ケース16,16の下部から中央寄りに向けて延出している左・右搬送伝動ケース24,24の中央寄り端部の下方にはチエン型搬送無端帯の左・右根元搬送装置27,27が設けられ、左・右根元搬送装置27,27の下方に左・右掻込ホイール39,39が設けられていて、左・右搬送伝動ケース24,24の中央寄り端部の上方にはラグ付き掻込無端帯の左・右掻込搬送装置34,34が設けられていて、前伝動ケース12c、左・右引越し伝動ケース16,16及び左・右搬送伝動ケース24,24の内部に設けられている伝動装置を経由して左・右根元搬送装置27,27、左・右掻込ホイール39,39及び左・右掻込搬送装置34,34に動力が伝達される。
【0011】
【発明の効果】
【0012】
【0013】
請求項1の発明は、走行機体の前側部に昇降自在に設けられている刈取フレーム12の前側部には伝動軸の内装されている左右方向に沿った前伝動ケース12cを設け、この前伝動ケース12cの左右両端部から立ち上げている左・右引越し伝動ケース16,16から中央寄りに向けて延出している左・右搬送伝動ケース24,24の中央寄り端部上方には左・右掻込搬送装置34,34を設け、左・右搬送伝動ケース24,24の下方に左・右根元搬送装置27,27及び左・右掻込ホイール39,39を設けたので、藁屑類の詰まりを少なくし穀稈の掻込搬送性能を向上させることができる。
更に、前記左・右根元搬送装置27,27のうち、左根元搬送装置27は、前側の駆動スプロケット27a、後側の遊動スプロケット27c及びテンションスプロケット27eにチェン型搬送無端帯27を巻き掛けて構成し、テンションスプロケット27eをテンションアーム27dに軸支して調節ボルト28及びバネ27fにより弾圧支持する構成とし、且つ、前記左根元搬送装置27は、左側のチェンレール27bの前端部を左側から中央寄りに斜め後側に向けて延出し、その後側端部に遊動スプロケット27cを軸架し、搬送部を中途部から屈曲するように構成し、更に、テンションアーム27dをL型に屈折して構成し、遊動スプロケット27cを軸支する軸を介してテンションアーム27dの中途部の屈折部を軸支する構成としたから、遊動スプロケット27c及びテンションアーム27dの軸支構成を共用化して構成を簡素化しながら、チェン型搬送無端帯27gの張り調節代を大きくして張り効果を高めることができ、また、テンションアーム27dを左外側に配置できて、調節ボルト28の調節操作を容易にすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示すこの発明の実施例の形態について説明する。
まず、図1〜図3に基づきコンバインの全体構成について説明する。コンバインの走行車体1はクローラ走行装置2,2により走行し、走行車体1上には、操縦席3、脱穀部4、グレンタンク5、排稾処理装置6等を搭載し、脱穀部4の前方には後部の支点回りに上下回動して昇降する刈取搬送部7が設けられている。
【0015】
しかして、植立穀稈は刈取搬送部7の穀稈引越装置により引き起こされて刈刃装置で刈り取られ、刈取穀稈は掻込搬送されて後側の穀稈搬送装置10に受け継がれて揚上搬送され、脱穀部4のフィードチエン11に供給される。次いで、フィードチエン11により扱室内に送り込まれた穀稈は扱胴(図示省略)の回転により脱穀され、受け網を通過した穀粒・藁屑類は揺動選別棚(図示省略)に落下供給され、揺動選別棚の篩作用により穀粒と藁屑類に分離されながら下方の選別風路(図示省略)に移行し風選れる。風選された穀粒は一番揚穀機(図示省略)によりグレンタンク5に揚穀され収納される。また、選別風路の終端側に流れた藁屑類は脱穀部4の後部から機外に排出され、また、フィードチエン11により後方に搬送された脱穀済の排稾は排稾処理装置6により、例えば細断されて機外に排出される。
【0016】
次に、図4〜図7に基づき刈取搬送部7について説明する。
刈取フレーム12は、前後方向に沿う縦伝動ケース12aと、縦伝動ケース12aの後端部に設けられている動力入力ケース12bと、縦伝動ケース12aの前端に左右方向に沿うように設けられている前伝動ケース12cにより構成されていて、動力入力ケース12b内に軸架されている刈取入力軸13にはエンジン(図示省略)から動力が伝達される。また、縦伝動ケース12a、前伝動ケース12c内には刈取縦伝動軸14、刈取横伝動軸15が夫れ夫れ軸架されていて、刈取入力軸13に伝達された動力がベベルギヤを経て刈取縦伝動軸14に、次いでベベルギヤを経て刈取横伝動軸15に伝達されるように構成されている。
【0017】
刈取フレーム12の前伝動ケース12cの左右両側部から左・右引越し伝動ケース16,16を立ち上げ、この左・右引越し伝動ケース16,16の上部を内側に屈折している。この左・右引越し伝動ケース16,16内には左・右引越し伝動軸17,17を設けて、前記刈取横伝動軸15の両端部からベベルギヤを介して左・右引越し伝動軸17,17に動力を伝達するように構成している。また、前伝動ケース12cの中間部から中央引越し伝動ケース18を延出している。この中央引越し伝動ケース18は、下部側を前側に突出し、次いで後斜め上方に傾斜して延出する上側部で側面視屈折状に構成している。中央引越し伝動ケース18内には中央引越し伝動軸19を設けて、前記刈取横伝動軸15の右側中途部からベベルギヤ群を介して中央引越し伝動軸19に動力を伝達するように構成している。
【0018】
そして、左・右引越し伝動ケース16,16及び中央引越し伝動ケース18の上端部に、斜後方に急傾斜した左・右穀稈引越装置20,20及び中央穀稈引越装置21を夫れ夫れ取り付けている。また、前伝動ケース12cの両側から左・右分草杆21,21を前方に突出し、中央引越し伝動ケース18の下部から中央分草杆22,22を前方に突出し、これら分草杆21,21,22,22の先端部に分草ガイド体23を取り付けている。この左・右穀稈引越装置20,20及び中央穀稈引越装置21は左・右分草杆21,21の内側上方に所定間隔隔てて配置されていて、分草杆21,21,22,22の分草ガイド体23,…により引き起こされた穀稈が左・右穀稈引越装置20,20及び中央穀稈引越装置21の下端部前側に案内される構成である。
【0019】
なお、左・右穀稈引越装置20,20及び中央穀稈引越装置21は、穀稈引越しケースと、穀稈引越しケース内に回動するように巻き掛けられている引越しチエン(図示省略)と、引越しチエンに起伏自在に取り付けられている引越しラグ等により構成されていて、左・右引越し伝動ケース16,16及び中央引越し伝動ケース18内の左・右引越し伝動軸17,17、中央引越し伝動軸19を経て引越しチエン(図示省略)に動力が伝動される構成である。
【0020】
また、左・右引越し伝動ケース16,16の下側部から中央寄り斜め前方に向けて左・右搬送伝動ケース24,24を突出し、左・右搬送伝動ケース24,24内には伝動軸、ベベルギヤ、ウォーム、ウォームホイールからなる左・右搬送伝動装置25,25を内装し、左・右搬送伝動ケース24,24の先端側の左・右伝動軸26,26に動力を伝達している。
【0021】
左・右搬送伝動ケース24,24の先端部下側には、左・右根元搬送装置27,27を中央寄り斜め後方に向けて延出するように設け、左・右根元搬送装置27,27の搬送部始端側を平面視ハ字状に後側を狭くなるように構成している。この左・右根元搬送装置27,27は、左・右伝動軸26,26に取り付けられている駆動スプロケット27a、チエンレール27b、チエンレール27bに軸架されている遊動スプロケット27c、テンションアーム27dに軸架されているテンションスプロケット27e、バネ27f、チエン型搬送無端帯27gにより構成されている。
【0022】
また、左根元搬送装置27を構成するにあたり、図8に示すように、左側のチエンレール27bの前側部を左側から中央寄りに斜め後方に向けて延出し、後側部を中央から左側に向けて斜め後側に向けて延出し、その後側端部に遊動スプロケット27cを軸架し(あるいは後側端部を円弧状に構成し)、搬送部を中途部から屈曲するように構成している。
【0023】
そして、テンションアーム27dをL型に屈折して構成し、遊動スプロケット27cを軸支している軸を介してテンションアーム27dの中途部の屈折部を軸支する構成としている。従って、遊動スプロケット27c及びテンションアーム27dの軸支構成を共用化して構成を簡素化しながら、搬送無端帯27gの張り調節代を大きくして張り効果を高めることができ、また、テンションアーム27dを左外側に配置できて、調節ボルト28の調節操作を容易にすることができる。
【0024】
また、左引越し伝動ケース16から支持フレーム29を延出し、この支持フレーム29の基部側を中央寄り斜め後側に向けて延出し、その先端部を中央寄りに斜め前側に向けて延出して屈折状に構成している。そして、支持フレーム29の先端部に前記チエンレール27bの中間部をブラケットを介して取り付けている。しかして、図8に示すように、左搬送伝動ケース24、支持フレーム29及びチエンレール27bにより平面視四辺形状が構成され、その中央部に空間部31が形成される。従って、左側のチエンレール27bの強度アップを図りながら、その空間部31から藁屑類を落下させて詰まりを防止できる。また、支持フレーム29によりチエンレール27bの中途部を支持できて構成を簡素化することができる。
【0025】
なお、図8に示すように、左搬送伝動ケース24、支持フレーム29及びチエンレール27bにより四辺形状に構成し、左搬送伝動ケース24と支持フレーム29の先端部との間をステー32により連結することにより、チエンレール27bの撓みを防止し、チエン型搬送無端帯27gの撓みを防止し搬送性能を安定させることができる。
【0026】
また、左根元搬送装置27は、図8に示すように、前側の駆動スプロケット27a、後側の遊動スプロケット27c及びテンションスプロケット27eに搬送無端帯27gを巻き掛けて構成し、テンションスプロケット27eはテンションアーム27dに軸支されていて、調節ボルト28及びバネ27fにより弾圧支持されている。
【0027】
また、図9に示すように、左搬送伝動ケース24から延出した前記支持フレーム29にカバー33を取り付け、カバー33により前記バネ27fは上方を被覆している。そして、カバー33をその中央部から左右両側に下り傾斜に屈折し、藁屑類をカバー33の左右両側に案内して落下させ、バネ27fへの藁屑類の引っ掛かりを防止ししている。
【0028】
また、図10に示すように、左・右伝動軸26,26における左・右搬送伝動ケース24,24の下方部位には、駆動スプロケット27a,27aを取り付けて、左・右根元搬送装置27,27の搬送無端帯27g,27gを駆動するように構成している。
【0029】
また、図10に示すように、前記左・右搬送伝動ケース24,24の内側端部には上下方向の左・右伝動軸26,26を軸支し、この左・右伝動軸26,26における左・右根元搬送装置27,27の下方部位に左・右掻込ホイール39,39を取り付けている。
【0030】
前記のように、左・右引越し伝動ケース16,16から左・右搬送伝動ケース24,24を前側中央寄りに向けて延出し、この左・右搬送伝動ケース24,24の下方位置に左・右根元搬送装置27,27を吊り下げ状に配置したので、左・右根元搬送装置27,27の下方には広い空間を形成できて、藁屑類の停滞を少なくし穀稈の搬送を円滑に行なうことができる。
【0031】
左・右搬送伝動ケース24,24の左・右根元搬送装置27,27の上側には左・右掻込搬送装置34,34を設けている。この左・右掻込搬送装置34,34は、左・右伝動軸26,26に取り付けられている左・右駆動プーリ34a、左・右伝動軸26,26に基部側が取り付けられている掻込フレーム34b、掻込フレーム34bの先端部に軸支されている左・右プーリ34c、左・右駆動プーリ34aと左・右プーリ34c,34cに巻き掛けているラグ付きの掻込ベルト34d,34dにより構成されている。
【0032】
そして、この左・右掻込搬送装置34,34の基部側を左・右根元搬送装置27,27の搬送部の前部上方に対応配置し、その前側部を左右両側に向けての斜め前側に延出し、穀稈の根元部に掻込ベベル34d,34dのラグが作用して左右両側部から中央寄りに穀稈を集め、左・右根元搬送装置27,27の始端部に掻込搬送するように構成している。
【0033】
また、図4に示すように、前伝動ケース12cの両側から前方に延出している左・右分草杆21,21から、中央寄り後側に向けてステー35,35を延出し、そのステー35,35の先端部に左・右掻込搬送装置34,34の掻込フレーム34b,34bの先端側を支持している。
【0034】
また、図7及び図9に示すように、左引越し伝動ケース16から左斜め後方に向けてステー36を延出し、そのステー36に左掻込搬送装置34におけるテンションスプロケット27e調節用の調節ボルト28を支持している。そして、そのステー36に左側の刈取サイドカバー37の後側部を支持すると共に、左側の刈取サイドカバー37の前側部を左穀稈引越装置20のケースに取り付けている。
【0035】
また、図4に示すように、右側の刈取サイドカバー37の後側部を右引越し伝動ケース16から右後側に向けて延出しステー38に取り付け、右側の刈取サイドカバー37の前側部を右側分草杆21にボルト・ナットで取り付けている。
しかして、左根元搬送装置27のテンションスプロケット27e調整用の調節ボルト28を支持するステー36を利用して、左側の刈取サイドカバー37を取り付けているので、左側の刈取サイドカバー37の支持構成を簡素化することができる。また、左側の刈取サイドカバー37をステー36に支持した状態では、ステー36の支持強度がアップし、左根元搬送装置27のテンションスプロケット27eのテンションを確実にきかすことができる。
【0036】
また、図10及び図11に示すように、左・右搬送伝動ケース24,24の先端部に軸架されている左・右伝動軸26,26には、左・右搬送伝動ケース24,24の下側に左・右掻込ホイール39,39及び駆動スプロケット27a,27aを設けてボルト・ナットで連結して一体回転するように構成し、左・右伝動軸26,26における左・右搬送伝動ケース24,24の上側には左・右掻込搬送装置34,34の左・右駆動プーリ34a,34aを設け、前記左・右駆動プーリ34a,34aと駆動スプロケット27a,27aとの間に、巻付防止カラー40,40を配設する構成としてもよい。
【0037】
このように構成することにより、左・右搬送伝動ケース24,24の左・右伝動軸26,26により、左・右掻込搬送装置34,34及び左・右根元搬送装置27,27を駆動するものでありながら、巻付防止カラー40,40により左・右伝動軸26,26への藁屑類の巻付を少なくして、左・右搬送伝動ケース24,24を保護することができ、左・右搬送伝動ケース24,24をアルミ製としても摩耗を防止し耐久性を高めることができる。
【0038】
刈取搬送部7の後部には穀稈搬送装置10及び穂先搬送装置63を設け、左・右根元搬送装置27,27により左右両側から中央部に搬送される穀稈を穀稈搬送装置10及び穂先搬送装置63に引継ぎ脱穀部4に搬送するように構成している。この穀稈搬送装置10及び穂先搬送装置63をその後部を上下及び左右に回動自在に構成されていて、機体後部の脱穀部4に扱ぎ深さ調節可能に穀稈を供給するように構成している。そして、図12に示すように、この穀稈搬送装置10及び穂先搬送装置63の前端部を中央穀稈引越装置21の後側に接近するように延設し、穂先搬送装置63の前端部に対向するように穂先掻込ホイール65を配置し、モータ(図示省略)で駆動するように構成している。そして、中央穀稈引越装置21の引越しケースの後側には、上下方向中間部から上方にかけて平面視で変形三角形状の穂先ガイド板41を後側に突出するように設けている。
【0039】
しかして、左穀稈引越装置20及び中央穀稈引越装置21で引き起こされた穀稈穂先部は、穂先掻込ホイール65及び穂先ガイド板41の左側面により後方に案内されて穂先搬送装置63の中途部に合流し、また、右穀稈引越装置20で引き起こされた穀稈の穂先部は、穂先ガイド板41の右側面に案内されて穂先搬送装置63の始端部に合流し、これらは穂先搬送装置63の中途部で合流して終端側に搬送される。
【0040】
従って、左・右穀稈引越装置20,20及び中央穀稈引越装置21により引き起こされた穀稈の穂先部は穂先ガイド板41を経て穂先搬送装置63及び穂先掻込ホイール65に円滑に引き継がれ、短い穀稈のこぼれを防止し掻込搬送性能を高めることができる。
【0041】
なお、中央穀稈引越装置21の穀稈引越しケースにおける下部後側面の左側部には、弾性材で構成されている左ガイド杆42を取り付け、この左ガイド杆42を前記左掻込ホイール39の外周部における右側部前側に沿わせている。また、中央穀稈引越装置21の穀稈引越しケースにおける下部後側面の右側部には、弾性材で構成されている中央ガイド杆43を取り、この中央ガイド杆43を前記右根元搬送装置27の搬送中途部に沿わせている。
【0042】
図4、図13に示すように、中央分草杆22のフレーム部から左掻込ホイール39に向けて支持部材44を延出し、支持部材44の先端部に軸受を介して左遊転掻込ホイール45を支持し、左遊転掻込ホイール45の掻込凸部を前記右掻込ホイール39の掻込凸部とを係合し、右掻込ホイール39を介して左遊転ホイール45を駆動するように構成している。
【0043】
そして、支持部材44の先端部には、補助掻込搬送装置46を前記左左掻込搬送装置34及び左根元搬送装置27に対して前後方向直線に左右対称状に設けている。なお、補助掻込搬送装置46は、左遊転掻込ホイール45と一体的に回転する遊転軸に取り付けられている駆動プーリ、遊転軸に基部側が取り付けられている掻込フレーム、掻込フレームの先端部に軸支されているプーリ、駆動プーリとプーリに巻き掛けているラグ付きの掻込ベルトにより構成されていてる。しかして、補助掻込搬送装置46は左遊転掻込ホイール45により駆動される。
【0044】
また、図4に示すように、中央分草杆22から弾性材からなる遊動掻込ホイールガイド杆47を後方に向けて延出し、この遊転掻込ホイールガイド杆47の中途部を屈曲して、その後側部を左遊転掻込ホイール45の掻込凸部上方に沿わせて配置し、また、中央分草杆22から弾性材からなる掻込ホイールガイド杆48を左斜め後方に向けて延出し、この掻込ホイールガイド杆48の中途部を屈曲して、その後側部を左掻込ホイール39の掻込凸部の上方に沿わせて配置している。
【0045】
また、中央分草杆22から左・右掻込搬送ガイド杆49,50を左右後方に向けて延出し、左・右掻込搬送ガイド杆49,50の前側部を左右両側に向けて斜め後方に延出し、その中途部を屈曲して終端部を内側に向けて斜め後方に延出し、その終端部を左掻込搬送装置34、補助掻込搬送装置46のラグに平面視でオーバーラップするように対向して位置させ穀稈を案内するように構成している。
【0046】
図13について説明する。中央引越し伝動ケース18にはブラケットを介して右根元穀稈ガイド杆(前側)58を取り付け、この右根元穀稈ガイド杆(前側)58を右掻込ホイール39及び右根元搬送装置27の搬送部始端側に対向して設けている。そして、この右根元穀稈ガイド杆(前側)58は、始端側部58a及び終端側部58bによりL字型に屈曲して構成されていて、右掻込ホイール39の前側部と始端側部58aとの間が平面視で前側ほど幅広に形成して掻込穀稈の受入れを円滑にするように構成し、終端側部58bを右根元搬送装置27の中途搬送部に沿わせて弾圧している。また、中央引越し伝動ケース18にブラケットを介して右根元穀稈ガイド杆(後)59を取り付け、この右根元穀稈ガイド杆(後)59を右根元穀稈ガイド杆(前側)58の後側に沿わせて後側に延出して右根元搬送装置27の搬送終端部に弾圧して対向配置している。
【0047】
右根元搬送装置27の搬送始端側には右根元穀稈ガイド杆(前側)58を配置し、搬送終端側には右根元穀稈ガイド杆(後)59を対向配置し、夫れ夫れ短い搬送経路の穀稈を挟持するようにしたので、案内挟持性能を高め搬送穀稈のずれやこぼれを少なくすることができる。
【0048】
また、図14に示すように、中央引越し伝動ケース18から左掻込ホイール39に向けて支持部材44を延出し、この支持部材44の先端部に軸受52を介して左遊転掻込ホイール45を支持し、左遊転掻込ホイール45の掻込凸部を前記左掻込ホイール39の掻込凸部とを係合し、左掻込ホイール39を介して左遊転掻込ホイール45を駆動するように構成している。
【0049】
そして、前記支持部材44には左根元穀稈ガイド杆54を取り付け、この左根元穀稈ガイド杆54の始端側を左遊転掻込ホイール45の掻込凸部の基部上方を経由して左根元搬送装置27の搬送部の中途部に圧接するように延出している。また、支持部材44先端の軸受52には補助穀稈ガイド杆55の先端リング部を嵌合支持し、補助穀稈ガイド杆55を左根元穀稈ガイド杆54の後側に沿わせて後方に延出し、補助穀稈ガイド杆55の終端部を左根元搬送装置27の終端部に圧接している。また、支持部材44には遊動掻込ホイールガイド杆53を左遊動掻込ホイール45の掻込凸部の基部上方に沿わせて延出し、遊動掻込ホイールガイド杆53の終端部を左根元搬送装置27の中途搬送部に所定間隔隔てて配置し、遊動掻込ホイールガイド杆53の終端部を補助穀稈ガイド杆55の基部に支持している。
【0050】
前記のように構成したので、左遊転掻込ホイール45への穀稈の巻き込みを防止して円滑に穀稈を掻き込むことができ、また、左根元搬送装置27の左斜め後方に向けて屈曲した終端搬送部で搬送中の穀稈を確実に挟持して搬送することができる。また、左遊転掻込ホイール45を支持する支持部材44を介して左根元穀稈ガイド杆54及び補助穀稈ガイド杆55を支持するので、支持構成を簡素化することができる。
【0051】
また、図15〜図17に示すように、刈取フレーム12の縦伝動ケース12a下部から右斜め上方に向けて支持筒56を延出し、右根元搬送装置27のチエンレール27b後側位置で、且つ、搬送無端帯27gの内周部位を支持筒56の上端部で支持し、支持筒56におけるチエンレール27bの上側位置には、テンションアーム27dの一端を軸架し、テンションアーム27dの他端側を右斜め前方に向けて延出して搬送無端帯27gの非搬送側中途部に位置させ、そのテンションアーム27dの他端部にテンションスプロケット27eを取り付けている。そして、テンションアーム27dの他端部におけるテンションスプロケット27eの外側位置に支持部57を設け、支持部57に調整自在に取り付けた調節ボルト28及びバネ27fにより、テンションスプロケット27eをチエン型搬送無端帯27gに圧接するように構成してもよい。
【0052】
前記のように構成すると、刈取フレーム12から延出した支持筒56及び右引越し伝動ケース16によりチエンレール27bを支持することとなり、右根元搬送装置27を強固なものとすることができ、また、支持筒56を介してテンションアーム27dを軸架したので構成を簡素化することができる。また、テンションスプロケット27e調整用のバネ27fを左・右根元搬送装置27,27の終端側の合流部から離れた所に位置させることができ、テンションスプロケット27e及びバネ27fに藁屑類の落下付着を少なくし、テンション性能を向上させることができる。
【0053】
しかして、刈取搬送部7の回転各部を駆動し機体を前進させると、左・右分草杆14,14、中央分草杆15の分草ガイド体16の先端部で倒伏穀稈が掬い上げられながら左・右穀稈引越装置20,20及び中央穀稈引越装置21の下端部に案内され、次いで、穀稈は左・右穀稈引越装置20,20及び中央穀稈引越装置21の起立した引越しラグに引き継がれ、引越しラグの上方への移動により左・右穀稈引越装置20,20及び中央穀稈引越装置21に沿って引き起こされ、刈刃装置61(図1に示す)により刈り取られる。
【0054】
次いで、引き起こされた穀稈の根元部は左・右掻込搬送装置34,34,補助掻込搬送装置46、左・右掻込ホイール39,39,左遊転掻込ホイール45及び左・右根元搬送装置27,27により、左右両側から中央部に集められながら後方に搬送されて、後方に搬送される穀稈は中央部に集められて左・右根元搬送装置27,27の終端部で合流し、次いで穀稈搬送装置10に引き継がれて揚上搬送され、脱穀部4のフィードチエン11に引き継がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の側面図
【図2】全体の平面図
【図3】全体の正面図
【図4】要部の平面図
【図5】要部の斜視図
【図6】伝動経路を示す斜視図
【図7】要部の側面図、斜視図
【図8】要部の平面図
【図9】要部の平面図
【図10】要部の切断正面図
【図11】要部の平面図
【図12】要部の切断平面図
【図13】要部の平面図
【図14】要部の平面図
【図15】要部の平面図
【図16】要部の平面図
【図17】要部の平面図、切断側面図
【符号の説明】
1 走行車体
2 クローラ走行装置
3 操縦席
4 脱穀部
5 グレンタンク
6 排稾処理装置
12 刈取フレーム
12c 前伝動ケース
16 左・右引越し伝動ケース
24 左・右搬送伝動ケース
27 左・右根元搬送装置
27a 駆動スプロケット
27b チェンレール
27c 遊動スプロケット
27d テンションアーム
27e テンションスプロケット
27f バネ
28 調節ボルト
29 支持フレーム
31 空間部
34 左・右掻込搬送装置
39 左・右掻込ホイール

Claims (1)

  1. 走行機体の前側部に刈取フレーム(12)を昇降自在に設け、該刈取フレーム(12)の前側部に伝動軸の内装されている左右方向に沿った前伝動ケース(12c)を設け、該前伝動ケース(12c)の左右両端部から左・右引越し伝動ケース(16,16)を立ち上げ、該左・右引越し伝動ケース(16,16)の下部から左・右搬送伝動ケース(24,24)を中央寄りに向けて延出し、該左・右搬送伝動ケース(24,24)の中央寄り端部下方には、チエン型搬送無端帯からなる左・右根元搬送装置(27,27)を設けると共に、その下方に左・右掻込ホイール(39,39)を設け、該左・右搬送伝動ケース(24,24)の中央寄り端部上方にはラグ付無端帯からなる左・右掻込搬送装置(34,34)を設け、前記前伝動ケース(12c)、左・右引越し伝動ケース(16,16)及び左・右搬送伝動ケース(24,24)に内装した伝動装置を経由して前記左・右根元搬送装置(27,27)、左・右掻込搬送装置(34,34)及び左・右掻込ホイール(39,39)を駆動するように構成したコンバインの刈取搬送装置において、前記左・右根元搬送装置(27,27)は、左・右伝動軸(26,26)に取り付けられている駆動スプロケット(27a)、チェンレール(27b)、チェンレール(27b)に軸架されている遊動スプロケット(27c)、テンションアーム(27d)に軸架されているテンションスプロケット(27e)、バネ(27f)、チェン型搬送無端帯(27g)により構成し、前記左・右根元搬送装置(27,27)のうち、左根元搬送装置(27)は、前側の駆動スプロケット(27a)、後側の遊動スプロケット(27c)及びテンションスプロケット(27e)にチェン型搬送無端帯(27g)を巻き掛けて構成し、テンションスプロケット(27e)をテンションアーム(27d)に軸支して調節ボルト(28)及びバネ(27f)により弾圧支持する構成とし、且つ、前記左根元搬送装置(27)は、左側のチェンレール(27b)の前端部を左側から中央寄りに斜め後側に向けて延出し、その後側端部に遊動スプロケット(27c)を軸架し、搬送部を中途部から屈曲するように構成し、更に、テンションアーム(27d)をL型に屈折して構成し、遊動スプロケット(27c)を軸支する軸を介してテンションアーム(27d)の中途部の屈折部を軸支する構成としたことを特徴とするコンバインの刈取搬送装置。
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