JP3831518B2 - コンバインの刈取部支持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインの前部に配置し、穀稈を引き起し、刈り取り、脱穀部へ搬送する刈取部を、左右にスライド可能とし、この刈取部を上方で支持するための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からコンバインによる刈取作業は、圃場の周囲から中央に順次回りながら刈り取る「回り刈り作業」と、圃場の幅方向の中途部を刈り取って刈取作業効率を上げる「中割り作業」が行われる。
しかし、圃場端の畦際刈取作業や中割り作業の場合には刈取部を機体中央側にスライドさせて機体幅全面で刈取作業を行い、回り刈り作業の場合には未刈り側の穀稈から離れて、未刈り穀稈を踏みつけたり、切断藁を未刈り側へ排出しないように、刈取部を未刈り側へスライドさせて刈取作業を行えようにしたコンバインが公知となっている。
例えば、特開平7−308114号公報の技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記特開平7−308114号の技術は、刈取部の回動支点となる横回動支点パイプから前下方へ縦連結パイプを延設して、該縦連結パイプの前下端にギアケースを設けてスライドパイプを左右方向に摺動自在に支持し、該スライドパイプに刈取フレームを取り付けて刈取部をスライド可能に支持していた。
そして、このままでは刈取部は、前または後に傾倒してしまうので、引き起しケース上部に設けた横伝動パイプ(引き起し駆動ケース)と前記横回動支点パイプ及び縦連結パイプから延出したフレームとを回動フレームで連結して、支持する構成としていた。
【0004】
しかし、前記刈取部のスライド時に回動する回動フレームと横伝動パイプの枢支部が露出された構成となっていたために、刈取作業時にこの枢支部に穀稈の穂先部が引っ掛かったり、絡んだりし、スライドがスムースにできなくなることがあった。
また、刈取部の上方には防塵カバーを設けて、刈取搬送時に発生する塵埃等が運転席側へ飛散することを防止するように構成しているが、防塵カバーは前記横伝動パイプから後方へ延出する構成としていたために、後側の強度が不足し、後側へ大きく延出することができずに小さな面積にしか構成できず、また、振動が生じて騒音を発したりすることがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【0006】
刈取部(6)を左右スライド可能としたコンバインにおいて、刈取部(6)の上下回動支点より前下方に延出した縦連結パイプ(25)の前端にスライド支持ケース(27)を横設し、該刈取部(6)の下部を支持すると共に、前記縦連結パイプ(25)より上方に補強フレーム(50)を延設し、該補強フレーム(50)上に揺動フレーム(56)の後部を枢支し、該揺動フレーム(56)の前部に刈取部(6)との連結部を設け、該連結部を引き起しケース(35)の裏側に配置し、前記補強フレーム(50)上に、上部フレーム(52)及びカバー支持フレーム(53)を固設し、該上部フレーム(52)及びカバー支持フレーム(53)とにより平面視四角形状の枠状フレームを設け、前記引き起しケース(35)上部の右側を揺動フレーム(56)を介して上部フレーム(52)と枢結し、該引き起しケース(35)左側の左伝動ケース(29)とカバー支持フレーム(53)を連結リンク(94)を介して枢結したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施例を説明する。
図1は本発明の刈取装置を装備したコンバインの全体側面図、図2は同じく平面図、図3は刈取部の側面図、図4は同じく平面図、図5は刈取スライドの上部ガイド部の平面図である。
【0008】
図1、図2よりコンバインの全体構成から説明する。
クローラー式走行装置1上に機体フレーム2を支持し、該機体フレーム2の進行方向右側前部上に運転部3を配置し、該運転部3は前部にフロントコラム4を立設して、該フロントコラム4上に操向レバーやアクセルレバー等を配置し、フロントコラム4側部の機体中央側にサイドコラム5を立設し、該サイドコラム5上に作業クラッチレバーや変速レバーやスライドレバー等を配置している。
【0009】
そして、機体フレーム2の進行方向左側から前方へ、スライド可能とする刈取部6が突出配置され、穀稈を引き起こして株元を刈刃によって刈り取り、搬送装置によって後方へ搬送する。該刈取部6の後部には脱穀部7が配置され、搬送装置によって搬送された穀稈の株元をフィードチェーン8によって挟持して後方へ搬送しながら、扱胴9によって脱粒する。脱穀後の排藁は排藁チェーン10によって後方へ搬送され、カッターや結束装置等の排藁処理装置11によって処理される。
【0010】
前記脱穀部7下部には選別装置が配置され、該選別装置によって選別された後の二番物は再度扱胴9または処理胴へ還元され、ゴミ等は排出され、穀粒は一番コンベアや揚穀コンベア12を介して運転部3後部に配置したグレンタンク13に搬送される。該グレンタンク13内の下部には下部コンベアが配置され、該下部コンベアは排出オーガ14に連通され、該下部コンベア及び排出オーガ14を駆動することによって、グレンタンク13内の穀粒を排出できるようにしている。
また、前記運転部3における座席15下方にはエンジン16が配置され、該エンジン16の駆動力を前記クローラー式走行装置1に伝えて走行し、刈取部6、脱穀部7、選別部等の各部に伝えて、連続的に刈り取り、脱穀・選別作業を行い穀粒をグレンタンク13に貯留するのである。
【0011】
次に、刈取部6の構成を、図3、図4より説明する。
機体フレーム2の前部上に、回動支点台20・21を設け、該回動支点台20・21上部にパイプより構成された上下回動支点軸22を枢支し、該上下回動支点軸22は入力ギヤケース23より左右に突出され、該上下回動支点軸22内には刈取入力軸(伝動1軸)19が軸支されて、該刈取入力軸19の一端は進行方向右側に突出されて入力プーリー24を固設している。
【0012】
前記入力ギヤケース23より前下方に縦連結パイプ25が突設され、該縦連結パイプ25の中途部と機体フレーム2の間に昇降用油圧シリンダー26が介装されて、該縦連結パイプ25の前端にスライド支持ケース27が固設されている。該スライド支持ケース27にスライドパイプ30を摺動自在に支持し、該スライドパイプ30両側に、ベベルギアケース80・81を介して支持プレート31・31を固設して、該支持プレート31・31の前部間に横連結フレーム32固設している。そして、前記スライド支持ケース27とベベルギアケース81の間に油圧シリンダー82を介装し、該油圧シリンダー82を伸縮することで刈取部6を左右にスライド可能としている。
【0013】
前記横連結フレーム32より前方に、刈取フレーム33・33・・・が前方に突設され、該刈取フレーム33・33・・・前端にそれぞれ分草板34・34・・・が固設されている。該分草板34・34・・・の後部には3条の引き起しケース35・35・35が立設され、該引き起しケース35・35・35にはそれぞれタイン36・36・・・を設けたチェーンが収納され、該引き起しケース35・35・35の上部の裏面からそれぞれ動力が入力され、各入力軸は引き起しケース35・35・35の上方に横設した引き起し駆動ケース37内の伝動軸と連動連結されている。
【0014】
該引き起し駆動ケース37の右側下部には右側刈取フレーム33より上方に立設した支持フレーム28が連結されて支持され、引き起し駆動ケース37の左側下部にはパイプ状に構成した左伝動ケース29が連結され、該左伝動ケース29の下部はスライドパイプ30の左側に連結して、左伝動ケース29内に軸支した伝動軸を介して引き起しケース35に動力を伝える構成としている。
【0015】
また、前記刈取フレーム33・33・・・の後部間の下側には刈刃39が横設され、刈取フレーム33・33・・・上方には、穀稈の株元側を掻き込むスターホイル40・40・40と掻込ベルト41・41・41が配置され、更に上後方へ株元搬送装置42L・42Rが配置され、その上方には下部搬送装置43L・43R、上部搬送装置44・44が配置されて、前記刈刃39によって刈り取った後の穀稈が、株元搬送装置42L・42R、下部搬送装置43L・43R、上部搬送装置44・44によって後方へ搬送されて一つに合流される。更にその後部で機体側に、縦搬送装置45と穂先搬送装置46が配置されて、搬送された穀稈の株元側は縦搬送装置45、穂先側は穂先搬送装置46に受け継がれて、穀稈の株元側は更に前記フィードチェーン8に受け継がれて脱穀部7へ搬送するようにしている。
【0016】
前記縦搬送装置45は後部側が上下回動自在に支持されて図示しないモーターを駆動することによって前側を上下に回動可能とされ、穀稈の長さに合わせて上下に回動するように制御されている。また、縦搬送装置45の前部はリンク等を介して刈取フレーム側から延出したフレームと連結されて、左右スライドさせた時に追随して回動され、受け継ぎミスが生じないようにしている。
【0017】
そして、前記縦搬送装置45と穂先搬送装置46から脱穀入口へ穀稈が搬送される時に、稈こぼれや引っ掛かりが生じないように、図1、図2に示すように、穂部カバー90が設けられている。該穂部カバー90は図10に示すように、縦搬送装置45に取り付ける前カバー90aと、脱穀部7の入口鉄板に取り付ける後カバー90bと、前記前カバー90aと後カバー90bとを連結してスライド時にも隙間ができないように変形可能とする連結カバー90cと、その他の前側の隙間を埋めるための補助カバー90d・90eから構成されている。
【0018】
そして、前記前カバー90aは縦搬送装置45上部の形状に合わせ、後カバー90bは入口鉄板の前部の形状に合わせて、鉄板をそれぞれ取付位置の形状に合わせて切断して折り曲げて構成され、連結カバー90cと補助カバー90d・90eはそれぞれゴムや合成樹脂等の弾性体をそれぞれ取付部の形状、及び被覆する形状に合わせて切断して構成されている。こうして穀稈の株元が縦搬送装置45に挟持され、穂先側が穂先搬送装置46に挟持されながら搬送するときにその下側は穂部カバー90によって受けられて稈こぼれが生じないのである。
【0019】
次に、本発明の刈取部6の上部を支持するための構成を、図3及び図5〜図9により説明する。図6は上支持部の正面図、図7は同じく拡大側面図、図8は同じく平面図、図9は同じく正面図である。
前記縦連結パイプ25と入力ギヤケース23からそれぞれ右上方に補強フレーム50・51が延設され、該補強フレーム50・51の上端部は支持プレート47に固定され、該支持プレート47は正面視逆L字状に構成されて、支持プレート47上部の上板の下面に上部フレーム52が前後水平方向に横設され、該上部フレーム52は前後フレーム52aと、その先端より左方へ延設する左右フレーム52bからなり、平面視略L字状に構成されている。該前後フレーム52aは前記サイドコラム5の側部に配置され、左右フレーム52bは前記引き起し駆動ケース37の後部上に平行に配置される。
【0020】
更に、該上部フレーム52の左右フレーム52bの左端より、前後フレーム52aの後部上までの間に、L字状に構成した防塵カバー支持フレーム53が固設されて、該防塵カバー支持フレーム53と前記上部フレーム52とで、枠状に構成して剛性を高めている。更に、前記支持プレート47の上部に三角形状のカバー取付プレート48が立設され、該カバー取付プレート48と前記上部フレーム52前部に突設したステー49とカバー支持フレーム53の上部に、防塵カバー54を固定している。このように、防塵カバー54を支持する部材と固定部分が従来よりも多くなり、強固に固定して剛性を上げることができて、防塵カバー54は、従来よりも大きな面積とすることができて、広く覆うことができ、刈取時の塵埃の飛散も減少できるようになったのである。
【0021】
また、図3に示すように、前記上部フレーム52または支持プレート47側面から下方に、カバー65を延設して他側を前記穂部カバー90に固定し、該カバー65はゴム等の弾性体より構成して、刈取部6がスライドしても、そのスライドよ追随して変形し、上部フレーム52と穂部カバー90との間に隙間ができないように構成して、刈取部6から発生する塵埃等が運転席のあるサイドコラム側へ浸入することを防止している。
【0022】
前記補強フレーム50・51の上端部に、取付プレート60・60が平行に支持プレート47とともに固設され、該取付プレート60・60の前部に支点軸55が回転自在に支持され、該支持軸55に揺動フレーム56の後端部が固設されて、揺動フレーム56が上部フレーム52に対して揺動自在に支持されている。該揺動フレーム56はアーム部56aと、該アーム部56aの前端の両側面に固設したプレート部56b・56bと、該プレート部56b・56bの前部に横設して右方へ延設した枢支部56cから構成されている。
【0023】
前記アーム部56aは、前記前後フレーム52aの下方に位置して、支持軸55等とともに上方が覆われ、更に前後フレーム52aの上方及びアーム部56aの側方は、前記支持プレート47に覆われて塵埃等が溜まらず、穀稈の搬送も妨げないようにしている。前記プレート部56bは、側面視略L字状に構成して引き起し駆動ケース37を避けて下方へ延設できるようにし、枢支部56cは引き起し駆動ケース37の下方で平行となるように配置し、揺動フレーム56全体は、平面視L字状に形成されている。
【0024】
前記揺動フレーム56の前端に配置した、枢支部56cの先端部には枢支軸57が垂設され、該枢支軸57の下部が連結プレート61に枢支され、該連結プレート61は正面視(図9)でクランク状に折り曲げられ、一端は下前方へ突出されて、引き起しケース35の裏側に固定され、他端は右上方へ延設されて、支持ブラケット58より突設したステー58aに固定されている。
このようにして、揺動フレーム56前端の枢支部56c及びその連結部は、引き起し駆動ケース37の下方で、引き起しケース35の裏側に配置されて、スライド時に揺動フレーム56が揺動されても、枢支軸57等の連結部は殆ど露出することがなく、塵埃や藁くず等が堆積することもなくなり、スムースな揺動が得られるのである。
【0025】
前記支持ブラケット58は左右方向に配設されて、引き起し駆動ケース37の上後部側に固定され、左側の後面にステー58bが突設されて、該ステー58bに前記ステー49と摺動体59が固定されている。該摺動体59は側面視U字状に構成したケース体58aに、上下二つのローラー59b・59bが回転自在に枢支され、該ローラー59b・59bの間に、前記左右フレーム52bが挿入されて、刈取部6の左側を左右フレーム52b上で、摺動体59が左右摺動自在に支持される構成としている。
【0026】
このように構成することで、刈取部6は縦連結パイプ25から下方で支持するだけでは、前方へ倒れてしまうので、刈取部6の上部位置を、縦連結パイプ25から上方に突出した補強フレーム50・51や、上部フレーム52や揺動フレーム56等を介して連結支持することで、前方への倒れを防止し、また、刈取部6を左右スライドさせた場合でも、それに追随して揺動フレーム56が回動し、該揺動フレーム56は、穀稈の搬送経路から離れた刈取部6の上部右側に配置されて、穀稈の刈取搬送時に穀稈が揺動フレーム56やそれを支持する部材等に引っ掛かることもないのである。また、刈取部6を左側へスライドさせると、重心が左側へ移動するが、前記摺動体59によって左側を支持して刈取部6の左側が傾くことを防止している。
【0027】
また更に、左側の支持を強固とするために、図11、図12に示すように、前記カバー支持フレーム53の前後フレームの中途部下面に、回動ステー91を枢支軸92で枢支し、該回動ステー91の他側に枢軸93によって連結リンク94を枢支し、該連結リンク94の他端は前記左伝動ケース29の中途部に固設した取付ステー96に枢軸95を介して枢支されている。
【0028】
このように構成することによって、刈取部6を左右スライドさせると、前記揺動フレーム56の回動と共に連結リンク94も回動され、刈取部6の下部はスライドパイプ30の摺動により左右直線方向であるのに対して、揺動フレーム56及び連結リンク94の先端は円弧状となり、前後方向の移動が加わるが、揺動フレーム56は長いためにその前後動は短く、スライドパイプ30を中心とした刈取部6の前後回転で吸収でき、連結リンク94の前後動は回動ステー91の前後動によって吸収して、捩じれが生じて無理な負荷がかかることを防止している。
このようにして、左側へ刈取部6をスライドさせたときも、連結リンク94の連結によって刈取部6の左側が吊り下げ支持されて傾くことがなく、刈取部を安定して支持して、刈取作業を確実にできるようにしている。
【0029】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
刈取部(6)を左右スライド可能としたコンバインにおいて、刈取部(6)の上下回動支点より前下方に延出した縦連結パイプ(25)の前端にスライド支持ケース(27)を横設し、該刈取部(6)の下部を支持すると共に、前記縦連結パイプ(25)より上方に 補強フレーム(50)を延設し、該補強フレーム(50)上に揺動フレーム(56)の後部を枢支し、該揺動フレーム(56)の前部に刈取部(6)との連結部を設け、該連結部を引き起しケース(35)の裏側に配置し、前記補強フレーム(50)上に、上部フレーム(52)及びカバー支持フレーム(53)を固設し、該上部フレーム(52)及びカバー支持フレーム(53)からなる平面視四角形状の枠状フレームを設け、前記引き起しケース(35)上部の右側を揺動フレーム(56)を介して上部フレーム(52)と枢結し、該引き起しケース(35)左側の左伝動ケース(29)とカバー支持フレーム(53)を連結リンク(94)を介して枢結したので、該上部フレーム52とカバー支持フレーム53とにより、平面視四角形状の枠状フレームを構成したので、コンバインの刈取部支持構造の剛性を高めているのである。
また、刈取部を左側へスライドさせた時に、左側にかかる重量を連結リンク94を介して吊り下げ支持できるようになり、刈取部をスライドさせても安定した状態で刈取作業ができるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の刈取装置を装備したコンバインの全体側面図である。
【図2】 同じく平面図である。
【図3】 刈取部の側面図である。
【図4】 同じく平面図である。
【図5】 刈取スライドの上部ガイド部の平面図である。
【図6】 上支持部の正面図である。
【図7】 同じく拡大側面図である。
【図8】 同じく平面図である。
【図9】 同じく正面図である。
【図10】 穂部カバーの斜視図である。
【図11】 上支持部の他の実施例を示す側面図である。
【図12】 同じく平面図である。
【符号の説明】
6 刈取部
25 縦連結パイプ
27 スライド支持ケース
35 引き起しケース
50・51 補強フレーム
52 上部フレーム
53 カバー支持フレーム
54 防塵カバー
56 揺動フレーム
65 カバー
90 穂部カバー
94 連結リンク

Claims (1)

  1. 刈取部(6)を左右スライド可能としたコンバインにおいて、刈取部(6)の上下回動支点より前下方に延出した縦連結パイプ(25)の前端にスライド支持ケース(27)を横設し、該刈取部(6)の下部を支持すると共に、前記縦連結パイプ(25)より上方に補強フレーム(50)を延設し、該補強フレーム(50)上に揺動フレーム(56)の後部を枢支し、該揺動フレーム(56)の前部に刈取部(6)との連結部を設け、該連結部を引き起しケース(35)の裏側に配置し、前記補強フレーム(50)上に、上部フレーム(52)及びカバー支持フレーム(53)を固設し、該上部フレーム(52)及びカバー支持フレーム(53)とにより平面視四角形状の枠状フレームを設け、前記引き起しケース(35)上部の右側を揺動フレーム(56)を介して上部フレーム(52)と枢結し、該引き起しケース(35)左側の左伝動ケース(29)とカバー支持フレーム(53)を連結リンク(94)を介して枢結したことを特徴とするコンバインの刈取部支持構造。
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