JP2000279020A - コンバインの株元挾持搬送装置 - Google Patents

コンバインの株元挾持搬送装置

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JP2000279020A
JP2000279020A JP11086395A JP8639599A JP2000279020A JP 2000279020 A JP2000279020 A JP 2000279020A JP 11086395 A JP11086395 A JP 11086395A JP 8639599 A JP8639599 A JP 8639599A JP 2000279020 A JP2000279020 A JP 2000279020A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 詰まり穀稈の除去作業を容易かつ迅速に行な
うことができるコンバインの株元挾持搬送装置を提供す
る。 【解決手段】 無端回動体18を挾持搬送経路に沿う姿
勢で回動案内するバックアップ用のガイドレール28
を、無端回動体18に摺接するバックアップ位置とバッ
クアップ解除位置とに位置変更可能に構成する。無端回
動体18に張力を付与する回転輪21を突出位置と退避
位置とに位置変更可能に構成する。ガイドレール28を
バックアップ位置に位置保持し、かつ、回転輪21を突
出位置に位置保持する保持手段29を、一つの操作具3
2の操作で位置保持状態と位置保持解除状態とに切換可
能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、挾持レールと、該
挾持レールとの間で刈取穀稈を挾持搬送する突起付きの
無端回動体と、該無端回動体のうちの挾持搬送経路に位
置する部分を、この挾持搬送経路に沿う姿勢で回動案内
するバックアップ用のガイドレールとを設けてあるコン
バインの株元挾持搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の株元挾持搬送装置として
は、例えば、特開平10‐248356号公報に開示さ
れているように、無端回動体としての挾持搬送チェーン
に張力を付与するテンションスプロケットを設け、ガイ
ドレールを、それの搬送終端側の支点周りでの揺動で、
挾持搬送チェーンに摺接するバックアップ位置と挾持レ
ールから遠ざかるバックアップ解除位置とに位置変更可
能に構成するとともに、ガイドレールの搬送始端側に、
このガイドレールをバックアップ位置に位置固定する固
定手段を設け、この固定手段を固定解除操作可能に構成
したものが提案されている。この構成においては、挾持
搬送チェーンと挾持レールとの間で穀稈詰まりが生じた
とき、挾持搬送チェーンの回動を停止した状態で固定手
段を固定解除操作して、ガイドレールをバックアップ位
置からバックアップ解除位置に位置変更すると、挾持搬
送チェーンとガイドレールとの摺接が解除され、このガ
イドレールの摺接により阻止されていた挾持搬送チェー
ンのうちの挾持搬送経路に位置する部分の挾持レールか
ら遠ざかる方向への移動が許容されることとなり、これ
により挾持搬送チェーンと挾持レールとによる詰まり穀
稈の株元部に対する挾持力が弱まるから、その分だけこ
の株元部を引き抜き易くすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の株元挾持搬送装置おいて、ガイドレールをバックア
ップ解除位置に位置変更しても、挾持搬送チェーンには
テンションスプロケットから所定の張力が未だ付与され
ているため、詰まり穀稈の株元部に対する挾持搬送チェ
ーンと挾持レールとによる挾持力を大きく弱めることは
難しく、詰まり穀稈の除去作業に未だ手間取り易い問題
があり、詰まり穀稈の除去作業の作業効率を向上する上
で改良の余地がある。
【0004】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたも
のであって、その主たる課題は、詰まり穀稈の除去作業
を容易かつ迅速に行なうことができるコンバインの株元
挾持搬送装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
コンバインの株元挾持搬送装置の特徴構成は、挾持レー
ルと、該挾持レールとの間で刈取穀稈を挾持搬送する突
起付きの無端回動体と、該無端回動体のうちの挾持搬送
経路に位置する部分を、この挾持搬送経路に沿う姿勢で
回動案内するバックアップ用のガイドレールと、前記無
端回動体を巻回支持する状態で該無端回動体に張力を付
与する回転輪とを設けてあるコンバインの株元挾持搬送
装置であって、前記ガイドレールを前記無端回動体に摺
接するバックアップ位置と前記挾持レールから遠ざかる
バックアップ解除位置とに位置変更可能に構成するとと
もに、前記回転輪を前記無端回動体に張力を付与する突
出位置とこの突出位置から退避する退避位置とに位置変
更可能に構成し、更に、前記ガイドレールをバックアッ
プ位置に位置保持し、かつ、前記回転輪を突出位置に位
置保持する保持手段を、一つの操作具の操作で位置保持
状態と位置保持解除状態とに切換可能に構成してある点
にある。
【0006】(作用) 上記特徴構成によれば、通常
は、操作具を操作して保持手段を位置保持状態とし、ガ
イドレールをバックアップ位置に位置保持させ、かつ、
回転輪を突出位置に位置保持させておくことにより、無
端回動体のうちの挾持搬送経路に位置する部分は、ガイ
ドレールに摺接しながら挾持搬送経路に沿う姿勢で回動
案内され、かつ、回転輪から無端回動体に所定の張力が
付与されるから、この無端回動体の回動で、無端回動体
と挾持レールとの間で刈取穀稈の株元部を確実に挾持搬
送することができる。また、無端回動体と挾持レールと
の間で穀稈詰まりが生じた場合には、保持手段を位置保
持状態から位置保持解除状態に切り換えると、保持手段
によるガイドレールのバックアップ位置での位置保持及
び回転輪の突出位置での位置保持が解除され、ガイドレ
ールがバックアップ解除位置側に位置変更されるととも
に、回転輪が退避位置側に位置変更されると、このガイ
ドレールの摺接により阻止されていた無端回動体のうち
の挾持搬送経路に位置する部分の挾持レールから遠ざか
る方向への移動が許容されるだけでなく、回転輪から無
端回動体に付与される張力が軽減されるから、詰まり穀
稈の株元部に対する無端回動体と挾持レールとによる挾
持力を大幅に弱めることができ、その結果、従来の株元
挾持搬送装置に比して、詰まり穀稈の株元部を引き抜く
易くすることができる。しかも、一つの操作具を操作す
るだけ、保持手段を位置保持状態と位置保持解除状態と
に切り換えることができるから、例えば、ガイドレール
をバックアップ位置に位置保持する手段と、回転輪の突
出位置に位置保持する手段とを、各別に位置保持状態と
位置保持解除状態とに切り換える2つの操作具を設ける
場合に比して、詰まり穀稈の除去作業のための準備作業
を迅速に行なうことができる。 (効果) それ故に、通常の穀稈挾持搬送を確実に行な
うことができるものでありながらも、無端回動体と挾持
レールとの間で穀稈詰まりが生じた場合には、詰まり穀
稈の除去作業を容易かつ迅速に行なうことができ、詰ま
り穀稈の除去作業の作業効率を向上することができる。
【0007】本発明の請求項2によるコンバインの株元
挾持搬送装置の特徴構成は、前記保持手段に、回転する
ことにより前記ガイドレールをバックアップ位置に位置
保持する状態とバックアップ解除位置への位置変更を許
容する状態とに切り換える第1カムと、回転することに
より前記回転輪を突出位置に位置保持する状態と退避位
置への位置変更を許容する状態とに切り換える第2カム
とが備えられている点にある。
【0008】(作用) 上記特徴構成によれば、ガイド
レールをバックアップ解除位置からバックアップ位置に
位置変更し、かつ、回転輪を退避位置から突出位置に位
置変更するとき、操作具の操作に連れて回転する両カム
のカム面との接当で、ガイドレールが徐々にバックアッ
プ位置に移動するとともに、回転輪が徐々に突出位置に
移動するから、例えば、ガイドレールを一気にバックア
ップ位置に移動するとともに、回転輪を一気に突出位置
に移動する場合に比して、操作具の操作に要する操作力
を軽減し易い。 (効果) それ故に、腕力の弱い作業者でも、保持手段
の切換操作を容易に行なうことができる。
【0009】本発明の請求項3によるコンバインの株元
挾持搬送装置の特徴構成は、前記第1カムが、前記ガイ
ドレールの摺接裏面に面接触する状態でこのガイドレー
ルをバックアップ位置に位置保持するように構成されて
いるとともに、前記第2カムが、前記回転輪を回転自在
に支持するブラケットに面接触する状態でこの回転体を
突出位置に位置保持するように構成されている点にあ
る。
【0010】(作用) 上記特徴構成によれば、ガイド
レールの摺接裏面に第1カムを面接触させてガイドレー
ルをバックアップ位置に位置保持するとともに、回転輪
を回転自在に支持するブラケットに第2カムを面接触さ
せて回転輪を突出位置に位置保持するように構成してあ
るから、両カムによるガイドレール及び回転輪の位置保
持を安定よく強固に行なうことができる。 (効果) それ故に、通常の穀稈挾持搬送を一層確実に
行なうことができる。
【0011】本発明の請求項4によるコンバインの株元
挾持搬送装置の特徴構成は、前記第1カムと第2カムと
操作具とが一体形成され、一つの軸芯周りで回転するよ
うに構成されている点にある。
【0012】(作用) 上記特徴構成によれば、第1カ
ムと第2カムとを連動回転させる連動機構が不要となる
だけでなく、保持手段と操作具とを連動させる連動機構
も不要となる。 (効果) それ故に、製造コストの低廉化を一層図り易
い。
【0013】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は自脱型コ
ンバインの全体側面を示し、このコンバインは、左右一
対のクローラ式走行装置1Aを備えた走行機体1の前部
に、四条分の植立穀稈を刈り取って後方へ搬送する前処
理部2を左右向き軸芯周りに上下揺動自在に連結し、か
つ、走行機体1に、フィードチェーン3Aにより挾持搬
送される刈取穀稈に対して脱穀処理を施すとともに、脱
穀処理後の処理物に対して選別処理を施す脱穀装置3
や、選別処理後の穀粒を貯留するグレンタンク4及びエ
ンジン5等を搭載して四条刈り用に構成されている。
【0014】図1及び図2に示すように、前記前処理部
2は、植立穀稈の株元側に作用して分草する分草具6
と、分草された植立穀稈を引き起こす引起装置7と、引
き起こされた植立穀稈の株元側を切断するバリカン形式
の刈取装置8と、刈り取られた植立穀稈(刈取穀稈)を
左右に寄せ集めながら後方へ搬送する補助搬送装置9
と、左右に寄せ集められた刈取穀稈を左右中央に寄せ集
めた後に起立姿勢から横倒し姿勢に徐々に変更しながら
脱穀装置3に向けて供給搬送する供給搬送装置10、及
び、それらを支持する固定フレームとしての伝動ケース
兼用の支持フレーム11を設けて構成されている。
【0015】前記補助搬送装置9は、刈取穀稈の穂先側
を左右に寄せ集めながら後方に向けて係止搬送する四基
の突起付きの回動ベルト機構12と、刈取穀稈の株元側
を左右に寄せ集めながら後方に向けて係止搬送する四基
のパッカー13とを設けて構成されている。
【0016】前記供給搬送装置10は、補助搬送装置9
により搬送された刈取穀稈の穂先側を左右中央に寄せ集
めながら後方に向けて係止搬送する左右の穂先側係止搬
送装置14L,14Rと、補助搬送装置9により搬送さ
れた刈取穀稈の株元部を左右中央に寄せ集めながら後方
に向けて挾持搬送する左右の第一株元挾持搬送装置15
L,15Rと、左右の第一株元挾持搬送装置15L,1
5Rにより左右中央に寄せ集められた刈取穀稈の株元部
を左後方に向けて挾持搬送する第二株元挾持搬送装置1
6、及び、第二株元挾持搬送装置16により搬送された
刈取穀稈の株元部を受け取って脱穀装置3のフィードチ
ェーン3Aに供給する補助株元挾持搬送装置17を設け
て構成されている。
【0017】前記第一株元挾持搬送装置15L,15R
と、第二株元挾持搬送装置16と、及び補助株元挾持搬
送装置17とは、それぞれ、突起付きの無端回動体とし
ての挾持搬送チェーン18、及び、挾持搬送チェーン1
8側にバネ付勢された挾持レール19を設けて構成さ
れ、挾持レール19と挾持搬送チェーン18との間で刈
取穀稈を挾持搬送するように構成されている。尚、第二
株元挾持搬送装置16は、その前端側に設定された軸芯
周りに揺動自在に装備されており、その揺動操作によ
り、その後端部の補助株元挾持搬送装置17に対する穀
稈受渡し位置を変更することによって、脱穀装置3にお
ける刈取穀稈の扱深さを調節できるようになっている。
【0018】尚、当該実施形態では、本発明の特徴構成
を、前記左右の第一株元挾持搬送装置15L,15Rの
うちの左側の第一株元挾持搬送装置15Lに採用してあ
り、以下、この左側の第一株元挾持搬送装置15Lにつ
いて説明する。
【0019】図3に示すように、左側の第一株元挾持搬
送装置15Lの挾持搬送チェーン18は、搬送始端側に
位置する回転輪としてのローラ20と搬送終端側に位置
する回転輪としての従動スプロケット21とを介して搬
送フレーム22に回動自在に支持されているとともに、
駆動スプロケット23を介して駆動され、スプリング2
4を介して一方向に揺動付勢されたテンションローラ2
5を介して張力を付与されるように構成してある。
【0020】更に、前記挾持搬送チェーン18の搬送終
端側に位置する従動スプロケット21も、この挾持搬送
チェーン18の搬送終端部を巻回支持する状態で該挾持
搬送チェーン18に張力を付与するように構成されてい
て、従動スプロケット21を回転自在に支持するブラケ
ット26を、前記他方の挾持搬送チェーン18に対する
遠近方向に移動自在に前記搬送フレーム22に支持され
たスライド棒27の先端部に固着することで、従動スプ
ロケット21は、前記挾持搬送チェーン18に張力を付
与する突出位置とこの突出位置から挾持搬送チェーン1
8に囲まれた領域内に退避する退避位置とに位置変更可
能に構成してある。
【0021】また、前記搬送フレーム22には、前記挾
持搬送チェーン18の挾持搬送経路Lに位置する部分
を、この挾持搬送経路Lに沿う姿勢で回動案内するバッ
クアップ用のガイドレール28が、挾持搬送チェーン1
8に囲まれた領域内に位置する状態で、それの搬送始端
側を支点P1として、挾持搬送チェーン18に摺接する
バックアップ位置と挾持レール19から遠ざかるバック
アップ解除位置とに位置変更可能に揺動自在に支持され
ている。
【0022】前記搬送フレーム22には、ガイドレール
28をバックアップ位置に位置保持し、かつ、従動スプ
ロケット21を突出位置に位置保持する保持手段29が
設けられ、この保持手段29が、挾持搬送チェーン18
の回動面に直交し、かつ、従動スプロケット21の軸芯
の移動径路から側方に変位するとともに、ガイドレール
28の揺動範囲よりも挾持レール19から遠ざかる箇所
に位置する回転軸芯P2周りで回転自在な第1カム30
と第2カム31とを備えた回転体から構成されている。
つまり、保持手段29を構成する回転体は前記回転軸芯
P2周りで回転自在に構成されている。
【0023】そして、図4の(イ)に示すように、前記
第1カム30の先端側偏平側面30aが、前記ガイドレ
ール28の摺接裏面28aに第1カム30の先端側偏平
側面30aが面接触し、かつ、第2カム31の先端側偏
平側面31aが従動スプロケット21を回転自在に支持
するブラケット26に面接触する状態では、ガイドレー
ル28のバックアップ解除位置側への揺動が第1カム3
0に規制されてバックアップ位置に保持位置されるとと
もに、ブラケット26の退避位置側への移動が第2カム
31に規制されて従動スプロケット21が突出位置に位
置保持され、挾持搬送チェーン18に張力が付与され
る。つまり、この状態が保持手段29を構成する回転体
の位置保持状態である。
【0024】また、図4の(ロ)に示すように、前記第
1カム30の先端側偏平側面30aがガイドレール28
の摺接裏面28aから離間し、かつ、第2カム31の先
端側偏平側面31aがブラケット26から離間する状態
では、ガイドレール28のバックアップ解除位置への揺
動が許容されるとともに、従動スプロケット21の退避
位置への移動が許容される。そして、ガイドレール28
の摺接により阻止されていた挾持搬送チェーン18のう
ちの挾持搬送経路Lに位置する部分の挾持レール19か
ら遠ざかる方向への移動が許容されるとともに、挾持搬
送チェーン18の張力により従動スプロケット21が退
避位置に移動して、挾持搬送チェーン18に付与された
張力が軽減される。つまり、この状態が保持手段29を
構成する回転体の位置保持解除状態である。
【0025】更に、前記保持手段29を構成する回転体
には、この回転体を回転操作して位置保持状態と位置保
持解除状態とに切り換える一つの操作具としての操作レ
バー32が備えられている。
【0026】そして、前記操作レバー32の操作によ
り、保持手段29を構成する回転体を正逆回転させる
と、その一方の回転で、この回転体が、ガイドレール2
8をバックアップ位置に位置保持し、かつ、従動スプロ
ケット21を突出位置に位置保持する位置保持状態とな
り、また、他方の回転で、保持手段29を構成する回転
体が、ガイドレール28のバックアップ解除位置への位
置変更を許容し、かつ、従動スプロケット21の退避位
置への位置変更を許容する位置保持解除状態に切り換わ
る。つまり、一つの操作レバー32の操作で、保持手段
29を位置保持状態と位置保持解除状態とに切り換える
ことができる。
【0027】更に、前記第1カム30と第2カム31と
操作レバー32とは一つの板材から一体形成されてい
る。つまり、保持手段29を構成する第1カム30と第
2カム31とを備えた回転体に操作レバー32が一体形
成されている。
【0028】つまり、前記保持手段29には、回転する
ことによりガイドレール28をバックアップ位置に位置
保持する状態とバックアップ解除位置への位置変更を許
容する状態とに切り換える前記第1カム30と、回転す
ることにより従動スプロケット21を突出位置に位置保
持する状態と退避位置への位置変更を許容する状態とに
切り換える前記第2カム31とから構成されているとと
もに、これら第1カム30と第2カム31と操作レバー
32とが一体形成され、前記一つの回転軸芯P2周りで
回転するように構成されている。
【0029】尚、前記第1カム30の先端側と第2カム
31の先端側には、操作レバー32を切換操作して保持
手段29を構成する回転体を位置保持解除状態から位置
保持状態に回転するに連れて、ガイドレール28の摺接
裏面28aに接当して、このガイドレール28を挾持搬
送チェーン18の張力に抗してバックアップ位置にまで
徐々に揺動させるカム面30bと、従動スプロケット2
1を回転自在に支持するブラケット26を挾持搬送チェ
ーン18の張力に抗して突出位置にまで徐々に移動させ
るカム面31bとが、各々の偏平側面30a,31aに
連続する状態で形成されている。
【0030】図5に示すように、前記挾持搬送チェーン
18の上方には、それの回動面を覆うカバー体33が設
けられているとともに、このカバー体33に、前記回転
軸芯P2を中心する弧状の長孔34が貫通形成され、前
操作レバー32の先端部に立設されたねじ軸35が前記
長孔34に挿通されている。そして、ねじ軸35の先端
には操作ノブ36が螺合装着され、この操作ノブ36を
把持して、ねじ軸35を長孔34に沿って移動させるこ
とにより、操作レバー32と共に保持手段29を構成す
る回転体が回転軸芯P2周りで回転するように構成して
ある。更に、前記長孔34の長手方向一端縁に対してね
じ軸35が接当する位置が、保持手段29を構成する回
転体が位置保持状態となる位置に設定され、長孔34の
長手方向他端縁に対してねじ軸35が接当する位置が、
保持手段29を構成する回転体が位置保持解除状態とな
る位置に設定されている。また、前記操作ノブ36をね
じ軸35に締付け回転操作すると、カバー体33の上面
と、これに対向する操作ノブ36の端面とが押圧接当し
て、操作レバー32の回転を摩擦規制することができ
る。つまり、前記位置保持状態での保持手段29を構成
する回転体の位置保持解除状態側への回転は、操作レバ
ー32を回転操作しない限り、前記両カム30,31に
よるガイドレール28及びブラケット26に対する突っ
張りで阻止できるが、更に、位置保持状態で操作ノブ3
6を締付け操作しておくことにより、保持手段29を構
成する回転体の位置保持解除状態側への回転をより確実
に阻止することができるようになっている。
【0031】以上の構成から、通常は、保持手段29を
構成する回転体を位置保持状態に固定しておき、ガイド
レール28をバックアップ位置に位置保持させ、かつ、
従動スプロケット21を突出位置に位置保持させておく
ことにより、挾持搬送チェーン18のうちの挾持搬送経
路Lに位置する部分は、ガイドレール28に摺接しなが
ら挾持搬送経路Lに沿う姿勢で回動案内され、かつ、従
動スプロケット21とテンションローラ25とから挾持
搬送チェーン18に所定の張力が付与されるから、この
挾持搬送チェーン18の回動で、挾持搬送チェーン18
と挾持レール19との間で刈取穀稈の株元部を確実に挾
持搬送することができる。また、挾持搬送チェーン18
と挾持レール19との間で穀稈詰まりが生じた場合に
は、操作ノブ36の締付けを緩め、該操作ノブ36を把
持しながら操作レバー32を回転操作して、保持手段2
9を構成する回転体を位置保持状態から位置保持解除状
態に切り換えると、ガイドレール28のバックアップ位
置での位置保持及び従動スプロケット21の突出位置で
の位置保持が解除され、ガイドレール28がバックアッ
プ解除位置側に位置変更されるとともに、従動スプロケ
ット21が退避位置側に位置変更されると、このガイド
レール28の摺接により阻止されていた挾持搬送チェー
ン18のうちの挾持搬送経路Lに位置する部分の挾持レ
ール19から遠ざかる方向への移動が許容されるだけで
なく、従動スプロケット21から挾持搬送チェーン18
に付与される張力が軽減されるから、詰まり穀稈の株元
部に対する挾持搬送チェーン18と挾持レール19とに
よる挾持力を大幅に弱めることができ、詰まり穀稈の株
元部を引き抜く易くすることができる。しかも、一つの
操作レバー32を操作するだけ、保持手段29を構成す
る回転体を位置保持状態と位置保持解除状態とに切り換
えることができるから、詰まり穀稈の除去作業のための
準備作業を迅速に行なうことができる。従って、通常の
穀稈挾持搬送を確実に行なうことができるものでありな
がらも、挾持搬送チェーン18と挾持レール19との間
で穀稈詰まりが生じた場合には、詰まり穀稈の除去作業
を容易かつ迅速に行なうことができ、詰まり穀稈の除去
作業の作業効率を向上することができるものである。
【0032】図6〜図9に示すように、前記補助株元挾
持搬送装置17の挾持搬送チェーン18は、前処理部2
の支持フレーム11から分岐伝動されてくる駆動スプロ
ケット37を介して駆動され、搬送始端側に位置し、挾
持搬送チェーン18に張力を付与する回転輪としてのテ
ンションスプロケット38と搬送終端側に位置する回転
輪としての従動スプロケット39とを介して回動自在に
支持されている。そして、前記挾持搬送チェーン18の
うちのテンションスプロケット38から従動スプロケッ
ト39に至る内方には、この挾持搬送チェーン18の挾
持搬送経路を設定するチェーンガイド40が設けられて
いるとともに、前記挾持搬送チェーン18のうちのテン
ションスプロケット38から従動スプロケット39に至
る外方には、挾持搬送チェーン18側にバネ付勢された
挾持レール19を設けられている。この挾持レール19
は、支持フレーム11から延設されたフレーム41に設
けられた支持ケース42に支持されている。
【0033】そして、前記チェーンガイド40は、駆動
スプロケット37や、前記左右の穂先側係止搬送装置1
4L,14Rのうちの右側の穂先側係止搬送装置14R
の駆動スプロケット43等を支持する固定フレーム44
に連結固定された固定板45の前端部に縦軸芯P3周り
で左右揺動自在に支持されているとともに、チェーンガ
イド40の搬送後端側に前記従動スプロケット39が回
転自在に支持されている。
【0034】尚、前記チェーンガイド40は、固定板4
5に対して縦軸芯P3周りで左右揺動することにより、
図7に示すような、従動スプロケット39が駆動スプロ
ケット37から引き離された第1姿勢と、図8に示すよ
うな、従動スプロケット39が駆動スプロケット37側
に引き寄せられた第2姿勢とに切り換え固定することが
できるように構成されている。
【0035】従って、刈取穀稈が標準穀稈である場合に
は、チェーンガイド40を第1姿勢に固定することによ
り、補助株元挾持搬送装置17から供給された刈取穀稈
の株元部のフィードチェーン3Aによる挾持箇所が、脱
穀処理を適正に行なえる位置となる標準仕様となる。ま
た、刈取穀稈が短稈である場合には、チェーンガイド4
0を第2姿勢に固定することにより、補助株元挾持搬送
装置17から供給された短稈の株元部のフィードチェー
ン3Aによる挾持箇所が、脱穀処理を適正に行なえる位
置となる短稈仕様となる。つまり、チェーンガイド40
の姿勢変更で、標準穀稈と短稈との扱き深さを適正に調
節することができる。
【0036】更に、チェーンガイド40が第1姿勢に固
定された状態では、右側の穂先側係止搬送装置14Rの
下部フレーム46とチェーンガイド40との間に隙間S
が現出するが、図6と図9とに示すように、チェーンガ
イド40と下部フレーム46とに亘っては、前記補助株
元挾持搬送装置17に挾持され、穂先側係止搬送装置1
4Rにより係止される状態で搬送される刈取穀稈の稈身
を載置状態で案内する穀稈カバー47が設けられている
から、この穀稈カバー47にて前記隙間Sへの稈身の垂
れ下がりを防止することができる。
【0037】前記穀稈カバー47は、刈取穀稈の搬送方
向とほぼ直交する方向にジグザグに折り曲げ加工された
高分子材料製のものであり、チェーンガイド40の姿勢
変更に連れて伸縮するから、チェーンガイド40の姿勢
変更に伴って、その姿勢に応じた穀稈カバーに取り換え
る手間が不要となる。
【0038】図1と図10とに示すように、前記フィー
ドチェーン3Aの搬送始端部3aは、脱穀装置3の扱室
(図示せず)の前壁48よりも機体前方に突出させてあ
るとともに、この搬送始端部3aの上方に、この搬送始
端部3aを上方から覆うフィードチェーンカバー49が
上下方向に揺動自在に枢着され、フィードチェーンカバ
ー49と扱室の前壁48とに亘って装着された姿勢保持
体としてのトグルスプリング50で、フィードチェーン
3Aの搬送始端部3aを上方から覆う姿勢と、この搬送
始端部3aを上方に露出させる開放姿勢とに択一的に姿
勢保持可能に構成されている。尚、前処理部2で植立穀
稈を刈り取りながら脱穀処理する場合には、フィードチ
ェーンカバー49をフィードチェーン3Aの搬送始端部
3aを覆う姿勢にしておく。
【0039】更に、前記フィードチェーンカバー49を
開放姿勢にすると、このフィードチェーンカバー49が
扱室の前壁48に設けられたフィードチェーン停止用ス
イッチ51に接当して該スイッチ51がON操作され、
制御装置53による制御にて、前記エンジン5からの出
力系とフィードチェーン3Aの入力系との間に介在され
たフィードチェン駆動クラッチとしての電磁クラッチ5
2が切り状態となって、フィードチェーン3Aの駆動が
停止される。また、前記フィードチェーンカバー49を
フィードチェーン3Aの搬送始端部3aを覆う姿勢にす
ると、前記スイッチ51との接当が解除されて該スイッ
チ51がOFF操作され、制御装置53による制御にて
前記電磁クラッチ52が入り状態となって、フィードチ
ェーン3Aが駆動される。
【0040】更に、前記フィードチェーン3Aの搬送始
端部3a近傍に位置する状態で、作業者の手が届く範囲
内の二箇所には、フィードチェーンカバー49が開放姿
勢にある状態で駆動停止されたフィードチェーン3Aを
強制的に駆動する、つまり前記フィードチェーン停止用
スイッチ51のON操作に優先して、制御装置53によ
る制御にて前記電磁クラッチ52を入り状態にする一対
の手動スイッチ54A,54Bが、片手で同時に操作で
きない距離を隔ててそれぞれ設けられている。詳しく
は、一方の手動スイッチ54Aが、前記補助株元挾持搬
送装置17の挾持レール19の支持ケース42上に設け
られ、また、他方の手動スイッチ54Bがフィードチェ
ーン3Aの搬送始端部3aよりも後方に位置する搬送経
路上方を覆うカバー壁55の前端外側面に設けられてい
るとともに、両手動スイッチ54A,54Bは切り操作
側に付勢されている。尚、カバー壁55の前端外側面に
設けられた手動スイッチ54Bの上方には、緊急用のエ
ンジン停止スイッチ56が設けられている。
【0041】そして、前記フィードチェーンカバー49
を開放姿勢にした状態で、前記両手動スイッチ54A,
54Bの各々を両手でそれぞれ入り操作すると、前記フ
ィードチェーン停止用スイッチ53のON操作に優先し
て、前記電磁クラッチ52が入り状態となり、フィード
チェーン3Aが駆動するとともに、これら手動スイッチ
54A,54Bから少なくとも片手を離すと(すくなく
とも一方の手動スイッチが切り状態となると)、電磁ク
ラッチ52が切り状態となり、フィードチェーン3Aの
駆動が停止される。
【0042】つまり、図11のフローチャートに示すよ
うに、手刈りされた刈取穀稈を枕扱きするにあたり、前
記電磁クラッチ52と図示しない脱穀クラッチとが共に
入り状態(ON)で、前記フィードチェーンカバー49
がフィードチェーン3Aの搬送始端部3aを覆う姿勢
(CLOSE)にあれば、フィードチェーン3Aが駆動
したままであるが、前記フィードチェーンカバー49を
開放姿勢(OPEN)にすると、電磁クラッチ52が切
り状態(OFF)となって、フィードチェーン3Aの駆
動が停止され、更に、この状態から両手動スイッチ54
A,54Bの各々を両手でそれぞれ入り操作(ON)す
ると、前記フィードチェーン停止用スイッチ51のON
操作に優先して、前記電磁クラッチ52が入り状態(O
N)となりフィードチェーン3Aが駆動する。従って、
両手動スイッチ54A,54Bの各々を両手でそれぞれ
入り操作する前に、駆動停止しているフィードチェーン
3Aの搬送始端部3aに手刈りされた刈取穀稈の株元部
を載置して、両手動スイッチ54A,54Bの各々を両
手でそれぞれ入り操作すると、フィードチェーン3Aが
駆動して、この搬送始端部3aに載置された刈取り穀稈
がフィードチェーン3Aにて扱室内に供給されて脱穀処
理される。従って、枕扱きを行なうにあたって、フィー
ドチェーンカバー49を開放姿勢にしても、両手動スイ
ッチ54A,54Bの各々を両手でそれぞれ入り操作し
ているときしか、フィードチェーン3Aが駆動しないよ
うになっている。
【0043】〔その他の実施形態〕 前記実施形態では、本発明の特徴構成を、前記左右
の第一株元挾持搬送装置15L,15Rのうちの左側の
第一株元挾持搬送装置15Lに採用したがこれに限定さ
れるものではなく、本発明の特徴構成を、右側の第一株
元挾持搬送装置15R、第二株元挾持搬送装置16、補
助株元挾持搬送装置17に採用して実施してもよい。 前記操作具32を保持手段29とは各別に形成し、
この操作具32と保持手段29とを操作ワイヤー等の連
係機構を介して引起装置7等に設けて実施してもよい。 前記第1カム30と第2カム31とを各別に形成す
るとともに、第1カム30と第2カム31とを独立した
回転軸芯周りで回転するように支持し、両カム30,3
1を連係機構を介して連動回転するように構成してもよ
い。尚、この場合、保持手段29は、両カム30,31
と連係機構とから構成され、操作具32を一方のカム又
は連係機構に設ければよい。 前記挾持搬送チェーン18における挾持搬送経路L
を、この挾持搬送チェーン18の搬送終端部を巻回支持
するローラ20と搬送終端部を巻回支持する従動スプロ
ケット21との接線よりも挾持レール19側に偏位した
位置に形成してもよい。尚、この場合、ガイドレール2
8がバックアップ位置に保持位置された状態では、この
ガイドレール28の摺接面28bで挾持搬送チェーン1
8の途中が、挾持搬送チェーン18の張力に抗して挾持
レール19側に押し出されて挾持搬送経路Lに位置する
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの左側側面図
【図2】前処理部の構成を示すコンバイン前半部の概略
平面図
【図3】左側の第1株元挾持搬送装置の平面図
【図4】(イ)は保持手段の位置保持状態を示す要部の
一部切欠き平面図、(ロ)は保持手段の位置保持解除状
態を示す要部の一部切欠き平面図
【図5】要部の縦断面図
【図6】穀稈カバーを示す平面図
【図7】補助株元挾持搬送装置の平面図
【図8】補助株元挾持搬送装置の平面図
【図9】補助株元挾持搬送装置から右側の穂先側係止搬
送装置に亘る要部の縦断面図
【図10】フィードチェーンの駆動制御系を示すブロッ
ク図
【図11】枕扱きにおけるフィードチェーンの駆動制御
を示すフローチャート
【符号の説明】
18 無端回動体(挾持搬送チェーン) 19 挾持レール 21 回転輪(従動スプロケット) 26 ブラケット 28 ガイドレール 28a 摺接裏面 29 保持手段 30 第1カム 31 第2カム 32 操作具(操作レバー) L 挾持搬送径路 P2 軸芯(回転軸芯)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高塚 善博 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B084 AA01 AC05 BB07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挾持レールと、該挾持レールとの間で刈
    取穀稈を挾持搬送する突起付きの無端回動体と、該無端
    回動体のうちの挾持搬送経路に位置する部分を、この挾
    持搬送経路に沿う姿勢で回動案内するバックアップ用の
    ガイドレールと、前記無端回動体を巻回支持する状態で
    該無端回動体に張力を付与する回転輪とを設けてあるコ
    ンバインの株元挾持搬送装置であって、 前記ガイドレールを前記無端回動体に摺接するバックア
    ップ位置と前記挾持レールから遠ざかるバックアップ解
    除位置とに位置変更可能に構成するとともに、前記回転
    輪を前記無端回動体に張力を付与する突出位置とこの突
    出位置から退避する退避位置とに位置変更可能に構成
    し、更に、前記ガイドレールをバックアップ位置に位置
    保持し、かつ、前記回転輪を突出位置に位置保持する保
    持手段を、一つの操作具の操作で位置保持状態と位置保
    持解除状態とに切換可能に構成してあるコンバインの株
    元挾持搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記保持手段に、回転することにより前
    記ガイドレールをバックアップ位置に位置保持する状態
    とバックアップ解除位置への位置変更を許容する状態と
    に切り換える第1カムと、回転することにより前記回転
    輪を突出位置に位置保持する状態と退避位置への位置変
    更を許容する状態とに切り換える第2カムとが備えられ
    ている請求項1記載のコンバインの株元挾持搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記第1カムが、前記ガイドレールの摺
    接裏面に面接触する状態でこのガイドレールをバックア
    ップ位置に位置保持するように構成されているととも
    に、前記第2カムが、前記回転輪を回転自在に支持する
    ブラケットに面接触する状態でこの回転体を突出位置に
    位置保持するように構成されている請求項2記載のコン
    バインの株元挾持搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記第1カムと第2カムと操作具とが一
    体形成され、一つの軸芯周りで回転するように構成され
    ている請求項2又は3記載のコンバインの株元挾持搬送
    装置。
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