JP2002058317A - 結球野菜収穫機 - Google Patents

結球野菜収穫機

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JP2002058317A
JP2002058317A JP2000250222A JP2000250222A JP2002058317A JP 2002058317 A JP2002058317 A JP 2002058317A JP 2000250222 A JP2000250222 A JP 2000250222A JP 2000250222 A JP2000250222 A JP 2000250222A JP 2002058317 A JP2002058317 A JP 2002058317A
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Japan
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head
cutter
rhizome
transport
vegetable harvester
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Application number
JP2000250222A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Onbe
博史 遠部
Hiroki Shin
裕樹 新
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引抜き搬送される結球野菜の成育度や搬送高
さに拘らず、根茎部をその軸線と直交する方向に切断で
きるようにする。 【解決手段】 切断装置20における駆動カッタ46を
支持するギヤボックス49を、平行リンク機構としての
上下リンク51a,51bと側板54と調節機構52と
を介して、左右一対の根茎搬送体13L、13Rによる
根茎部の搬送軸線Bに対して平行状に昇降可能とし、操
作軸56a、ハンドル軸56b、ハンドル56cにより
走行機体の後部から遠隔操作できるようにする。駆動カ
ッタ46の上面に一部重合する従動カッタも平行リンク
機構としての上下リンクにて昇降可能とし、且つ付勢バ
ネにて下向き付勢する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャベツ等の結球野
菜を収穫するための結球野菜収穫機に係り、より詳しく
は、結球野菜の根茎部を切除するための切断装置の構成
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、結球野菜を引抜き、根茎部を
切断装置により切断して、結球部を後方へ搬送して調製
後にコンテナ等に収納するようにした技術は公知となっ
ている。例えば、特開平11ー239406号公報に記
載の技術があった。
【0003】しかし、前記公開技術では、前記切断装置
は左右一対の円盤状のディスクカッタ(回転刃)であ
り、結球野菜を植栽状態のままで切断装置へ案内するた
め切断装置圃場面に近く、土が付着して結球野菜の切断
面が土で汚れて商品価値が下がったり、コンテナに収容
した時に他の結球野菜の結球部を傷つけるという問題が
あった。
【0004】この問題を解決するため、本出願人は、特
願2000−80344号において、左右一対の円盤状
のディスクカッタを昇降可能に構成したものを提案し
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記先
行技術では、前側で低く、後側で高くなるように配置さ
れた搬送装置の中途部において、後方側に回動支点を有
するアームの前端に前記一対の円盤状のディスクカッタ
を配置したものであるため、高さ調節の上限及び下限に
近づくに従って、ディスクカッタが結球野菜の搬送軸線
に対して側面視で斜めになるから、前記公知技術と同様
に、根茎部の切断面が斜めになるという問題があった。
また、駆動カッタ、従動カッタの各々を別々に高さ調節
する必要があり、隙間調節等の調節作業に手間取るとい
う問題もあった。
【0006】本発明は、上記の問題を解決すべくなされ
たものであり、結球野菜の成育の度合いや搬送高さの如
何に拘らず、根茎部の切断面を当該根茎部の軸線に対し
て直交状に切断できる切断装置を備えた結球野菜収穫機
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の結球野菜収穫機は、結球野
菜を引抜く引抜前処理装置と、根茎部を切断する切断装
置と、結球部を挟持して後方へ搬送する搬送装置とを備
えてなる結球野菜収穫機において、前記切断装置を、引
抜前処理装置による結球野菜の搬送軸線に対して平行状
に昇降調節自在に構成したものである。
【0008】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の結球野菜収穫機において、前記切断装置にお
ける回転駆動力が伝達される回転刃からなる駆動カッタ
及び従動カッタの各支持部を各々平行リンク機構を介し
て昇降可能に構成し、前記一方のカッタを他方のカッタ
の上面側にて重合させ、且つ上側のカッタを下向き付勢
するように構成し、前記下側のカッタの支持部を走行機
体の後部等の適宜位置に設けた操作ハンドルにより昇降
操作するようにした操作機構を備えたものである。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の結球野菜収穫機において、前記
従動カッタを駆動カッタの上面側にて重合するように配
置し、前記駆動カッタの支持部には駆動伝動部を内蔵す
る一方、該支持部を前記搬送軸線に対して直交する方向
にて平行移動するための調節機構を、前記平行リンク機
構に備えたものである。。
【0010】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
3に記載の結球野菜収穫機において、前記調節機構を前
記操作機構にて操作するように構成したものである。
【0011】そして、請求項5に記載の発明は、請求項
2乃至は請求項4のいずれかに記載の結球野菜収穫機に
おいて、前記従動カッタと駆動カッタとのうち一方を他
方より大径に構成したものである。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項2乃至は
請求項5のいずれかに記載の結球野菜収穫機において、
記従動カッタと駆動カッタとの重合部を、前記搬送装置
の搬送経路から偏心した位置に配置したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
の図面を用いて説明する。図1は本発明の結球野菜収穫
機の全体側面図、図2は同じく結球野菜収穫機の全体平
面図、図3は同じく正面図、図4は搬送装置の平面図、
図5は引抜前処理装置の平面図、図6は駆動伝動系のス
ケルトン図、図7は引抜前処理装置及び搬送装置への駆
動部の平面図、図8〜図11は切断装置の図である。
【0014】まず、本発明の結球野菜収穫機の全体構成
を図1、図2、図4等を用いて説明する。結球野菜収穫
機1は、走行機体2の下方に左右一対の走行クローラ3
a、3bを装着した走行装置3を配置し、進行方向に向
かって走行装置3の右側の走行クローラ3bの上方より
も内側上に運転部4を設け、該運転部4は操縦コラム4
aとサイドコラム4bと運転席4cとで主なる構成をな
し、運転席4cの下方にはエンジン5(図6参照)が配
置されている。
【0015】該機操縦コラム4a上には主変速を行うH
STレバー90、左右の機体進行方向の旋回と収穫作業
部9を昇降する旋回昇降レバー91、作業者が走行運転
時に掴むハンドル92が配置され、該操縦コラム4aの
側部には駐車ブレーキレバー94が配置されている。ま
た、サイドコラム4b上には作業クラッチレバー95、
アクセルレバー96、副変速レバー97が配置されてい
る(図2参照)。
【0016】また、図1、図2に示すように、走行機体
2の後部(排出搬送部30の後端)には補助作業者が操
作する第1横搬送コンベヤ32及び第2横搬送コンベヤ
33への動力伝達をON・OFFさせるためのクラッチ
レバー98と、収穫作業部9及び走行を一気に停止させ
る緊急停止レバー99と、ホーンスイッチ100と、条
合わせのための左右走行クローラ3a、3bの駆動を短
時間だけON・OFF操作、もしくは左右走行クローラ
3a、3bのうちの一方の速度を短時間だけ変速できる
フィットステアリングスイッチレバー101とが配置さ
れている。
【0017】また、前記エンジン5のマフラーに走行機
体の横方向に接続される排気管は図示しないが、その先
端を後方を向くように折り曲げて、排気ガスが末収穫側
の結球野菜に当たり傷めないようにしている。また、前
記走行機体2の後端側にはミッションケース6を配置
し、該ミッションケース6の下部に車軸7を左右水平方
向に支持して、エンジン5からの動力を車軸7に伝達し
て走行装置3を駆動できるようにしている。
【0018】また、運転部4の左方にはキャベツ等の結
球野菜Aを引き抜き搬送する収穫作業部9が配置され、
収穫作業部9は引抜前処理装置10と、結球野菜Aを走
行機体2の前方から後方へほぼ直線状に搬送するための
左右一対の縦搬送装置11と排出搬送部30からなる。
該引抜前処理装置10は、機体先端に位置して、左右一
対の掻込ホィール12L、12Rと、搬送装置としての
左右一対の根茎搬送体13L、13Rと、切断装置20
とから構成されている。
【0019】図1〜図4に示すように、前記掻込ホィー
ル12L、12Rは円盤状でその外周を平面視で凹凸波
形の花弁状に形成され、且つ側面視で半径中心側が外周
縁側より高くなるように形成されている。そして、各掻
込ホィール12L、12Rは前低後高に斜設されて、互
いに対向して内方に回転させて収穫する結球野菜Aの根
茎部を中央に掻き込み、前記根茎搬送体13L、13R
の始端部に誘導するものである。
【0020】根茎搬送体13L、13Rによる搬送方向
の中途部には後述する切断装置20が配置されている。
該根茎搬送体13L、13Rの上方の前後中途部には、
前部を重複して左右一対の縦搬送装置11が配置されて
いる。該左右の縦搬送装置11は、側面視において、根
茎搬送体13L、13Rと略平行に配置され、前低後高
に斜設されている。
【0021】縦搬送装置11は、前端に配置した従動プ
ーリー15L、15Rと、後端に配置した駆動プーリー
16L、16Rと、該従動プーリー15L、15R及び
駆動プーリー16L、16Rとその間に配置した複数の
位置固定型の転輪17及び揺動型の転輪17aとの間に
わたって巻回されている搬送ベルト19L、19R等か
らなり、両搬送ベルト19L、19Rが前部において互
いに内向きに周回するように駆動して、結球野菜Aの結
球部を左右から挟持して後方斜め上方に搬送するように
構成されている。
【0022】そして、図1及び図4に示すように、側面
視において、根茎搬送装置13L、13Rの前後中途部
の縦搬送装置11と根茎搬送体13L、13Rの間に
は、後に詳述する切断装置20を配置する。
【0023】また、引抜前処理装置10、切断装置20
及び縦搬送装置11等を支持する搬送フレーム22の後
部寄り部位は、前記前処理装置10、切断装置20及び
縦搬送装置11への入力分配軸74が内装された軸ケー
ス14(図1及び図7参照)を回動支点として、走行機
体2に固着した受台に上下回動自在に枢支されている。
そして、油圧シリンダ24が走行機体2とメイン搬送フ
レーム22の間に介装されて、該油圧シリンダ24を伸
縮させることで傾斜角度を変更したり、持ち上げたりで
き、結球野菜Aの生育状態や畝の形状等に適合させて、
引抜前処理装置10の先端を結球野菜Aの根茎部A1
(図7参照)に位置合わせできるようにしている。
【0024】また、前記縦搬送装置11の後端部の下方
には、排出搬送部30が設けられている。該排出搬送部
30は、複数のローラからなる傾斜搬送体31と、ベル
トコンベヤからなる第1横搬送コンベヤ32及び第2横
搬送コンベヤ33とにより構成されている(図1及び図
2参照)。後下がりに傾斜して配置された傾斜搬送体3
1の下端に横長の第1横搬送コンベヤ32が水平状に配
置されていることにより、結球野菜Aが自重によってロ
ーラ上を滑り落ちて第1横搬送コンベヤ32上に乗るよ
うにしている。該第1横搬送コンベヤ32にて結球野菜
Aを走行機体2の後方から見て左側から右側へ搬送する
ようにし、該第1横搬送コンベヤ32の右端には下方向
に(圃場まで)貫通する排出孔が開口され、第1横搬送
コンベヤ32上に載置されたオニ葉(外葉)を圃場面に
排出できるようにしている。また、ベルトコンベヤから
なる第2横搬送コンベヤ33は、前記排出孔の上方に配
置されるように支持フレーム上に設けられ、走行機体2
の後方から見て左側から右側へ調製済み結球野菜Aを搬
送し、第2横搬送コンベヤ33の終端部から走行機体2
の右側のコンテナ載置台34上のコンテナ(図示せず)
に調製済み結球野菜Aを投入できるようにしている(図
1及び図2参照)。
【0025】次に、前記各部の構成を詳述する。先ず、
図6、図7を参照しながら動力の伝達系について説明す
ると、図6に示すように、エンジン5の出力軸からベル
トを介してミッションケース6に付設したHST式変速
装置73に伝えられ、該HST式変速装置73によって
主変速が行われる。前記ミッションケース6からの出力
は、クローラー式走行装置3a、3bの車軸7と出力軸
8から各装置へ伝達される。出力軸8からはワンウェイ
クラッチ70、ベルト71、ベルトテンションクラッチ
72を介して、動力分配するための入力分配軸74に伝
えられる。
【0026】入力分配軸74からベベルギヤを介して筒
ケース80内の前処理入力軸75に動力が伝えられ、該
前処理入力軸75からベベルギヤを介して左右に設けた
ギヤケース76、77に挿通する分配軸78に伝達され
る。
【0027】右側のギヤケース77から自在継手付き伝
動軸79を介して右側のベベルギヤボックス81に伝達
され、ここから根茎搬送体13Rと掻込ホィール12R
とに動力分配される。なお、掻込ホィール12Rへは、
自在継手及び伸縮継手付きの伝動軸82a,82bを介
して動力伝達される。このとき、伝動軸79、82a、
82bを内装する管ケース83a、83b、83cの端
部は屈曲可能な蛇腹ブーツにて接続されており、前記伝
動軸82bからギヤボックス84a内のウオームギヤを
介して掻込ホィール12Rが低速回転される(図5、図
6及び図7参照)。
【0028】左側のギヤケース76から左側のベベルギ
ヤボックス85には、管ケース87a,87bに内装し
た2つの伝動軸86a、86bを介してそれぞれ入力さ
れ、一方の伝動軸86bからの動力は根茎搬送体13L
と掻込ホィール12Lとに動力分配される。このとき、
掻込ホィール12Lへは、自在継手及び伸縮継手付きの
伝動軸88a,88bを介して動力伝達される。このと
き、伝動軸88a、88bを内装する管ケース89a、
89bの端部は屈曲可能な蛇腹ブーツにて接続されてお
り、前記伝動軸88bからギヤボックス84b内のウオ
ームギヤを介して掻込ホィール12Lが低速回転される
(図5、図6及び図7参照)。なお、切断装置20にお
ける駆動カッタ46は前記ベベルギヤボックス85内に
て根茎搬送体13Lへの伝動軸と同軸線上に配置されて
個別回転する縦伝動軸、ベベルギヤ及び自在継手及び伸
縮継手付きの伝動軸60を介して高速回転駆動される。
【0029】回転速度は、駆動カッタ46が最も早く、
次いで挟扼用の根茎搬送体13R、13Lは中速であ
り、掻込ホィール12R、12Lが低速の順となるよう
に設定されている。
【0030】前記入力分配軸74からはチェーン伝動ケ
ース61を介して縦搬送装置11が駆動され、動力分配
軸77からベルト62を介して第1横搬送コンベヤ3
2、第2横搬送コンベヤ33が駆動される構成としてい
る。
【0031】前記ミッションケース6には、左右のクロ
ーラー式走行装置3a、3bに対するブレーキ手段もし
くは駆動ON・OFFクラッチが設けられており、この
ブレーキ手段またはクラッチは、前述したように、走行
機体2の後部(排出搬送部30の後端)に設けられたフ
ィットステアリングスイッチレバー101(図1及び図
2参照)にて操作できるように構成されており、補助作
業者が、このレバー101の操作で、前記左右の走行ク
ローラー3a、3bのいずれか一方にブレーキをかける
か、または左右走行クローラ3a、3bのいずれか一方
の駆動を短時間だけON・OFF操作すれば、制動(駆
動OFF)側の走行クローラの速度が減じられて左右操
向できるから、この操作にて、引抜前処理装置10にお
ける左右の掻込ホィール12L、12Rの間が植え付け
条に一致するような条合わせ作業を行うことができる。
前記運転部4における旋回昇降レバー91によっても操
向操作できることは勿論である。
【0032】次に、引抜前処理装置10について説明す
る。根茎搬送体13L、13Rの支持部のうち、進行方
向右側の掻込フレーム36Rの基部はメイン搬送フレー
ム22Rの前端部に固定されている。そして、右掻込ホ
ィール12Rを支持する管ケース82bも蛇腹ブーツを
介して管ケース83bに回動可能に連結され、メイン搬
送フレーム22Rとの間に装架した引張りバネ39に
て、対峙する左側の掻込ホィール12Lに接近する方向
に付勢されている(図7参照)。このとき、掻込フレー
ム36Rまたはメイン搬送フレーム22Rとの間にスト
ッパー(図示せず)を設けて、管ケース82bが根茎搬
送体13Rやその支持部と衝突しないように構成されて
いる。
【0033】他方、進行方向に向かって左側の引抜前処
理装置10は外方向に開くことを可能としている。即
ち、図5に示すように、左側の掻込フレーム36Lの基
部に横向き回動可能に枢着されたレバー37a、37b
の中途部が、メインメイン搬送フレーム22Lから横向
きに突出した前後一対のアーム35a、35bに横向き
回動可能に枢支され、前記レバー37a、37bの先端
部をバネ38,38を介してメイン搬送フレーム22L
から離間する方向に付勢されている。前記左側の掻込ホ
ィール12Lを支持する先端側の管ケース89bはメイ
ンメイン搬送フレーム22Lとの間に装架した引張りバ
ネ39にて前記左側の掻込フレーム36Lに接近する方
向に付勢されているが、ギヤボックス84bから突出し
た当接片40と掻込フレーム36Lの外側前端に外向き
に突設したストッパー41とが当接した位置で掻込ホィ
ール12Lの内向き回動が規制されており、掻込フレー
ム36Lが外向き(右側の掻込フレーム36Rから離れ
る方向)に移動したときには左側の掻込ホィール12L
を外向きに押して部材同士(例えば、根茎搬送体13L
の搬送チェンとギヤボックス84bと)の干渉(衝突)
を防止できるように構成されている。
【0034】図5に示すように、前記掻込フレーム36
L、36Rの前端の回動軸に設けた従動スプロケット4
2、42と、前記ベベルギヤボックス81、85の上面
に突出する駆動軸43(図10参照、一方を図示せず)
に設けた駆動スプロケット44、44に巻掛けた前記根
茎搬送体13L、13Rを構成する爪付き搬送チェーン
により結球野菜Aの根茎部A1を左右から挟持しつつ後
述する切断装置20の方向に搬送し、次いで縦搬送装置
11に受け継ぎ搬送させるように構成されている。な
お、メイン搬送フレーム22L,22Rの前端下方に設
けた橇体45(図1で一方のみ示す)の先端が掻込ホィ
ール12L,12Rの下方まで延設され、ギヤボックス
84a,84bの下面や掻込ホィール12L,12Rの
外周縁が土中に潜ることを防止し、土や石ころを持ち上
げないように構成されている。
【0035】また、前記根茎搬送体13L、13Rを構
成する搬送チェーンは、一方が外方向への突起爪を有
し、他方は突起爪がない構成としている。このように構
成することで、搬送チエーンが結球野菜の根茎部を挟み
込んだときに根茎部を切断することがないようにしてい
る。但し、該搬送チェーンの両方の突起爪をなくすこと
もでき、また、搬送チェーンを金属等の硬質材で構成す
ると切断することがあるので、ゴムや合成樹脂等の弾性
体等で構成することによって、両方に突起を設けること
も、両方の突起をなくすこともできる。また、テンショ
ン体により搬送チェーンを緊張させるように構成するこ
とはもちろんである。
【0036】次に、切断装置20の構成について説明す
る。図5〜図11に示すように、切断装置20はディス
ク状の大径の駆動カッタ46とそれより小径のスクレー
パ状の従動カッタ47とからなり、図5に示すように、
駆動カッタ46の外周の一部が結球野菜Aの搬送経路C
上に位置して、該駆動カッタ46の駆動軸48は左側の
根茎搬送体13Lの内側に配置し、駆動カッタ46と搬
送チェーンが平面視で重なるようにしている。また、図
1、図10等に示すように、側面視において、搬送面
(根茎搬送体や縦搬送装置と平行な面)に対して略平行
状にて配置され、且つこの平行状態のまま昇降調節可能
に構成されている。このように構成することによって、
結球野菜Aの成育度に合わせ、または根茎搬送体13
R,13Lによる挟持の高さ位置に合わせて結球野菜A
の根茎部A1の切断面を当該根茎部A1の軸線と直交す
る平面で結球部に対して遠近調節することができると共
に、後のコンテナへの投入時や箱詰め時に他の結球野菜
Aに傷つけないようにすることができて、結球野菜Aの
商品価値を下げないのである。
【0037】駆動カッタ46の駆動軸48を支持するギ
ヤボックス49は、上下一対の平行リンク機構としての
上下リンク51a,51bと、調節機構52とを介して
メイン搬送フレーム22Lから突出する支持フレーム5
0に対して昇降可能に支持されている。即ち、前記ギヤ
ボックス49の側面に側板54を介して枢着された上部
横ピン53aは、調節機構52のナット体52aに枢軸
52bを介して回動可能に連結されている。ナット体5
2aは調節ケース52cに対して上下出没自在に嵌挿さ
れ、さらに、調節ケース52c内に回転のみ自在な調節
ネジ軸52dが前記ナット体52aに螺合している。調
節ケース52cはメイン搬送フレーム22Lに回動可能
に支持される。上リンク51aは前記上部横ピン53a
と支持フレーム50側の上回動中心ピン55aとにそれ
ぞれ軸受を介して回動自在に枢支され、下リンク51b
は前記側板54側面の下部横ピン53bと支持フレーム
50側の下回動中心ピン55bとにそれぞれ軸受を介し
て回動自在に枢支されている(図10参照)。従って、
調節ネジ軸52dにて前記ナット体52aを押し上げる
と、枢軸52bを介して側板54ひいてはギヤボックス
49は上昇するように、平行リンク機構の上下リンク5
1a,51bは上下回動中心ピン55a,55b回りに
上向き回動する。逆に、前記ナット体52aを調節ケー
ス52c側に引き込むと、ギヤボックス49が下降する
ように上下リンク51a,51bは下向き回動する。こ
れにより駆動軸48の軸線がほぼ平行状に昇降し、駆動
カッタ46は搬送軸線B(搬送面)と直交状にて昇降で
きるのである。
【0038】そして、調節機構52は操作機構を介して
走行機体1の後部側から遠隔操作できるように構成され
ている。即ち、操作機構の前記調節ネジ軸52dは調節
ケース52c内にてベベルギヤ57を介して操作軸56
aから回転させられる。この操作軸56aの後端は、図
1に示すように自在継手付きのハンドル軸56bに連結
され、該ハンドル軸56bの後端に設けたハンドル56
cは収穫作業部9の後方箇所から操作できるものであ
る。この構成により、補助作業者は、根茎部A1の切断
位置を観察しながら、駆動カッタ46の高さ位置を容易
に調節できるものである。なお、ギヤボックス49はベ
ベルギヤボックス85に対して前記自在継手及び伸縮自
在継手付きの伝動軸60を介して連結され、この伝動軸
60は蛇腹ブーツ58にて覆われている。
【0039】従動カッタ47が支軸65を介して回転自
在に吊支される吊支体66の基部は、図8、図9及び図
11に示すように、右側のメイン搬送フレーム22Rか
ら突出した支持フレーム63に枢支された平行リンク機
構としての上下リンク64a,64bに連結されてお
り、図示しない捩じりバネ等の付勢バネを介して上向き
付勢され、従動カッタ47の外周の一部が前記駆動カッ
タ46の上面に押しつけられている。従って、吊支体6
6・上下リンク64a、64b・従動カッタ47の自重
で従動カッタが駆動カッタへ強く押圧するのを軽減して
いる。また、駆動カッタ46の昇降動につれて、当該駆
動カッタ46の上面に摺接しながら従動カッタ47も平
行状に追従して軽く昇降動できるように構成されてい
る。
【0040】また、本実施例では、駆動カッタ46の側
面(上面)に従動カッタ47の側面(下面)が一部接し
て、刃部を研ぐこともできるようにし、平面視で重複す
るように配置して付着物を除去できるようにしている。
この重複部は結球野菜の搬送経路Cから外れた位置(偏
心した位置)に配置して、従動カッタ47で除去した付
着物が結球野菜に付着しないようにしている。そして、
この切断装置20の後下方に上下方向に貫通した開口部
を設けて、切断後の根茎部を圃場に落下放出するように
している。
【0041】また、前記縦搬送装置11は図4に示すよ
うに、左右一対の構成であって、それぞれメイン搬送フ
レーム22L、22Rの前端に従動プーリー15L、1
5Rを回転自在に支持し、メイン搬送フレーム22L、
22Rの後端に駆動プーリー16L、16Rを配置し
て、該駆動プーリー16L、16Rと従動プーリー15
L、15Rと転輪17、17の間に弾性無端帯からなる
搬送ベルト19L、19Rを巻回し、前部において互い
に内方向に回転させることによって、結球野菜Aの結球
部を挟持して後方へ搬送するようにしている。
【0042】前記従動プーリー15L、15Rを掻込ホ
ィール12L、12Rの斜め後方に配置して、前側を平
面視「ハ」字状に左右に広げるように配置して、結球野
菜を取り込み易くしている。該従動プーリー15L、1
5Rの後部の根茎搬送体13L、13Rの後部上方の搬
送経路C側に配置する複数の転輪17、17はそれぞれ
テンションアーム67、67にそれぞれ回転自在に支持
され、結球野菜Aを進行方向と平行に後方に搬送するよ
うにしている。この搬送経路を前搬送経路C1とする。
【0043】そして、この前搬送経路C1の後方を中搬
送経路C2とし、この中搬送経路C2における右側の転
輪は固定転輪17a、17a、17aとしてメイン搬送
フレーム22Rに直接回転自在に支持されている。他
方、左側の複数の各転輪17はアーム長が長いテンショ
ンアーム67aに回転自在に支持され、結球野菜Aの搬
送経路は左側へ振れるようにしている。
【0044】そして、この中搬送経路C2の後方を後搬
送経路C3とし、この後搬送経路C3における転輪1
7、17はテンションアーム67、67に回転自在に支
持され、左右略対称に配置している。このようにして、
右側の搬送ベルト19Rの中搬送経路C2の部分の運転
部4側は、縦搬送装置11に食い込む形となり、結球野
菜収穫機の左右幅を狭めるようにしている。
【0045】前搬送経路C1の中心を結球野菜Aが植生
する畝に合わせたときに、その後方延長上に左側の走行
クローラ3aを配置することが可能となり、安定した走
行が可能となり、高さも合わせ易くなる。さらに、畝上
の結球野菜の掻込部をできるだけ運転部4に近づけるこ
とが可能となって、視認性良好となり、位置合わせ等も
容易にできるのである。また、圃場端においてこの結球
野菜収穫機1で収穫不可能な面積を低減できる。
【0046】このような構成において、結球野菜収穫機
1の作用を説明する。機体を結球野菜Aが栽培された畝
に合わせて位置され、機体を走行しながら収穫作業部9
を駆動すると、結球野菜の下葉の下方に左右の掻込ホィ
ール12L、12Rを位置させて回転させながら進行し
て、根茎部を掻き込む。この掻込ホィール12L、12
Rの地表面に対する上下高さは橇45を調節して決定す
る。
【0047】そして、根茎搬送体13L、13Rによっ
て根茎部A1を挟持して後上方へ搬送することで引抜
き、更に後方へ搬送することによって、結球部は縦搬送
装置11の搬送ベルト19L、19Rに挟持され、結球
部と根茎部A1が保持搬送された状態で切断装置20に
よって根茎部A1をその軸線と直交する方向に切断し、
結球部はそのまま後方へ搬送され、根茎部及び切断され
た外葉は根茎搬送体13L、13Rの後端位置で落下孔
より圃場に放出される。
【0048】そして、搬送べルト19L、19Rの後端
位置において、結球部は挟持から開放されて、傾斜搬送
体31上に落ち、複数のローラー31a上を転がり落
ち、第1横搬送コンベヤ32上に載り、右方へ搬送され
る。このとき、機体後部に位置する補助作業者によって
調製作業が行われ、調製済み結球部のみを補助作業者の
手作業で第2横搬送コンベヤ33の始端部上に移しかえ
る。該第2横搬送コンベヤ33に載った調製済み結球部
は自動的にコンテナ103に収納される。外葉等はその
まま第1横搬送構成32にて搬送されて、排出孔70よ
り圃場に排出するのである。
【0049】なお、前記実施形態では、結球野菜収穫機
1を自走型としたが、トラクタ等にて牽引されるように
構成しても良く、また、前記排出搬送部30を備えない
構成であっても良い。さらに、従動カッタ47にも回転
駆動力を伝達できるように構成しても良い。
【0050】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明の結球野菜収穫機は、請求項1に記載の発明の結
球野菜収穫機は、結球野菜を引抜く引抜前処理装置と、
根茎部を切断する切断装置と、結球部を挟持して後方へ
搬送する搬送装置とを備えてなる結球野菜収穫機におい
て、前記切断装置を、引抜前処理装置による結球野菜の
搬送軸線に対して平行状に昇降調節自在に構成したもの
である。
【0051】したがって、結球野菜の成育度や引抜前処
理装置による結球野菜の挟持高さ位置が異なっても、根
茎部を所定高さ位置(出荷最適位置、オニ葉に近い位
置)で切断できると共に、根茎部の軸線と平行な切断面
となるので、後に結球を積み重ねるとき等にも他のもの
を傷つけず、商品価値が低下しないという効果を奏す
る。
【0052】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の結球野菜収穫機において、前記切断装置にお
ける回転駆動力が伝達される回転刃からなる駆動カッタ
及び従動カッタの各支持部を各々平行リンク機構を介し
て昇降可能に構成し、前記一方のカッタを他方のカッタ
の上面側にて重合させ、且つ上側のカッタを下向き付勢
するように構成し、前記下側のカッタの支持部を走行機
体の後部等の適宜位置に設けた操作ハンドルにより昇降
操作するようにした操作機構を備えたものであるから、
請求項1に記載の発明の効果に加えて、作業者は根茎部
の切断面を観察しながら、その切断高さ位置を遠隔箇所
にて任意に且つ容易に調節でき、収穫作業を効率良く実
行できるという効果を奏する。また、上側カッタと下側
カッタの間に誤って石・木材等の固形物がかみ込んだ場
合には上側カッタが上方に退避して破損が防止される。
【0053】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の結球野菜収穫機において、前記
従動カッタを駆動カッタの上面側にて重合するように配
置し、前記駆動カッタの支持部には駆動伝動部を内蔵す
る一方、該支持部を前記搬送軸線(搬送面)に対して直
交する方向にて平行移動するための調節機構を、前記平
行リンク機構に備えたものであるから、請求項1または
請求項2に記載の発明の効果に加えて、駆動カッタの支
持部における駆動伝動部への動力出力部を固定した状態
で配置することができ、構造が堅固になるという効果を
奏する。
【0054】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
3に記載の結球野菜収穫機において、前記調節機構を前
記操作機構にて操作するように構成したものであるか
ら、請求項3に記載の発明の効果に加えて、前記下側の
駆動カッタのみを昇降調節すれば、上側の従動カッタも
追従して昇降動するので、調節機構及び操作機構が至極
簡単になり、製造コストも低減できるという効果を奏す
る。
【0055】そして、請求項5に記載の発明は、請求項
2乃至は請求項4のいずれかに記載の結球野菜収穫機に
おいて、前記従動カッタと駆動カッタとのうち一方を他
方より大径に構成したものであるから、請求項2乃至は
請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、大径
側のカッタで根茎部を切断すると、その切断面が均一に
なり、結球野菜の商品価値が向上するという効果を奏す
る。
【0056】請求項6に記載の発明は、請求項2乃至は
請求項5のいずれかに記載の結球野菜収穫機において、
記従動カッタと駆動カッタとの重合部を、前記搬送装置
の搬送経路から偏心した位置に配置したものであるか
ら、重合部よりも前側にて大径のカッタのみにより根茎
部を切断できるから、その切断面が一層均一になり、結
球野菜の商品価値が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結球野菜収穫機の全体側面図である。
【図2】同じく結球野菜収穫機の全体平面図である。
【図3】同じく正面図である。
【図4】縦搬送装置の平面図である。
【図5】引抜前処理装置の要部平面図である。
【図6】駆動伝動系を示すスケルトン図である。
【図7】引抜前処理装置への伝動系の平面図である。
【図8】切断装置の一部切欠き要部平面図である。
【図9】切断装置の一部切欠き要部正面図である。
【図10】図9のX−X線矢視で示す一部切欠き要部側
面図である。
【図11】図9のXI−XI線矢視で示す一部切欠き要部側
面図である。
【符号の説明】
1 結球野菜収穫機 2 走行機体 10 引抜前処理装置 11 縦搬送装置 20 切断装置 22R,22L メイン搬送フレーム 46 駆動カッタ 47 従動カッタ 49 ギヤボックス 51a,51b 上下リンク 52 調節機構 54 側板 56a 操作軸 56b ハンドル軸 56c ハンドル 64a,64b 上下リンク 65 吊支体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月22日(2000.8.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また、図1、図2に示すように、走行機体
2の後部(排出搬送部30の後端)には補助作業者が操
作する第1横搬送コンベヤ32及び第2横搬送コンベヤ
33への動力伝達をON・OFFさせるためのクラッチ
レバー98と、収穫作業部9及び走行を一気に停止させ
る緊急停止レバー99と、ホーンスイッチ100と、条
合わせのための左右走行クローラ3a、3bの駆動を短
時間だけOFF操作、もしくは左右走行クローラ3a、
3bのうちの一方の速度を短時間だけ変速できるフィッ
トステアリングスイッチレバー101とが配置されてい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】前記入力分配軸74からはチェーン伝動ケ
ース61を介して縦搬送装置11が駆動され、入力分配
軸77からベルト62を介して第1横搬送コンベヤ3
2、第2横搬送コンベヤ33が駆動される構成としてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結球野菜を引抜く引抜前処理装置と、根
    茎部を切断する切断装置と、結球部を挟持して後方へ搬
    送する搬送装置とを備えてなる結球野菜収穫機におい
    て、前記切断装置を、引抜前処理装置による結球野菜の
    搬送軸線に対して平行状に昇降調節自在に構成したこと
    を特徴とする結球野菜収穫機。
  2. 【請求項2】 前記切断装置における回転駆動力が伝達
    される回転刃からなる駆動カッタ及び従動カッタの各支
    持部を各々平行リンク機構を介して昇降可能に構成し、
    前記一方のカッタを他方のカッタの上面側にて重合さ
    せ、且つ上側のカッタを下向き付勢するように構成し、
    前記下側のカッタの支持部を走行機体の後部等の適宜位
    置に設けた操作ハンドルにより昇降操作するようにした
    操作機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の結
    球野菜収穫機。
  3. 【請求項3】 前記従動カッタを駆動カッタの上面側に
    て重合するように配置し、前記駆動カッタの支持部には
    駆動伝動部を内蔵する一方、該支持部を前記搬送軸線に
    対して直交する方向にて平行移動するための調節機構
    を、前記平行リンク機構に備えたことを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の結球野菜収穫機。
  4. 【請求項4】 前記調節機構を前記操作機構にて操作す
    るように構成したことを特徴とする請求項3に記載の結
    球野菜収穫機。
  5. 【請求項5】 前記従動カッタと駆動カッタとのうち一
    方を他方より大径に構成したことを特徴とする請求項2
    乃至は請求項4のいずれかに記載の結球野菜収穫機。
  6. 【請求項6】 前記従動カッタと駆動カッタとの重合部
    を、前記搬送装置の搬送経路から偏心した位置に配置し
    たことを特徴とする請求項2乃至は請求項5のいずれか
    に記載の結球野菜収穫機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012244969A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Yanmar Co Ltd 結球野菜収穫機
CN106068907A (zh) * 2016-07-06 2016-11-09 巩莉 一种基于并联机构的蔬菜智能采收设备
CN106171276A (zh) * 2016-07-06 2016-12-07 徐子桐 一种具有根部旋切功能的蔬菜自动采收装置
CN106171285A (zh) * 2016-07-06 2016-12-07 巩莉 一种农作物蔬菜用智能浇水采收设备
CN106171080A (zh) * 2016-07-06 2016-12-07 徐子桐 一种大棚蔬菜智能培育机器人
CN106211919A (zh) * 2016-07-06 2016-12-14 徐子桐 一种用于农产品蔬菜的松土采收机

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