JP2852988B2 - 結球野菜収穫機 - Google Patents
結球野菜収穫機Info
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Description
菜、レタス等の結球野菜を収穫するようにした小型乗用
形式の結球野菜収穫機に関するものである。
球野菜収穫機として各種のものが提案されている。例え
ば、圃場に植生している結球野菜の根茎部を、左右一対
のスクリューオーガにより左右両側から挟持するように
して回転しながら機体の進行と共に圃場から引き抜き、
引き抜かれた結球野菜を搬送装置により機体の後方に向
け搬送する過程で、その根茎部を結球部直下から切断機
構により切断し、結球野菜を収容装置に収容するように
した,自動収穫形式の比較的大型の乗用型ものが知られ
ている。
型の自動収穫形式の乗用型結球野菜収穫機においては、
機体の前後長さ,左右幅が大きく、旋回枕地面積を多く
要し、重量が重くなって価格も高いものとなり、経営規
模、圃場面積が小さい場合には不向きであった。又、機
体バランスが十分でなく、操作性、安定性等にも問題点
があった。本発明は、上記の問題点を解決し、機体バラ
ンスがよく、操作性、安定性が向上し、超信地旋回を可
能にした小型乗用形式の結球野菜収穫機を提供すること
を目的とする。
めに本発明は、左右両側に超信地旋回可能のクローラ
2,2を装備した機体の幅方向中央部前側に、圃場に植
生している結球野菜Cの根茎部Sを左右両側から挟持す
るようにして回転しながら機体の進行と共に圃場から引
き抜き、機体の後方斜め上方に向け搬送する左右一対の
スクリューコンベア5を設け、このスクリューコンベア
5の左右両側に、結球野菜栽培畝の左右両側に転接して
機体を自動操向させ、かつ上下、前後移動調節及び左右
幅調節可能のガイド輪27,27を設け、該スクリュー
コンベア5の搬送終端部に臨んで機体のほぼ中央部に、
搬送されてきた結球野菜Cから根茎部Sや下葉を人力に
より切除する処理スペース7を設け、その後方に、処理
された結球野菜Cを収容するコンテナ8を載置するコン
テナ載置部9を設けると共に、左右の走行装置2,2間
の前方側に油圧無段変速装置を具備するトランスミッシ
ョン4、ほぼ中央部にエンジン3、中央部一側に操作系
及び作業者用ステップ28,座席29等を配設したこと
を特徴としている。
とれていて、ガイド輪27,27により自動操向されて
操作性が良好であり、安定した収穫作業が行える。又、
一人の作業者で機体の操縦と収穫物の切断処理作業が行
える。さらに、左右の走行装置(クローラ)2,2が超
信地旋回するので、枕地面積が少なくてすみ、機体バラ
ンスがよいことと相まって、旋回時における圃場の土寄
せが少なくなる。
して具体的に説明する。図1及び図2において、符号1
は結球野菜収穫機で、この結球野菜収穫機1は、左右対
をなし超信地旋回を可能にしたクローラ2,2を装備し
ている。このクローラ2,2間の機体中央部にエンジン
3を搭載し、その近傍に、エンジンにより駆動される発
電機、油圧ポンプなど(図示せず)を搭載している。ク
ローラ2,2間で、機体の前側下部位置にトランスミッ
ション4を設けている。又、機体の下部前方からトラン
スミッション4上を通り機体中央上部にかけて、圃場に
植生している結球野菜を抜取り、後方に向け搬送する左
右一対のスクリューコンベア5,5を設け、このスクリ
ューコンベア5,5は前側部分が上下動可能に基端部を
枢支している。エンジン3の側方部には、操縦部6を設
けている。
図7にも示すように、相互に内側に向け回転し、圃場に
植生している結球野菜(例えばキャベツ)Cの根茎部S
を左右両側から挟持するようにして回転しながら機体の
進行と共に圃場から引き抜く引き抜き部5aと、引き抜
き部5aで引き抜かれた結球野菜Cを引き継いで機体の
後方に向け搬送する第1搬送部5b及び第2搬送部5c
とで構成されている。このスクリューコンベア5の搬送
終端部に臨んで機体のほぼ中央部に、搬送された結球野
菜Cから根茎部Sを人力により切断処理する切断台(処
理スペース)7を設けている。切断台7の後方に、切断
処理された結球野菜Cを収容するコンテナ8を載置する
フォークリフト状のコンテナ載置部9を昇降可能に設け
ている。
は、前側が八字状に開いていて、圃場に植生している結
球野菜Cの根茎部Sの導入を容易にし、その先端部に圃
場の草の巻付きを防止するためのガイド体10を、先端
において引き抜き部5aとの間隙が殆どない状態に設け
ている。引き抜き部5a,5a間の下方位置に、掘り取
り刃11を設けている。又、スクリューコンベア5の下
方には、スクリューコンベア5,5により搬送されてく
る結球野菜Cの根部Rを切断する切断刃12を設けてい
る。スクリューコンベア5,5は左右の支持フレーム1
3,13により支持され、その傾斜上端部は回動軸14
を中心に傾斜下端側が上下方向に回動可能で、機体と支
持フレーム13,13との間に設けた油圧シリンダ15
及び油圧シリンダ15のピストンロッドに設けた圧縮ば
ね16により上下動可能に支承され、圧縮ばね16によ
り弾持されると共に、油圧シリンダ15の伸縮作動によ
って上下動調節されるようになっている。
5,5の搬送部分に対応して、搬送される結球野菜Cを
上方から押さえる押えベルト17を設けている。この押
えベルト17は、そのベルトフレーム17aを、支持フ
レーム13,13から上方に突設した後部フレーム18
と前部フレーム19により支持している。ベルトフレー
ム17aの後端部は軸20により上下回動自在に枢支さ
れ、軸20に設けられ機体側から動力を受けるプーリと
ベルトフレーム17aの先端部に設けたプーリ21との
間に、押えベルト17を矢印方向に回動するよう巻回し
ている。又、押えベルト17の移動速度とスクリューコ
ンベア5,5の回転速度,即ち、結球野菜Cの移動速度
とは同期させている。
5と対向する部分は、ベルトフレーム17aに回動自在
に支持された複数(図1で5個)のベルト押えアーム2
2に、それぞれ回動自在に支持された押えローラ23,
23により押さえられ、又、ベルト押えアーム22は、
ベルトフレーム17aとの間に設けたばね24によって
押えベルト17側に付勢されている。押えベルト17の
上面にはスポンジローラ25が転接していて、押えベル
ト17の上面への土の付着を防止するようにしている。
押えベルト17の前部は、前部フレーム19にばね26
により吊持されている。
方付近の支持フレーム13,13に、結球野菜栽培畝の
両側に接して追従し、かつ結球野菜の引き抜き反力を受
ける左右一対のガイド輪27,27を配設している。こ
のガイド輪27は、上下、前後移動調節及び左右幅調節
が可能で、かつキャンバー角を有している。そして、機
体の走行と共に結球野菜栽培畝の両側にガイド輪27,
27が転接して機体を自動操向させ、一人の作業者によ
る圃場端での操縦(旋回)操作と切断台7での作業とを
可能にしている。
して、作業者が乗るステップ28が設けられると共に、
その一部に座席29が設けられている。作業者は、圃場
端において旋回するとき操縦部6での操縦(操向)操作
を行う以外は、収穫作業中の殆どはガイド輪27,27
が結球野菜栽培畝の両側に接して追従し、ほぼ自動的に
操向操作されて、作業者は専ら、スクリューコンベア
5,5によって搬送されてきてその搬送終端から切断台
7に向け排出される結球野菜Cから、包丁等で根茎部S
を切断処理する作業を行うようにしている。切断処理さ
れた結球野菜Cは、コンテナ載置部9上に載置されたコ
ンテナ8に収容される。
載置台が、図9に示すように、切断台7の後方に前傾状
に設けられた左右一対のチャンネル材からなる傾斜フレ
ーム30,30に、ローラ、チェーン、油圧シリンダ等
を介して昇降可能に支持されリフト装置を構成してい
る。そして、根茎部Sを切断処理された結球野菜Cを収
容したコンテナ8を載置して、その収容量によって上下
移動させると共に、コンテナ8の荷役作業にも用いられ
る。ここで使用されるコンテナ8は、結球野菜Cを約2
00kg収容できる程度の大型のものである。又、コン
テナ載置部9は、その基端部から上方に回動して機体側
に収納できる構造となっている。
ンスミッション4においては、図示しないが無段変速す
る油圧無段変速装置(HST)を具備しており、変速ギ
ヤを介して無段と有段とに変速するようにし、サイドク
ラッチ、デファレンシャル装置を介して動力伝達を接,
断してクローラ2,2を無段と有段とに変速走行させる
ようにしている。又、デファレンシャル装置に関連して
ブレーキ装置が設けられている。そして、操向レバーを
大きく操作したとき、サイドクラッチ、差動機構、ブレ
ーキの作動により機体を超信地旋回させるようにしてい
る。
17は、その回転速度及び移動速度が無段と有段とに変
速調節可能であり、これにクローラ2,2の無段又は有
段変速走行と組合せることにより、結球野菜の収穫作業
速度が自由に設定可能である。又、スクリューコンベア
5,5及び押えベルト17は、路上走行時や圃場端での
旋回作業時には、油圧シリンダ15を伸張させて回動軸
14を中心回動させ、先端側を上昇させた状態で、路上
走行を容易にし、枕地旋回を少ない面積で行えるように
している。
穫機1の作用について説明する。結球野菜収穫機1は、
例えば、結球野菜Cであるキャベツを栽培した圃場にお
いて収穫作業を行うとき、ガイド輪27,27を上下、
前後移動調節及び左右幅調節して栽培畝の両側に接した
状態で、スクリューコンベア5,5及び押えベルト17
を回転駆動させ、クローラ2,2により機体を走行させ
る。機体はガイド輪27,27によりほぼ自動操縦され
て走行し、栽培畝に植生している結球野菜Cは、その根
部Rの下側が掘り取り刃11により掘り取られ、スクリ
ューコンベア5,5の引き抜き部5a,5aは、結球野
菜Cの根茎部Sを両側から挟持するようにして回転して
後方への送り作用と機体の走行とによって軽く引き抜
く。
体10が設けられているので、回転している引き抜き部
5a,5aに、圃場に生えている雑草等が巻付くのが防
止される。引き抜き部5a,5aで引き抜かれた結球野
菜Cは、第1搬送部5b,5bに引き継がれ、次いで第
2搬送部5c,5cに引き継がれて機体の後方に向け急
角度で上昇,搬送される。この搬送過程において、結球
野菜Cは上方から押えベルト17により押さえられて安
定した姿勢で移動し、その移動途中で結球野菜Cの根部
Rが切断刃12により切断される。
19にばね26により吊持されて軸20を中心に回動で
き、しかもスクリューコンベア5,5との対応部分では
ベルト押えアーム22、押えローラ23,23、ばね2
4等によりほぼ所定間隔で押圧されているので、結球野
菜Cの大きさ、間隔等に応じて的確に押えて姿勢を矯正
すると共に、より確実な搬送を行う。又、押えベルト1
7の上面にはスポンジローラ25が転接しているので、
押えベルト17の上面への土の付着が防止され、結球野
菜Cの上面に土が付着しない。
ベルト17)は、支持フレーム13,13の後端部が回
転軸14により回動自在に、前端側がガイド輪27,2
7により支持され、機体と支持フレーム13,13との
間に設けた油圧シリンダ15及び油圧シリンダ15のピ
ストンロッドに設けた圧縮ばね16により上下動可能に
支承されているので、スクリューコンベア5,5(及び
押えベルト17)の前側はきわめて軽く支持されること
になり、フローティング状態で圃場の凹凸に対してすば
やく追従し、精度の高い収穫作業を行うことができる。
又、油圧シリンダ15の多少の伸縮にも影響されず安定
した収穫作業が行われる。
排出された結球野菜Cは切断台7ににもたらされる。そ
して作業者は、結球野菜Cから茎幹部S及び下葉等を包
丁等で切断して処理する。切断された茎幹部S及び下葉
等は圃場に放出される。切断処理された結球野菜Cは、
コンテナ載置部9上に載置されたコンテナ8に投入する
ようにして収容される。このとき、コンテナ8に収容さ
れた結球野菜Cの量が少ないときはコンテナ載置部9を
上昇させ、その量が多くなるに従って下降させること
で、結球野菜Cの投入,落下時おける損傷を少なくする
ことができる。
昇降するようになっているので、上昇させて機体側に接
近させることにより、機体重心を機体中央寄りに移動さ
せて安定した走行性が得られる。又、コンテナ8内の結
球野菜Cが一杯になったときには、一旦収穫作業を中断
し、油圧シリンダ15によりスクリューコンベア5,5
(及び押えベルト17)の前側を揚上した状態で、機体
を畦畔部又はすでに収穫を終わった場所に移動し、コン
テナ載置部9によりコンテナ8を降ろし、新たなコンテ
ナ8を載置して収穫作業を再開する。降ろされたコンテ
ナ8内の結球野菜Cは、別の作業者により箱詰めされて
出荷される。
2,2の前方側にトランスミッション4、ほぼ中央部に
エンジン3、操作部6及び処理スペース7を配設し、後
方側にコンテナ載置部9を配置することにより、機体の
前後,左右のバランスがよくなり、作業性,作業精度が
良好となり、機体の走行性,旋回性能,安定性が向上し
ている。又、クローラ2,2を超信地旋回が可能に構成
すると共に、トランスミッション4を機体前側中央部に
配設していることにより、機体が超信地旋回するときに
左右何れの方向にもバランスよく旋回できる。従って、
クローラ2,2によって圃場の土を大きくかき寄せるこ
とがない。
に、圃場の草の巻付きを防止するためのガイド体10
を、その先端において引き抜き部5aとの間隙が殆どな
い状態に設けているが、このガイド体10に、図10及
び図11に示すように、側板31を設けてもよいもので
ある。この場合には、圃場の雑草が非常に多いようなと
きでも、側板31によって引き抜き部5aへの巻付きを
確実に防止することができる。
引き抜き部5a、第1搬送部5b及び第2搬送部5cの
ピッチ方向及び回転方向を、図6の状態から、図12な
いし図14に示すように変えてもよいものである。即
ち、図12及び図13に示すものは、引き抜き部5aと
第1搬送部5b及び第2搬送部5cのピッチ方向及び回
転方向を変えた場合で、引き抜き部5aは回転軸32を
第1搬送部5b及び第2搬送部5c内を回動自在に貫通
させて軸端に歯車33を固着し、この歯車33に伝動軸
34に固着した歯車35を歯合させ、又、第1搬送部5
b及び第2搬送部5c側に固設した歯車38に、伝動軸
36に固着した歯車37を歯合させて、引き抜き部5
a,5aを外側に回転させ、第1搬送部5b,5b及び
第2搬送部5c,5cを内側に回転させるようにしたも
のである。
5aが外側に回転して、圃場に植生している結球野菜C
の根茎部Sを、結球野菜Cを引き抜くように作用して、
根部Rの下側が掘り取り刃11により掘り取られるのと
相まって、結球野菜Cを容易に引き抜くことができる。
第1搬送部5b,5b及び第2搬送部5c,5cおいて
は、上記図6の場合と同様に、結球野菜Cの上方から押
えベルト17により押さえられて安定した姿勢で搬送す
る。
部5a、第1搬送部5b及び第2搬送部5cのピッチ方
向及び回転方向を、図14に示すように、引き抜き部5
a、第1搬送部5b及び第2搬送部5cのピッチ方向及
び回転方向が同じ方向になるように変えてもよいもので
ある。この場合には、スクリューコンベア5,5の駆動
機構が簡単となり、構成が簡略化されて製造コストを安
価にすることができるものである。
に示すように、ひだ付きベルト39にしてもよいもので
ある。ひだ付きベルト39には、その外周面に多数の可
撓性のひだ40が固着されている。そして、ひだ付きベ
ルト39においては、スクリューコンベア5,5により
搬送される結球野菜Cの上面を多数のひだ40によって
かきこむようにして送り作用をし、しかも結球野菜Cを
傷つけることなく搬送することができる。
穫機によれば、左右両側に超信地旋回可能のクローラ
2,2を装備した機体の幅方向中央部前側に、圃場に植
生している結球野菜Cの根茎部Sを左右両側から挟持す
るようにして回転しながら機体の進行と共に圃場から引
き抜き、機体の後方斜め上方に向け搬送する左右一対の
スクリューコンベア5を設け、このスクリューコンベア
5の左右両側に、結球野菜栽培畝の左右両側に転接して
機体を自動操向させ、かつ上下、前後移動調節及び左右
幅調節可能のガイド輪27,27を設け、該スクリュー
コンベア5の搬送終端部に臨んで機体のほぼ中央部に、
搬送されてきた結球野菜Cから根茎部Sや下葉を人力に
より切除する処理スペース7を設け、その後方に、処理
された結球野菜Cを収容するコンテナ8を載置するコン
テナ載置部9を設けると共に、左右の走行装置2,2間
の前方側に油圧無段変速装置を具備するトランスミッシ
ョン4、ほぼ中央部にエンジン3、中央部一側に操作系
及び作業者用ステップ28,座席29等を配設したの
で、機体バランスがよく、狭い畝、圃場においても安定
した収穫作業を行うことができる。又、一人の作業者で
機体操縦と収穫物処理作業を行うことができる。さら
に、左右の走行装置2,2は超信地旋回が可能なので、
枕地面積が少なくてすみ、狭い畝、圃場においても使用
することができる。又、機体のバランスがよいことと相
まって、超信地旋回時における圃場の土寄せを少なくす
ることができる。
る。
図である。
ある。
る。
面図である。
を示す概略平面図である。
実施例を示す概略平面図である。
る。
1搬送部 5c 第2搬送部 6 操縦部 7 切断台(処理スペース) 8 コンテナ 9 コンテナ載置部(リフト装置) 10 ガイド体 11 掘り取り刃 12 切断刃 13 支持フレーム 14 回転軸 15 油圧シリンダ 16 圧縮ばね 17 押えベルト 17a ベルトフレーム 18 後部フレーム 19 前部フレーム 20 軸 21 プーリ 22 ベルト押えアーム 23 押えローラ 24,26 ばね 25 スポンジローラ 27 ガイド輪 28 ステップ 29 座席 30 傾斜フレーム 31 側板 32 回転軸 33,35,37,38 歯車 34,36 伝動軸 39 ひだ付きベルト 40 ひだ C 結球野菜(キャベツ) S 根茎部 R 根部
Claims (1)
- 【請求項1】 左右両側に超信地旋回可能のクローラ
(2,2)を装備した機体の幅方向中央部前側に、圃場
に植生している結球野菜(C)の根茎部(S)を左右両
側から挟持するようにして回転しながら機体の進行と共
に圃場から引き抜き、機体の後方斜め上方に向け搬送す
る左右一対のスクリューコンベア(5)を設け、このス
クリューコンベア(5)の左右両側に、結球野菜栽培畝
の左右両側に転接して機体を自動操向させ、かつ上下、
前後移動調節及び左右輻調節可能のガイド輪(27,2
7)を設け、該スクリューコンベア(5)の搬送終端部
に臨んで機体のほぼ中央部に、搬送されてきた結球野菜
(C)から根茎部(S)や下葉を人力により切除する処
理スペース(7)を設け、その後方に、処理された結球
野菜(C)を収容するコンテナ(8)を載置するコンテ
ナ載置部(9)を設けると共に、左右の走行装置(2,
2)間の前方側に油圧無段変速装置を具備するトランス
ミッション(4)、ほぼ中央部にエンジン(3)、中央
部一側に操作系及び作業者用ステップ(28),座席
(29)等を配設したことを特徴とする結球野菜収穫
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4223237A JP2852988B2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 結球野菜収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4223237A JP2852988B2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 結球野菜収穫機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646646A JPH0646646A (ja) | 1994-02-22 |
JP2852988B2 true JP2852988B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=16794952
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP4223237A Expired - Fee Related JP2852988B2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 結球野菜収穫機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2852988B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5417661A (en) * | 1977-07-08 | 1979-02-09 | Mitsubishi Electric Corp | Cathode-ray tube |
JP2906587B2 (ja) * | 1990-06-08 | 1999-06-21 | 井関農機株式会社 | 結球野菜収穫機 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP4223237A patent/JP2852988B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH0646646A (ja) | 1994-02-22 |
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