JP2660286B2 - 刈刃機構における刈刃保持構造 - Google Patents

刈刃機構における刈刃保持構造

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JP2660286B2 JP63037846A JP3784688A JP2660286B2 JP 2660286 B2 JP2660286 B2 JP 2660286B2 JP 63037846 A JP63037846 A JP 63037846A JP 3784688 A JP3784688 A JP 3784688A JP 2660286 B2 JP2660286 B2 JP 2660286B2
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は刈刃機構にかかり、詳しくは刈刃保持構造に
関するものである。
<従来の技術> 従来の刈刃装置において、上刃と下刃が共に左右逆方
向にスライド駆動して刈取作動をする構造のものが提案
されている。
上記構造のものでは、上下刃が同時に駆動するため、
上下一対の刈刃を左右摺動自在に同時に支持する構造が
必要とされる。
従来、上下刃が独立して摺動できるように支持する構
造としては、一方の刈刃上にピンを突設し、他方に刈刃
に該ピンと係合する長孔を穿設したものや、実開昭62−
178826号公報に記載されている構造のものがあった。
<発明が解決しようとする課題> しかし、従来のような保持構造では、長期の使用によ
って摺接面が摩耗した場合に、ガタが生じやすい。特に
上記実開昭62−178826号公報記載の考案においては、傾
斜する摺動面によって保持しているため、摺動面の摩耗
によって生ずるガタは摩耗量以上となり、刈刃の保持性
能が著しく損なわれる。
さらに加工の際には、傾斜した摺動面を精密加工した
り、刃押さえをナイフバーの前後で折り曲げる等の加工
をする必要があり、加工時間やコストがかかる等の問題
があった。
特に従来ものでは、刈刃を支持する部分が、刃押さえ
のある部分のみであるため、刃押さえによる支持部分の
みに荷重が集中し、摩耗が促進するといった顕著な欠点
があった。
また刃押さえと刈刃の間に土や藁屑等が噛み込まれ、
刈刃の駆動性が悪くなり、刈刃のメンテナンス頻度が高
かった。
本発明は、刈刃を直角方向から摺接支持することによ
って、刈刃の保持性能を向上せしめ、上記課題を解決す
ることを目的としている。
<課題を解決するための手段> 上記のような課題を解決するための第1の発明は、前
処理フレーム5側に取り付けられた受刃台15上におい
て、上ナイフバー21の下面と下ナイフバー23の上面に各
々固定し、左右スライド自在に重ね合わせて構成した一
対の刈刃17,19と、該刈刃17,19の浮き上がりを阻止する
刃押さえ29と、該刃押さえ29を取り付け、前記受刃台15
に取り付けられた刃押さえ取付部材27とからなる構造に
おいて、下ナイフバー23よりも厚く形成された断面矩形
状の下刃ガイド25を前記受刃台15の前端部上にその長手
方向に沿わせて固定し、該下刃ガイド25の上面と後面を
それぞれ下刃19の下面と下ナイフバー23の前面に摺接せ
しめる一方、刃押さえ29の下面を上刃17の上面と摺接せ
しめ後面を上ナイフバー21の前面と摺接せしめ、上記刃
押さえ29を前端が前記下刃ガイド25の前端より前方に突
出するように幅広に形成するとともに前記刃押さえ取付
部材27の前端側下面に取り付けたことを特徴としてい
る。
また第2の発明は、前処理フレーム5側に取り付けら
れた受刃台15上において、上ナイフバー21の下面と下ナ
イフバー23の上面に各々固定連結して構成した一対の刈
刃17,19と、該刈刃17,19の浮き上がりを阻止する刃押さ
え29と、該刃押さえ29を取り付け、前記受刃台15に取り
付けられた刃押さえ取付部材27とからなる構造におい
て、下ナイフバー23よりも厚く形成された断面矩形状の
下刃ガイド25を前記受刃台15の前端部上にその長手方向
に沿わせて固定し、該下刃ガイド25の上面と後面をそれ
ぞれ下刃19の下面と下ナイフバー23の前面に摺接せしめ
る一方、刃押さえ29の下面を上刃17の上面と摺接し後面
を上ナイフバー21の前面と摺接せしめ、上記刃押さえ29
を前端が前記下刃ガイド25の前端より前方に突出するよ
うに幅広に形成するとともに前記刃押さえ取付部材27の
前端側下面に取り付け、受刃台15上の上下刈刃17,19及
び上下ナイフバー21,23の後端側に摩擦板33とガイド体3
1を上下に取り付け、該上方の摩擦板33の前面を上ナイ
フバー21の後面に、また、下方のガイド体31の上面と前
面を下刃19の後部下面と下ナイフバー23の後面に摺接さ
せ、上下の刈刃17,19をその前後動を規制しながら下刃1
9の下ナイフバー23を挟む前後の2箇所において下方か
ら支持せしめたことを特徴としている。
<作用> 上ナイフバー21と下ナイフバー23とによって連結され
た刃片16は刈刃17,19の刈刃部を構成し、クリップ27は
受刃台15上で該刈刃17,19を摺動自在に保持する。受刃
台15上の下刃ガイド25は上面と後面の2面で下刃19をガ
イドするため、ガイド性が向上する。
<実施例> 以下図面に即して本発明の実施例につき詳述すると、
第2図は本発明の装置が実施されるコンバインの前処理
部側面図を示し、機体1の前方には前処理部3が、上下
揺動自在に設けられ、該前処理部3の正面下端には複数
のデバイダ7が前処理フレーム5に取り付けて設けられ
ており、該デバイダ7の後方から複数基の引起しケース
9が斜設されている。
上記引起しケース9の下端後方には、刈刃装置11が前
処理フレーム5に取り付けられて左右方向に設けられて
いる。刈刃装置11の上方には掻込装置10が設けられ、刈
り取った穀稈を掻き込むためのスターホイール12が設け
られている。
上記スターホイール12の下方にある刈刃装置11は、第
3図、第4図に示すように複数本の前処理フレーム5の
下方に下向きに各突設されたカラー13と、該カラー13の
端面より前方に突出する如く略全幅にわたって取り付け
られたプレート状の受刃台15とで前処理フレーム5に支
持され、該受刃台15上には上刃17と下刃19とが上下に重
ねられて各左右動自在に載置されている。
以下刈刃の構造及び刈刃部の形状について説明する
と、上記上刃17と下刃19はともに多数の共通の刃片16が
直線上に並ぶように1本の上下ナイフバー21,23の下面
又は上面に皿ボルト又はリベット等の固着具20により一
体的に固定されており、形状,構成は共に同一のもので
ある。ここで刈刃部17a,19aの形状は、刈刃部17a,19aの
山部分の面積よりも刈刃部17a,19a間の谷面積の方が大
となるように山状の刈刃部分17a,19aの間隔を広げて形
成されている。このような形状にすることによって、刈
刃部17a,19aの谷部分に収容される穀稈の量が増し、該
収容された穀稈を1ピッチ駆動で一括して切断すること
ができるので、刈取効率が向上する。
以上のように構成された上下刃17,19は刃側の摺動面
を対向せしめて重ね合わされて受刃台15上に載置され
る。
このように上刃17,下刃19を同一形状とした結果、同
重量の刃が左右逆方向にスライドするため、上下刃の振
動が打ち消しあって振動が減少する。さらに上下刃17,1
9は1/2ピッチ変位した状態で重ねられて保持され、この
状態を駆動待機状態とする。従って上下刃17,19を左右
に1/4ピッチづつ駆動させれば上下刃17,19は相対的に1
ピッチ駆動することとなるため、少ない駆動量で刈取が
可能となり、振動が著しく減少する。
さらに、後述するクランクのアーム長を短くすること
も可能となるため、刈刃駆動機構60のコンパクト化を図
ることが可能となる。
以上説明したように、上下刃17,19を左右方向に1/4ピ
ッチづつ駆動させると、上下刃17,19の駆動時における
最側端部分の刃面は、対向する下刃19又は上刃17と接触
することなく、切断作用を奏しない。そこで刈刃部17a,
19aの該最側端部分には切欠を形成して無刃部17b,19bを
設けている。かかる無刃部17b,19bを形成することによ
って、上下刃17,19が駆動する際、上記刈刃部の最側端
が穀稈の根元に接触して、前処理部3に掻き込まれない
稲株を切断するといったトラブルは防止される。
また上刃17と下刃19は略同一にできるため、上下別々
に製造する必要がない点で製造効率が良く、組み立ても
容易にすることができる。
次に刈刃保持構造について説明すると、以上のように
下刃19を従来より軽量にして上刃17の形状に合わせた結
果、刈刃17,19の湾曲を防止するために、受刃台15の強
度を十分なものとするように、受刃台15は堅ろうに形成
されている。受刃台15の前端上には下ナイフバー23より
も厚く形成されている通直な下刃ガイド25が皿ボルト等
の固着具26によって全長に渡って固着されており、下刃
19の下側への土や藁屑等の侵入を防ぐとともに、その上
面には下刃19下面が摺接ガイドしている。下刃ガイド25
はボルト26によって固定され、メンテナンスの際等に取
り外され、或は交換することができる。また下刃ガイド
25の前面は刈刃部17a,19aの谷底部以後に位置している
ため、下刃ガイド25が該谷部に突出して、谷部への穀稈
の収容量を減らし、刈取効率を低下させる様なことはな
い。さらに下刃ガイド25は下刃19の全長に渡ってカイド
するので、下ナイフバー23や下刃ガイド25の摩耗は全長
に渡って均一に生じ、全体としての摩耗量が少なくな
る。
第1図に示すように、受刃台15には所定間隔でU字形
に湾曲したクリップ状の刃押さえ取付部材27がボルト等
の固着具28によって前後方向に向けて固定されている。
刃押さえ取付部材27の上片前端部には刃押さえ29が固着
され、その下面には上刃17上面が摺接し、下刃ガイド25
とにより上下刃17,19を摺動自在に挾持している。さら
に刃押さえ29の後面は上ナイフバー21の前面と摺接しこ
れをガイドしている。
また刃押さえ取付部材27の後方で下方へ湾曲した湾曲
部の前端には下ナイフバー23の後面が摺接し、下刃ガイ
ド25と共に下ナイフバー23を摺動自在に挾持し、下刃19
の前後方向移動を規制するガイド体31が設けられてい
る。さらに刃押さえ取付部材27内において上下刃17,19
の後方には、カラー35を介して摩擦板33がボルト等の固
着具34によって固定され、その前側端面は上ナイフバー
21の後面と摺接し、上刃17の前後動を規制している。カ
ラー35は摩擦板33の下面が上刃17と接触しないように十
分な厚さを有している。更に刃押さえ取付部材27と受刃
台15の間にもクリップ状湾曲部前端のガイド体31の高さ
を調節するための調整ライナー36が介挿されている。
第3図及び第5図に示すように、上刃17と下刃19には
プレート状のナイフヘッド37,39の前端がナイフバー21,
23を介して固着されている。ナイフヘッド37,39の取付
位置は、第3図に示すように、掻込装置10のスターホイ
ール12の下方に、相互に近接して取り付けられている。
ここで受刃台15には下刃19に下側からナイフヘッド39
を取り付けるための空間15aが設けられ、その広さはナ
イフヘッド39の左右動を許容するために十分なものとな
っている。第5図に示すように、該ナイフヘッド39には
受刃台15との干渉を逃れるために、下刃19への取付部後
方で上方へクランク状に屈曲する段部39aが形成され
て、これに伴い上刃17に取付られるナイフヘッド37にも
ナイフヘッド39との干渉を避けるために同様な段部37a
が形成されている。
各ナイフヘッド37,39の後端部には、後述するクラン
ク49,51のナイフ側係合部40,42を収容するコ字形の切欠
からなるナイフ側収容部37b,39bがそれぞれ形成されて
いる。該収容部37b,39bの各左右側内側面には、上方に
突出して設けられた摺接面37c,39cが前後方向に平行に
形成されている。これらのナイフヘッド37,39を介して
上下刃17,19を駆動させる駆動機構60は、一対の揺動駆
動するクランク49,51よりなっている。
ナイフ側収容部37b,39bにそれぞれ係合するナイフ側
係合部40,42は、前処理部側に突設されたクランクピン4
9a,51aによって回動自在に支持されたクランク49,51の
ナイフ側先端に設けられ、且つ該ナイフ側先端に各突設
されたピン41,45と、該ピン41,45に回動自在に嵌合され
た筒状のローラ43,47とによって構成されている。ロー
ラ43,47の周面には、対向位置で互いに平行な平面が形
成され、前述の収容部37b,39bに摺動自在に嵌合し、該
平面は前記摺接面37c,39cと摺接する。このような構成
において、係合部40,42はクランク49,51の揺動とともに
円弧状に左右動され、各ナイフヘッド37,39を左右動さ
せながら前後方向に摺動する。このとき係合部40,42と
収容部37b,39bは面接触するため、接触圧が分散されて
摩耗等によるガタの発生も減少する。
第3図に示すように、クランク49,51の形状は軸支部4
9a,51aで左右に屈曲するベルクランクであり、各軸支部
49a,51aの中間点で各クランク49,51が重なるように形成
されている。一方のクランク49のクランク51側の先端に
はナイフ側係合部40と同様に、ピン62と、対向位置に平
行な平面を形成したローラ63とからなる係合部64がクラ
ンク軸53,55の中間点に位置するように設けられてい
る。
他方のクランク51のクランク49側の先端には前記係合
部64をスライド自在に収容嵌合する収容部61が左右を長
手方向とする矩形状孔として設けられている。クランク
49が揺動すると係合部64及び収容部61を介してクランク
51も揺動するが、係合部64はローラ63がピン62に対して
摺動回動しながら前後方向に揺動するとともに、収容部
61内を左右方向に摺動する。この時、係合部64と収容部
61は互いに平行な面同士で面接触するため、摺接面の摩
耗が少なく、ガタや振動の発生が少なくなり、確実な動
力の伝達を図ることができる。
第3図に示すようにクランク49の外側端はリンク67に
連結され、クランク49が強制揺動される。
以上のように構成される駆動機構60は、ナイフヘッド
37,39がスターホイール12下に配置されている結果、穀
稈の掻込搬送を妨げない位置に設置されることとなる。
またナイフヘッド37,39が近接位置に設けられている
ため、駆動機構60自体も小型化でき、さらに穀稈掻込搬
送の支障になることがない。
<発明の効果> 以上のように構成される本発明によれば以下のような
効果を奏する。
(1)第1〜第2の発明において、 イ、 下刃19を従来の固定受刃より軽量にして上刃17の
形状と略等しくしたとしても、受刃台15の前端部上にそ
の長手方向に沿わせて固定する断面矩形状の下刃ガイド
25の上面が刈刃17,19を長手方向に亙って下方から十分
支持するので、刈刃17,19の長手方向の湾曲が防止でき
て刈刃の駆動負荷を低減することができる。
ロ、 また、下刃ガイド25は断面矩形状に形成され、受
刃台15の前端部上にその長手方向に沿わせて固定するも
のであるから、下刃ガイド25の摺動面を下刃ガイド25単
独で精密に加工できて加工コストの低減を図ることがで
きる。
ハ、 さらに下刃19の下面と下ナイフバー23に摺接する
下刃ガイド25の上面と後面は上記のように精密に直角に
加工できて、下刃19の下面と下ナイフバー23の前面に平
面接触させることができるから、摩耗を押さえて長時間
の使用を可能にする。
(2)第1の発明において、 ニ、 下面が上刃17の上面と摺接し後面が上ナイフバー
21の前面と摺接する刃押さえ29を受刃台15に取り付けた
刃押さえ取付部材27の下面に固着するものであるから、
刃押さえ29の摺動面を刃押さえ29単独で精密に加工でき
て加工コストの低減を図ることができる。
ホ、 また刈刃17,19の長手方向に適当間隔をもって部
分的に設ける刃押さえ29を下刃ガイド25の前面よりその
前面が前方に位置する幅広に形成するから、刃押さえ29
を部分的に設けてもその幅広な下面により刈刃17,19の
浮き上がりを阻止することができ、一方、長手方向の下
刃ガイド25の前面は刃押さえ29の前面より後方に位置さ
せて、刃押さえ29を設けない部分における刈刃部17a,19
aの谷底部への穀稈の収容量を多くし、刈取効率を低下
させることがない。
(3)第2の発明について、 ヘ、 刈刃17,19を下刃ガイド25とガイド体31の上面に
下方から2面で支持した状態で、刃押さえ29の下面で上
下の刈刃17,19が密着するように上方から挾持すること
ができ切断性能が向上するとともに、上下のナイフバー
21,23の前面及び後面を刃押さえ29と下刃ガイド25の後
面と、摩擦板33とガイド体31の前面とによりそれぞれ前
後動を別個に規制挾持することができ刈刃17,19の上下
及び前後方向の保持性能を向上させて駆動ガタの発生を
減少させ、長期にわたる使用を可能にすることができ
る。以上の如く構成される本発明の構造によれば、従来
の支持構造に比べて各部材の加工が容易となり、加工コ
ストの低減を図ることができる。
また刈刃の駆動に対して、上下方向及び前後方向から
直角に摺接支持するため、刈刃のガイド保持性能の向上
を図ることができる他、刃押さえやナイフバーが、駆動
によって摩耗しても、駆動ガタの発生が従来よりも減少
する効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は刈刃保持構造を示すA−A断面図、第2図は本
発明の機構が実施されるコンバインの前処理部側面図、
第3図は刈刃装置の平面図、第4図は刈刃装置の取付状
態を示すB−B断面図、第5図は刈刃へのナイフヘッド
取付状態を示す側面断面図である。 15:受刃台、16:刃片、17:上刃 21:上ナイフバー、23:下ナイフバー、25:下刃ガイド 27:刃押さえ取付部材、29:刃押さえ、31:湾曲部先端

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前処理フレーム(5)側に取り付けられた
    受刃台(15)上において、上ナイフバー(21)の下面と
    下ナイフバー(23)の上面に各々固定し、左右スライド
    自在に重ね合わせて構成した一対の刈刃(17),(19)
    と、該刈刃(17),(19)の浮き上がりを阻止する刃押
    さえ(29)と、該刃押さえ(29)を取り付け、前記受刃
    台(15)に取り付けられた刃押さえ取付部材(27)とか
    らなる構造において、下ナイフバー(23)よりも厚く形
    成された断面矩形状の下刃ガイド(25)を前記受刃台
    (15)の前端部上にその長手方向に沿わせて固定し、該
    下刃ガイド(25)の上面と後面をそれぞれ下刃(19)の
    下面と下ナイフバー(23)の前面に摺接せしめる一方、
    刃押さえ(29)の下面を上刃(17)の上面と摺接せしめ
    後面を上ナイフバー(21)の前面と摺接せしめ、上記刃
    押さえ(29)を前端が前記下刃ガイド(25)の前端より
    前方に突出するように幅広に形成するとともに前記刃押
    さえ取付部材(27)の前端側下面に取り付けてなる刈刃
    保持構造。
  2. 【請求項2】前処理フレーム(5)側に取り付けられた
    受刃台(15)上において、上ナイフバー(21)の下面と
    下ナイフバー(23)の上面に各々固定連結して構成した
    一対の刈刃(17),(19)と、該刈刃(17),(19)の
    浮き上がりを阻止する刃押さえ(29)と、該刃押さえ
    (29)を取り付け、前記受刃台(15)に取り付けられた
    刃押さえ取付部材(27)とからなる構造において、下ナ
    イフバー(23)よりも厚く形成された断面矩形状の下刃
    ガイド(25)を前記受刃台(15)の前端部上にその長手
    方向に沿わせて固定し、該下刃ガイド(25)の上面と後
    面をそれぞれ下刃(19)の下面と下ナイフバー(23)の
    前面に摺接せしめる一方、刃押さえ(29)の下面を上刃
    (17)の上面と摺接し後面が上ナイフバー(21)の前面
    と摺接せしめ、上記刃押さえ(29)を前端が前記下刃ガ
    イド(25)の前端より前方に突出するように幅広に形成
    するとともに前記刃押さえ取付部材(27)の前端側下面
    に取り付け、受刃台(15)上の上下刈刃(17),(19)
    及び上下ナイフバー(21),(23)の後端側に摩擦板
    (33)とガイド体(31)を上下に取り付け、該上方の摩
    擦板(33)の前面を上ナイフバー(21)の後面に、ま
    た、下方のガイド体(31)の上面と前面を下刃19の後部
    下面と下ナイフバー(23)の後面に摺接させ、上下の刈
    刃(17),(19)をその前後動を規制しながら下刃(1
    9)の下ナイフバー(23)を挟む前後の2箇所において
    下方から支持せしめる7刈刃機構における刈刃保持構
    造。
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