JP2791548B2 - 刈刃機構における刈刃保持構造 - Google Patents

刈刃機構における刈刃保持構造

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JP2791548B2
JP2791548B2 JP7243659A JP24365995A JP2791548B2 JP 2791548 B2 JP2791548 B2 JP 2791548B2 JP 7243659 A JP7243659 A JP 7243659A JP 24365995 A JP24365995 A JP 24365995A JP 2791548 B2 JP2791548 B2 JP 2791548B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は刈刃機構にかか
り、詳しくは刈刃保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の刈刃装置において、上刃と下刃が
共に左右逆方向にスライド駆動して刈取作動をする構造
のものが提案されている。上記構造のものでは、上下刃
が同時に駆動するため、上下一対の刈刃を左右摺動自在
に同時に支持する構造が必要とされている。従来、上下
刃が独立して摺動できるように支持する構造としては、
一方の刈刃上にピンを突設し、他方に刈刃に該ピンと係
合する長孔を穿設したものや、実開昭62−17882
6号公報に記載されている構造のものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のような
保持構造では、長期の使用によって摺接面が摩耗した場
合に、ガタが生じやすい。特に上記実開昭62−178
826号公報記載の考案においては、傾斜する摺動面に
よって保持しているため、摺動面の摩耗によって生ずる
ガタは摩耗量以上となり、刈刃の保持性能が著しく損な
われる。さらに加工の際には、傾斜した摺動面を精密加
工したり、刃押さえをナイフバーの前後で折り曲げる等
の加工をする必要があり、加工時間やコストがかかる等
の問題があった。また従来のものでは、刈刃の長手方向
において刈刃を支持する部分が、刃押さえのある部分の
みであるため、刃押さえによる支持部分のみに荷重が集
中し、摩耗が促進するといった顕著な欠点があった。
発明は、刈刃を直角方向から摺接支持することによっ
て、刈刃の保持性能を向上せしめ、上記課題を解決する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
に、本発明は、第1に前処理フレーム(5)側に取り
付けられた受刃台(15)上に、上ナイフバー(21)
の下面と下ナイフバー(23)の上面に各々固定連結し
て構成した上下一対の刈刃(17),(19)を配設す
ると共に、前記受刃台(15)に、刈刃(17),(1
9)の浮き上がりを阻止する刃押さえ(29)を取り付
ける刃押さえ取付部材(27)を固設した刈刃装置(1
1)において、前記下ナイフバー(23)よりも厚く形
成された断面矩形状の下刃ガイド(25)を前記受刃台
(15)の前端部上にその長手方向に沿わせて固定し、
該下刃ガイド(25)の上面と後面をそれぞれ下刃(1
9)の下面と下ナイフバー(23)の前面に摺接せしめ
る一方、前記刃押さえ(29)を前記刃押さえ取付部材
(27)の前端側下面に取り付け、該刃押さえ(29)
の下面と後面をそれぞれ上刃(17)の上面と上ナイフ
バー(21)の前面に摺接せしめ、更に、前記受刃台
(15)上の上下のナイフバー(21),(23)の後
端側に摩擦板(33)とガイド体(31)を上下に取り
付け、該上方の摩擦板(33)の前面を上ナイフバー
(21)の後面に、また、下方のガイド体(31)の前
面を下ナイフバー(23)の後面にそれぞれ摺接させ、
かつ、下刃(19)の後端を下ナイフバー(23)より
後方まで延設してガイド体(31)の前端上面に摺接さ
せたことを特徴としている。
【0005】第2に前処理フレーム(5)側に取り付け
られた受刃台(15)上に、上ナイフバー(21)の下
面と下ナイフバー(23)の上面に各々固定連結して構
成した上下一対の刈刃(17),(19)を配設すると
共に、前記受刃台(15)に、刈刃(17),(19)
の浮き上がりを阻止する刃押さえ(29)を取り付ける
刃押さえ取付部材(27)を固設した刈刃装置(11)
において、前記下ナイフバー(23)よりも厚く形成さ
れた断面矩形状の下刃ガイド(25)を前記受 刃台(1
5)の前端部上にその長手方向に沿わせて固定し、該下
刃ガイド(25)の上面と後面をそれぞれ下刃(19)
の下面と下ナイフバー(23)の前面に摺接せしめる一
方、前記刃押さえ(29)を前記刃押さえ取付部材(2
7)の前端側下面に取り付け、該刃押さえ(29)の下
面と後面をそれぞれ上刃(17)の上面と上ナイフバー
(21)の前面に摺接せしめると共に、前記下刃ガイド
(25)の前端面が刈刃(17),(19)に形成した
刈刃部(17a),(19a)の谷部以後に位置するよ
うに構成したことを特徴としている。
【0006】
【作用】上ナイフバー21と下ナイフバー23とによっ
て連結された刃片16は刃片17,19の刈刃部を構成
し、刃押さえ取付部材27は受刃台15上で該刈刃1
7,19を摺動自在に保持する。受刃台15上の下刃ガ
イド25は上面と後面の2面で下刃19をガイドするた
め、ガイド性が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面に即して本発明の実施の
形態につき詳述すると、第2図は本発明の装置が実施さ
れるコンバインの前処理部側面図を示し、機体1の前方
には前処理部3が、上下揺動自在に設けられ、該前処理
部3の正面下端には複数のデバイダ7が前処理フレーム
5に取り付けて設けられており、該デバイダ7の後方か
ら複数基の引起しケース9が斜設されている。
【0008】上記引起しケース9の下端後方には、刈刃
装置11が前処理フレーム5に取り付けられて左右方向
に設けられている。刈刃装置11の上方には掻込装置1
0が設けられ、刈り取った穀稈を掻き込むためのスター
ホイール12が設けられている。
【0009】上記スターホイール12の下方にある刈刃
装置11は、第3図、第4図に示すように複数本の前処
理フレーム5の下方に下向きに各突設されたカラー13
と、該カラー13の端面より前方に突出する如く略全幅
にわたって取り付けられたプレート状の受刃台15とで
前処理フレーム5に支持され、該受刃台15上には上刃
17と下刃19とが上下に重ねられて各左右動自在に載
置されている。
【0010】以下刈刃の構造及び刈刃部の形状について
説明すると、上記上刃17と下刃19はともに多数の共
通の刃片16が直線上に並ぶように1本の上下ナイフバ
ー21,23の下面又は上面に皿ボルト又はリベット等
の固着具20により一体的に固定されており、形状、構
成は共に同一のものである。ここで刈刃部17a,19
aの形状は、刈刃部17a,19aの山部分の面積より
も刈刃部17a,19a間の谷面積の方が大となるよう
に山状の刈刃部17a,19aの間隔を広げて形成され
ている。このような形状にすることによって、刈刃部1
7a,19aの谷部分に収容される穀稈の量が増し、該
収容された穀稈を1ピッチ駆動で一括して切断すること
ができるので、刈取効率が向上する。以上のように構成
された上下刃17,19は刃側の摺動面を対向せしめて
重ね合わされて受刃台15上に載置される。
【0011】このように上刃17,下刃19を同一形状
とした結果、同重量の刃が左右逆方向にスライドするた
め、上下刃の振動が打ち消しあって振動が減少する。さ
らに上下刃17,19は1/2ピッチ変位した状態で重
ねられて保持され、この状態を駆動待機状態とする。従
って上下刃17,19を左右に1/4ピッチづつ駆動さ
せれば上下刃17,19は相対的に1ピッチ駆動するこ
ととなるため、少ない駆動量で刈取が可能となり、振動
が著しく減少する。さらに、後述するクランクのアーム
長を短くすることも可能となるため、刈刃駆動機構60
のコンパクト化を図ることが可能となる。
【0012】以上説明したように、上下刃17,19を
左右方向に1/4ピッチづつ駆動させると、上下刃1
7,19の駆動時における最側端部分の刃面は、対向す
る下刃19又は上刃17と接触することなく、切断作用
を奏しない。そこで刈刃部17a,19aの該最側端部
分には切欠を形成して無刃部17b,19bを設けてい
る。かかる無刃部17b,19bを形成することによっ
て、上下刃17,19が駆動する際、上記刈刃部の最側
端が穀稈の根元に接触して、前処理部3に掻き込まれな
い稲株を切断するといったトラブルは防止される。
【0013】また上刃17と下刃19は略同一にできる
ため、上下別々に製造する必要がない点で製造効率が良
く、組み立ても容易にすることができる。次に刈刃保持
構造について説明すると、以上のように下刃19を従来
より軽量にして上刃17の形状に合わせた結果、刈刃1
7,19の湾曲を防止するために、受刃台15の強度を
十分なものとするように、受刃台15は堅ろうに形成さ
れている。受刃台15の前端上には下ナイフバー23よ
りも厚く形成されている通直な下刃ガイド25が皿ボル
ト等の固着具26によって全長に渡って固着されてお
り、下刃19の下側への土や藁屑等の浸入を防ぐととも
に、その上面には下刃19下面が摺接ガイドされてい
る。下刃ガイド25はボルト26によって固定され、メ
ンテナンスの際等に取り外され、或は交換することがで
きる。また下刃ガイド25の前面は刈刃部17a,19
aの谷底部以後に位置しているため、下刃ガイド25が
該谷部に突出して、谷部への穀稈の収容量を減らし、刈
取効率を低下させる様なことはない。さらに下刃ガイド
25は下刃19の全長に渡ってガイドするので、下ナイ
フバー23や下刃ガイド25の摩耗は全長に渡って均一
に生じ、全体としての摩耗量が少なくなる。
【0014】第1図に示すように、受刃台15には所定
間隔でU字形に湾曲したクリップ状の刃押さえ取付部材
27がボルト等の固着具28によって前後方向に向けて
固定されている。刃押さえ取付部材27の上片前端部に
は刃押さえ29が固着され、その下面には上刃17上面
が摺接し、下刃ガイド25とにより上下刃17,19を
摺動自在に挟持している。さらに刃押さえ29の後面は
上ナイフバー21の前面と摺接しこれをガイドしてい
る。
【0015】また刃押さえ取付部材27の後方で下方へ
湾曲した湾曲部の前端には下ナイフバー23の後面が摺
接し、下刃ガイド25と共に下ナイフバー23を摺動自
在に挟持し、下刃19の前後方向移動を規制するガイド
体31が設けられている。さらに刃押さえ取付部材27
内において上下刃17,19の後方には、カラー35を
介して摩擦板33がボルト等の固着具34によって固定
され、その前側端面は上ナイフバー21の後面と摺接
し、上刃17の前後動を規制している。カラー35は摩
擦板33の下面が上刃17と接触しないように十分な厚
さを有している。更に刃押さえ取付部材27と受刃台1
5の間にもクリップ状湾曲部前端のガイド体31の高さ
を調節するための調節ライナー36が介挿されている。
【0016】第3図及び第5図に示すように、上刃17
と下刃19にはプレート状のナイフヘッド37,39の
前端がナイフバー21,23を介して固着されている。
ナイフヘッド37,39の取付位置は、第3図に示すよ
うに、掻込装置10のスターホイール12の下方に、相
互に近接して取り付けられている。
【0017】ここで受刃台15には下刃19に下側から
ナイフヘッド39を取り付けるための空間15aが設け
られ、その広さはナイフヘッド39の左右動を許容する
ために十分なものとなっている。第5図に示すように、
該ナイフヘッド39には受刃台15との干渉を逃れるた
めに、下刃19への取付部後方で上方へクランク状に屈
曲する段部39aが形成されて、これに伴い上刃17に
取付られるナイフヘッド37にもナイフヘッド39との
干渉を避けるために同様な段部37aが形成されてい
る。
【0018】各ナイフヘッド37,39の後端部には、
後述するクランク49,51のナイフ側係合部40,4
2を収容するコ字形の切欠からなるナイフ側収容部37
b,39bがそれぞれ形成されている。該収容部37
b,39bの各左右側内側面には、上方に突出して設け
られた摺接面37c,39cが前後方向に平行に形成さ
れている。これらのナイフヘッド37,39を介して上
下刃17,19を駆動される駆動機構60は、一対の揺
動駆動するクランク49,51よりなっている。
【0019】ナイフ側収容部37b,39bにそれぞれ
係合するナイフ側係合部40,42は、前処理部側に突
設されたクランクピン49a,51aによって回動自在
に支持されたクランク49,51のナイフ側先端に設け
られ、且つ該ナイフ側先端に各突設されたピン41,4
5と、該ピン41,45に回動自在に嵌合された筒状の
ローラ43,47とによって構成されている。ローラ4
3,47の周面には、対向位置で互いに平行な平面が形
成され、前述の収容部37b,39bに摺動自在に嵌合
し、該平面は前記摺接面37c,39cと摺接する。こ
のような構成において、係合部40,42はクランク4
9,51の揺動とともに円弧状に左右動され、各ナイフ
ヘッド37,39を左右動させながら前後方向に摺動す
る。このとき係合部40,42と収容部37b,39b
は面接触するため、接触圧が分散されて摩耗等によるガ
タの発生も減少する。
【0020】第3図に示すように、クランク49,51
の形状は軸支部49a,51aで左右に屈曲するベルク
ランクであり、各軸支部49a,51aの中間点で各ク
ランク49,51が重なるように形成されている。一方
のクランク49のクランク51側の先端にはナイフ側係
合部40と同様に、ピン62と、対向位置に平行な平面
を形成したローラ63とからなる係合部64がクランク
軸53,55の中間点に位置するように設けられてい
る。
【0021】他方のクランク51のクランク49側の先
端には前記係合部64をスライド自在に収容嵌合する収
容部61が左右を長手方向とする短形状孔として設けら
れている。クランク49が揺動すると係合部64及び収
容部61を介してクランク51も揺動するが、係合部6
4はローラ63がピン62に対して摺動回動しながら前
後方向に揺動するとともに、収容部61内を左右方向に
摺動する。この時、係合部64と収容部61は互いに平
行な面同士で面接触するため、摺接面の摩耗が少なく、
ガタや振動の発生が少なくなり、確実な動力の伝達を図
ることができる。
【0022】第3図に示すようにクランク49の外側端
はリンク67に連結され、クランク49が強制揺動され
る。以上のように構成される駆動機構60は、ナイフヘ
ッド37,39がスターホイール12下に配置されてい
る結果、穀稈の掻込搬送を妨げない位置に配置されるこ
ととなる。またナイフヘッド37,39が近接位置に設
けられているため、駆動機構60自体も小型化でき、さ
らに穀稈掻込搬送の支障になることがない。
【0023】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よれば以下のような効果を奏する。 即ち請求項1の発明
は以下のア〜オの効果を奏する。ア)受刃台15の前端
部上にその長手方向よ沿わせて固定する断面矩形状の下
刃ガイド25の上面が、刈刃17,19を長手方向に亙
って下方から十分に支持するので、刈刃17,19を薄
肉軽量としてもその長手方向の湾曲が防止できて刈刃の
駆動負荷を低減することができる。イ)受刃台15に取
り付けた刃押さえ取付部材27の下面に刃押さえ29を
取り付け固定し、受刃台15の前端部上に長手方向に沿
わせて下刃ガイド25を取り付け固定するものであるか
ら、刃押さえ29及び下刃ガイド25を単品で加工で
き、その摺動面を精密に加工できると共に、加エコスト
の低減を図ることができる。ウ)下刃19の下面と下ナ
イフバー23に摺接する下刃ガイド25の上面と後面は
上記のように精密に加工できると共に、下刃ガイド25
は断面矩形状に形成され、下刃19の下面と下ナイフバ
ー23の前面に直角方向から平面接触させることができ
るから、摩耗を抑えて長時間の使用を可能にする。エ)
上ナイフバー21の前面及び後面は、刃押さえ29の後
面と上ナイフバー21の後部に設けた摩擦板33の前面
により前後動を規制され、下ナイフバー23の前面及び
後面は、下刃ガイド25の後面と下ナイフバー23の後
部に設けたガイド体31の前面により前後動を規制され
るから、上下のナイフバー21,23が前後にガタ付く
ことが防止されるので、刈刃の駆動負荷が増大したり、
摩耗が促進すること極力防止することができる。オ)下
刃19の中間部下面が下刃ガイド25の上面により、ま
た下刃19の後部下面がガイド体31の上面により支持
されるから、上下の刈刃17,19を下ナ イフバー23
を挟んで前後の2箇所で下方から支持することができ、
従って、刈刃17,19の先端に上下方向の切断加重が
作用してもガイド体31のみに加重が集中して摩耗が促
進されるといったことがなく、前後の2面で支持して摩
耗の促進を防止することができる。 また請求項2の発明
は上記請求項1の発明の効果ア〜ウと同様の効果を奏す
ると共に、更に以下の効果を奏する。カ)下刃ガイド
(25)を受刃台(15)の前端部上に下刃19の長手
方向に沿わせて長く固設し、その支持作用を十分になし
うるものであっても、下刃ガイド(25)の前端面が刈
刃(17),(19)に形成した刈刃部(17a),
(19a)の谷部以後に位置しているので、下刃ガイド
25が該谷部に突出して谷部を覆い、該谷部への穀稈の
収容量を減らすことがなく、刈刃部(17a),(19
a)の谷部における穀稈の収容量を多くでき、刈取効率
を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈刃保持構造を示すA−A断面図である。
【図2】本発明の機構が実施されるコンバインの前処理
部側面図である。
【図3】刈刃装置の平面図である。
【図4】刈刃装置の取付状態を示すB−B断面図であ
る。
【図5】刈刃へのナイフヘッド取付状態を示す側面断面
図である。
【符号の説明】
15 受刃台 16 刃片 17 上刃 21 上ナイフバー 23 下ナイフバー 25 下刃ガイド 27 刃押さえ取付部材 29 刃押さえ 31 湾曲部先端

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前処理フレーム(5)側に取り付けられ
    た受刃台(15)上に、上ナイフバー(21)の下面と
    下ナイフバー(23)の上面に各々固定連結して構成し
    た上下一対の刈刃(17),(19)を配設すると共
    に、前記受刃台(15)に、刈刃(17),(19)の
    浮き上がりを阻止する刃押さえ(29)を取り付ける刃
    押さえ取付部材(27)を固設した刈刃装置(11)に
    おいて、前記下ナイフバー(23)よりも厚く形成され
    た断面矩形状の下刃ガイド(25)を前記受刃台(1
    5)の前端部上にその長手方向に沿わせて固定し、該下
    刃ガイド(25)の上面と後面をそれぞれ下刃(19)
    の下面と下ナイフバー(23)の前面に摺接せしめる一
    方、前記刃押さえ(29)を前記刃押さえ取付部材(2
    7)の前端側下面に取り付け、該刃押さえ(29)の下
    面と後面をそれぞれ上刃(17)の上面と上ナイフバー
    (21)の前面に摺接せしめ、更に、前記受刃台(1
    5)上の上下のナイフバー(21),(23)の後端側
    に摩擦板(33)とガイド体(31)を上下に取り付
    け、該上方の摩擦板(33)の前面を上ナイフバー(2
    1)の後面に、また、下方のガイド体(31)の前面を
    下ナイフバー(23)の後面にそれぞれ摺接させ、か
    つ、下刃(19)の後端を下ナイフバー(23)より後
    方まで延設してガイド体(31)の前端上面に摺接させ
    たことを特徴とする刈刃機構における刈刃保持構造。
  2. 【請求項2】 前処理フレーム(5)側に取り付けられ
    た受刃台(15)上に、上ナイフバー(21)の下面と
    下ナイフバー(23)の上面に各々固定連結して構成し
    た上下一対の刈刃(17),(19)を配設すると共
    に、前記受刃台(15)に、刈刃(17),(19)の
    浮き上がりを阻止する刃押さえ(29)を取り付ける刃
    押さえ取付部材(27)を固設した刈刃装置(11)に
    おいて、前記下ナイフバー(23)よりも厚く形成され
    た断面矩形状の下刃ガイド(25)を前記受刃台(1
    5)の前端部上にその長手方向に沿わせて固定し、該下
    刃ガイド(25)の上面と後面をそれぞれ下刃(19)
    の下面と下ナイフバー(23)の前面に摺接せしめる一
    方、前記刃押さえ(29)を前記刃押さえ取付部材(
    7)の前端側下面に取り付け、該刃押さえ(29)の下
    面と後面をそれぞれ上刃(17)の上面と上ナイフバー
    (21)の前面に摺接せしめると共に、前記下刃ガイド
    (25)の前端面が刈刃(17),(19)に形成した
    刈刃部(17a),(19a)の谷部以後に位置するよ
    うに構成したことを特徴とする刈刃機構における刈刃保
    持構造。
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