JPH01239525A - 液晶配向膜用材料 - Google Patents

液晶配向膜用材料

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JPH01239525A
JPH01239525A JP6698188A JP6698188A JPH01239525A JP H01239525 A JPH01239525 A JP H01239525A JP 6698188 A JP6698188 A JP 6698188A JP 6698188 A JP6698188 A JP 6698188A JP H01239525 A JPH01239525 A JP H01239525A
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polyimide
titanate
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polyamide
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Yasuaki Yokoyama
泰明 横山
Kenichi Omi
尾見 賢一
Osamu Fujii
修 藤井
Yukihiro Hosaka
幸宏 保坂
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特定のポリアミド誘導体および/またはポリ
イミドを含有する液晶配向膜用材料に関する。
〔従来の技術〕
従来、二枚のガラス基板の間に、正の誘電異方性を有す
るネマチック液晶化合物を入れ、液晶分子の長軸方向が
二枚のガラス基板の間で90″ねじれたTN(ツイスト
ネマチック)型液晶表示素子が知られている。このTN
型液晶表示素子は、電場により液晶化合物の初期配向を
制御し、そのとき生じる光学的性質の変化を利用するた
めに、液晶化合物の配向が重要となる。
そして、液晶化合物の配向性を制御する液晶配向膜とし
て、ポリイミド膜、特にラビングされたポリイミド膜が
、液晶分子とのチルト角が小さく、コントラスト比の高
い映像が表示できることなどの理由により用いられてき
た。
従来のポリイミドからなる液晶配向膜は、ボリイミドが
有機溶媒不溶性のために、例えば芳香族テトラカルボン
酸二無水物と芳香族ジアミンとを反応させて得られるポ
リアミド酸の溶液を、適当な濃度で基板に塗布したのち
、300〜350℃またはそれ以上の温度で加熱し、イ
ミド化することによって得られていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のポリイミドからなる液晶配向膜は、前述
のように基板にポリアミド酸溶液を塗布したのら、30
0〜350°C1またはそれ以上の温度で加熱するため
、高温に耐えることのできない材料、例えばプラスチッ
ク基板を用いた液晶表示素子には利用できない。
また、従来のポリイミドからなる液晶配向膜は着色して
おり、表示背景が不鮮明であるという問題点を有してい
る。
さらに、従来のポリイミドの原料であるポリアミド酸は
、保存中に不溶分が析出したり、粘度の変化が生じるな
ど、保存安定性が悪いために、−定の性能を有する液晶
配向膜を得ることが困難であるという問題があった。
本発明は、かかる従来の技術的課題を背景になされたも
ので、保存安定性に優れ、高温でのイミド化が不要で、
耐熱性および透明性に優れた液晶配向膜用材料を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、下記一般式(1)で表される繰り返し構造単
位を有するポリアミド誘導体く以下「(■)ポリアミド
」という)および/または下記一般式(n)で表される
繰り返し構造単位を有するポリイミド(以下「(■)ポ
リイミド」という)を含有する液晶配向膜用材料を提供
するものである。
OO ]1)1 (式中、R1は2価の有機基、R2およびR3は同一ま
たは異なり、水素原子または炭素数1〜5のアルキル基
を表す。) 本発明に用いる(1)ポリアミドは、ビシクロ(2,2
,1)へブタン−2,3,5,6−テトラカルボン酸く
以下r B H”r” CA Jという)類とジアミン
とを有機溶媒中で反応させることにより得られる。
ここで、B H”FCA類とは、ビシクロ(2,2゜1
〕へブタン−2,3,5,6−テトラカルボン酸、ビシ
クロ(2,2,1)へブタン−2,3゜5.6−テトラ
カルボン酸−無水物、ビシクロ(2,2,1)へブタン
−2,3,5,6−テトラカルボン酸二無水物、ビシク
ロC2,2,l)へブタン−2,3,5,6−テトラカ
ルボン酸モノアルキルエステル、ビシクロ(2,2,1
)へブタン−2,3,5,6−テトラカルボン酸ジアル
キルエステル、ビシクロC2,2,1)へブタン−2,
3,5,6−テトラカルボン酸トリアルキルエステル、
およびビシクロ(2,2,1)ヘプタン−2,3,5,
6−テトラカルボン酸テトラアルキルエステルを表すも
のである。
なお、前記アルキルエステルとしては、例えばメチルエ
ステル、イソプロピルエステル、n−ブチルエステル、
n−ペンチルエステルなどが挙げられる。
また、本発明において、前記B HT CA類以外のテ
トラカルボン酸類、例えばブタンテトラカルボン酸類、
1,2,3.4−シクロブタンテトラカルボン酸類、1
,2,3.4−シクロペンクンテトラカルボン酸類、2
.3.5−1−リカルボキシシクロペンチル酢酸類、3
. 5. 6−)’J力JLzボキシ−ノルボルナン−
2−酢酸rL5−(2゜5−ジオキソテトラヒドロフリ
ル)−3−メチル−シクロヘキセンジカルボン酸類、ビ
シクロ〔2゜2.2〕−オクト−7−ニンーテトラカル
ボン酸類、■、2,3.4−フランテトラカルボン酸類
、3.3’、4.4’−パーフルオロイソプロピリデン
テトラカルボン酸類などの脂肪族または脂環族テトラカ
ルボン酸、4.4′−ビス(3,4−ジカルボキシフェ
ノキシ)ジフェニルスルフィド類、4.4′−ビス(3
,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホン類
、4.4′−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)
ジフェニルプロパン類、3.3’、4.4’−パーフル
オロイソプロピリデンテトラカルボン酸類、3.3’。
4.4′−ビフェニルエーテルテトラカルボン酸類、ビ
ス(フタル酸)フェニルホスフィンオキサイド類、p−
フェニレン−ビス−(トリフェニルフタル酸)類、m−
フェニレン−ビス−(トリフェニルフタル酸)類、ビス
(トリフェニルフタル、1り−4,4’−ジフェニルエ
ーテル類、ビス(トリフェニルフタル酸)−4,4’−
ジフェニルメタン類、ピロメリット酸類、3.3’、4
゜4′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸類、3゜3’
、4.4’−ビフェニルスルホンテトラカルボン酸類、
1,4,5.8−ナフタレンテトラカルボン酸類、2,
3,6.7−ナフタレンテトラカルボン酸類、3.3’
、4.4’−ビフェニルエーテルテトラカルボン酸類、
3.3’、4.4’−ジメチルジフェニルシランテトラ
カルポン酸類、3.3’、4.4’−テトラフェニルシ
ランテトラカルボン酸類などの芳香族テトラカルボン酸
類を併用することができる。
これらの脂肪族、脂環族または芳香族テトラカルボン酸
類の混合割合は、前記BHTCA類との合計量に対して
、通常、50モル%以下、好ましくは40モル%以下で
ある。
なお、前記テトラカルボン酸類とは、テトラカルボン酸
、テトラカルボン酸−無水物、テトラカルボン酸二無水
物、テトラカルボン酸モノアルキルエステル、テトラカ
ルボン酸ジアルキルエステル、テトラカルボン酸トリア
ルキルエステルおよびテトラカルボン酸テトラアルキル
エステルを表すものである。
また、前記BHTCAiと反応させるジアミンとしては
、パラフェニレンジアミン、メタフェニレンジアミン、
4,4′−ジアミノジフェニルメタン、4,4′−ジア
ミノジフェニルエタン、ベンチジン、4.4′−ジアミ
ノジフェニルスルフィド、4.4′−ジアミノジフェニ
ルスルホン、4.4′−ジアミノジフェニルエーテル、
l、5−ジアミノナフタレン、3.3′−ジメチル−4
゜4′−ジアミノビフェニル、3,4′−ジアミノベン
ズアニリド、3,4′−ジアミノジフェニルエーテル、
3.3′−ジアミノヘンシフエノン、3.4′−ジアミ
ノヘンシフエノン、4.4’−ジアミノヘンシフエノン
、2.2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕プロパン、ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル]スルホン、1.4−ビス(4−アミノフェノキ
シ)′ベンゼン、■、3−ビス(4−アミノフェノキシ
)ベンゼン、1.3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベ
ンゼン、9,9−ビス(4−アミノフェニル)−1O−
ヒドロ−アントラセン、9,9−ビス(4−アミノフェ
ニル)フルオレン、4.4’−メチレン−ビス(2−ク
ロロアニリン)、2.2’。
5.51−テトラクロロ−4,4′〜ジアミノビフエニ
ル、2.2′−ジクロロ−4,4−ジアミノ−5,5′
−ジメトキシビフェニル、3,3′−ジメトキシ−4,
4′−ジアミノビフェニルなどの芳香族ジアミン、1.
1’−メタキシリレンジアミン、1.3−プロパンジア
ミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン
、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、4
.4′−ジメチルへブタメチレンジアミン、■。
4−ジアミノシクロヘキサン、イソホロンジアミン、テ
トラヒドロジシクロペンタジエニレンジアミン、ヘキサ
ヒドロ−4,7−メタノインダニレンシメチレンジアミ
ン、トリシクロ(6,2,1゜02°7〕−ランデシレ
ンジメチルジアミンなどの脂肪族または脂環族ジアミン
;および (式中、R4は炭化水素1〜12のメチル基、エチル′
基、プロピル基などのアルキル基、シクロヘキシル基な
どの脂環族基、またはフェニル基などの芳香族基、mは
1〜3の整数、nは1〜20の整数を示す)などで示さ
れるジアミノオルガノシロキサンを挙げることができる
これらのBHTCAIiおよびジアミンは、それぞれ1
種単独でも、2種以上を組み合わせても使用することが
できる。
なお、ジアミンの使用割合は、テトラカルボン酸atモ
ルに対して、通常、0.5〜2.0モル、好ましくは0
.8〜1.3モルである。
この(+)ポリアミドを得る際に用いることのできる有
機溶媒としては、該ポリアミドを溶解させるものであれ
ば特に制限はなく、例えばN−メチル−2−ピロリドン
、N、N−ジメチルアセトアミド、N、N−ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、T−ブチロラクト
ン、テトラメチル尿素、ヘキサメチルホスホルトリアミ
ドなどノ非プロトン系極性溶媒、m−クレゾール、キシ
レノール、フェノール、ハロゲン化フェノールなどのフ
ェノール系溶媒を挙げることができる。
この有機溶媒の使用量は、特に制限されるものではない
が、固形分濃度が、通常、0.1〜30重量%、好まし
くは0.5〜20重量%となる量である。
(1)ポリアミドを合成する際の反応温度は、例えばテ
トラカルボン酸類がテトラカルボン酸ならびにテトラカ
ルボン酸のモノアルキルエステル、ジアルキルエステル
、トリアルキルエステル、テトラアルキルエステルおよ
び一無水物である場合には、通常、50〜250’c、
好ましくは70〜230℃である。
また、テトラカルボン酸類がテトラカルボン酸二無水物
である場合には、通常、0〜100 ’cで反応を行う
本発明に用いる(■)ポリイミドは、前記(1)ポリア
ミドを無触媒または下記反応触媒を用い7有機溶媒中で
、通常、50〜300℃、好ましくは80〜160℃で
加熱することにより、脱水閉環させて合成する。
合成の際の反応触媒として、塩基性化合物、例えばトリ
エチルアミン、ピリジン、ルチジン、コリジンなどの有
機アミン化合物;脱水剤、例えば無水酢酸、無水プロピ
オン酸、無水トリフルオロ酢酸などを用いることもでき
る。
ここにおける有機溶媒としては、(1)ポリアミドの合
成に用いる溶媒と同様の有機溶媒を挙げることができる
本発明に用いる(ff)ポリイミドは、前記(1)ポリ
アミドの脱水閉環によって合成されるが、(1)ポリア
ミドの一部が脱水閉環されたポリアミドユニットおよび
ポリイミドユニットが共存するポリイミド、すなわち脱
水閉環反応が部分的に行われたポリ (アミド−イミド
)であってもよい。
さらに、本発明に用いる(II)ポリイミドは、前述の
(1)ポリアミドから合成されるポリイミドのほかに、
前記テトラカルボン酸類とジイソシアネートとを有機溶
媒中で反応させることにより得られるポリイミドも含ま
れる。
ここで、ジイソシアネートとしては、例えば2゜4−ト
リレンジイソシアネート、2.6−4リレンジイソシア
ネート、p−フェニレンジイソシアネート、m−フェニ
レンジイソシアネート、4゜4′−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、4゜4′−ジフェニルエーテルジイソ
シアネート、4゜4′−ジフェニルスルホンジイソシア
ネート、4゜4′−ジフェニルスルフィドジイソシアネ
ート、1.5−ナフタレンジイソシアネート、2,6−
ナフタレンジイソシアネート、トリジンイソシアネート
、4.4′−ビフェニルジイソシアネート、p−キシリ
レンジイソシアネート、m−キシリレンジイソシアネー
トなどの芳香族ジイソシアネート;イソホロンジイソシ
アネート、1.3−ビス(イソシアネートメチル)シク
ロヘキサン、■。
4−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、4
.4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、4
.4′−ジシクロヘキシルエーテルジイソシアネートな
どの脂環族ジイソシアネート;ブタンジイソシアふ一ト
、ヘキサメチレンジイソシアフート、オクタメチレンジ
イソシアネート、リジンジイソシアネート、トリメチル
へキサメチレンジイソシアネートなどの脂肪族ジイソシ
アネートを挙げることができる。
これらのジイソシアネートは、華独であるいは混合して
用いることができる。
ジイソシアネートの使用割合は、テトラカルボン酸類1
モルに対して、通常、0.5〜2.0モル、好ましくは
0.8〜1.3モルである。
また、有機溶媒としては、(1)ポリアミドの合成に用
いる溶媒と同様の有機溶媒を挙げることができる。
このテトラカルボン酸類とジイソシアネートとの反応条
件は、テトラカルボン酸二無水物とジアミンとの反応と
同様である。
以上の(1)ポリアミド、または(IT)ポリイミドの
固有粘度〔ηinh = (1! n ηrel ) 
/ C1C=0.5g7dl、3Q℃、N−メチル−2
−ピロリドンド中〕は、通常、0.05〜10a/g、
好ましくは0.05〜5 a / gである。
本発明に用いる(Nポリアミドおよび(1))ポリイミ
ドは、有機溶媒に溶けやすく、かつ溶液状態でも非常に
安定で、長期の保存に対しても白濁したり、粘度が変化
する現象がみられない。
本発明の液晶配向膜用材料は1、通常、(1)ポリアミ
ドおよび/または(I[)ポリイミドを有機溶媒に溶解
し、固形分濃度0.1〜30重量%、好ましくは0.5
〜20重量%の溶液として調製する。
ここにおける有機溶媒としては、(1)ポリアミドの合
成に用いる溶媒と同様の有機溶媒を挙げることができる
また、この場合の有機溶媒には、そのほか−船釣有機溶
媒であるアルコール類、ケトン類、エステル類、エーテ
ル類、ハロゲン化炭化水素類、炭化水素類、例えばメチ
ルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、シクロへキサノール、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、l、4−ブタンジオール、l・ジエ
チレングリコール、エチレングリコールモノメチルエー
テル、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シクロヘキサノン、酢酸メチル、酢酸エチル
、酢酸ブチル、シュウ酸ジエチル、マロン酸ジエチル、
ジエチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル
、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコ
ール−n−7”ロピルエーテル、エチレングリコール−
1−プロピルエーテル、エチレングリコール−n−ブチ
ルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エ
チレングリコールエチルエーテルアセテ−1・、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン
、ジクロルメタン、1.2−ジクロルエタン、I、4−
ジクロルブタン、トリクロルエタン、クロルベンゼン、
0−ジクロルエンゼン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン
、ベンゼン、トルエン、キシレンなどを、(+)ポリア
ミドおよび([)ポリイミドを析出させない程度に混合
することができる。
本発明の材料を用いて得られる液晶表示素子は、例えば
第1図に示すように次の方法によって製造することがで
きる。
まず、基板l上の透明導電膜2を設け、この基板lの透
明導電膜2側に、前記溶液をロールコータ−法、スピン
ナー法、印刷法などで塗布し、塗膜を形成させ、この塗
膜を80〜250℃、好ましくは100〜200℃の温
度で、5〜180分間、好ましくは30〜60分間、加
熱することにより、液晶配向膜3を形成させる。
この塗膜(液晶配向膜3)の乾燥膜厚は、通常、0.0
1〜1/jm、好ましくは0.01〜0.5μmである
なお、前記液晶表示素子においては、必要に応じて基板
1および透明導電膜2と液晶配向膜3との接着性をさら
に良好にするために、基板1および透明導電膜2上に、
あらかじめシランカップリング剤、チタンカップリング
剤などを塗布することもできる。
ごのシランカップリング剤の具体例としては、3−アミ
ノプロピルトリメトキシンラン、3−アミノプロピルト
リエトキシシラン、2−アミノプロピルトリメトキシン
ラン、2−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(
2−アミノエチル)−3−アミノ−プロピルトリメトキ
シシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノ−プ
ロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)
−3−アミノ−プロピルメチルジメトキシシラン、3−
ウレイド−プロピルトリメトキシシラン、3−ウレイト
ープロピル1−リエトキシシラン、N−エトキシカルボ
ニル−3−アミノ−プロピルトリメトキシシラン、N−
エトキシカルボニル−3−アミノ−プロピルトリエトキ
シシラン、N−1−ツメ1〜キジシリルプロピルートリ
エチレントリアミン、N−トリエトキシシリルプロピル
−トリエチレントリアミン、10−トリメトキシシリル
−1゜4.7−)リアザブカン、9−トリメトキシシリ
ル−3,6−ジアザツニルアセテート、9−トリエトキ
シシリル−3,6−ジアザツニルアセテート、N−ヘン
シル−3−アミノ−プロピル!・リメトキシシラン、N
−ヘンシル−3−アミノ−プロピルトリエトキシシラン
、N−フェノール−3−アミノ−プロピルトリメトキシ
シラン、N−フェノール−3−アミノ−プロピルトリエ
トキシシラン、N−ビス(オキシエチレン)−3−アミ
ノ−プロピルトリメトキシシラン、N−ビス(オキシエ
チレン)−3−アミノ−プロピルトリエトキシシランな
どを挙げることができる。
また、チタンカップリング剤としては、例えばイソプロ
ビルトリイソステアロイルチクZ、−ト、イソプロピル
トリラウリルチタネート、イソプロピルトリミリスチル
チタネート、イソプロビルジメタクリロイルイソステア
ロイルチタネート、イソプロピルトリ (ドデシルヘン
ゼンスルフォニル)チタネート、イソプロピルイソステ
アロイルジアクリロイルチタネート、イソプロピルトリ
 (ジイソオクチルフォスフアト)チタ名−ト、イソブ
ロビルトリメタクリロイルチタネー1−、イソプロピル
トリ (ジオクチルピロフォスフアト)チタネート、イ
ソプロピルトリアクロイルチタネート、イソプロピルト
リ (ジオクチルフォスファ]・)チタネート、ブヂル
トリイソステアロイルチタネート、エチルイソステアロ
イルチタネートなどのモノアルキルチタネート;ビス(
トリエタノールアミン)ジイソプロピルチタネ−1−、
ビス(トリエタノールアミン)ジブチルチタネート、ビ
ス(トリエタノールアミン)ジエチルチタネート、ビス
(トリエタノールアミン)ジメチルチタネート、ジイソ
プロビルジラウリルチタ名−ト、ジイソプロピルラウリ
ルミリスチルチタネート、ジイソプロピルジステアロイ
ルチク2−ト、ジイソプロピルステア口イルメタクリ口
イルチタ不一ト、ジイソプロピルジアクリロイルチタネ
ート、ジイソブロピルジドデシルヘンゼンスルフォニル
チタネート、ジイソプロピルイソステアロイル−4−ア
ミノヘン・ゾイルチタ不一ト、トリイソプロピルアクリ
ロイルチタネート、トリエチルメタクリロイルチタ皐−
ト、トリイソプロピルミリスチルチタネート、1−リブ
チルドデシルヘンゼンスルフォニルチタネート、トリイ
ソプロピルステアロイルチタ皐−ト、トリイソプロビル
イソステアロイルチタネ−1〜などのジまたはトリアル
キルチタネートを挙げることができる。
前記シランカップリング剤またはチタンカップリング剤
は、前記液晶配向膜用材料にに混合して使用することも
できる。
また、本発明の材料を用いて得られる液晶表示素子に用
いられる基板lとしては、フロートガラス、ソーダガラ
スや可撓性のポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレートなどのポリエステルフィルム、さらに
はポリエーテルスルホン、ポリカーボネート、その他の
プラスチックフィルムなどからなる透明基板を用いるこ
とができ、透明導電膜2としては、SnO□からなるN
ESA膜、I n203   S n 02からなるI
TO膜を用いることができ、これらの電極のバターニン
グには、フォト・エツチング法や、あらかしめマスクを
用いる方法が用いられる。
かくして得られた液晶配向膜3は、ナイロンなどの合成
繊維からなる布を巻きつけたロールでラビングを行い、
液晶配向処理が施され、液晶4が封入される。
ここで、液晶4の封入は、前述の処理をされた一対の基
板lの間の周辺部をシール剤5でシールし、充填口を封
止剤で封止して液晶セルとし、その両面に直交または逆
平行に偏光板6を圧着することにより液晶表示素子とす
る。
前記シール剤5としては、例えば硬化剤、およびスペー
サーとしての酸化アルミニウム球を含有したエポキシ樹
脂などを用いることができる。
また、液晶表示素子に用いる液晶4としては、正の誘電
異方性を持つ液晶であれば特に限定されないが、ネマチ
ンク型液晶を形成させるものが好ましく、例えばシソフ
ベース系液晶、アゾキシ系液晶、ビフェニル系液晶、フ
ェニルシクロヘキサン系液晶、エステル系液晶、ターフ
ェニル系液晶、ビフェニルシクロヘキサン系液晶、ピリ
ミジン系液晶、ジオキサン系液晶、ビシクロオクタン系
液晶、キュパン系液晶などを挙げることができる。
これらの液晶は、通常、混合物として使用されるが、単
独で使用してもよい。
さらに、これらの液晶に対して、コレスチルクロリド、
コレステリルノナエート、コレステリルカーボネートな
どのコレステリック液晶や商品名C−15、CB−15
(プリティッシュトランクハウス社製)として販売され
ているようなカイラル剤などを添加して使用することも
できる。
また、p−デシロキシベンジリデン−p′〜アミノ−2
−メチルブチルシンナメート(D OB AMBC)な
どの強誘電性液晶も使用することができる。
また、封止剤としては、有機系封止剤と無機系封止剤と
があり、特に有機系封止剤が低温で操作できるので好ま
しい。
液晶セルの外側に使用される偏光板6としては、ポリビ
ニルアルコールを延伸配向させながらヨウ素を吸収させ
た1)膜と呼ばれる偏光膜を酢酸セルロース保護膜で挟
んだ偏光板またはH膜そのものからなる偏光板などを挙
げることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げ本発明をさらに具体的に説明するが
、本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
実施例1 ビシクロ(2,2,1)へブタン−2,3,5゜6−テ
トラカルボン酸二無水物(BHTCA−AH)47.2
g (0,2モル)と4.4′−ジアミノジフェニルエ
ーテル40g (0,2モル)を、N−メチル−2−ピ
ロリドン(NMP)786 gに溶解させ、攪拌しなが
ら60℃で4時間、さらに160℃で4時間反応させ、
固有粘度〔η1nk(0,5g/d1.30℃、NMP
中)〕が、0.86dl/gのポリイミドを得た。
このようにして得られたポリイミドの2.5重量%NM
P溶液を調製し、孔径0.2μmのメンブランフィルタ
−でろ過し、不溶分を除去した。
このポリイミド溶液を、ITO膜からなる透明電極付き
ガラス基板上の透明電極面に、スピンナーを用い回転数
3,0OOrprnで3分間塗布し、200℃で30分
間乾燥した。
得られた塗膜は透明性に優れており、0.1μm−膜厚
の可視光線での透過率を調べたところ、99%以上の透
過率を示した。
次いで、この塗膜を、ナイロン類の布を巻きつけたロー
ルを有するラビングマシーンにより、ロールの回転数s
oorpm、ステージ移動速度1crm/秒でラビング
処理を行った。
次いで、基板上にエポキシ樹脂に硬化剤として酸無水物
、およびスペーサーとして1(lumの酸化アルミニウ
ム球を混合したシール剤をスクリーン印刷したのち、上
下基板をラビング方向が逆平行になるように圧着した。
次に、液晶注入口よりシアノ基を有するフェニルシクロ
ヘキサン系液晶を注入したのち、注入口を封止し、得ら
れた素子の外側の両面に偏光板を、偏光板の偏光方向が
それぞれの基板に塗布した液晶配向膜のラビング方向と
一致するように貼り合わせ、液晶表示素子を作製した。
得られた液晶表示素子の液晶配向状態を調べたが、良好
な配向状態を示していた。
また、80°C1200時間の高温環境試験を行ったが
、液晶表示素子の表示特性に変化は見られなかった。
実施例2 実施例1で用いたポリイミド溶液を基板に塗布する前に
、基板を104リメトキシシリルーl。
4、’l−トリアザデカンで処理する以外は、実施例1
と同様にして液晶表示素子を得た。
得られた液晶表示素子の液晶配向状態を調べたが、良好
な配向状態を示していた。
また、80℃、200時間の高温環境試験を行ったが、
液晶表示素子の表示特性に変化は見られなかった。
実施例3 BHTCA・Al47.2g (0,2モル)と4.4
′−ジアミノジフェニルメタン39.7g(0,2モル
)を、NMP782gにt容解させ、実施例1と同様に
して反応させ、固有粘度〔η8o、。
(0,5g/dI、30’C,NMP中)〕が1.26
d!/gのポリイミドを得た。
このポリイミドを用い、実施例1と同様にして液晶表示
素子を得た。
得られた液晶表示素子の液晶配向状態を調べたが、良好
な配向状態を示していた。また、80℃、200時間の
高温環境試験を行ったが、液晶表示素子の表示特性に変
化は見られなかった。
実施例4 B)(TCA−Al47.2g (0,2モル)と2.
2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)〕
プロパン82.1g (0,2モル)を、N、N−ジメ
チルアセトアミド(DMA)1,164gに溶解させ、
実施例1と同様にして反応させ、固有粘度〔ηihh 
 (0,5g/a、30°C,DMA中)〕が1.59
d!/gのポリイミドを得た。
このポリイミドの2.5重量%DMA?容?夜を用い、
実施例1と同様にして液晶表示素子を得た。
得られた液晶表示素子の液晶配向状態を調べたが、良好
な配向状態を示していた。また、80℃、200時間の
高温環境試験を行ったが、液晶表示素子の表示特性に変
化は見られなかった。
実施例5 B HT CA・Al47.2g (0,2モル)と4
.4′−ジアミノジフェニルエーテル40g(0,2モ
ル)を、NMP786gに溶解させ、60°Cで4時間
反応させ、固有粘度(η1nk(0,5g/d!、30
℃、NMP中)〕が0.89di/gのポリアミド酸を
得た。
このポリアミド酸の2.5重量%NMP溶液を用い、実
施例1と同様にして液晶表示素子を得た。
得られた液晶表示素子の液晶配向状態を調べたが、良好
な配向状態を示していた。
また、80°C1200時間の高温環境試験を行ったが
、液晶表示素子の表示特性に変化は見られなかった。
〔発明の効果〕
本発明の液晶配向膜用材料を、基板および/または透明
導電膜のパターン上塗布にし、加熱することにより、液
晶配向能はもちろんのこと、耐熱性および透明性にも優
れた液晶配向膜を形成させることかできる。また、本発
明の材料を用いて得られる液晶配向膜は、高温で長時間
の熱硬化を要しないので、液晶表示素子の製造が容易で
あり、従来のガラス基板以外にも、プラスチック基板な
どの耐熱性の低い基板からなる液晶表示素子とすること
も可能である。
本発明の材料を用いて得られる液晶表示素子は、優れた
配向性と、信頼性を有し、直線偏光板、円偏光板などの
偏光板を組み合わせることにより、種々の装置に有効に
使用でき、例えば卓上計算機、腕時計、置時計、係数表
示板、ワードプロセッサー、パーソナルコンピユークー
、ン夜晶テレヒナト′の表示装置に用いられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、液晶表示素子の断面図である。 l;基板      2;透明導電膜 3:液晶配向膜   4;液晶 5;シール剤    6:偏光板 特許出願人  日本合成ゴム株式会社 代理人  弁理士  白 井 重 隆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I )で表される繰り返し構造単位
    を有するポリアミド誘導体および/または下記一般式(
    II)で表される繰り返し構造単位を有するポリイミドを
    含有する液晶配向膜用材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・(II) (式中、R^1は2価の有機基、R^2およびR^3は
    同一または異なり、水素原子または炭素数1〜5のアル
    キル基を表す。)
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