JPH01219748A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH01219748A
JPH01219748A JP4415888A JP4415888A JPH01219748A JP H01219748 A JPH01219748 A JP H01219748A JP 4415888 A JP4415888 A JP 4415888A JP 4415888 A JP4415888 A JP 4415888A JP H01219748 A JPH01219748 A JP H01219748A
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JP
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group
coupler
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silver halide
silver
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JP4415888A
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English (en)
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Megumi Sakagami
恵 坂上
Hidetoshi Kobayashi
英俊 小林
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/3225Combination of couplers of different kinds, e.g. yellow and magenta couplers in a same layer or in different layers of the photographic material

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀カラー写真感光材料に関し、特に
漂白促進剤放出型化合物を含みかつ性悪光材料の経時安
定性の改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料に関
する。
(従来の技術) ハロゲン化銀カラー写真感光材料に露光を与えたあと発
色現像することにより酸化された芳香族−級アミン現像
薬と色素形成カプラー(以下カプラーという)とが反応
し、色画像が形成される。
一般に、この方法においては減色法による色再現法が使
われ、青、緑、赤を再現するためにはそれぞれ補色の関
係にあるイエロー、マゼンタ、およびシアンの色画像が
形成される。シアン色画像の形成には、フェノール誘導
体、あるいはナフトール誘導体がカプラーとして多く用
いられている。
カラー写真法においては、色形成カプラーは現像液中に
添加されるか、感光性写真乳剤層、もしくはその他の色
像形成層中に内蔵され、現像によって形成されたカラー
現像薬の酸化体と反応することにより非拡散性の色素を
形成する。
カプラーと発色現像主薬との反応はカプラーの活性点で
行なわれ、この活性点に水素原子を有するカプラーは4
当量カプラー、すなわち1モルの色素を形成するのに化
学量論的に4モルのハロゲン化銀を必要とするものであ
る。一方活性点に陰イオンとして離脱可能な基(以下離
脱基という)を有するものは2当量カプラー、すなわち
1モルの色素を形成するのにハロゲン化銀を化学量論的
に2モルしか必要としないカプラーであり、したがって
4当量カプラーに対して一般に感光層中のハロゲン化i
艮量を低減でき膜厚を薄くできるため、感光材料の処理
時間の短縮が可能となり、さらに形成される色画像の鮮
鋭度が向上する。
ところで、近年の高度に成熟したハロゲン化銀カラー感
光材料においては、様々な要件が課せられている。すな
わち、高感度であること、画像の鮮鋭性、粒状性及び色
再現性に代表される画質に優れていること及び現像処理
条件や保存条件の変動によっても安定に画像を与えるい
わゆるタフネスに優れていることである。130160
0の高感度カラーフィルムに代表される高感度化は、室
内での1最影やスポーツ写真、望遠レンズを用いた撮影
を有利にし、撮影領域の拡大を可能にする。
また高画質化は高品質の写真を提供するのみならず、デ
ィスクフィルムに代表されるフィルムの小フォーマート
化及びカメラの小型化の上で重要である。これらの諸要
件の克服にはハロゲン化銀乳剤の改良とともにカプラー
類の改良が最も重要かつ有効な手段であり、従来より多
くの研究がなされてきた。
従来シアン色素形成カプラーとしてはフェノール系カプ
ラーやナフトール系カプラーが用いられてきた。
2当量シアンカプラーとしては米国特許3227554
号等に記載の複素環チオ基やアリールチオ基、米国特許
3458315号、同3737316号、特開昭50−
25228号、同51−21828号等に記載のカルボ
ンアミド基、スルホンアミド基やイミド基等種々の離脱
基を有するシアンカプラーが知られている。
しかし、2当量シアンカプラーとして最も優れているの
はアルコキル基または了り−ルオキシ基を離脱基とする
シアンカプラーであり、この種の多くのカプラーが今ま
でに実用化されてきている。
このようなカプラーの代表的なものは米国特許3408
194号、同3476563号、同4052212号、
同4205990号、同4228233号、同4254
212号、同4264722号、同4296119号、
同4401752号、同4690889号、特開昭54
−66129号、同62−5239号、同62−173
465号等に記載されている。
ところで、ハロゲン化銀カラー写真感光材料は、基本的
に発色現像工程と脱銀工程により処理される。発色現像
工程では発色現像主薬により、露光されたハロゲン化銀
が還元されて銀を生ずるとともに、酸化された発色現像
主薬は発色剤(カプラー)と反応して色素画像を与える
。ここに形成された銀は、引続く脱銀工程において漂白
剤により酸化され、更に定着剤の作用を受けて可溶性の
銀錯体に変化し、溶解除去される。
近年、当業界においては、処理の迅速化、即ち、処理の
所要時間の短縮が強(求められており、特に処理時間の
半分近くを占める脱銀工程の短縮は大きな課題となって
いる。
脱銀工程を短縮する手段として漂白刃を高めるために漂
白促進化合物を感光材料、発色現像浴、漂白浴あるいは
漂白定着浴に添加する方法が以前から知られている。代
表的な漂白促進剤は例えば米国特許筒3.893,85
8号明細書、英国特許第1138842号明細書、特開
昭53−141623号公報に記載されている如き種々
のメルカプト化合物、特開昭53−95630号公報に
記載されている如きジスルフィド結合を有する化合物、
特公昭53−9854号公報に記載されている如きチア
ゾリジン誘導体、特開昭53−94927号公報に記載
されている如きイソチオ尿素誘導体、特公昭45−85
06号公報、特公昭49−26586号公報に記載され
ている如きチオ尿素誘導体、特開昭49−42349号
公報に記載されている如きチオアミド化合物、特開昭5
5−26506号公報に記載されている如きジチオカル
バミン酸塩類、米国特許第4552834号明細書に記
載されている如きアリーレンジアミン化合物等である。
しかしこれらの方法は写真性能に影響(例えばカブリや
減感)を与えたり、漂白促進剤が失活し易い欠点を持っ
ていた。
また別の漂白刃を高める方法として、リサーチ・ディス
クロージャー1 tem  ぬ24241号、同114
49号及び特開昭61−201247号明細書に漂白促
進化合物放出型カプラーに関する記載があり、かかる漂
白促進化合物放出型カプラーを含有するハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料を用いることによりその脱銀性が改良
されることが知られている。
(発明の解決しようとする課題) しかしながら、漂白促進剤放出型カプラーを含有する感
光材料は経時により処理後の画像濃度が低下し易い欠点
があることが明らかになってきた。
画像濃度の低下は滅怒や階調の軟調化によるカラーバラ
ンスの悪化や階調の直線性の悪化を引き起こし、この感
光材料の生経時安定性の低さは重大な問題であった。
従って本発明の目的は脱銀の迅速性に優れ、かつ生経時
安定性に優れたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の上記目的は、支持体上に少なくとも1層のハロ
ゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材
料において、少なくとも1種の芳香族第1級アミン現像
薬の酸化体とのカンプリング反応の活性点が少なくとも
1つのカルボキシル基を含むアルコキシ基またはアリー
ルオキシ基で置換されたシアン色素形成カプラー(以下
本発明のシアンカプラーという)、及び少なくとも1種
の芳香族第1級アミン現像薬の酸化体との反応により漂
白促進剤またはその前駆体を放出する化合物(以下BA
R化合物という)を含有することを特徴とするハロゲン
化銀カラー写真感光材料によって達成された。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明において用いられる漂白促進剤放出型化合物(以
下、BAR化合物という)は好ましくは下記一般弐(1
)で表わされる。
一般式(1) %式% 一般式(1)においてAは芳香族第一級アミン現像薬の
酸化体との反応により(T+)i以下との結合が開裂す
る基を、T1及びT2は連結基を、Bは(T+)i以上
との結合が開裂した後芳香族第−級アミン現像薬の酸化
体との反応により (rt)、以下との結合が開裂する
基を、ZはCB−(TZ)、) 。
以上との結合が開裂した後漂白促進作用を表わす基を、
2、m及びnは0または1の整数を表わす。
一般弐(1)においてAは詳しくはカプラー残基または
還元剤残基を表わす。
Aが表わすカプラー残基としては公知のものが使用でき
る。例えばイエローカプラー残基(例えば開鎖ケトメチ
レン型カプラー残基)、マゼンタカプラー残基(例えば
5−ピラゾロ、ン型、ピラゾロイミダゾール型、ピラゾ
ロトリアゾール型などのカプラー残基)、シアンカプラ
ー残基(例えばフェノール型、ナフトール型などのカプ
ラー残基)、および無呈色カプラー残基(例えばインタ
リン型、アセトンフェノン型などのカプラー残基)が挙
げられる。また、欧州特許第249453号、米国特許
第4,315,070号、同4,183,752号、同
3,961.959号または同4,171.2’23号
に記載のへテロ頂壁のカプラー残基であってもよい。
一般式(1)においてAがカプラー残基を表わすときA
の好ましい例は下記一般弐(Cp−1)、(Cp−2)
、(Cp−3)、(Cp−4)、(Cp −5)、(C
p −6)、(Cp−7)、(Cp−8)、(Cp−9
)tたは(Cp −10)で表されるカプラー残基であ
るときである。これらのカプラーはカップリング速度が
大きく好ましい。
一般式(Cp−1) R,、CCHCNH−RS。
一般弐(Cp−2) Q   O II    II RszNHCCHCNHRs3 一般式(Cp−3) 一般式(Cp〜4) 一般式(Cp−5) 一般式(Cp−6) H 一般式(Cp−7) H 一般式(Cp−8) H 一般式(Cp−9) 一般式(Cp−10) H 上式においてカップリング位より派生している自由結合
手は、カンブリング離脱基の結合位置を表わす。
上式においてR5I、R5ts R93、R54、R3
S、Rss、R5?、R5II、Rsq、R60、R5
1、RbzまたはRh3が耐拡散基を含む場合、それは
炭素数の総数が8ないし40、好ましくは10ないし3
0になるように選択され、それ以外の場合、炭素数の総
数は15以下が好ましい。ビス型、テロマー型またはポ
リマー型のカプラーの場合には上記の置換基のいずれか
が二価基を表わし、繰り返し単位などを連結する。この
場合には炭素数の範囲は規定外であってもよい。
以下にR5I”Rh3、dおよびeについて詳しく説明
する。以下でR41は脂肪族基、芳香族基または複素環
基を表わし、R4□は芳香族基または複素環基を表わし
、R43、RaaおよびR4Sは水素原子、脂肪族基、
芳香族基または複素環基を表わす。
R51はR41と同し意味を表わす、R32およびR5
3は各々R4□と同じ意味を表わす。R54はR4゜R
3SはR41と同じ意味の基を表わす。R5&およびR
swは各々Rss基と同じ意味の基、R41S−基、R
,、O−基、R,、C0N−基、Rss またはR,、SO,N−基を表わす、RseはR41と
鴫 同じ意味の基を表わす、R1,はR41と同じ意味のR
410−基、R,、S−基、ハロゲン原子、またはR,
、N−基を表わす。dは0ないし3を表わす。
dが複数のとき複数個のR5%は同じ置換基または異な
る1基を表わす。またそれぞれのR59が2価基となっ
て連結し環状構造を形成してもよい。
環状構造を形成するための2価基の例としてはが代表的
な例として挙げられる。ここでfは0ないし4の整数、
gは0ないし2の整数、を各々表わす、R4゜はR41
と同じ意味の基を表わす。R6゜はR41と同じ意味の
基、R1はR4、と同じ意味の基、R□C0NI(−基
、 R,,0CONH−基、R,、SO,NH−基、R=s
NCON−基、Ra i N S Oz N−基、R4
4R4S     R44Ra5 R43〇−基、R,、S−基、ハロゲン原子またはに4
3 R,、C0N−基、R,3NGO−基、I R44R44 R,、SO,−基、Ra5OCO−基、R4ユ0〜SO
ニー基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基またはR,
、CO−基を表わす、eは0ないし4の整数を表わす。
複数個のRb2またはRb3があるとき各々同じものま
たは異なるものを表わす。
上記において脂肪族基とは炭素数1〜32、好ましくは
1〜22の飽和または不飽和、鎖状または環状、直鎖ま
たは分岐、置換または無置換の脂肪族炭化水素基である
。代表的な例としては、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、(1)−ブチル、(i)−ブチル
、(1)−アミル、ヘキシル、シクロヘキシル、2−エ
チルヘキシル、オクチル、1.1,3.3−テトラメチ
ルブチル、デシル、ドデシル、ヘキサデシル、またはオ
クタデシルが挙げられる。
芳香族基とは炭素数6〜20好ましくは置換もしくは無
置換のフェニル基、または置換もしくは無置換のナフチ
ル基である。
複素環基とは炭素数1〜20、好ましくは1〜7の、複
素原子として窒素原子、酸素原子もしくはイオウ原子か
ら選ばれる、好ましくは3員ないし8員環の置換もしく
は無置換の複素環基である。
複素環基の代表的な例としては2−ピリジル、2−チエ
ニル、2〜フリル、1−イミダゾリル、1−インドリル
、フタルイミド、1,3.4−チアジアゾール−2−イ
ル、2−キノリル、2.4−ジオキソ−1,3−イミダ
ゾリジン−5−イル、2.4−ジオキソ−1,3−イミ
ダゾリジン−3−イル、スクシンイミド、1,2.4−
)リアゾール−2−イルまたは1−ピラゾリルが挙げら
れる。
前記脂肪族炭化水素基、芳香族基および複素環基が置換
基を有するとき代表的な置換基としては、ハロゲン原子
、R4,〇−基、R,、S−基、R,、C0N−基、R
,tNCO−基、R4゜    R411 RntNSO□−基、R,、SO□−基、R,,0CO
−基、R,、NC0N−基、R46と同じR,、O20
,−基、シアノ基またはニトロ基が挙げられる。ここで
R46は脂肪族基、芳香族基、または複素環基を表わし
、R4ff、R4IおよびRaqは各々脂肪族基、芳香
族基、複素環基または水素原子を表わす、脂肪族基、芳
香族基または複素環基の意味は前に定義したのと同じ意
味である。
一般弐(cp−1)で表わされるカプラー残基は例えば
米国特許第3,933,501号、同第4゜022.6
20号、同第4.326.024号、同第4.401,
752号、特公昭58−10739号、英国特許第1.
425.020号、同第1.476.760号、同第2
49,473号等に具体的に記載されている。
一般式(Cp−2)で表わされるカプラー残基は例えば
米国特許第4,149,886号、英国特許1.204
.680号、特開昭52−154631号等に具体的に
記載されている。
−C式(Cp−3)で表わされるカプラー残基は例えば
特開昭49−111631号、同54−48540号、
同55−62454号、同55−118034号、同5
6−38045号、同56−80045号、同56−1
26833号、同57−4044号、同57−3585
8号、同57−94752号、同58−17440号、
同58−50537号、同58−85432号、同58
−117546号、同5B−126530号、同58−
145944号、同5B−205151号、特開昭54
−170号、同54”−10491号、同54−212
58号、同53−46452号、同53−46453号
、同57−36577号、特願昭58−110596号
、同58−132134号、同59−26729号、米
国特許3.227.554号、同第3.432,521
号、同第4.310,618号、同第4,351.89
7号等に具体的に記載されている。
一般式(Cp−4)及び(Cp−5)で表わされるカプ
ラー残基は例えば国際特許公開WO86101915号
、同86102467号、欧州特許公開(EP)182
617号、米国特許第3,061゜432号、同3,7
05.896号、同3,725.067号、同4,50
0,630号、同4゜540.654号、同4,548
.899号、同4.581.326号、同4.607.
002号、同4,621.046号、同4,675.2
80号、特開昭59−228252号、同60−335
52号、同60−43659号、同60−55343号
、同60−57838号、同60−98434号、同6
0−107032号、同61−53644号、同61−
65243号、同61−65245号、同61−652
46号、同61−65247号、同61−120146
号、同61−120147号、同61−120148号
、同61−120149号、同61−120150号、
同61−120151号、同61−120152号、同
61−120153号、同61−120154号、同6
1−141446号、同61−144647号、同61
−147254号、同61−151648号、同61−
180243号、同61−228444号、同61−2
30146号、同61−230147号、同61−29
2143号等に具体的に記載されている。
一般式(Cp−6)、(Cp−7)及び(Cp−8)で
表されるカプラー残基は例えば米国特許第4,052゜
212号、同第4,146,396号、同第4゜228
.233号、同第4.296,200号、同第2,36
9,929号、同第2,801,171号、同第2.7
72,162号、同第2,895.826号、同第3.
112.002号、同第3.758.308号、同第4
.334.011号、同第4.327,173号、西独
特許公開第3,329,729号、欧州特許第121,
365A号、米国特許第3.446.622号、同第4
,333,999号、同第4,451,559号、同第
4.427,767号、同第4,554.244号、欧
州特許第161,626A号、同175.573号、同
250.201号等に具体的に記載されている。
一般式(Cp−9)で表わされるカプラー残基は例えば
米国特許第3.932,185号、同第4゜063.9
50号等に具体的に記載されている。
一般弐(Cp−10)で表わされるカプラー残基は例え
ば米国特許第4,429.035号等に具体的に記載さ
れている。
一般式(Cp−1)で表わされるカプラー残基の典型例
が特願昭62−226050号における化合物例(Y−
1)〜(Y−34)により開示されており、同様に一般
式(Cp−3)で表わされるカプラー残基については化
合物例(M−1)〜(M−56)により、一般弐(Cp
−4)及び(Cp−5)で表わされるカプラー残基につ
いては化合物例(M−57)〜(M−108)により、
一般弐(Cp−6)及び(Cp−7)で表わされるカプ
ラー残基については化合物例(C−1)〜(C−56)
により、一般弐(Cp−8)で表されるカプラー残基に
ついては化合物例(C−57)〜(C−86)によりそ
れぞれその典型例が開示されている。
一般式(1)で表わされる化合物はZ以外の部分(好ま
しくはA)において互いに結合する二量体ないしポリマ
ー状の化合物であってもよく、その具体例は例えば特願
昭62−90442号に記載されている。
Aが表わす還元剤残基としては、例えば特願昭62−2
03997号の第78頁一般弐CIりから第85頁一般
弐(IV)により表わされる還元剤残基(例えばハイド
ロキノン、ナフトハイドロキノン、カテコール、ピロガ
ロール、アミノフェノール、没食子酸等の誘導体の構造
を持つ残基)が−船釣である。    − 一般式(1)においてT1及びT2で表わされる連結基
は種々の目的(例えばカンプリング活性の調節)で適宜
用いられる。これら連結基の例として特願昭62−18
6939号の第23頁から第36頁にかけての項目(1
)〜(5)及び(7)で示されたものがあるが、これら
の中では一般式(T−1)、(T−2)及び(T−3)
で表わされる連結基が好ましい。
一般式(1)においてBで表される基は(T+)を以上
の基すなわちT1またはAより離脱して後カプラーまた
は還元剤(例えばハイドロキノン、ナフトハイドロキノ
ン、カテコール、ピロガロール、アミノフェノール、没
食子酸等の誘導体)として機能し、カップリング反応ま
たは酸化還元反応によりTt以下を放出する基を表わす
例えば米国特許第4438193号、同第461857
1号、特開昭60−203943号、同60−2139
44号及び同61−236551号等に記載があり、具
体例として以下のような基が挙げられる。
0−* * * ここで*はT、との結合位置を、本章はT2との結合位
置をそれぞれ表わす。
T4、T2及びBは目的に応じて適宜利用されるが、用
いない方が一般的に好ましい。
一般式(1)においてZで表わされる基は詳しくは公知
の漂白促進剤残基が挙げられる。例えば米国特許第3,
893,858号明細書、英国特許第1138842号
明細書、特開昭53−141623号公報に記載されて
いる如き種々のメルカプト化合物、特開昭53−956
30号公報に記載されている如きジスルフィド結合を有
する化合物、特公昭53−9854号公報に記載されて
いる如きチアゾリジン誘導体、特開昭53−94927
号公報に記載されている如きイソチオ尿素誘導体、特公
昭45−8506号公報、特公昭49−26586号公
報に記載されている如きチオ尿素誘導体、特開昭49−
42349号公報に記載されている如きチオアミド化合
物、特開昭55−26506号公報に記載されている如
きジチオカルバミン酸塩類、米国特許第4552834
号明細書に記載されている如きアリーレンジアミン化合
物等である。これらの化合物は、分子中に含まれる置換
可能なペテロ原子において、一般弐%式% 合するのが好ましい例である。
Zで表わされる基はさらに好ましくは下記一般弐(Z−
1)、(Z−2)、(Z−3)、(Z−4)または(Z
−5)で表わされる。
一般式(Z−1) −3−L 、 −(X 、)。
一般弐(Z−1)においてaは1〜4の整数を、L+は
a+1価の炭素原子数1〜8の直鎖状または分岐鎖状の
アルキレン基を、xIはヒドロキシル基、カルボキシル
基、シアノ基、炭素原子数0〜10のアミノ基(例えば
アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ
、ジエチルアミノ、ジイソプロピルアミノ、ピロリジノ
、ピペリジノ、モルホリノ、ヒドロキシアミノ)、炭素
原子数1〜10のアシル基(例えばホルミル、アセチル
)、炭素原子数1〜10のカルバモイル基(例えばカル
バモイル、ジメチルカルバモイル、ヒドロキシカルバモ
イル、モルホリノカルボニル)、炭素原子数1〜10の
スルホニル基(例えばメチルスルホニル、エチルスルホ
ニル)、炭素原子数0〜10のスルファモイル基(例え
ばスルファモイル、メチルスルファモイル、ジメチルス
ルファモイル、ピロリジノスルホニル)、炭素原子数1
〜10の   ′カルボンアミド基(例えばホルムアミ
ド、アセトアミド)、炭素原子数3〜12のアンモニラ
ミル基(例えばトリメチルアンモニラミル、ピリジニラ
ミル)、炭素原子数1〜10のウレイド基(例えばウレ
イド、3−メチルウレイド)、炭素原子数0〜10のス
ルファモイルアミノ基(例えばスルファモイルアミノ、
3.3−ジメチルスルファモイルアミノ)、炭素原子数
1〜6のアルコシ基(例えばメトキシ)、アミジノ基、
グアジニノ基またはアミジノチオ基等をそれぞれ表わす
。ただしaが複数のとき複数のXlは同じでも異なって
いてもよい。またし、はシクロアルキレン基であること
はなく、具体例としてメチレン、エチレン、トリメチレ
ン、エチリデン、イソプロピリデン、プロピレン、1.
2.3−プロパントリイル等がある。
一般式(Z−2) 一般式(Z−2)においてbは1〜6の整数を、Cは0
〜7の整数を、L2及びし3は炭素原子数1〜3の直鎖
状または分岐鎖状のアルキレン基を、xl及びX2は一
般式(Z−1)におけるX、と同じ意味を、Ylは一〇
−1−S−1−8O−1−coo−1’−oco−1−
ocoo−1(ただしR+及びR2は水素原子または炭
素原子数1〜10のアルキル基(例えばメチル、エチル
、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシエチ
ル、カルボキシメチル、カルボキシエチル、プロピル等
を表わす。)をそれぞれ表わす。ただし、bが複数のと
き複数のY、−L、は同じでも異なっていてもよい(た
だし、すべてのYlが−S−であることはない。)また
、Cが0以外のときX。
は置換可能な場合り、、Y、、L3のいずれにも置換す
ることができる。
一般式(Z−3) 一般式(Z−3)において、b、 c、 Lx 、L、
3X、及びX、は一般弐(Z−2)におLするす、c、
Lz 、L3 、X+及びx2とそれぞれ同じ意味を、
Wl!−0−1−S−1−OCO−1−OSO,−1そ
れぞれ表わす。ここでR1は一般式(Z−2)における
R1と同じ意味を、R4はR2と同じ意味を、Wlは一
〇−1−OCO−1−〇SO□−1−OSO−または−
N−をそれぞれ表わす。またbが複数のとき、複数のS
−L、は同じでも異なっていてもよく、Cが0以外のと
きx2は置換可能な場合W、L2及びり、のいずれにも
置換することができる。ただし、Wが−S−であるとき
bはlであることはない。
一般式(Z−4) 一般式(Z−4)においてW、X、及びX2は一般式(
Z−3)におけるW、X、及びX!とそれぞれ同し意味
をdは0−〜6の整数を、R4及びり、は総炭素原子数
1〜16の連結基(例えばアルキレンや一〇−2−S−
2−N−で互いに結合するアルキレン)をそれぞれ表わ
す。ただしR4は一般式(Z−2)におけるR1と同じ
意味を表わし、dが0以外のときXzは置換可能な場合
W、R4及びり、のいずれにも置換することができる。
一般弐(Z−5) −3−R6−(X3)。
一般式(Z−5)においてR6は炭素原子数3〜12の
シクロヘキサンル基(例えばシクロプロパン、シクロブ
タン、シクロペンタン、メチルシクロペンクン、シクロ
ヘキサン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、ビシ
クロ(2,2,1)ペンタン等から誘導される基)、炭
素原子数6〜10のアリーレン基(例えばフェニレン、
ナフチレン)、炭素原子数1〜10の不飽和複素環基(
例えばピロール、ピラゾール、イミダソール、1.2.
3−4リアゾール、1,2.4−)リアゾール、テトラ
ゾール、オキサゾール、チアゾール、インドール、イン
ダゾール、ベンズイミダゾール、ベンゾオキサゾール、
ベンゾチアゾール、1.3.4−オキサジアゾール、1
,3.4−チアジアゾール、プリン、テトラアザインデ
ン、イソオキサゾール、イソチアゾール、ピリジン、ピ
リミジン、ピリダジン、1,3.5−トリアジン、キノ
リン、フラン、チオフェン等から誘導される基)または
炭素原子数2〜10の部分的に飽和であってもよい飽和
複素環基(例えばオキシラン、チイラン、アジリジン、
オキセタン、オキソラン、チオラン、チエクン、オキサ
ン、チアン、ジチオン、ジオキサン、ピペリジン、モル
ホリン、ピペラジン、イミダゾリジン、ピロリジン、ピ
ラゾリン、ピラゾリジン、イミダシリン、ビラン、チオ
ピラン、オキサゾリン、スルホラン等から誘導される基
)を表わす。
一般式(Z−5)においてX3は親水性互換基を表わし
、好ましくはπ置換基定数で0.5以下、さらに好まし
くは負の値となる置換基である。π置換基定数とは“サ
ブスティテユエント・コンスタント・フォア・コリレー
ション・アナリシス・イン・ケミストリー・アンド・バ
イオロジー(5ubstituent Con5tan
ts for CorrelationAnalysi
s in Chemistry and Biolog
y ) 、C,ハンクス((:、1ansch)および
A、レオ(A、Leo)著、ジョン・ウィリー(Joh
n Wiley)  1979年に記載の方法により、
X3について計算される値である。
例えば下記のものが挙げられる。()内にπ置換基定数
を示す。
−CONH,(−1,49) 、−CO,H(−0,3
2)、−COCH3(−0,55) 、−NHCOCH
,(−0,97)、−CH,CH,CO□H(−0,2
9)、CHt CHtN Ht (0,08)、−S 
CHzCO,H(−0,31)、−CH,CO,H(−
0,72)、 S G HzCON R2(0,97)、−5CH1C
−CH3(−0,43)、一3CH,CH,CO□H(
−0,01)、−OH(−0,67)、−CONHOH
(−0,38)、−CHtOH(−1,03)、−CN
 (−0,57)、−CHlCN (−0,57)、−
CH2NH,(−1,04)、−N HCHO(−0,
98)、−NICONH,(−1,30)、−NHCH
,(−0,47)、−NH3O,CH3(−1,18)
、−N  (So□CH,)、 (−1,51)、−0
CON H2(−1,05)  、−0CH3(−0,
02)、−o s o 、 c H、(−0,88)、
−0COCH3(−0,64)、−OCH,C0OH(
−0,87) 、−3O□N H、(−1,82)、−
S O,CH,(−1,63)、−3O,N(CH3h
(−0,78)、−0CR,C0NH,(−1,37)
、− P (OCR,1h(−1,18)、−N”(C
H3)3  (−5,96)、1] −CN HOH(−1,87)。
一般弐(Z−5)においてeはO〜5好ましくは1〜3
の整数を表わす。
−C式(Z−1)で表わされる基の例を以下に示す。
一3CH2CH,CO,Hl −3CH2CO,H。
−S CH,CHCH,OH。
OH −S CH,CH,N H,。
−S CH2CHCO,H。
書 NH! 一3CH,C0NHCH,、 一3CH,CH,NH3ChCH,、 −3CH,CH,NHCOOCH3、 SCH=  CHz  P  (ONa)x、一3CH
,CH,OP  (ONa)z、−S CH2CH,O
It、 S CHz CHz S Oz CHs、−S CH,
CH,CH,S O3N a 。
−5CH,CH,SO□NH,、 −3(CH,)3COOH。
CH。
一3CHCOOH。
CH。
−SCH,CHCOOH。
一3CH,CH,SOユに1 S CH! CHt CH−OH。
−最大(Z−2)で表わされる基の例を以下に示す。
S CHt CHt S CHt CHz OH。
−5CHICH,5CHICOOH。
−3CHICH,SCH,CH,C0OH。
−S CH,CH,OCHICHl0 H。
−S CH2CH,OCH,CH,OH。
−S CH,CH,OCH2CH,OH。
−3CH,CH,CCH!OH。
〇 一3CH,C0NHCH,C0OH。
−3(CH,CH,O)、0H1 −SCH2CH,N(CH,C00H)2、−3CH,
CH,SO□CH,COOH。
一般弐(Z−3)で表わされる基の例を以下に示す。
N H(CHz CHz S )  s CH2CHt
 OH。
−3(CHtCH,5)2CH,CH,0H1−NH(
CHICH,5)3CH,CH,NH,、−3CH,C
H,5CHICHCH2SCH,CH3゜CH −a式(Z−4)で表わされる基の例を以下に示す。
OCHz CHz S S CHz CHt OH。
−NHCH,CH,5SCH,CH,NH,、−0CC
HCH2SSCHzCHCOzH。
NH,NH。
−OCH,C1(,5SCH,CH2C0OH。
−S CH,CH,S S CH2CH,OH。
一般弐(Z−5)で表わされる基の例を以下に示す。
一般弐(Z−5)で表わされる基の中ではL6が複素環
基である基が好ましい。
一般式(1)で表わす化合物においてAはカプラー残基
が好ましく、T1、T2及びBは用いない方が好ましく
、Zは一般式(11)、(Z−4)、及び(Z−5)で
表わされる基が好ましく、(Z−1)で表わされる基が
さらに好ましい。
次に本発明において用いられる漂白促進剤放出型化合物
の具体例を示すが、本発明はこれらに限定されることは
ない。
CB−1) (B−滲 (B−9 1”!、1 (B−6) ■−万 CB−8) IJ (B−9) 1”l14 H (B−10> (B−11) n+1 一19 I (B−13) H (B−15) (B−16) (B−17) (B−18) C8゜ (B−19) H CB−20) 0■ C++□CO,ll (B−22) (B−23) (B−24) H (B−5 し1 (B−26) し1 (B−品 (B−28) (B−30) / OC ■ (B−32)            C,)Iqさし
H2L;H2ulzH (n−35)             CH3■υ (B−38)                 0(
B−41) (B−42) (B−43) (B−卸 0■ (B−45) 本発明において用いられる前記漂白促進剤放出型化合物
は例えば特開昭61−201247号、同62−173
467号、同62−247363号、特願昭61−25
2847号、同61−268870号、同61−268
871号、同61−268872号、同62−4908
1号、同62−90442号及び同62−186939
号に記載の方法により合成することができる。
(以下余白) 以下に本発明において用いられる本発明のシアンカプラ
ーについて詳しく述べる。
本発明のシアンカプラーは好ましくは下6e  F’Q
式(C−1)、(C−11)またハ(C−[1)’t’
表わされる。
一般式(C−1〕 I 一般式(C−U) 一般式(C−1[1) H 一般式CC−1)、(C−It)及び〔C−m〕におい
て、R5は炭素原子数1〜32のアルキル基または炭素
原子数6〜32のアリール基を、R2はヘンゼン環に置
換可能な基を、R3は炭素原子数1〜32のアルキル基
、炭素原子数6〜32のアリール基または炭素原子数6
〜32のアニリノ基を、R4は炭素原子数1〜32のア
ルキル基または炭素原子数6〜32のアリール基を、R
3はハロゲン原子、炭素原子数1〜32のアルキル基、
炭素原子数1〜32のアルコキシ基、炭素原子数1〜3
2のカルボンアミド基、炭素原子数1〜32のスルホン
アミド基またはR1と結合可能な基を、R6は炭素原子
数1〜12のアルキル基または炭素原子数1〜12のア
ルコキシ基を、R1は水素原子またはハロゲン原子を、
Rは少なくとも1つのカルボキシル基を含む、炭素原子
数2〜32のアルキル基または炭素原子数7〜32のア
リール基を、2は0〜4の整数をそれぞれ表わす。
ここでR,R+ 、Rz 、R3、R4、Rs及びR5
は置換されていてもよく、置換基の例として、ハロゲン
原子(フッ素原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子)、
ヒドロキシル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基
、スルホ基、アルキル基(例えばメチル、エチル、イソ
プロピル、シクロプロビル、L−ブチル、2−エチルヘ
キシル、ドデシル、トリフルオロメチル、ヒドロキシメ
チル)、アルケニル基(例えばビニル、アリル、ウンデ
セニル)、アラルキル基(例えばベンジル、フェネチル
)、アルコキシ基(例えばメトキシ、エトキシ、メトキ
シエトキシ、ブトキシ、ヘンシルオキシ、ドデシルオキ
シ)、アリールオキシ基(例えばフェノキシ、4−メト
キシフェノキン、2.4−ジ−t−ペンチルフェノキシ
、3−ペンタデシルフェノキシ、2−クロロ−4−t−
ペンチルフェノキシ)、アルキルチオ基(例えばメチル
チオ、エチルチオ、ベンジルチオ、ヘキサデシルチオ)
でアリールチオ基(例えばフェニルチオ、4−クロロフ
ェニルチオ、4−ドデシルフェニルチオ)、スルフィニ
ル基(例えばメチルスルスルフィニル、p−)リルスル
フィニル)、スルホニル基(例えばメチルスルホニル、
2−ヘキシルオクチルスルホニル、p−トリルスルホニ
ル、p −ドデシルフェニルスルホニル)、アシルW(
例えばフォルミル、アセチル、ドデカノイル、ヘンジイ
ル)、アシルオキシ基(例えばアセトキシ、ヘンジイル
オキシ)、カルボンアミド基(例えばアセトアミド、ベ
ンズアミド)、スルホンアミド基(例えばメタンスルホ
ンアミド、トルエンスルホンアミド)、カルバモイル基
(例えばカルバモイル、ジメチルカルバモイル、メトキ
ンエトキシカルハモイル、フェニルカルバモイル)、ス
ルファモイル基(例工ばスルファモイル、ジエチルスル
ファモイル、フェニルスルファモイル)、ウレイド基(
例えば3−メチルウレイド、3−フェニルウレイド)、
アルコキシカルボニルアミノ基(例えばメトキシカルボ
ニルアミノ、エトキシ力ルポニルアミツ、イソブトキシ
カルボニルアミノ)、スルファモイルアミノ基(例えば
3.3−ジメチルスルファモイルアミノ)、アルコキシ
カルボニル基(例えばメトキシカルボニル、ドデシルオ
キシカルボニル)、フェノキシカルボニル基(例えばフ
ェノキシカルボニル、2.4−ジーし一ペンチルフェノ
キシカルボニル)、イミド基(例えばスクシンイミド、
フタルイミド)、アミノ基(例えばアミノ、ジメチルア
ミノ、アニリノ、エチルアミノ、ピロリジノ、ピペリジ
ノ、モノホリノ)、アリール基(例えばフェニル、1−
ナフチル、4−クロロフェニル)、複素環基(例えばピ
ラゾリル、イミダゾリル、ヘンシトリアゾリル、ヘンジ
オキサゾリル)等がある。R2はヘンゼン環に置換可能
な基を表わし、具体的には前記R,R,、R,、R,、
R,、R,及びR5の置換基として挙げた基がある。R
に含まれるカルボキシル基はアルキル基またはアリール
基に直接結合してもよいがアルキル基またはアリール基
上のT換基(例えばアルキル、アリール、アルコキシ、
アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、スルホ
ニル、スルフィニル、カルボンアミド、スルホンアミド
)を介して結合していてもよい。
R1としてはアルキル基または2−アルコキシアリール
基が、R2としてはハロゲン原子、カルボンアミド基、
スルホンアミド基またはアルコキンカルボニルアミノ基
が、R5としてはアリール基またはアニリノ基が、R4
としてはアルキル基が、R3としては水素原子またはR
4と結合可能な基が、R6としてはアルキル基が、R1
としてはハロゲン原子とくに塩素原子が、Rとしてはア
リール基が、!としては0または1の整数がそれぞれ好
ましい。
また一般弐(C−1)、(C−11〕及び(C−■〕で
表わされる化合物中では一般式(C−13で表わされる
化合物が好ましい。
R1の例としてメチル、ブチル、シクロヘキシル、ドデ
シル、ヘキサデシル、3−ドデシルオキシプロビル、3
−テトラデシルオキシプロピル、3−(2,4−ジーし
一ペンチルフェノキシ)プロピル、4−(2,4−ジー
し一ペンチルフェノキシ)ブチル、2−ドデシルオキシ
エチル、フェニル、2−プロポキシフェニル、2−テト
ラデシルオキシフェニル、2−(2−へキシルデシルオ
キシ)フェニル、2−クロロ−5−ドデシルオキシカル
ボニルフェニル等がある。
R2の例としてフッ素原子、塩素原子、アセトアミド、
メタンスルホンアミド、ピバロイルアミノ、ベンズアミ
ド、イソブトキシカルボニルアミノ、P−)ルエンスル
ホンアミド等がある。
R1の例としてトリフルオロメチル、ヘプタフルオロプ
ロピル、オクタフルオロブチル、ペンタデシル、3−(
2,4−ジーL−ペンチルフェノキシ)プロピル、2−
クロロフェニル、ペンタフルオロフヱニル、2−メタン
スルホンアミドフェニル、3.4−ジクロロアニリノ、
4−シアノアニリノ、4−クロロ−3−シアノアニリノ
、4−プロピルスルホニルアニリノ、4−ブチルスルホ
ニルアニリノ、3−クロロ−4−エチルスルホニルアニ
リノ等がある。
R4の例として1−(2,4−ジ−t−ペンチルフェノ
キシ)プロピル、1−(2,4−ジ−t−ペンチルフェ
ノキシ)ペンチル、1−(2,4−ジー1−ペンチルフ
ェノキシ)ヘプチル、1−2.4−ジ−t−ペンチルフ
ェノキシ)イソブチル、1−(3−テトラデシルフェノ
キシ)プロピル、2−(2−ヘキシルデシルスルホニル
)−1−メチルエチル、1−(2−クロロフェノキシ)
トリデシル、1−(2−シアノフエノキソ)トリデシル
、フェニル、2−メチルフェニル、4−ドデシルオキシ
フェニル、2−クロロフェニル、ペンタフルオロフェニ
ル等がある。
R3の例として水素原子、フッ素原子、塩素原子があり
、R3とR,C0NHとが結合する例として Z 等がある。
R5の例としてメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、L−ブチル、メトキシ、エトキシ、ブトキシ等があ
る。
R7の例としてフッ素原子及び塩素原子がある。
−ORの例としては下記のものがある。
−0CH2COOH、−0CHCOOH、−0CII□
C)1.C0OH。
H3 −O(CI+3) 3COOH,−0C112CIIC
OOH1■ H3 −OCHzCHzOC1hCLCOO)I、  −0C
HzCII□5CtlzCOOH。
−0CHzCONHC)IzCOO)1 、 −QC)
IzC)IzSOCHzCOO)l。
−0CHzCHzSOzCHzCOOH、−0CHzC
HzSCIIC1□)lzs  、■ OOH 以下に本発明のシアンカプラーの具体例を示すが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
例示化合物 NHSO2CI(2COOH NH萌、CH,ω開 へ1丸υ」ち0人m 5o2NHQI□ω開 N HCOOI2CH,COOH N)Iαを艶H NHCOOI、012COOH ■ 0CHCOO)1 0(CH,)3COOH QC)I、CH25CH,αX)H しUIJtl 0CHC,、H,。
■ αηH し、HSLIulNMUILB、ノ、uXJtl本発明
のこれらのシアンカプラーは例えば米国特許40522
12号、同4296119号、同4401752号、特
開昭54−66129号、同62−5239号、同62
−173465号等に記載の方法により合成することが
できる。
本発明のシアンカプラーは感光材料のすべての店に添加
することができるが、−船釣には感光性乳剤層及び/ま
たは非感光性中間層に添加される。
好ましくは感光性乳剤層に添加される。また多量に添加
する場合は非感光性中間層に添加すると感度低下等の副
作用が少なくて済む。添加量としては全塗布銀量の0.
01モル%〜100モル%、好ましくは0.1モル%〜
50モル%、特に好ましくは1モル%〜20モル%であ
る。
本発明のBAR化合物は感光材料のすべての層に添加す
ることができるが、感光性乳剤層に添加することが好ま
しく、更にはより多くの感光性乳剤層に添加するとより
大きな効果が得られる。BAR化合物の感光材料への添
加量はlrd当たりlXl0−’モル−lXl0−’ 101モル〜5X10−”モルが好ましい。
本発明のシアンカプラーとBAR化合物は同一層に添加
しても、互いに隣接する層に別々に添加しても、さらに
遠隔の層に別々に添加してもよいが、同一層に添加する
のが最も効果的であり、ついで隣接層へ添加するのが効
果的である。例として、赤感性乳剤層に両者を添加する
ケース;赤感性乳剤層にシアンカプラー、緑感性乳剤層
にBAR化合物を添加するケース;高感魔赤感性乳剤層
にシアンカプラー、低悪魔赤感性乳剤層にBAR化合物
を添加するケース等がある。
本発明の感光材料には芳香族第1級アミン系現像主薬の
酸化体とカップリング反応して適度に色素かにじむ拡散
性色素を形成する非拡散性カプラーを含有することがで
きる。このようなカプラーについては米国特許4420
556号、及び特開昭60−125842号に詳細に記
載されており、具体例としては後者に記載のY−1−Y
−19、M−1〜M−26及びC−1−C−20等があ
る。
好ましいカプラーの例として次のものがある。
C z It s 0OH O■ COO)l 本発明の感光材料は、支持体上に少なくとも青惑色性層
、緑惑色性層、赤感色性層のハロゲン化銀乳剤層の少な
くとも1層が設けられていればよく、ハロゲン化銀乳剤
層および非感光性層の層数および層順に特に制限はない
。典型的な例としては、支持体上に、実質的に感色性は
同じであるが感光度の異なる複数のハロゲン化銀乳剤層
から成る感光性層を少なくとも1つ有するハロゲン化銀
写真感光材料であり、該感光性層は青色光、緑色光、お
よび赤色光の何れかに感色性を有する単位感光性層であ
り、多層ハロゲン化銀カラー写真感光材料においては、
−aに単位感光性層の配列が、支持体側から順に赤感色
性層、緑怒色性層、青感色性の順に設置される。しかし
、目的に応じて上記設置順が逆であっても、また同−感
色性層中に異なる感光性層が狭まれたような設置順をも
とりえる。
上記、ハロゲン化銀感光性層の間および最上層、最下層
には各種の中間層等の非感光性層を設けてもよい。
該中間層には、特開昭61−43748号、同59−1
13438号、同59〜113440号、同61−20
037号、同61−20038号明細書に記載されるよ
うなカプラー、DIR化合物等が含まれていてもよく、
通常用いられるように混色防止剤を含んでいてもよい。
各単位感光性層を構成する複数のハロゲン化銀乳剤層は
、西独特許第1,121,470号あるいは英国特許第
923.045号に記載されるように高感度乳剤層、低
感度乳剤層の2N構成を好ましく用いることができる0
通常は、支持体に向かって順次感光度が低くなる様に配
列するのが好ましく、また各ハロゲン乳剤層の間には非
感光性層が設けられていてもよい。また、特開昭57−
112751号、同62−200350号、同62−2
06541号、62−206543号等に記載されてい
るように支持体より離れた側に低感度乳剤層、支持体に
近い側に高感度乳剤層を設置してもよい。
具体例として支持体から最も遠い側から、低感度青感光
性[(BL) /高感度青感光性層(88) /高感度
緑感光性層(GH) /低感度青感光性層(GL)/高
域度赤怒光性層(R)I) /低感度赤感光性層(Rシ
)の順、またはBH/BL/GL/GH/RH/RLの
順、またはBll/BL/Gll/GL/RL/R11
の順等に設置することができる。
また特公昭55−34932号公報に記載されているよ
うに、支持体から最も遠い側から青感光性層/GH/R
)I/GL/RLの順に配列することもできる。また特
開昭56−25738号、同62−63936号明細書
に記載されているように、支持体から最も遠い側から青
感光性層/GL/RL/GH/R)lの順に配列するこ
ともできる。
また特公昭49〜15495号公報に記載されているよ
うに上層を最も感光度の高いハロゲン化銀乳剤層、中層
をそれよりも低い感光度のハロゲン化銀乳剤層、下層を
中層よりも更に感光度の低いハロゲン化銀乳剤層を配置
し、支持体に向かって感光度が順次低められた感光度の
異なる3層から構成される配列が挙げられる。このよう
な感光度の異なる3層から構成される場合でも、特開昭
59−202464号明細書に記載されているように、
同−感色性層。
中において支持体より離れた側から中感度乳剤層/高感
度乳剤層/低悪魔乳剤層の順に配置されてもよい。
上記のように、それぞれの感光材料の目的に応じて種々
の層構成・配列を選択することができる。
本発明に用いられる写真感光材料の写真乳剤層に含有さ
れる好ましいハロゲン化銀は約30モル%以下のヨウ化
銀を含む、ヨウ臭化銀、ヨウ塩化銀、もしくはヨウ塩臭
化銀である。特に好ましいのは約2モル%から約25モ
ル%までのヨウ化銀を含むヨウ臭化銀もしくはヨウ塩臭
化銀である。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十
四面体のような規則的な結晶を有するもの、球状、板状
のような変則的な結晶形を有するもの、双晶面などの結
晶欠陥を有するもの、あるいはそれらの複合形でもよい
ハロゲン化銀の粒径は、約0.2ミクロン以下の微粒子
でも投影面積直径が約10ミクロンに至るまでの大サイ
ズ粒子でもよく、多分散乳剤でも単分散乳剤でもよい。
本発明に使用できるハロゲン化銀写真乳剤は、例えばリ
サーチ・ディスクロージャー(RD)、k 17643
(1978年12月)、22〜23頁、″■、乳剤製造
(Emulsion preparation and
 types) ” 、および同Nα18716(19
79年11月)、648頁グラフキデ著「写真の物理と
化学」、ポールモンテル社刊CP、Glafkides
、 Chemic et PhisiquePhoto
graphique、 Paul Montel、 1
967)、ダフィン著「写真乳剤化学」、フォーカルプ
レス社刊(G。
F、 Duffin、 Photographic E
mulsion Chen+1stry(Focal 
Press、1966))、ゼリクマンら著「写真乳剤
の製造と塗布」、フォーカルプレス社刊(V、L。
Zelikman et al、 Making an
d CoatingPhotographic Emu
lsion、 Focal Press、 1964)
などに記載された方法を用いて調製することができる。
米国特許第3,574,628号、同3,655,39
4号および英国特許第1,413,748号などに記載
された単分散乳剤も好ましい。
また、アスペクト比が約5以上であるような平板状粒子
も本発明に使用できる。平板状粒子は、ガツト著、フォ
トグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリン
グ(Gatoff、 PhotographicSci
ence and Engineering ) 、第
14巻248〜257頁(1970年);米国特許第4
,434,226号、同4,414.310号、同4,
433,048号、同4,439,520号および英国
特許第2.112.157号などに記載の方法により節
単に調製することができる。
結晶構造は−様なものでも、内部と外部とが異質なハロ
ゲン組成からなるものでもよく、層状構造をなしていて
もよい、また、エピタキシャル接合によって組成の異な
るハロゲン化銀が接合されていてもよく、また例えばロ
ダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接合
されていてもよい。
また種々の結晶形の粒子の混合物を用いてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成および
分光増感を行ったものを使用する。このような工程で使
用される添加剤はリサーチ・ディスクロージ+ −No
、 17643および同Nt118716に記載されて
おり、その該当箇所を後掲の表にまとめた。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つの
リサーチ・ディスクロージャーに記載されており、下記
の表に関連する記載箇所を示した。
垂■旦皿旦   RD17643  RD187161
 化学増感剤   23頁   648頁右横2 悪魔
上昇剤        同 上3 分光増悪剤、  2
3〜24頁 648頁右欄〜強色増感剤       
 649頁右欄4 増白剤     24頁 5 かふり防止剤  24〜25頁 649頁右欄〜お
よび安定剤 6 光吸収剤、   25〜26頁 649頁右欄〜フ
ィルター染料、     650頁左欄紫外線吸収剤 7 スティン防止剤 25頁右欄 650頁左〜右欄8
 色素画像安定剤 25頁 9 硬膜剤     26頁   651頁左欄10 
 バインダー   26頁   同 上11  可塑剤
、潤滑剤 27頁   650頁右欄12  塗布助剤
、   26〜27頁 同 上表面活性剤 13  スタチック   27頁   同 上貼止剤 また、ホルムアルデヒドガスによる写真性能の劣化を防
止するために、米国特許4.41L987号や同第4.
435.503号に記載されたホルムアルデヒドと反応
して、固定化できる化合物を感光材料に添加することが
好ましい。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー(
RD)阻17643、■−C−Gに記1Rされた特許に
記載されている。
イエローカプラーとしては、例えば米国特許第3.93
3,501号、同第4.022.620号、同第4,3
26.024号、同第4.401,752号、特公昭5
8−10739号、英国特許第1,425,020号、
同第1,476.760号、米国特許第3.973,9
68号、同第4,314.023号、同第4.511.
649号、欧州特許第249.473八号、等に記載の
ものが好ましい。
マゼンタカプラーとしては5−ピラヅロン系及びピラゾ
ロアゾール系の化合物が好ましく、米国特許筒4.31
0,619号、同第4.351897号、欧州特許筒7
3,636号、米国特許筒3,061,432号、同第
3゜725、064号、リサーチ・ディスクロージャー
磁2422 (1984年6月)、特開昭60−335
52号、リサーチ・ディスクロージャー漱24230 
(1984年6月)、特開昭60−43659号、同6
1−72238号、同60−35730号、同55−1
18034号、同60−185951号、米国特許筒4
゜500、630号、同第4,540,654号、同第
4,556.630号等に記載のものが特に好ましい。
シアンカプラーとしては、フェノール系及びナフトール
系カプラーが挙げられ、米国特許筒4,052.212
号、同第4,146,396号、同第4,228,23
3号、同第4,296.200号、同第2.369.9
29号、同第2,801.171号、同第2.772.
162号、同第2,895.82.6号、同第3,77
2,002号、同第3,758,308号、同第4,3
34.011号、同第4,327.1/73号、西独特
許公開第3゜329.729号、欧州特許筒121.3
65A号、同第249゜453A号、米国特許筒3.4
46.622号、同第4.333,999号、同第4,
451.559号、同第4,427.767号、同第4
,690,889号、同第4,254,212号、同第
4 、296 。
199号、特開昭61−42658号等に記載のものが
好ましい。
発色色素の不要吸収を補正するためのカラード・カプラ
ーは、リサーチ・ディスクロージャーNo。
17643の■−G項、米国特許筒4,163,670
号、特公昭57−39413号、米国特許筒4,004
,929号、同第4、138.258号、英国特許第1
,146,368号に記載のものが好ましい。
発色色素が適度な拡散性を有するカプラーとしては、米
国特許筒4,366.237号、英国特許第2,125
.570号、欧州特許筒96.570号、西独特許(公
開)第3,234,533号に記載のものが好ましい。
ポリマー化された色素形成カプラーの典型例は、米国特
許筒3.451,820号、同第4,080,211号
、同第4,367.282号、同第4.409.320
号、同第4,576゜910号、英国特許2.102.
173号等に記載されている。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出するカ
プラーもまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは、前述のRD 17643
、■〜F項に記載された特許、特開昭57−15194
4号、同57−154234号、同60−184248
号、米国特許4,248,962号に記載されたものが
好ましい。
現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進剤を放出する
カプラーとしては、英国特許第2,097,140号、
同第2.13L 188号、特開昭59−157638
号、同59−170840号に記載のものが好ましい。
その他、本発明の感光材料に用いることのできるカプラ
ーとしては、米国特許筒4,130,427号等に記載
の競争カプラー、米国特許筒4,283,472号、同
第4,338.393号、同第4,310,618号等
に記載の長当量カプラー、特開昭60−185950号
、特開昭62−24252等に記載のDIRレドックス
化合物放出カプラー、DIRカプラー放出カプラー、D
IRカプラー放出レドックス化合物もしくはDIRレド
ックス放出レドックス化合物、欧州特許筒173゜30
2八号に記載の離脱後後色する色素を放出するカプラー
、R,D、Nα11449、同24241、特開昭61
−201247等に記載の漂白促進剤放出カプラー、米
国特許筒4,553.477号等に記載のりガント放出
カプラー等が挙げられる。
本発明に使用するカプラーは、種々の公知分散方法によ
り感光材料に導入できる。
水中油滴分散法に用いられる高沸点溶媒の例は米国特許
筒2,322,027号などに記載されている。
水中油滴分散法に用いられる常圧での沸点が175°C
以上の高沸点有機溶剤の具体例としては、フタル酸エス
テル類(ジブチルフタレート、ジシクロへキシルフタレ
ート、ジー2−エチルへキシルフタレート、デシルフタ
レート、ビス(2,4−ジーし一アミルフェニル)フタ
レート、ビス(2,4−ジ−t−アミルフェニル)イソ
フタレート、ビス(1,1−ジエチルプロピル)フタレ
ートなど)、リン酸またはホスホン酸のエステル類(ト
リフエルホスフェート、トリクレジルホスフェート、2
−エチルへキシルジフェニルホスフェート、トリシクロ
へキシルホスフエート、トリー2−エチルへキシルホス
フェート、トリドデシルホスフェート、トリブトキシエ
チルホスフェート、トリクロロプロピルホスフェート、
ジー2−エチルへキシルフェニルホスホネートなど)、
安息香酸エステル類(2−エチルへキシルベンゾエート
、ドデシルベンゾエート、2−エチルへキシル−p−ヒ
ドロキンベンゾエートなど)、アミド類(N、N−ジエ
チルドデカンアミド、N、N−ジエチルラウリルアミド
、N−テトラデシルピロリドンなど)、アルコール類ま
たはフェノール類(イソステアリルアルコール、2,4
−ジーtert−アミルフェノールなど)、脂肪族カル
ボン酸エステル類(ビス(2−エチルヘキシル)セバケ
ート、ジオクチルアゼレート、グリセロールトリブチレ
ート、イソステアリルラクテート、トリオクチルシトレ
ートなど)、アニリンM導体(N、N−ジブチル−2−
ブトキシ−5−tert−オクチルアニリンなど)、炭
化水素類(パラフィン、ドデシルベンゼン、ジイソプロ
ピルナフタレンなど)などが挙げられる。また補助溶剤
としては、沸点が約30°C以上、好ましくは50’C
以上約160°C以下の有機溶剤などが使用でき、典型
例としては酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸エチ
ル、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、2−エト
キシエチルアセテート、ジメチルホルムアミドなどが挙
げられる。
ラテンラス分散法の工程、効果および含浸用のラテンク
スの具体例は、米国特許筒4,199,363号、西独
特許出願(OLS)第2,541,274号および同第
2゜541.230号などに記載されている。
本発明は種々のカラー感光材料に適用することができる
。一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、スライ
ド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラーペ
ーパー、カラーポジフィルムお°よびカラー反転ペーパ
ーなどを代表例として挙げることができる。
本発明に使用できる適当な支持体は、例えば、前述のR
D、阻17643の28頁、および同Nα18716の
647頁右欄から648頁左欄に記載されている。
本発明に従ったカラー写真感光材料は、前述のRD、 
Nil 17643の28〜29頁、および同Nα18
716の615左欄〜右欄に記載された通常の方法によ
って現像処理することができる。
本発明の感光材料の現像処理に用いる発色現像液は、好
ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分と
するアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬として
は、アミンフェノール系化合物も有用であるが、p−フ
ェニレンジアミン系化合物が好ましく使用され、その代
表例としては3−メチル−4−アミノ−N、Nジエチル
アニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−
β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4−アミ
ノ−N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル
アニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−β−
メトキシエチルアニリン及びこれらの硫酸塩、塩酸塩も
しくはp−トルエンスルホン酸塩などが挙げられる。こ
れらの化合物は目的に応じ2iff1以上併用すること
もできる。
発色現像液は、アルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩もしく
はリン酸塩のようなp)l緩衝剤、臭化物塩、沃化物塩
、ヘンダイミダゾール類、ベンゾチアゾール類もしくは
メルカプト化合物のような現像抑制剤またはカプリ防止
剤などを含むのが一般的である。また必要に応じて、ヒ
ドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン、亜硫
酸塩ヒドラジン類、フェニルセミカルバジド類、トリエ
タノールアミン、カテコールスルホン酸類、トリエチレ
ンジアミン(1,4〜ジアザビシクロ(2,2,2)オ
クタン)Rの如き各種保恒剤、エチレングリコール、ジ
エチレングリコールのような有機溶剤、ヘンシルアルコ
ール、ポリエチレングリコール、四級アンモニウム塩、
アミン類のような現像促進剤、色素形成カプラー、競争
カプラー、ナトリウムボロンハイドライドのようなカプ
ラセ剤、1−フェニル−3−ピラゾリドンのような補助
現像主薬、粘性付与剤、アミノポリカルボン酸、アミノ
ポリホスホン酸、アルキルホスホン酸、ホスホノカルボ
ン酸に代表されるような各種キレート剤、例えば、エチ
レンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリ
アミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、ヒドロ
キシエチルイミノジ酢酸、1−ヒドロキシエチリデンー
1.1−ジホスホン酸、ニトリロ−N、N、N−トリメ
チレンホスホン酸、エチレンジアミン−N、N、N、N
−テトラメチレンホスホン酸、エチレンジアミンージ(
0−ヒドロキシフェニル酢酸)及びそれらの塩を代表例
として上げることができる。
また反転処理を実施する場合は通常場内現像を行ってか
ら発色現像する。この黒白現像液には、ハイドロキノン
などのジヒドロキシベンゼン類、1−フェニル−3−ピ
ラゾリドンなどの3−ピラゾリドン類またはN−メチル
−p−アミノフェノールなどのアミノフェノール類など
公知の黒白現像主薬を単独であるいは組み合わせて用い
ることができる。
これらの発色現像液及び黒白現像液のpoは9〜12で
あることが一般的である。またこれらの現像液の補充量
は、処理するカラー写真感光材料にもよるが、一般に感
光材料1−平方メートル当たり32以下であり、補充液
中の臭化物イオン濃度を低減させておくことにより50
0iif以下にすることもできる。補充量を低減する場
合には処理槽の空気との接触面積を小さくすることによ
って液の葎発、空気酸化を防止することが好ましい。ま
た現像液中の臭化物イオンの蓄積を抑える手段を用いる
ことにより補充量を低減することもできる。
発色現像処理の時間は、通常2〜5分の間で設定される
が、高温高pl(とじ、かつ発色現像主薬を高濃度に使
用することにより、更に処理時間の短縮を図ることもで
きる。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。
漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいしく漂白
定着処理)、個別に行なわれてもよい。更に処理の迅速
化を図るため、漂白処理後漂白定着処理する処理方法で
もよい。さらに二種の連続した漂白定着浴で処理するこ
と、漂白定着処理の前に定着処理すること、又は漂白定
着処理後漂白処理することも目的に応じ任意に実施でき
る。漂白剤としては、例えば鉄(■)、コバルト(II
I)、クロム(■)−1i1(n)などの多価金属の化
合物、過酸類、キノン類、ニトロ化合物等が用いられる
代表的漂白剤としてはフェリシアン化物;重クロム酸塩
;鉄(I[[)もしくはコバルト(I[I)の有機錯塩
、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミ
ン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイミ
ノニ酢酸、1,3−ジアミノプロパン四酢酸、グリコー
ルエーテルジアミン四酢酸、などのアミノポリカルボン
酸類もしくはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの錯塩;
過硫酸塩;臭素酸塩;過マンガン酸塩;ニトロベンゼン
類などを用いることができる。これらのうちエチレンジ
アミン四酢酸鉄(I[[)錯塩を始めとするアミノポリ
カルボン酸鉄(Tel)錯塩及び過硫酸塩は迅速処理と
環境汚染防止の観点から好ましい。さらにアミノポリカ
ルボン酸鉄(I[[)錯塩は漂白液においても、漂白定
着液においても特に有用である。これらのアミノポリカ
ルボン酸鉄(f[l)錯塩を用いた漂白液又は漂白定着
液のpHは通常5.5〜8であるが、処理の迅速化のた
めに、さらに低いpl(で処理することもできる。
漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴には、必要に応じ
て漂白促進剤を使用することができる。
有用な漂白促進剤の具体例は、次の明細書に記載されて
いる;米国特許第3,893,858号、西独特許第1
,290.812号、同2,059,988号、特開昭
53−32736号、同53−57831号、同53−
37418号、同53−72623号、同53−956
30号、同53−95631号、同53−104232
号、同53−124424号、同53−141623号
、同53−28426号、リサーチ・ディスクロージャ
ーNCL17129号(1978年7月)などに記載の
メルカプト基またはジスルフィド基を有する化合物;特
開昭50−140129号に記載のチアゾリジン誘導体
;特公昭45−8506号、特開昭52−20832号
、同53−32735号、米国特許第3,706,56
1号に記載のチオ尿素誘導体;西独特許第1,127,
715号、特開昭58−16,235号に記載の沃化物
塩;西独特許第966.410号、同2,748,43
0号に記載のポリオキシエチレン化合物類;特公昭45
−8836号記載のポリアミン化合物;その他特開昭4
9−42.434号、同49−59,644号、同53
−94,927号、同54−35.727号、同55−
26,506号、同58−163.940号記載の化合
物;臭化物イオン等が使用できる。なかでもメルカプト
基またはジスルフィド基を有する化合物が促進効果が大
きい観点で好ましく、特に米国特許第3,893.85
8号、西特許第1゜290、812号、特開昭53−9
5.630号に記載の化合物が好ましい。更に、米国特
許第4,552,834号に記載の化合物も好ましい。
これらの漂白促進剤は感材中に添加してもよい。撮影用
のカラー感光材料を漂白定着するときにこれらの漂白促
進剤は特に有効である。
定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエー
テル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物塩等をあげる
ことができるが、チオ硫酸塩の使用が一般的であり、特
にチオ硫酸アンモニウムが最も広範に使用できる。漂白
定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩や重亜硫酸塩あるい
はカルボニル重亜硫酸付加物が好ましい。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、脱銀処理
後、水洗及びン又は安定工程を経るのが−i的である。
水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性(例えばカプ
ラー等使用素材による)、用途、更には水洗水温、水洗
タンクの数(段数)、向流、順流等の補充方式、その他
種々の条件によって広範囲に設定し得る。このうち、多
段向流方式における水洗タンク数と水量の関係は、Jo
urnal of the 5ociety of M
otion Picture andTelevisi
on Engineers第64巻、p、248〜25
3(1955年5月号)に記載の方法で、求めることが
できる。
前記文献に記載の多段向流方式によれば、水洗水量を大
幅に減少し得るが、タンク内における水の滞留時間の増
加により、バクテリアが繁殖し、生成した浮遊物が感光
材料に付着する等の問題が生じる。本発明のカラー感光
材料の処理において、このような問題が解決策として、
特開昭62−288,838号に記載のカルシウムイオ
ン、マグネシウムイオンを低減させる方法を極めて有効
に用いることができる。また、特開昭57−8,542
号に記載のイソチアゾロン化合物やサイアベンダゾール
類、1素化イソシアヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌
剤、その他ベンゾトリアゾール等、堀口博著「防菌防黴
剤の化学」、衛生技術余線「微生物の滅菌、殺菌、防黴
技術」、日本防菌防黴学余線「防菌防黴剤事典」に記載
の殺菌剤を用いることもできる。
本発明の感光材料の処理における水洗水のpHは、4〜
9であり、好ましくは5〜8である。水洗水温、水洗時
間も、感光材料の特性、用途等で種々設定し得るが、一
般には、15〜45°Cで20秒〜10分、好ましくは
25〜40°Cで30秒〜5分の範囲が選択される。更
に、本発明の感光材料は、上記水洗に代り、直接安定液
によって処理することもできる。
このような安定化処理においては、特開昭57−854
3号、同58−14834号、同60−220345号
に記載の公知の方法はすべて用いることができる。
又、前記水洗処理に続いて、更に安定化処理する場合も
あり、その例として、撮影用カラー感光材料の最終浴と
して使用される、ホルマリンと界面活性剤を含有する安
定浴を挙げることができる。
この安定浴にも各種キレート剤や防黴剤を加えることも
できる。
上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオーバーフロー
液は脱銀工程等信の工程において再利用することもでき
る。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料には処理の筒略化
及び迅速化の目的で発色現像主薬を内蔵しても良い、内
蔵するためには、発色現像主薬の各種プレカーサーを用
いるのが好ましい。例えば米国特許第3,342.59
7号記載のインドアニリン系化合物、同第3.342,
599号、リサーチ・ディスクロージャー14,850
号及び同15.159号記載のランフ塩基型化合物、同
13,924号記載のアルドール化合物、米国特許第3
,719,492号記載の金属塩錯体、特開昭53−1
35628号記載のウレタン系化合物を挙げることがで
きる。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、必要に応じて
、発色現像を促進する目的で、各種の1−フェニル−3
−ピラゾリドン類を内蔵しても良い。
典型的な化合物は特開昭56−64339号、同57−
144547号、および同58−115438号等記載
されている。
本発明における各種処理液は10°C〜50°Cにおい
て使用される9通常は33°C〜38°Cの温度が標準
的であるが、より高温にして処理を促進し処理時間を短
縮したり、逆により低温にして画質の向上や処理液の安
定性の改良を達成することができる。
また、感光材料の節恨のため西独特許第2,226,7
70号または米国特許第3,674,499号に記載の
コバルト補力もしくは過酸化水素補力を用いた処理を行
ってもよい。
また、本発明のハロゲン化銀窓光材料は米国特許第4,
500,626号、特開昭60−133449号、同5
9−218443号、同61−238056号、欧州特
許210.66OA2号などに記載されている熱現像感
光材料にも通用できる。
(以下余白) 実施例1 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層を重層塗布して多層カラー
感光材料である試料101を作製した。
(感光層組成) 各成分に対応する数字は、g/rrr単位で表わし、た
塗布量を示し、ハロゲン化銀については、銀換算の塗布
量を示す。ただし増悪色素については、同一層のハロゲ
ン化SI 1モルに対する塗布量をモル単位で示す。
(試料101) 第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド恨         銀 0.18ゼラチ
ン             0.40第2層(中間層
) 2.5−ジ−t−ペンタデシル ハイドロキノン         0.18EX−10
,07 E X −30,02 EX−120,002 U −10,06 U−20,03 U−30,10 HBS−10,10 HB S −20,02 ゼラチン             1.04第3層(
第1赤感乳剤層) 単分散ヨウ臭化銀乳剤 (ヨウ化銀6モル%、平均粒径0.6μm、粒径に関す
る変動係数0.15)  iI  O,55増感色素1
          6.9X10−’増悪色素II 
           1.8X10−5増感色素II
I            3.lX10−’増感色素
TV           4.0X10−’E X 
−20,350 HB S −10,00S E X −100,020 ゼラチン             1.20第4層(
第2赤惑乳剤層) 平板状ヨウ臭化銀乳剤 (ヨウ化銀10モル%、平均粒径0,7 μm、平均ア
スペクト比5.5、 平均厚み0.2μm)     恨 1.0増感色素1
           5.lX1O−5増感色素n1
.4X1f15 増感色素I[[2,3X10−’ 増感色素TV           3.0X10−’
E X −20,400 E X −30,050 E X −100,015 ゼラチン             1.30第5層(
第3赤感乳剤層) ヨウ臭化銀乳剤 (ヨウ化3艮16モル%、 平均粒径1.1μm)     恨 1.60増感色素
IX           5.4 X 10−’増感
色素n           1.4X10−’増悪色
素1[[2,4XlO−“ 増感色素IV           3.I X 10
−’E X −30,140 E X −40,260 HB S −10,22 8B S −20,10 ゼラチン             1.63第6層(
中間層) E X −50,040 HB S −10,020 ゼラチン             0.80第7層(
第1緑惑乳剤層) 平板状ヨウ臭化銀乳剤 (ヨウ化銀6モル%、平均粒径0.6 μm、平均アス
ペクト比6.0、 平均厚みO,15μm)      銀 0.40増感
色素V            3.0X10−’増悪
色素V[1,0X10−’ 増感色素■          3.8X10−’E 
X −60,260 EX−10,021 E X −70,030 E X −80,025 HBS−10,100 HB S −40,010 ゼラチン             0.75第8層(
第2緑感乳剤層) 単分散ヨウ臭化銀乳剤 (ヨウ化銀9モル%、平均粒径0.7μM、粒径に関す
る変動係数0.18)  恨 0.80増感色素V  
         2. I X 10− ’増感色素
Vl            7.0X10−’増感色
素■          2.6 X 10−’EX−
60,180 E X −80,010 EX−10,00S E X −70,012 8BS−10,160 HB S −40,008 ゼラチン             1.10第97I
!(第3緑感乳剤層) ヨウ臭化銀乳剤 (ヨウ化銀12モル%、 平均粒径1.0μn+)      iml、2増感色
素V            3.5XIO−’増感色
素Vl           8.0xlO−’増感色
素■          3.0X10−’E X −
60,06S E X −110,030 EX−10,025 HB S −10,25 HB S −20,10 ゼラチン             1.74第10層
(イエローフィルター層) 黄色コロイド銀        銀 0.0SE X 
−50,08 HB S −30,03 ゼラチン             0.95第11層
(第1青感乳剤層) 平板状ヨウ臭化銀乳剤 (ヨウ化銀6モル%、平均粒径0.6μm、平均アスペ
クト比5.7、 平均厚み0.15μm)      銀 0.24増感
色素■          3.5X10−’E X 
−90,8S EX−80,12 8B S −10,28 ゼラチン             1.28第12層
(第2青惑乳剤層) 単分散ヨウ臭化銀乳剤 (ヨウ化!!10モル%、平均粒径0.8μm、粒径に
関する変動係数0.16)  銀 0.45増感色素\
’m            2. I X 10− 
’E X −90,20 EX−100・015 HB S −10,03 ゼラチン             0.46第13N
(第3青感乳剤層) ヨウ臭化銀乳剤 (ヨウ化1艮14モル%、 平均粒径1.3μl11)      恨 0.77増
感色素■          2.2X10−’E X
 −90,20 HB S −10,07 ゼラチン             0.69第14層
(第1保3!層) ヨウ臭化銀乳剤 (ヨウ化i艮1モル%、 平均粒径0.07μm)     銀 0.5U −4
0,11 U−50,17 8B S −10,90 ゼラチン             1.00第15層
(第2保ii層) ポリメチルアクリレート粒子 (直径約1.5μ…)         0.543−
1               0.15S −20
,05 ゼラチン             0.72各層には
上記の成分の他に、ゼラチン硬化剤H−1や界面活性剤
を添加した。
雪 (i)C−HsOCONH ■ OCH,C)I、5O2CIら ■ 鳴 l EX−9C00c12)12.(n) / UI ゝ1′ I 11BS−1トリクレジルフオスフエート+1BS−2
ジブチルフタレート )IBS−3ビス(2−エチルヘキシル)フタレート増
感色素I 試料102〜120の作製 試料101の第5層(第3赤惑乳剤層)のカプラーEX
−4のかわりに表1に示した化合物を等モル置きかえた
以外は試料101と同様にしてそれぞれ試料102〜1
20を作製した。本試料作製に用いた新たなカプラーC
p−1及びCp−2の構造は下記に示した通りである。
ただし2種類のカプラーを用いるときは等モルずつ用い
、合せて試料101のEX−4と等モルとした。
得られた試料101〜120を35 m / m巾に裁
断したのち標準的な被写体を撮影し、下記処理工程(1
)、(It)を通して各々500mランニングテストを
おこなった。ランニング終了後、試料101〜120を
白丸にて200?ISのウェッジ露光を与え、前記ラン
ニング処理後の処理液を用いて各々(1)、(n)の処
理をおこなった。その後蛍光X線にて残留iJ!量の測
定をおこない、更に濃度測定もおこなった。
同時に試料101〜120を高温高温保存条件すなわち
45°C2相対湿度80%の条件下に3日間保存の後、
同様にウェッジ露光を与え、処理工程(1)の処理を行
ない、通常に処理工程(1)を行なった試料において濃
度1.0を与える露光量での高温高温保存後の濃度低下
ΔDを測定により求めた。
これらの結果を表−1に示す。
cp−を 特開昭53−52423号に記載の例示化合物7特開昭
61−42658号に記載の例示化合物3処理工程は以
下のとおりである。
☆ 35m/m中1m当り 上記処理工程において、安定■、■、■は■→■→■へ
の向流方式とした。又、定着液の水洗タンクへの持ち込
み量は1m当り2成であった。
(発色現像液) 旦盪釦と  五天盈に ジエチレン      1.0    2.0トリアミ
ン五酢酸 l−ヒドロキシ    2.0    3.3エチリデ
ン−1,1 一ジホスホン酸 亜硫酸ナトリウム   4.0    5.0炭酸カリ
ウム     30.0    38.0臭化カリウム
     1.4− 沃化カリウム     1.3mg     −ヒドロ
キシアミン   2.4    3.24−(N−エチ
ル−N  4.5    7.2−β−ヒドロキシエ チルアミノ)−2= メチルアニリン硫酸塩 水を加えて      IN     lNpH10,
0010,05 (漂白l夜) 旦戒ffi   濾叉雇舶L エチレンジアミン   506〇 四節酸第2鉄アン モニウム塩 1.3−ジアミノ   6072 プロパン四節酸第 2鉄アンモニウム塩 アンモニア水     7 rrdl     5 m
l硝酸アンモニウム   10.0    12.0臭
化アンモニウム  150    170水を加えて 
     11   11pH6,05,8 (定着液) 屡j■υ−槙犬遣X エチレンジアミン    1.0    1.2四酢酸
二ナトリウム塩 亜硫酸ナトリウム   4.0    5.0重亜硫酸
ナトリウム  4.6    5.8チオ硫酸アンモニ
ウム 水ン容ン& (70%)      175成    
  200Wdl水を加えて      12    
12pH6,66,6 (安定液) 母虱11  側遣Δμ心− ホルマリン      2 、0 d    3 、0
 ml(37%w / v ) ポリオキシエチレン  0.3    0.45−p−
モノノニル フェニルエーテル (平均重合度10) 5−クロロ−2−0,030,045 メチル−4−イソ チアゾリン−3−オン 水を加えて      11    11*感光材料3
5m/m巾1m長さ当り 上記処理工程において、水洗■、■、■は■→■→■へ
の向流方式とした。
(発色現像液) 同腹ffi   景天履舶L ジエチレン      1.0    1.2トリアミ
ン五酢酸 1−ヒドロキシ    2.0    2.4エチリデ
ン−1,1 一ジホスホン酸 亜硫酸ナトリウム   2.0    4.8炭酸カリ
ウム     35.0    ・ 45.0臭化カリ
ウム     1.6= 沃化カリウム     2.0mg    −ヒドロキ
シルアミン  2.0     3.64−(N−エチ
ル−5,07,5 N−β−ヒドロキ シエチルアミノ)− 2−メチルアニリン硫酸塩 水を加えて      12   1!pH(水酸化カ
リウム 10.20   10.35を用いて) (漂白定着液) l戒hn   旦犬廠(g) エチレンジアミン   4045 四節酸第2鉄 アンモニウム塩 ジエチレントリアミ  4045 ン五酢酸第2鉄ア ンモニウム塩 エチレンジアミン   101〇 四節酸ニナトリ ラム塩 亜硫酸ナトリウム   1520 チオ硫酸アンモニウム240    270水ン容液 
(70%w / v ) アンモニア水     14d     12d(26
%) 水を加えて      12    11pH6,76
,5 (水洗水) 以下の3種類を用いた。
(1)水道水 カルシウム      26mg/l マグネシウム      9mg/ P。
pH7,2 (2)イオン交換処理水 三菱化成(株)装弾酸性カチオン交換樹脂(Na形)を
用いて上記水道水を処理し、下記水質とした。
カルシウム       1.1mg//!マグネシウ
ム     0.5mg/F!pl+        
   6.6 (3)キレート剤を添加した水道水 前記水道水に、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩
を500mg/l添加した。
pH6,7 (安定液) 処理工程(1)の安定液と同じ 以上記載の如くの工程及び処理液にて、実施した。水洗
水を3種類かえても、効果にその差異は認められなかっ
た。
表1の結果から明らかなように本発明のBAR化合物を
用いた場合に漂白浴と定着浴を別浴にしても(処理工程
(1))、漂白定着浴でも(処理工程(■))、脱銀が
促進され、BAR化合物を用いるときに生しる高温窩湿
保存試験での濃度の低下が本発明の前記シアンカプラー
と併用することにより抑えられていることが判る。
実施例2 実施例1と同様な支持体に下記の各層よりなる多層感光
材料を作製し、試料201とした。
塗布量はハロゲン化銀およびコロイド銀については銀の
g/rd単位で表した是を、またカプラー、添加剤およ
びゼラチンについてはg/rd単位で表じた量を、また
増感色素については同一層内のハロゲン化銀1モルあた
りのモル数で示した。
第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド霊長   −0,2 ゼラチン            1.0紫外線吸収剤
UV−10,2 高沸点有機溶媒04l−10,02 第2層(中間層) 微粒子臭化銀          0.15(平均粒径
0.07μm) ゼラチン            1.0第3層(低感
度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤          1.7(沃化銀6.
6モル%、平均粒径0.3μm)ゼラチン      
      0.9増悪色素A           
1.OXl0−’増悪色素B           2
.OXl0−’カプラーD−11,04 カプラーD −20,2 カプラーD −30,02 カプラーD −40,04 高沸点有機溶媒04l−10,1 同上 Oil −20,1 第4層(高感度赤感乳剤層) 単分散沃臭化銀乳剤       2.3(沃化銀5.
3モル%、平均粒径0.7μm)ゼラチン      
      1.0増悪色素A           
 3 Xl0−’増悪色素B            
2 X10”’カプラーD−10,10 カプラーD −20,03 カプラーD−50,14 カプラーD −40,06 カプラーD −30,02 高沸点有機溶媒04l−20,1 第5層(中間N) ゼラチン            1.0化合物 Cp
d−A        0.05高沸点有機溶媒○1l
−20.05 第6層(低感度緑感乳剤層) 単分散沃臭化銀乳剤       1.0(沃化銀6.
5モル%、平均粒径0.5μm)ゼラチン      
      1.0増悪色素C3Xl0−’ 増悪色素D            2 Xl0−’カ
プラーD −60,4 カプラーD−120・1 カプラーD −90,01 高沸点有i溶媒Oil −20,05 第77i(高感度緑感層) 多分散沃臭化銀乳剤       2.2(沃化銀6.
0モル%、平均粒径0.8μm)ゼラチン      
      0.9増感色素C2Xl0−’ 増感色素D1.5X10−’ カプラーD −80,06 カプラーD −70,07 カプラーD −90,02 高沸点有機溶媒Oi l −10,08同上 0il−
30,03 第8層(中間層) ゼラチン            1.2化合物Cpd
−A         0.6分散オイル0il−10
,3 第9層(イエローフィルター層) 黄色コロイド銀          0.1ゼラチン 
           0.8化合物Cpd−AO42 高沸点有a?8媒0 i 1−1    0.1第1O
層(低感度青感乳剤層) 単分散沃臭化銀乳剤       0.2(沃化銀6モ
ル%、平均粒径0.3μm)単分散沃臭化銀乳剤   
    0.2(沃化銀5モル%、平均粒径0.6μm
)ゼラチン            1,0増感色素E
            I Xl0−’増悪色素F 
           t xto−’カプラーD−1
00,3 カプラーD−111,0 カプラーD −40,05 高沸点有機溶媒0il−30,01 第11層(高感度青感乳剤N) 単分散沃臭化銀乳剤       1.1(沃化銀5.
0モル%、平均粒径1.5μm)ゼラチン      
      0.5増悪色素E           
 5 Xl0−’増感色素F            
S Xl0−’カプラーD−100,09 カプラーD −40,01 高沸点有機渚媒0il−30,01 第12層(第1保護層) ゼラチン            0.5微粒子臭化銀
乳剤        0.33(平均粒径0407μm
) 紫外線吸収剤UV−20,1 紫外線吸収剤U V −30,2 高沸点有機溶媒Oil −40,01 第13層(第2保護層) ゼラチン            0.8ポリメチルメ
タクリレ一ト粒子  0.2(直径1.5μm) ホルムアルデヒドスカヘン    0.5ジャーS−1 その他、界面活性剤W−1、硬膜剤H−1を添加した。
\ C5Htt(t) カプラーD−2 カプラーD−3 \/ カプラーD−4 カプラーD−5 カプラーD−6 カプラーD−7 し1 カプラーD−8 ■ l カプラーD−9 ”i z 112z カプラーD−10 カプラーD−11 カプラーD−12 界面活性剤トl ホルマリンスカベンジャ−3−I 増感色素A 増感色素B 増感色素C 増感色素り 増感色素E 増感色素F (し馬)3gm 高沸点有機溶媒0i1−1 高沸点有機溶媒0i1−2 高沸点有機溶媒0i1−3 高沸点有機溶媒0i1−4 紫外線吸収剤UV−1 紫外線吸収剤UV−2 +40 紫外線吸収剤UV−3 化合物Cpd A ○■ 1すI ■ 硬膜剤H−1 C)+2=fi((&)jscL+c)I=CH。
試料202〜210の作製 試料201の第3層のカプラーD−1及び第4層のカプ
ラーD−5を表−2に示した化合物に置きかえた以外は
試料201と同様にしてそれぞれ試料202〜210を
作製した。ただし2種類のカプラーに置き換えるときは
2種類のカプラーを等モルずつ合せて試料201のカプ
ラーと等モルになるように調整した。得られた試料20
2〜210について実施例1と同様の実験を行ない、そ
の結果を表−2にまとめた。
表−2より本発明によれば脱銀が促進されるのみならず
BAR化合物を用いたときに生じ易い高温高温保存によ
る濃度低下が抑えられていることが明らかである。
手続補正書 昭和63年5月2tf日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有す
    るハロゲン化銀カラー写真感光材料において、少なくと
    も1種の芳香族第1級アミン現像薬の酸化体とのカップ
    リング反応の活性点が少なくとも1つのカルボキシル基
    を含むアルコキシ基またはアリールオキシ基で置換され
    たシアン色素形成カプラー、及び少なくとも1種の芳香
    族第1級アミン現像薬の酸化体との反応により漂白促進
    剤またはその前駆体を放出する化合物を含有することを
    特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05281677A (ja) * 1992-03-30 1993-10-29 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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