JPH01209625A - マグネトロン用陽極円筒の製造方法 - Google Patents

マグネトロン用陽極円筒の製造方法

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JPH01209625A
JPH01209625A JP3437488A JP3437488A JPH01209625A JP H01209625 A JPH01209625 A JP H01209625A JP 3437488 A JP3437488 A JP 3437488A JP 3437488 A JP3437488 A JP 3437488A JP H01209625 A JPH01209625 A JP H01209625A
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JP
Japan
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rolling
anode cylinder
seam
embossing
rollers
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JP3437488A
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Kazuhiko Mori
和彦 森
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] この発明は、マグネトロン用陽極円筒の製造方法に関す
る。
(従来の技術) 一般に、マグネトロンでは陽極円筒を使用し、この陽極
円筒の内側に複数のベインを放射状に固定している。
このような陽極円筒を製造するには、従来、第4図(a
)乃至(d)に示すような工程により行なっている。
先ず、同図(a)に示すように、板状部材1を丸め工程
により丸め、次に同図(b)に示すようにしごき落し工
程によりしごき成形し、次に同図(c)に示すように圧
縮成形工程により合わせ目2を密着させる。次に同図(
d)に示すようにプレスのエンボス出し工程により陽極
円筒の内周壁に多数のエンボス3を形成する。このエン
ボス3は、陽極円筒の内側に複数のベインを放射状にか
しめ固定するた°めの突起である。この製造方法は、特
開昭62−61243号公報に詳細に述べられており、
その方法を用いる。このようにして陽極円筒が完成する
(発明が解決しようとする課題) 上記のようにプレスによりエンボス出し加工を行なうと
、その際の加工歪み及び部材内残留応力によって、しご
き成形又は圧縮成形工程を経て完全に閉じ合わされてい
た板状部材1の合わせ目2が開いてしまう。それにより
、合わせ目2の気密接合が困難になる。
この発明は、開いてしまった合わせ目を再び素材自身の
応力で閉じているようにするべく、エンボス出し工程後
に、更にその矯正成形加工工程を追加したマグネトロン
用陽極円筒の製造方法を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、エンボス出し工程の後に、陽極円筒(丸め
られた板状部材)を内側ローラと複数の外側ローラの間
に挾持させて、これらローラ同士に押付けあう力を加え
ながらローリングを行なうローリング成形工程を設けて
なるマグネトロン用陽極円筒の製造方法である。
(作用) この発明によれば、板状部材全体に対し、実質的に均−
且つ連続的に局部的な曲げ加工を施していくことになり
、部材曲率が一様にして、円筒状に矯正成形されること
になる。この結果、開いてしまった合わせ目が再び素材
自身の内部応力で閉じることになる。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の一実施例を詳細に説
明する。
この発明によるマグネトロン用陽極円筒の製造方法は、
第1図(a)乃至(e)に示すような工程により行なわ
れ、従来例(第4図)と同一箇所は同一符号を付すこと
にする。
先ず、第1図(a)に示すように、素材である銅の板状
部材1を丸め工程により丸め、次に同図(b)に示すよ
うにしごき落し工程によりしごき成形し、次に同図(c
)に示すように圧縮成形工程により合わせ目2を閉じる
。この丸め成形法は、特開昭57−121823号公報
等に詳細に述べられおり、その方法を適用する。尚、し
ごき落し工程、圧縮成形工程は、いずれか一方のみでも
良いし、この順序で組み合わせても良い。
次に同図(d)に示すようにプレスのエンボス出し工程
により陽極円筒の内周壁に多数のエンボス3を形成する
。この製造方法は、特開昭62−61243号公報に詳
細に述べられており、その方法を用いる。このエンボス
3は、陽極円筒の内側に複数のベインを放射状にかしめ
固定するための突起である。
次に、同図(e)に示すように、ローリング成形工程に
よりローリングを行なう。この場合、第2図に示すよう
に、陽極円筒となる丸められた板状部材1を、径大な内
側ローラ4と径小な外側ローラ5の間に挾持させてロー
リングを行ない、矯正成形加工する。図示のように外側
ローラ5は複数例えば2個にして、これらの間に対応し
て1個の内側ローラ4が配置されており、ローラ4.5
同士に互いに押付けあう力を加えながらローリングを行
なう。板状部材1、内側ローラ4、外側ローラ5は、そ
れぞれ図示の矢印方向に回転し、内側ローラ4は更に矢
印方向に上下動することになる。
又、第3図に示すように、内側ローラ4には板状部材1
のエンボス3が当るのを避けるため、それに対応して外
周溝6が形成され、ローリング時にはこの外周溝6にエ
ンボス3が入り、案内されることになる。
このようにして、丸められた板状部材1全体に対し、実
質的に均−且つ連続的に局部的な曲げ加工を施していく
訳で、部材曲率が一様になり、又、開いてしまった合わ
せ目2が素材内部の応力で再び閉じられ、密着させられ
る。
こうして矯正成形された陽極円筒が完成する。
その後、各エンボス3により陽極ベインを固定保持させ
、合わせ目2に薄板ろう材を挾んで保持させ、気密ろう
接する。
[発明の効果] この発明によれば、エンボス出し工程の後に、丸められ
た板状部材を内側ローラと外側ローラの間に挾持させて
、ローラ同士に押付けあう力を加えながらローリングを
行なうローリング成形工程を設けているので、エンボス
出し加工で生じる加工歪み及び部材内残留応力による合
わせ目の解放が矯正されて密着され、より真円度の高い
陽極円筒を得ることが出来る。
従って、信頼性の高い合わせ目の気密接合が得られ、又
、特性の良く揃った共振空胴を持っマグネトロンを完成
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(e)はこの発明の一実施例に係るマ
グネトロン用陽極の製造方法を示す斜視図、第2図は第
1図(e)の工程を具体的に示す正面図、第3図は第2
図の要部を拡大して示す断面図、第4図(a)乃至(d
)は従来のマグネトロン用陽極の製造方法を示す斜視図
である。 1・・・板状部材、2・・・合わせ目、3・・・エンボ
ス、4・・・内側ローラ、5・・・外側ローラ、6・・
・溝。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 板状部材から、丸め工程、しごき落し工程又は圧縮成形
    工程により陽極円筒を形成し、更にこの陽極円筒の内周
    壁にエンボス出し工程によりエンボスを形成するマグネ
    トロン用陽極円筒の製造方法において、 上記エンボス出し工程の後に、複数の外側ローラとそれ
    らの間に対応する位置に内側ローラを設け、これら外側
    ローラ及び内側ローラの間に上記円筒を挾持させて、ロ
    ーラ同士に押付けあう力を加えながらローリングを行な
    うローリング成形工程を設けてなることを特徴とするマ
    グネトロン用陽極円筒の製造方法。
JP63034374A 1988-02-17 1988-02-17 マグネトロン用陽極円筒の製造方法 Expired - Lifetime JP2768680B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024225A (ja) * 1983-07-20 1985-02-06 Kurimoto Iron Works Ltd ベンデイングロ−ルによるパイプ成形方法
JPS6261243A (ja) * 1985-09-09 1987-03-17 Toshiba Corp マグネトロンの陽極構体およびその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024225A (ja) * 1983-07-20 1985-02-06 Kurimoto Iron Works Ltd ベンデイングロ−ルによるパイプ成形方法
JPS6261243A (ja) * 1985-09-09 1987-03-17 Toshiba Corp マグネトロンの陽極構体およびその製造方法

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