JPH01187873A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH01187873A
JPH01187873A JP1204388A JP1204388A JPH01187873A JP H01187873 A JPH01187873 A JP H01187873A JP 1204388 A JP1204388 A JP 1204388A JP 1204388 A JP1204388 A JP 1204388A JP H01187873 A JPH01187873 A JP H01187873A
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islands
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、絶縁基板上に形成される半導体m 22の製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
絶縁膜上に結晶粒の大きな多結晶シリコン薄膜あるいは
単結晶シリコンRPfXを形成する方法は、5ol(S
flicon  On  In5ulator)技術と
して知られている。例えば、固相成長法、レーザービー
ム再結晶化法などの方法がある。(参考文献 応用物理
第54巻 第12号1274ページ、1985年)まだ
、固相成長法として、シリコン薄膜にシリコンイオンを
イオン注入し、その後約600°C程度の低温でアニー
ルすると結晶成長するという方法も報告されている。(
参考文献、J、API)1.   Phys、59(7
)、I  APril、   2422ペ一ジ1986
年) 〔発明が解決しようとする課閃〕 前記固相成長法においては、結晶成長の種となる咳が、
多数存在する為に数多くの結晶粒が成長し該結晶粒のひ
とつひとつは大きく成長しない。
また、結晶粒がランダムに成長する為に、結晶粒界がど
こ、に存在するのかわからない。従って、このような従
来の方法で得られた多結晶シリコン膜を用いて薄膜トラ
ンジスタを作製すると電気的特性のバラツキが大きく実
用化できない。例えば、結晶粒径の大きさが2μm程度
に成長した多結晶シリコン薄膜にチャネル長1 tt 
mのFIi1%)ランジスタを作製した場合を考える。
従来の方法では、これまで述べたきたように、結晶粒界
がランダムに存在する為に、基板上に場所によって、薄
膜トランジスタのチャネル内に結晶粒界が1個存在する
場合と、結晶粒界がまったく存在しない場合があり、こ
の2つの薄膜トランジスタの電気的特性はまったく異な
る。一方、レーザービーム再結晶化法においては、レー
ザービームのくり返し走査が必要な為に大面積を一括し
て結晶成長させる事はむずかしい。さらにレーザービー
ム内のエネルギー分布をも制御する必要がある為大がか
りで高価な装置が要求される。
本発明は、上記のような従来のSol法の問題点を解決
し、絶縁基板上の所定の位置に多結晶シリコンの結晶領
域を形成させ、該結晶領域内に薄膜トランジスタなどの
半導体装置を作製し、単結晶シリコンを用いた場合と同
程度の特性の半導体装置を絶縁基板上でバラツキなく実
現する事を目的とする。非常に簡単で安価な方法で上述
のような特性のすぐれたバラツキの少ない半導体装置を
実現する事を目的とする。
〔課題を解決するた°めの手段〕
本発明の半導体装置の製造方法は、絶縁基板上に、シリ
コン薄膜を堆積させる第一の工程と、該シリコン薄膜を
島状にパターニングする第二の工程と、該島状シリコン
薄膜を結晶成長させる第三の工程と、非晶質シリコン薄
膜を堆−積させる第四の工程と、前記第三の工程で結晶
化した島状シリコン薄膜を核とし、前記非晶質シリコン
薄膜を結晶成長させて多結晶シリコン薄膜を形成する第
五の工程と、該多結晶シリコン薄膜の結晶粒界部分を除
く結晶領域内に半導体装置を形成する第六の工程を少な
くとも存する事を特徴とする。
〔実施例〕
ここでは、アクティブマトリクス基板あるいは密着型イ
メージセンサ−などに本発明を用いたQ合を例として本
発明の詳細な説明する。従って絶縁基板は可視光を透過
する透明性絶縁基板を用いる。第1図(a)において、
透明性絶縁基板1−1上に、シリコン薄膜1−2を堆積
させる。透明性絶縁基板としては、耐熱性の優れた石英
基板あるいは、価格が低いガラス基板などがある。以下
の工程で1000°C以上の高温処理工程が含まれる場
合(以後、高温プロセスと呼ぶ)には、石英基板を用い
なければならないが、以下の熱処理工程がすべて約60
0°C以下の場合(以後、低mプロセスと呼ぶ)には、
ひずみ点温度が石英基板より低いガラス基板を用いる事
が出来る。もちろん透明であればガラス基板でなくても
利用できる。前記シリコン薄膜1−2は、結晶成長させ
る時の核が少なくて均一な膜質である事が望ましい。堆
積方法メしては、EB蒸着法(Electron  B
eam蒸着法)、スパッタ法、MBE(Molecul
ar   Beam   Epitaxy)減圧CVD
法(Ch e m i c a I  V a p 。
r  Deposition)常圧CVD法、プラズマ
CVD法、光励起CVD法などといった方法がある。次
にホトリソグラフィ法により前記シリコン薄膜1−2を
エツチングし、第1図(b)に示すような島状シリコン
薄膜1−3を形成する。
前記エッヂング方法には、硝フッ酸溶液を用いたウェッ
トエツチング法と、プレオンガス (CF4)あるいは
CF、とr!i素O1の混合ガスのプラズマを用いたド
ライエツチング法がある。O!の混合比により島状シリ
コン薄膜に容易にテーパーが付けられる点でドライエツ
チング法が仔効である。前記島状シリコン薄膜1−3の
大きさ(以後Xと記す)と島状シリコン薄膜間の距殖(
以後ρと記す)は、以降の工程で形成される多結晶シリ
コン薄膜の結晶成長と結晶粒径にかかわる重要なファク
ターであるので、以後必要に応じて説明する。
次に前記島状シリコン薄膜1−3を結晶成長させて島状
単結晶シリコン薄膜1−4を形成する。
結晶成長方法としては、 ストリップヒーターアニール
などがあるが、約600@Cの低温で長時間アニールし
て同相成長させる方法が配向性のそろった均一な結晶を
成長させる上でを効である。
シリコン薄膜1−2をEB蒸着法、スパッタ法、MBE
法などで堆積させた場合は、ここでは約600°C程度
でゆっ(りと長時間アニールする。
(数十時間から数百時間)シリコン薄膜1−2を減圧C
VD法、常圧CVD法などの方法で堆積して多結晶化し
ている場合は、シリコンイオン注入を行ない、−担非晶
質化した後、同様に、約600°C程度で長時間アニー
ルする方法も仔効である。また前記シリコン薄膜1−2
をプラズマCVD法で堆積させ膜中に水素が多量に含ま
れている場合には、膜を一度350°Cから400’C
でアニールして水素を膜から放出させる。その後同様に
約600°C程度で長時間アニールして結晶化させる。
約eoo@c程度の低温アニールではシリコンの最も結
晶成長しやすい方位例えば(110)配位面の結晶粒だ
けが選択的に成長する為に、方位のそろった大きな結晶
粒を得ることができる方法として仔効である。前工程に
おいて前記島状シリコン薄膜の大きさを1〜10μm程
度の大きさにすれば、前記約600°Cの低温アニール
で充分に島全体が結晶粒に成長しうる。従って島ひとつ
ひとつが結晶粒界を含まない結晶領域となる。このよう
にして島状単結晶シリコン薄膜1−4が得られる。
次に同図(d)に示すように非晶質シリコン薄膜1−5
を堆積させる5該非晶質シリコン薄膜1−5を堆積させ
る前の基板表面は0浄に保つ。必要ならばアルカリ洗浄
や自然酸化膜のライトエツチングなどを必要に応じて行
なう。該非晶質シリコン薄膜1−5の堆積方法としては
、前にも述べたようにEB蒸着法、スパッタ法、MIl
E法、減圧CVD法、常圧CVD法、プラズマCVD法
、光励起CVD法、などの方法がある。いずれの方法に
おいても堆積温度を高くすると小さな結晶粒の存在する
多結晶となってしまうので高くても700°C以下とし
たほうがよい。水素が膜中に含まれないという点で、E
B蒸肴法、スパッタ法、MBE法などが仔効である。そ
の他の方法で堆積し、膜中に水素が含まれている場合は
前工程でも述べたように350°Cから400”Cの低
温アニールで水素を放出させる。続いて、非晶質シリコ
ン薄膜1−5を結晶成長させる。結晶成長は島状単結晶
シリコン薄[1−4に重なっている部分を中心として放
射状にすすむ。そして島状単結晶シリコン薄膜間の中間
点で両方向から成長してきた結晶粒がぶつかり合い、結
晶粒界1−6が生じる。結晶粒の成長は100μm程度
に達する。従って前記島状単結晶シリコン薄膜1−4の
間の距離ρを100μm以下にしておけば、前記島状単
結晶シリコン薄膜1−4と結晶粒界1−6との間の領域
は完全な結晶領域1−7となる。結晶粒の成長が100
μm以上に達成される場合にはρをさらに大きくする事
ができ、より大きな結晶領域を実現できる。結晶成長の
方法は、約600°Cの低温アニールで、前記島状単結
晶シリコン薄膜1−4を核として結晶成長させる。従っ
て一種の固相エピタキシャル成長ということもできる。
非晶質シリフン薄膜1−5を堆積させた状態で結晶成長
させてもよいが、該非晶質シリコン薄v!、l−5上に
酸化膜などをキャッピングしてから結晶成長させる事も
考えられる。この場合は結晶領域1−7の表面の平坦性
を保つ点で効果がある。もちろん結晶成長後、該酸化膜
は除去してもよいし、あるいはその後作製する半導体装
置の一部として利用してもよい。
このようにして島状単結晶シリコン薄膜1−4と結晶粒
界1−6との間に形成された結晶領域1−7の部分を利
用して半導体装置を作製する。本実施例においては薄膜
トランジスタを作製する場合を例として説明する。結晶
領域1−7の中にホトリソグラフィ法により単結晶能動
領域1−8をパターニングし、続いてゲート酸化膜1−
9を形成する。前にも述べたように石英基板を用いた高
温プロセスの場合は、熱酸化法によりゲート酸化膜を形
成することができる。低温プロセスの場合は、減圧CV
D法、常圧CVD法、プラズマCVD法、光励起CVD
法、などの方法で600°C以下の温度で形成しなけれ
ばならない。その後多結晶シリコンなどでゲート電極1
−10を形成し該ゲート電極1−10をマスクとして、
ソース及びドレイン領域1−11を形成する。Pチャネ
ルの場合は、B(ポロン)、Nチャネルの場合はP(リ
ン)As(ヒ素)を不純物添加する。添加方法としては
イオン注入法などが一般的である。高温プロセスの場合
は拡散法を用いる事ができる。
次に居間絶縁膜1−12として酸化膜あるいは窒化膜を
堆積させ、コンタクトホールを形成して金属電極1−1
3を形成する。
実施例では薄膜トランジスタの場合を例にとって説明し
たが、バイポーラ型トランジスタなどその他の半導体装
fQFにももちろん応用することができる。
〔発明の効果〕
種結晶の上に非晶質シリコン薄膜を堆積し、該非晶質シ
リコン薄膜を低温で固相成長させることができるので絶
縁基板、特に石英基板あるいはガラス基板のような絶縁
性透明基板上にもほとんど単結晶に近いシリコン薄膜を
作製することができる。結晶粒界の位置及び結晶領域の
位置を基板上所定の場所に形成することができるので、
結晶領域のみを用いて半導体IAHを作製することがで
きるので単結晶シリコン薄膜を用いた半導体装置と同等
の特性が得られる。このように透明性絶縁基板上に単結
晶とほぼ同等のFJ膜トランジスタを形成することが可
能となる。本発明を用いて薄膜トランジスタを作製して
アクティブマトリクス基板に利用すればドライバー回路
を同一基板内に作り込んだ場合にも充分な高速動作が実
現できる。さらに電源電圧の低減、消費電流の低減、信
頼性の向上に関しても大きな効果がある。低温プロセス
を用いた場合には、アクティブマトリクス基板の大面積
化に効果がある。
本発明を、光電変換素子とその走査回路を同一チップ内
に集積した密着型イメージセンサ−に応用した場合には
、読み取り速度の高速化、高解像度化、及び階調を取る
場合に非常に大きな効果を生み出す。電源電圧の低減、
消費電流の低減、信頼性の向上にも効果は大きい。高解
像度化が達成されると、カラー読み取り用密着型イメー
ジセンサ−への応用も容易となる。また低温プロセスを
用いると密着型イメージセンサ−の長尺化が可能となり
、1本のチップでA4判あるいはAs判といった大!!
 7 yクシミリの読み取り装置を実現できる。従って
センサーチップの2本つなぎのような手数がかかり信頼
性の悪い技術を回避することができる。つまり実装歩留
りも向上される。
高温プロセスばかりでなく、低温プロセスを用いる事も
可能なので大型の透明性絶縁基板を使用することが可能
となり、アクティブマトリクス基板の大面積化、イメー
ジセンサ−チップの長尺化に大きな効果がある。また一
基板あたりのチップの取れ数が増大するので低コスト化
にも効果がある。
レーザービーム照射!*Iなどの精巧で高価な装置を必
要としないので、製作が簡単であり費用の低減化に役た
つ。
以上述べたように、本発明は、絶縁基板特に透明性絶縁
基板上に単結晶シリコン薄膜を作製する場合に、非常に
作動なものである。
【図面の簡単な説明】
°第1図(a)から(f)は、本発明における半導体装
置の製造方法を示す工程図である。 1−1・・・絶縁基板 1−4・・・島状単結晶シリコン薄膜 1−5・・・非晶質シリコン薄膜 1−6・・・結晶粒界 1−7・・・結晶領域 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  絶縁基板上に、シリコン薄膜を堆積させる第一の工程
    と、該シリコン薄膜を島状にパターニングする第二の工
    程と、該島状シリコン薄膜を結晶成長させる第三の工程
    と、非晶質シリコン薄膜を堆積させる第四の工程と、前
    記第三の工程で結晶化した島状シリコン薄膜を核とし、
    前記非晶質シリコン薄膜を結晶成長させて多結晶シリコ
    ン薄膜を形成する第五の工程と、該多結晶シリコン薄膜
    の結晶粒界部分を除く結晶領域内に半導体装置を形成す
    る第六の工程を少なくとも有することを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
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