JPH01185831A - 磁気記録カード - Google Patents

磁気記録カード

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JPH01185831A
JPH01185831A JP63011759A JP1175988A JPH01185831A JP H01185831 A JPH01185831 A JP H01185831A JP 63011759 A JP63011759 A JP 63011759A JP 1175988 A JP1175988 A JP 1175988A JP H01185831 A JPH01185831 A JP H01185831A
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隆 角谷
Hideki Yamagishi
英樹 山岸
Takashi Mimura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、基材としてポリエステルフィルムを用いた磁
気記録カード、具体的にはキャッシュカード、各種クレ
ジットカード、磁気乗車券、テレホンカード、POSカ
ード、病院用診療カード、電子レンジ料理カード、ID
カード等に関するものである。
[従来の技術J 従来、磁気記録カードとしては、(1)磁気記録層、白
色ポリエステルフィルム層、そして必要に応じて設けら
れた印刷層をこの順で有する積層体が、あるいは(2)
磁気記録層や印刷層に耐久性を付与するためポリエステ
ルフィルムと各層との間にウレタン、アクリル等の易接
着層を更に設けた積層体が、あるいは(3)加工時のゴ
ミ等の付着による歩苗まりを改良するため、ポリニスデ
ルフィルムあるいは易接着層に各種界面活性剤、帯電防
止剤を添加し、帯電防止性を付与したものが使用されて
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかし上に述べた磁気記録カードは次にjホへる問題点
を有している。すなわら、(1)の場合層間の接着性が
十分でないため耐久性に著しく欠けるという欠点が、ま
た(2〉の場合接着性が相当改善されるため耐久性はか
なり向上するが、ゴミ等の異物を加工工程で引きつけ易
く製品歩留まりが悪いという欠点が、また(3)の場合
ゴミ等の異物を加工工程で殆ど引きつけないため製品歩
留まりは向上するが、接着性が大幅に低下してしまい耐
久性が悪化してしまうという欠点がある。
本発明はかかる問題点を改善し、耐久性、製品歩留まり
共にすぐれた磁気記録カードを提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、アクリル系中合体(A)とスルホン化ボリス
ヂレン及び/又はその塩(B)よりなり(A)/(B)
が小量比で9515〜5/95である塗布層を少なくと
もその片面に有する光学濃度0.5以上、白度80%以
上なるポリエステルフィルム士に、磁気記録層を設()
てなることを特徴とする磁気記録カードに関するもので
ある。
本発明にお(プるポリエステルは、エチレンテレフタレ
ート、エチレンα、β−ビス(2−クロルフェノキシ〉
エタン−4,4°−ジカルボキシレート、エチレンα、
β−ビス(フェノキシ)エタン−4,4°−ジカルボキ
シレート、エチレン2,6−ナフタレート単位から選ば
れた少なくとも一種の構造単位を主要構成成分とする。
また、本発明を阻害しない範囲内、好ましくは10[ル
%以内であれば、上記以外の他成分が共手合されていて
もよい。
本発明にあ【プるポリエステルフィルムは上記組成物を
主成分とするが、本発明の目的を阻害しない範囲内で、
多種ポリマをブレンドしてもよいし、また酸化防止剤、
熱安定剤、滑剤、紫外線吸収剤、核生成剤などの無はま
たは有機添加剤が通常添加される程度添加されていても
よい。
本発明におけるポリエステルフィルムは光学濃度0.5
以上、白度が80%以上であることが必要である。特に
白度が85〜150、好ましくは90〜130であり、
光学濃度が0.9〜5.0、好ましくは1.2〜3.0
の場合好適である。これは白度が小さい基材を使用した
場合、磁気記録カードとして使用する際、着色がみられ
る様になるため好ましくなく、一方光学濃度が小さい場
合十分へ光線反射損が’+Efられザ肉眼でみた場合白
さが減少覆る、反対面の影響が出ろ、あるいはIa気記
録読み取り時測定法によってはトラブルとなるなどの理
由のため好ましくない。更に本発明の白度、光学濃度を
示す基材を使用する場合、通常原反を使用するに比べ接
着性が向上するのである。
このような光学濃度、白度を得る方法は特に限定されな
いが、通常は無は微粒子あるいはポリエステルと非相溶
の樹脂の添加により得ることができる。添加する世は特
に限定されないが無機微粒子の場合5〜35重徂%重量
ましくは8〜25重M%である。−5非相溶性の樹脂を
添加する場合は5〜35VO1%、好ましくはB〜25
VO1%である。
使用する無機粒子は特に限定されないが、平均粒径0.
1〜4μm、好ましくは0.3〜1.5μmの無機粒子
をその代表として挙げることができる。具体的には硫酸
バリウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、シリカ、
アルミナ、タルり、クレーなどあるいはこれらの混合物
であり、これらの無機粒子は通常の無機粒子、例えばリ
ン酸カルシウム、酸化チタン、雲母、ジルコニア、酸化
タングステン、フッ化リチウム、フッ化カルシウムなど
と併用してもよい。父上に述べた無機粒子の中でもモー
ス硬度が5以下、好ましくは4以下のものを使用する場
合、白度が更に増すため更に好ましい。
又ポリエステルと非相溶の樹脂としては特に限定されな
いが、例えばポリエヂレンテレフタレー1〜と混合16
ケースについていえばアクリル樹脂、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、変性Δレフイン樹脂、ポリブチレンテレ
フタレート系樹脂、フェノキシ樹脂、ポリフェニレンオ
キサイドなど8挙げることが可能で、当然、上に述べた
無機粒子とD[用してもよい。
又本発明のポリエステルフィルムは白度、光学濃度が本
発明範囲にあればよいのであり、上に述べたような白色
フィルムと伯の色に6色されたフィルム(その着色の方
法は特に限定されないが通常は顔料、染お1による着色
が用いられる)あるいは透明なフィルムとの2層以上の
積層体を使用してもよいことは言うまでもない。
本発明では、Iイli層構成成分としてアクリル系重合
体(A>とスルホン化ポリスチレン及び/又はその塩(
B)よりなることを特徴とするが、ここでアクリル系重
合体とは基本式 (但しR:水素又はメチル塞、R′は炭素数1〜18の
アルキル基) で示されるアルギルアクリレート、およびアルキルメタ
クリレート、アクリル酸、メタクリル酸、β−ヒドロキ
シアクリレート、β−ヒドロキシメタクリレート、β−
ヒドロキシプロピルアクリレート、B−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート、ポリオキシエチレングリコールモ
ノメタクリレート、ポリエチレンポリテトラスチレンエ
ーテルグリコールモノメタクリレート、ジメチルアミノ
エチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリ
レ−1〜、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メ
チルメタクリルアミド、N−n−ブトキシメチルアクリ
ルアミド、アシッドホスホオキシエチルメタクリレート
、3−クロロ−2−アシッドホス小オニ1−ジプロピル
メタクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル
メタクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジル
メタクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレ−1
〜、テトラヒドロフルフリルアクリレ−1〜、メトキシ
ポリエチレングリコールモノメタクリレート、3−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、N−メチ
ロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミ
ド、ポリオキシエチレングリコールジメタクリレート、
1.3−ブチレングリコールジメタクリレート、1,6
−ヘキサンシフj−/レジメタクリレート、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、トリメチ[1−ルプロ
パントリメタクリレート、ジブロムネオペンデルグリコ
ールジメタクリレート、ブトラメチロールメタントリア
クリレ−1〜などから選ばれた1種又は2種以上の共重
合体を意味する。塗fti層の透明性の点でアルキルメ
タクリレート/アルキルアクリレート共重合体が好まし
く、例えばメチルメタクリレート/エチルアクリレ−1
〜の共重合体を例示することができる。更に基材との密
着性の点でカルボキシル基、あるいはメチロール基含有
上ツマ−、アクリルアミドなどを共垂合したアクリル酸
エステル、メタクリル酸エステル共重合体の水分散体が
好ましい。本発明においては、メチルメタクリレートを
40wt%以上aowt%以下含有するアクリル系共重
合体とした場合、二軸延伸後の透明性が優れるので更に
好ましい。特にアクリル系共重合体の数平均分子量が2
0万〜100万、更に好ましくは、30万〜80万で必
る場合基材との密着性の点で好ましい。
本発明では、易接着性、帯電防止性を付与するために、
スルホン化ポリスチレン及びその塩を必須とするが、こ
こでスルホン化ポリスチレン及び/又はその塩とは、基
本式 で示されるポリスチレンをスルホン化あるいはスチレン
スルホン酸を重合したアニオン性高分子であり、X+イ
オンとしては、H” 、NH4” 、K+ 、N a 
+ 、l i+などを挙げることができる。
その中でX+イオンがト1+、NH4+で必るスルホン
化ポリスチレンを用いるのが帯電防止効果のj:5゜で
好ましく、H+イオンの場合には塗膜の厚みを薄くでき
るので更に好ましい。
スチレン化ポリスチレン及び/又はその塩の分子mは1
万〜100万のものが好ましく、より好ましくは3万〜
30万である。
本発明では、アクリル系重合体(A>とスルホン化ポリ
スチレン及び/又はその塩(B)のIff比率(A/B
)が9515〜5/95、その効果が発現するが、(A
>成分が9515を越えた場合には、十分な接着性と帯
電防止効果を得ることができないし、5/95に満たな
い場合には、塗布後延伸すると塗膜に亀裂が入り、表面
光沢を低下させたり、接着性やフィルムとの密着性が低
下したりするので好ましくない。特に接着性の改良が要
求される場合には、重母比率(A/B)を90/10〜
70/30とするのが好適である。
特に、塗イh層厚みを0.001〜0.5μmとした時
、塗イh層の光沢性が更に向上するので好ましく、(A
/B)を前者の範囲とし、塗布層厚みを0.04〜0.
2μmとした場合には、帯電防止性、接着性、塗膜強靭
性、基材との密着性が良いので特に好ましい。
本発明において(ユ、塗布層は少なくともその片面、好
ましくはインキ印刷面側にあることが必要である。しか
し両面に設けた場合耐久性、製品歩留まりの点でより好
ましいのである。
また、本発明の効果を阻害しない範囲で塗剤中に耐熱剤
、耐候剤、無機系粒子、あるいは他の水溶性樹脂、エマ
ルジョンなどを添加配合してもよい。
特に、本発明の塗剤中に無機系微粒子を添加配合し、二
軸延伸したものは、易滑性を改良したものとすることが
できるので更に好ましい。
添加する無機粒子の代表例としては、シリカ、コロイダ
ルシリカ、アルミナ、アルミナゾル、カオリン、タルク
、マイカ、炭酸カルシウムなどを挙げることができる。
無機微粒子は、平均粒径0゜01〜10μmが好ましく
、より好ましくは0゜05〜5μm、更に好ましくは0
.08〜2μmであり、塗剤中の固形分に対する配合比
は、1コ1に限定されないが重量比で0.05〜8部が
好ましく、より好ましくは0.1〜3部である。
上記塗剤は、塗4h後延伸されるが、塗45層組成が本
発明の範囲にある場合には延伸による塗膜の亀裂がなく
、基材のポリエステルフィルムとの密着性、帯電防止性
、接着性に優れた二軸延伸ポリエステルフィルムを得る
ことができる。
特に本発明の効果をより顕著に発現させるには、塗布後
、延伸する過程において、塗4ri?i中に水が存在し
た状態で延伸するのが好ましく、そのために塗剤の濃度
を低くしたり、フィルム破れやネッキング延伸、延伸熱
処理後の塗膜の未乾燥がない節理で延伸温度を低くした
りするのが有効である。
具体的には塗剤濃度は、0.5〜1部wt%、好ましく
は1〜5wt%であり、延伸温度は85〜135℃、好
ましくは95〜130℃でおるのが良い。
本発明における磁気記録層は特に限定されないが、代表
例としては以下のものを挙げることができる。すなわち
磁性粉としては、7− Fe 203、CrO2、CO
−7−F e 203、メタル粉を、又バインダーとし
ては、酢酸ビニル、PVCなとのビニル樹脂、アクリル
ニトリル/ブタジェン共重合体などのゴム系樹脂、アセ
チルセルロース・ニトロセルロースなどの繊維素、エポ
キシ系樹脂、フェノール系樹脂、単量体のイソシアネー
ト、変性イソシアネート、ウレタンプレポリマ、ブロッ
クイソシアネートなどの形態で用いられるポリウレタン
系樹脂および必要に応じ添加される分散剤、滑剤、カー
ボンなどの帯電防止剤、安定剤、可塑剤を混合したもの
を挙げることができる。
本発明においては、必要に応じ、有機顔料、無機顔料、
染filなどの色お1を添加した印刷層を適宜設けても
よい。これらの印刷層を設ける方法は特に限定されない
が、活版、平版、凸版、スクリーン、平台、輪転、熱転
等の方法で行なうことが可能である。
次に本発明の磁気記録カードの代表的製造方法について
説明するが、これに限定されるしのではない。
所定の光学濃度、白度をもつポリエステルフィルムの少
なくとも片面に、アクリル系樹脂とスル小ン化ポリスチ
レンよりなる塗イ5層を設ける。設ける方法は特に限定
されないが、所定の物情をもつポリエステルフィルム上
に、必要に応じて各種雰囲気中でコロナ放電処理を施し
た後、グラビアコート、リバースコート、バーコー1〜
、スプレーコート、コンマコートなど公知の方法を用い
て塗mMればよい。しかし基材フィルムに塗お1を塗膜
[後乾燥しつつ少なくとも一軸方向に延伸、熱処理を行
ない、基材フィルム製膜工程中で塗布した場合、塗イ5
層の強靭性、密着性がより向上するため好ましい。この
ようにして得られた複合フィルム上に、所定の磁性粉と
バインダーをボールミル、撮動ミル、アトライター、ホ
モミキサー、サンドミル、三本ロール等の方法を用いて
分散させた1変、公知の方法を用いて塗布する。また必
要に応じ反対面に各種インキ層や、各種受容層、具体的
には例えば感熱転写インキ受容層を設(プてもよい。ま
たこれらの上にアクリル樹脂層等のオーバーコート層を
設けてもよいことはいうまでもない。
[特性及び効果のi)両方法] (1)  塗布層の厚み 塗イi層を設けた二軸延伸ポリエステルフィルムの厚み
方向の断面写真を走査電子顕微鏡(日立製5800型)
で12察し、塗布層の厚みを測定した。
厚みは、フィルムの幅方向に10点サンプリングした平
均値とした。
(2)  帯電防止性 製品歩留まりの指標として測定することとし、表面比抵
抗が1012Ω/口以下、電荷減衰が30秒以下である
場合、製品歩留まり良好と判断する。
(a)  表面比抵抗 超絶様抵抗計MODEL−VE−40(用ロI機工業■
製)にて、印加電圧100Vでの20℃、60%RHに
おける表面比抵抗値(Ω/口)を測定した。
(b)  電荷減衰 スタティックオネストメーター・タイプS−4104(
宍戸商会装)を用い、放電電圧10kVで二軸延伸ポリ
エステルフィルムの塗膜面に帯電後、20’C160%
RHにおける電イIjj減辰を半減値(秒〉で評価した
(3)耐久性 塗イ’fi層上に下記の2種の塗料を塗4i−乾燥した
後、市販のセロハン粘着テープにチバン(体製)を用い
て90’剥離を行ない、その剥離状態を6・r価した。
剥離が全く起こらないものを耐久性1−◎」と、剥離が
殆ど起っていないものを耐久性「○」と、それ以外を1
−X」として判定した。
Uインキ:東)τインキ■の[DS(墨)と「DO(墨
)を2μm厚に塗イロし、照91−1出力80W/Cm
、照明距離iQcmで30秒間処理した。
磁性層ニジフェニルメタンジイソシアネートとアジピン
酸とイソフタール酸と1,4ブタンジオールとネオペン
デルグリコールを1:1.9:O。
2:3.O:0.4の比率で混合したバインダーにγ−
Fe2O3を80重量%添加したものとの接着性を調べ
た。
(4)白色度 J l5−11015により測定した。
(5)光学濃度 マクベス社製透過濃度計TD−50/lを用いて測定し
た。
し実施例] 次に実施例に旦づいて本発明の実施態様を説明づる。
実施例1〜8.比較例1〜5 酸化チタンを16重量%微分散した固有粘度0゜62の
ポリエチレンテレフタレート(実施例1〜8、比較例1
〜3)と固有粘度0.62のポリエチレンテレフタレー
ト(比較例4,5)を各280′Cで溶融した後、表面
温度50℃のドラム上に押出し、成形した。このように
して得られた未延伸フィルムを90℃で3.5倍縦方向
に延伸した。
得られた一軸延伸フィルム表面にコロナ放電処理を施し
、以下に承り塗ネ;1を該フィルム上両面に塗Tri、
乾燥しつつ100’Cで横方向に3.5倍延伸した後、
220’Cで5%弛緩させつつ熱処理を行い、厚ざ19
C1mのフィルムを得た。
水分散性アクリル:メチルメタアクリレートとメチルア
クリレートの50 : 50のの共重合体。
ただし−〇 〇 〇 l−1と−CH20)−1基を各
々2.5モル%共重合しである。なお、水分散性アクリ
ル(a)の数平均分子量は50万、(b)の数平均分子
量は10万である。
スルホン化ポリスチレン又はその塩:スルホン化率98
%、数平均分子♀15万のスルホン化ポリスチレンで、
スルホン阜末端が、H+のちの(表中では−303I−
1と表示)−NH4+(表中では303(NH4)と表
示)S−使用した。
該フィルム上片面に耐久性評価法中に示したと同一の磁
性層を設けた後、フィルム反対面に東洋インキ曲のFD
O,FDS (共に墨)を用いて印刷を施した。このよ
うにして1qられた磁気カードについて評価を行なった
表にみるようにスルホン化ポリスチレンはその塩とバイ
ンダーの比率が本発明範囲にある場合のみ良好な品質を
示すことが判る。
又使用する水分散アクリルの数平均分子清が50万の場
合、及びその混合比(A/B)が90/10〜70/3
0の場合、特に良好な特性を示すことが判る。又、基材
の光学濃度、白度が不十分である場合接着性が不十分で
あることが判る。
[発明の効果] アクリル系重合体とスル小ン化ポリスチレン及び/又1
まその塩を’4i定の比率で混合した層を、光学濃度と
白度が所定のポリエステルフィルム上受なくとも片面に
設けた俊、磁気記録層を設けたので以下に述べる効果を
1りることができた。
(1)使用時の耐久性か向上する。
(2)製品製造時の歩留まりが向上する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アクリル系重合体(A)とスルホン化ポリスチレ
    ン及び/又はその塩(B)よりなり(A)/(B)が重
    量比で95/5〜5/95である塗布層を少なくともそ
    の片面に有する光学濃度0.5以上、白度80%以上な
    るポリエステルフィルム上に、磁気記録層を設けてなる
    ことを特徴とする磁気記録カード。
JP63011759A 1988-01-20 1988-01-20 磁気記録カ―ド Expired - Lifetime JP2520438B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0336030A (ja) * 1989-07-03 1991-02-15 Teijin Ltd 易接着性ポリエステルフイルム及びその製造方法
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