JPH0117934Y2 - - Google Patents
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- JPH0117934Y2 JPH0117934Y2 JP1981090966U JP9096681U JPH0117934Y2 JP H0117934 Y2 JPH0117934 Y2 JP H0117934Y2 JP 1981090966 U JP1981090966 U JP 1981090966U JP 9096681 U JP9096681 U JP 9096681U JP H0117934 Y2 JPH0117934 Y2 JP H0117934Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- float
- seedling planting
- sensor
- planting device
- switching valve
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 32
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims description 16
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 16
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 16
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車輪によつて支持された車体に、苗
植装置を車輪に対して昇降可能に装着して成る田
植機において、圃場面に対する苗植装置の高さ
が、車体のビツチング及び/又は圃場面の凹凸に
よつて変化しないように略一定に制御する装置に
関するものである。
植装置を車輪に対して昇降可能に装着して成る田
植機において、圃場面に対する苗植装置の高さ
が、車体のビツチング及び/又は圃場面の凹凸に
よつて変化しないように略一定に制御する装置に
関するものである。
圃場面に対す苗植装置の高さが変化すると、苗
の植付け深さが略一定の状態にならないので、最
近では、例えば、実開昭53−165022号公報等に記
載されているように、圃場面に接地するフロート
を、車輪に対して油圧シリンダにて昇降動される
苗植装置に上下動自在に装着し、該フロートと、
前記油圧シリンダを苗植装置の上昇又は下降に切
換るための切換弁とを、フロートの上昇によつて
切換弁が苗植装置の上昇に切換わり、フロートの
下降によつて切換弁が苗植装置の下降に切換わる
ように関連ことにより、フロートと苗植装置との
高さ、延いては、圃場面に対する苗植装置の高さ
が略一定の植になるように自動制御することが行
われている。
の植付け深さが略一定の状態にならないので、最
近では、例えば、実開昭53−165022号公報等に記
載されているように、圃場面に接地するフロート
を、車輪に対して油圧シリンダにて昇降動される
苗植装置に上下動自在に装着し、該フロートと、
前記油圧シリンダを苗植装置の上昇又は下降に切
換るための切換弁とを、フロートの上昇によつて
切換弁が苗植装置の上昇に切換わり、フロートの
下降によつて切換弁が苗植装置の下降に切換わる
ように関連ことにより、フロートと苗植装置との
高さ、延いては、圃場面に対する苗植装置の高さ
が略一定の植になるように自動制御することが行
われている。
しかし、田植機においては、圃場面に接地する
フロートを、苗植装置に対して上下動可能に取付
け、該フロートの上下動により、圃場面に対する
苗の植付け深さを調節することが行なわれてお
り、この苗の植付け深さ調節式の田植機では、苗
の植付け深さの増減調節によつて、フロートと切
換弁との関連関係が変化するので、この苗植付け
深さ調節式の田植機に対して、前記の高さ自動制
御方式を適用した場合には、フロートと切換弁と
の関連関係を、前記の苗の植付け深さの調節を行
うたび毎に、この苗の植付け深さの調節に応じて
修正するようにしなければならず、この関連関係
の修正に多大の手数と、熟練とを要するのであつ
た。
フロートを、苗植装置に対して上下動可能に取付
け、該フロートの上下動により、圃場面に対する
苗の植付け深さを調節することが行なわれてお
り、この苗の植付け深さ調節式の田植機では、苗
の植付け深さの増減調節によつて、フロートと切
換弁との関連関係が変化するので、この苗植付け
深さ調節式の田植機に対して、前記の高さ自動制
御方式を適用した場合には、フロートと切換弁と
の関連関係を、前記の苗の植付け深さの調節を行
うたび毎に、この苗の植付け深さの調節に応じて
修正するようにしなければならず、この関連関係
の修正に多大の手数と、熟練とを要するのであつ
た。
本考案は、フロートと切換弁との関連関係を苗
の植付け深さの調節に応じて修正することを、装
置の大型化を招来することなく、且つ、自動高さ
制御の特性及び精度が変化することの無い状態の
もとで省略できるようにすることを目的とするも
のである。
の植付け深さの調節に応じて修正することを、装
置の大型化を招来することなく、且つ、自動高さ
制御の特性及び精度が変化することの無い状態の
もとで省略できるようにすることを目的とするも
のである。
この目的を達成するため本考案は、車体に装着
した苗植装置を、車体に設けた切換弁にて作動す
る油圧シリンダによつて昇降するように構成し、
この苗植装置に、圃場面に接地するフロートを、
上下回動自在に枢着して成る田植機において、前
記フロートの苗植装置に対する枢着部には、フロ
ートの枢着点を上下方向に移動するようにした植
付け深さ調節機構を設ける一方、前記苗植装置に
は、ブラケツトを、田植機の進行方向に対して前
方向に延びるように配設した平行リンク機構を介
して上下動自在に装着し、該ブラケツトを、前記
植付け深さ調節機構に、前記フロートの枢着点の
上下動に連動してブラケツトが同方向に同量だけ
上下動するように関連し、且つ、このブラケツト
に、下端が前記フロートの上面に接当するセンサ
ーを、田植機の進行方向に対して横方向に延びる
ように配設した平行リンク機構を介して上下動自
在に装着し、更に、このセンサーと、前記車体側
に設けた切換弁とを、センサーの上昇によつて切
換弁が苗植装置の上昇に切換わり、センサーの下
降によつて切換弁が苗植装置の下降に切換わるよ
うにワイヤを介して連動連結し、このワイヤを挿
通した索道管の一端を前記車体側に、索道管の他
端を前記ブラケツトに各々固着する構成にした。
した苗植装置を、車体に設けた切換弁にて作動す
る油圧シリンダによつて昇降するように構成し、
この苗植装置に、圃場面に接地するフロートを、
上下回動自在に枢着して成る田植機において、前
記フロートの苗植装置に対する枢着部には、フロ
ートの枢着点を上下方向に移動するようにした植
付け深さ調節機構を設ける一方、前記苗植装置に
は、ブラケツトを、田植機の進行方向に対して前
方向に延びるように配設した平行リンク機構を介
して上下動自在に装着し、該ブラケツトを、前記
植付け深さ調節機構に、前記フロートの枢着点の
上下動に連動してブラケツトが同方向に同量だけ
上下動するように関連し、且つ、このブラケツト
に、下端が前記フロートの上面に接当するセンサ
ーを、田植機の進行方向に対して横方向に延びる
ように配設した平行リンク機構を介して上下動自
在に装着し、更に、このセンサーと、前記車体側
に設けた切換弁とを、センサーの上昇によつて切
換弁が苗植装置の上昇に切換わり、センサーの下
降によつて切換弁が苗植装置の下降に切換わるよ
うにワイヤを介して連動連結し、このワイヤを挿
通した索道管の一端を前記車体側に、索道管の他
端を前記ブラケツトに各々固着する構成にした。
この構成において、フロートが苗植装置に対し
て下降することに追従してセンサーが下降する
と、切換弁が苗植装置の下降に切換わつて、苗植
装置が下降する一方、フロートが苗植装置に向つ
て上昇することに追従してセンサーが上昇する
と、切換弁が苗植装置の上昇に切換わつて、苗植
装置が上昇するから、圃場面に対する苗植装置の
高さが略一定になるように自動制御することがで
きる。
て下降することに追従してセンサーが下降する
と、切換弁が苗植装置の下降に切換わつて、苗植
装置が下降する一方、フロートが苗植装置に向つ
て上昇することに追従してセンサーが上昇する
と、切換弁が苗植装置の上昇に切換わつて、苗植
装置が上昇するから、圃場面に対する苗植装置の
高さが略一定になるように自動制御することがで
きる。
そして、苗の植付け深さを深くするに際して、
フロートの苗植装置に対する枢着点を植付け深さ
調節機構によつて苗植装置に近付けるように上昇
移動すると、これに連動して、センサーが取付く
と共に、該センサーと切換弁と連動連結するワイ
ヤに対する索道管の他端を固着したブラケツト
が、前記フロートの枢着点と同じ方向に同じ量だ
け上昇移動するから、フロートに接当するセンサ
ーと切換弁との連動関係は変化することがないの
であり、また、苗の植付け深さを浅くするに際し
て、フロートの苗植装置に対する枢着点を植付け
深さ調節機構によつて苗植装置から離すように下
降移動すると、これに連動して、センサーが取付
くと共に、該センサーと切換弁と連動連結するワ
イヤに対する索道管の他端を固着したブラケツト
が、前記フロートの枢着点と同じ方向に同じ量だ
け下降移動するから、フロートに接当するセンサ
ーと切換弁との連動関係は、これまた変化するこ
とがないのである。
フロートの苗植装置に対する枢着点を植付け深さ
調節機構によつて苗植装置に近付けるように上昇
移動すると、これに連動して、センサーが取付く
と共に、該センサーと切換弁と連動連結するワイ
ヤに対する索道管の他端を固着したブラケツト
が、前記フロートの枢着点と同じ方向に同じ量だ
け上昇移動するから、フロートに接当するセンサ
ーと切換弁との連動関係は変化することがないの
であり、また、苗の植付け深さを浅くするに際し
て、フロートの苗植装置に対する枢着点を植付け
深さ調節機構によつて苗植装置から離すように下
降移動すると、これに連動して、センサーが取付
くと共に、該センサーと切換弁と連動連結するワ
イヤに対する索道管の他端を固着したブラケツト
が、前記フロートの枢着点と同じ方向に同じ量だ
け下降移動するから、フロートに接当するセンサ
ーと切換弁との連動関係は、これまた変化するこ
とがないのである。
その結果、フロートと切換弁との連動関係を、
苗の植付け深さの増減調節を行う度ごとに修正す
ることを省略できるのである。
苗の植付け深さの増減調節を行う度ごとに修正す
ることを省略できるのである。
この場合において、フロートにおける枢着点ン
の上下移動と同時に、これに連動してブラケツト
を同方向に同量だけ上下動するようにしても、当
該ブラケツトの上下動によつて、センサーのフロ
ートに対する角度が変化する場合には、フロート
の上下回動で切換弁が上昇又は下降位置に切換わ
る時期が、フロートおける枢着点の上下移動によ
つて変わつてくるから、苗植装置の高さ自動制御
の特性が、苗の植付け深さの変更の前と後におい
て相違し、安定した正確な自動制御ができなくな
る。
の上下移動と同時に、これに連動してブラケツト
を同方向に同量だけ上下動するようにしても、当
該ブラケツトの上下動によつて、センサーのフロ
ートに対する角度が変化する場合には、フロート
の上下回動で切換弁が上昇又は下降位置に切換わ
る時期が、フロートおける枢着点の上下移動によ
つて変わつてくるから、苗植装置の高さ自動制御
の特性が、苗の植付け深さの変更の前と後におい
て相違し、安定した正確な自動制御ができなくな
る。
これに対して本考案は、前記のようにブラケツ
トを、苗植装置に対して平行リンク機構を介して
上下動自在に取付け、更に、センサーを、このブ
ラケツトに対して平行リンク機構を介して上下動
自在に取付けたもので、フロートに対するセンサ
ーの角度は、フロートの枢着点の上下動によつて
変化することがないから、苗植装置の高さ自動制
御を、苗植付け深さの変更の前後について同じよ
うに行うことができ、換言すると、苗植装置の高
さ自動制御の特性が、苗植付け深さの変更によつ
て変化することがなく、如何なる苗植付け深さの
状態でも、苗植装置の高さ自動制御を、高い精度
で安定して行うことができるのである。
トを、苗植装置に対して平行リンク機構を介して
上下動自在に取付け、更に、センサーを、このブ
ラケツトに対して平行リンク機構を介して上下動
自在に取付けたもので、フロートに対するセンサ
ーの角度は、フロートの枢着点の上下動によつて
変化することがないから、苗植装置の高さ自動制
御を、苗植付け深さの変更の前後について同じよ
うに行うことができ、換言すると、苗植装置の高
さ自動制御の特性が、苗植付け深さの変更によつ
て変化することがなく、如何なる苗植付け深さの
状態でも、苗植装置の高さ自動制御を、高い精度
で安定して行うことができるのである。
また、本考案は、苗植装置に、ブラケツトを平
行リンク機構を介して上下動自在に取付ける一
方、このブラケツトにセンサーを平行リンク機構
を介して上下動自在に取付けるに際して、前記ブ
ラケツトに対する平行リンク機構を、田植機の進
行方向に対して前向きに、センサーに対する平行
リンク機構を、田植機の進行方向に対して横向き
にしたことにより、二つの平行リンク機構を使用
したことによる長さの増大、延いては、田植機の
大型化を回避できる効果をも有する。
行リンク機構を介して上下動自在に取付ける一
方、このブラケツトにセンサーを平行リンク機構
を介して上下動自在に取付けるに際して、前記ブ
ラケツトに対する平行リンク機構を、田植機の進
行方向に対して前向きに、センサーに対する平行
リンク機構を、田植機の進行方向に対して横向き
にしたことにより、二つの平行リンク機構を使用
したことによる長さの増大、延いては、田植機の
大型化を回避できる効果をも有する。
以下、本考案の実施例を、乗用型植機に適用し
た場合の図面について説明すると、図において符
号1は、走行車体を示し、該走行車体1は、車体
フレーム2と、その前部下面に取付く前二輪3
と、後部下面にチエンケース4を介して取付く後
二輪5とからなり、車体フレーム2の上面には、
操縦座席6と操向ハンドル7とを備え、車体フレ
ーム2の前部上面のエンジン8により前記各車輪
3,5を駆動して前進走行する。
た場合の図面について説明すると、図において符
号1は、走行車体を示し、該走行車体1は、車体
フレーム2と、その前部下面に取付く前二輪3
と、後部下面にチエンケース4を介して取付く後
二輪5とからなり、車体フレーム2の上面には、
操縦座席6と操向ハンドル7とを備え、車体フレ
ーム2の前部上面のエンジン8により前記各車輪
3,5を駆動して前進走行する。
符号9は、前記走行車体1の後部に平行リンク
機構10を介して上下動自在に取付く苗植装置を
示し、該苗植装置9は、伝動ケース11、この伝
動ケース11の左右両側面にパイプ状支持部材1
2を介して横方向に適宜間隔で取付く複数個の植
付けケース13、該各植付けケース13の下面に
配設したフロート14,15、及び上端が走行車
体1に近づくように傾斜した苗載台16とからな
り、前記各植付けケース13の後端には、上下揺
動式の苗植機構17が設けられ、また、前記走行
車体1と平行リンク機構10との間には、苗植装
置9を圃場面に対して昇降するための単動式油圧
シリンダ28が設けられている。
機構10を介して上下動自在に取付く苗植装置を
示し、該苗植装置9は、伝動ケース11、この伝
動ケース11の左右両側面にパイプ状支持部材1
2を介して横方向に適宜間隔で取付く複数個の植
付けケース13、該各植付けケース13の下面に
配設したフロート14,15、及び上端が走行車
体1に近づくように傾斜した苗載台16とからな
り、前記各植付けケース13の後端には、上下揺
動式の苗植機構17が設けられ、また、前記走行
車体1と平行リンク機構10との間には、苗植装
置9を圃場面に対して昇降するための単動式油圧
シリンダ28が設けられている。
この場合、他の実施例では、苗植装置9を走行
車体1に対して上下動不能に取付ける一方、走行
車体1における車輪3及び/又は後輪5を油圧シ
リンダ18にて上下動することにより苗植装置を
圃場面に対して昇降するようにしても良い。
車体1に対して上下動不能に取付ける一方、走行
車体1における車輪3及び/又は後輪5を油圧シ
リンダ18にて上下動することにより苗植装置を
圃場面に対して昇降するようにしても良い。
前記苗植装置9における各植付ケース13の下
面には、一本の横軸19を回転自在に軸支して、
該横軸19から前記各フロート箇所にごとに突出
したアーム20の先端に、各フロート14,15
を、その前部が上下回動するように各々ピン21
にて枢着し、前記横軸19を、これから上向きに
突出した苗植付け深さ調節レバー22によつて回
転することにより、各フロート14,15の枢着
ピン21を上下動して、苗の植付け深さを調節す
るように構成されている(なお、第3図中符号2
3は、前記苗植付け深さ調節レバー22をガイド
し、任意の回動位置で係止するようにしたガイド
係止体である)。
面には、一本の横軸19を回転自在に軸支して、
該横軸19から前記各フロート箇所にごとに突出
したアーム20の先端に、各フロート14,15
を、その前部が上下回動するように各々ピン21
にて枢着し、前記横軸19を、これから上向きに
突出した苗植付け深さ調節レバー22によつて回
転することにより、各フロート14,15の枢着
ピン21を上下動して、苗の植付け深さを調節す
るように構成されている(なお、第3図中符号2
3は、前記苗植付け深さ調節レバー22をガイド
し、任意の回動位置で係止するようにしたガイド
係止体である)。
また、走行車体1において油圧ポンプ24から
の油圧シリンダ18に至る油圧回路25中には、
ばね26付きスプール27の動きによつて、油圧
シリンダ18への油圧の出入りりをカツトする中
立位置、油圧シリンダ18に油圧を供給する上昇
位置、及び油圧シリンダ18の油圧を放出する下
降位置の三つの位置に切換えるようにした切換弁
18が設けられ、該切換弁28のスプール27は
そのばね26にて、基端を回転自在に枢着したベ
ルクランクレバー29の一端に接当し、このベル
クランクレバー29の他端には、索導管30内に
挿通したワイヤ31の一端が係着され、索導管3
0の一端は走行車体1な対して受金具32にて係
着されている。
の油圧シリンダ18に至る油圧回路25中には、
ばね26付きスプール27の動きによつて、油圧
シリンダ18への油圧の出入りりをカツトする中
立位置、油圧シリンダ18に油圧を供給する上昇
位置、及び油圧シリンダ18の油圧を放出する下
降位置の三つの位置に切換えるようにした切換弁
18が設けられ、該切換弁28のスプール27は
そのばね26にて、基端を回転自在に枢着したベ
ルクランクレバー29の一端に接当し、このベル
クランクレバー29の他端には、索導管30内に
挿通したワイヤ31の一端が係着され、索導管3
0の一端は走行車体1な対して受金具32にて係
着されている。
符号33は、前記苗植装置9における伝動ケー
ス11の下部に配設したセンサー機構を示し、該
センサー機構33は、伝動ケース11に走行車体
の前方向に延びる左右一対の平行リンク機構3
4,34を介して上下動自在に取付く平面コ字状
のブラケツト35を備え、その平行リンク機構3
4と前記横軸19とを、当該横軸19の回転に連
動してブラケツト35が、フロート15の枢着ピ
ン21の上下動と同方向に且つ同量づつ上下動す
るようにリンク機構36を介して連動連結する。
ス11の下部に配設したセンサー機構を示し、該
センサー機構33は、伝動ケース11に走行車体
の前方向に延びる左右一対の平行リンク機構3
4,34を介して上下動自在に取付く平面コ字状
のブラケツト35を備え、その平行リンク機構3
4と前記横軸19とを、当該横軸19の回転に連
動してブラケツト35が、フロート15の枢着ピ
ン21の上下動と同方向に且つ同量づつ上下動す
るようにリンク機構36を介して連動連結する。
前記ブラケツト35の前面には、走行車体の進
行方向と横方向に延びる2本一対の等長リンク3
7,38とからなるセンサー用平行リンク機構3
9を介してセンサー40を上下動自在に設けて、
該センサー40の下端には中央フロート15の上
面に接当する転子41を回転自在に設ける一方、
前記ブラケツト35にはワイヤ受金具42を設け
て、該ワイヤ受金具42に前記索導管30の他端
を固着し、この索導管30内のワイヤ31の他端
を、前記センサー用平行リンク機構39における
上部リンク37の延長部37′に、苗植装置9が
圃場面43に対して所定の高さ位置にあるとき、
ワイヤ31の一端に連動す切換弁28のスプール
27が中立位置となるように係着して成るもので
ある。
行方向と横方向に延びる2本一対の等長リンク3
7,38とからなるセンサー用平行リンク機構3
9を介してセンサー40を上下動自在に設けて、
該センサー40の下端には中央フロート15の上
面に接当する転子41を回転自在に設ける一方、
前記ブラケツト35にはワイヤ受金具42を設け
て、該ワイヤ受金具42に前記索導管30の他端
を固着し、この索導管30内のワイヤ31の他端
を、前記センサー用平行リンク機構39における
上部リンク37の延長部37′に、苗植装置9が
圃場面43に対して所定の高さ位置にあるとき、
ワイヤ31の一端に連動す切換弁28のスプール
27が中立位置となるように係着して成るもので
ある。
なお、ワイヤ31の途中には、ばね定数を前記
スプール27のばね26におけるばね常数よりも
大きくした緩衝用ばね44が設けられている。
スプール27のばね26におけるばね常数よりも
大きくした緩衝用ばね44が設けられている。
この構成において、田植え作業は苗植装置9
を、その各フロート14,15が圃場面に接地す
るまで下降したのち、走行車体1を前進すること
により行うが、この田植え作業中において、苗植
装置9が圃場面43に対して所定の高さのとき
は、フロート15に接当するセンサー40にワイ
ヤ31を介して関連する切換弁28は中立位置に
あるから、苗植装置9は昇降することはないが、
苗植装置9と圃場面43との間の高さが所定植よ
り高くなると、中央フロート15の前部が苗植装
置9より離れるように変位することにより、これ
に接当するセンサー40が下降して索道管30内
に挿通したワイヤ31の引つ張りが緩むから、切
換弁28がそのばね26にて下降位置に切換わつ
て、苗植装置9が圃場面に向つて下降され、所定
高さになつたとき切換弁28が中立位置になつて
苗植装置の下降が停止する。また、苗植装置9と
圃場面43との間の高さが所定の値より低くなる
と、中央フロート15の前部が苗植装置9に近づ
くように変位することにより、これに接当するセ
ンサー40が上昇して索道管30内に挿通したワ
イヤ31を引つ張るから、切換弁28が上昇位置
に切換わつて、苗植装置9が圃場面より上昇さ
れ、所定の高さになつたとき切換弁28が中立位
置になつて苗植装置の上昇が停止するのであり、
これによつて、苗植装置9の圃場面43に対する
高さを所定値に自動制御できるのである。
を、その各フロート14,15が圃場面に接地す
るまで下降したのち、走行車体1を前進すること
により行うが、この田植え作業中において、苗植
装置9が圃場面43に対して所定の高さのとき
は、フロート15に接当するセンサー40にワイ
ヤ31を介して関連する切換弁28は中立位置に
あるから、苗植装置9は昇降することはないが、
苗植装置9と圃場面43との間の高さが所定植よ
り高くなると、中央フロート15の前部が苗植装
置9より離れるように変位することにより、これ
に接当するセンサー40が下降して索道管30内
に挿通したワイヤ31の引つ張りが緩むから、切
換弁28がそのばね26にて下降位置に切換わつ
て、苗植装置9が圃場面に向つて下降され、所定
高さになつたとき切換弁28が中立位置になつて
苗植装置の下降が停止する。また、苗植装置9と
圃場面43との間の高さが所定の値より低くなる
と、中央フロート15の前部が苗植装置9に近づ
くように変位することにより、これに接当するセ
ンサー40が上昇して索道管30内に挿通したワ
イヤ31を引つ張るから、切換弁28が上昇位置
に切換わつて、苗植装置9が圃場面より上昇さ
れ、所定の高さになつたとき切換弁28が中立位
置になつて苗植装置の上昇が停止するのであり、
これによつて、苗植装置9の圃場面43に対する
高さを所定値に自動制御できるのである。
そして、苗植付け深さの調節変更は、苗植付け
深さ調節レバー22の回動により、フロートの枢
着ピン21を苗植装置に対して上下動することよ
り行うが、この上下動と同時にセンサー40が取
付くと共に、前記ワイヤ31をガイドする索道管
30の他端を固着したブラケツト35が、同方向
に同量だけ上下動することにより、センサー40
と切換弁28との連動関係は全く変化しないので
ある。
深さ調節レバー22の回動により、フロートの枢
着ピン21を苗植装置に対して上下動することよ
り行うが、この上下動と同時にセンサー40が取
付くと共に、前記ワイヤ31をガイドする索道管
30の他端を固着したブラケツト35が、同方向
に同量だけ上下動することにより、センサー40
と切換弁28との連動関係は全く変化しないので
ある。
また、ブラケツト35を苗植装置9に対して平
行リンク機構34を介して上下動自在に取付け、
更に、このブラケツト35に対してセンサー40
を行平リンク機構39を介して上下動自在に取付
けたから、フロート15に対するセンサー40の
角度は、フロート15の枢着ピン21の上下動に
よつて変化することがないのである。
行リンク機構34を介して上下動自在に取付け、
更に、このブラケツト35に対してセンサー40
を行平リンク機構39を介して上下動自在に取付
けたから、フロート15に対するセンサー40の
角度は、フロート15の枢着ピン21の上下動に
よつて変化することがないのである。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は乗用型
田植機の側面図、第2図は第1図の平面図、第3
図は第2図の−視拡大断面図、第4図は第3
図の−視平面図、第5図は第3図の−視
側面図、第6図は油圧回路図である。 1……走行車体、3,5……車輪、9……苗植
装置、14,15,14……フロート、18……
油圧シリンダ、19……横軸、21……枢着ピ
ン、22……苗植付け深さ調節レバー、28……
切換弁、33……センサー機構、34……平行リ
ンク機構、35……ブラケツト、39……センサ
ー用平行リンク機構、40……センサー。
田植機の側面図、第2図は第1図の平面図、第3
図は第2図の−視拡大断面図、第4図は第3
図の−視平面図、第5図は第3図の−視
側面図、第6図は油圧回路図である。 1……走行車体、3,5……車輪、9……苗植
装置、14,15,14……フロート、18……
油圧シリンダ、19……横軸、21……枢着ピ
ン、22……苗植付け深さ調節レバー、28……
切換弁、33……センサー機構、34……平行リ
ンク機構、35……ブラケツト、39……センサ
ー用平行リンク機構、40……センサー。
Claims (1)
- 車体に装着した苗植装置を、車体に設けた切換
弁にて作動する油圧シリンダによつて昇降するよ
うに構成し、この苗植装置に、圃場面に接地する
フロートを、上下回動自在に枢着して成る田植機
において、前記フロートの苗植装置に対する枢着
部には、フロートの枢着点を上下方向に移動する
ようにした植付け深さ調節機構を設ける一方、前
記苗植装置には、ブラケツトを、田植機の進行方
向に対して前方向に延びるように配設した平行リ
ンク機構を介して上下動自在に装着し、該ブラケ
ツトを、前記植付け深さ調節機構に、前記フロー
トの枢着点の上下動に連動してブラケツトが同方
向に同量だけ上下動するように関連し、且つ、こ
のブラケツトに、下端が前記フロートの上面に接
当するセンサーを、田植機の進行方向に対して横
方向に延びるように配設した平行リンク機構を介
して上下動自在に装着し、更に、このセンサー
と、前記車体側に設けた切換弁とを、センサーの
上昇によつて切換弁が苗植装置の上昇に切換わ
り、センサーの下降によつて切換弁が苗植装置の
下降に切換わるようにワイヤを介して連動連結
し、このワイヤを挿通した索導管の一端を前記車
体側に、索道管の他端を前記ブラケツトに各々固
着したことを特徴とする田植機の高さ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981090966U JPH0117934Y2 (ja) | 1981-06-20 | 1981-06-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981090966U JPH0117934Y2 (ja) | 1981-06-20 | 1981-06-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57203710U JPS57203710U (ja) | 1982-12-25 |
JPH0117934Y2 true JPH0117934Y2 (ja) | 1989-05-25 |
Family
ID=29886062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981090966U Expired JPH0117934Y2 (ja) | 1981-06-20 | 1981-06-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0117934Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020005568A (ja) * | 2018-07-09 | 2020-01-16 | 片倉機器工業株式会社 | 半乗用型の野菜移植機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53165022U (ja) * | 1977-05-31 | 1978-12-23 |
-
1981
- 1981-06-20 JP JP1981090966U patent/JPH0117934Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020005568A (ja) * | 2018-07-09 | 2020-01-16 | 片倉機器工業株式会社 | 半乗用型の野菜移植機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57203710U (ja) | 1982-12-25 |
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