JPH0524257Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524257Y2 JPH0524257Y2 JP1986115079U JP11507986U JPH0524257Y2 JP H0524257 Y2 JPH0524257 Y2 JP H0524257Y2 JP 1986115079 U JP1986115079 U JP 1986115079U JP 11507986 U JP11507986 U JP 11507986U JP H0524257 Y2 JPH0524257 Y2 JP H0524257Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planting
- hunting
- flow rate
- sensor
- control valve
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims description 7
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 7
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 4
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
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Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は走行車の後方にリンク機構を介し植付
部を昇降自在に支持させ、植付作業中苗載台から
一株分の苗を植付爪によつて取出し順次植付ける
ようにした田植機に関し、前記植付部下方に支持
するフロートの接地圧変化に基づいて植付部を昇
降させその植付深さを一定維持させるようにした
植付制御装置に関する。
部を昇降自在に支持させ、植付作業中苗載台から
一株分の苗を植付爪によつて取出し順次植付ける
ようにした田植機に関し、前記植付部下方に支持
するフロートの接地圧変化に基づいて植付部を昇
降させその植付深さを一定維持させるようにした
植付制御装置に関する。
「従来の技術」
このような植付深さ制御を行う構造のものにあ
つてハンチングが発生した場合植付深さが不安定
となつて必要以上に苗を深植えしてその生育を妨
たげたり或いは浅植えとして浮苗を発生させるな
どの不都合があつた。そのためこのようなとき作
業者が感度調節レバーを操作したり植付作業を中
断してハンチングが収まるのを待つなどの方法し
かなかつた。
つてハンチングが発生した場合植付深さが不安定
となつて必要以上に苗を深植えしてその生育を妨
たげたり或いは浅植えとして浮苗を発生させるな
どの不都合があつた。そのためこのようなとき作
業者が感度調節レバーを操作したり植付作業を中
断してハンチングが収まるのを待つなどの方法し
かなかつた。
「考案が解決しようとする問題点」
しかし乍らこれらの方法は何れも能率的でなく
しかもハンチングの発生もこれに対応して迅速且
つ確実に解消できない欠点があつた。
しかもハンチングの発生もこれに対応して迅速且
つ確実に解消できない欠点があつた。
「問題点を解決するための手段」
したがつて本考案は、自動制御状態下の前記植
付部のハンチングを検知するハンチングセンサを
設けると共に、植付部の昇降油圧回路に可変形流
量制御弁を介設させ、前記ハンチングセンサの検
出に基づいて前記流量制御弁での制御流量を自動
的に可変調節して自動制御状態下の植付部のハン
チングを防止するように構成したものである。
付部のハンチングを検知するハンチングセンサを
設けると共に、植付部の昇降油圧回路に可変形流
量制御弁を介設させ、前記ハンチングセンサの検
出に基づいて前記流量制御弁での制御流量を自動
的に可変調節して自動制御状態下の植付部のハン
チングを防止するように構成したものである。
「作用」
而して本考案によれば、自動制御状態下の前記
植付部にハンチングが発生したとき迅速且つ正確
にハンチングセンサによつてハンチングの検出が
行えると共に、前記流量制御弁の制御流量を前記
センサ出力によつて調節して植付部の昇降動作を
緩慢にしてハンチングを確実に解消できるもの
で、したがつて自動制御状態下の植付部にハンチ
ングが発生しても自動的にこの解消を図ることが
できて極めて作業能率に秀れるものである。
植付部にハンチングが発生したとき迅速且つ正確
にハンチングセンサによつてハンチングの検出が
行えると共に、前記流量制御弁の制御流量を前記
センサ出力によつて調節して植付部の昇降動作を
緩慢にしてハンチングを確実に解消できるもの
で、したがつて自動制御状態下の植付部にハンチ
ングが発生しても自動的にこの解消を図ることが
できて極めて作業能率に秀れるものである。
「実施例」
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は植付部の側面図、第2図は乗用田植
機の側面図、第3図は同平面図を示し、図中1は
作業者が搭乗する走行車であり、エンジン2を搭
載する車体フレーム3後端をミツシヨンケース4
に連設させ、前記ミツシヨンケース4の前部両側
にアクスルケース5を介して水田走行用前輪6を
支持させると共に、前記ミツシヨンケース4の後
部両側に伝動ケース7を連設し、前記伝動ケース
7後端部に水田走行用後輪8を支持させる。そし
て前記エンジン2等を覆うボンネツト9両側に予
備苗載台10を取付けると共に、ステツプ11を形
成する車体カバー12によつて前記伝動ケース7
等を覆い、前記車体カバー12上部に運転席13
を取付け、その運転席13の前方で前記ボンネツ
ト9後部に操向ハンドル14を設ける。
る。第1図は植付部の側面図、第2図は乗用田植
機の側面図、第3図は同平面図を示し、図中1は
作業者が搭乗する走行車であり、エンジン2を搭
載する車体フレーム3後端をミツシヨンケース4
に連設させ、前記ミツシヨンケース4の前部両側
にアクスルケース5を介して水田走行用前輪6を
支持させると共に、前記ミツシヨンケース4の後
部両側に伝動ケース7を連設し、前記伝動ケース
7後端部に水田走行用後輪8を支持させる。そし
て前記エンジン2等を覆うボンネツト9両側に予
備苗載台10を取付けると共に、ステツプ11を形
成する車体カバー12によつて前記伝動ケース7
等を覆い、前記車体カバー12上部に運転席13
を取付け、その運転席13の前方で前記ボンネツ
ト9後部に操向ハンドル14を設ける。
また、図中15は多条植え用の苗載台16並び
に複数の植付爪17などを具備する植付部であ
り、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台16を
下部レール18及びガイドレール19を介して植
付ケース20に左右往復摺動自在に支持させると
共に、クランク運動させる植付アーム21並びに
植付爪駆動軸22を介して植付ケース20に前記
植付爪17を取付ける。そして前記植付ケース2
0の下方に植付均平用の中央及び左右フロート2
3,24,24を植付深さ調節リンク25を介し
て植付ケース20に支持すると共に、前記植付ケ
ース20の前側にローリング支点軸26を介して
リンクヒツチ27を設け、トツプリンク28及び
ロワーリンク29を含む三点リンク機構30並び
にリンクヒツチ27を介して前記走行車1後側に
この植付部15を連結させ、植付部15を昇降さ
せる油圧シリンダ31を前記ミツシヨンケース4
後部とトツプリンク28との間に介設させ、前記
油圧シリンダ31の伸縮動作で植付部15を昇降
させる一方、前記植付部15を降下させて各フロ
ート23,24を着地させ、左右に往復移動させ
る苗載台16から一株分の苗を植付爪17によつ
て順次取出して植付けるように構成している。
に複数の植付爪17などを具備する植付部であ
り、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台16を
下部レール18及びガイドレール19を介して植
付ケース20に左右往復摺動自在に支持させると
共に、クランク運動させる植付アーム21並びに
植付爪駆動軸22を介して植付ケース20に前記
植付爪17を取付ける。そして前記植付ケース2
0の下方に植付均平用の中央及び左右フロート2
3,24,24を植付深さ調節リンク25を介し
て植付ケース20に支持すると共に、前記植付ケ
ース20の前側にローリング支点軸26を介して
リンクヒツチ27を設け、トツプリンク28及び
ロワーリンク29を含む三点リンク機構30並び
にリンクヒツチ27を介して前記走行車1後側に
この植付部15を連結させ、植付部15を昇降さ
せる油圧シリンダ31を前記ミツシヨンケース4
後部とトツプリンク28との間に介設させ、前記
油圧シリンダ31の伸縮動作で植付部15を昇降
させる一方、前記植付部15を降下させて各フロ
ート23,24を着地させ、左右に往復移動させ
る苗載台16から一株分の苗を植付爪17によつ
て順次取出して植付けるように構成している。
また図中32は走行変速レバー、33は植付昇
降レバー、34は植付深さ制御用感度調節レバ
ー、35はクラツチペダル、36,36は左右ブ
レーキペダルである。
降レバー、34は植付深さ制御用感度調節レバ
ー、35はクラツチペダル、36,36は左右ブ
レーキペダルである。
前記中央フロート23前部を上下揺動自在に支
持するピツチング支点軸37をフロート23後部
上面のブラケツト38に設けると共に、前記植付
ケース20に植付深さ調節支点軸39を回転自在
に軸支し、前記調節支点軸39に植付深さ調節リ
ンク40基端を固定させ、前記調節リンク40先
端を前記ピツチング支点軸37に連結する。
持するピツチング支点軸37をフロート23後部
上面のブラケツト38に設けると共に、前記植付
ケース20に植付深さ調節支点軸39を回転自在
に軸支し、前記調節支点軸39に植付深さ調節リ
ンク40基端を固定させ、前記調節リンク40先
端を前記ピツチング支点軸37に連結する。
また前記植付ケース20の支軸41に出力リン
ク42中間を回転自在に軸支し、その出力リンク
42後端に結合リンク43を介して検出アーム4
4先端を連結し、またその検出アーム44基端を
前記支点軸39に固定すると共に、前記出力リン
ク42先端に植付深さ調節ワイヤ45を連結す
る。また前記ピツチング支点軸37を中心とする
中央フロート23前端側の上下揺動によるフロー
ト23支持角度変化を検出するアウタ受アーム4
6を備え、前記フロート23前部上面にブラケツ
ト47及びピン48を介して前記アウタ受アーム
46を設け、そのアウタ受アーム46に長孔49
及びピン50を介して前記出力リンク42先端を
連結すると共に、前記調節ワイヤ45を内挿させ
るアウタワイヤ51一端を前記アウタ受アーム4
6に固定させる。
ク42中間を回転自在に軸支し、その出力リンク
42後端に結合リンク43を介して検出アーム4
4先端を連結し、またその検出アーム44基端を
前記支点軸39に固定すると共に、前記出力リン
ク42先端に植付深さ調節ワイヤ45を連結す
る。また前記ピツチング支点軸37を中心とする
中央フロート23前端側の上下揺動によるフロー
ト23支持角度変化を検出するアウタ受アーム4
6を備え、前記フロート23前部上面にブラケツ
ト47及びピン48を介して前記アウタ受アーム
46を設け、そのアウタ受アーム46に長孔49
及びピン50を介して前記出力リンク42先端を
連結すると共に、前記調節ワイヤ45を内挿させ
るアウタワイヤ51一端を前記アウタ受アーム4
6に固定させる。
さらに、前記油圧シリンダ31に適宜油圧を供
給する油圧切換弁52を備え、該弁52のスプー
ル53を突出させる下降バネ54を設けると共
に、そのスプール53に中間を当接させる切換カ
ム55の一端に前記植付深さ調節ワイヤ45を連
結させ、また前記カム55他端部を機体側固定支
軸55aに軸支させ、前記スプール53に対し切
換カム55を離反させる下降操作バネ56をその
カム55他端に連結する一方、前記切換弁52な
どを内設する車体カバー12内部に機体側固定支
軸57を介して前記感度調節レバー34基端部を
軸支させ、前記レバー34基端に前記下降操作バ
ネ56を連結すると共に、前記カバー12の感度
調節ガイド溝58に前記レバー34を係脱自在に
挿通している。そして前記レバー34操作により
植付け田面の硬軟状態に応じて油圧切換弁52の
中立位置に対し前記フロート23前部を昇降さ
せ、植付け田面の硬軟状態に関係なくフロート2
3後部の田面への沈下深さを略一定に保つと共
に、前記フロート23に対する接地圧変化で該フ
ロート23が上下動するとき前記ワイヤ45及び
切換カム55を介して油圧切換弁52を切換操作
して植付部15を昇降させて植付爪17による苗
植付深さを略一定に保つように構成している。
給する油圧切換弁52を備え、該弁52のスプー
ル53を突出させる下降バネ54を設けると共
に、そのスプール53に中間を当接させる切換カ
ム55の一端に前記植付深さ調節ワイヤ45を連
結させ、また前記カム55他端部を機体側固定支
軸55aに軸支させ、前記スプール53に対し切
換カム55を離反させる下降操作バネ56をその
カム55他端に連結する一方、前記切換弁52な
どを内設する車体カバー12内部に機体側固定支
軸57を介して前記感度調節レバー34基端部を
軸支させ、前記レバー34基端に前記下降操作バ
ネ56を連結すると共に、前記カバー12の感度
調節ガイド溝58に前記レバー34を係脱自在に
挿通している。そして前記レバー34操作により
植付け田面の硬軟状態に応じて油圧切換弁52の
中立位置に対し前記フロート23前部を昇降さ
せ、植付け田面の硬軟状態に関係なくフロート2
3後部の田面への沈下深さを略一定に保つと共
に、前記フロート23に対する接地圧変化で該フ
ロート23が上下動するとき前記ワイヤ45及び
切換カム55を介して油圧切換弁52を切換操作
して植付部15を昇降させて植付爪17による苗
植付深さを略一定に保つように構成している。
一方、前記植付部15の上下ハンチングを検出
するポテンシヨメータ形ハンチングセンサ59を
伝動ケース7後端の運転台フレーム60に設置す
るもので、該センサ59のアクチユエータ59a
を前記トツプリンク28前端に延設する操作ロツ
ド61に常接させ、植付部15に上下ハンチング
が発生し前記トツプリンク28がフレーム60と
の連結支点軸62を中心として後端を上下揺動さ
せるとき前記センサ59によりこれを検出するよ
うに構成している。
するポテンシヨメータ形ハンチングセンサ59を
伝動ケース7後端の運転台フレーム60に設置す
るもので、該センサ59のアクチユエータ59a
を前記トツプリンク28前端に延設する操作ロツ
ド61に常接させ、植付部15に上下ハンチング
が発生し前記トツプリンク28がフレーム60と
の連結支点軸62を中心として後端を上下揺動さ
せるとき前記センサ59によりこれを検出するよ
うに構成している。
第4図は前記油圧シリンダ31の油圧回路を示
すものであり、エンジン2の駆動力でもつて作動
する油圧ポンプ63に前記油圧切換弁52を介し
油圧シリンダ31を接続すると共に、油圧シリン
ダ31の昇降油圧回路である油圧戻りライン64
に弁モータ65の正逆駆動でもつて流量を可変調
節する可変形流量制御弁66を介設し、前記植付
部15に上下ハンチング発生時該制御弁66でも
つて油圧戻り流量を適宜調整することによつてそ
のハンチングを軽減させるように構成している。
すものであり、エンジン2の駆動力でもつて作動
する油圧ポンプ63に前記油圧切換弁52を介し
油圧シリンダ31を接続すると共に、油圧シリン
ダ31の昇降油圧回路である油圧戻りライン64
に弁モータ65の正逆駆動でもつて流量を可変調
節する可変形流量制御弁66を介設し、前記植付
部15に上下ハンチング発生時該制御弁66でも
つて油圧戻り流量を適宜調整することによつてそ
のハンチングを軽減させるように構成している。
第5図は前記弁モータ65の制御回路を示し、
前記ハンチングセンサ59と該センサ59の基準
出力を設定するハンチング設定器67とを備える
流量制御回路68を設け、該制御回路68に正逆
駆動回路69を介して前記弁モータ65を接続さ
せている。前記ハンチング設定器67は第6図に
示す如き前記センサ59の出力値の振幅が設定時
間T内に設定レベルV1を設定回数以上越える状
態のときハンチングと判別するように設けたもの
で、前記センサ59がこのようなハンチングを検
出するとき、前記モータ65を正或いは逆駆動さ
せて前記制御弁66での制御流量を小に調節する
と共に、前記センサ59値が通常の条件つまり設
定時間T内に設定レベルV1を越えるのが設定回
数以下のとき前記モータ65を逆或いは正駆動さ
せて前記制御弁66での制御流量を元の状態に戻
すように構成している。
前記ハンチングセンサ59と該センサ59の基準
出力を設定するハンチング設定器67とを備える
流量制御回路68を設け、該制御回路68に正逆
駆動回路69を介して前記弁モータ65を接続さ
せている。前記ハンチング設定器67は第6図に
示す如き前記センサ59の出力値の振幅が設定時
間T内に設定レベルV1を設定回数以上越える状
態のときハンチングと判別するように設けたもの
で、前記センサ59がこのようなハンチングを検
出するとき、前記モータ65を正或いは逆駆動さ
せて前記制御弁66での制御流量を小に調節する
と共に、前記センサ59値が通常の条件つまり設
定時間T内に設定レベルV1を越えるのが設定回
数以下のとき前記モータ65を逆或いは正駆動さ
せて前記制御弁66での制御流量を元の状態に戻
すように構成している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、作
業中前記センサ59が植付部15の上下ハンチン
グを検出するときつまり該センサ59値が設定時
間T内に設定レベルV1以上となるのが設定回数
以上あるとき前記モータ65を駆動させて前記制
御弁66での流量を絞つて植付部15の下降変速
を緩やかなものとさせてそのハンチングを解消さ
せる。そして前記センサ59が植付部15の上下
ハンチングを検出しなくなつたとき前記制御弁6
6での流量を元の状態に戻すように再びモータ6
5を駆動制御するものである。
業中前記センサ59が植付部15の上下ハンチン
グを検出するときつまり該センサ59値が設定時
間T内に設定レベルV1以上となるのが設定回数
以上あるとき前記モータ65を駆動させて前記制
御弁66での流量を絞つて植付部15の下降変速
を緩やかなものとさせてそのハンチングを解消さ
せる。そして前記センサ59が植付部15の上下
ハンチングを検出しなくなつたとき前記制御弁6
6での流量を元の状態に戻すように再びモータ6
5を駆動制御するものである。
なお、第4図仮想線に示す如く、前記制御弁6
6は油圧送りライン64a中のポンプ63と切換
弁52間或いは切換弁52とシリンダ31間の何
れに設けても同様の作用効果を奏する。
6は油圧送りライン64a中のポンプ63と切換
弁52間或いは切換弁52とシリンダ31間の何
れに設けても同様の作用効果を奏する。
第7図乃至第8図は他の変形構造例を示すもの
で、昇降油圧回路である前記油圧送りライン64
a中の切換弁52とシリンダ31間に油圧の変動
に基づいてハンチングを検出するハンチングセン
サである圧力計59aを接続すると共に、該圧力
計59aに波形処理回路70を介してタイマ71
を備えるカウンタ72を電気接続させ、前記圧力
計59aで検知する第8図1に示す如きシリンダ
圧力を同図2で示す如き電気信号に変換させて前
記処理回路70に入力させると共に、同図3に示
す如きパルス信号に該処理回路70は波形処理
し、前記タイマ71で設定される設定時間T内の
パルス数を前記カウンタ72により計数し該パル
ス数が設定パルス数以上のときハンチングと判別
し以下前述同様制御回路68及び駆動回路69を
介し弁モータ65を駆動制御するように構成した
ものである。
で、昇降油圧回路である前記油圧送りライン64
a中の切換弁52とシリンダ31間に油圧の変動
に基づいてハンチングを検出するハンチングセン
サである圧力計59aを接続すると共に、該圧力
計59aに波形処理回路70を介してタイマ71
を備えるカウンタ72を電気接続させ、前記圧力
計59aで検知する第8図1に示す如きシリンダ
圧力を同図2で示す如き電気信号に変換させて前
記処理回路70に入力させると共に、同図3に示
す如きパルス信号に該処理回路70は波形処理
し、前記タイマ71で設定される設定時間T内の
パルス数を前記カウンタ72により計数し該パル
ス数が設定パルス数以上のときハンチングと判別
し以下前述同様制御回路68及び駆動回路69を
介し弁モータ65を駆動制御するように構成した
ものである。
なお上述構成では設定時間T内のパルス数を計
数したが、パルス間の時間巾tが設定値より短い
状態のときハンチングと判別するように構成して
も同様である。該実施例の場合前記トツプリンク
28の動きによりハンチングを検出するものに比
べ発生源で検出するため正確で且つ早期に検出で
きる。
数したが、パルス間の時間巾tが設定値より短い
状態のときハンチングと判別するように構成して
も同様である。該実施例の場合前記トツプリンク
28の動きによりハンチングを検出するものに比
べ発生源で検出するため正確で且つ早期に検出で
きる。
また前記可変形流量制御弁66はピツチング或
いはローリング制御回路に前述同様介設すること
によつてこれらピツチング或いはローリング制御
におけるハンチング防止が行える。
いはローリング制御回路に前述同様介設すること
によつてこれらピツチング或いはローリング制御
におけるハンチング防止が行える。
「考案の効果」
以上実施例から明らかなように本考案は、植付
部15下方に支持するフロート23の接地圧変化
に基づいて植付部15を自動的に昇降させその植
付深さを一定維持させるようにした構造におい
て、自動制御状態下の前記植付部15のハンチン
グを検知するハンチングセンサ59を設けると共
に、植付部15の昇降油圧回路64に可変形流量
制御弁66を介設させ、前記ハンチングセンサ5
9の検出に基づいて前記流量制御弁66での制御
流量を自動的に可変調節して自動制御状態下の植
付部15のハンチングを防止するものであるか
ら、植付作業中の自動制御状態下の植付部15に
ハンチングが発生するとき、正確にこれを検知し
て植付部15の昇降動作を緩慢にしてハンチング
を解消させることができるもので、従来、作業者
の目視などでは植付部のハンチング動作を容易に
判断できず、手動でハンチングを解消しようとし
ても圃場の不均一な作業条件に容易に対応できな
かつたが、該従来不具合を解消して自動植深制御
を安定良く適正に行わせることができると共に、
ハンチングが生じ易いワイヤ検出構造の採用など
も容易に行うことができるものである。
部15下方に支持するフロート23の接地圧変化
に基づいて植付部15を自動的に昇降させその植
付深さを一定維持させるようにした構造におい
て、自動制御状態下の前記植付部15のハンチン
グを検知するハンチングセンサ59を設けると共
に、植付部15の昇降油圧回路64に可変形流量
制御弁66を介設させ、前記ハンチングセンサ5
9の検出に基づいて前記流量制御弁66での制御
流量を自動的に可変調節して自動制御状態下の植
付部15のハンチングを防止するものであるか
ら、植付作業中の自動制御状態下の植付部15に
ハンチングが発生するとき、正確にこれを検知し
て植付部15の昇降動作を緩慢にしてハンチング
を解消させることができるもので、従来、作業者
の目視などでは植付部のハンチング動作を容易に
判断できず、手動でハンチングを解消しようとし
ても圃場の不均一な作業条件に容易に対応できな
かつたが、該従来不具合を解消して自動植深制御
を安定良く適正に行わせることができると共に、
ハンチングが生じ易いワイヤ検出構造の採用など
も容易に行うことができるものである。
第1図は植付部の側面説明図、第2図は全体側
面図、第3図は同平面図、第4図は油圧回路図、
第5図は電気回路図、第6図はセンサ出力線図、
第7図は他の変形構造例を示す説明図、第8図は
同制御出力線図である。 15……植付部、23……フロート、59,5
9a……ハンチングセンサ、64,64a……昇
降油圧回路、66……流量制御弁。
面図、第3図は同平面図、第4図は油圧回路図、
第5図は電気回路図、第6図はセンサ出力線図、
第7図は他の変形構造例を示す説明図、第8図は
同制御出力線図である。 15……植付部、23……フロート、59,5
9a……ハンチングセンサ、64,64a……昇
降油圧回路、66……流量制御弁。
Claims (1)
- 植付部15下方に支持するフロート23の接地
圧変化に基づいて植付部15を自動的に昇降させ
その植付深さを一定維持させるようにした構造に
おいて、自動制御状態下の前記植付部15のハン
チングを検知するハンチングセンサ59を設ける
と共に、植付部15の昇降油圧回路64に可変形
流量制御弁66を介設させ、前記ハンチングセン
サ59の検出に基づいて前記流量制御弁66での
制御流量を自動的に可変調節して自動制御状態下
の植付部15のハンチングを防止するように構成
したことを特徴とする田植機の植付制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986115079U JPH0524257Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986115079U JPH0524257Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6320715U JPS6320715U (ja) | 1988-02-10 |
JPH0524257Y2 true JPH0524257Y2 (ja) | 1993-06-21 |
Family
ID=30998405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986115079U Expired - Lifetime JPH0524257Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524257Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS632416B2 (ja) * | 1981-05-28 | 1988-01-19 | Kao Corp |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0437376Y2 (ja) * | 1986-06-20 | 1992-09-02 |
-
1986
- 1986-07-25 JP JP1986115079U patent/JPH0524257Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS632416B2 (ja) * | 1981-05-28 | 1988-01-19 | Kao Corp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6320715U (ja) | 1988-02-10 |
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