JPH01176110A - 電歪共振装置 - Google Patents

電歪共振装置

Info

Publication number
JPH01176110A
JPH01176110A JP62335920A JP33592087A JPH01176110A JP H01176110 A JPH01176110 A JP H01176110A JP 62335920 A JP62335920 A JP 62335920A JP 33592087 A JP33592087 A JP 33592087A JP H01176110 A JPH01176110 A JP H01176110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrostrictive
electrodes
resonator
electrostrictive material
material layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62335920A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2790180B2 (ja
Inventor
Toshihiko Kikko
橘高 敏彦
Akira Ando
陽 安藤
Yukio Sakabe
行雄 坂部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP62335920A priority Critical patent/JP2790180B2/ja
Priority to US07/291,793 priority patent/US4939403A/en
Publication of JPH01176110A publication Critical patent/JPH01176110A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2790180B2 publication Critical patent/JP2790180B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/15Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/17Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material having a single resonator
    • H03H9/178Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material having a single resonator of a laminated structure of multiple piezoelectric layers with inner electrodes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電歪共振装置、特に、厚み縦振動モ−ドを利
用したエネルギ閉込め型電歪共振装置に関する。
[従来の技術およびその問題点] 従来より、PZT系圧電セラミックスを用いた厚み縦振
動モードを利用したエネルギ閉込め型の電歪共振装置が
知られている。この種のエネルギ閉込め型の電歪共振装
置は、圧電セラミックス板の両面に該圧電セラミックス
より小さな面積の電極を形成することにより構成されて
いる。また、圧電セラミックスとしては、PZT系のよ
うに実効ポアソン比が1/3以上の材料が用いられてい
る。これは、実効ポアソン比が173未満の材料を用い
た場合には、厚み縦振動の周波数低下型エネルギ閉込め
ができなかったからである。
上述の電歪共振装置において、より高周波域で使用し得
るものが望まれている。より高周波域で振動させるには
、圧電セラミックス板の厚みを薄くすればよい。しかし
ながら、取扱い上200μm程度とするのが限界であり
、それ以上薄くすることは困難であった。よって、現実
には、厚み縦基本振動の使用周波数範囲は10MHz以
下であった。
他方、厚み縦振動の3次高調波を利用すれば、高周波域
で使用することが可能であると考え9れる。しかしなが
ら、3次高調波は、基本振動に比べて応答レベルがかな
り小さく、したがって該3次高調波の利用は特定の分野
に限られていた。
さらに、従来の厚み縦振動モードを利用した電歪共振装
置では、上述したように実効ポアソン比が1/3以上の
材料を用いなければ周波数低下型で振動エネルギを閉込
めることができなかった。
よって、材料選択の範囲も限られていた。
そこで、本願発明者達は、より高周波域で使用すること
ができ、より広範な電歪材料を用いることが可能で、か
つ良好なエネルギ閉込めが可能な構造を備えた電歪共振
装置を得るため種々検討を行なった。その結果、電歪材
料よりなる板状の本体と、この本体の厚み方向において
電歪材料層を介して互いに重なり合うように配置された
3以上の電極とを備える、積層型の電歪共振装置を構成
することを考えた。そして、その場合に、前記電極に、
振動エネルギを閉込めるための振動電極と、該振動電極
と電歪材料よりなる本体の側端縁とを結ぶ接続導電部と
を設けることとした(特願昭62−160665号)。
そうすれば、より高周波域で使用し得るエネルギ閉込め
型の電歪共振装置を実現できた。
この積層型の電歪共振装置では、3以上の電極が電歪材
料を介して厚み方向において互いに重なり合うように配
置されているので、全体の厚みが同じである場合には、
従来の単板型の電歪共振装置に比べて(n−1)倍[n
は電極の数を示す]の周波数域に厚み縦振動の最初の応
答が現われる。
よって、より高周波域で使用することができるようにな
る。また、3以上の電極を用いて電歪材料層を複数層に
分割した構造であるため、電歪材料層を伝わる定常波を
存在させる制約条件が従来の単板型の電歪共振装置と異
なる。したがって、従来の単板型のものでは振動エネル
ギを閉込めることが不可能であった、実効ポアソン比が
1/3未満の電歪材料を用いた場合でも、厚み縦振動の
エネルギを閉込めることが可能となった。
しかし、その構成では、十分に良好なエネルギ閉込めが
できず、共振波形に重畳したスプリアスを十分に低減す
ることかできなかった。このため、たとえば、フィルタ
として利用する場合には帯域内リップルの問題が残され
、また発振子として利用する場合にはQmが低下するな
どの問題が残された。
本発明の目的は、より良好にエネルギ閉込めが可能でし
かも高いQmを得ることができ、スプリアスレベルをよ
り効果的に低減し得る電歪共振装置を提供することにあ
る。
[間順点を解決するための手段] 本発明に係る電歪共振装置は、厚み縦振動モードの高調
波を利用したエネルギ閉込め型の電歪共振装置である。
そして、この電歪共振装置は、電歪材料よりなる板状の
本体と、前記本体の厚み方向において電歪材料層を介し
て配置された、振動エネルギを閉込めるための電極とを
備えている。
そして、前記電極に挾まれる部分の電歪材料層は分極さ
れている。また、前記電極に挾まれない部分の電歪材料
層は、その少なくとも一部が分極されている。
なお、たとえば、前記電極の数は3以上である。
そして、前記電極に挾まれる電歪材料層は、分極方向が
厚み方向に互い違いであってもよく、また分極方向が厚
み方向に同一方向であってもよい。
さらに、好ましくは、前記電極と電歪材料よりなる本体
の側端縁とを結ぶ接続導電部をさらに備え、前記接続導
電部のうち、少なくとも駆動時に互いに反対の電位とな
る接続導電部が、厚み方向において互いに重なり合わな
いように形成されている。
そして、好ましくは、前記電歪材料は、厚み縦基本振動
の周波数低下型エネルギ閉込めが不可能な実効ポアソン
比を有するものから構成されている。
また、前記電極の数は奇数であり、利用する高調波が偶
数次モードであってもよい。
[作用および発明の効果] 本発明に係る電歪共振装置によれば、電極に挾まれた部
分の電歪材料層が分極されているだけでなく、電極に挾
まれない部分の電歪材料層も、その少なくとも一部が分
極されている。この結果、エネルギの閉込めがより良好
になり、共振波形にスプリアスが重畳しにくくなるばか
りでなく、高いQmを得ることができるようになる。
たとえば、フィルタとして電歪共振装置を使用する場合
には、帯域内においてリップが発生しにくくなる。また
、発振子として電歪共振装置を利用する場合には、高い
Qmを得ることができることから、高性能の発振子を実
現することが可能となる。
[実施例コ 第1図は、本発明の一実施例に係る電歪共振装置を、理
解の便宜上焼成前の状態に展開して示した斜視図である
。また、第2図は第1図の■−■断面図であり、第3図
は第1図の■−■断面図である。第3図において、矢印
は分極方向を示すために便宜上に描かれている。
第1図において、電歪共振装置は、2枚のセラミックシ
ート1,2を有している。セラミックシート1の上面に
は、エネルギを閉込めるため、円形の領域に電極3が形
成されている。また、電極3からセラミックシート1の
一方端縁に延びるように、接続導電部4が形成されてい
る。セラミックシート2の上面にも、電歪共振装置の内
部電極となる電極5が形成されている。また、電極5と
セラミックシート2の一方端縁との間には、接続導電部
6が形成されている。さらに、セラミックシート2の下
面には、第1図にセラミックシート2を透視して示すよ
うに、電極7が形成されている。この電極7が、エネル
ギを閉込めるための電極の他方側を形成するものである
。この電極7とセラミックシート2の他方端縁との間に
は接続導電部8が形成されている。
第2図に示すように、上下両端に形成された接続導電部
4,8のセラミックシート1.2端縁側端部には、共通
のリード線9が接続されるようになっている。また、厚
み方向中央に配置された接続導電部6のセラミックシー
ト1.2端縁側端部には、別のリード線10が接続され
るようになっている。なお、第2図に示されている2点
鎖線Aに囲まれた領域は、電極3.5.7の対向領域を
示している。
第2図および第3図に示すように、セラミックシート1
およびセラミックシート2は、焼成されることによって
互いに一体に連続した状態となっている。また、第3図
に示すように、セラミックシート1,2は、矢印の方向
に分極されている。
すなわち、この場合には、各電極3. 5. 7間に挾
まれるセラミックシート1.2は、分極方向が厚み方向
に同一となっている。また、各電極3゜5.7に挾まれ
ない部分においても、同一方向に分極処理が施されてい
る。
駆動に際しては、リード線9に+または−のいずれか一
方の電圧を、リード線10に他方の電圧を印加すればよ
い。
ところで、上述した電歪共振装置では、電極3゜5.7
は、電歪共振装置の厚み方向に互いに重なり合うように
配置されている。よって、従来の同じ厚みの単板型電歪
共振装置に比べて、より高周波域で使用することができ
る。なぜならば、電極3.5間あるいは電極5,7間の
距離がλ/2となる厚み縦振動モードが生じるからであ
る。
さらに、第3図から明らかなように、電極3゜5.7間
に挾まれる電歪材料層も、そうでない電歪材料層も分極
処理が施されている。このため、エネルギ閉込めのため
に電極が形成されている部分の周波数低下量が大きくな
り、エネルギ閉込めが良好になる。
第4図は、この実施例における共振周波数特性を示して
いる。
次に、比較例を得るために、第10図に示すような電歪
共振装置を用意する。第10図は第2図または第3図に
相当する図である。第10図において、1対のセラミッ
クシート21.22について、セラミックシート21の
上面には電極23および接続導電部24が形成されてい
る。また、セラミックシート22の上面にも電極25お
よび接続導電部26が形成されている。さらに、セラミ
ックシート22の下面には、電極27および接続導電部
28が形成されている。また、電歪材料層のエネルギ閉
込め用電極23,25.27に挾まれる部分のみが分極
されている。この結果、第10図に示す電歪共振装置を
駆動した場合には、きれいな共振周波数特性は得られず
、第11図に示すように、大きなスプリアスが現われ、
山谷比も極端に小さくなる。なお、Qmは320、山谷
比は53dBであった。これに対して、本発明に係る電
歪共振装置によれば、第4図で示すように、そのような
スプリアスはほとんど生じないことがわかる。なお、Q
mは1320、山谷比は72dBであった。
次に、第1図ないし第3図に示す電歪共振装置の製造方
法を説明する。
まず、2枚のセラミックグリーンシートを用意する。そ
して、下側のセラミックグリーンシートの−L面に、電
極5および接続導電部6を形成するための電極ペースト
を塗布する。次に、両セラミックグリーンシートを積層
し圧着する。圧着して得られた成形体を焼成することに
より、第5A図に示すような焼成体を得る。次に、その
焼成体の上下両端面に銀を蒸着させることにより全面に
外部電極3a、7aを形成する。次に、外部電極3aと
外部電極7aとの間に電圧を印加し、電歪共振装置全体
を第5C図に示すように分極する。次に、外部電極3a
、7aの表面にレジストインクを印刷し、パターニング
を行ない、エツチングによって外部電極3a、7aから
第5D図に示すように電極3および電極7を形成する。
これによって、第1図ないし第3図に示すような電歪共
振装置が得られる。
[別の実施例] (a)  本発明を実施するにあたり、第6図に示すよ
うな構成とすることもできる。
第6図において、接続導電部4はセラミックシート1の
一端縁側に延びている。接続導電部6は、セラミックシ
ート2の端縁のうち、接続導電部4が延びている側の端
縁と直交する端縁に延びている。また、接続導電部8は
、接続導電部4が延びている端縁と平行かつ、接続導電
部6が延びている端縁と直交する端縁側に延びている。
このように構成することによっても、接続導電部4.6
.8が、厚み方向に互いに重ならないようにすることが
できる。
(b)  本発明に係る電歪共振装置を製造する場合に
、第7図に示すような製造工程によって製造することも
可能である。
まず、2枚のセラミックグリーンシートを用い、両セラ
ミックグリーンシート間に電極5を形成するための電極
ペーストを塗布し、全体を積層し圧管した後、得られた
成形体を焼成する。これによって、第7A図に示すよう
な焼成体が得られる。
次に、電極3および電極7を、銀を焼付けることによっ
て形成し、第7B図の状態とする。次に、電歪共振装置
の上端面および下端面全体に、導電ペースト3b、7b
を塗布する。そして、両導電ペースト3b、7bを電極
として電歪共振装置全体を分極させ、第7C図に示す状
態とする。そして、溶剤によって導電ペースト3b、7
bを除去すれば、第7D図に示すような電歪共振装置が
得られる。
なお、第7B図の状態にある成形体を得るに際し、焼成
する前に予め電極3および電極7用の導電ペーストも塗
布しておき、全体を一体焼成することによって得ること
も可能である。
(c)  第8図に示すように、電極3. 5. 7に
挾まれる電歪材料層の分極方向を厚み方向に互い違いと
することによっても、本発明に係る電歪共振装置を得る
ことが可能である。
第8図に示す電歪共振装置を駆動する場合には、電極う
には直接電圧を印加せず、電極3.7に、+および−の
電圧をそれぞれ印加すればよい。
第8図に示す構造を有する電歪共振装置を製造する場合
には、第5D図あるいは第7D図の構成を得た後、さら
に、電極5および電極7間に逆向きの電圧を印加して、
反対方向に分極させる。これによって、第8図に示す構
成を有する電歪共振装置が得られる。
(d)  第9A図ないし第9N図は、それぞれ別の実
施例を示している。
第9A図では、電極3,5.7に挾まれた部分の電歪材
料層の分極程度よりも、電極3. 5. 7に挾まれな
い部分の電歪材料層の分極程度が小さく設定されている
。第9B図は、電極3. 5. 7に挾まれる電歪材料
層の分極方向を互い違いにした場合において、第9A図
と同様の構成を採用した場合を示している。
第9C図は、電極3. 5. 7に挾まれない部分の電
歪材料層のうち、電歪共振装置の周縁部に相当する部分
には、分極処理が施されていない場合を示している。第
9D図は、電極3. 5. 7に挾まれる電歪材料層の
分極方向が互い違いの場合において、第9C図と同様の
構成を採用した場合を示している。
第9E図は、電極3,5.7に挾まれない部分の電歪材
料層において、電極3. 5. 7に近い部分と電歪共
振装置の周縁部分との間で分極方向が逆になっている場
合を示している。第9F図は、電極3. 5. 7に挾
まれる電歪材料層の分極方向が互い違いの場合において
、第9E図と同様の構成を採用した場合を示している。
第9G図は、電極3. 5. 7に挾まれない部分の電
歪材料層において、その分極方向が電歪共振装置の厚み
方向と直角な方向である場合を示している。第9H図は
、電極3. 5.7に挾まれる電歪材料層の分極方向が
互い違いである場合において、第9G図と同様の構成を
採用した場合を示している。
第91図では、内部電極の数を2以上とし、かつ電極数
を奇数とした場合の実施例を示している。
第9J図では、電極に挾まれる電歪材料層の分極方向が
厚み方向に互い違いとなっている場合において、内部電
極の数を2以上とし、かつ全電極数を奇数とした場合を
示している。
第9に図では、内部電極の数を2以上とし、かつ全電極
数を偶数とした場合の実施例を示している。第9L図で
は、電極に挾まれる電歪材料層の分極方向が厚み方向に
互い違いとなっている場合において、内部電極を2以上
としかつ全電極数を偶数とした場合の実施例を示してい
る。
第9M図は、上下両端の電極30を外部電極とせず、表
層に近い位置に配置した内部電極とした場合を示してい
る。また、第9M図の実施例では、電極30と表層との
間は、分極処理が施されていない。第9N図では、第9
M図と同様の構成において、電極30と表層との間に配
置された電歪材料層においても分極処理が施されている
場合を示している。
前記各実施例においても、本発明に係る効果を同様に奏
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る電歪共振装置を便宜
上展開して示した斜視図である。第2図は、第1図の■
−■断面図である。第3図は、第1図の■−■断面図で
ある。第4図は、第1図の実施例の共振周波数特性を示
すグラフである。第5八図ないし第5D図は、第1図の
実施例に係る電歪共振装置を製造する工程を示す縦断面
図である。第6図は、別の実施例の第1図に相当する図
である。第7A図ないし第7D図は、別の製造方法を示
す縦断面図である。第8図は、さらに別の実施例の第3
図に相当する図である。第9A図ないし第9N図は、そ
れぞれ別の実施例の縦断面図である。第10図は、比較
例の第2図に相当する図である。第11図は第10図の
比較例の共振周波数特性を示すグラフである。 1.2はセラミックシート、3,5.7は電極、4.6
.8は接続導電部である。 第L1.図 第11図 j問汲収→ 踪         凋

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)厚み縦振動モードの高調波を利用したエネルギ閉
    込め型の電歪共振装置であって、電歪材料よりなる板状
    の本体と、 前記本体の厚み方向において、電歪材料層を介して配置
    された、振動エネルギを閉込めるための電極とを備え、 前記電極に挾まれる部分の電歪材料層は分極されており
    、 前記電極に挾まれない部分の電歪材料層は、その少なく
    とも一部が分極されている、 電歪共振装置。
  2. (2)前記電極の数は3以上であり、 前記電極に挾まれる電歪材料層は、分極方向が厚み方向
    に互い違いである、特許請求の範囲第1項記載の電歪共
    振装置。
  3. (3)前記電極の数は3以上であり、 前記電極に挾まれる電歪材料層は分極方向が厚み方向に
    同一方向である、特許請求の範囲第1項記載の電歪共振
    装置。
  4. (4)前記電極と電歪材料よりなる本体の側端縁とを結
    ぶ接続導電部をさらに備え、 前記接続導電部のうち、少なくとも駆動時に互いに反対
    の電位となる接続導電部が、厚み方向において互いに重
    なり合わないように形成されている、特許請求の範囲第
    1項ないし第3項のいずれかに記載の電歪共振装置。
  5. (5)前記電歪材料は、厚み縦基本振動の周波数低下型
    エネルギ閉込めが不可能な実効ポアソン比を有するもの
    からなる、特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
    かに記載の電歪共振装置。
  6. (6)前記電極の数は奇数であり、利用する高調波は偶
    数モードである、特許請求の範囲第1項ないし第5項の
    いずれかに記載の電歪共振装置。
JP62335920A 1987-12-29 1987-12-29 電歪共振装置 Expired - Lifetime JP2790180B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62335920A JP2790180B2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29 電歪共振装置
US07/291,793 US4939403A (en) 1987-12-29 1988-12-29 Energy-trapping-by-frequency-lowering-type piezoelectric resonance device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62335920A JP2790180B2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29 電歪共振装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01176110A true JPH01176110A (ja) 1989-07-12
JP2790180B2 JP2790180B2 (ja) 1998-08-27

Family

ID=18293839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62335920A Expired - Lifetime JP2790180B2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29 電歪共振装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4939403A (ja)
JP (1) JP2790180B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH047909A (ja) * 1990-04-25 1992-01-13 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振子
JPH04365213A (ja) * 1991-06-13 1992-12-17 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振装置
JP2002208829A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振素子の不良検出方法
JP2002208828A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振部品の不良検出方法

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5045744A (en) * 1988-12-23 1991-09-03 Murata Mfg. Co. Energy-trapping-by-frequency-lowering-type piezoelectric-resonance device
JPH07109971B2 (ja) * 1989-02-20 1995-11-22 株式会社村田製作所 フイルタ装置
US5274293A (en) * 1989-07-19 1993-12-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric filter
US5084647A (en) * 1989-07-19 1992-01-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric filter
JP2965602B2 (ja) * 1990-02-26 1999-10-18 日立金属株式会社 積層型変位素子
GB9013056D0 (en) * 1990-06-12 1990-08-01 Stc Plc Temperature sensor
JP3244238B2 (ja) * 1993-02-25 2002-01-07 株式会社村田製作所 圧電共振装置
JPH08242026A (ja) * 1995-03-03 1996-09-17 Fujitsu Ltd 圧電振動子及びこれを具備する圧電振動子デバイス並びに該デバイスを具備する回路装置
EP0800268B1 (en) * 1996-04-05 2003-10-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric resonator
JPH10126202A (ja) * 1996-10-23 1998-05-15 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振子およびそれを用いた電子部品
JP3147793B2 (ja) * 1996-11-22 2001-03-19 株式会社村田製作所 ラダー型フィルタ
JPH118526A (ja) * 1997-04-25 1999-01-12 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振子およびそれを用いた電子部品
EP0877480A3 (en) * 1997-05-09 2000-03-22 Murata Manufacturing Co., Ltd. Thickness extensional vibration mode piezoelectric resonator and piezoelectric resonator component
JP3322169B2 (ja) * 1997-06-12 2002-09-09 株式会社村田製作所 エネルギー閉じ込め型厚み縦圧電共振子
JP3378775B2 (ja) * 1997-07-07 2003-02-17 株式会社村田製作所 圧電共振子およびその周波数調整方法
JPH11186869A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Murata Mfg Co Ltd 積層型厚み縦圧電共振子
JP3461453B2 (ja) * 1998-12-16 2003-10-27 株式会社村田製作所 厚み縦圧電共振子及び圧電共振部品
JP2000183683A (ja) * 1998-12-17 2000-06-30 Murata Mfg Co Ltd 厚み縦圧電共振子及び圧電共振部品
JP3324536B2 (ja) * 1998-12-18 2002-09-17 株式会社村田製作所 厚み縦圧電共振子及び圧電共振部品
JP2001044797A (ja) * 1999-07-29 2001-02-16 Murata Mfg Co Ltd 平衡入出力型圧電フィルタ
JP2001068961A (ja) * 1999-08-26 2001-03-16 Murata Mfg Co Ltd 厚み縦圧電共振子、ラダー型フィルタ及び圧電共振部品
JP3729054B2 (ja) * 1999-10-29 2005-12-21 株式会社村田製作所 圧電共振子
AU2003267835A1 (en) * 2002-09-27 2004-04-19 Hwang, Soon Ha Piezoelectric vibrator and fabricating method thereof
DE102005028927B4 (de) * 2005-06-22 2007-02-15 Infineon Technologies Ag BAW-Vorrichtung
WO2007091376A1 (ja) * 2006-02-08 2007-08-16 Murata Manufacturing Co., Ltd. 圧電振動子
DE102006023165B4 (de) * 2006-05-17 2008-02-14 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Herstellung eines akustischen Spiegels aus alternierend angeordneten Schichten hoher und niedriger akustischer Impedanz
JP5377778B2 (ja) 2011-05-11 2013-12-25 パナソニック株式会社 電磁共鳴結合器
WO2012153531A1 (ja) * 2011-05-11 2012-11-15 パナソニック株式会社 電磁共鳴結合器
JP6074747B2 (ja) * 2011-11-01 2017-02-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 共鳴結合器
CN103503229B (zh) * 2012-02-29 2016-07-13 松下知识产权经营株式会社 电磁共振耦合器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5162984A (ja) * 1974-11-30 1976-05-31 Hiroshi Shimizu Atsudenkyoshinshi
JPS5612114A (en) * 1979-07-11 1981-02-06 Tdk Corp Manufacture of piezoelectric body resonator
JPS57147315A (en) * 1981-03-06 1982-09-11 Nec Corp Thickness oscillation piezoelectric ceramic oscillator
JPS6074709A (ja) * 1983-09-29 1985-04-27 Murata Mfg Co Ltd 圧電装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1207974A (en) * 1966-11-17 1970-10-07 Clevite Corp Frequency selective apparatus including a piezoelectric device
US3961210A (en) * 1973-04-19 1976-06-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Piezoelectric dot resonator driven at a harmonic overtone
JPS6021941B2 (ja) * 1981-01-28 1985-05-30 株式会社村田製作所 圧電性磁器組成物
US4564782A (en) * 1983-09-02 1986-01-14 Murata Manufacturing Co., Ltd. Ceramic filter using multiple thin piezoelectric layers
JPS6066882A (ja) * 1983-09-22 1985-04-17 Murata Mfg Co Ltd 圧電変位素子およびその分極方法
JPS60123122A (ja) * 1983-12-07 1985-07-01 Murata Mfg Co Ltd チップ型圧電共振部品とその製造方法
JPH0666630B2 (ja) * 1984-09-06 1994-08-24 日本電気株式会社 エネルギー閉じ込め形振動子
JPS61205100A (ja) * 1985-03-08 1986-09-11 Murata Mfg Co Ltd 圧電発音体
US4714848A (en) * 1987-03-02 1987-12-22 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Electrically induced mechanical precompression of ferroelectric plates

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5162984A (ja) * 1974-11-30 1976-05-31 Hiroshi Shimizu Atsudenkyoshinshi
JPS5612114A (en) * 1979-07-11 1981-02-06 Tdk Corp Manufacture of piezoelectric body resonator
JPS57147315A (en) * 1981-03-06 1982-09-11 Nec Corp Thickness oscillation piezoelectric ceramic oscillator
JPS6074709A (ja) * 1983-09-29 1985-04-27 Murata Mfg Co Ltd 圧電装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH047909A (ja) * 1990-04-25 1992-01-13 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振子
JPH04365213A (ja) * 1991-06-13 1992-12-17 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振装置
JP2002208829A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振素子の不良検出方法
JP2002208828A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振部品の不良検出方法
JP4691783B2 (ja) * 2001-01-09 2011-06-01 株式会社村田製作所 圧電共振部品の不良検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
US4939403A (en) 1990-07-03
JP2790180B2 (ja) 1998-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01176110A (ja) 電歪共振装置
JP2790177B2 (ja) 電歪共振素子
JP2790178B2 (ja) 電歪共振装置
US5057801A (en) Filter device of piezo-electric type including divided co-planar electrodes
JP3244238B2 (ja) 圧電共振装置
JPS6340491B2 (ja)
NL1010853C2 (nl) Piezo-elektrische resonator ingericht voor het opwekken van een harmonische golf in een in dikte varierende vibratiemode.
JP3695615B2 (ja) エネルギー閉じ込め型厚み縦圧電共振子
JPH01191508A (ja) 電歪共振装置
JPH0158891B2 (ja)
US6232698B1 (en) Thickness extensional vibration mode piezoelectric resonator
KR100397724B1 (ko) 두께 확장 진동 모드 압전 공진자, 사다리형 필터 및 압전공진부품
JPH0779221B2 (ja) チップ型圧電素子
JPH0230594B2 (ja)
US5274293A (en) Piezoelectric filter
JPH10233538A (ja) 積層圧電素子
JP3922097B2 (ja) 縦結合型マルチモード圧電フィルタ及び電子部品
JP2001077665A (ja) 圧電フィルタ装置
JPS58173912A (ja) 圧電体屈曲振動子および圧電フィルタ
JPH10215140A (ja) 圧電共振子およびそれを用いた電子部品
JP2881251B2 (ja) 圧電共振子
JPH0677555A (ja) 積層型圧電素子の製造方法
JPH0158892B2 (ja)
JPH02171012A (ja) 圧電共振装置
JP3922095B2 (ja) 縦結合型マルチモード圧電フィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080612

Year of fee payment: 10