JP3322169B2 - エネルギー閉じ込め型厚み縦圧電共振子 - Google Patents

エネルギー閉じ込め型厚み縦圧電共振子

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JP3322169B2
JP3322169B2 JP15528297A JP15528297A JP3322169B2 JP 3322169 B2 JP3322169 B2 JP 3322169B2 JP 15528297 A JP15528297 A JP 15528297A JP 15528297 A JP15528297 A JP 15528297A JP 3322169 B2 JP3322169 B2 JP 3322169B2
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光洋 山田
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    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/15Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/17Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material having a single resonator
    • H03H9/178Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material having a single resonator of a laminated structure of multiple piezoelectric layers with inner electrodes
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    • H03H9/02Details
    • H03H9/02007Details of bulk acoustic wave devices
    • H03H9/02062Details relating to the vibration mode
    • H03H9/0207Details relating to the vibration mode the vibration mode being harmonic

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の共振子や発
振子等に用いられるエネルギー閉じ込め型圧電共振子に
関し、より詳細には、厚み縦振動モードの高調波を利用
したエネルギー閉じ込め型厚み縦圧電共振子に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電共振子は、圧電発振子や圧電フィル
タなどの種々の圧電共振部品に用いられており、この種
の圧電共振子としては、使用周波数に応じて種々の圧電
振動モードを利用したものが知られている。
【0003】特開平1−117409号公報には、厚み
縦振動モードの2倍波を利用したエネルギー閉じ込め型
圧電共振子が開示されている。この圧電共振子を、図1
7及び図18を参照して説明する。
【0004】上記圧電共振子は、図17に分解斜視図で
示すように、圧電材料よりなるセラミックグリーンシー
ト51,52を積層し、一体焼成することにより得られ
ている。セラミックグリーンシート51上には、中央に
円形の励振電極53が形成されており、該励振電極53
は、引き出し電極54によりセラミックグリーンシート
51の端縁に引き出されている。また、セラミックグリ
ーンシート52の上面には、中央に円形の励振電極55
が形成されており、励振電極55は引き出し電極56に
よりセラミックグリーンシート52の端縁に引き出され
ている。また、セラミックグリーンシート52の下面に
は、下方に投影して示すように、励振電極57が形成さ
れており、励振電極57は引き出し電極58によりセラ
ミックグリーンシート52の端縁に引き出されている。
【0005】上記セラミックグリーンシート51,52
を積層し、厚み方向に加圧した後焼成することにより、
焼結体を得、該焼結体を分極処理することにより、図1
8に示す圧電共振子60が得られる。
【0006】圧電共振子60では、圧電体層61,62
が図示の矢印方向に、すなわち焼結体が厚み方向に一様
に分極処理されている。駆動に際しては、励振電極5
3,57を共通接続し、励振電極53,57と、励振電
極55との間で交流電圧を印加することにより、圧電共
振子60を共振させることができる。この場合、振動エ
ネルギーは、励振電極53,55,57が重なり合って
いる領域、すなわち共振部Aに閉じ込められる。
【0007】従来の厚み縦振動モードの高調波を利用し
た圧電共振子60は、上記のようにエネルギー閉じ込め
型圧電共振子として構成されており、従って、共振部A
の周囲に振動を減衰させるための振動減衰部を必要とし
ていた。すなわち、共振部の面積に比べて大きな振動減
衰部を必要としていた。従って、圧電共振子60では小
型化を進めることが困難であった。
【0008】他方、特開平2−235422号公報に
は、共振部の周囲に余分な圧電基板部分をあまり必要と
しない、ストリップ型の圧電セラミックスを用いたエネ
ルギー閉じ込め型圧電共振子が開示されている。
【0009】ここでは、図19に示すように、細長い圧
電基板71の上面に励振電極72aが、下面に励振電極
72bが形成されている。励振電極72a,72bは、
それぞれ、圧電基板71の一対の長辺に至るように、す
なわち全幅に至るように形成されており、かつ圧電基板
71の長さ方向中央において表裏対向されて共振部を構
成している。また、これらの励振電極72a,72b
は、それぞれ、圧電基板71の長さ方向端部71a,7
1bに至るように延ばされている。
【0010】圧電共振子70では、厚み縦振動モードを
励振した場合、圧電基板71の幅Wと厚みTの寸法関係
に起因する不要振動が発生する。そこで、特開平2−2
35422号公報では、基本波を利用する場合には、共
振周波数16MHzにおいてW/T=5.33付近とす
ればよいこと、3倍波を利用する場合には、共振周波数
約16MHzにおいてW/T=2.87付近とすれば、
共振周波数−反共振周波数間における不要スプリアスを
低減し得るとされている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した通り、厚み縦
振動モードの2倍波を利用した特開平1−117409
号公報に開示されているエネルギー閉じ込め型圧電共振
子では、共振部の周囲に大きな振動減衰部を構成する必
要があるため、小型化が困難であるという問題があっ
た。
【0012】また、特開平2−235422号公報に開
示されているエネルギー閉じ込め型圧電共振子では、共
振部の側方に振動減衰部を必要としないため、小型化を
果たし得るものの、実際に厚み縦振動モードの高調波を
利用しようとした場合には、共振周波数−反共振周波数
間に様々な不要スプリアスが現れ、有効な共振特性を得
られないという問題があった。
【0013】よって、本発明の目的は、厚み縦振動モー
ドの高調波を利用したエネルギー閉じ込め型厚み縦圧電
共振子であって、小型化を進めることができ、かつ所望
でない不要スプリアスの発生を効果的に抑制し得る、良
好な共振特性を有するエネルギー閉じ込め型厚み縦圧電
共振子を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、共振部の両側に振動減衰部を有し、厚み縦振動モー
ドのn次の高調波を利用したエネルギー閉じ込め型厚み
縦圧電共振子であって、矩形板状の圧電体と、前記圧電
体の両面に形成されて圧電体を介して対向されており、
両側の振動減衰部を結ぶ方向を第1の方向としたとき
に、第1の方向と直交する方向において、圧電体の端部
または端部近傍まで至るように形成された第1,第2の
励振電極と、前記圧電体内に配置されており、圧電体層
を介して第1,第2の励振電極と少なくとも部分的に対
向された少なくとも1層の内部電極とを備え、前記第
1,第2の励振電極の重なっている部分の第1の方向に
沿う長さをl、前記圧電体の厚みをtとし、d=t/n
としたときに、3≦l/d≦6とされていることを特徴
とする。
【0015】り好ましくは、比l/dは4.5〜5.
5の範囲とされ、それによって、比帯域幅をより一層拡
大し得る。
【0016】また、好ましくは、請求項に記載のよう
に、上記圧電体は細長いストリップ型の圧電体により構
成される。請求項に記載の発明は、前記第1または第
2の励振電極が形成されている面に、圧電共振子の振動
を妨げないための空間を隔てて貼り合わされたコンデン
サをさらに備えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
非限定的な実施例につき説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例に係る
厚み縦圧電共振子を示す斜視図であり、図2はその断面
図である。
【0018】厚み縦圧電共振子1は、細長いストリップ
状の圧電体2を用いて構成されている。圧電体2は、チ
タン酸鉛系セラミックスのような圧電セラミックスで構
成されている。
【0019】圧電体2は、図示の矢印で示すように、厚
み方向に一様に分極処理されている。圧電体2の上面に
は、第1の励振電極3が形成されており、下面には第2
の励振電極4が形成されている。励振電極3,4は、圧
電体2の一方端面2a側から圧電体2の上面及び下面に
おいて他方端面2b側に向かって延ばされている。
【0020】他方、励振電極3,4は、圧電体2の端面
2aに形成された接続電極5により共通接続されてい
る。また、圧電体2の中間高さ位置には、内部電極6が
形成されている。内部電極6は、圧電体2の端面2bに
引き出されており、端面2bに形成された端子電極7に
電気的に接続されている。
【0021】駆動に際しては、第1,第2の励振電極
3,4と、内部電極6との間に交流電圧を印加すること
により、厚み縦振動モードの2倍波が強く励振され、該
2倍波を利用した圧電共振子として動作させることがで
きる。
【0022】第1,第2の励振電極3,4と、内部電極
6とは、圧電体2の長さ方向中央部分において圧電体層
を介して重なり合うように形成されている。従って、第
1,第2の励振電極3,4と内部電極6とが重なり合っ
ている部分において、エネルギー閉じ込め型の共振部が
構成され、この共振部が振動した場合のエネルギーは、
共振部から端面2a,2b側の圧電体部分で減衰され
る。
【0023】言い換えれば、上記共振部を中心として考
えると、圧電体2の長さ方向のみに振動減衰部が両側に
設けられており、第1,第2の励振電極は、長さ方向と
直交する方向において、圧電板の端縁、すなわち長手方
向に延びる端縁に至るように形成されている。
【0024】この場合、第1,第2の励振電極3,4及
び内部電極6は、共振部においてのみ、圧電体2の全幅
に至るように形成されておればよく、共振部外では、同
じ幅に形成されている必要は必ずしもない。例えば、励
振電極3を例にとると、共振部においてのみ、励振電極
3は圧電体2の全幅に至るように形成されておればよ
く、励振電極3の共振部より端面2a側の部分は、単に
励振電極を接続電極5に電気的に接続する部分であるた
め、より細い幅で形成されていてもよい。
【0025】本実施例の特徴は、共振部の両側の振動減
衰部を結ぶ方向、すなわち圧電体2の長さ方向を第1の
方向としたときに、第1,第2の励振電極3,4の重な
り合っている部分の第1の方向に沿う長さをl、圧電体
2の厚みをt、d=t/nとすると、比l/dが6以下
とされていることにある。すなわち、エネルギー閉じ込
め型厚み縦圧電共振子1では、上記比l/dが6以下と
されているため、従来のストリップ型厚み縦圧電共振子
と異なり、不要スプリアスを効果的に抑制することがで
きる。これを、図20及び図3〜図9を参照して説明す
る。
【0026】図19に示した従来のストリップ型圧電共
振子70のインピーダンス−周波数特性を図20に示
す。図20から明らかなように、厚み縦振動モードの2
倍波の応答において、矢印Bで示すように、反共振点近
傍において、波形分割が生じており、共振周波数−反共
振周波数間の帯域内における共振特性が劣化しているこ
とがわかる。
【0027】そこで、本願発明者は、上記矢印Bで示す
波形分解の原因について種々検討したところ、上記波形
分割がインハーモニック・オーバートーンと称されてい
るスプリアス振動によるものであることを見出し、かつ
該インハーモニック・オーバートーンの影響は、上記比
l/dを調整することにより抑圧し得ることを初めて見
出し、本発明を成すに至った。
【0028】図4及び図5は、それぞれ、厚み縦振動の
2倍波(TE2)及びインハーモニック・オーバートー
ン(S1モード)で振動している場合の有限要素法で解
析された変位分布を示す図である。なお、図4及び図5
は、図3に示すように、ストリップ型厚み縦圧電共振子
1の縦断面の半分、すなわち長さ方向に沿って厚み縦圧
電共振子を厚み方向に切断した面の半分の変位状態を模
式的に示す図である。
【0029】図5から明らかなように、インハーモニッ
ク・オーバートーンでは、厚み縦圧電共振子の共振部に
おいて、圧電体が厚み方向に大きく変位していることが
わかる。従って、このようなインハーモニック・オーバ
ートーンが大きく発生すると、図4に示す厚み縦振動モ
ードの2倍波の振動に大きく影響することがわかる。
【0030】そこで、本願発明者は、上記インハーモニ
ック・オーバートーンS1に起因するスプリアスを抑制
すべく種々実験したところ、前述した通り、第1,第2
の励振電極の圧電体1の長さ方向に沿う重なり寸法を
l、圧電体2の厚みをtとし、d=t/nとすると、比
l/dを6以下とすれば、インハーモニック・オーバー
トーンの応答を小さくすることができ、厚み縦振動モー
ドの2倍波TE2のみを大きく励振させ得ることを見出
した。
【0031】図6及び図7は、それぞれ、比l/d=
5.0及び3.0とした場合の圧電共振子1のインピー
ダンス−周波数特性を示す。図6から明らかなように、
比l/d=5.0の場合には、共振点Frと反共振点F
aとの間の通過帯域近傍に大きなスプリアス振動が発生
しておらず、従って上記インハーモニック・オーバート
ーンによるスプリアスを効果的に抑制し得ることがわか
る。
【0032】また、図7から明らかなように、比l/d
=3.0の場合にも、図20に示したような反共振点F
a近傍における波形分割が生じておらず、従ってインハ
ーモニック・オーバートーンによるスプリアスを抑制し
得ることがわかる。
【0033】また、図6に示す特性と、図7に示す特性
とを比較すれば、l/d=5.0の場合に、l/d=
3.0の場合よりもスプリアスの応答をより効果的に抑
制し得ることがわかる。
【0034】そこで、圧電体1として、長さL=3.0
mm、幅W=0.5mm、厚みt=0.3mmのチタン
酸鉛系圧電セラミックスからなるものを用い、第1,第
2の励振電極の長さ方向に沿う重なり寸法lを種々変化
させ、比l/dによる共振特性の変化を調べた。結果を
図8及び図9に示す。
【0035】図8は、比l/dが変化した場合の周波数
定数F・dの変化を示す図である。ここで、周波数定数
F・dとは、共振点Frもしくは反共振点Faの周波数
と、上記dとの積で表される値である。
【0036】また、図8において、▲は厚み縦振動モー
ドの2倍波(TE2)の共振点Frを、●は厚み縦振動
モードの2倍波(TE2)の反共振点Faであり、△は
インハーモニック・オーバートーン(S1)の共振点F
rであり、○はインハーモニック・オーバートーン(S
1)の反共振点Faの位置を示す。
【0037】図8から明らかなように、l/d=6を超
えると、インハーモニック・オーバートーンS1の共振
点Fr及び反共振点Faが厚み縦振動の2倍波TE2の
反共振点Fa近傍に現れ、かつ比l/dが8以上の場合
には、厚み縦振動の2倍波TE2の共振点Frと反共振
点Faとの間の帯域内に発生することがわかる。これに
対して、l/dが6以下の場合には、インハーモニック
・オーバートーンが現れないことがわかる。
【0038】また、比l/dが6以下の場合、インハー
モニック・オーバートーンの発生を抑圧し得るものの、
比l/dが小さくなる程、厚み縦振動モードの2倍波T
E2における通過帯域、すなわち共振点Frと反共振点
Faとの間の帯域幅が狭くなることがわかる。
【0039】そこで、比l/dを変化させた場合の比帯
域幅を有限要素法により確かめたところ、図9に示す結
果が得られた。なお、比帯域幅とは、共振周波数Fr、
反共振周波数Faとしたときに、(Fa−Fr)×10
0/Fa(%)で得られる値である。
【0040】図9から明らかなように、比l/dを変化
させると比帯域幅が変化し、l/dが3〜6の範囲で
は、比帯域幅が6%以上と大きくなり、特に、4.5〜
5.5の範囲で、比帯域幅が約7%と大きくなることが
わかる。
【0041】よって、比l/dを、好ましくは3〜6、
より好ましくは4.5〜5.5とすれば、インハーモニ
ック・オーバートーンによるスプリアスを抑圧し得るだ
けでなく、比帯域幅が大きな、良好な共振特性を有する
エネルギー閉じ込め型厚み縦圧電共振子1とし得ること
がわかる。
【0042】本実施例の厚み縦圧電共振子1では、上記
のように、比l/dを6以下としているので、厚み縦振
動モードの2倍波TE2を利用したエネルギー閉じ込め
型圧電共振子を構成した場合、インハーモニック・オー
バートーンによる不要スプリアスを効果的に抑制するこ
とができる。
【0043】(第2の実施例)第1の実施例に係る厚み
縦圧電共振子1では、圧電体2が厚み方向に一様に分極
処理されており、各層に加える印加電界が逆方向とされ
るパラレル接続タイプの圧電共振子を示したが、本発明
は、複数の圧電体層を厚み方向に交互に逆方向に分極処
理してなるシリーズ接続型の圧電共振子としてもよい。
このようなシリーズ型の厚み縦圧電共振子を、図10に
示す。
【0044】図10に示す厚み縦圧電共振子11は、細
長い矩形板状のストリップ型圧電体12を用いて構成さ
れている。圧電体12の上面には、第1の励振電極13
が形成されており、下面には第2の励振電極14が形成
されている。第1,第2の励振電極13,14は圧電体
12を用いて表裏対向されている。また、第1,第2の
励振電極13,14は、圧電体12の長さ方向中央部分
において対向しており、この第1,第2の励振電極1
3,14が対向している部分はエネルギー閉じ込め型の
共振部とされている。
【0045】本実施例においても、第1,第2の励振電
極13,14は、それぞれ、圧電体12の端面12aま
たは端面12bに引き出されているが、共振部以外の部
分は圧電体12の全幅に至るように形成されておらずと
もよい。
【0046】従って、励振電極13,14についても、
見方を変えれば、圧電体12の長さ方向に振動減衰部を
有するエネルギー閉じ込め型の共振部を構成するため
に、該長さ方向と直交する方向において第1,第2の励
振電極13,14が圧電体12の長さ方向端縁に至るよ
うに形成されていることになる。
【0047】圧電体12の中間高さ位置には、内部電極
16が形成されている。この内部電極16は、圧電体1
2を分極処理するために設けられている。すなわち、分
極に際しては、内部電極16に相対的に高い電圧を、励
振電極13,14には相対的に低い電圧を与えることに
より、圧電体層12c,12dが図示の矢印で示すよう
に厚み方向に逆方向に分極処理される。
【0048】駆動に際しては、第1,第2の励振電極1
3,14間に交流電圧を印加することにより、すなわち
内部電極16を用いることなく駆動することにより、厚
み縦振動モードの2倍波TE2 を励振させることができ
る。
【0049】第2の実施例に係る厚み縦圧電共振子11
においても、比l/dが6以下とされているため、第1
の実施例の厚み縦圧電共振子1と同様に、インハーモニ
ック・オーバートーンに基づく不要スプリアスを効果的
に抑制することができ、良好な共振特性を得ることがで
きる。
【0050】(変形例)第1,第2の実施例は、何れも
厚み縦振動モードの2倍波を利用した圧電共振子1,1
1であるが、本発明に係る圧電共振子は、厚み縦振動モ
ードの2倍波以外の高調波を利用したものであってもよ
い。図11〜図14は、これらの他の高調波を利用した
圧電共振子を説明するための断面図であり、第1の実施
例について示した図2に相当する図である。
【0051】図11は、厚み縦振動モードの3倍波を利
用したパラレル接続型厚み縦圧電共振子21を示す。す
なわち、圧電体2内に2枚の内部電極22,23を配置
し、矢印で示すように圧電体2を厚み方向に一様に分極
処理することにより、厚み縦振動モードの3倍波を利用
した圧電共振子21を構成することができる。
【0052】また、図12に示す厚み縦圧電共振子24
は、厚み縦振動モードの4倍波を利用したパラレル接続
型圧電共振子24を示す断面図である。厚み縦圧電共振
子24では、圧電体2が厚み方向に一様に分極処理され
ており、内部に3枚の内部電極25〜27が厚み方向に
等間隔を隔てて配置されており、それによって厚み縦振
動モードの4倍波が効果的に励振される。
【0053】図13は、厚み縦振動モードの3倍波を利
用したシリーズ接続型の厚み縦圧電共振子28を示す断
面図である。厚み縦圧電共振子28では、圧電体12内
に2枚の内部電極29,30が配置されており、圧電体
12内が3層の圧電体層12e〜12gに分割されてお
り、これらの内部電極29,30を用いて分極処理する
ことにより、厚み方向において隣合う圧電体層が逆方向
となるように分極処理されている。従って、第1,第2
の励振電極13,14に交流電圧を印加することによ
り、厚み縦振動モードの3倍波を励振することができ
る。
【0054】同様に、図14は、厚み縦振動モードの4
倍波を利用したシリーズ接続型圧電共振子31を示す断
面図である。ここでは、圧電体12内に、3枚の内部電
極32〜34が配置されており、これらの内部電極32
〜34を用いて分極処理することにより、図示のように
隣接する圧電体層が相互に逆方向になるように厚み方向
に分極処理されている。従って、第1,第2の励振電極
13,14から交流電圧を印加することにより、厚み縦
振動の4倍波を利用した圧電共振子として動作させ得
る。
【0055】図11〜図14に示した各厚み縦圧電共振
子においても、比l/dが6以下とされているため、第
1,第2の実施例の厚み縦圧電共振子と同様に厚み縦振
動の高調波を利用し、かつインハーモニック・オーバー
トーンのレスポンスによる不要スプリアスを効果的に抑
制することが可能となる。
【0056】(第3の実施例)図15は、本発明の第3
の実施例に係る厚み縦圧電共振子を説明するための斜視
図であり、図16はその等価回路を示す図である。図1
5に示す圧電共振子41は、第1の実施例に係る厚み縦
圧電共振子1にコンデンサ42を結合した構造を有す
る。すなわち、厚み縦圧電共振子1の下面に、導電性接
着剤43,44を介してコンデンサ42が接合されてい
る。
【0057】コンデンサ42では、誘電体基板42aの
上面において、所定のギャップを隔てて容量電極42
b,42cが形成されている。また、誘電体基板42a
の下面には、容量電極42b,42cと誘電体基板42
aを介して表裏対向するように共通電極42dが形成さ
れている。
【0058】他方、導電性接着剤43は、上記容量電極
42bと端子電極7とを接合しており、導電性接着剤4
4は、容量電極42cと端子電極5とを接合している。
従って、圧電共振子41は、図16に示すように、共振
子に2個のコンデンサユニットを組み合わせた容量内蔵
型圧電発振子として用いることができるものである。
【0059】よって、厚み縦圧電共振子1が厚み縦振動
の2倍波を利用した圧電共振子であって、インハーモニ
ック・オーバートーンに起因するスプリアスを効果的に
抑制することが可能とされているので、良好な周波数特
性を有する圧電発振子を提供することが可能となる。
【0060】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、矩形板
状の圧電体と、圧電体の両面に形成された第1,第2の
励振電極と、圧電体内に配置されており、第1,第2の
励振電極と少なくとも部分的に対向された少なくとも1
層の内部電極とを備えるエネルギー閉じ込め型厚み縦圧
電共振子において、比l/dが3〜6とされているた
め、インハーモニック・オーバートーンや利用する高調
波以外の他の高調波に起因する不要スプリアスを効果的
に抑制することができる。よって、共振特性の良好なエ
ネルギー閉じ込め型厚み縦圧電共振子を提供することが
できる。
【0061】また、比l/dが3〜6の範囲とされてい
るので、インハーモニック・オーバートーンによるスプ
リアスを抑制し得るだけでなく、比帯域幅が広い、より
共振特性の良好なエネルギー閉じ込め型厚み縦圧電共振
子を実現することができる。
【0062】また、請求項に記載のように、圧電体と
して、細長いストリップ型の圧電体を用いた場合には、
厚み縦圧電共振子の小型化を進めることができる。請求
に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の
厚み縦圧電共振子に、さらに共振子の振動を妨げないた
めの空間を隔ててコンデンサが貼り合わされているの
で、インハーモニック・オーバートーンによる不要スプ
リアスが少ない、共振特性の良好な圧電共振子を用い
て、容量内蔵型の圧電発振子を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る厚み縦圧電共振子
を示す斜視図。
【図2】第1の実施例に係る厚み縦圧電共振子の断面
図。
【図3】図4及び図5に示す変位分布が表されている部
分に相当する部分の圧電共振子の断面図。
【図4】厚み縦振動モードの2倍波(TE2)で振動し
ている圧電体の有限要素法による解析された変位分布を
示す図。
【図5】インハーモニック・オーバートーン(S1)で
振動している圧電体の有限要素法による解析された変位
分布を示す図。
【図6】比l/d=5.0の場合の有限要素法により解
析したインピーダンス−周波数特性を示す図。
【図7】比l/d=3.0の場合の有限要素法により解
析された図1に示した厚み縦圧電共振子のインピーダン
ス−周波数特性を示す図。
【図8】比l/dと厚み縦振動の2倍波TE2及びイン
ハーニック・オーバートーンS1の周波数定数との関係
を示す図。
【図9】比l/dと比帯域幅との関係を示す図。
【図10】本発明の第2の実施例に係る厚み縦圧電共振
子を説明するための斜視図。
【図11】本発明に係る厚み縦圧電共振子の第1の変形
例を示す断面図。
【図12】本発明に係る厚み縦圧電共振子の第2の変形
例を示す断面図。
【図13】本発明に係る厚み縦圧電共振子の第3の変形
例を示す断面図。
【図14】本発明に係る厚み縦圧電共振子の第4の変形
例を示す断面図。
【図15】本発明の第3の実施例に係る圧電共振子であ
って、コンデンサ内蔵型圧電共振子を示す斜視図。
【図16】図15に示した圧電共振子の回路構成を示す
図。
【図17】従来の厚み縦圧電共振子の一例を説明するた
めの分解斜視図。
【図18】図17に示した厚み縦圧電共振子の断面図。
【図19】従来の厚み縦圧電共振子の他の例を説明する
ための斜視図。
【図20】従来の厚み縦圧電共振子のインピーダンス周
波数特性を示す図。
【符号の説明】
1…厚み縦圧電共振子 2…圧電体 3,4…第1,第2の励振電極 6…内部電極 11…厚み縦圧電共振子 12…圧電体 13,14…第1,第2の励振電極 16…内部電極 21…厚み縦圧電共振子 22,23…内部電極 24…厚み縦圧電共振子 25〜27…内部電極 28…厚み縦圧電共振子 29,30…内部電極 31…厚み縦圧電共振子 32〜34…内部電極 41…圧電共振子 42…コンデンサ 45…厚み縦圧電共振子 46…圧電体 47,48…第1,第2の励振電極 50…内部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−139009(JP,A) 特開 平2−235422(JP,A) 特開 平1−99310(JP,A) 特開 平6−37579(JP,A) 特開 平8−111626(JP,A) 特開 昭63−206018(JP,A) 特開 昭50−104886(JP,A) 特公 昭58−10886(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 9/00 - 9/215

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振部の両側に振動減衰部を有し、厚み
    縦振動モードのn次の高調波を利用したエネルギー閉じ
    込め型厚み縦圧電共振子であって、 矩形板状の圧電体と、 前記圧電体の両面に形成されて圧電体を介して対向され
    ており、両側の振動減衰部を結ぶ方向を第1の方向とし
    たときに、第1の方向と直交する方向において、圧電体
    の端部または端部近傍まで至るように形成された第1,
    第2の励振電極と、 前記圧電体内に配置されており、圧電体層を介して第
    1,第2の励振電極と少なくとも部分的に対向された少
    なくとも1層の内部電極とを備え、 前記第1,第2の励振電極の重なっている部分の第1の
    方向に沿う長さをl、前記圧電体の厚みをtとし、d=
    t/nとしたときに、3≦l/d≦6とされていること
    を特徴とする、エネルギー閉じ込め型厚み縦圧電共振
    子。
  2. 【請求項2】 前記圧電体が細長いストリップ型の圧電
    体により構成されている、請求項1に記載のエネルギー
    閉じ込め型厚み縦圧電共振子。
  3. 【請求項3】 前記第1または第2の励振電極が形成さ
    れている面に、圧電共振子の振動を妨げないための空間
    を隔てて貼り合わされたコンデンサをさらに備えること
    を特徴とする、請求項1または2に記載のエネルギー閉
    じ込め型厚み縦圧電共振子。
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