JPH0116343Y2 - - Google Patents

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JPH0116343Y2
JPH0116343Y2 JP6494184U JP6494184U JPH0116343Y2 JP H0116343 Y2 JPH0116343 Y2 JP H0116343Y2 JP 6494184 U JP6494184 U JP 6494184U JP 6494184 U JP6494184 U JP 6494184U JP H0116343 Y2 JPH0116343 Y2 JP H0116343Y2
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tube
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support tube
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JP6494184U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、主として避雷針をビルなど建造物の
屋上に構築した塔屋に沿つて立設する場合にその
避雷針用支持管を鉛直又はほぼ鉛直な塔屋壁体面
に堅固に取付けるために用いられるもので、詳し
くは、避雷針用支持管の外周面に接当支持可能な
管接当支持部及び鉛直又はほぼ鉛直な壁体面に固
定可能な取付部を有するサドルと前記支持管に接
当係合可能な円弧状の管接当係合部及び前記サド
ルとの間で支持管を挟持固定するようにねじ部材
を介し、前記サドルに対して締付け固定可能な取
付部を有するバンドとからなる避雷針用支持管取
付金物に関する。
〈従来の技術〉 前記の支持管は重量が相当に大きく、この重い
支持管を作業者自身が片手で支えながらもう一方
の手でバンドをサドルに締付け固定するといつた
取付工事を行なうことは非常な困難を伴ない、ど
うしても二人作業にならざるを得ない。特に建造
物の屋上など高所で風が強く作用する条件下での
工事が一般的であることからみて、極めて危険で
もある。
そこで、従来第9図で示すように、サドル02
に対して締付け固定可能なバンド04の支持管0
1に対する円弧状接当部04A側に、前記支持管
01の下端面を受止め支持可能な板部材06を一
体連設させ、もつて支持管01の下端を前記板部
材06上に接当載置させた状態でバンド04を壁
体面03に先付け固定したサドル02に締付け固
定できるように構成したものが実用に供されるに
至つている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 然しながら上記の従来構成のものにおいては支
持管とバンドとを一部品の如き状態で取扱いなが
らサドルに対する締付け固定作業が行なえるもの
の、支持管の大きな重量を作業者自身が支えるこ
とは免え得ず、例えばバンドとサドルとのねじ孔
の合せ及びその状態維持に多大な労力、手数を要
し、作業性の改善には左程の効果がないものであ
つた。
本考案はかかる実情に鑑み、極く簡単な構造改
良をもつて、重い支持管の取付け作業性を著しく
改善することができる避雷針用支持管取付金物を
提供する点に目的を有する。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するために本考案に係る避雷
針用支持管取付金物は、前記サドルの管接当支持
部に、前記支持管の下端面を受止め支持可能な板
部材が一体連設されているという構成に特徴を有
するものである。
〈作用〉 上記の特徴構成を有するが故に、避雷針用支持
管を鉛直壁体面に沿わせて固定的に取付けるに際
して、先ずサドルを壁体面の所要箇所に固定し、
この先付け固定したサドルに連設の前記板部材上
に支持管の下端面を載置することによつて、該支
持管の全重量をサドル及び壁体に預けることがで
き、この状態でバンドを支持管に接当係合させな
がらサドルに締付け固定することにより支持管の
重量を人手で支える必要がなく、またそれ故にサ
ドルとバンドとのねじ孔合せ及び締め込みも非常
に楽に行なうことができるのである。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図乃至第3図において、2はサドルであつ
て、これは避雷針用支持管1の外周面に対して側
方から接当係合可能な半割筒状の管接当支持部2
Aを有するとともに、それの左右両側部にL字形
状又はほぼL字形状でビス7,7を介して壁体面
3に固定可能なビス孔2b,2b付きの取付部2
B,2Bを一体に有している。4はバンドであつ
て、これは前記支持管1の外周面に対して側方か
ら接当係合可能な半割筒状(円弧状)の管接当係
合部4Aを有するとともに、その左右両側には前
記サドル2との間で支持管1を挟持固定するよう
に、ボルト5A、ナツト5Bからなるねじ部材
5,5を介して前記サドル2の前面突出板部2
C,2Cに締付け固定可能なボルト孔4a,4a
付きの取付部4B,4Bを一体に有するものであ
る。そして、前記サドル2の下端部で前記半割筒
状の管接当支持部2Aに、前記支持管1の下端面
を受止め支持可能な半円状の板部材6が溶接手段
にて一体連設されたものである。
上記のような取付金物Aは、第4図及び第5図
で示すようにビル等の高層建造物8の屋上に構築
された塔屋9の鉛直壁体面3に沿つて、その上端
に避雷突針10を連結した前記支持管1を鉛直姿
勢に立設固定する場合の上下複数個の取付金物群
のうちの下端取付金物として用いられる。
而して、支持管1の下端は前記サドル2に一体
連設の板部材6にて受止め支持されるのである。
なお、第4図中11は建造物8周辺に沿つて敷設
された導線12を介して前記避雷突針10に電気
的に接続された接地極である。
次に、別の実施例について説明する。
〔〕 前記受止め用支持板部材6をサドル2に
一体連設するにあたつて、第6図で示すように
サドル2の管接当支持部2Aの上下方向位置に
外方への突曲部2aを打出し形成し、この突曲
部2aにて形成される凹溝内に前記板部材6の
円弧周縁部を嵌入させた状態で溶接する、又
は、第7図で示すようにサドル2の管接当支持
部2Aに内方への突曲部2a′を打出し形成し、
この突曲部2a′上に前記板部材6の周縁部を載
置して隅肉溶接する場合は何れも板部材6の取
付強度を大きくでき、支持管1の重量支保作用
に有利である。
〔〕 前記サドル2の管接当支持部2Aが扁平
板状のものである場合、第8図で示すように平
面視で舌片状の板部材6をサドル2に溶着すれ
ば良い。
〔〕 図示省略するが、前記バンド4側にも支
持管1の下端受止め用板部材を連設しても良
い。
〈考案の効果〉 以上詳述したことからも明らかなように本考案
による時は、 (1) 重い支持管の重量を前記サドルを介して壁体
に預けた状態で、バンド締付け作業が行なえる
から、作業労力の著しい軽減と能率の増進が図
れる。
(2) 一人作業が可能で、省力化、作業コストの低
減が図れる。
(3) 支持管下端の受止め支持用板部材をバンド側
からサドル側に変えるだけの簡単な改良で良
く、専用金物を使用する場合に比して製作面、
コスト面が有利である。
といつた実用的効果を奏するに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は分解平面図、第3図は第1図−線縦断側
面図、第4図及び第5図は使用状態を示す概略側
面図及びそれの要部拡大側面図、第6図及び第7
図は夫々別の実施例を示す縦断側面図第8図も別
の実施例を示す平面図、第9図は縦来例を示す平
面図である。 1は避雷針用支持管、2はサドル、3は壁体
面、4はバンド、5はねじ部材、6は管下端受止
め支持用板部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 避雷針用支持管1の外周面に接当支持可能な
    管接当支持部2A及び鉛直又はほぼ鉛直な壁体
    面3に固定可能な取付部2Bを有するサドル2
    と、前記支持管1に接当係合可能な円弧状の管
    接当係合部4A及び前記サドル2との間で支持
    管1を挟持固定するようにねじ部材5を介し、
    前記サドル2に対して締付け固定可能な取付部
    4Bを有するバンド4とからなる避雷針用支持
    管取付金物において、前記サドル2の管接当支
    持部2Aに、前記支持管1の下端面を受止め支
    持可能な板部材6が一体連設されていることを
    特徴とする避雷針用支持管取付金物。 前記サドル2の管接当支持部2A及び前記バ
    ンド4の管接当係合部4Aがともに半割筒状に
    構成されている実用新案登録請求の範囲第項
    に記載の避雷針用支持管取付金物。 前記支持管1の下端受止め支持用板部材6が
    前記サドル2における下端部に溶接手段にて一
    体連設されている実用新案登録請求の範囲第
    項又は第項に記載の避雷針用支持管取付金
    物。
JP6494184U 1984-05-02 1984-05-02 避雷針用支持管取付金物 Granted JPS60177628U (ja)

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JPS60177628U JPS60177628U (ja) 1985-11-26
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JPS60177628U (ja) 1985-11-26

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