JP3057002U - 電柱用バンド及びアンテナ取付構造 - Google Patents

電柱用バンド及びアンテナ取付構造

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JP3057002U
JP3057002U JP1998006988U JP698898U JP3057002U JP 3057002 U JP3057002 U JP 3057002U JP 1998006988 U JP1998006988 U JP 1998006988U JP 698898 U JP698898 U JP 698898U JP 3057002 U JP3057002 U JP 3057002U
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友博 黒澤
茂 栗原
泰男 岡本
芳和 岩本
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エヌ・ティ・ティ中央パーソナル通信網株式会社
株式会社木屋製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】既に設置してある電力腕金等を緩めることな
く、電柱とその電力腕金等との隙間に取り付けることが
できる。 【解決手段】帯鋼が本体3及びこの本体3の両側に連続
的に設けられる締付片で構成される前後バンド6,7
を、電柱40の前後に配設し、前記締付片を締付ボルト
8及びナット9によって締付固定する電柱用バンド1で
あって、前記本体3は、長手方向約半分3aが電柱外面
に当接する略四分の一円状に形成され、残り約半分3b
が前記略四分の一円の中心線に対して鋭角となるように
接線状に延長され、全体の適宜位置に長孔11が形成さ
れ、締付片は、略四分の一円側が第1締付片4で角孔1
3を有し、本体3との接続部分に補強リブ12を有し、
反対側が第2締付片5で角孔13を有している

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は電柱用バンド、アンテナ取付構造に関する。この電柱用バンドは、ア ンテナ取付だけでなく、通信線等のつり線等を電柱にちょう架,引留め等する際 に使用される。また、ここでのアンテナはPHS(簡易型携帯電話)の基地局に 用いられるアンテナであり、前記電柱用バンドを用いるアンテナ取付構造によっ て電柱に取り付けられる。
【0002】
【従来の技術】
通常、電柱用バンドは、アンテナ取付だけでなく、通信線等のつり線等を電柱 にちょう架,引留め等する際に使用されている。従来の電柱用バンドは、略半円 を一本使って、又は略四分の一円を二本使って形成される円弧本体に、締付片を 一体的に設けた一対の前,後バンドを、電柱の前後に配設して締付ボルトとナッ トによって電柱に取り付けられる構成である。そして、締付片に取付腕等を設け てアンテナ取付を行っている。 他方、PHS(簡易型携帯電話)の基地局は、PHSの機動性、利便性、廉価 性等の利点を生かすべく電柱に設けられる場合がある。図8の概略図に示される ように、制御部42及びアンテナ31が通信線電柱40に取り付けられる場合、 電源確保のために電力腕金41を専用バンド43によって電柱40に設け、送電 線45をつなげて電力を制御部42へ供給している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記PHSの場合に限定されないが、電力腕金41等が電柱40に既に取り付 けられている場合、電柱40と電力腕金41等との隙間が、1cm程度しかない 。このため従来のバンドでは円弧本体と締付片との接続部分がじゃまになって、 電力腕金41と電柱40との間に挿入することができず、電力腕金等のバンド4 3を別途緩めて隙間を確保してから取付作業に入るといった作業に手間取るとい う問題がある。 また、一つの基地局のエリアを広く充実させるために、従来の基地局のアンテ ナ31の設置位置を高くする場合、上記バンド43の問題の他に、長いアンテナ 支柱を取付腕に取り付ける作業自体を安全面からもスムーズに行いたいという要 求がある。 本考案は上記問題点にかんがみなされたもので、その第1の目的は、既に設置 してある電力腕金等のバンドを緩めることなく、電柱に取り付けられる電柱用バ ンドを提供することである。また、第2の目的は、スムーズな作業によって長い アンテナ支柱を安全簡単に取り付けできるアンテナ取付構造を提供することであ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するため、請求項1に係る電柱用バンドは、 帯鋼が略円弧状に形成される本体及びこの本体の両側に連続的に設けられる締 付片で構成される前,後バンドを、電柱の前後に配設し、前記締付片を締付ボル ト及びナットによって締付固定する電柱用バンドにおいて、 前記本体は、長手方向約半分が電柱外面に当接する略四分の一円状に形成され 、残り約半分が前記略四分の一円の中心線に対して鋭角となるように接線状に延 長され、全体の適宜位置に長孔が形成されること、 前記締付片は、略四分の一円側が第1締付片で締付孔を有し、前記本体との接 続部分に補強リブを有し、反対側が第2締付片で締付孔を有している。 前記の構成であれば、電柱と既に設置されている電力腕金等とのわずかな隙間 に、前,後バンドの接線状に伸びた第2締付片を差し込んで取り付けでき、電力 腕金等のバンドを緩める必要がない。
【0005】 また、上記第2の目的を達成するため、請求項2に係るアンテナ取付構造は、 (1) 帯鋼が略円弧状に形成される本体及びこの本体の両側に連続的に設けら れる締付片で構成される前,後バンドを、電柱の前後に配設し、前記締付片を締 付ボルト及びナットによって締付固定する電柱用バンドにおいて、 前記本体は、長手方向約半分が電柱外面に当接する略四分の一円状に形成され 、残り約半分が前記略四分の一円の中心線に対して鋭角となるように接線状に延 長され、全体の適宜位置に長孔が形成され、 前記締付片は、略四分の一円側が第1締付片で締付孔を有し、本体との接続部 分に補強リブを有し、反対側が第2締付片で締付孔を有している、電柱用バンド であり、 (2) パイプ材であり、一端が電柱の円柱面を受けることのできる末広がりコ 字状断面の電柱受片を有し、他端が上方へ突設する第1係止片を有し、後記支柱 挿入部を固定する固定ボルトを挿入する第1通孔を水平に穿設し、中間部分が前 記前,後バンドの前記長孔及び第2締付片の締付孔に重なり、前記締付ボルトを 挿入して、前記電柱用バンドへの取付固定を可能とする複数の第2通孔を有する 、腕本体と、 アンテナ支柱を固定する固定部材を備え、鉛直方向にアンテナ支柱を挿通して 、アンテナ支柱の外径とゆるやかに嵌合する内径の縦パイプを有し、前記腕本体 の一端を水平方向から抱持して前記第1通孔と重なる位置に押孔を設け固定ボル トによって前記腕本体に固定され、前記縦パイプの側面に接続する押片を有し、 前記押片の上端に接続し、上方から前記腕本体の第1係止片に係合する第2係止 片を有する支柱挿入部とからなる、取付腕であり、 (3)前記電柱用バンドの前,後バンドの間に、前記取付腕の腕本体を挿入して 、前記締付孔及び長孔と前記第2通孔とを合わせて、これら孔に挿入する前記締 付ボルト及びナットによって、前記電柱用バンドと前記取付腕とが組み合わされ る。 前記の構成であれば、前述請求項1の電柱用バンドを利用し、電柱の電力腕金 等の設置位置に取付腕の腕本体を設置でき、地上において、アンテナ支柱に支柱 挿入部を前もって固定部材によって仮止めし、その後、アンテナ支柱を上げて、 上方から腕本体へ支柱挿入部を係合させ、固定ボルトによって支柱挿入部を腕本 体へ固定し、固定部材によってアンテナ支柱を本止めすれば、簡単にアンテナの 設置が終了する。
【0006】 上記第1の目的を達成するため、請求項3に係る電柱用バンドは、 上記請求項1に対して、上記締付ボルトが角根丸頭ボルトであり、上記締付孔 が方形の角孔であり、上記本体を形成する鋭角が最大でも約30度である。 前記の構成であれば、請求項1に加えて、電柱と電力腕金等との隙間が1cm 程度でも取付可能であり、また角根丸頭ボルトの締付ボルトによって挿入及び締 付作業がスムーズに行える。 上記第2の目的を達成するため、請求項4に係るアンテナ取付構造は、 上記請求項2に対して、上記電柱用バンドの締付ボルト及び上記取付腕の固定 ボルトが角根丸頭ボルトであり、上記締付孔が方形の角孔であり、上記電柱用バ ンドの本体を形成する鋭角が最大でも約30度であり、 上記取付腕の腕本体が角パイプであり、上記第1,第2通孔及び押孔が方形で あり、上記支柱挿入部の縦パイプが丸パイプであり、固定部材がねじ止めである 。 前記の構成であれば、請求項2に加えて、止めねじによって簡単に仮止めと本 止めができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下に、請求項1,3に対応する電柱用バンドを用いて、請求項2,4に対応 するアンテナ取付構造の実施形態について、図1から図5によって、その構造を 説明する。図5イ,ロは、アンテナ取付状態図とX方向からの矢視図であり、上 下二組のアンテナ取付構造を使ってアンテナ支柱を支持する状態を示している。 このアンテナ取付構造は、電柱40に取り付けられる電柱用バンド1及び取付腕 2が、上端にアンテナ31を備えるアンテナ支柱32を、取付腕2の支柱挿入部 15に取り付ける構造である。 また、図1及び図2はこのアンテナ構造の電柱用バンド1の平面図と正面図で あり、図3及び図4はアンテナ構造の取付腕2の平面図と正面図である。
【0008】 電柱用バンド1は、図1に示すように、帯鋼が略円弧状に形成される本体3及 び本体3の両側において連続する第1,第2締付片4,5で形成される前,後バ ンド6,7を、電柱40の前後に配設することで構成される。第1,第2締付片 4,5は複数の締付ボルト8及びナット9によって締付固定される。10は、本 体3の左部3bの傾斜にあわせて締付ボルト,ナット8,9を安定的に取り付け るための座金である。
【0009】 本体3は、図1に示すように、長手方向約半分の右部3aが電柱外面に当接す る略四分の一円状に形成され、残り約半分の左部3bが前記略四分の一円の中心 線に対して角度θを最大でも約30度の鋭角となるように接線状に延長される。 本実施形態では、約30度の範囲のうちでも好適な角度θである約20度を使用 する。ここでの角度約30度及び約20度は、正確に30度等ピッタリに限定さ れずに、プラス・マイナス10パーセントの誤差を含む角度を表している。また 、図2に示すように、中央付近と左部3bにおいて複数の長孔11が任意位置に 形成され、本体3の軽量化を図り、かつ締付ボルト8を挿通可能としている。
【0010】 第1締付片4は、本体3の略四分の一円側に連続し、本体3との接続部分に補 強リブ12を有している。第2締付片5は、第1締付片4の反対側で本体3の左 部3bに連続する。この第2締付片5と本体3との曲げ部分の高さHは(図1参 照)、本体3が鋭角状に第2締付片5へ接続する形状に形成されるために、電柱 40と電力腕金41との間の1cm程度の隙間より小さく設定できる。また、図 2に示すように、締付孔である角孔13は方形に穿設され、第1,第2締付片4 ,5へ取り付けられる締付ボルト8が挿入される。
【0011】 取付腕2は、図3及び図4に示すように、腕本体14及びこの腕本体14と分 離可能な支柱挿入部15とからなる。腕本体14は角パイプ材であり、一端が電 柱40の円柱面を受けることのできる末広がりコ字状断面の電柱受片16を有し 、他端が上方へ突設する係止片17を有する。また、図4に示すように、この他 端側において第1通孔19が水平に穿設され、支柱挿入部15を腕本体14に固 定するための固定ボルト18が挿入される。腕本体14の中間部分には締付ボル ト8を挿入するための、方形の第2通孔20が複数穿設される。この第2通孔2 0は、前,後バンド6,7の第2締付片5の角孔13及び長孔11と重なる位置 に設けられ、電柱40にセットした前,後バンド6,7の間へ、取付腕2の腕本 体14が挿入されて、締付ボルト8及びナット9によって締付固定される(図5 ロ参照)。
【0012】 支柱挿入部15は、図3及び図4に示すように、鉛直方向にアンテナ支柱32 を挿通し、アンテナ支柱32の外径とゆるやかに嵌合する内径の縦パイプ21と 、腕本体14の先端を水平方向から抱持し、縦パイプ21の側面に接続する押片 22と、この押片22の上端に接続し、腕本体14の係止片17に係合する係止 片23とを有する。また、押片22には、腕本体14を抱持時に第1通孔19と 重なる位置に押孔25が設けられ。固定ボルト18を挿通してナット締めするこ とで、支柱挿入部15が腕本体14に固定される。更に、固定部材として止めね じ24が、アンテナ支柱32を縦パイプ21にねじ止め固定する。ここで、縦パ イプ21又はコ字状片において、止めねじ24用のめねじが切られる。この固定 部材は、止めねじ24に限定されることなく、他の固定部材(例えば、クリップ 、ゴム材等の弾性材などの単独又は二種以上を組み合わせる。)又は接着剤を採 用できる。
【0013】 上記前後バンド6,7、腕本体14及び支柱挿入部15は、プレス加工性の良 い鋼板(例えば、自動車用構造熱間圧延鋼板等)を使用し、腐食防止のために金 属表面処理(例えば、溶融亜鉛メッキ等)が施される。また、締付ボルト8,固 定ボルト18は角根丸頭ボルト(JIS B 1171相当)を取付の利便性か ら採用する。ここでの利便性とは、ボルトを挿入すると角根が方形孔に納まり、 ボルトが押さえられるので、無用なボルト回転を防止してナットのみを回転して 締付作業できるという、利便性である。
【0014】 上述した構成のアンテナ取付構造のアンテナ取付作業を、図6及び図7を使っ て説明する。先ず、図6に示すように、電柱40と電力腕金41との隙間Tが1 cm程度と狭くても、前,後バンド6,7の本体3と第2締付片5との曲げ部分 高さHが低いので、電力腕金41のバンドを緩めることなく隙間Tに第2締付片 5を図中矢印方向から差し込むことができ、簡単に取り付けることができる。こ の前,後バンド6,7間に取付腕2の腕本体14を挿入し、第2通孔20と角孔 13,長孔11とを合わせて、締付ボルト8及びナット9によって締付固定する と、図5イに示す電柱40での取付腕2の位置が決まる。
【0015】 他方、支柱挿入部15は、前もって地上においてアンテナ支柱32の所定位置 に止めねじ24にて仮止めされる。そして、支柱挿入部15が仮止めされたアン テナ支柱32が電柱40の取付腕2の位置まで上げられ、図7イ,ロに示すよう に、腕本体14と支柱挿入部15との両係止片17,23が係合するようにセッ トし、第1通孔19と押孔25とを合わせて固定ボルト18を挿通して締め付け 、アンテナ支柱32を止めねじ24にて本止めすれば、簡単かつ安全に取付作業 が終了する。このように、長いアンテナ支柱32の取り付けであっても迅速かつ 簡単安全に行うことができる。
【0016】 上述した実施形態では、前後バンド6,7の本体3の傾斜角度θを30度以下 としたが、この数値に限定されることなく、電柱40と電力腕金41等との隙間 Tに対応させて鋭角の角度θを採用することもできる。また、締付ボルト8等は 角根丸頭ボルトに限定されることなく、六角ボルト(JIS B 1180)等 の他のボルト類を採用でき、各種ボルトの利点を生かすこともできる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように構成した請求項1,3に係る電柱用バンドであれば、既に設置し てある電力腕金等のバンドを緩めることなく、電柱に取り付けることができる。 また、請求項2,4に係るアンテナ構造であれば、スムーズな作業によって長い アンテナ支柱を安全簡単に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電柱用バンドの平面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】取付腕の平面図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】イはアンテナ取付構造の取付状態の正面図であ
り、ロはX方向からの矢視図である。
【図6】前,後バンドの電柱への取付を説明する説明図
である。
【図7】イは取付腕の腕本体と支柱挿入部とが係合前の
状態図であり、ロは両者が係合後の状態図である。
【図8】従来の電柱におけるPHSのアンテナ取付状態
の概略図である。
【符号の説明】
1 電柱用バンド 6,7 前,後バンド 3 本
体 4,5 第1,第2締付片 8 締付ボルト 2 取付腕 14 腕本体 16 電柱受片 1
7 係止片 19,20 第1,第2通孔 15
支柱挿入部 18 固定ボルト 21 縦パイプ
22 押片 23 係止片 24 止めねじ
25 押孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 栗原 茂 東京都港区芝浦一丁目2番1号 エヌティ ティ中央パーソナル通信網株式会社内 (72)考案者 岡本 泰男 埼玉県東松山市松山1703 株式会社木屋製 作所内 (72)考案者 岩本 芳和 埼玉県東松山市松山1703 株式会社木屋製 作所内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯鋼が略円弧状に形成される本体及びこの
    本体の両側に連続的に設けられる締付片で構成される
    前,後バンドを、電柱の前後に配設し、前記締付片を締
    付ボルト及びナットによって締付固定する電柱用バンド
    において、 前記本体は、長手方向約半分が電柱外面に当接する略四
    分の一円状に形成され、残り約半分が前記略四分の一円
    の中心線に対して鋭角となるように接線状に延長され、
    全体の適宜位置に長孔が形成されること、 前記締付片は、略四分の一円側が第1締付片で締付孔を
    有し、前記本体との接続部分に補強リブを有し、反対側
    が第2締付片で締付孔を有していること、を特徴とする
    電柱用バンド。
  2. 【請求項2】(1) 帯鋼が略円弧状に形成される本体
    及びこの本体の両側に連続的に設けられる締付片で構成
    される前,後バンドを、電柱の前後に配設し、前記締付
    片を締付ボルト及びナットによって締付固定する電柱用
    バンドにおいて、 前記本体は、長手方向約半分が電柱外面に当接する略四
    分の一円状に形成され、残り約半分が前記略四分の一円
    の中心線に対して鋭角となるように接線状に延長され、
    全体の適宜位置に長孔が形成され、 前記締付片は、略四分の一円側が第1締付片で締付孔を
    有し、本体との接続部分に補強リブを有し、反対側が第
    2締付片で締付孔を有している、電柱用バンドであり、
    (2) パイプ材であり、一端が電柱の円柱面を受ける
    ことのできる末広がりコ字状断面の電柱受片を有し、他
    端が上方へ突設する第1係止片を有し、後記支柱挿入部
    を固定する固定ボルトを挿入する第1通孔を水平に穿設
    し、中間部分が前記前,後バンドの前記長孔及び第2締
    付片の締付孔に重なり、前記締付ボルトを挿入して、前
    記電柱用バンドへの取付固定を可能とする複数の第2通
    孔を有する、腕本体と、 アンテナ支柱を固定する固定部材を備え、鉛直方向にア
    ンテナ支柱を挿通して、アンテナ支柱の外径とゆるやか
    に嵌合する内径の縦パイプを有し、前記腕本体の一端を
    水平方向から抱持して前記第1通孔と重なる位置に押孔
    を設け固定ボルトによって前記腕本体に固定され、前記
    縦パイプの側面に接続する押片を有し、前記押片の上端
    に接続し、上方から前記腕本体の第1係止片に係合する
    第2係止片を有する支柱挿入部とからなる、取付腕であ
    り、(3)前記電柱用バンドの前,後バンドの間に、前
    記取付腕の腕本体を挿入して、前記締付孔及び長孔と前
    記第2通孔とを合わせて、これら孔に挿入する前記締付
    ボルト及びナットによって、前記電柱用バンドと前記取
    付腕とが組み合わされることを特徴とするアンテナ取付
    構造
  3. 【請求項3】上記締付ボルトが角根丸頭ボルトであり、
    上記締付孔が方形の角孔であり、上記本体を形成する鋭
    角が最大でも約30度であること、を特徴とする請求項
    1に記載される電柱用バンド。
  4. 【請求項4】上記電柱用バンドの締付ボルト及び上記取
    付腕の固定ボルトが角根丸頭ボルトであり、上記締付孔
    が方形の角孔であり、上記電柱用バンドの本体を形成す
    る鋭角が最大でも約30度であり、 上記取付腕の腕本体が角パイプであり、上記第1,第2
    通孔及び押孔が方形であり、上記支柱挿入部の縦パイプ
    が丸パイプであり、固定部材がねじ止めであること、を
    特徴とする請求項2に記載されるアンテナ取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022528712A (ja) * 2019-04-10 2022-06-15 ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド アンテナ用クランピング装置

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