JPH01153632A - 抗細菌性9−デオキソ―9a―アリルおよびプロパルギル―9a―アザ―9a―ホモエリスロマイシンA誘導体 - Google Patents

抗細菌性9−デオキソ―9a―アリルおよびプロパルギル―9a―アザ―9a―ホモエリスロマイシンA誘導体

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JPH01153632A
JPH01153632A JP63283549A JP28354988A JPH01153632A JP H01153632 A JPH01153632 A JP H01153632A JP 63283549 A JP63283549 A JP 63283549A JP 28354988 A JP28354988 A JP 28354988A JP H01153632 A JPH01153632 A JP H01153632A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮巣上勿且朋分互 本発明は9−デオキソ−9a−アザ−98−ホモエリス
ロマイシンAの新規な誘導体に関するものである。さら
に詳しく言うと本発明は、9−デオキソ−9a−アザ−
9a−ホモエリスロマイシンAの9a−アリルおよび9
a−プロパルギル誘導体、薬学的に許容されるそれらの
酸付加塩、およびこれらの化合物を抗菌剤として使用す
ることに関するものである。
従来少肢街 エリスロマイシンAは発酵によって製造されるマクロラ
イド群抗生物質であり、これについては米国特許節2,
653.E199号に記載されている。その生物学的お
よび/または薬力学的性質を変えようとする努力によっ
て、エリスロマイシンAの多数の誘導体が製造されてき
た。モノ−およびジカルボン酸とのエリスロマイシンA
エステルについてはAntibiotics Annu
al、1953−1954、Proc、 Sym−po
sium Antibiotics (ワシントンD、
C,) 、第500−513頁および第514−521
頁の各々に報告されている。
米国特許第3,417,077号には活性抗菌剤として
のエリスロマイシンAの環状カーボネートエステルであ
るエリスロマイシンAと炭酸エチレンとの反応生成物が
記載されている。
1982年5月4日発行の米国特許第4,328,33
4号には9−デオキソ−98−アザ−98−ホモエリス
ロマイシンAについての記載があり、これは11−アザ
−10−デオキソ−10−ジヒドロエリスロマイシンA
という名称で記述されている。前記化合物はエリスロマ
イシンAの環拡張(ホモ)誘導体であり、窒素(アザ)
は環系へ付加した原子であるので、命名法9−デオキソ
−9a−アザ−9a−ホモエリスロマイシンAは本発明
の化合物の親の理系とするのが好ましい。
1982年7月1日公告のヘルギー特許第892,35
7号および1982年9月15日公告のそれに相当する
英国特許出願節2.094.293A号には9−デオキ
ソ−98−アザ9a−ホモエリスロマイシンAのN−メ
チル誘導体が記載されており、一方米国特許第4.52
6,889号には相当する4”−エピ−98−メチル異
性体が特許請求されている。米国特許第4.512,9
82号には4”における置換基が水素またはアミノとな
りうる9−デオキソ−98−メチル−98−アザ−98
−ホモエリスロマイシンAが特許請求されている。
1983年5月3日発行の米国特許第4,382,08
5号には4”−エピ エリスロマイシンA(すなわち、
4”−01l基はアクシアル配置を有する)が記されて
いる。エリスロマイシンAの4” −0)1はエフアト
リアル配置を有する。
9−デオキソ−98−プロパルギル−9a−アザ−9a
−ホモエリスロマイシンAはアジスロマイシンおよびそ
の類似物の組織分析におけるHPLC標準として第27
回抗微生物剤および化学療法に関するインターサイエン
ス会J義(1987年10月)のアブストラクトに記載
されている。
舌   町 るための このたび9−デオキソ−98−アザ−9a−ホモエリス
ロマイシンAの9a−アリルおよび9a−プロパルギル
誘導体がグラム陽性およびダラム陰性バクテリアに対し
て有効な抗菌剤であることを見出した。これらの化合物
は以下の式(I)を有する:(式中、Rはアリルまたは
プロパルギルである。)また本発明に含まれ、式(I)
の化合物と同し目的に有用なものは薬学的に許容される
それらの酸付加塩である。下記の塩がこれらに含まれる
(しかしこれらに限定されない);塩酸塩、臭化水素酸
塩、硫酸塩、燐酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩
、酪酸塩、クエン酸塩、グリコール酸塩、乳酸塩、酒石
酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、グルコ
ン酸塩、ステアリン酸塩、マンデル酸塩、バモエート、
安息香酸塩、コハク酸塩、P−)ルエンスルホン酸塩お
よびアスパレート。
また、抗菌的に有効な量の式(1)の化合物を哺乳動物
に投与することからなる哺乳動物の細菌感染症を治療す
る方法、および抗菌的に有効な量の式(T)の化合物お
よび薬学的に許容される担体または希釈剤よりなる細菌
感染症治療用組成物も本発明の一部として本発明に含ま
れる。さらに、式(I)の化合物は試験管の中でネイセ
リア ゴノルヘア■1閃肛釦」並虹比並)およびヘモフ
ィラス■並肌前旦用)に対してそして生物体内でグラム
陽性およびグラム陰性微生物に対して著しい活性を示す
。式(I)の化合物は、有用な経口活性を有し、哺乳動
物における血清中半減期(serumhalf−1if
e)が予想外に長い点において、9−デオキソ−98−
メチル−98−アザ−9a−ホモエリスロマイシンAと
似ており、相当する9a−デスメチル化合物である9−
デオキソ−98−アザ−98−ホモエリスロマイシンA
(これは生物体内で実際的な経口活性を示さず、血清中
半減期はずっと短い)とは全く似ていない。
式(I)の化合物(Rは前記の通りである)は以下の弐
のように製造される: (式中、R”はCHミC−またはCH2=CH−であり
、Hal はハロゲン、好ましくは臭素である)反応は
、相当する9−デオキソ−9a−アザ−9a−ヒドロキ
シ−9a−ホモエリスロマイシンA13′−N−オキシ
ドとハロゲン化(好ましくは臭化)アリルまたはプロパ
ルギルとの初期アルキル化よりなる。実際は反応は水分
を含まない反応に不活性の溶媒、好ましくはクロロホル
ム、中で周囲温度にて行なう。
ハロゲン化炭化水素、エステル、エーテルまたは芳香族
溶媒を含めた他の溶媒を用いて同様によい結果を得るこ
とができる。さらに、反応過程を変えることなく温度を
上げたり下げたりすることができ、その結果反応過程が
速くなったり遅くなったりする。
アルキル化の副生成物であるハロゲン化水素は、炭酸カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム等のような無
機塩基を大量に添加することによって除去される。一般
に、4倍モル過剰の塩基を加えるのが適している。
周囲温度では反応は約18〜24時間で完了する。
前述のように、この反応時間は反応温度によって変わる
ので調整することができる。
本発明の化合物をもたらす次の工程は3’ −N −オ
キシドの脱酸素化よりなる。一般に、アルキル化N−オ
キシドの純度は、これを次の脱酸素化工程に直接使用で
きるほど十分によいものである。
さらに精製する必要があるなら、アルキル化N−オキシ
ドをシリカゲルカラムに通してもよい。
脱酸素化工程は等モル量より少し過剰のトリフェニルホ
スフィンで行なう。反応は水分を含まない反応に不活性
の溶媒、たとえばアルキル化反応で用いた溶媒中で行な
う。好ましい溶媒はテトラヒドロフランである。
反応時間は反応溶媒の還流温度で変えることができる。
テトラヒドロフランを還流させて行なう場合、反応は約
4〜5時間で完了する。
生成物は、溶媒を除去し、pHを約4.5に調整した水
混和性溶媒と水との間で残留物を分配することにより塩
基性生成物を望ましくない非塩基性不純物から抽出する
ことによって単離される。生成物を含有する水性層を次
に塩基性(pH’IO)にし、生成物を遊離塩基左して
酢酸エチルのような溶媒で抽出する。再結晶またはクロ
マトグラフィーのような通常の方法でさらに精製するこ
とができる。
本発明の化合物の酸付加塩は、式(1)の化合物を反応
に不活性の溶媒中で少なくとも等モル量の適当な酸であ
るいは塩酸塩の場合はピリジニウム塩酸塩で処理するこ
とによって容易に製造される。2つ以上の塩基性基が式
(I)の化合物中にあるので、各々の塩基性基に応じる
十分な酸を加えることによって多酸付加塩が形成される
。酸付加塩は、それらが反応に不活性な溶媒に不溶性で
あれば濾過することにより、酸付加塩に対する非溶媒を
添加して沈でんさせることにより、あるいは溶媒を蒸発
させることにより回収される。
作−■ 種々のダラム陽性菌および特定のダラム陰性菌、たとえ
ば球状または楕円状のもの(球菌)は式(1)の化合物
に敏感゛である。これらの試験管内活性は通常の連続2
倍希釈法で脳−心臓浸出培地中の種々の微生物に対する
試験管内試験で容易に実証される。それらの試験管内活
性により式(1)の化合物は軟こう、クリーム等の形で
局所的な施用に、たとえば病室家具の殺菌に、そしてた
とえば水処理、スライムの抑制、塗料および木材の防腐
におけるような工業的抗微生物剤として有用である。
たとえば局所施用のような試験管内的使用の場合、選ん
だ生成物を製薬業界で周知の方法によってローション、
こう薬、軟こう、クリーム、ゲル等に配合するとしばし
ば都合がよい。そのような目的の場合、活性成分は調合
物全体に対して約0.01〜約10重量%の濃度で用い
るのが一般に許容される。投与法は感染部位に任意に、
一般に1日歩なくとも1回塗布する。
さらに、本発明の式(I)の化合物は、人を含めた動物
へ経口および非経口的に伐薬することによって生物体内
におけるダラム陽性およびある種のダラム陰性菌に対し
て活性である。これらの生物体内活性は敏感な細菌に関
してさらに限定され、実質的に均等な体重のハツカネズ
ミに試験菌を感染させ、その後これらのネズミを試験化
合物で経口的にまたは皮下的に治療することからな乏通
常の方法で測定される。実際は、たとえば10匹のハツ
カネズミにLD+oo (100%が死ぬのに要する細
菌の最低濃度)の約1〜10倍を含有する適当に希釈し
た培養物を腹膜内接種する。対照試験を同様に行ない。
この試験では試験菌の毒性の予想される変化をチェンク
するものとして希釈度の低い接種材料を施す。試験化合
物を接種後0.5時間に投与し、4,24および48時
間後にこれを繰返す。生き残ったハツカネズミを最後の
治療の後4日間そのままにし、生存数を記録する。
生物体内で使用する場合、これらの新規な化合物は1日
当り体重1kgに対して約1mg〜約200 mgの投
与量で経口的にまたは非経口的に、たとえば皮下または
筋肉内注射によって、投与することができる。好ましい
投与量範囲は1日当り体重1 kgに対して約5mg〜
約100■であり、好ましくは1日当り体重1 kgに
対して約5111g〜約50■である。
非経口的注射に適した賦形剤は水、生理塩水、生理ブド
ウ糖、リンゲル液のような水性のものあるいは植物の脂
肪油(綿実、ビーナツツ油、トウモロコシ、ゴマ)、ジ
メチルスルホキシドのような非水性のもの、および調剤
の治療効果を妨げず、使用する容量または割合で非毒性
である他の非水性M形削(グリセロール、プロピレング
リコール、ソルビトール)のいずれかである。さらに投
薬前に水剤をその場ですぐ調製するのに適した組成物を
有利につくりうる。そのような組成物には液体希釈剤、
たとえばプロピレングリコール、炭酸ジエチル、グリセ
ロール、ソルビトール等、緩衝剤、ヒアルロニダーゼ、
局所麻酔薬および所望の薬物特性をもたらす無機塩を含
めてもよい。これらの化合物はまた、固体希釈剤、水性
賦形剤、非毒性有機溶媒を含めた薬学的に許容される不
活性担体と合わせてカプセル、錠剤、ひし形錠剤、トロ
ーチ、乾燥配合物、懸濁液、水剤、エリキシル剤および
非経口水剤または懸濁液の形にしてもよい。
一般に、これらの化合物は全組成物の重量に対して約0
.5〜約90%の濃度レベルにて様々な投与の形で使用
される。
40威のメタノール中の9−デオキソ−9a−アザ−9
a−ホモエリスロマイシンA(米国特許第4、328.
334号)(Log、13.6ミリモル)の溶液へ、全
部で501dの30%水性過酸化水素(0,58モル)
を攪拌しながら10分間にわたって滴加した。−晩生周
囲温度で攪拌した後、反応混合物を氷(200g)、酢
酸エチル(200mffi)および水(100mi)の
攪拌したスラリー上に注いだ。ヨウ素−デンプン試験が
陰性になるまで飽和水性亜硫酸ナトリウムを注意深く滴
加することによって過剰の過酸化水素を抑えた。層の分
離を行ない、水性層を各200111+!の酢酸エチル
で2回抽出した。3つの有機抽出物を合わせ、乾燥しく
無水硫酸ナトリウム)、そして真空中で濃縮したところ
、無色の無定形固体(8,6g、収率82%)が得られ
た。
T1、c Rf=0.2o (塩化メチレン−メタノー
ル−濃水酸化アンモニウム−6:1:0゜1(容量)’
H−NMR(60MHz、 CDCZs)デルタ3.2
1 (6H,5(CH*)J−0:l 。
3.39(3H,s、3″−〇CH3); MS m/
z 576.3654(M−C1lH1604N。
C29H5401ON)、 418.2744(M−C
I6H300?N、 Cz+H4゜OJ)。
クロロホルム50m1中の実施例1の生成物4.0g(
5,2ミリモル)および懸濁した無水炭酸カリウム28
g (0,20モル)のよく攪拌した混合物へ、クロロ
ホルム10m!中の臭化アリル25g (17,9mf
f、0.21モル)を5分間にわたって滴加した。周囲
温度で18時間攪拌し続けた。クロマトグラフィー〔シ
リカゲル200g、230〜400メツシユ、クロロホ
ルム−イソプロパノ−ルー濃水酸化アンモニウム=8 
: 2 :0.1(容量)で溶出〕により、次の工程(
脱酸素)に対して十分に純粋なアルキル化物質0.72
g (無色発泡物)を得た。全試料をテトラヒドロフラ
ン21m2中のトリフェニルホスフィン0.93g (
3,6ミリモル)と合わせ、得られた混合物を4時間還
流した。真空中で溶媒を除去したところ、酢酸エチル1
5h+R中に溶解した油状残留物を得た。
同容量の水を加え、pHを4.5に調整した(6N塩酸
)。別の水性層は各150mfiの酢酸エチルで数回抽
出した。最後に、水性層を同容量の酢酸エチルと合わせ
、pHを10.0に上げた(10%炭酸カリウム)。
層の分離を行ない、水性層を100 mlの酢酸エチル
で2回抽出した。合わせた最後の酢酸エチル抽出物を乾
燥しく硫酸ナトリウム)、真空中で濃縮してこはく色の
発泡物(0,55g)を得た。フラ・ンシュクロマトグ
ラフイー〔シリカゲル50g、230〜400メツシユ
、クロロホルム−イソプロパノ−ルー濃水酸化アンモニ
ウム−15: 1 :o、i(容量)〕により、無色の
無定形固体として408g(収率10%)を得た。
TLCRr=0.36 (塩化メチレン−メタノール−
濃水酸化アンモニウム−9: 1 :0.1(容量)〕
;” C−NMR(100MHz、 CD(43)デル
タ177.8.136.3and 117.Hオレフィ
ン炭素) 、IO2,0,95,2,83,9゜78.
5.7B、0.77.9.77.7.74.8.74.
2.72.8゜70.9.68.8.65.6.64.
3.64.2.61.2.53.6゜49.4.45.
0.41.9.41.2.40.3(2)、 35.0
.29.0゜27.8.26.8.22.0.21.6
.21.5.21.3.1B、3゜16.5.15.0
.11.3.9.7.9.6; MSm/z 774.
9(M。
C4oHq40+□Nz)、 616.4(M−CBH
1602N)、 599.4(M−・Cl1H1703
N)、 458.2(M−CI6H3゜05N)、 4
42(M−CI683゜06N)、157.9(M−C
3JssO+oN)。
−ホモエ1スロマイシンA クロロホルム75m!中の実施例1の生成物10.0g
(13,、Oミリモル)および懸濁した無水炭酸カリウ
ム72g (0,52モル)のよく攪拌した混合物へ、
臭化プロパルギル62g (0,52モル)を15分間
にわたって滴加した。周囲温度で18時間攪拌し続けた
反応混合物を濾過し、真空中で濃縮して発泡物(8,5
g)を得た。全試料を無水THF 75mNに溶解した
。トリフェニルホスフィン(10,5g、 0.04モ
ル)を加え、この混合物を2時間還流させた。溶媒を真
空中で除去し、粗生成物を100#+1+の酢酸エチル
に溶解し、その後これを同容量の水で層にした。
pnを4.0に調整した(6N塩酸)。次に分離した水
性層を新しい酢酸エチル100Idと共に攪拌し、同時
に9Hを10.0に調整した(6N水酸化ナトリウム)
。有機層を真空中で濃縮したところ7.3gのやや純粋
な生成物を得た。全試料のシリカゲル上でのクロマトグ
ラフィー〔シリカゲル430g、230〜400メツシ
ユ、クロロホルム−メタノール−濃水酸化アンモニウム
−ts: 1 :0.1(容量)〕により、1.67g
 (17%)の純粋な生成物を無色の無定形固体として
得た。
TLCRf=0.39 [塩化メチレン−メタノール−
濃水酸化アンモニウム=9 : 1 :0.1(容量)
〕;I3C−NMR(100MHz、CDCZ3)デル
タ17B、0.102.8゜94.7.83.4.80
.0.7B、0.77.7.77.5.77.2゜?4
.8.73.9(2)、 ?2.9.70.8.68.
8.65.6.65.5゜63.4.61.2.49.
4.44.9.43.L 42.2.40.3(2)。
37.3.34.8,28.8.26.7.26.4.
21.9.21.6゜21.3(2)、 1B、2,1
6.7.14.4.11.L 10.7.9.5;MS
 m/z 772.9(M、CaoH7zO+Jz)、
614.4(M−CeFI+aOzN)。
597.4(M−CJ、、03N)、 455.2(M
−(:、6H3゜05N)、 440.3(M−Cla
JIsoO6N)、 158.0(M−C3ZH560
1ON)。
(外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはアリルまたはプロパルギルである)の化合
    物または薬学的に許容されるその酸付加塩。 2、Rがアリルである請求項1に記載の化合物。 3、Rがプロパルギルである請求項1に記載の化合物。 4、抗菌的に有効な量の請求項1に記載の化合物および
    薬学的に許容される担体または希釈剤よりなる、細菌感
    染症治療用組成物。
JP63283549A 1987-11-10 1988-11-09 抗細菌性9−デオキソ―9a―アリルおよびプロパルギル―9a―アザ―9a―ホモエリスロマイシンA誘導体 Expired - Lifetime JPH0631301B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
WO87/2938 1987-11-10
PCT/US1987/002938 WO1989004167A1 (en) 1987-11-10 1987-11-10 Antibacterial 9-deoxo-9a-allyl and propargyl-9a-aza-9a-homoerythromycin a derivatives

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01153632A true JPH01153632A (ja) 1989-06-15
JPH0631301B2 JPH0631301B2 (ja) 1994-04-27

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ID=22202658

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JP63283549A Expired - Lifetime JPH0631301B2 (ja) 1987-11-10 1988-11-09 抗細菌性9−デオキソ―9a―アリルおよびプロパルギル―9a―アザ―9a―ホモエリスロマイシンA誘導体

Country Status (24)

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EP (1) EP0316128B1 (ja)
JP (1) JPH0631301B2 (ja)
KR (1) KR900008676B1 (ja)
CN (1) CN1018648B (ja)
AT (1) ATE86259T1 (ja)
AU (1) AU597194B2 (ja)
CA (1) CA1323026C (ja)
CS (1) CS272243B2 (ja)
DD (1) DD275871A5 (ja)
DE (1) DE3878835T2 (ja)
DK (1) DK623888A (ja)
ES (1) ES2053765T3 (ja)
GR (1) GR3007218T3 (ja)
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